JPH0728117Y2 - ロールボックスパレットの連結具 - Google Patents
ロールボックスパレットの連結具Info
- Publication number
- JPH0728117Y2 JPH0728117Y2 JP1685193U JP1685193U JPH0728117Y2 JP H0728117 Y2 JPH0728117 Y2 JP H0728117Y2 JP 1685193 U JP1685193 U JP 1685193U JP 1685193 U JP1685193 U JP 1685193U JP H0728117 Y2 JPH0728117 Y2 JP H0728117Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll box
- frame
- pallet
- adjacent
- box pallets
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Pallets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、各種物品等の荷役、輸
送、保管等を行うロールボックスパレットの連結具に関
するものである。
送、保管等を行うロールボックスパレットの連結具に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】ロールボックスパレットは周知の通り、
キャスタ付きの台車上の周囲３面又は４面に、縦、横の
格子リブを有するパイプフレームの囲い部材を折り畳
み、展開可能に設け、各種の物品を搭載して荷役、輸
送、保管等を行うものである。
キャスタ付きの台車上の周囲３面又は４面に、縦、横の
格子リブを有するパイプフレームの囲い部材を折り畳
み、展開可能に設け、各種の物品を搭載して荷役、輸
送、保管等を行うものである。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】このロールボックスパ
レットは、内寸法が６００ｍ／ｍ（Ｄ）×７００ｍ／ｍ
（Ｗ）×１４７０ｍ／ｍ（Ｈ）〜×７５０ｍ／ｍ（Ｄ）
×１０５０ｍ／ｍ（Ｗ）×１４９０ｍ／ｍ（Ｈ）のよう
に規格化され、収容物品の大きさ等に応じて所定の規格
寸法のロールボックスパレットを使用している。
レットは、内寸法が６００ｍ／ｍ（Ｄ）×７００ｍ／ｍ
（Ｗ）×１４７０ｍ／ｍ（Ｈ）〜×７５０ｍ／ｍ（Ｄ）
×１０５０ｍ／ｍ（Ｗ）×１４９０ｍ／ｍ（Ｈ）のよう
に規格化され、収容物品の大きさ等に応じて所定の規格
寸法のロールボックスパレットを使用している。
【０００４】ところで、引越荷物や美術品のような大容
積荷物を運搬、保管する場合は、前記規格寸法外のロー
ルボックスパレットを必要とし、それには、規格寸法外
のロールボックスパレットを特別注文で製作しなければ
ならない不経済性がある。
積荷物を運搬、保管する場合は、前記規格寸法外のロー
ルボックスパレットを必要とし、それには、規格寸法外
のロールボックスパレットを特別注文で製作しなければ
ならない不経済性がある。
【０００５】また、規格寸法内のロールボックスパレッ
トにおいては、トラック荷台への積み降ろしや、搬送移
動を１台毎におこなっており、多数台のロールボックス
パレットの積み降ろしや、搬送移動には長時間を要する
問題がある。
トにおいては、トラック荷台への積み降ろしや、搬送移
動を１台毎におこなっており、多数台のロールボックス
パレットの積み降ろしや、搬送移動には長時間を要する
問題がある。
【０００６】本考案の目的は、上記従来の好ましくない
問題を解消するためにロールボックスパレットの連結具
を提供することである。
問題を解消するためにロールボックスパレットの連結具
を提供することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本考案の要旨は、底板が取り付けられ、かつキャス
ターを備えた四角形の台枠と、方形枠状のパイプフレー
ム内に多数の縦リブと横リブとによって格子状の補強棧
を形成し、前記台枠の周囲３面又は４面上に立設される
囲い部材とから構成されたロールボックスパレットにお
いて、並列した２台のロールボックスパレットの隣接す
る囲い部材のパイプフレームの縦部を挾持する側片を有
し、この側片に前記横リブに係合する凹溝を設け、２台
のロールボックスパレットの隣接する囲い部材間を連結
するサポートジョインターと、前記台枠に嵌合する２つ
の凹部を互いに外向きに形成し、並列した２台のロール
ボックスパレットの隣接する台枠間を連結するパレット
ジョインターとから成るものである。
めの本考案の要旨は、底板が取り付けられ、かつキャス
ターを備えた四角形の台枠と、方形枠状のパイプフレー
ム内に多数の縦リブと横リブとによって格子状の補強棧
を形成し、前記台枠の周囲３面又は４面上に立設される
囲い部材とから構成されたロールボックスパレットにお
いて、並列した２台のロールボックスパレットの隣接す
る囲い部材のパイプフレームの縦部を挾持する側片を有
し、この側片に前記横リブに係合する凹溝を設け、２台
のロールボックスパレットの隣接する囲い部材間を連結
するサポートジョインターと、前記台枠に嵌合する２つ
の凹部を互いに外向きに形成し、並列した２台のロール
ボックスパレットの隣接する台枠間を連結するパレット
ジョインターとから成るものである。
【０００８】
【作用】上記の構成により、規格寸法内の２台のロール
ボックスパレットを並列し、サポートジョインターで隣
接する囲い部材を連結すると共に、パレットジョインタ
ーで隣接する台枠間を連結して、実質の収容容積をロー
ルボックスパレット２台分に拡大使用を可能としたもの
である。
ボックスパレットを並列し、サポートジョインターで隣
接する囲い部材を連結すると共に、パレットジョインタ
ーで隣接する台枠間を連結して、実質の収容容積をロー
ルボックスパレット２台分に拡大使用を可能としたもの
である。
【０００９】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。図１において、１ａ，１ｂは、本考案による連結具
で連結した２台のロールボックスパレットである。この
ロールボックスパレット１ａ，１ｂは周知のように、底
板が取り付けられ、かつキャスター３を備えた四角形の
台枠２と、方形枠状のパイプフレーム４ａ内に多数の縦
リブ４ｂと横リブ４ｃとによって格子状の補収容容積強
棧を形成し、前記台枠２の周囲３面又は４面上に立設さ
れる囲い部材４とから構成されている。
る。図１において、１ａ，１ｂは、本考案による連結具
で連結した２台のロールボックスパレットである。この
ロールボックスパレット１ａ，１ｂは周知のように、底
板が取り付けられ、かつキャスター３を備えた四角形の
台枠２と、方形枠状のパイプフレーム４ａ内に多数の縦
リブ４ｂと横リブ４ｃとによって格子状の補収容容積強
棧を形成し、前記台枠２の周囲３面又は４面上に立設さ
れる囲い部材４とから構成されている。
【００１０】本考案は、上記のロールボックスパレット
１ａ，１ｂにおいて、並列した２台のロールボックスパ
レット１ａ，１ｂの隣接する囲い部材間を連結するサポ
ートジョインター５と、隣接する台枠２間を連結するパ
レットジョインター６とから構成されている。
１ａ，１ｂにおいて、並列した２台のロールボックスパ
レット１ａ，１ｂの隣接する囲い部材間を連結するサポ
ートジョインター５と、隣接する台枠２間を連結するパ
レットジョインター６とから構成されている。
【００１１】前記サポートジョインター５は図２及び図
３で示すように、並列した２台のロールボックスパレッ
ト１ａ，１ｂの隣接する囲い部材４，４のパイプフレー
ム４ａの縦部を挾持する側片５ａ，５ａを有し、この側
片５ａ，５ａに前記横リブ４ｃ，４ｃに係合する凹溝５
ｂ，５ｂを設けた構造である。尚、５ｃは側片５ａ，５
ａ間に突設された中央片である。
３で示すように、並列した２台のロールボックスパレッ
ト１ａ，１ｂの隣接する囲い部材４，４のパイプフレー
ム４ａの縦部を挾持する側片５ａ，５ａを有し、この側
片５ａ，５ａに前記横リブ４ｃ，４ｃに係合する凹溝５
ｂ，５ｂを設けた構造である。尚、５ｃは側片５ａ，５
ａ間に突設された中央片である。
【００１２】前記パレットジョインター６は図４及び図
５で示すように、前記並列した２台のロールボックスパ
レット１ａ，１ｂの隣接する台枠２，２に嵌合する２つ
の凹部６ａ，６ａを互いに外向きに形成した構造であ
る。
５で示すように、前記並列した２台のロールボックスパ
レット１ａ，１ｂの隣接する台枠２，２に嵌合する２つ
の凹部６ａ，６ａを互いに外向きに形成した構造であ
る。
【００１３】本考案は上記の通りの構造であるから、ロ
ールボックスパレット１ａ，１ｂは、従来通りそれぞれ
が単独で使用することができ、大容積荷物を運搬、保管
する場合は、図１で示すように、２台のロールボックス
パレット１ａ，１ｂを並列し、これを本考案による連結
具、すなわち、サポートジョインター５と、パレットジ
ョインター６とによって連結して収容面積を拡大して使
用する。
ールボックスパレット１ａ，１ｂは、従来通りそれぞれ
が単独で使用することができ、大容積荷物を運搬、保管
する場合は、図１で示すように、２台のロールボックス
パレット１ａ，１ｂを並列し、これを本考案による連結
具、すなわち、サポートジョインター５と、パレットジ
ョインター６とによって連結して収容面積を拡大して使
用する。
【００１４】前記サポートジョインター５は、その側片
５ａ，５ａによって並列した２台のロールボックスパレ
ット１ａ，１ｂの隣接する囲い部材４，４のパイプフレ
ームの縦部を挾持し、かつ側片５ａ，５ａに設けられて
いる凹溝５ｂ，５ｂが隣接する横リブ４ｃ，４ｃに係合
して連結する。このサポートジョインター５は、上下に
複数本有している横リブ４ｃ，４ｃの複数段に係合する
ことが望ましい。
５ａ，５ａによって並列した２台のロールボックスパレ
ット１ａ，１ｂの隣接する囲い部材４，４のパイプフレ
ームの縦部を挾持し、かつ側片５ａ，５ａに設けられて
いる凹溝５ｂ，５ｂが隣接する横リブ４ｃ，４ｃに係合
して連結する。このサポートジョインター５は、上下に
複数本有している横リブ４ｃ，４ｃの複数段に係合する
ことが望ましい。
【００１５】また、前記パレットジョインター６は、互
いに外向きに形成した凹部６ａ，６ａが隣接する台枠
２，２に嵌合して連結する。
いに外向きに形成した凹部６ａ，６ａが隣接する台枠
２，２に嵌合して連結する。
【００１６】上記のように、並列した２台のロールボッ
クスパレット１ａ，１ｂの囲い部材４，４間の側面部
と、台枠２，２間の下面部とを連結することにより、２
台のロールボックスパレット１ａ，１ｂは、その側面方
向及び上下面方向にいずれの方向にも屈曲することなく
平行な連結状態が確保される。従って、フォークリフト
を使用して積み降ろし作業を行っても、連結された２台
のロールボックスパレット１ａ，１ｂが屈曲することが
ない。
クスパレット１ａ，１ｂの囲い部材４，４間の側面部
と、台枠２，２間の下面部とを連結することにより、２
台のロールボックスパレット１ａ，１ｂは、その側面方
向及び上下面方向にいずれの方向にも屈曲することなく
平行な連結状態が確保される。従って、フォークリフト
を使用して積み降ろし作業を行っても、連結された２台
のロールボックスパレット１ａ，１ｂが屈曲することが
ない。
【００１７】
【考案の効果】以上のように本考案によると、サポート
ジョインターとパレットジョインターとの２種の部品に
よって、従来使用されている規格寸法内の２台のロール
ボックスパレットを簡単な操作により強固に連結し、収
容面積を２倍に拡大して使用することが可能となり、大
容積荷物を運搬、保管に際して、規格寸法外の専用のロ
ールボックスパレットを特別注文で製作する必要がな
く、経済効果を有している。また、ロールボックスパレ
ットを２台に連結することにより、多数台のロールボッ
クスパレットの積み降ろしや、搬送移動作業の時間と労
力が半減する利点も有している。
ジョインターとパレットジョインターとの２種の部品に
よって、従来使用されている規格寸法内の２台のロール
ボックスパレットを簡単な操作により強固に連結し、収
容面積を２倍に拡大して使用することが可能となり、大
容積荷物を運搬、保管に際して、規格寸法外の専用のロ
ールボックスパレットを特別注文で製作する必要がな
く、経済効果を有している。また、ロールボックスパレ
ットを２台に連結することにより、多数台のロールボッ
クスパレットの積み降ろしや、搬送移動作業の時間と労
力が半減する利点も有している。
【図１】本考案による連結具で連結したロールボックス
パレットの側面図
パレットの側面図
【図２】本考案連結具のサポートジョインターの斜視図
【図３】サポートジョインターの連結状態の斜視図
【図４】本考案連結具のパレットジョインターの斜視図
【図５】パレットジョインターの連結状態の断面図
１ａ ロールボックスパレット １ｂ ロールボックスパレット ２ 台枠 ３ キャスター ４ 囲い部材 ４ａ パイプフレーム ４ｂ 縦リブ ４ｃ 横リブ ５ サポートジョインター ５ａ 側片 ５ｂ 凹溝 ６ パレットジョインター ６ａ 凹部
Claims (1)
- 【請求項１】 底板が取り付けられ、かつキャスターを
備えた四角形の台枠と、方形枠状のパイプフレーム内に
多数の縦リブと横リブとによって格子状の補強棧を形成
し、前記台枠の周囲３面又は４面上に立設される囲い部
材とから構成されたロールボックスパレットにおいて、
並列した２台のロールボックスパレットの隣接する囲い
部材のパイプフレームの縦部を挾持する側片を有し、こ
の側片に前記横リブに係合する凹溝を設け、２台のロー
ルボックスパレットの隣接する囲い部材間を連結するサ
ポートジョインターと、前記台枠に嵌合する２つの凹部
を互いに外向きに形成し、並列した２台のロールボック
スパレットの隣接する台枠間を連結するパレットジョイ
ンターとから成るロールボックスパレットの連結具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1685193U JPH0728117Y2 (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | ロールボックスパレットの連結具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1685193U JPH0728117Y2 (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | ロールボックスパレットの連結具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0671429U JPH0671429U (ja) | 1994-10-07 |
| JPH0728117Y2 true JPH0728117Y2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=11927721
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1685193U Expired - Lifetime JPH0728117Y2 (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | ロールボックスパレットの連結具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0728117Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7103983B2 (ja) * | 2019-03-15 | 2022-07-20 | ヤマト運輸株式会社 | 運搬用台車とその固定構造 |
| KR102390994B1 (ko) * | 2020-02-24 | 2022-04-26 | 주식회사 만곡 | 적재용 파렛트 |
| KR102391816B1 (ko) * | 2020-02-24 | 2022-05-04 | 주식회사 상안 | 적재용 파렛트의 연결고정구 |
-
1993
- 1993-03-15 JP JP1685193U patent/JPH0728117Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0671429U (ja) | 1994-10-07 |
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