JP2514874B2 - 手押用2段台車 - Google Patents

手押用2段台車

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JP2514874B2
JP2514874B2 JP3231193A JP23119391A JP2514874B2 JP 2514874 B2 JP2514874 B2 JP 2514874B2 JP 3231193 A JP3231193 A JP 3231193A JP 23119391 A JP23119391 A JP 23119391A JP 2514874 B2 JP2514874 B2 JP 2514874B2
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truck
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宏 野口
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KYOODOO KK
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KYOODOO KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上利用分野】本発明は手押用2段台車に関し、詳
しくは補強を重ねたストッパ体を設けることにより簡単
に重ね合わせて収納可能な手押用2段台車に関する。
【0002】
【従来技術】スーパーマーケットなどの店舗、倉庫、オ
フィスなどで商品、書類等の運搬に手押用の台車が使用
されている。この台車を大量に使用するところでは、使
用後部屋の隅などに移動させて、次の使用を備えてい
る。しかし、それでも隅に寄せていた手押用2段台車
が、かなりの面積を占め、邪魔になって部屋を効率よく
利用できない。
【0003】そのため、隅に寄せていた手押用台車を、
更にまた上に幾つも積み重ねている。ところが積み重ね
るためには多くの労力が必要で、かつ時間も多くかかる
ため、運搬作業が変わる都度、その作業を行っていたの
では大変である。そのため重ね合わせ可能な手押用台車
がいろいろ開発されてきたが、いずれも、台車自体を折
り畳むことにより幾つもの台車を互いに重ね合わせるも
のであった。したがって、折り畳み構造としてきわめて
複雑になり、強度的にも弱いものであった。また、折り
畳む時や更にそれを組立てる時に手数がかかる問題点が
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題点の解決を意図したものである。すなわち、本発明の
目的は、従来積み重ねのために多くの労力を必要とした
手押用2段台車に代わって、前方の手押用2段台車に後
ろから別の手押用2段台車の上枠体と下枠体を押し入れ
ストッパ体に当接させることにより、簡単に重ね合わせ
ができ面積をとらず小さく収納が可能となる手押用2段
台車を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかし、本発明者は、上
記課題に対し鋭意研究を重ねた結果、手押用2段台車に
ストッパ体を設けること更にそのストッパ体に補強機能
を合わせることにより従来の欠点を解決できることを見
出し、この知見に基づいて本発明を完成するに到った。
【0006】すなわち、この発明は、左右2本の垂直の
縦管(9)を有する縦枠体(8)と、該縦枠体(8)に
水平に立設され先端部が基部より幅狭い上枠体(1)
と、該上枠体(1)に嵌め込み自在な上台板(15)
と、前記縦枠体(8)に水平に立設され先端部が基部よ
り幅狭い下枠体(4)と、該下枠体(4)に嵌め込み自
在な下台板(15)と、前記下枠体(4)に設けられた
キャスター(7)と、前記上枠体(1)と前記下枠体
(4)に横架されたストッパ体(13)とよりなる手押
用2段台車であって、前記ストッパ体(13)は、前記
上枠体(1)と前記下枠体(4)の左右に垂直に設けら
れた2本の管から成り、前記縦管(9)の近傍の前方に
所定距離離間した位置に設けられており、前方の手押用
2段台車に後方から前記上枠体(1)と前記下枠体
(4)とを挿入させて前方の手押用2段台車の前記縦枠
体(8)に前記ストッパ体(13)を当接させることに
より手押用2段台車同士を重ね合わすことを特徴とする
手押用2段台車である。
【0007】
【作用】よって本発明にあっては上記のように構成され
ているので、次の手順により重合わせることができる。
まず、台車同志を重ね合わせる場合は、前方に位置する
一方の手押用2段台車の後方から後方の別の手押用2段
台車を押し入れるのであるが、前方の手押用2段台車の
縦枠体の下横架枠の下方に後方の手押用2段台車の下枠
体が挿入されていく。
【0008】同様に前方の手押用2段台車の縦枠体の上
横架管の下方に後方の手押用2段台車の上枠体が挿入さ
れていく。また、前方の手押用2段台車の上台板は後方
の手押用2段台車の上台板の押入れ移動により嵌合部を
支点としてフック部を上方へ押し上げ回動させる。
【0009】同様に、前方の手押用2段台車の下台板は
後方の手押用2段台車の下台車の押入れ移動により嵌合
部を支点としてフック部を上方へ押し上げ回動させる。
なおも押し入れると、後方の手押用2段台車のストッパ
体が前方の手押用2台台車の縦枠体の縦管に当接して停
止する。(実施例2においては、後方の手押用2段台車
の下前管が前方の手押用2段台車の下枠体に設けられた
ストッパ体に当接して停止する。)
【0010】これで両者は重合わされた状態となった。
次に、また別の手押用2段台車を後方から押し入れる。
順次このような操作を繰り返し、幾つも手押用2段台車
を重ねていくのである。
【0011】
【実施例】以下、実施例を挙げ図面に基づいて本発明に
ついて詳しく説明する。まず、図1は本発明の手押用2
段台車の外観図であり、図2はその骨組図である。図
1、図2において、手押用2段台車は垂直な縦枠体8、
上枠体1、上台板15、下枠体4、及び下台板16より
なる。縦枠体8は、左右2本の縦管9及びそれらを連結
する上横架管10と下横架管11とよりなる。上横架管
10の更に上方には押し部材12が設けられており、こ
の押し部材12を前方に手で押すことにより台車が前進
する。
【0012】上枠体1は縦枠体8の上部から水平に立設
される左右2つの上横管3とそれらを連結する前管2よ
りなる。上枠体1はその基部(縦管9の幅)より先端部
(前管の幅)がやや狭くなっている。これは後述するよ
うに後ろから他の手押用2段台車の上枠体1を容易に押
し入れることができるようにするためである。
【0013】上枠体1には上台板15が嵌合自在に取付
けられている。上台板15は前方に嵌合部18を後方に
フック部17を備えており(図5参照)、フック部17
が縦枠体8の上横架管10に引っ掛かり、嵌合部18が
上枠体1の前枠2に嵌まり込む。したがって、嵌合部1
8を支点としてフック部17が上方に回動することがで
きる。上台板15の形状は上枠体1に対応した形状(図
3,4,5参照)になっている。また、上台板15の断
面構造は、強度を増すためにハニカム構造である。
【0014】一方、下枠体4は、縦枠体8の下部から水
平に立設される左右2つの下横管6とそれらを連結する
下前管5よりなる。下枠体4は、その基部(縦枠の幅)
より先端部(前枠の幅)がやや狭くなっている。これは
同様に後述するように、後ろから他の手押用2段台車の
下枠体4を容易に押入れることができるようにするため
である。
【0015】下枠体4には、下台板16が嵌合自在に取
付けられている。下台板16は前方に嵌合部18を後方
にフック部17を備えており(図6参照)、フック部1
7が縦枠体8の上横架管10に引っ掛かり、嵌合部12
が下枠体4の下前管5に嵌まり込む。したがって、嵌合
部12を支点としてフック部17が上方に回動すること
ができる。下台板15の形状は下枠体4に対応した台形
状になっていて、上台板15と同一形状、構造である。
【0016】下枠体4にはキャスタ7が四隅に取付けら
れており、キャスタ7は360度方向回転自在であるの
で、手押用2段台車の移動の自由度が高い。上枠体1と
下枠体4の左右の上,下横管3,6に中央からやや後方
気味の位置にストッパ体13が横架されている。ストッ
パ体13は、縦枠体8の縦管9よりやや外方向に突設さ
れている。
【0017】ストッパ体13は、上枠体1に荷物等で加
圧された場合、それを支えるための補強となるだけでな
く後述するように、他の台車の縦枠体8の縦管9当接し
て止めるためのストッパーとしての大きな役割を果た
す。そのため、ストッパ体13は縦枠体8の縦管9より
やや外方向に突設されている。各枠はエルボで各々連結
されているがここでは本発明の趣旨ではないので説明は
省略する。
【0018】ここで、台車同志を重ね合わせる場合は、
前方に位置する一方の手押用2段台車の後方から別の手
押用2段台車を押し入れるのであるが、前述したよう
に、上枠体1も下枠体4も下前管5の方が(縦枠の幅)
より狭くなっていることから、前方の手押用2段台車の
縦枠体8の下横架管11の下方に後方の手押用2段台車
の下枠体4が挿入されていく。同様に前方の手押用2段
台車の上横架管10の方に後方の手押用2段段台車の上
枠体1が挿入されていく。
【0019】また、前方の手押用2段台車の上台板15
は後方の手押用2段台車の上台板15の押入れ移動によ
り嵌合部18を支点としてフック部17を上方へ押し上
げ回転させる。同様に、前方の手押用2段台車の下台板
16の後方の手押用2段台車の下台板16の押入れ移動
により、嵌合部18を支点としてフック部17を上方へ
押し上げ回動させる。なおも押し入れると、後方の手押
用2段台車のストッパ体13が前方の手押用2段台車の
縦枠体8の縦管9に当接して停止する。
【0020】これで両者は重ね合わされた状態となっ
た。次にまた別の手押用2段台車を後方から押し入れ
る。順次、このような操作を繰り返し、幾つもの手押用
2段台車を重ねていくのである(図6参照)。
【0021】
【第2実施例】図7は、本発明の第2の実施例を示す。
下枠体4の左右の下横管6,6間には、ストッパ体13
が配置されている。これは、下横管6,6間に応力が加
わってもそれをささえるための補強となる。前述の実施
例と違って、前方の手押用2段台車の左右の下横管6間
のストッパ体13に後方の手押用2段台車の下枠体4の
下前管5が当接し停止するのである。
【0022】以上、本発明を説明したきたが、この発明
はその目的を踏まえたところの発明の本質から逸脱する
ことなく、他のいろいろな変形例が可能である。その意
味で上述してきた実施例については単なる例示である。
例えば、上下、台板15,16の嵌合部18を取付具で
回動自在に取り付けたり、ストッパ体を下枠体4ではな
く、上枠体1に設けても効果は同じである。
【0023】
【発明の効果】以上、詳しく説明したとおり、本発明は
従来のように、積み重ねのために多くの労力を必要とし
ない。前方の手押用2段台車に、後ろから別の手押用2
段台車の上枠体と下枠体を押し入れストッパ体に当接さ
せるだけで、簡単に重ね合わせができるものである。し
たがって、面積をとらず小さく収納が可能である。ま
た、ストッパ体自体が台車の補強機能を有しているの
で、台車全体として強度が充分保証される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2は本発明の手押用2段台車の外観図であ
る。
【図2】図2は手押用2段台車の骨組図である。
【図3】図3は上台板の上面図である。
【図4】図4は上台板のフック部と嵌合部を示す図であ
る。
【図5】図5は下台板のフック部と嵌合部を示す図であ
る。
【図6】図6は第1の実施例の手押用2段台車同志を重
ね合わせた図である。
【図7】図7は第2の実施例の手押用2段台車の外観図
である。
【符号の説明】
1…上枠体、2,5…前枠、3,6…横枠、4…下枠
体、7…キャスター、8…縦枠体、9…縦枠、10,1
1…上横架枠、12…押し部材、13…ストッパ、15
…上台板、16…下台板、17…フック部、18…嵌合

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右2本の垂直の縦管(9)を有する縦枠
    体(8)と、 該縦枠体(8)に水平に立設され先端部が基部より幅狭
    い上枠体(1)と、 該上枠体(1)に嵌め込み自在な上台板(15)と、 前記縦枠体(8)に水平に立設され先端部が基部より幅
    狭い下枠体(4)と、 該下枠体(4)に嵌め込み自在な下台板(15)と、 前記下枠体(4)に設けられたキャスター(7)と、 前記上枠体(1)と前記下枠体(4)に横架されたスト
    ッパ体(13)とよりなる手押用2段台車であって、前記ストッパ体(13)は、前記上枠体(1)と前記下
    枠体(4)の左右に垂直に設けられた2本の管から成
    り、前記縦管(9)の近傍の前方に所定距離離間した位
    置に設けられており、 前方の手押用2段台車に後方から前記上枠体(1)と前
    記下枠体(4)とを挿入させて前方の手押用2段台車の
    前記縦枠体(8)に前記ストッパ体(13)を当接させ
    ることにより手押用2段台車同士を重ね合わすことを特
    徴とする手押用2段台車。
JP3231193A 1991-08-16 1991-08-16 手押用2段台車 Expired - Lifetime JP2514874B2 (ja)

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JPH0550922A JPH0550922A (ja) 1993-03-02
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