JP4670404B2 - 信号の混信確認方法及びレーダ装置 - Google Patents
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Description
レーダ装置から第1の信号を測定空間に発信した後に遅延時間を設けて、識別標識を付加した第2の信号を前記レーダ装置から測定空間に発信するステップと、
前記測定空間内の測定対象物で反射して受信した前記第1の信号に基づいて同期捕捉を行うステップと、
前記同期捕捉により同期が取れたときに前記第1の信号を受信した時点から前記遅延時間経過した後に、前記第2の信号を受信したか否かの有無を検知し、前記第2の信号の受信を検知したときに、当該第2の信号に付加された前記識別標識を弁別することにより、信号の混信の有無を判断するステップとを有することを特徴とするものである。ここで、前記第1の信号として、同期捕捉が容易な信号を用い、前記第2の信号として、混信に強い信号を用いることが望ましいものである。
測定用の第1の信号と第2の信号とを出力する信号生成部と、前記第1の信号に対して前記第2の信号を遅延させる遅延回路と、前記第1の信号と前記第2の信号とに遅延時間差を持たせて測定空間に発射する信号出力部と、測定空間内の測定対象物で反射して受信した前記第1の信号に基づいて同期捕捉する同期捕捉部と、前記同期捕捉により同期が取れたときに前記第1の信号を受信した時点から前記遅延時間経過した時点で受信した信号が前記第2の信号であるか否かを弁別する信号弁別部とを有することを特徴とする。
(1)近距離(例えば50m程度)の計測が可能であること。
(2)同時に複数の送信源が存在し、各送信源は同期しておらず、それぞれの任意のタイミングで送信を行うことを前提としている。何故ならば、高速道路などの複数車線での混雑時など、複数の車輌が測定用信号を発している場合、各車輌の送信源相互間で同期を取っていないためである。
2 SAW-DLL
3 遅延回路
4 PN符号発生器
6 LDドライバ
7 レーザダイオード
8 フォトダイオード
9 アンプ(BPF)
10 信号弁別部
11 同期捕捉部
12 SAW-DLL
13 遅延回路
14 PN符号発生器
15 PN符号相関器
Claims (15)
- 周囲の状況を検知する際にレーダ装置から発信される自他の信号の混信の有無を確認する信号の混信確認方法において、
同期捕捉が容易な信号を第1の信号としてレーダ装置から測定空間に発信した後に遅延時間を設けて、混信に強い信号に識別標識を付加した第2の信号を前記レーダ装置から測定空間に発信するステップと、
前記測定空間内の測定対象物で反射して受信した前記第1の信号に基づいて同期捕捉を行うステップと、
前記同期捕捉により同期が取れたときに前記第1の信号を受信した時点から前記遅延時間経過した後に、前記第2の信号を受信したか否かの有無を検知し、前記
第2の信号の受信を検知したときに、当該第2の信号に付加された前記識別標識を弁別することにより、信号の混信の有無を判断するステップとを有することを
特徴とする信号の混信確認方法。 - 請求項1に記載の信号の混信確認方法において、
前記第1の信号として、同期捕捉用のチャープ信号を用いることを特徴とする信号の混信確認方法。 - 請求項2に記載の信号の混信確認方法において、
前記チャープ信号を受動素子により復調することを特徴とする信号の混信確認方法。 - 請求項3に記載の信号の混信確認方法において、
前記受動素子としてSAW-DLLを用い、当該SAW-DLLにより前記第1の信号を復調することを特徴とする信号の混信確認方法。 - 請求項1に記載の信号の混信確認方法において、
前記第2の信号として、混信防止用のPN符号を用いることを特徴とする信号の混信確認方法。 - 請求項1に記載の信号の混信確認方法において、
前記第1の信号にチャープ信号を用い、前記第2の信号にPN符号を用い、
前記第1の信号に対する前記第2の信号の遅延時間を、送信符号のチップ区間単位で変更することを特徴とする信号の混信確認方法。 - 測定空間に信号を出力し、当該測定空間内の測定対象物で反射した信号を受信して周囲の状況を検知するレーダ装置において、
同期捕捉が容易な信号である第1の信号と混信に強い信号に識別標識を付加した第2の信号とを出力する信号生成部と、
前記第1の信号に対して前記第2の信号を遅延させる遅延回路と、
前記第1の信号と前記第2の信号とに遅延時間差を持たせて、これらの信号を測定空間に発射する信号出力部と、
測定空間内の測定対象物で反射して受信した前記第1の信号に基づいて同期捕捉する同期捕捉部と、
前記同期捕捉により同期が取れたときに前記第1の信号を受信した時点から前記遅延時間経過した時点で受信した信号が前記第2の信号であるか否かを弁別する信号弁別部とを有することを特徴とするレーダ装置。 - 請求項7に記載のレーダ装置において、
前記信号生成部は、同期捕捉用のチャープ信号を前記第1の信号として出力する機能を有することを特徴とするレーダ装置。 - 請求項7に記載のレーダ装置において、
前記信号生成部は、混信防止用のPN符号を前記第2の信号として出力する機能を有することを特徴とするレーダ装置。 - 請求項8に記載のレーダ装置において、
前記信号生成部は、基準パルスをチャープ変調してチャープ信号を出力する受動素子を有することを特徴とするレーダ装置。 - 請求項10に記載のレーダ装置において、
前記受動素子は、基準パルスをスペクトル拡散するSAW-DLLであることを特徴とするレーダ装置。 - 請求項8に記載のレーダ装置において、
前記同期捕捉部は、受信した前記第1の信号を復調する機能を有することを特徴とするレーダ装置。 - 請求項8に記載のレーダ装置において、
前記同期捕捉部は、受信した第1の信号を復調する受動素子を有することを特徴とするレーダ装置。 - 請求項13に記載のレーダ装置において、
前記受動素子は、受信したチャープ信号を圧縮して前記第1の信号を復調するSAW-DLLであることを特徴とするレーダ装置。 - 請求項7に記載のレーダ装置において、
前記信号生成部は、チャープ信号である前記第1の信号と、PN符号である前記第2の信号とを出力する機能を有し、
前記遅延回路は、前記第1の信号に対する前記第2の信号の遅延時間を、送信符号のチップ区間単位で変更することを特徴とするレーダ装置。
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