JP2002367413A - 車載用放電灯点灯装置 - Google Patents

車載用放電灯点灯装置

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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/0088Details of electrical connections
    • B60Q1/0094Arrangement of electronic circuits separated from the light source, e.g. mounting of housings for starter circuits for discharge lamps

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多様な取付仕様に柔軟に対応し、生産体制の
合理化を図り、車両の照明負荷への接続を容易にし、車
両側のコストアップを抑える。 【解決手段】 一の面に開口を有する箱状に形成された
ケースボディ11と、入力カプラ12と、ケースボディ
11に収納され、入力カプラ12から得られる直流電力
を交流電力に変換して照明負荷に出力カプラ132を介
して供給する点灯回路部13とにより構成される主機能
部1と、ケースボディ11の開口を閉塞する形状に形成
され、車両の灯体に取り付けられる取付フランジ部2と
を備えた。主機能部1および取付フランジ部2は別体で
あり、取付フランジ部2は、当該取付フランジ部2およ
びケースボディ1によって収納される出力カプラ132
の一部を灯体内に臨ませる孔21aを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両(自動車)用
前照灯(ヘッドランプ)の点灯装置に関連し、軽量小型
化を図れる高信頼性の車載用放電灯点灯装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種の車載用放電灯点灯装置は、各種
提案され市販されている。従来、車載用放電灯点灯装置
は、様々な車両に取り付けるため、各車両に取付ピッチ
を合わせて設計された各種車載用放電灯点灯装置が用意
されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図35に従来の車載用
放電灯点灯装置の搭載例を示し、図36に車両用前照灯
に使用される従来の車載用放電灯点灯装置の一例を示
す。これらの車載用放電灯点灯装置PA1は、高圧パルス
を発生させ、照明負荷(バルブ)を起動させるイグナイ
タ部と、照明負荷の起動後にそれを安定点灯させるため
のインバータ部とにより構成され、灯体(前照灯の収納
体)PBの外部に取り付けられる。図35の例では、灯
体PBの下部にねじ止めされている。なお、図35中の
CはHIDランプ、Dはソケット、Eはキャップ、Fは
高圧パルス発生装置、Gは出力線引込ブッシング、そし
てH1は入出力コネクタH11を有する出力中間ハーネ
スである。また、図36中のPA11は入力カプラ、PA1
2は出力カプラ、そしてPA13は取付孔である。
【0004】このように、従来の車載用放電灯点灯装置
では、車両が異なると、取付方法および寸法が異なる専
用ケースボディまたは取付ブラケットを用意しなければ
ならないので、コストアップ、装置の大型化およびリー
ドタイムの長期化などの問題が生じる。
【0005】図37,図38に従来の車載用放電灯点灯
装置の別例を示す。これらの図における車載用放電灯点
灯装置PA2は、ケースボディ11PAと、ケースカバー2
PAとが別体であるので、多様な取付仕様に柔軟に対応
し、かつ生産体制の合理化を図ることができる。
【0006】しかしながら、出力線を直接灯体に導入す
ることができないので、灯体引込用孔、ブッシングおよ
び中間ハーネスなどが別途必要になって灯体側のコスト
が上昇し、設計自由度が低下する。
【0007】なお、図37中のPA20は吸熱柱、PA21
は吸熱刃、PA22はシール溝兼補強板、PA23はプリン
ト基板、PA24はシールパッキン、PA25はケースボデ
ィ固定ねじまたはリベットPA26は発熱素子(トランジ
スタ他)、PA27は発熱素子(トランス)、PA28は比
較的発熱量が低い部品、PA29は入力ダイレクトカプ
ラ、PA30は出力ダイレクトカプラ、PA31は絶縁板、
PA32はカプラスライド溝、PA33は基板固定ねじ、PA
34はパッキン溝、そしてPA35は反応硬化型液状樹脂
である。
【0008】また、近年、前照灯の光源にHIDランプ
を使用するシステムが、大型前照灯を搭載した大型車か
ら、小型前照灯を搭載した小型車および軽自動車に広が
ってきており、前照灯の形状が小型で薄型になり、取付
場所も前照灯の下面中心から側面や背面などに多様化
し、より一層の薄型化と取付方法の多様化が望まれてい
る。取付方法も、交換が容易となるメンテナンス性を重
視した回転嵌合方式のものや、3点ねじ止め式のものな
どがある。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、多様な取付仕様に柔軟に対応し、かつ生産体制
の合理化を図ることができるほか、車両の照明負荷への
接続が容易となり、車両側のコストアップを抑えること
ができる車載用放電灯点灯装置を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1記載の発明の車載用放電灯点灯装置は、一の
面に開口を有する箱状に形成されたケースボディと、入
力カプラと、前記ケースボディに収納され、前記入力カ
プラから得られる直流電力を交流電力に変換して照明負
荷に出力カプラを介して供給する点灯回路部とにより構
成される主機能部と、前記ケースボディの開口を閉塞す
る形状に形成され、車両の灯体に取り付けられる取付フ
ランジ部とを備え、前記主機能部および取付フランジ部
は別体であり、前記取付フランジ部は、当該取付フラン
ジ部および前記ケースボディによって収納される前記出
力カプラの一部を前記灯体内に臨ませる孔を有している
ことを特徴とする。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の車
載用放電灯点灯装置において、前記取付フランジ部は、
前記灯体の孔に嵌合する嵌合手段を介してその灯体に取
り付けられ、固定手段によって前記灯体に固定されるこ
とを特徴とする。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項2記載の車
載用放電灯点灯装置において、前記取付フランジ部は、
前記ケースボディの開口に対応する孔を有し、この孔を
閉塞するとともに前記ケースボディの開口を閉塞するケ
ースカバーを備え、このケースカバーは金属製であり、
これを除く取付フランジ部は樹脂製であることを特徴と
する。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1記載の車
載用放電灯点灯装置において、前記出力カプラは、前記
点灯回路部を構成する□70mmの実装基板上に、その
中心と同心の外径φ65mm、内径φ32の環状域に当
該出力カプラの投影面の全てが収まるように配置される
ことを特徴とする。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項1記載の車
載用放電灯点灯装置において、前記出力カプラ用の防水
手段を備えることを特徴とする。
【0015】請求項6記載の発明は、請求項1記載の車
載用放電灯点灯装置において、前記取付フランジ部は、
前記入力カプラの一部を前記灯体内に臨ませる孔を、前
記出力カプラの一部を前記灯体内に臨ませる孔と同一の
面に有し、前記入力カプラは、前記出力カプラと一体ま
たは別体で設けられることを特徴とする。
【0016】請求項7記載の発明は、請求項1記載の車
載用放電灯点灯装置において、前記点灯回路部は、前記
ケースボディの底部内面と対向する面に発熱部品が面実
装された実装基板を有し、その発熱部品を包囲するよう
な凹凸部が前記ケースボディの底部内面に設けられ、そ
れらの間に充填材が介在していることを特徴とする。
【0017】請求項8記載の発明は、請求項7記載の車
載用放電灯点灯装置において、前記発熱部品と前記充填
材との間に、その充填材と基材が同じで、前記充填材よ
りも熱伝導率が高い別の充填材がさらに介在しているこ
とを特徴とする。
【0018】請求項9記載の発明は、請求項7記載の車
載用放電灯点灯装置において、前記実装基板における前
記発熱部品が面実装されている面とは反対の面に、発熱
部品がこの底部の一部を載せた状態で実装され、その底
部の残部が前記ケースボディの底部内面に設けられた凸
部に載り、この凸部に載った発熱部品の側部に近接ない
し当接する凸部が前記ケースボディの側部内面に設けら
れ、それらの隙間に充填材が介設されることを特徴とす
る。
【0019】請求項10記載の発明は、請求項7記載の
車載用放電灯点灯装置において、前記充填材は、表面が
前記実装基板よりも1mm以上5mm以下の範囲内の高
さだけ高くなるように前記ケースボディ内に充填されて
いることを特徴とする。
【0020】請求項11記載の発明は、請求項1記載の
車載用放電灯点灯装置において、前記入力カプラは、前
記ケースボディの側部に穿設された孔を塞ぐようにして
その側部に取り付けられる入力カプラ本体と、この入力
カプラ本体に組み込まれ、前記ケースボディの内側にく
る一端がその底部側に伸びるフック状に形成された複数
のリードと、これら複数のリードに挿通された電磁ノイ
ズ対策用のフェライトコアと、前記入力カプラ本体と前
記ケースボディの側部の外面との間に介設される防水用
のシールパッキンとを備え、前記実装基板には、前記各
リードの一端の先端部分が前記ケースボディの底部側か
らその開口側に向けて貫通する電源用スルーホールが穿
設されていることを特徴とする。
【0021】請求項12記載の発明は、請求項11記載
の車載用放電灯点灯装置において、前記出力カプラは、
前記実装基板における前記ケースボディの開口側の面に
実装され前記実装基板に穿設された孔に係合する仮留め
部を有する出力カプラ本体と、この出力カプラ本体に組
み込まれ前記実装基板に接続される複数のリードと、フ
レームグランド用端子とを備え、このフレームグランド
用端子は、前記出力カプラ本体を前記実装基板に固定す
る機能と、前記実装基板を前記ケースボディの底部に固
定する機能と、フレームグランド接続機能とを有してい
ることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1,図2は本
発明に係る第1実施形態の車載用放電灯点灯装置の分解
斜視図、図3は第1実施形態の車載用放電灯点灯装置の
斜視図、図4〜図6は第1実施形態の車載用放電灯点灯
装置の使用例を示す図である。
【0023】第1実施形態の車載用放電灯点灯装置A1
は、車両用前照灯を点灯させるためのものであり、図1
に示すように、例えば金属製のケースボディ11、入力
カプラ12および点灯回路部13により構成される主機
能部1と、この主機能部1を自動車に取り付けるための
取付フランジ部2とを備えている。
【0024】ケースボディ11は、図2に示すように、
一の面に四角形状の開口1aを有する箱状に形成され、
一の側部111およびこの対向側の側部112の外面
に、ねじS1の足部挿通用の孔の開いた突部(図2では
側部111の突部111aを除く側部112の突部は隠
れている)が突設されているほか、側部111の中央に
孔111bが穿設されている。
【0025】入力カプラ12は、防水パッキンおよびフ
ェライトコアを有し、ケースボディ11の側部111の
孔111bを閉塞するようにその側部111にねじS2
でねじ止めされて取着される。
【0026】点灯回路部13は、トランス131、非防
水性で基板取付型の出力カプラ132、その他電子部品
およびこれら一式が実装される実装基板130により構
成され、入力カプラ12から得られる直流電力を交流電
力に変換して車両の照明負荷に出力カプラ132を介し
て供給するものである。この点灯回路部13は、ケース
ボディ11内に収納され、実装基板130がねじS3で
ねじ止めされてケースボディ11内に固定される。
【0027】取付フランジ部2は、ケースボディ11の
開口1aを閉塞する四角形状の板状に形成され、一の面
に突設された突条部(図2では円筒部)21と、外周縁
部のうち3つの縁部212,213,214に連設され
たねじ挿通孔付きの突部212a,213a,214a
(図3参照)とを備えているほか、他の面に形成され
た、上記ねじS1用のねじ穴と、突条部21内に穿設さ
れ、出力カプラ132の一部を外部に臨ませる孔21a
とを有している。ここで、主機能部1は各種車両に対し
て1種類用意されるのに対して、取付フランジ部2は、
各種車両の取付構造に合わせて多種類用意される。な
お、図2中の3は、ケースボディ11の開口縁部と取付
フランジ部2の他の面との間に設けられるシールパッキ
ンである。
【0028】そして、上記構成の車載用放電灯点灯装置
A1は、図4に示すように、突条部21が灯体B1内を
臨むように取付フランジ部2が突部212a,213
a,214aの各々で灯体B1にねじ止めされる。な
お、図4中のCはHIDランプ、Dはソケット、そして
Eはキャップである。また、寸法L1はφ75mm、L
2は22mm、L3は9mm、そしてL4は14mmで
ある。
【0029】ところで、車載用放電灯点灯装置A1のH
IDランプCへの接続には、図5に示すように、HID
ランプ用のソケットH21を有するハーネスH2が使用
され、このハーネスH2が出力カプラ132に接続され
ることになる。あるいは、図6に示すように、中間コネ
クタH31を有するハーネスH3が使用され、このハー
ネスH3が出力カプラ132に接続されることになる。
【0030】以上、第1実施形態によれば、取付フラン
ジ部を変更するだけで、多様な取付仕様に柔軟に対応
し、かつ生産体制の合理化を図ることができる。また、
取付フランジ部2が、車両の灯体内を臨む突条部21を
一の面に有するとともに、その突条部21内に出力カプ
ラ132の一部を外部に臨ませる孔21aを有している
ので、車両の照明負荷への接続が容易となり、車両側の
コストアップを抑えることができる。
【0031】つまり、取付フランジ部を種々用意してお
けば、取付フランジ部を交換することにより、迅速かつ
柔軟に取付ピッチの違い品に対応することができる。こ
れにより、灯体設計の自由度が高まる。また、主機能部
1の共用化により組立工程の合理化および物流体制の簡
略化が図れ、リードタイムの短縮および低コスト化が可
能になる。さらに、出力カプラ132に接続するハーネ
ス(出力線)の仕様を変更することにより異なる照明負
荷に対応可能となる。
【0032】また、高温多湿な環境下での使用に耐える
高い放熱性能と防水性能を両立し、小型化および低コス
ト化を図ることができる。放熱性が高く比較的低温で熱
容量の大きいケースボディ、カバーに発熱量の大きい内
部電子部品の発生熱の大部分が逃げて大気に放熱するよ
う効果的なケース形状、電子部品配置を実施し、装置全
体を効率よく冷却することと、限られた資源、スペース
を有効に活用し、部品点数や工数を削減することが可能
になる。
【0033】(第2実施形態)図7,図8は本発明に係
る第2実施形態の車載用放電灯点灯装置の分解斜視図、
図9,図10は第2実施形態の車載用放電灯点灯装置の
使用例を示す図である。
【0034】第2実施形態の車載用放電灯点灯装置A2
は、図7,図8に示すように、主機能部1を第1実施形
態と同様に備えているほか、第1実施形態との相違点と
して取付フランジ部2Aを備えている。
【0035】この取付フランジ部2Aは、ケースボディ
11の開口1aを閉塞する円状の板状に形成され、一の
面に突設され、図9に示す灯体B2の孔に直接嵌合する
突条部(図9では円筒部)21Aと、この外周面に形成
され灯体B2に形成された係合部B21と係合する突部
210Aとを備えているほか、他の面に形成された、ね
じS1用のねじ穴と、突条部21A内に穿設され、出力
カプラ132の一部を外部に臨ませる孔21aとを有し
ている。
【0036】そして、車載用放電灯点灯装置A2のHI
DランプCへの接続には、図10に示すように、HID
ランプ用のソケットH21を有するハーネスH2が使用
され、このハーネスH2が出力カプラ132に接続され
ることになる。なお、図9中の寸法L5はφ100m
m、L6は21mmである。
【0037】以上、第2実施形態によれば、組立性が向
上するとともに、灯体のキャップEと兼用可能になるの
で、灯体システム全体のコストダウンが可能になる。ま
た、車載用放電灯点灯装置A2の交換が容易になる。
【0038】なお、第2実施形態では、取付フランジ部
2Aは、突条部21Aを嵌合手段として灯体B2に取り
付けられ、突部210Aを固定手段として灯体B2に固
定される構造になっているが、本発明では、ゴムパッキ
ン、プラスチック、金属の弾性変形を利用した回転嵌合
またはそれに類する嵌合手段(別途ねじやリベット等の
機械的接合部品を使用しない嵌合手段)でもよく、別の
ねじまたはリベット等の機械的接合部品の固定手段でも
よい。
【0039】(第3実施形態)図11,図12は本発明
に係る第3実施形態の車載用放電灯点灯装置の分解斜視
図、図13は第3実施形態の車載用放電灯点灯装置の使
用例を示す図である。
【0040】第3実施形態の車載用放電灯点灯装置A3
は、図11,図12に示すように、主機能部1を第2実
施形態と同様に備えているほか、第2実施形態との相違
点として、取付フランジ部2Aを2分した構造の取付フ
ランジ部2Bを備えている。
【0041】すなわち、取付フランジ部2Bは、ケース
ボディ11の開口1aに対応する孔21bを有し、この
孔21bを閉塞するとともにケースボディ11の開口1
aを閉塞するケースカバー20Bを備えるのである。こ
のケースカバー20Bは、金属板により構成され、出力
カプラ132の一部を外部に臨ませる孔21aを有して
いる。他方、ケースカバー20Bを除く取付フランジ部
2Bは、安価な非導電性樹脂により形成される。なお、
車載用放電灯点灯装置A3のHIDランプCへの接続に
は、図13に示すように、HIDランプ用のソケットH
21を有するハーネスH2が使用され、このハーネスH
2が出力カプラ132に接続されることになる。
【0042】ここで、電磁ノイズによる弊害(外部から
のノイズ注入による立消え、輻射ノイズによる他の電子
機器の誤動作、雑音混入)を防止するためには、ケース
ボディ11と取付フランジ部とを金属または導電性物質
の材料で作製する必要があるが、第2実施形態の構造で
は、車載用放電灯点灯装置全体の重量が増加し、コスト
アップの原因となる。第3実施形態によれば、取付フラ
ンジ部2Aを2分した構造の取付フランジ部2Bを備
え、ケースカバー20Bを金属板で構成し、これを除く
取付フランジ部2Bを安価な非導電性樹脂により形成す
るので、車載用放電灯点灯装置全体の軽量化を図ること
ができ、コストダウンが可能となる。
【0043】(第4実施形態)図14は本発明に係る第
4実施形態の車載用放電灯点灯装置の平面図である。
【0044】第4実施形態の車載用放電灯点灯装置は、
図14(a),(b)に示すように、第1実施形態の車
載用放電灯点灯装置A1または第3実施形態の車載用放
電灯点灯装置A3において、出力カプラ132の位置が
限定されているものである。
【0045】すなわち、出力カプラ132は、□70m
mの実装基板130上に、その中心と同心の外径(L
7)φ65mm、内径(L8)φ32の環状域に当該出
力カプラ132の投影面の全てが収まるように配置され
る。なお、図4(a)中の突条部21の外径はφ75m
mである。
【0046】図36に示す車載用放電灯点灯装置PA1で
は、出力カプラPA12が中心に配置されるので、図9の
配置の場合には、出力カプラPA12がHIDランプ用の
ソケットH21と物理的に干渉するために、灯体の前後
長を長く設計しなければならない。
【0047】また、出力カプラが極端に偏部に配置され
た場合、灯体側の本装置用の開口孔を必要以上に大き
く、または幾何的に不安定な孔形状に設定せざるを得な
い結果となり、また本装置の灯体に対する占有面積が拡
大する可能性も高くなることから、灯体の設計自由度を
著しく低下させてしまう。
【0048】第4実施形態によれば、図4,図9の配置
の両方に1種類の主機能部1で対応することが可能であ
り、かつ本車載用放電灯点灯装置を最も小型化でき、灯
体設計の自由度の向上と低コスト化を図ることができ
る。
【0049】(第5実施形態)図15は本発明に係る第
5実施形態の車載用放電灯点灯装置の断面図、図16は
第5実施形態の車載用放電灯点灯装置の使用例を示す図
である。
【0050】第5実施形態の車載用放電灯点灯装置は、
図15(a),(b)に示すように、第4実施形態に係
る車載用放電灯点灯装置A1またはA3において、出力
カプラ132用の防水手段をさらに備えるものである。
図15の例では、防水手段として防水シールパッキン4
が出力カプラ132とハーネス(出力線)Hとの接続箇
所に設けられている。
【0051】図36に示す車載用放電灯点灯装置PA1で
は、出力線を直接灯体内に引き込むタイプであり、出力
部が防水になっていないので、灯体との嵌合状態でしか
防水性能を確保することができない。また、簡易な部品
の追加によって防水構造に対応させることができない。
【0052】第5実施形態によれば、本車載用放電灯点
灯装置単体での使用が可能なため、図16の例に示すよ
うに、車両用灯体の取付用途以外にも広範な産業分野へ
の展開を低コストで図ることができる。なお、図16中
の5は取付用ブラケットである。
【0053】なお、取付フランジ部および防水タイプの
出力カプラまたは出力カプラ用の防水シールパッキンを
有し、本装置単体で防水構造となっているものでもよ
い。
【0054】(第6実施形態)図17は本発明に係る第
6実施形態の車載用放電灯点灯装置の外観図、図18は
第6実施形態の車載用放電灯点灯装置の使用例を示す図
である。
【0055】第6実施形態の車載用放電灯点灯装置A6
は、図17(a),(b)に示すように、入力カプラ1
2’も出力カプラ132と同様に灯体内を臨むように配
置される以外は第1実施形態の車載用放電灯点灯装置A
1と同様に構成されている。このため、第6実施形態で
は、孔111bの開いていないケースボディ11’が使
用され、入力カプラ12’用の孔の開いた取付フランジ
部2’が使用される。
【0056】ここで、HID搭載車が圧倒的少数であ
り、ハロゲンランプ仕様の灯体の流用をメインに考えた
場合、図35,図38に示す車載用放電灯点灯装置は、
灯体の製造工程の設計上有効であったが、専用接続ハー
ネスや灯体引込用グロメットを別途用意する必要があっ
た。
【0057】また、灯体へは照明負荷の点灯目的の電線
以外に光軸自動調整用電線および方向指示器点灯用電線
などが必要になる場合が多いために、図5,図36に示
す車載用放電灯点灯装置でも、灯体への入線が2本以上
となることが多くなる。
【0058】第6実施形態では、図18に示すように、
灯体B1内へは1箇所の入線で済ませることができるた
め、比較的コストの高い防水ハーネスの分岐をなくすこ
とができ、代りに灯体内での安価な非防水の中間ハーネ
スによる分岐接続とすることで、コストダウンと高信頼
性を図ることができる。
【0059】なお、図17の例では、入力カプラと出力
カプラとが別体になっているが、一体になっているもの
でもよい。
【0060】(第7実施形態)図19は本発明に係る第
7実施形態の車載用放電灯点灯装置におけるケースボデ
ィの斜視図、図20は第7実施形態で適用される放熱構
造の説明図である。
【0061】第7実施形態の車載用放電灯点灯装置は、
実装基板130に実装される比較的発熱量の大きい電子
部品(以下、発熱部品という)に対して放熱対策が採ら
れる以外は上記各実施形態と同様に構成される。
【0062】図19の例では、ケースボディ11の底部
110の内面には、トランス131の底面放熱用の凸部
110aと、トランジスタおよびダイオード用の凹部1
10dと、トランジスタおよびダイオード用の凸部11
0eとが形成され、ケースボディ11の側部112,1
14のコーナには、トランス131の側面放熱用の凸部
110bと、トランス131用放熱面(兼軽量化用肉抜
き)110cとが形成されている。そして、これらの各
部は、図20に示すように、充填材6を挟んで各発熱部
品と熱的に結合される。なお、図19中の113はケー
スボディ11の側部であり、図20中のJは放熱用の上
記凸部であり、Kは発熱部品である。
【0063】つまり、図2に示す実装基板130の裏面
に、トランジスタおよび大型ダイオードなどの比較的発
熱量の大きい発熱部品を面実装し、その発熱部品を包囲
するような凹凸部をケースボディ11の底部110の内
面に設け、それらの間に充填材(付加反応硬化型シリコ
ン)6を介在させる構造になっているのである。
【0064】従来の車載用放電灯点灯装置では、図2
1、図22、図23に示すように、リード付きのトラン
ジスタおよび大型ダイオードなどの発熱部品が、ケース
ボディと一体または別体のヒートシンクに、ネジまたは
バネを用いて密着し、熱伝導を促し外気に放熱させる構
造になっている。
【0065】なお、図21中のPA41はケースボディ、
PA42はケースカバー、PA43は吸熱柱、PA44は吸熱
刃、PA45はシール溝兼補強板、PA46はプリント基
板、PA47はシールパッキン、PA48はケースボディ固
定ねじまたはリベット、PA49は空気断熱層、PA50は
発熱部品(トランジスタ)、PA51は発熱部品(トラン
ス)、PA52は比較的発熱量が低い部品、そしてPA53
は反応硬化型液状樹脂である。図22中のPA61はケー
スボディ、PA62はケースカバー、PA63は吸熱柱、PA
64はプリント基板、PA65は素子押えばね、PA66は
発熱部品(トランジスタ)、PA67は発熱部品(トラン
ス)、PA68は比較的発熱量が低い部品、PA69は付加
反応型液状樹脂、そしてPA70は空気断熱層である。図
23中のPA71はプリント基板、PA72はヒートシン
ク、そしてPA73はトランジスタ、ダイオードである。
【0066】以上、第7実施形態によれば、実装基板1
30の裏面に面実装された発熱部品を包囲するような凹
凸部がケースボディ11の底部110の内面に設けら
れ、それらの間に充填材(付加反応硬化型シリコン)が
介在するので、発熱部品の熱を最短距離で効率よく外気
に逃がすことができ、発熱部品自体および発熱部品から
熱影響を受ける部品の温度上昇を抑えることができる。
これにより、耐熱温度の低い安価な部品を使用すること
が可能になり、コストダウン、より小型の部品の使用、
および本車載用放電灯点灯装置の小型化が可能になる。
特に、ヒートシンクとして機能する凹凸部が極めて小さ
い寸法であるので、基板実装面積を広くとることがで
き、本車載用放電灯点灯装置をより一層小型で軽量にす
ることができる。
【0067】(第8実施形態)図24は本発明に係る第
8実施形態の車載用放電灯点灯装置に適用される放熱構
造の説明図である。
【0068】第8実施形態の車載用放電灯点灯装置は、
複数種類の充填材を使用する以外は第7実施形態と同様
に構成される。すなわち、図25に示すように、発熱部
品Kの周囲には、充填材(付加反応硬化型シリコン)6
と基材(シリコンオイル)が同じで、熱伝導率が充填材
6よりも高い放熱用シリコングリス(シリコンオイルに
放熱目的のコンパウンドを混入したもの)6aが使用さ
れ、その周囲に充填材6が使用されている。放熱グリス
は本車載用放電灯点灯装置の回路仕様に合わせて十分な
絶縁性のものを使用する。
【0069】従来では、図25に示すように、ヒートシ
ンクPA75でCPUの放熱を図る場合、それらの間に放
熱シートまたは放熱グリスPA76のみが介設される。な
お、図25中のPA77はCPU本体、PA78はCPU放
熱用金属部分、そしてPA79は放熱用ファンである。
【0070】第8実施形態では、上記放熱構造になって
いるので、発熱部品の放熱効率を飛躍的に向上させるこ
とができるので、耐熱温度の低い安価な部品の使用、コ
ストダウン、より小型の部品の使用および本車載用放電
灯点灯装置の小型化が可能になる。また、放熱シートを
挟みこむことによって生じる実装基板への物理的な内部
応力を抑えることにより、ハンダ付け等の接合部の長期
信頼性を向上させることができる。継続的な高温、振動
環境下においても、放熱グリスの流動、流出を防止し、
長期的に性能を維持することができる。同基材を使用し
ているため、化学的に安定しており、変質による性能劣
化を防止することができる。製造工程を自動化でき、材
料コストも安いため、車載用放電灯点灯装置全体をコス
トダウンできる。
【0071】(第9実施形態)図26は本発明に係る第
9実施形態の車載用放電灯点灯装置に適用される放熱構
造の説明図である。
【0072】第9実施形態の車載用放電灯点灯装置は、
第8実施形態の車載用放電灯点灯装置と同様に構成さ
れ、実装基板130に実装されるトランス131に対し
て適用される放熱構造に特徴がある。すなわち、図26
に示すように、実装基板130における発熱部品が面実
装されている面とは反対の面に、発熱量および体積とも
に大きい発熱部品であるトランス131がこの底部の一
部を載せた状態で実装され、その底部の残部がケースボ
ディ11の底部内面に設けられた凸部110aに載り、
この凸部110aに載ったトランス131の側部に近接
ないし当接する凸部110bがケースボディ11の側部
112,114内面に設けられているのである。より具
体的には、トランス131を実装基板130の角部に配
置し、トランス131の下面の基板を大きく切欠き、ケ
ースボディ11の底部および側部内面を突出させて、ト
ランス131との距離を近くし、その隙間に充填材を介
設するのである。図26(a)の例では、トランス13
1の側部とケースボディ11の凸部110bとの間の隙
間は非常に小さくなっている。
【0073】従来の車載用放電灯点灯装置では、トラン
スPA80は、図27に示すようにプリント基板PA81に
実装される。プリント基板PA81におけるトランスPA8
0の裏面はチップ部品が実装されているために、その部
分は切り欠かれない。この構造では、放熱効率が悪く、
トランスPA80を大型化して対応せざるを得ない。
【0074】第9実施形態では、上記放熱構造によりト
ランス131の発生熱を効率よくケースボディ11に伝
達して外気に放熱させることができる。これにより、他
部品への熱影響の抑制、安価な部品の使用、コストダウ
ン、トランスの小型化および本車載用放電灯点灯装置の
小型化が可能になる。
【0075】(第10実施形態)図28は本発明に係る
第10実施形態の車載用放電灯点灯装置に適用される放
熱構造の説明図である。
【0076】第10実施形態の車載用放電灯点灯装置
は、図28に示すように、充填材6の表面が実装基板1
30よりも1mm以上5mm以下の範囲内の高さだけ高
くなるように、充填材6がケースボディ11内に充填さ
れている以外は、第9実施形態の車載用放電灯点灯装置
と同様に構成される。
【0077】従来の車載用放電灯点灯装置では、図2
1,図22に示したように、単体での防水性および耐振
性を優先させるべく、各電子部品のほぼ全部または全部
が充填材(反応硬化型液状樹脂、付加反応型液状樹脂)
に埋没するように、充填材がケースボディ内に充填され
る。または、充填材の代りに絶縁性防水塗布材を実装基
板の全体に塗布することにより軽量化を優先させる構成
が採られることもある。部品温度の上昇を抑えるため
に、内部部品や装置自体が大型化する傾向がある。
【0078】第10実施形態では、充填材6の使用量が
少なくて済み、実装基板130上の全ての電子部品に充
填材6が密着するので、軽量化、コストダウン、他部品
への熱影響の低減、電子部品の温度上昇の抑制、製造タ
クトの短縮および充填材の熱変形による電子部品のリー
ド引抜力の抑制などが図れる。
【0079】なお、充填材6の表面より高位置にある充
電部分については、充填材を表面に塗布するよう意図的
に充填することで、水分、異物の浸入に対する故障を防
止することができる。
【0080】(第11実施形態)図29は本発明に係る
第11実施形態の車載用放電灯点灯装置に適用される入
力カプラに対する接続・防水構造の説明図である。
【0081】第11実施形態の車載用放電灯点灯装置
は、第10実施形態の車載用放電灯点灯装置と同様に構
成され、入力カプラ12に対する接続・防水構造に特徴
がある。すなわち、図29に示すように、入力カプラ1
2は、ケースボディ11の側部111に穿設された孔1
11bに一部が填り込んでその側部111にねじ止めさ
れる入力カプラ本体120と、この入力カプラ本体12
0に組み込まれ、ケースボディ11の内側にくる一端が
その底部110側に伸びるフック状に形成された複数の
リード121と、これら複数のリード121に挿通され
た電磁ノイズ対策用のフェライトコア122と、入力カ
プラ本体120とケースボディ11の側部111の外面
との間に介設される防水用のシールパッキン123とを
備えている。そして、実装基板130には、各リード1
21の一端の先端部分がケースボディ11の底部110
側から開口1a側に向けて貫通する電源用スルーホール
が穿設されている。なお、図29中のMはカプラ・ボデ
ィシール面、Nはボディ・フランジシール面である。ま
た、図29(c)中のPは絶縁板である。
【0082】従来の車載用放電灯点灯装置では、図3
0,図37に示すように、ケースボディ11PAにU字状
のカプラスライド溝PA32が設けられ、そこにシールパ
ッキン付きのカプラがスライド装着される。図30に
は、入力ダイレクトカプラPA29の具体構造を示してあ
り、PA291はシールパッキン、PA292はフェライト
コア、PA293はリードである。このような接続・防水
構造では、パッキン形状や取付方法が比較的複雑であり
コストアップとなる上、カプラの位置決め精度を必要と
する割りに高いレベルの防水性を長期的または数量的に
安定して実現させることが困難である。
【0083】第11実施形態の入力カプラ12に対する
接続・防水構造によれば、実装基板130の占有スペー
スを小さく抑えることができ、本車載用放電灯点灯装置
の小型化が可能になる。実装基板130とリード121
との電気的接続に新たな部品を追加する必要がなく、コ
ストダウンの効果が得られる。また、自動ハンダ装置を
使用できるので、タクト短縮と品質の安定化を図れる。
カプラ挿抜時のリードストレスを緩和できるため、長期
的な信頼性の向上を図れる。
【0084】なお、第11実施形態では、入力カプラ1
2は、ケースボディ11の側部111に穿設された孔1
11cで、入力カプラ本体120が側部111にねじ止
めされる構成になっているが、これに限らず、リベット
またはそれに類するもので機械的にケースボディ11に
接合される構成でもよい。
【0085】(第12実施形態)図31は本発明に係る
第12実施形態の車載用放電灯点灯装置に適用される出
力カプラの説明図、図32は図31の出力カプラの実装
の様子を示した図である。
【0086】第12実施形態の車載用放電灯点灯装置
は、第11実施形態の車載用放電灯点灯装置と同様に構
成され、出力カプラの構造に特徴がある。すなわち、図
31,図32に示すように、出力カプラ132は、実装
基板130の開口1a側の面に実装され実装基板130
に穿設された孔に挿通してその反対側の面に係止する外
向きの爪を先端に有する仮留め部132aを複数有する
出力カプラ本体132bと、この出力カプラ本体132
bに組み込まれ、実装基板130に接続される複数のリ
ード132cと、フレームグランド用端子132dとを
備え、このフレームグランド用端子132dは、出力カ
プラ本体132bを実装基板130に固定する機能と、
実装基板130をケースボディ11の底部110に固定
する機能と、実装基板130をケースボディ11(これ
を介して車体)に接続するフレームグランド接続機能と
を有している。つまり、出力カプラ132として、仮留
め用の複数箇所のツメおよび固定用穴付きボス、フレー
ムグランド(FG)用端子、多極リードを有するダイレ
クトカプラが使用されるのである。なお、図31中の1
32eは、フレームグランド用端子132dを構成する
取付ねじ(図32参照)と電気的に接続されたリードで
あって、実装基板130に接続される。
【0087】従来では、図33に示すように、2つの取
付穴PA85および3つのリードPA86を有する2点ネジ
止め式のカプラPA85が使用されていた。このカプラPA
85では、専用の固定ネジが2本必要になり、コストア
ップとなる。カプラPA85の高さが高くなりすぎ、灯体
の設計の自由度が小さくなる。実装基板にカプラ挿抜時
の物理的応力が加わり、電子部品や電気接合部にストレ
スがかかって導通不良などのトラブル発生する。
【0088】別の従来例として、図34に示すように、
2つの取付リードPA91および4つの通電リードPA92
を有する2点ハンダ固定式のカプラPA93がある。この
カプラPA93を使用する場合には、カプラPA93をハン
ダ固定するまでそれを治具などで浮かないように押さえ
る必要がある。実装基板にカプラ挿抜時の物理的応力が
加わり、電子部品や電気接合部にストレスがかかって導
通不良などのトラブルが発生する。
【0089】第12実施形態では、フレームグランド用
端子132dが、出力カプラ本体132bを実装基板1
30に固定する機能と、実装基板130をケースボディ
11の底部110に固定する機能と、実装基板130を
ケースボディ11に接続するフレームグランド接続機能
とを有しているので、実装基板の占有スペースを小さく
抑え、本車載用放電灯点灯装置の小型化が可能になる。
実装基板やカプラリードにカプラ挿抜時の物理的応力を
加えないようにできる。部品点数が減少し、コストダウ
ンの効果が得られる。
【0090】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、請求項
1記載の発明の車載用放電灯点灯装置は、一の面に開口
を有する箱状に形成されたケースボディと、入力カプラ
と、前記ケースボディに収納され、前記入力カプラから
得られる直流電力を交流電力に変換して照明負荷に出力
カプラを介して供給する点灯回路部とにより構成される
主機能部と、前記ケースボディの開口を閉塞する形状に
形成され、車両の灯体に取り付けられる取付フランジ部
とを備え、前記主機能部および取付フランジ部は別体で
あり、前記取付フランジ部は、当該取付フランジ部およ
び前記ケースボディによって収納される前記出力カプラ
の一部を前記灯体内に臨ませる孔を有しているので、取
付フランジ部を変更するだけで、多様な取付仕様に柔軟
に対応し、かつ生産体制の合理化を図ることができるほ
か、取付フランジ部が、出力カプラの一部を灯体内に臨
ませる孔を有しているから、車両の照明負荷への接続が
容易となり、車両側のコストアップを抑えることができ
る。
【0091】請求項2記載の発明は、請求項1記載の車
載用放電灯点灯装置において、前記取付フランジ部は、
前記灯体の孔に嵌合する嵌合手段を介してその灯体に取
り付けられ、固定手段によって前記灯体に固定されるの
で、組立性が向上するとともに、灯体のキャップと兼用
可能になるから、灯体システム全体のコストダウンが可
能になり、また、車載用放電灯点灯装置の交換が容易に
なる。
【0092】請求項3記載の発明は、請求項2記載の車
載用放電灯点灯装置において、前記取付フランジ部は、
前記ケースボディの開口に対応する孔を有し、この孔を
閉塞するとともに前記ケースボディの開口を閉塞するケ
ースカバーを備え、このケースカバーは金属製であり、
これを除く取付フランジ部は樹脂製であるので、車載用
放電灯点灯装置全体の軽量化を図ることができ、コスト
ダウンが可能となる。
【0093】請求項4記載の発明は、請求項1記載の車
載用放電灯点灯装置において、前記出力カプラは、前記
点灯回路部を構成する□70mmの実装基板上に、その
中心と同心の外径φ65mm、内径φ32の環状域に当
該出力カプラの投影面の全てが収まるように配置される
ので、灯体設計の自由度の向上と低コスト化を図ること
ができる。
【0094】請求項5記載の発明は、請求項1記載の車
載用放電灯点灯装置において、前記出力カプラ用の防水
手段を備えるので、車載用放電灯点灯装置単体での使用
が可能なため、簡易な防水手段の使用が可能となる。
【0095】請求項6記載の発明は、請求項1記載の車
載用放電灯点灯装置において、前記取付フランジ部は、
前記入力カプラの一部を前記灯体内に臨ませる孔を、前
記出力カプラの一部を前記灯体内に臨ませる孔と同一の
面に有し、前記入力カプラは、前記出力カプラと一体ま
たは別体で設けられるので、比較的コストの高い防水ハ
ーネスの分岐をなくすことができ、例えば、代りに灯体
内での安価な非防水の中間ハーネスによる分岐接続とす
ることで、コストダウンと高信頼性を図ることができ
る。
【0096】請求項7記載の発明は、請求項1記載の車
載用放電灯点灯装置において、前記点灯回路部は、前記
ケースボディの底部内面と対向する面に発熱部品が面実
装された実装基板を有し、その発熱部品を包囲するよう
な凹凸部が前記ケースボディの底部内面に設けられ、そ
れらの間に充填材が介在しているので、発熱部品の熱を
最短距離で効率よく外気に逃がすことができ、発熱部品
自体および発熱部品から熱影響を受ける部品の温度上昇
を抑えることができ、これにより、耐熱温度の低い安価
な部品を使用することが可能になり、コストダウン、よ
り小型の部品の使用、および車載用放電灯点灯装置の小
型化が可能になる。
【0097】請求項8記載の発明は、請求項7記載の車
載用放電灯点灯装置において、前記発熱部品と前記充填
材との間に、その充填材と基材が同じで、前記充填材よ
りも熱伝導率が高い別の充填材がさらに介在しているの
で、発熱部品の放熱効率を飛躍的に向上させることがで
きるから、耐熱温度の低い安価な部品の使用、コストダ
ウン、より小型の部品の使用および車載用放電灯点灯装
置の小型化が可能になる。
【0098】請求項9記載の発明は、請求項7記載の車
載用放電灯点灯装置において、前記実装基板における前
記発熱部品が面実装されている面とは反対の面に、発熱
部品がこの底部の一部を載せた状態で実装され、その底
部の残部が前記ケースボディの底部内面に設けられた凸
部に載り、この凸部に載った発熱部品の側部に近接ない
し当接する凸部が前記ケースボディの側部内面に設けら
れ、それらの隙間に充填材が介設されるので、上記凸部
に載った発熱部品の発生熱を効率よくケースボディに伝
達して外気に放熱させることができ、これにより、他部
品への熱影響の抑制、安価な部品の使用、コストダウ
ン、発熱部品の小型化および車載用放電灯点灯装置の小
型化が可能になる。
【0099】請求項10記載の発明は、請求項7記載の
車載用放電灯点灯装置において、前記充填材は、表面が
前記実装基板よりも1mm以上5mm以下の範囲内の高
さだけ高くなるように前記ケースボディ内に充填されて
いるので、充填材の使用量が少なくて済み、実装基板上
の全ての部品に充填材が密着するから、軽量化、コスト
ダウン、他部品への熱影響の低減、部品の温度上昇の抑
制、製造タクトの短縮および充填材の熱変形による部品
のリード引抜力の抑制などが図れる。
【0100】請求項11記載の発明は、請求項1記載の
車載用放電灯点灯装置において、前記入力カプラは、前
記ケースボディの側部に穿設された孔を塞ぐようにして
その側部に取り付けられる入力カプラ本体と、この入力
カプラ本体に組み込まれ、前記ケースボディの内側にく
る一端がその底部側に伸びるフック状に形成された複数
のリードと、これら複数のリードに挿通された電磁ノイ
ズ対策用のフェライトコアと、前記入力カプラ本体と前
記ケースボディの側部の外面との間に介設される防水用
のシールパッキンとを備え、前記実装基板には、前記各
リードの一端の先端部分が前記ケースボディの底部側か
らその開口側に向けて貫通する電源用スルーホールが穿
設されているので、実装基板の占有スペースを小さく抑
えることができ、車載用放電灯点灯装置の小型化が可能
になり、また、実装基板とリードとの電気的接続に新た
な部品を追加する必要がなく、コストダウンの効果が得
られる。
【0101】請求項12記載の発明は、請求項11記載
の車載用放電灯点灯装置において、前記出力カプラは、
前記実装基板における前記ケースボディの開口側の面に
実装され前記実装基板に穿設された孔に係合する仮留め
部を有する出力カプラ本体と、この出力カプラ本体に組
み込まれ前記実装基板に接続される複数のリードと、フ
レームグランド用端子とを備え、このフレームグランド
用端子は、前記出力カプラ本体を前記実装基板に固定す
る機能と、前記実装基板を前記ケースボディの底部に固
定する機能と、フレームグランド接続機能とを有してい
るので、実装基板の占有スペースを小さく抑え、車載用
放電灯点灯装置の小型化が可能になり、実装基板やリー
ドに出力カプラ本体の挿抜時に物理的応力を加えないよ
うにできる。また、部品点数が減少し、コストダウンの
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態の車載用放電灯点灯
装置の分解斜視図である。
【図2】本発明に係る第1実施形態の車載用放電灯点灯
装置の分解斜視図である。
【図3】第1実施形態の車載用放電灯点灯装置の斜視図
である。
【図4】第1実施形態の車載用放電灯点灯装置の使用例
を示す図である。
【図5】第1実施形態の車載用放電灯点灯装置の使用例
を示す図である。
【図6】第1実施形態の車載用放電灯点灯装置の使用例
を示す図である。
【図7】本発明に係る第2実施形態の車載用放電灯点灯
装置の分解斜視図である。
【図8】本発明に係る第2実施形態の車載用放電灯点灯
装置の分解斜視図である。
【図9】第2実施形態の車載用放電灯点灯装置の使用例
を示す図である。
【図10】第2実施形態の車載用放電灯点灯装置の使用
例を示す図である。
【図11】本発明に係る第3実施形態の車載用放電灯点
灯装置の分解斜視図である。
【図12】本発明に係る第3実施形態の車載用放電灯点
灯装置の分解斜視図である。
【図13】第3実施形態の車載用放電灯点灯装置の使用
例を示す図である。
【図14】本発明に係る第4実施形態の車載用放電灯点
灯装置の平面図である。
【図15】本発明に係る第5実施形態の車載用放電灯点
灯装置の断面図である。
【図16】第5実施形態の車載用放電灯点灯装置の使用
例を示す図である。
【図17】本発明に係る第6実施形態の車載用放電灯点
灯装置の外観図である。
【図18】第6実施形態の車載用放電灯点灯装置の使用
例を示す図である。
【図19】本発明に係る第7実施形態の車載用放電灯点
灯装置におけるケースボディの斜視図である。
【図20】第7実施形態で適用される放熱構造の説明図
である。
【図21】従来の車載用放電灯点灯装置における放熱構
造の例を示す図である。
【図22】従来の車載用放電灯点灯装置における放熱構
造の例を示す図である。
【図23】従来の車載用放電灯点灯装置における放熱構
造の例を示す図である。
【図24】本発明に係る第8実施形態の車載用放電灯点
灯装置に適用される放熱構造の説明図である。
【図25】従来のCPUに対する放熱機構の例を示す図
である。
【図26】本発明に係る第9実施形態の車載用放電灯点
灯装置に適用される放熱構造の説明図である。
【図27】従来の車載用放電灯点灯装置におけるトラン
スの実装基板への搭載例を示す図である。
【図28】本発明に係る第10実施形態の車載用放電灯
点灯装置に適用される放熱構造の説明図である。
【図29】本発明に係る第11実施形態の車載用放電灯
点灯装置に適用される入力カプラに対する接続・防水構
造の説明図である。
【図30】従来の車載用放電灯点灯装置で使用される入
力ダイレクトカプラの例を示す図である。
【図31】本発明に係る第12実施形態の車載用放電灯
点灯装置に適用される出力カプラの説明図である。
【図32】図31の出力カプラの実装の様子を示した図
である。
【図33】従来の車載用放電灯点灯装置で使用されるカ
プラの例を示す図である。
【図34】従来の車載用放電灯点灯装置で使用されるカ
プラの例を示す図である。
【図35】従来の車載用放電灯点灯装置の搭載例を示す
図である。
【図36】車両用前照灯に使用される従来の車載用放電
灯点灯装置の一例を示す図である。
【図37】従来の車載用放電灯点灯装置の別例を示す図
である。
【図38】図37の車載用放電灯点灯装置の斜視図であ
る。
【符号の説明】
A1 車載用放電灯点灯装置 1 主機能部 11 ケースボディ 12 入力カプラ 13 点灯回路部 2 取付フランジ部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一の面に開口を有する箱状に形成された
    ケースボディと、入力カプラと、前記ケースボディに収
    納され、前記入力カプラから得られる直流電力を交流電
    力に変換して照明負荷に出力カプラを介して供給する点
    灯回路部とにより構成される主機能部と、 前記ケースボディの開口を閉塞する形状に形成され、車
    両の灯体に取り付けられる取付フランジ部とを備え、 前記主機能部および取付フランジ部は別体であり、 前記取付フランジ部は、当該取付フランジ部および前記
    ケースボディによって収納される前記出力カプラの一部
    を前記灯体内に臨ませる孔を有していることを特徴とす
    る車載用放電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】 前記取付フランジ部は、前記灯体の孔に
    嵌合する嵌合手段を介してその灯体に取り付けられ、固
    定手段によって前記灯体に固定されることを特徴とする
    請求項1記載の車載用放電灯点灯装置。
  3. 【請求項3】 前記取付フランジ部は、前記ケースボデ
    ィの開口に対応する孔を有し、この孔を閉塞するととも
    に前記ケースボディの開口を閉塞するケースカバーを備
    え、このケースカバーは金属製であり、これを除く取付
    フランジ部は樹脂製であることを特徴とする請求項2記
    載の車載用放電灯点灯装置。
  4. 【請求項4】 前記出力カプラは、前記点灯回路部を構
    成する□70mmの実装基板上に、その中心と同心の外
    径φ65mm、内径φ32の環状域に当該出力カプラの
    投影面の全てが収まるように配置されることを特徴とす
    る請求項1記載の車載用放電灯点灯装置。
  5. 【請求項5】 前記出力カプラ用の防水手段を備えるこ
    とを特徴とする請求項1記載の車載用放電灯点灯装置。
  6. 【請求項6】 前記取付フランジ部は、前記入力カプラ
    の一部を前記灯体内に臨ませる孔を、前記出力カプラの
    一部を前記灯体内に臨ませる孔と同一の面に有し、前記
    入力カプラは、前記出力カプラと一体または別体で設け
    られることを特徴とする請求項1記載の車載用放電灯点
    灯装置。
  7. 【請求項7】 前記点灯回路部は、前記ケースボディの
    底部内面と対向する面に発熱部品が面実装された実装基
    板を有し、その発熱部品を包囲するような凹凸部が前記
    ケースボディの底部内面に設けられ、それらの間に充填
    材が介在していることを特徴とする請求項1記載の車載
    用放電灯点灯装置。
  8. 【請求項8】 前記発熱部品と前記充填材との間に、そ
    の充填材と基材が同じで、前記充填材よりも熱伝導率が
    高い別の充填材がさらに介在していることを特徴とする
    請求項7記載の車載用放電灯点灯装置。
  9. 【請求項9】 前記実装基板における前記発熱部品が面
    実装されている面とは反対の面に、発熱部品がこの底部
    の一部を載せた状態で実装され、その底部の残部が前記
    ケースボディの底部内面に設けられた凸部に載り、この
    凸部に載った発熱部品の側部に近接ないし当接する凸部
    が前記ケースボディの側部内面に設けられ、それらの隙
    間に充填材が介設されることを特徴とする請求項7記載
    の車載用放電灯点灯装置。
  10. 【請求項10】 前記充填材は、表面が前記実装基板よ
    りも1mm以上5mm以下の範囲内の高さだけ高くなる
    ように前記ケースボディ内に充填されていることを特徴
    とする請求項7記載の車載用放電灯点灯装置。
  11. 【請求項11】 前記入力カプラは、前記ケースボディ
    の側部に穿設された孔を塞ぐようにしてその側部に取り
    付けられる入力カプラ本体と、この入力カプラ本体に組
    み込まれ、前記ケースボディの内側にくる一端がその底
    部側に伸びるフック状に形成された複数のリードと、こ
    れら複数のリードに挿通された電磁ノイズ対策用のフェ
    ライトコアと、前記入力カプラ本体と前記ケースボディ
    の側部の外面との間に介設される防水用のシールパッキ
    ンとを備え、前記実装基板には、前記各リードの一端の
    先端部分が前記ケースボディの底部側からその開口側に
    向けて貫通する電源用スルーホールが穿設されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の車載用放電灯点灯装置。
  12. 【請求項12】 前記出力カプラは、前記実装基板にお
    ける前記ケースボディの開口側の面に実装され前記実装
    基板に穿設された孔に係合する仮留め部を有する出力カ
    プラ本体と、この出力カプラ本体に組み込まれ前記実装
    基板に接続される複数のリードと、フレームグランド用
    端子とを備え、このフレームグランド用端子は、前記出
    力カプラ本体を前記実装基板に固定する機能と、前記実
    装基板を前記ケースボディの底部に固定する機能と、フ
    レームグランド接続機能とを有していることを特徴とす
    る請求項11記載の車載用放電灯点灯装置。
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