JPH05297129A - 測距装置 - Google Patents

測距装置

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JPH05297129A
JPH05297129A JP4129469A JP12946992A JPH05297129A JP H05297129 A JPH05297129 A JP H05297129A JP 4129469 A JP4129469 A JP 4129469A JP 12946992 A JP12946992 A JP 12946992A JP H05297129 A JPH05297129 A JP H05297129A
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JP
Japan
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clock
output
unit
distance
signal
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JP4129469A
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Takeshi Hashimoto
武志 橋本
Shigeo Akazawa
茂男 赤沢
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Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
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Clarion Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 SS方式による測距装置において、高速のク
ロックを用いることなくPNクロックのみを用いて距離
測定の精度の向上を図ることにある。 【構成】 被測距側からのSS信号を受信すると、相関
部14に相関をとり、その相関出力はピーク検出手段の
遅延補正部21によって遅延補正される。これによりピ
ーク点と相関ピーク検出パルス信号の立上りエッジは等
しくなり等価的にピーク点を検出できる。位相判定手段
の遅延部26はPNクロック発振部1からのPNクロッ
クをN分割し、夫々位相の異なるPNクロックを選択部
25に出力する。遅延補正部21からの相関ピーク検出
パルス信号は位相比較手段に入力され、位相制御された
PNクロックと比較して、その出力に基づき選択部25
は位相誤差の少ないPNクロックを選択し、かつ位相選
択情報を距離演算部28に与えて、距離の誤差を補正す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスペクトラム拡散通信方
式を利用した測距装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】スペクトラム拡散(SS)通信方式の応
用として、一般に測距方式が知られており、この測距方
式を用いた従来技術として、図8に示すような測距側及
び被測距側の構成がある。この測距方式は、SS信号
(PN符号)を測距側と被測距側間において、折り返し
送受信することにより、距離を測定するもので、以下、
かかる従来の方式の測距装置の各部のブロックの動作に
ついて説明する。
【0003】まず、図9(a)に示すように、測距側の
PNクロック発振部1より周期t1のPNクロックを発
生させ、これをもとにPN符号発生器2からは、図9
(b)に示すようにPNクロックの立上りエッジと同期
して、PN1チップ長t1、周期t4のPN符号と、図
9(c)に示すようなPN符号のスタートパルスを出力
する。
【0004】かけ算部3は、PN符号発生器から出力さ
れる図10(a)に示すような電力スペクトラムをもつ
ベースバンドのPN符号と、局部発振部4から出力され
るキャリアf1とのかけ算を行なうことで、PN符号の
高周波スペクトラム拡散変調を行なう。これにより、送
信アンテナ5からは、図10(b)及び図9(d)に示
すような中心周波数f1のSS信号の送信を行なう。
【0005】被測距側は、受信アンテナ6により、中心
周波数f1のSS信号の受信を行ない、バンドパスフィ
ルタ(BPF)7によりスペクトルのメインローブ以外
の不要な周波数成分の除去を行なう。
【0006】増幅器8は受信されるSS信号の増幅を行
ない、周波数変換部9により図10(c)に示すように
中心周波数がf2のSS信号に変換し、送信アンテナ1
0により折り返し送信を行なう。ここで、周波数変換を
行なうのは、測距側から送信されるSS信号と被測距側
から折り返し送信されるSS信号を周波数領域で分割
し、お互いの干渉を除去するためである。
【0007】測距側は、被測距側から折り返し送信され
る中心周波数f2のSS信号を受信アンテナ11により
受信し、BPF12によりスペクトルのメインローブ以
外の不要な周波数成分の除去を行ない、増幅部13より
増幅を行ない、相関部14に入力する。
【0008】相関部14は、例えばアナログマッチドフ
ィルタを使用したとすると、このマッチドフィルタに設
定された参照PN符号パターンと、図9(e)に示すよ
うな受信されるSS信号のPN符号パターンが一致する
と、相関ピークが出力され、増幅部15で増幅し、検波
部16で包絡線検波された検波信号の波形は、図9
(f)に示すような鋭いピークをもつ三角波となる。な
お、パルス幅はPN2チップ長で、周期はPN符号の1
周期と同じである。
【0009】ピーク検出部17は、図11に示すような
コンパレータ17aにより構成され、相関出力信号が固
定の基準信号より大きいとき、図9(g)に示すような
相関ピーク検出パルスを出力する。
【0010】PNクロックカウンタ18は、図9(c)
に示すような送信されるPN符号のスタートパルスの立
上りエッジと、図9(g)に示すようなピーク検出部1
5から出力される相関ピーク検出パルスの立上りエッジ
間のPNクロックをカウントする。すなわち、図9
(h)に示すようにPN符号のスタートパルスの立上り
エッジで、PNクロックカウンタ18がロードされ、入
力されるPNクロックの立上りエッジに同期してアップ
カウントし、相関ピーク検出パルスの立上りエッジでホ
ールドを行なう。
【0011】これにより、ホールドされたカウント数を
nとすると、測距側と被測距側間の折り返し送受信にお
ける電波伝搬時間t2は、 t2=t1・n (t1:PNクロック1周期) となる。よって、測距側と被測距間の距離Lは、距離演
算部28により、 L=c・t2/2 (c:光速) (但し図9で、t0は真の折り返し送受信時の電波伝搬
時間、t3はピーク検出の誤差を含む折り返し送受信時
の電波伝搬時間、t2はピーク検出及びPNのクロック
周期の誤差を含む折り返し送受信時の電波伝搬時間であ
る。)より求めることができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上が従来の測距方式
であるが、この方式で問題となる点は、鋭いピークをも
つ三角波状の相関出力信号のピーク点を正確に捕らえる
ことができないことと、PNクロックでのみ電波伝搬時
間をカウントしていることである。よって、この方式の
距離測定の精度は、相関ピーク点の検出精度及びPNク
ロックの周期t1(PN1チップ長)により制限され、
最大±c・t1/2の誤差が生じることになる。例えば
PNクロックを10MHzとすると、1周期は100nse
cなので距離測定誤差Leは、 Le=±c・t1/2 =±3・108・100・10-9/2 =±15(m) となる。
【0013】本発明の目的は、上記距離測定誤差Leを
小さくするために、鋭いピークをもつ三角波状の相関出
力信号のピーク点を正確に捕らえ、精度よく電波伝搬時
間を計測することを可能とするにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、測距側において、PNクロックを発生す
るPNクロック発振部と、該PNクロックに基づいて、
所定周期のPN符号とスタートパルスとを出力するPN
符号発生部と、該PN符号を所定の中心周波数の搬送波
で変調して得られたスペクトル拡散変調信号を送信する
手段と、を有し、被測距側において、受信信号を直ちに
上記送信中心周波数とは異なる中心周波数のスペクトラ
ム拡散信号に変換し送信する手段を有し、更に、上記測
距側において、被測距側からの送信信号を受信し、受信
信号と参照信号との相関をとり相関が得られた時に相関
スパイク信号を出力する相関部と、前記相関スパイク信
号から2値化された相関ピーク検出パルスを得るピーク
検出手段と、上記PNクロックを入力し、上記スタート
パルスと相関ピーク検出パルスとに基づいてPNクロッ
クを計数する計数手段と、少なくとも前記計数手段の出
力に基づいて距離演算を行なう距離演算部と、を備えた
測距装置において、上記ピーク検出手段は、上記相関部
の出力を増幅する増幅器と、増幅器の出力に基づいて該
増幅器のゲインを制御するゲイン制御部と、上記増幅器
の出力を所定値と比較し、2値化するピーク検出部と、
該ピーク検出部の出力を所定時間長遅延する遅延補正部
と、を含むことを要旨としている。
【0015】
【作用】検出された相関出力信号には遅延がかけられ、
これにより簡易に相関出力のピーク点が検出される。更
にPNクロック1周期内における基準クロックに対する
相関ピーク検出パルス信号の相対的な位相を検出し、P
Nクロックのみのカウントによる伝搬時間を含む最大P
Nクロック1周期分の誤差を補正する。
【0016】
【実施例】以下図面に示す本発明の実施例を説明する。
図1は本発明によるSS通信方式をとる測距装置の一実
施例で、図8と同一符号は同一又は類似の回路をあらわ
し、その特徴とする構成は、検波部16、ピーク検出部
17、増幅部19、ゲイン制御部20及び遅延補正部2
1から成るピーク検出手段と、位相比較部22、シーケ
ンシャルフィルタ23、スレッショルド設定部27を含
む位相比較手段、選択部25及び遅延部26から成る位
相判定手段と、を備えている点にある。
【0017】相関部14において、参照PN符号パター
ンと、受信されるSS信号のPN符号パターンが一致し
た時と、得られた相関ピーク出力を増幅部19で増幅
し、検波部16で包絡線検波すると、鋭いピークをもつ
三角波状の相関出力信号が得られる。ピーク検出手段に
おいて、ゲイン制御部20は、この相関出力信号のピー
ク点を常に一定電圧レベルV1となるように、増幅器1
9のゲインの制御を行なう。
【0018】ピーク検出部17は、図11に示すような
コンパレータ17aにより構成される。このコンパレー
タにおいて、図2(a)に示すように、常にピーク点が
一定電圧レベルV1にされた相関出力信号と、ピーク点
に対し、1/2の電圧レベルを基準電圧信号として入力
する。これにより、ピーク検出部17から出力される相
関ピーク検出パルス信号の立上りエッジは、図2(b)
に示すピーク点に対し、図2(b)に示すように、PN
1/2チップ長(PNクロック半周期)進んで出力され
る。
【0019】遅延補正部21は、図2(c)に示すよう
に、相関ピーク検出パルス信号に対し、PN1/2チッ
プ長(遅延補正値)の遅延をかける。これにより、ピー
ク点と相関ピーク検出パルス信号の立上りエッジは等し
くなり、等価的にピーク点を検出することになる。
【0020】次に、位相判定手段の回路構成について述
べる。この手段は、PNクロック1周期(PN1チップ
長)内において、検出の分解能を向上させることによ
り、精度よく電波伝搬時間(測定距離)を計測するため
の回路である。このため、前記従来例で述べたPNクロ
ックで電波伝搬時間をカウントすることにより、最大P
Nクロック1周期分の誤差を含んだ絶対的な伝搬時間を
検出し、更にPNクロック1周期内における基準PNク
ロックに対する相関ピーク検出パルス信号の相対的な位
相を検出することにより、上記誤差の補正を行なう。
【0021】以下、PNクロック1周期内における相関
ピーク検出パルス信号の相対的な位相を検出するための
位相判定手段の各ブロックの説明を行なう。まず、PN
クロック発振部1により、周期t1のPNクロックを発
生させ、これを遅延部26に入力する。遅延部26は、
図3に示すようにN−1個の遅延回路を有し、入力され
るPNクロックに対して図4に示す如く各々遅延をか
け、N分割した位相(遅延時間)の異なるPNクロック
Mm(m=0,1,2,3,…,N−1)を出力する。
ここで、N=32とすれば、入力に対する各々の遅延時
間nm(m=1,2,3,…,N−1)は、 nm=m×t1/N (m=1,2,3,…,N−1) =m×t1/32(m=1,2,3,…,31)
【0022】となるように設定する。なお、m=0(n
m=0)を基準クロックM0とし、デフォルト状態におい
て、選択部25から出力しているものとする。図4は上
記の32分割した位相の異なるPNクロックを示したも
ので、基準PNクロックM0に対して、1×t1/32
の遅延をかけたPNクロックM1、基準PNクロックM0
に対して、2×t1/32の遅延をかけたPNクロック
2、基準PNクロックM0に対して、3×t1/32の
遅延をかけたPNクロックM3,…、基準PNクロック
0に対して、31×t1/32の遅延をかけたPNク
ロックM31を示している。
【0023】位相比較部22は、相関ピーク検出パルス
信号の立上りエッジにおいて、図5(a)に示す選択部
25から出力されるPNクロックと位相比較を行なう。
例えば図5(b)に示すような立上りエッジであれば、
図5(c)に示すように遅れパルスaを出力し、図5
(d)に示すような立上りエッジであれば、図5(e)
に示すように進みパルスbを出力する。
【0024】シーケンシャルフィルタ23は、遅れパル
スa又は進みパルスbの時間平均を行なう。例えばシー
ケンシャルフィルタとしてランダムウォークフィルタを
用いたとすれば、遅れパルスaが入力されると、ランダ
ムウォークフィルタが有するアップダウンカウンタをカ
ウントアップし、逆に進みパルスbが入力されるとカウ
ントダウンし、カウンタがスレッショルド設定部27に
おいて設定されたパルスカウント数になると、オーバー
フロー又はアンダーフローとなり、時間平均化された進
みパルスc又は時間平均化された遅れパルスdを出力
し、上記カウンタをリセットする。例えば、スレッショ
ルド設定部27においてパルスカウント数を8に設定す
れば、シーケンシャルフィルタでは図6(a)に示すよ
うに遅れパルスaの累積数が8となれば、図6(b)に
示すように時間平均化された遅れパルスcを出力する。
また、図6(c)に示すように進みパルスbの累積数が
8となれば、図6(d)に示すように時間平均化された
進みパルスdを出力する。
【0025】選択部25は、シーケンシャルフィルタ2
3から出力される時間平均化した遅れパルスc又は進み
パルスdをもとに、遅延部26から出力されるN分割し
た位相(遅延時間)の異なるPNクロックMm(m=
0,1,2,3,…,N−1)の順次選択を行ない、相
関ピーク検出パルス信号の立上りエッジに対して、位相
誤差がもっとも小さいPNクロックを選択するように制
御を行なう。例えば、時間平均化された遅れパルスcが
連続して入力されると、選択部25はN分割された位相
の異なるPNクロックをM0,MN-1,MN-2,MN-3
…,と順次選択し、相関ピーク検出パルス信号の立上り
エッジに対して、PNクロックの位相を進ませる制御を
行なう。また逆に、時間平均化された進みパルスdが連
続して入力されると、PNクロックをM0,M1,M2
3,…,と順次選択し、相関ピーク検出パルス信号の
立上りエッジに対して、PNクロックの位相を遅れさせ
る制御を行なう。これにより、相関ピーク検出パルス信
号の立上りエッジとPNクロックの位相を、PNクロッ
ク1周期(PN1チップ長)間隔のN分の1の精度で同
期をとることができる。ここで、位相同期後の選択され
たPNクロックMxは、基準PNクロックM0(従来例
で述べた電波伝搬時間をカウントするためのPNクロッ
クと位相は等しい)に対する相対的な位相(相対時間)
は既知なので、この位相選択情報(相対位相値)が上記
で述べた誤差の補正値となる。
【0026】すなわち、従来例で述べたようにPNクロ
ックカウンタ18は、図7(a)(図9(a)と同じ)
に示す基準PNクロックM0により、図9(c)に示す
PN符号のスタートパルスの立上りエッジと、図7
(b)(図9(g)と同じ)に示す相関ピーク検出パル
スの立上りエッジ間の電波伝搬時間t2を、図7(c)
(図9(h)と同じ)のようにカウントする。
【0027】そして、更に遅延部26によるPNクロッ
クの位相の分割数N=32とし、図7(d)に示すよう
に位相同期後の選択されたPNクロックMxをM3とす
ると、図7(a)(図9(a)と同じ)に示す基準PN
クロックM0に対して、3×t1/32の遅延をかけた
PNクロックが選択されていることになり、図7(e)
に示すように位相選択情報Xは3となる。
【0028】これより、距離演算部28により誤差の補
正後の折り返し送受信における電波伝搬時間tは、下記
のようにして算出される。すなわち、PNクロックのカ
ウント数n=3、PNクロック1周期t1=100(n
sec)とすると、 t=t1・n+(X・t1/N) =100・10-9・3+(3・100・10-9/32) =309(nsec)
【0029】よって、測距側と被測距側間の距離Lは、 L=c・t/2 (c:光速) =3・108・309・10-9/2 =46(m) となる。なお、この場合、PNクロック1周期t1(P
N1チップ長)間隔の1/32の分解能であるので、距
離測定誤差Leは、 Le=±c・(t1/32)/2 =±3・108・100・10-9/32)/2 =±0.5(m) となり、従来例と比較して大幅な改善ができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、S
S通信方式による測距装置において、従来例と比較して
測距精度が大幅に改善でき、しかも高速なクロックを用
いることなくPNクロックのみを用いて測距精度を大幅
に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】上記実施例におけるコンパレータの動作説明用
波形図である。
【図3】上記実施例における遅延部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】上記遅延部の出力波形図である。
【図5】前記位相比較部の動作説明用波形図である。
【図6】前記実施例におけるシーケンシャルフィルタの
動作説明用波形図である。
【図7】前記実施例におけるPNクロックカウンタの動
作説明用波形図である。
【図8】従来のSS方式による測距装置を示すブロック
図である。
【図9】上記測距装置の動作説明用波形図である。
【図10】上記測距装置におけるSS信号のスペクトル
図である。
【図11】ピーク検出部としてのコンパレータを示す図
である。
【符号の説明】
1 PNクロック発振部 2 PN符号発生部 14 相関部 16 検波部 17 ピーク検出部 21 遅延補正部 22 位相比較部 23 シーケンシャルフィルタ 25 選択部 26 遅延部 28 距離演算部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測距側において、PNクロックを発生す
    るPNクロック発振部と、該PNクロックに基づいて、
    所定周期のPN符号とスタートパルスとを出力するPN
    符号発生部と、該PN符号を所定の中心周波数の搬送波
    で変調して得られたスペクトル拡散変調信号を送信する
    手段と、を有し、 被測距側において、受信信号を直ちに上記送信中心周波
    数とは異なる中心周波数のスペクトラム拡散信号に変換
    し送信する手段を有し、 更に、上記測距側において、被測距側からの送信信号を
    受信し、受信信号と参照信号との相関をとり相関が得ら
    れた時に相関スパイク信号を出力する相関部と、前記相
    関スパイク信号から2値化された相関ピーク検出パルス
    を得るピーク検出手段と、上記PNクロックを入力し、
    上記スタートパルスと相関ピーク検出パルスとに基づい
    てPNクロックを計数する計数手段と、少なくとも前記
    計数手段の出力に基づいて距離演算を行なう距離演算部
    と、を備えた測距装置において、 上記ピーク検出手段は、上記相関部の出力を増幅する増
    幅器と、増幅器の出力に基づいて該増幅器のゲインを制
    御するゲイン制御部と、上記増幅器の出力を所定値と比
    較し、2値化するピーク検出部と、該ピーク検出部の出
    力を所定時間長遅延する遅延補正部と、を含むことを特
    徴とする測距装置。
  2. 【請求項2】 上記測距側において、更に上記PNクロ
    ックを複数の異なった遅延をかけることにより複数の分
    割されたPNクロックを得る遅延部と、それら遅延され
    たPNクロックより択一的に選択出力する選択部と、上
    記遅延補正部の出力と上記選択部の出力との位相比較に
    基づいて、前記選択部の出力に対して前記遅延補正部の
    出力が遅れ傾向にあるか、進み傾向にあるかを判定し進
    みパルス又は遅れパルスを上記選択部に出力し前記遅延
    されたPNクロックの選択切換の制御を行なう位相比較
    手段と、を含み前記選択動作に応じた位相選択信号を出
    力する位相判定手段を備え、 上記距離演算部は、上記PNクロック計数部の計数出力
    と位相選択信号とに基づいて、距離を演算することを特
    徴とする請求項1に記載の測距装置。
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