JP2011171160A - Ledランプ装置およびled照明装置 - Google Patents
Ledランプ装置およびled照明装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011171160A JP2011171160A JP2010034790A JP2010034790A JP2011171160A JP 2011171160 A JP2011171160 A JP 2011171160A JP 2010034790 A JP2010034790 A JP 2010034790A JP 2010034790 A JP2010034790 A JP 2010034790A JP 2011171160 A JP2011171160 A JP 2011171160A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- led lamp
- power supply
- led
- lamp device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
Abstract
【課題】樹脂にて形成される筐体に電源装置が配設されるとともに、ノイズ放射の電源電圧への重畳又は外部へのノイズ放射を防止可能であって、小型化、薄型化が可能なLEDランプ装置およびこのLEDランプ装置を具備するLED照明装置を提供する。
【解決手段】LEDランプ装置1は、発光ダイオード6が実装されたLEDモジュール2と、一端側4aにLEDモジュール2が取付けられる取付部15、他端側4bに樹脂製の口金部16がそれぞれ設けられ、口金部16には他端側4bに突出する収容部24および収容部24に隣接する給電部25,25が配設されている筐体4と、発光ダイオード6を点灯する点灯回路11を備え、筐体4の収容部24に配設された電源装置3と、筐体4の少なくとも収容部24の外面24cに、かつ給電部25,25と絶縁するように設けられた導電性被膜5とを具備している。
【選択図】図2
【解決手段】LEDランプ装置1は、発光ダイオード6が実装されたLEDモジュール2と、一端側4aにLEDモジュール2が取付けられる取付部15、他端側4bに樹脂製の口金部16がそれぞれ設けられ、口金部16には他端側4bに突出する収容部24および収容部24に隣接する給電部25,25が配設されている筐体4と、発光ダイオード6を点灯する点灯回路11を備え、筐体4の収容部24に配設された電源装置3と、筐体4の少なくとも収容部24の外面24cに、かつ給電部25,25と絶縁するように設けられた導電性被膜5とを具備している。
【選択図】図2
Description
発光ダイオードを光源とし、その放射光を照明に利用するLEDランプ装置およびLED照明装置に関する。
この種のLED照明装置は、市場への拡販の要素として、低価格化とともに小型化や薄型化されている。そして、薄型化されるLED照明器具として、IEC(国際電気標準会議)で規格されたGX53型の口金を有するLEDランプが提案されている(特許文献1参照。)。
この従来技術のLEDランプは、GX53型の口金のハウジング内に回路基板が組み込まれており、回路基板の口金と反対側の面に複数のLEDが実装され、回路基板の口金側の面にLEDを駆動するドライバ回路が搭載されている。そして、発光面カバーケースが回路基板を覆うようにして口金に取り付けられている。したがって、汎用性を保ったまま薄型化が図れるというものである。
GX53型の口金は、ソケット装置に装着される一対の接続端子がハウジングから突出形成されている。したがって、当該口金のハウジングは、通常、樹脂にて形成されている。そして、ドライバ回路は、その動作により雑音が発生するものであり、この雑音が放射ノイズとして一対の接続端子に印加されて電源電圧に重畳し、外部空間に放射される。
ドライバ回路の動作による雑音の発生を抑制するには、高機能のノイズフィルタ回路を備える必要があり、ドライバ回路の占有領域が大きくなって、口金のハウジング内に回路基板およびドライバ回路を搭載しにくくなる。この結果、LEDランプを小型や薄型に形成することができなく、LEDランプが大型化するという欠点を有する。
本発明は、樹脂にて形成される筐体に電源装置が配設されるとともに、ノイズ放射の電源電圧への重畳又は外部へのノイズ放射を防止可能であって、小型化、薄型化が可能なLEDランプ装置およびこのLEDランプ装置を具備するLED照明装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載のLEDランプ装置の発明は、発光ダイオードが実装されたLEDモジュールと;一端側にLEDモジュールが取付けられる取付部、他端側に樹脂製の口金部がそれぞれ設けられ、口金部には他端側に突出する収容部およびこの収容部に隣接する給電部が配設されている筐体と;前記発光ダイオードを点灯する点灯回路を備え、筐体の収容部に配設され給電部に電気接続された電源装置と;筐体の少なくとも収容部の前記給電部に対向する外面に、かつ前記給電部と絶縁するように設けられた導電性被膜と;を具備していることを特徴とする。
本発明および以下の各発明において、特に言及しない限り、各構成は以下による。
筐体は、その全体が樹脂で形成されてもよく、その他端側の口金部が樹脂で、その一端側の取付部が金属で形成されてもよい。一端側の取付部を金属例えばアルミニウム(Al)で形成することにより、LEDモジュールで発生した熱を当該金属の外表面から効率よく外部空間に放熱させることができる。
「導電性被膜が筐体の少なくとも収容部の前記給電部に対向する外面に設けられる」とは、導電性被膜が収容部の給電部に対向する外面に限らず、収容部全体または口金部全体に設けられることを意味する。
また、導電性被膜は、筐体全体が樹脂で形成されているときには、筐体全体の外面に設けられてもよい。導電性被膜は、筐体の外面に沿うとともに密接または密着する形状が好ましく、例えば金属フィルムとすることができる。また、導電性被膜は、樹脂に金属を混入したものであってもよく、筐体の外面に形成された金属膜であってもよい。
給電部は、電源装置の入力端子にリード線等により接続され、外部電源が供給されるものであり、接続ピン、接続端子、コネクタや端子台などで形成されるものである。
本発明によれば、電源装置が動作して雑音による放射ノイズが発生しても、筐体の外面に設けられた導電性被膜が放射ノイズを遮蔽ないし抑制するので、放射ノイズが筐体の外部に放射されなくなり、給電部に供給される外部電源に重畳しなくなる。
請求項2に記載のLEDランプ装置の発明は、請求項1記載のLEDランプ装置において、導電性被膜は、その外表面に絶縁膜が形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、導電性被膜が直接的に外気に露出しないので、感電等に対する安全性が向上する。
請求項3に記載のLED照明装置は、請求項1または2記載のLEDランプ装置と;このLEDランプ装置を配設している器具本体と;を具備していることを特徴とする。
本発明によれば、請求項1または2記載のLEDランプ装置を具備するLED照明装置が提供される。
請求項1の発明によれば、筐体が樹脂にて形成されても、電源装置に発生した雑音による放射ノイズが導電性被膜により遮蔽ないし抑制されるので、放射ノイズを筐体の外部に放射させなくすることができ、電源装置に高機能のノイズフィルタ回路を形成する必要がなく、電源装置の大型化を抑制することができて、LEDランプ装置を小型化、薄型化にすることができる。
請求項2の発明によれば、導電性被膜の外表面に絶縁膜が形成されているので、感電等に対する安全性を向上させることができて、品質の向上するLEDランプ装置を提供することができる。
請求項3の発明によれば、小型化、薄型化されるLEDランプ装置を具備するので、小型や薄型のLED照明装置を提供することができる。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して説明する。
本発明は、樹脂からなる筐体内に電源装置が配設されるとともに、当該筐体の外面に導電性被膜が設けられる。電源装置が動作して発生した雑音による放射ノイズは、導電性被膜により遮蔽ないし抑制されるので、当該放射ノイズが筐体の外部に放射されなく、当該放射ノイズを給電部に供給される外部電源に重畳させなくすることができる。これにより、筐体が樹脂にて形成されても、電源装置に高機能のノイズフィルタ回路を形成する必要がなくなって電源装置が大型化しなくなり、LEDランプ装置を小型化、薄型化することができる。
図1および図2は、本発明の実施例1を示し、図1はLEDランプ装置であり、(a)は概略正面図、(b)は概略下面図、図2はLEDランプ装置の一部切り欠き概略正面図である。
図2において、LEDランプ装置1は、LEDモジュール2、電源装置3、筐体4および導電性被膜5を有して構成されている。
LEDモジュール2は、複数個の発光ダイオード6および基板7を有して形成されている。発光ダイオード6は、可視光例えば白色光を放射するLEDチップにて形成され、基板7の一方の面7aに略等間隔で実装されている。
基板7は、例えばアルミニウム(Al)板からなり、略長方形状に形成されて、一方の面7aに図示しない絶縁層を介して発光ダイオード6を実装し、図示しない配線パターンを形成している。発光ダイオード6は、配線パターンにより直列接続されている。また、基板7の一方の面7aには、コネクタ8が配設されており、このコネクタ8に電源装置3の出力コード9が接続されている。
電源装置3は、回路基板10およびこの回路基板10に実装された点灯回路部品を有して形成されている。回路基板10は、例えばガラスエポキシ材からなり、略円形状に形成され、一方の面10aに抵抗R1、電解コンデンサC1,C2、トランスT1など、多種類かつ多数の電子部品等からなる点灯回路部品を実装している。
また、回路基板10は、その一方の面10aに入力端子12および出力端子13を配設している。入力端子12には、入力線14,14が接続されており、この入力線14,14を介して外部電源の交流電圧(例えばAC100V)が電源装置3に入力される。また、出力端子13は、LEDモジュール2のコネクタ8に接続される出力コード9を接続している。
電源装置3は、点灯回路部品により発光ダイオード6を点灯する点灯回路11が形成されている。すなわち、入力線14,14を介して入力した外部電源の交流電圧を整流平滑し、所定の直流電圧に変換して、出力コード9を介して発光ダイオード6に定電流を供給するように形成されている。
筐体4は、一端側4aが光源部15、他端側4bが口金部16としてそれぞれ構成されている。光源部15は、例えばアルミダイキャストによって成型され、口金部16よりも径大であり、開口部17を有する有底の略円筒に形成されている。そして、平面状の取付部15aの中央部にLEDモジュール2の基板7の他方の面7bを例えば接着材により固着している。すなわち、光源部15は、発光ダイオード6の放射光が開口部17から光源部15の外方に出射されるようにLEDモジュール2を配設していて、LEDモジュール2が取付けられる取付部となっている。
光源部15の側壁部15bの外周面15cには、図1(a)に示すように、外周方向を短幅とする略長方形の凹部18が外周方向に亘って略等間隔で形成されている。凹部18の最大深さは、例えば側壁部15bの肉厚の約1/2となっている。凹部18は、側壁部15bの外周面15cの表面積を大きくするものであり、発光ダイオード6に発生した熱を外部空間に放熱させやすくする放熱手段の役目を果たすものである。
また、光源部15の開口部17側には、グローブ19が取り付けられている。グローブ19は、ポリカーボネート(PC)樹脂にて略盃状に成型され、図2に示すように、その内側に先端側に爪部20aを有する係止片20が一対設けられている。グローブ19は、光源部15の開口部17側の外周面15cに嵌め込まれ、係止片20の爪部20aが光源部15の側壁部15bの内面15dに形成された係止凹部21に係止して、光源部15に取り付けられている。
そして、グローブ19の底部側の外面19aには、複数個の突起22が形成されている。この突起22は、図1(b)に示すように、180°回転対称に形成されている。突起22は、グローブ19を手で光源部15に嵌め込むときの滑り止めとして機能するものである。そして、グローブ19は、その全体が発光ダイオード6の放射光を透過するものである。
図2において、口金部16の外側形状は、GX53型の口金構造をなすように形成されたものであり、口金部本体23、収容部としての突出部24および給電部としての一対の接続ピン25,25を有して形成されている。
口金部本体23および突出部24は、ポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂などの合成樹脂により、それぞれ平坦状の上面23a,24aを有する円筒状に一体成型されている。突出部24は、口金部本体23の上面24aの中央部において筐体4の他端側4bの方向に突出されていて、図示しない周知のソケット装置の挿通孔に挿入可能な大きさに形成されている。
一対の接続ピン25,25は、例えば黄銅からなり、口金部本体23の上面23aに形成された図示しない孔に嵌入されて上面23aに突出して設けられているとともに、突出部24に隣接しかつ突出部24を挟み180°回転対称の位置に設けられている。接続ピン25,25の先端部は、径大に形成されている。
そして、一対の接続ピン25,25は、口金部本体23の内部において、電源装置3の入力端子12に接続されている入力線14,14が例えばラッピングにより接続されている。一対の接続ピン25,25は、図示しないソケット装置の一対の受金に電気接続されるものである。
突出部24の上面24aの反対側の内面24bには、起立片26および係止爪27aを有する起立片27が形成されている。電源装置3の回路基板10は、その一方の面10a側が起立片27の係止爪27aに係止された状態で、起立片26,27により挟持されている。こうして、収容部としての突出部24は、その内部において、一対の接続ピン25,25に電気接続された電源装置3を配設している。
また、口金部本体23の上面23aの反対側の内面23bには、複数個の円柱体28が突出形成されている。この円柱体28には、図示しないねじ孔が形成されており、光源部15の取付部15aから絶縁部材29を介してねじ30がねじ孔に螺着されている。これにより、光源部15は、その取付部15aの反対側の外面(上面)15eが口金部本体23に当接し、口金部16と一体化している。
絶縁部材29は、例えばポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂からなり、平坦状の底板部29aを有する皿状に形成されている。絶縁部材29は、光源部15と口金部16とを強固に連結させるとともに、金属製の光源部15と、電源装置3、一対の接続ピン25,25および入力線14,14等とを絶縁させる役目を果たすものである。光源部15の取付部15aおよび絶縁部材29の底板部29aには、それぞれねじ30を挿通させる孔31,32が形成されている。また、同じく、電源装置3の出力端子13とLEDモジュール2のコネクタ8を接続する出力コード9を挿通させる孔33,34が形成されている。
こうして、筐体4は、取付部としての光源部15および口金部16を一体化して形成され、LEDモジュール2の基板7の他方の面7bよりも他端側4bの内部において、電源装置3を配設している。
導電性被膜5は、例えばアルミニウム(Al)からなり、フィルム状に形成されている。そして、口金部本体23の上面23aおよび外周面23cと、突出部24の上面24aおよび外周面24cに接着材により貼付されている。すなわち、導電性被膜5は、口金部16の外面に設けられている。ここで、導電性被膜5は、一対の接続ピン25,25の周囲には設けられていなく、一対の接続ピン25,25と絶縁するように設けられている。このように、導電性被膜5は、樹脂にて形成された筐体4の外面に設けられている。
そして、導電性被膜5の外表面には、絶縁膜35が形成されている。絶縁膜35は、例えば白色のアクリル塗装からなり、焼付けにより導電性被膜5の外表面に密着している。導電性被膜5は、光源部15の上面15eに隙間を有するように設けられており、当該隙間にも絶縁膜35が介在している。
次に、本発明の実施例1の作用について述べる。
筐体4の突出部24が図示しないソケット装置の挿通孔に挿入され、一対の接続ピン25,25がソケット装置の接続孔に挿入されて、筐体4が回動されることにより、一対の接続ピン25,25がソケット装置の一対の受金に電気接続される。これにより、電源装置3は、ソケット装置を介して外部電源が供給可能となる。
外部電源が投入されると、電源装置3に一対の接続ピン25,25および入力線14,14を介して外部電源の交流電圧(例えばAC100V)が入力する。電源装置3は、その点灯回路11が動作して、出力コード線9を介してLEDモジュール2に定電流を供給する。これにより、発光ダイオード6は、点灯して可視光例えば白色光を放射する。当該放射光は、グローブ19を透過して外方の被照射面や被照射物などを照明する。
そして、電源装置3の点灯回路11が動作すると、雑音(ノイズ)が発生し、この雑音による放射ノイズが発生する。この放射ノイズは、筐体4の口金部16の外面23a,23c,24a,24cに設けられた導電性被膜5により遮蔽ないし抑制されるとともに、電源装置3と導電性被膜5との間で磁界を形成する。これにより、放射ノイズが一対の接続ピン25,25に供給される外部電源の交流電圧に重畳しなくなって、電源装置3の出力電圧(出力電流)が変動しなくなる。また、電源装置3に雑音(ノイズ)の発生を抑制する高機能のノイズフィルタ回路を設けなくても、放射ノイズが筐体4の外部に放射されなくなる。
上述したように、樹脂にて形成された口金部16の外面23a,23c,24a,24cに導電性被膜5を設けることにより、電源装置3に高機能のノイズフィルタ回路を形成する必要がなく、電源装置3の大型化を抑制することができる。したがって、電源装置3を筐体4の口金部16の突出部(収容部)24の内部に配設することができ、LEDランプ装置1を小型化、薄型化にすることができる。
そして、導電性被膜5は、フィルム状に形成されているので、導電性被膜5によって、筐体4の外観が損なわれることを防止することができ、筐体4の口金部16の外形の大形化や重量化を防止することができ、LEDランプ装置1の大型化や重量化を防止することができる。
また、導電性被膜5の外表面に絶縁膜35が形成されているので、導電性被膜5が直接的に外気に露出しなく、これにより、感電等に対する安全性を向上させることができて、品質の向上するLEDランプ装置1を提供することができる。
なお、導電性被膜5は、筐体4の口金部16の外面23a,23c,24a,24cに形成したアルミニウム(Al)や銅(Cu)などからなる金属膜であってもよい。この場合、口金部16の外形がほぼ当初の状態に維持されるとともに、さらに筐体4の口金部16の大型化や重量化を防止することができる。
また、導電性被膜5は、電源装置3に発生した雑音による放射ノイズを電源電圧に重畳させることを防止できれば、導電性被膜5が収容部としての突出部24の一対の接続ピン25,25に対向する外周面24c側にのみ設けられたものであってもよい。
図3は、本発明の実施例2を示すLEDランプ装置の一部切り欠き概略正面図である。なお、図2と同一部分には、同一符号を付して説明は省略する。
図3に示すLEDランプ装置36は、図2に示すLEDランプ装置1において、筐体4の光源部15が口金部16と同様の合成樹脂例えばポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂により形成されている。すなわち、筐体4は、その全体が合成樹脂にて形成されている。
そして、口金部16の外面23a,23c,24a,24c、光源部15の外気に露出する上面15e部分および外周面15cに導電性被膜5が設けられ、導電性被膜5の外表面に絶縁膜35が形成されている。ここで、導電性被膜5は、一対の接続ピン25,25と絶縁されるように設けられる。なお、光源部15は、図1(a)に示すように、放熱手段として機能する凹部18を設けていてもよく、この場合には、光源部15の側壁部15bにおいては、凹部18を除く外周面15cに導電性被膜5および絶縁膜35が形成される。
LEDランプ装置36は、筐体4全体が樹脂にて形成されていても、LEDランプ装置1において説明したように、電源装置3に発生した雑音による放射が導電性被膜5により遮蔽ないし抑制され、電源装置3と導電性被膜5との間で磁界を形成するので、筐体4の外部に放射されなく、外部電源の交流電圧に重畳しなくなる。したがって、電源装置3の大型化を抑制することができて、LEDランプ装置36を小型化、薄型化にすることができる。
図4および図5は、本発明の実施例3を示し、図4はLED照明装置の概略斜視図、図5はLED照明装置の一部切り欠き概略正面図である。なお、図1と同一部分には、同一符号を付して説明は省略する。
図4および図5に示すLED照明装置37は、天井等に埋設されるダウンライトである。図5において、LED照明装置37は、器具本体38、ソケット装置39および図1に示すLEDランプ装置1を有して構成されている。
器具本体38は、アルミダイキャストによって成型され、下端側38aに開口部40および外方に突出する環状のフランジ部41を有し、上端側38bに上端側38bを閉塞するとともに平坦状に形成された上板部42を有する略円筒状の箱体に形成されている。また、器具本体38の外面38cには、複数の放熱フィンを兼ねる補強片43,44などが形成されている。さらに、外面38cの下端側38aには、フランジ部41との間で天井等を挟持する一対の取付けばね45,45が設けられている。そして、器具本体38の内面38dは、例えば白色塗装により反射面に形成されている。
上板部42の外面には、天板46がねじ47等により取り付けられている。天板46は、図4に示すように、その下面46aに端子台48を取り付けている。端子台48には、外部電源からの図示しない電源線およびソケット装置39に接続される図示しないリード線がそれぞれ接続されている。
そして、上板部42の内面には、図5に示すように、ソケット装置39が図示しないねじにより取り付けられている。ソケット装置39は、GX53型の口金である筐体4の口金部16を装着する周知の構成で形成されている。そして、ソケット装置39にLEDランプ装置1が装着されている。LEDランプ装置1は、その筐体4の突出部24がソケット装置39の図示しない挿通孔に挿入され、その一対の接続ピン25,25がソケット装置39の図示しない一対の接続孔に挿入された後、回動されることにより、ソケット装置39に固定されるとともに、一対の接続ピン25,25がソケット装置39の図示しない一対の受金に電気接続している。
端子台48に外部電源が供給されると、LEDランプ装置1の発光ダイオード6が点灯して可視光例えば白色光が放射され、当該白色光がグローブ19から出射される。白色光は、直接光または器具本体38の内面38dで反射された反射光となって、器具本体38の開口部40から出射され、被照射面例えば床面を照明する。
そして、光源として機能するLEDランプ装置1が小型化、薄型化に形成されるので、小型化されるLED照明装置(ダウンライト)37を提供することができる。
本発明は、天井や器具本体等にソケット装置や端子台を有する照明器具に用いることができる。
1,36…LEDランプ装置、 2…LEDモジュール、 3…電源装置、 4…筐体、 5…導電性被膜、 6…発光ダイオード、 7…基板、 15…取付部としての光源部、 16…口金部、 24…収納部としての突出部、 25,25…給電部としての一対の接続ピン、 35…絶縁膜、 37…LED照明装置
Claims (3)
- 発光ダイオードが実装されたLEDモジュールと;
一端側にLEDモジュールが取付けられる取付部、他端側に樹脂製の口金部がそれぞれ設けられ、口金部には他端側に突出する収容部およびこの収容部に隣接する給電部が配設されている筐体と;
前記発光ダイオードを点灯する点灯回路を備え、筐体の収容部に配設され給電部に電気接続された電源装置と;
筐体の少なくとも収容部の前記給電部に対向する外面に、かつ前記給電部と絶縁するように設けられた導電性被膜と;
を具備していることを特徴とするLEDランプ装置。 - 導電性被膜は、その外表面に絶縁膜が形成されていることを特徴とする請求項1記載のLEDランプ装置。
- 請求項1または2記載のLEDランプ装置と;
このLEDランプ装置を配設している器具本体と;
を具備していることを特徴とするLED照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010034790A JP2011171160A (ja) | 2010-02-19 | 2010-02-19 | Ledランプ装置およびled照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010034790A JP2011171160A (ja) | 2010-02-19 | 2010-02-19 | Ledランプ装置およびled照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011171160A true JP2011171160A (ja) | 2011-09-01 |
Family
ID=44685059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010034790A Pending JP2011171160A (ja) | 2010-02-19 | 2010-02-19 | Ledランプ装置およびled照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011171160A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013047172A1 (ja) * | 2011-09-28 | 2013-04-04 | 日産自動車株式会社 | 電力変換装置 |
EP2623857A1 (en) | 2012-02-03 | 2013-08-07 | Toshiba Lighting & Technology Corporation | Lamp unit and luminaire |
JP2014044877A (ja) * | 2012-08-27 | 2014-03-13 | Mitsubishi Electric Corp | 照明器具 |
WO2015125738A1 (ja) * | 2014-02-20 | 2015-08-27 | ローム株式会社 | Led照明モジュール |
CN106358331A (zh) * | 2015-07-13 | 2017-01-25 | 松下知识产权经营株式会社 | 点亮装置以及使用该点亮装置的照明装置 |
-
2010
- 2010-02-19 JP JP2010034790A patent/JP2011171160A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013047172A1 (ja) * | 2011-09-28 | 2013-04-04 | 日産自動車株式会社 | 電力変換装置 |
JP2013074752A (ja) * | 2011-09-28 | 2013-04-22 | Nissan Motor Co Ltd | 電力変換装置 |
US9373998B2 (en) | 2011-09-28 | 2016-06-21 | Nissan Motor Co., Ltd. | Power conversion device |
EP2623857A1 (en) | 2012-02-03 | 2013-08-07 | Toshiba Lighting & Technology Corporation | Lamp unit and luminaire |
US8794794B2 (en) | 2012-02-03 | 2014-08-05 | Toshiba Lighting & Technology Corporation | Lamp unit and luminaire |
JP2014044877A (ja) * | 2012-08-27 | 2014-03-13 | Mitsubishi Electric Corp | 照明器具 |
WO2015125738A1 (ja) * | 2014-02-20 | 2015-08-27 | ローム株式会社 | Led照明モジュール |
JP2015156283A (ja) * | 2014-02-20 | 2015-08-27 | ローム株式会社 | Led照明モジュール |
CN106358331A (zh) * | 2015-07-13 | 2017-01-25 | 松下知识产权经营株式会社 | 点亮装置以及使用该点亮装置的照明装置 |
CN106358331B (zh) * | 2015-07-13 | 2019-11-01 | 松下知识产权经营株式会社 | 点亮装置以及使用该点亮装置的照明装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5699753B2 (ja) | ランプ装置および照明器具 | |
JP4854798B2 (ja) | 照明装置 | |
JP2013030414A (ja) | ランプ装置および照明器具 | |
EP2623857A1 (en) | Lamp unit and luminaire | |
JP5654136B2 (ja) | ランプ及び照明装置 | |
JP5757214B2 (ja) | Led照明装置 | |
JP2014186838A (ja) | ランプ装置および照明装置 | |
JP2012160332A (ja) | ランプ装置および照明器具 | |
JP2011171160A (ja) | Ledランプ装置およびled照明装置 | |
JP6646829B2 (ja) | 照明装置 | |
JP5626528B2 (ja) | ランプ装置および照明器具 | |
JP2017123282A (ja) | 照明器具 | |
JP6094746B2 (ja) | ランプ装置および照明装置 | |
JP6497658B2 (ja) | 照明器具 | |
JP5825541B2 (ja) | ランプ装置および照明器具 | |
TW201908658A (zh) | 電源裝置、照明裝置及照明器具 | |
JP6241723B2 (ja) | 照明装置 | |
JP5679111B2 (ja) | ランプ装置および照明器具 | |
JP2012216306A (ja) | ランプ装置および照明器具 | |
JP2012079498A (ja) | 発光装置および照明器具 | |
JP6566347B2 (ja) | 照明装置 | |
JP7300775B2 (ja) | Led光源ユニット | |
JP6796752B2 (ja) | 光源装置 | |
JP2017199517A (ja) | 照明器具及び灯具 | |
JP2016066500A (ja) | ランプ装置および照明装置 |