JP2002362372A - 拡張縮小自在式台車 - Google Patents

拡張縮小自在式台車

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JP2002362372A
JP2002362372A JP2001217336A JP2001217336A JP2002362372A JP 2002362372 A JP2002362372 A JP 2002362372A JP 2001217336 A JP2001217336 A JP 2001217336A JP 2001217336 A JP2001217336 A JP 2001217336A JP 2002362372 A JP2002362372 A JP 2002362372A
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Kazuhito Segawa
和仁 瀬川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】荷物の大小、荷物の量、荷物の形等により荷台
の拡張、縮小が可能で、安定した運搬ができ、通路の広
さ、狭さに合わせて使用し、縮小して片隅に置ける拡張
縮小自在式台車を提供する。 【解決手段】基台(1)と前部拡張部材(2)と後部左
右L字形拡張部材(3)(4)と前部左右L字形拡張部
材(5)(6)とを形成し、基台(1)と前部拡張部材
(2)と後部左右L字形拡張部材(3)(4)と前部左
右L字形拡張部材(5)(6)とをスライド可動状態に
スライド機構を設け、基台(1)と前部拡張部材(2)
と後部左右L字形拡張部材(3)(4)とに分離防止機
構を設け、前部拡張部材(2)と前部左右L字形拡張部
材(5)(6)と後部左右L字形拡張部材(3)(4)
とにスライド調整機構を設け、後部左右L字形拡張部材
(3)(4)と前部左右L字形拡張部材(5)(6)と
の四つの角位置に、車輪(16)を設けたことを特徴と
する拡張縮小自在式台車。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】荷物移動の場合に、積荷の大
小、形状、数量などに合わせて、荷台の表面積を変える
ことの出来る拡張、縮小可能なる拡張縮小自在式台車に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、荷台が定面積により形成された荷
物運搬用の四輪台車、手荷物など、買い物に使用する二
輪台車などはあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これには次のような問
題点があった。 (イ)荷台よりも大きな荷物を積むと不安定になってい
た。 (ロ)小荷物を多量に運ぶとき、荷台面積が狭いと、荷
物を上方向へ積み上げ不安定な積載になって運んでい
た。 (ハ)多量の荷物を運ぶとき、荷台面積が狭いと、運搬
回数が多くなっていた。 (ニ)買い物などで、少し多く買い過ぎたとき、積みき
れずに困ることがあった。 (ホ)大きな台車は、移動するとき、狭い通路があると
回り道をせねばならず、ときには台車を使用できずに通
路に困ることもあった。 (ヘ)大きな台車は、使用しないときは邪魔にもなり、
片付けるにもそのままでは大きくて困ることがあった。 本発明は、これらの問題を除くためになされたものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】基台(1)と、前部拡張
部材(2)と、後部左L字形拡張部材(3)と後部右L
字形拡張部材(4)と、前部左L字形拡張部材(5)と
前部右L字形拡張部材(6)とを形成し、該基台(1)
と、前部拡張部材(2)と、後部左L字形拡張部材
(3)と後部右L字形拡張部材(4)と、前部左L字形
拡張部材(5)と前部右L字形拡張部材(6)とをスラ
イド可動状態にスライド機構を設ける。前記基台(1)
と前部拡張部材(2)と後部左L字形拡張部材(3)と
後部右L字形拡張部材(4)とに分離防止機構を設け、
前部拡張部材(2)と前部左L字形拡張部材(5)と前
部右L字形拡張部材(6)と後部左L字形拡張部材
(3)と後部右L字形拡張部材(4)とにスライド調整
機構を設ける。後部左L字形拡張部材(3)と後部右L
字形拡張部材(4)と、前部左L字形拡張部材(5)と
前部右L字形拡張部材(6)との四つの角位置に車輪
(16)を設ける。本発明は、以上のような構成よりな
る拡張縮小自在式台車(22)である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1ないし図5に示すように基台(1)
は、前面に前部拡張部材(2)とスライド可動状態に開
口部(12a)を設け、後部左側面に後部左L字形拡張
部材(3)とスライド可動状態に開口部(12b)を設
け、後部右側面に後部右L字形拡張部材(4)とスライ
ド可動状態に開口部(12c)を設け、該左側開口部
(12b)と右側開口部(12c)の間をパイプ状に形
成する。基台(1)の底面前部に前部拡張部材(2)と
分離不可能に分離止ネジ穴(14A)を1穴あるいは2
穴設け、底面後部の左側に後部左L字形拡張部材
(3)、と分離不可能に分離止ネジ穴(14B)を1つ
設け、底面後部の右側に後部右L字形拡張部材(4)と
分離不可能に分離止ネジ穴(14C)を1つ設ける。図
10に示すように、基台(1)の上面と底面の強度を考
慮のうえ、内部の前後方向の、縦に幾つかの仕切(4
9)を設けて補強してもよい。
【0006】基台(1)に相対する前部拡張部材(2)
は、前部の左側面に前部左L字形拡張部材(5)とスラ
イド可動状態に開口部(12d)を設け、前部の右側面
に前部右L字形拡張部材(6)とスライド可動状態に開
口部(12e)を設け、該左開口部(12d)と右開口
部(12e)の間をパイプ状に形成する。前部拡張部材
(2)の後部に設けた前伸スライド部(7)の底面の前
後方向間に、基台(1)の分離止ネジ穴(14A)と合
位置になる、分離止溝(13a)を1溝あるいは2溝形
成する。前部拡張部材(2)の前面の左側に左方向への
拡張調整用のスライド調整ネジ穴(15A)を1つ設
け、前面の右側に右方向への拡張調整用のスライド調整
ネジ穴(15B)を1つ設ける。
【0007】基台(1)の左側に相対する後部左L字形
拡張部材(3)は、前面に前部左L字形拡張部材(5)
とスライド可動状態に開口部(12f)を設け、前部の
左側面に前部左L字形拡張部材(5)のスライド調整ネ
ジ穴(15c)と合位置になるスライド調整ネジ穴(1
5C)を1つ設け、後部の右直角方向に、基台(1)と
スライド可動状態に左伸スライド部(8)を設け、該左
伸スライド部(8)の底面に基台(1)と分離不可能
に、基台(1)の底面後部左側に設けた分離止ネジ穴
(14B)と合位置になる、分離止溝(13b)を設け
る。
【0008】基台(1)の右側に相対する後部右L字形
拡張部材(4)は、前面に前部右L字形拡張部材(6)
とスライド可動状態に開口部(12g)を設け、前部の
右側面に前部右L字形拡張部材(6)のスライド調整ネ
ジ穴(15d)と合位置になるスライド調整ネジ穴(1
5D)を1つ設け、後部の左直角方向に、基台(1)と
スライド可動状態に右伸スライド部(9)を設け、該右
伸スライド部(9)底面に基台(1)と分離不可能に、
基台(1)の底面後部右側に設けた分離止ネジ穴(14
C)と合位置になる、分離止溝(13c)を形成する。
【0009】前部拡張部材(2)と後部左L字形拡張部
材(3)に相対する前部左L字形拡張部材(5)は、前
部の右直角方向に、前部拡張部材(2)とスライド可動
状態に左伸スライド部(8)を設け、該左伸スライド部
(8)前面に、前部拡張部材(2)に設けたスライド調
整ネジ穴(15A)と合位置になるスライド調整ネジ穴
(15a)を数個設け、後部に、後部左L字形拡張部材
(3)とスライド可動状態に前伸左スライド部(10)
を設け、該前伸左スライド部(10)の左側面に、後部
左L字形拡張部材(3)に設けたスライド調整ネジ穴
(15C)と合位置になるスライド調整ネジ穴(15
c)を数個形成する。
【0010】前部拡張部材(2)と後部右L字形拡張部
材(4)に相対する前部右L字形拡張部材(6)は、前
部の左直角方向に、前部拡張部材(2)とスライド可動
状態に右伸スライド部(9)を設け、該右伸スライド部
(9)前面に、前部拡張部材(2)に設けたスライド調
整ネジ穴(15B)と合位置になるスライド調整ネジ穴
(15b)を数個設け、後部に、後部右L字形拡張部材
(4)とスライド可動状態に前伸右スライド部(11)
を設け、該前伸右スライド部(11)の右側面に、後部
右L字形拡張部材(4)に設けたスライド調整ネジ穴
(15D)と合位置になるスライド調整ネジ穴(15
d)を数個形成する。
【0011】図8に示すように、前記基台(1)底面の
前部と後部に設けた分離止ネジ穴(14)と前部拡張部
材(2)の前面に設けたスライド調整ネジ穴(15
A)、(15B)と後部左右L字形拡張部材(3)、
(4)前部の左側面並びに右側面に設けたスライド調整
ネジ穴(15C)、(15D)等は、前記、各部材の材
料が薄く、ネジ山が設けられない場合は、これらの分離
止ネジ穴(14)とスライド調整ネジ穴(15)の同位
置の外面にナット(44)を設けてネジ山を形成する。
図9に示すように、前記各部材の側面に設けたスライド
調整ネジ穴(15)を該各部材の上面に設け、スライド
調整ネジ穴(15)に替えてピン穴(24)を形成し、
調整ネジ(18)に替えてピン(23)を形成してもよ
い。
【0012】図7に示すように、分離止ネジ穴(14)
と分離止溝(13)にはボルト状のネジを、図8に示す
ように、スライド調整ネジ穴(15)と調整ネジ(1
8)にはチョウネジ又は前記ボルト状ネジを形成す
る。、コストを考慮の上、凹凸あるいは歯状、スプリン
グ等を構成したメカニカル機構を形成してもよい。
【0013】後部左右L字形拡張部材(3)、(4)と
前部左右L字形拡張部材(5)、(6)に設ける車輪
(16)を形成する。タイヤー車輪、二又車輪、固定車
輪、自在車輪、長脚車輪など使用目的に応じて、従来の
如何なる車輪を設けてもよい。
【0014】以上の部材により拡張縮小自在式台車(2
2)を構成するには。 (イ)基台(1)前部の開口部(12a)より前部拡張
部材(2)の前伸スライド部(7)をスライド可動状態
に設ける。 (ロ)基台(1)後部の左側の開口部(12b)より後
部左L字形拡張部材(3)の左伸スライド部(8)をス
ライド可動状態に設ける。 (ハ)基台(1)後部の右側の開口部(12c)より後
部右L字形拡張部材(4)の右伸スライド部(9)をス
ライド可動状態に設ける。 (ニ)前部拡張部材(2)前部の左側の開口部(12
d)より前部左L字形拡張部材(5)の左伸スライド部
(8)をスライド可動状態に設け、後部左L字形拡張部
材(3)前部の開口部(12f)より前部左L字形拡張
部材(5)の前伸左スライド部(10)をスライド可動
状態に設ける。 (ホ)前部拡張部材(2)前部の右側の開口部(12
e)より前部右L字形拡張部材(6)の右伸スライド部
(9)をスライド可動状態に設け、後部右L字形拡張部
材(4)前部の開口部(12g)より前部右L字形拡張
部材(6)の前伸右スライド部(11)をスライド可動
状態に設ける。前記、各部材の順次構成に関係なく、何
れの部材よりも構成可能である。 (ヘ)基台(1)の底面前部に設けた分離止ネジ穴(1
4A)と底面後部の左右に設けた分離止ネジ穴(14
B)、(14C)に分離止ネジ(17)を設ける。図7
に示すように分離止機構を設けることにより、ネジ頭端
が前記、前部拡張部材(2)の前伸スライド部(7)底
面と後部左右L字形拡張部材(3)、(4)の左右伸ス
ライド部(8)、(9)底面に設けた分離止溝(13
a)(13b)、(13c)より抜き出て、分離止溝
(13)の溝端が分離止ネジ(17)の頭端に当たり、
拡張縮小自在式台車(22)を構成している各部材の分
離を防ぐ。前部拡張部材(2)の前部底面と前部左右L
字型拡張部材(5)、(6)左右伸スライド部(8)、
(9)の底面とにも分離止機構を設けてもよい。 (ト)前部拡張部材(2)の前面の左右両側に設けたス
ライド調整ネジ穴(15A)、(15B)と後部左L字
形拡張部材(3)の前部の左側面と後部右L字形拡張部
材(4)の前部の右側面に設けたスライド調整ネジ穴
(15C)、(15D)に調整ネジ(18)を設ける。
スライド調整機構を設けることによって、拡張縮小自在
式台車(22)の拡張縮小面積を調整すると共に、拡張
縮小自在式台車(22)を移動させた場合に、スライド
機構に加えられる外部よりの伸縮圧力を受け止め、拡張
縮小自在式台車(22)の拡張縮小面積を維持固定す
る。拡張縮小台車(22)を全拡張、全縮小だけの構造
にする場合は、前記、前部左右L字形拡張部材(5)、
(6)の前面のそれぞれ横全拡張、全縮小の2箇所と側
面のそれぞれ前後全拡張、全縮小の2箇所にスライド調
整ネジ穴(15)を設ける。またネジ式ジャツキ、油圧
ジャツキ等、メカニカル機構を構成する場合には、この
調整機構を設けなくてもよい。 (チ)前記、後部左右L字形拡張部材(3)、(4)と
前部左右L字形拡張部材(5)、(6)の底面の角部,
四ケ所に車輪(16)を設ける。 (リ)図6に示すように、基台(1)背面の左右2ケ所
に差込パイプ(20)を設け、該差込パイプ(20)と
接合可能な手押引把手(19)を形成してもよい。接合
部の差込パイプ(20)と手押引把手(19)は分離可
能にネジ止固定にする。手押引把手(19)を伸縮可能
にスライド機構を設けることも考えられる。 (ヌ)図1と図4に示すように基台(1)の背面と前部
拡張部材(2)の前面と後部左右L字形拡張部材
(3)、(4)側面に引出押込把手(21)を設けても
よい。 (ル)拡張縮小自在式台車(22)の大型化による、基
台(1)の背面と、前部拡張部材(2)の前面に、けん
引機構を設け、トラクターによる、けん引拡張縮小自在
式台車も考えられる。
【0015】以上のような構造で、他に図10ないし図
14に示すような拡張縮小自在式台車の構造など他にも
構造が考えられるが、強度、コストを考慮の上、何れを
構成してもよい。また、拡張縮小自在式台車(22)が
大になるに比例し重量が大になり、拡張縮小動作に力が
かかるので、ネジ型ジャツキ、油圧ジャツキ等のメカニ
ック機構を拡張縮小自在式台車(22)に構成すること
も考えられる。
【0016】図13と図14に示すように、拡張縮小自
在式台車(22)にパイプ枠(29)を構成したパイプ
枠拡張縮小自在式台車(46)、図15ないし図19に
示すパイプ台拡張縮小自在式二輪車(47)、図20と
図21に示すパイプ枠拡張縮小自在式二輪車(48)な
ど他にも考えられる。
【0017】パイプ枠拡張縮小自在式台車(46)につ
いて簡単に説明する。図13と図14に示すように、3
つの面の下枠柱(30)と中枠柱(31)と、扉(3
2)の下扉柱(33)と中扉柱(34)とに縦のスライ
ド機構を形成する。3つの面の下枠サン(35)と中枠
サン(36)と上枠サン(37)と、扉(32)の下扉
サン(39)と中扉サン(40)と上扉サン(41)と
に横のスライド機構を形成したパイプ枠(29)を構成
する。扉(32)は何れの側面に設けてもよい。このパ
イプ枠(29)を前記拡張縮小自在式台車(22)のス
ライド機構と連動して設け、パイプ枠拡張縮小自在式台
車(46)を構成する。
【0018】パイプ台拡張縮小自在式二輪車(47)に
ついて簡単に説明する。図15ないし図19に示すよう
に、基台(1)前部と、前部拡張部材(2)後部と、後
部左右L字形拡張部材(3)、(4)前部と前部左右L
字形拡張部材(5)、(6)後部とに前後方向へのスラ
イド機構を設ける。基台(1)後部と、前部拡張部材
(2)前部と、後部左右L字形拡張部材(3)、(4)
後部と、前部左右L字形拡張部材(5)、(6)前部と
に左右方向へのスライド機構を設ける。後部左右L字形
拡張部材(3)、(4)の左伸スライド部(8)と右伸
スライド部(9)の延長軸とに連動して車輪(16)を
設ける。そして背部に手押引把手(19)を設けたパイ
プ台拡張縮小自在式二輪車(47)を構成する。
【0019】パイプ枠拡張縮小自在式二輪車(48)に
ついて簡単に説明する。図20と図21に示すように、
四つの面の下枠柱(30)と中枠柱(31)とに縦のス
ライド機構を形成し、下枠サン(35)と中枠サン(3
6)と上枠サン(37)とに横のスライド機構を形成し
たパイプ枠(29)を構成する。前記パイプ枠(29)
の手押引把手(29)に相対する側の中枠サン(36)
と上枠サン(37)とに上下スライド環(45)を設け
る。手押引把手(29)にスライド機構を設けてもよ
い。このパイプ枠(29)を前記パイプ台拡張縮小自在
式二輪車(47)のスライド機構と連動して形成し、上
下スライド環(45)を手押引把手(29)とスライド
可動状態に接合したパイプ枠拡張縮小自在式二輪車(4
8)を構成する。前記、パイプ枠拡張縮小自在式台車
(46)、パイプ台拡張縮小自在式二輪車(47)、パ
イプ枠拡張縮小自在式二輪車(48)のスライド機構に
は分離防止機構とスライド調整機構を設ける。
【0020】本発明は以上のような構造で、次に実施例
を述べる。図1に示すのは縮小状態を示す拡張縮小自在
式台車(22)で、図2に示すように、前方向へ拡張し
た状態に形成する場合には、後部左右L字形拡張部材
(3)、(4)前部の左右側面に設けた調整ネジ(1
8)を緩め、前部拡張部材(2)と前部左右L字形拡張
部材(5)、(6)を連動して、前方向へ引き伸ばし、
調整しつつ拡張し、前部左右L字形拡張部材(5)、
(6)後部の前伸左右スライド部(10)、(11)側
面に設けたスライド調整ネジ穴(15c)、(15d)
に調整ネジ(18)を合わせて、ねじ込み、基台(1)
と後部左右L字形部材(3)、(4)と前部拡張部材
(2)と前部左右L字形拡張部材(5)、(6)とを固
定する。
【0021】図3に示すように、拡張縮小自在式台車
(22)を左右横方向へ拡張した状態に形成する場合に
は、前部拡張部材(1)前面に設けた調整ネジ(18)
を緩め、後部左右L字形拡張部材(3)、(4)と前部
左右L字形拡張部材(5)、(6)を連動して左右方向
へ引き伸ばし、調整しつつ拡張出し、前部左右L字形拡
張部材(5)、(6)前部の左右伸スライド部(8)、
(9)前面に設けたスライド調整ネジ穴(15a)、
(15b)に調整ネジ(18)を合わせて、ねじ込み、
前部拡張部材(1)と基台(1)と前部左右L字形拡張
部材(5)、(6)と後部左右L字形拡張部材(3)、
(4)とを固定する。
【0022】図4に示すように、拡張縮小自在式台車
(22)全体を拡張した状態に形成する場合には、前
記、前方向への拡張形成行程と、左右方向への拡張形成
行程の何れかより形成し、全体を拡張した状態の拡張縮
小自在式台車(22)を形成する。前記、前方向並びに
左右方向あるいは全体の拡張形成において、小荷物であ
れば台車表面に、台車表面に合った底板を設けるか、そ
の場の間に合わせにダンボール箱等をつぶして敷き詰め
てもよいし、コンテナ荷、ケース荷、ダンボールコンポ
等は、これらに合った荷台面積にして、板を設けなくて
も使用できる。拡張縮小自在式台車(22)を縮小状態
にする場合には、前記、拡張行程の逆行程となり、前記
それぞれの調整ネジ(18)を緩めて、拡張したそれぞ
れの部材を押し込み、調整ネジ(18)を締めて縮小状
態に固定する。
【0023】拡張縮小自在式台車(22)は小物運搬用
の小さな台車から、港湾などで使用されているトラック
ターでけん引する大きな台車などにも構成可能である。
【0024】
【発明の効果】本発明の拡張縮小自在式台車を使用する
ことによって、荷台の大きさが自由に変えられ、大小の
荷物を、該荷物の大小に合わせた荷台面積にし、安定さ
せて運ぶ事ができ、多量の小物荷物でも拡張すれば回数
を減らして運ぶ事ができる便利さがある。運搬どき通路
に合わせた台車の拡張縮小が可能で、使用しないときは
縮小して片隅に置ける。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の縮小状態を示す斜視図。
【図2】本発明の前方向への拡張を示す斜視図。
【図3】本発明の左右方向への拡張を示す斜視図。
【図4】本発明の使用状態を示す斜視図。
【図5】本発明の分解斜視図。
【図6】本発明の手押把手分離正面図。
【図7】本発明の抜離止ネジ部の断面図。
【図8】本発明の調整ネジ部の断面図。
【図9】本発明の抜離止ネジに替わる止ピンの断面図。
【図10】本発明の他の実施例を示す平面図。
【図11】本発明の他の実施例を示す平面図。
【図12】本発明の他の実施例を示す平面図。
【図13】本発明のパイプ枠拡張縮小台車の縮小状態を
示す斜視図。
【図14】本発明のパイプ枠拡張縮小台車の拡張状態を
示す斜視図。
【図15】本発明のパイプ台拡張縮小二輪車の縮小状態
を示す斜視図。
【図16】本発明のパイプ台拡張縮小二輪車の縮小状態
を示す平面図。
【図17】本発明のパイプ台拡張縮小二輪車の拡張状態
を示す平面図。
【図18】本発明のパイプ台拡張縮小二輪車の左右方向
への拡張状態を示す平面図。
【図19】本発明のパイプ台拡張縮小二輪車の前方向へ
の拡張状態を示す平面図。
【図20】本発明のパイプ枠拡張縮小二輪車の縮小状態
を示す斜視図。
【図21】本発明のパイプ枠拡張縮小二輪車の拡張状態
を示す斜視図。
【符号の説明】
1 基台 2 前部拡張部材 3 後部左L字形拡張部材 4 後部右L字形拡張部材 5 前部左L字形拡張部材 6 前部右L字形拡張部材 7 前伸スライド部 8 左伸スライド部 9 右伸スライド部 10 前伸左スライド部 11 前伸右スライド部 12a 開口部 12b 開口部 12c 開口部 12d 開口部 12e 開口部 12f 開口部 12g 開口部 13a 分離止溝 13b 分離止溝 13c 分離止溝 14A 分離止ネジ穴 14B 分離止ネジ穴 14C 分離止ネジ穴 15A スライド調整ネジ穴 15B スライド調整ネジ穴 15C スライド調整ネジ穴 15D スライド調整ネジ穴 15a スライド調整ネジ穴 15b スライド調整ネジ穴 15c スライド調整ネジ穴 15d スライド調整ネジ穴 16 車輪 17 分離止ネジ 18 調整ネジ 19 手押引把手 20 差込パイプ 21 引出押込把手 22 拡張縮小自在式台車 23 ピン 24 ピン穴 25 後部拡張縮小部材 26 後伸スライド部 27 後伸左スライド部 28 後伸右スライド部 29 パイプ枠 30 下枠柱 31 中枠柱 32 扉 33 下扉柱 34 中扉柱 35 下枠サン 36 中枠サン 37 上枠サン 38 縦スライド部 39 下扉サン 40 中扉サン 41 上扉サン 42 チョウツガイ 43 パイプ台 44 ナット 45 上下スライド環 46 パイプ枠拡張縮小自在式台車 47 パイプ台拡張縮小自在式二輪車 48 パイプ枠拡張縮小自在式二輪車 49 仕切

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台(1)と、前部拡張部材(2)と、
    後部左L字形拡張部材(3)と後部右L字形拡張部材
    (4)と、前部左L字形拡張部材(5)と前部右L字形
    拡張部材(6)とを設けたことを特徴とする拡張縮小自
    在式台車。
  2. 【請求項2】 基台(1)と、前部拡張部材(2)と、
    後部左L字形拡張部材(3)と後部右L字形拡張部材
    (4)と、前部左L字形拡張部材(5)と前部右L字形
    拡張部材(6)とをスライド可動状態にスライド機構を
    設けたことを特徴とする請求項1記載の拡張縮小自在式
    台車。
  3. 【請求項3】 基台(1)と前部拡張部材(2)と後部
    左L字形拡張部材(3)と後部右L字形拡張部材(4)
    とに分離防止機構を設けたことを特徴とする請求項1な
    いし2記載の拡張縮小自在式台車。
  4. 【請求項4】 前部拡張部材(2)と前部左L字形拡張
    部材(5)と前部右L字形拡張部材(6)と後部左L字
    形拡張部材(3)と後部右L字形拡張部材(4)とにス
    ライド調整機構を設けたことを特徴とする請求項1ない
    し2、3記載の拡張縮小自在式台車。
  5. 【請求項5】 後部左L字形拡張部材(3)と後部右L
    字形拡張部材(4)と、前部左L字形拡張部材(5)と
    前部右L字形拡張部材(6)とに車輪(16)を設けた
    ことを特徴とする請求項1ないし2、3、4記載の拡張
    縮小自在式台車。
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