JP2005249731A - スペクトラム拡散レーダ装置における評価方法およびスペクトラム拡散レーダ装置 - Google Patents

スペクトラム拡散レーダ装置における評価方法およびスペクトラム拡散レーダ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 スペクトラム拡散レーダ装置に対する評価を行う場合、当該評価装置に大量の詳細データを転送するときにそのデータ転送がスムーズに行えないといった問題を解決する。
【解決手段】 通常動作モード時において、スライド単位検出を、送信符号を所定ビットずつスライドさせながら複数回実行して、ターゲット検出処理を行うスペクトラム拡散レーダ装置に対する評価方法であって、評価モードが設定されたとき、前記スライド単位検出の処理を停止する第1ステップと、前記スライド単位検出において取得したスライディング相関値のデータを当該評価手段に転送する第2ステップと、を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、スペクトラム拡散レーダ装置における評価方法、すなわちスペクトラム拡散方式によるレーダ装置において同装置の性能あるいは機能を評価するための方法であって、特に静的評価方法に関するものである。
スペクトラム拡散レーダ装置は、周知のとおり、送信符号にてキャリアを変調してこれを拡散し送信信号とする一方、レーダの被測定物から反射した受信信号を逆拡散して受信符号を得、これら送信符号と受信符号との相関値に基づいて、該被測定物までの距離を測定するものである。
このようなスペクトラム拡散レーダ装置を開発するに際しては、同装置の性能や機能についての評価が不可欠である。またそのようなスペクトラム拡散レーダ装置をユーザに向けて工場出荷するに際しても、同装置の性能や機能に関する評価試験は重要である。
かかる評価は、被測定物(ターゲット)を静止させた状態で行うので、本発明では上述のように「静的」評価と呼ぶ。一方、「動的」は、スペクトラム拡散レーダ装置が例えば前方を走行中の車両を追尾しながら距離測定を行う通常動作モードに対応する。
なお、スペクトラム拡散通信方式の装置において評価を行う公知技術としては、下記の〔特許文献1〕がある。
この特許文献1に開示される直接拡散通信方式の評価装置は、従来の、直接拡散通信方式の装置を評価する手法によると大電力が必要となると共に該評価装置が大規模になってしまう、という問題を解決することができるようにしたものである。
一方、本発明が解決すべき課題は次節に述べるとおりであって、上記特許文献1の問題点とは異なる。
特許第2580885号明細書
スペクトラム拡散レーダ装置においては、距離測定を行うプロセスの1つとして重要なものに「スライディング相関演算」プロセスがある。このプロセスでは、送信符号のパターンはそのままで、そのパターンを、1ビットずつ順次スライドさせながら、受信符号との相関演算を毎回実行し、前述の相関値を取得していく。
さらに上記の取得した相関値に対し、いわゆる「電圧平均」演算および「電力平均」演算が施されて「平均化処理」が行われる。この平均化処理はS/Nの向上のために行われるもので、このようにしてS/Nを向上させた低ノイズのデータは、いわゆる「ターゲット検出」処理に供される。この処理では上記相関値のピークを割り出し、もしピークがあれば被測定物(ターゲット)との距離を求めてメモリに記憶し、一連の測距シーケンスを完了する。この一連の測距シーケンスは、予め定めた測距レンジ(例えば200m等)について、時系列的に繰り返される。
以上のようなプロセスを実行するスペクトラム拡散レーダ装置に対する本発明の評価方法は、(i)マイコンによる上記のスライディング相関演算後のデータすなわち詳細データ(生データ)を取得し、(ii)その取得した詳細データを該マイコンからコンピュータ(評価装置)に転送し、(iii)転送された詳細データと該コンピュータにおいてシミュレーションにより得たデータとを比較等して、当該スペクトラム拡散レーダ装置の性能や機能を解析する、という3つの工程を有するものである。
ところで、スペクトラム拡散レーダ装置を既述の「通常動作モード」にすると、送信符号パターンを1スライド単位で時系列的に1ビットシフトしながら、「1スライド単位検出」→「1スライド単位検出」→…のように繰り返されて、上述した一連の測距シーケンスが実行される。
このような測距シーケンスの中で、スペクトラム拡散レーダ装置が「評価モード」に入ると、その測距シーケンスがスムーズに実行できなくなるという不都合が生じることが分かった。そしてこれは、上述した方法における上記工程(ii)に起因することが判明した。その理由は、上記工程(i)のスライディング相関演算において取得した詳細データのデータ量が余りにも大量で、上記マイコンから上記コンピュータへの転送バスの転送速度では追い付けず、データ転送の停滞を引き起こしてしまうことにある。
ちなみに上記「通常動作モード」では、上記スライディング相関演算において取得した大量の詳細データは引き続いて一定チップ数毎に平均値がとられた上で(平均処理済みのデータは廃棄)、さらにピーク検出に供されるので、大量の詳細データが滞留してターゲット検出処理に支障を及ぼすということはない。
したがって本発明は、上記問題点に鑑み、スペクトラム拡散レーダ装置の「通常動作モード」中に上記「評価モード」に入っても、その評価モードに不可欠な詳細データの転送がスムーズに行える評価方法を提供することを目的とするものである。
図1は本発明に係る評価方法の基本ステップを表す図である。
図示するとおり、本発明に係る評価方法は基本的に、第1ステップS11と第2ステップS12とを含んでなる。これについてさらに詳しく説明する。
まず本発明は次のような評価方法を前提とするものである。すなわち、通常動作モード時において、送信符号の送出とスライディング相関演算とを含むスライド単位検出を、その送信符号を所定ビット(例えば1ビット)ずつスライドさせながら複数回実行して、ターゲット検出処理を行うようなスペクトラム拡散レーダ装置に対して適用する評価方法である。
そしてこのような評価方法において、本発明を特徴づける第1の基本ステップS11と第2の基本ステップS12は、次のとおりである。
第1ステップS11では、スペクトラム拡散レーダ装置に対して評価モードが設定されたとき、この設定の後に実行すべき上記のスライド単位検出の処理を停止し、
第2ステップS12では、上記の停止中にその設定時にスライド単位検出において取得したスライディング相関値を表すデータ群を当該評価手段に転送し、
第3ステップS13において、その評価手段により目的とする評価を行う。なお、この評価手段とは、本発明にて言及する評価を実施する装置すなわち評価装置(あるいは評価システム)のことである。
本発明の評価方法によれば、スペクトラム拡散レーダ装置から送出される大量のスライディング相関値を表すデータ群によって、評価装置等へ転送し切れないデータが滞留し、目的とする評価ができなくなる、といった問題を回避することができる。
本発明によりもたらされる効果を明確にするため、まず初めに、スペクトラム拡散レーダ装置について図を参照しながら説明する。
図11は一般的なスペクトラム拡散レーダ装置を示すブロック図である。
本図において、スペクトラム拡散レーダ装置10は、図示する主要な構成ブロック11〜19を含んでなる。
まず符号生成部11は所定の送信符号を生成し、これを拡散部12に入力する。この拡散部12において、キャリア発生部13からのキャリアをその送信符号により変調し、変調された送信信号をターゲットTGすなわち被測定物に向けて送信アンテナ14より放射する。
一方該レーダ装置10の受信側では、上記ターゲットTGからの反射波を受信アンテナ15で受け、この受信信号を復調部16にて上記キャリアを用いてダウンコンバートした後、逆拡散部17に入力する。ここでは、上記符号生成部11からの上記送信符号にて上記受信信号を逆拡散(乗算)し、受信符号を得る。
その後、上記の送信符号と受信符号とを相関取得部18に入力し、前述したスライディング相関演算を両符号に対して行う。このとき、上記送信符号を1ビット(1チップ)ずつ順次スライドさせる。なお、ここで言う送信符号は、予め定めた測定距離(測定レンジ)以上の長さを持った符号である。
かくして得られたスライディング相関値は、次段のターゲット検出処理部19に供給される。このターゲット検出処理部19では、A/Dサンプル操作や既述の平均化処理等を行うため、これを例えばマイコンにて構成している。本発明に係る評価方法は、このターゲット検出処理部19と連携する、コンピュータ(PC)からなる評価装置によって実施される。
図2は本発明で用いる評価装置の位置付けを示す図である。
本図における参照番号20がその評価装置を表しており、データ転送バス21を介して前述のターゲット検出処理部(マイコン)19に接続している。このマイコン内には、A/Dサンプル部19aやLPF(ローパスフィルタ)部19b等が形成され、またメモリ19c等が内蔵されている。このLPF部19bは既述した平均化処理に供される。これをもう少し詳しく次に説明する。なお、マイコン19の出力OUTは、例えば追突防止アラーム発生やクルーズコントロールシステム等に利用される。
図3は図2におけるターゲット検出処理部19で実行される処理のイメージを表す図である。ただし、200チップ(cp)の5回電圧平均をとり(図3の3)参照)、さらに5回の電力平均をとる(図3の2)参照)例を示す。
図3の1)は一連の測距シーケンスの一測距単位(“1set”)が4連続している様子を示す。この“1set”において、予め定めた既述の測距レンジ(例えば0m→200m)がカバーされ、この測距レンジが繰り返される。
その測距レンジの一単位を拡大して展開すると、図3の2)に示すように“500slide”が5回連続し、後述の電圧平均に加えてさらなるノイズ除去が行われる。
この“500slide”の一単位を拡大して展開すると、図3の3)に示すごとくなる。“500slide”の1つである“1slide”は、200チップ(cp)の5連続からなり、全体で1000(=5×200)チップ(cp)である。
200チップ分の相関値は、4)に示すA/Dサンプルタイミング(1)によって毎回サンプリングされ、5サンプルで“1slide”をなす。そして既述の送信符号を1ビット(“1cp”)ずらして次の“1slide”が同様に開始する。さらにまた1ビット(1cp)ずらして最後に500slideに至って終了する。これがスライディング相関演算であり、ノイズ除去(既述のS/Nの向上)のために、“1slide”ずつの電圧平均がLPF部19b(図2)によってとられる。このタイミングは、5)のA/Dサンプルタイミング(2)に従う。
図3の3)に示す1cpが実距離で例えば10cmに相当するとすれば、500slide分で50m(=500×10cm)であり、同図の1)の“1set”は250m(=50m×5)に相当する。
今仮に、説明を単純にするため、5cm先にターゲットTGが存在したとすると(往復10cm)、図3の3)の2番目に現れる“1slide”のスライディング相関値がピークを示すことになる。この相関特性の例をグラフで示すと以下のとおりである。
図4は相関特性の一例を示すグラフである。本グラフの縦軸はスライディング相関値を示し、横軸はターゲットTGとの距離を示す。
本グラフの例では、相関値のスレッショルドTHを超えるピークが4つ現れている。つまり、左端の直接波によるものを除くと、3つのピークすなわちターゲット(TG1,TG2,TG3)がそれぞれの距離に存在していることを示している。
上記の図4および前述の図3によって、スライディング相関演算の概要を示したが、もう少し具体的にフローチャートで示すと図5および図6のようになる。
図5は通常動作モードでのフローチャート(その1)であり、
図6は同フローチャート(その2)である。
符号生成部11より送信符号(code)c(N)を出力する(ステップS21)。このNは、図3の例を用いると、図3の3)に示す500slideに相当するN=500である。
ステップS22で初期値を設定した値、jを1ずつカウントアップする(ステップS24)。このカウントアップはj=500を超えるまで(ステップS27のNO)続行する。
上記のようにjを1ずつカウントアップして順次、受信符号r(N)とのスライディング相関演算(ステップS25)および電圧平均処理(ステップS26)を行う。これは図3の例によれば3)に相当する。
以上の動作を、図3の2)の例によれば5回繰り返して(ステップS28とS23)、電力平均処理が行われる。その5回は、ステップS28のMをM=5と設定することに相当する。
かくして電力平均処理(ステップS31、図6)が完了すると、図4に示す相関値のピークを探索する。これがターゲット検出であり(ステップS32)、その結果はメモリに記憶される(ステップS33)。このメモリは図2に示すメモリ19cである。
さらに、図3の1)の例によれば4つの“1set”を繰り返す(ステップS34のn=4)。
次に本発明の主題である評価装置20(図2)による「評価モード」について説明する。図1において既に説明したように、本発明の特徴をなす2つの基本ステップは、スペクトラム拡散レーダ装置10に対して評価モードが設定されたとき、この設定の後に実行すべきスライド単位検出の処理を停止する第1ステップおよび、この停止中にその設定時にスライド単位検出において取得したスライディング相関値を表すデータ群を当該評価手段(20)に転送する第2ステップである。
ここでの「スライド単位検出」は、図3の例を参照すると、同図3)の“1slide”分の検出(スライディング相関演算と電圧平均処理)に相当するものであり、特に同図4)のA/Dサンプルタイミング(1)で取得した200cp毎のデジタルデータが、詳細データ(生データ)として、評価装置20にとっては重要である。しかしその200cp分のデータ1つをとっても、1チップが例えば1Gbpsオーダであることを考えれば、相当なデータ量となり、既述したように従来は、データ転送バス21でのネックを生じ、転送データの停滞を招いてスムーズな評価が行えなかった。これを解消したのが上記の第1ステップS11と第2ステップS12である。これを図解的に示すと、図7のようになる。
図7は図1のステップを図解的に説明するための図である。
本図の上段は「通常動作モード」に相当し、下段は「評価モード」に相当する。
例えば時刻t0において評価装置(コンピュータ)20より、評価モード開始コマンドがターゲット検出処理部(マイコン)19に与えられると、繰り返し実行された「スライド単位検出」31はそれよりあと時刻t1より停止され、そのとき(t0→t1)、マイコン19に蓄積された既述の詳細データ(生データ)が、時刻t2以降コンピュータ20にデータ転送バス21を通して送られる(「データ転送」32)。時刻t1→t2は、マイコン19内でのデータ転送開始準備期間である。なお、上記のマイコン19内における詳細データの蓄積は、メモリ19c(図2)の所定エリアに行えばよい。大量のデータの転送は、本来の「スライド単位検出」を停止している間(「検出停止」)に行う。そして送信符号の生成が、例えば図5のc(34)で停止されたならば、上記データ転送32の終了後は、c(35)からその生成を開始すればよい。以上のような処理フローを、図5および図6のように表すと図8および図9のようになる。
図8は評価モードでのフローチャート(その1)であり、
図9は同フローチャート(その2)である。
図8を図5と比較すると、ステップS24が“j=1”となり、ステップS23,S27およびS28がスルーとなったことである。
そして図9では、図6のステップS32,S33およびS34に代えて、ステップS41,S42およびS43が実行される。
ステップS41は、図3の3)と4)に示すA/Dサンプルデータの取得を行い、ステップS42は、図1のステップS12および図7の32に相当する「データ転送」を行い、ステップS43は図1のステップS13に示す本来の評価・解析を行う。このような図8および図9に示す一連の評価モードを、図3に即して描き直すと図10のようになる。
図10は本発明に係る評価モードを図3に即して表す図である。
1)にて送信符号を生成し、
2)にて逆拡散符号を得、これらの相関演算をして、
3)にてその電圧平均をとり、
4)にてさらにその電力平均をとってノイズを低減したアナログデータとなし、
5)A/Dサンプリングにて対応するデジタルデータに変換すると同時にメモリに蓄積し、
6)そのメモリの蓄積データを、データ転送バス21を介して評価装置(コンピュータ)20に送る。
なおこれまでの説明では、1つの「スライド単位検出」期間で取得したスライディング相関値を、上記「データ転送」の対象としてきたが、連続する複数の「スライド単位検出」期間で取得したスライディング相関値のデータ群をその対象としてもよい。
ただし、そのスライド単位検出の数は、マイコン19からコンピュータ20へデータ転送する際にデータ転送バス21に許容されるデータ量を超えない範囲で定める必要がある。
以上、本発明の評価方法を、マイコン19とコンピュータ20とを組み合せたシステムのもとで説明してきたが、本発明の特徴はこのマイコン19のみについても見出すことができる。これはマイコン19内のROMに通常内蔵されるプログラムに、本発明の評価方法の特徴を見出すことができるからである。このプログラムは、第1のプログラムP1と第2のプログラムP2であり、これらをセットにして該ROMに保持する。
上記第1のプログラムP1は、第1動作モード時において、送信符号の送出とスライディング相関演算とを含むスライド単位検出を、該送信符号を所定ビットずつスライドさせながら複数回実行して、ターゲット検出処理を行うプログラムである。
また上記第2のプログラムP2は、第2動作モードが設定されたとき、この設定の後に実行すべきスライド単位検出31の処理を停止する第1ステップと、この停止中にその設定時にスライド単位検出31において取得したスライディング相関値を表すデータ群を外部に転送する第2ステップと、を実行するプログラムである。
ここに上記の第1動作モードは、既述した「通常動作モード」に相当し、上記の第2動作モードは、既述した「評価モード」に相当する。
本発明によれば、スペクトラム拡散レーダ装置の評価試験のみならず、前述した特許文献1に開示されるような直接拡散通信方式を用いた通信機を、データ転送バスを介して外部の装置により評価し試験するような場合にも、応用することができる。
本発明に係る評価方法の基本ステップを表す図である。 本発明で用いる評価装置の位置付けを示す図である。 図2におけるターゲット検出処理部19で実行される処理のイメージを表す図である。 相関特性の一例を示すグラフである。 通常動作モードでのフローチャート(その1)である。 通常動作モードでのフローチャート(その2)である。 図1のステップを図解的に説明するための図である。 評価モードでのフローチャート(その1)である。 評価モードでのフローチャート(その2)である。 本発明に係る評価モードを図3に即して表す図である。 一般的なスペクトラム拡散レーダ装置を示すブロック図である。
符号の説明
10…スペクトラム拡散レーダ装置
11…符号生成部
12…拡散部
13…キャリア発生部
16…復調部
17…逆拡散部
18…相関取得部
19…ターゲット検出処理部(マイコン)
19a…A/Dサンプル部
19b…LPF部
19c…メモリ
20…評価装置(コンピュータ)
21…データ転送バス
31…スライド単位検出
32…データ転送

Claims (5)

  1. 通常動作モード時において、送信符号の送出とスライディング相関演算とを含むスライド単位検出を、該送信符号を所定ビットずつスライドさせながら複数回実行して、ターゲット検出処理を行うスペクトラム拡散レーダ装置に対する評価方法であって、
    前記スペクトラム拡散レーダ装置に対して評価モードが設定されたとき、この設定の後に実行すべき前記スライド単位検出の処理を停止する第1ステップと、この停止中にその設定時に前記スライド単位検出において取得したスライディング相関値を表すデータ群を当該評価手段に転送する第2ステップと、を有することを特徴とするスペクトラム拡散レーダ装置の評価方法。
  2. 前記第2ステップにおいて転送すべきデータ群を、連続する複数の前記スライド単位検出において取得したスライディング相関値を表すデータ群とすることを特徴とする請求項1に記載の評価方法。
  3. アナログの前記スライディング相関値を所定のA/Dサンプルタイミングでデジタルに変換したデータ群を、前記データ群とすることを特徴とする請求項1または2に記載の評価方法。
  4. 前記複数のスライド単位検出の数は、前記スペクトラム拡散レーダ装置から前記評価手段へデータ転送する際に許容されるデータ量を超えない範囲で定めることを特徴とする請求項2に記載の評価方法。
  5. 第1動作モード時において、送信符号の送出とスライディング相関演算とを含むスライド単位検出を、該送信符号を所定ビットずつスライドさせながら複数回実行して、ターゲット検出処理を行う第1のプログラムと、
    第2動作モードが設定されたとき、この設定の後に実行すべき前記スライド単位検出の処理を停止する第1ステップと、この停止中にその設定時に前記スライド単位検出において取得したスライディング相関値を表すデータ群を外部に転送する第2ステップと、を実行する第2のプログラムと、を有することを特徴とするスペクトラム拡散レーダ装置。
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