JP3039549U - 手押し台車 - Google Patents

手押し台車

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JP3039549U
JP3039549U JP1996012897U JP1289796U JP3039549U JP 3039549 U JP3039549 U JP 3039549U JP 1996012897 U JP1996012897 U JP 1996012897U JP 1289796 U JP1289796 U JP 1289796U JP 3039549 U JP3039549 U JP 3039549U
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康男 近藤
俊安 石井
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西濃産業株式会社
ヤマト・インダストリー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】手押し台車を重ねて収納し、不使用時の手押し
台車の保管スペースを削減する。 【解決手段】床フレーム1は平面略U字状で、前端部
(閉塞側)2に比して、後端部(開放側)3が幅広に形
成されている。床フレーム1の下面4aの四隅部にキャ
スター6を取付ける。床フレーム1の後端部3に、保護
フレーム7を突設する。床フレーム1上に載置した床パ
ネル12は、床フレーム1の前端部2側の水平軸16の
周りに回動自在としてある。保護フレーム7の所定高さ
に、床パネル12の係止片17を係止できる受金具27
を取付けて、手押し台車30を構成する。手押し台車3
0は不使用時は、床パネル12の後端部14を持ち上げ
て、回動させ(鎖線12)、係止片17と受金具27と
を係止して床パネル12の傾斜状態を保持する。手押し
台車30の床フレーム1の後端部3から、他の手押し台
車の前端部側を挿入して、床パネル12が上下に重なる
ように収納できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、荷物を乗せて運搬に使用する手押し台車に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来手押し台車では、キャスターを固定した底フレームに床パネルを載置して 構成されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来手押し台車では、不使用時に台車分の保管スペースを必要とする問題点が あった。また、台車から床パネルを取り外して、台車を重ねて保管することも試 みられていたが、この場合には再使用の際の組立てが繁雑となる問題点があった 。
【0004】
【課題を解決するための手段】
然るにこの考案は、底パネルを、底フレームの閉塞側を軸として、回動自在に 取り付けて、手押し台車を構成したので前記問題点を解決した。
【0005】 即ちこの考案は、キャスターが固定された平面略U字状の底フレームの開放側 に、把持部を有する保護フレームが立設固定され、該底フレームの上面に、荷物 を載置する底パネルが重ねて取付けられてなる台車において、前記底フレームを 開放側が閉塞側に比して幅広となるように形成し、前記底パネルを、前記底フレ ームの閉塞側に設けた軸の周りに、回動自在に取り付け、前記底パネルの開放側 に対応した端部に係止片を突設し、前記保護フレームの所定高さに、所定角度回 動した状態の底パネルの係止片を受けることができる受金具を取付けたことを特 徴とする手押し台車である。
【0006】 また、前記において、保護フレームを縦材の上端に横材を一体に連設して構成 し、保護フレームの該縦材間の所定高さに、操作杆を架設し、該操作杆に、縦片 の下端側を内側に屈曲してなる操作片を有する受け金具の該上端部を回動自在に 取付けたことを特徴としている手押し台車である。
【0007】 更に、前記において、床パネルの上面で開放側に対応した端部に、案内片を突 設し、該案内片の上縁に、前記床パネルの回動に従って受金具の操作片に当接し て該受金具を回動させることができるように、開放側に下がり傾斜する斜面を形 成したことを特徴とする手押し台車である。
【0008】
【実施の態様】
床フレーム1は平面略U字状で、前端部(閉塞側)2に比して、後端部(開放 側)3が幅広に形成されている。床フレーム1の下面4aの四隅部にキャスター 6、6を取付ける。床フレーム1の後端部3に、手押し杆10を有する保護フレ ーム7を突設する。床フレーム1上に載置した床パネル12の前端部13側は、 床フレーム1の前端部2側の水平軸16の周りに回動自在としてある。床パネル 12の後端部14に係止片17を突設する。保護フレーム7の所定高さに、床パ ネル12の係止片17を係止できる受金具27を取付ける。床パネル12の後端 部14に係止片17と受金具27との係止を案内する斜面21を有する案内片2 0を突設して手押し台車30を構成する。
【0009】
【作用】
床パネルを、平面略U字状の底フレームの開放側の対向他側を軸として回動自 在に取付けたので、床パネルを回動させると、床パネルは、底フレームの開放側 が上昇した状態で傾斜する。床パネルが傾斜すると共に、平面略U字状の床フレ ームは後端部(開放側)を幅広に形成したので、手押し台車の開放側に、他の手 押し台車の他側を挿入して、台車を重ねることができる。
【0010】 保護フレームに、床パネルの係止片を受ける受金具を取付けたので、傾斜した 床パネルを保持できる。また、係止片と受金具との係止を解除すれば、床パネル を水平状態に戻すことができる。
【0011】 床パネルの上面に案内片を突設した場合には、床パネルの回動により、床パネ ルの係止片と受金具が自動的に係止され、床パネルが傾斜状態を取ることができ る。
【0012】
【実施例1】 図面に基づきこの考案の実施例を説明する。
【0013】 床フレーム1は平面略U字状で、前端部(閉塞側)2に比して、後端部(開放 側)3が幅広に形成されている(図1(b))。前記床フレーム1の下面4aの 四隅部にキャスター板5、5を介して、夫々キャスター6、6を取付ける。前記 床フレーム1の後端部3の上面4に、並列した縦材8、8の上端を横材9で連結 した形状の保護フレーム7を突設する。前記保護フレーム7の上端部には、横方 向の手押し杆10を架設固定してあり、中間部には横方向の操作杆11を架設固 定してある。手押し杆10は前記保護フレーム1の後端部3から外方に突出して いる(図1(a))。
【0014】 前記床フレーム1上に床パネル12を載置し、床パネル12の前端部(床フレ ーム1の閉塞側に対応した側)13の水平軸16を床フレーム1の前端部2に軸 止する。前記床パネル12の幅は、前記保護フレーム7の縦材8、8の内縁間の 距離より狭く形成されている。
【0015】 前記床パネル12の後端部(床フレーム1の開放側に対応した側)14の端縁 の中央部に、下方に突出した係止片17を固定する。
【0016】 また、前記床パネル12の後端部14の上面15で、前記係止片17の付近に 、案内片20を突設する。前記案内片20は正面略三角形状で、前端(閉塞側) から後端(開放側)に向けて下降する斜面21が形成されている(図4(a)) 。
【0017】 上下に並列した横片23、24とこれを結ぶ縦片25とからなる正面略コ字状 の腕片22の2つを並列して、該腕片22の下の横片24に操作片26を架設固 定して受金具27を構成する。前記操作杆11の中央部で、前記係止片17に対 応した位置に、受金具27の上の横片23、23に夫々固定した水平軸28を回 動自在に軸止する(図4(a)、図2)。
【0018】 前記床パネル12の案内片20の斜面21は、床パネル12が回動して案内片 20が受金具27が当接した際に、受金具27を矢示32方向に回動できる所定 の角度に、即ちこの時の床パネル12の傾斜角度より大きな角度で形成されてい る。
【0019】 以上のようにして、手押し台車30を構成する(図1、2)。図2中31はキ ャスター6の車輪ストッパーである。
【0020】 次に前記実施例に基づきこの手押し台車30の使用について説明する。
【0021】 通常の手押し台車と同様に、床パネル12の上面15に荷物を載せて、手押し 杆を握って手押し台車30を操作して、荷物を運搬する。
【0022】 続いて、手押し台車30を使用しない場合には、床パネル12の後端部14を 持ち上げ、水平軸16の周りに回動させる(図1(a)鎖線図示12)。この際 、受金具27の操作片26が、床パネル12の案内片20の斜面21に案内され る。即ち床パネル12の回動に従って、操作片26が案内片20の斜面21の上 21aから下21bに当接摺動して、受金具27の操作片26は軸28の周りに 矢示32方向に回動する(図4(a))。
【0023】 続いて、床パネル12の回動に従って、受金具27の操作片26が、床パネル 12の係止片17の先端18を越えたならば、逆方向に回動して係止片12と係 止する(図4(b))。この状態で、床パネル12は所定の傾斜角度で保持され る。
【0024】 この状態で、手押し台車30の後側から他の手押し台車30a、30bを差し 込めば、手押し台車30の床板12の下面15aに手押し台車30aの床板12 の上面15が当接するように、順次手押し台車30a、30bを重ねて収容でき る(図5)。重ねて収納できるので、床板12を保持する傾斜角度にもよるが、 収容面積を従来の3分の1〜4分の1程度までに削減できる。
【0025】 また、使用する際には、後ろ側の手押し台車30b、30aを引き出し、床パ ネル12の後端14側を上げて受金具27を矢示32方向に回動させ、受金具2 7と係止片17との係止を解除すれば、容易に床パネル12を回動させて下げる ことができる。
【0026】 前記実施例において、係止片17の形状及び受金具27の形状は、互いに掛脱 できる構造であれば、構造は任意である。例えば、係止片17を下方に突出した 部分を有する形状であれば、逆L字状など他の形状とすることもできる。
【0027】 また、前記実施例において、係止片17と案内片20とは別部材としたが、同 様の作用を有すれば他の構造とすることもできる。例えば、係止片17の上端部 に連続して斜面21を形成するなど、一体の構造とすることもできる(図示して いない)。
【0028】
【考案の効果】
底フレームは開放側が他側に比して幅広に形成すると共に、底パネルを、底フ レームの他側を軸として回動自在に取り付けたので、手押し台車の開放側に、他 の手押し台車の他側を挿入して、重ねて収納でき、不使用時の手押し台車の保管 スペースを大幅に削減できる効果がある。
【0029】 また、床パネルに下方に突出した係止片を設け、保護フレームの所定高さに受 金具を設けたので、床パネルを所定傾斜角度で保持して、収納作業を容易にでき る効果がある。更に、床パネルに斜面を有する案内片を突設すれば、床パネルの 後端側を持ち上げて回動させることにより、係止片と受金具との係止を案内でき るので、収納作業を更に効率化できる効果がある。
【提出日】平成9年2月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、荷物を乗せて運搬に使用する手押し台車に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来手押し台車では、キャスターを固定したフレームに床パネルを載置して 構成されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来手押し台車では、不使用時に台車分の保管スペースを必要とする問題点が あった。また、台車から床パネルを取り外して、台車を重ねて保管することも試 みられていたが、この場合には再使用の際の組立てが繁雑となる問題点があった 。
【0004】
【課題を解決するための手段】 然るにこの考案は、パネルを、フレームの閉塞側を軸として、回動自在に 取り付けて、手押し台車を構成したので前記問題点を解決した。
【0005】 即ちこの考案は、キャスターが固定された平面略U字状のフレームの開放側 に、把持部を有する保護フレームが立設固定され、該フレームの上面に、荷物 を載置するパネルが重ねて取付けられてなる台車において、前記フレームを 開放側が閉塞側に比して幅広となるように形成し、前記パネルを、前記フレ ームの閉塞側に設けた軸の周りに、回動自在に取り付け、前記パネルの開放側 に対応した端部に係止片を突設し、前記保護フレームの所定高さに、所定角度回 動した状態のパネルの係止片を受けることができる受金具を取付けたことを特 徴とする手押し台車である。
【0006】 また、前記において、保護フレームを縦材の上端に横材を一体に連設して構成 し、保護フレームの該縦材間の所定高さに、操作杆を架設し、該操作杆に、縦片 の下端側を内側に屈曲してなる操作片を有する受け金具の該上端部を回動自在に 取付けたことを特徴としている手押し台車である。
【0007】 更に、前記において、床パネルの上面で開放側に対応した端部に、案内片を突 設し、該案内片の上縁に、前記床パネルの回動に従って受金具の操作片に当接し て該受金具を回動させることができるように、開放側に下がり傾斜する斜面を形 成したことを特徴とする手押し台車である。
【0008】
【実施の態様】
床フレーム1は平面略U字状で、前端部(閉塞側)2に比して、後端部(開放 側)3が幅広に形成されている。床フレーム1の下面4aの四隅部にキャスター 6、6を取付ける。床フレーム1の後端部3に、手押し杆10を有する保護フレ ーム7を突設する。床フレーム1上に載置した床パネル12の前端部13側は、 床フレーム1の前端部2側の水平軸16の周りに回動自在としてある。床パネル 12の後端部14に係止片17を突設する。保護フレーム7の所定高さに、床パ ネル12の係止片17を係止できる受金具27を取付ける。床パネル12の後端 部14に係止片17と受金具27との係止を案内する斜面21を有する案内片2 0を突設して手押し台車30を構成する。
【0009】
【作用】
床パネルを、平面略U字状のフレームの開放側の対向他側を軸として回動自 在に取付けたので、床パネルを回動させると、床パネルは、フレームの開放側 が上昇した状態で傾斜する。床パネルが傾斜すると共に、平面略U字状の床フレ ームは後端部(開放側)を幅広に形成したので、手押し台車の開放側に、他の手 押し台車の他側を挿入して、台車を重ねることができる。
【0010】 保護フレームに、床パネルの係止片を受ける受金具を取付けたので、傾斜した 床パネルを保持できる。また、係止片と受金具との係止を解除すれば、床パネル を水平状態に戻すことができる。
【0011】 床パネルの上面に案内片を突設した場合には、床パネルの回動により、床パネ ルの係止片と受金具が自動的に係止され、床パネルが傾斜状態を取ることができ る。
【0012】
【実施例1】 図面に基づきこの考案の実施例を説明する。
【0013】 床フレーム1は平面略U字状で、前端部(閉塞側)2に比して、後端部(開放 側)3が幅広に形成されている(図1(b))。前記床フレーム1の下面4aの 四隅部にキャスター板5、5を介して、夫々キャスター6、6を取付ける。前記 床フレーム1の後端部3の上面4に、並列した縦材8、8の上端を横材9で連結 した形状の保護フレーム7を突設する。前記保護フレーム7の上端部には、横方 向の手押し杆10を架設固定してあり、中間部には横方向の操作杆11を架設固 定してある。手押し杆10は前記保護フレーム1の後端部3から外方に突出して いる(図1(a))。
【0014】 前記床フレーム1上に床パネル12を載置し、床パネル12の前端部(床フレ ーム1の閉塞側に対応した側)13の水平軸16を床フレーム1の前端部2に軸 止する。前記床パネル12の幅は、前記保護フレーム7の縦材8、8の内縁間の 距離より狭く形成されている。
【0015】 前記床パネル12の後端部(床フレーム1の開放側に対応した側)14の端縁 の中央部に、下方に突出した係止片17を固定する。
【0016】 また、前記床パネル12の後端部14の上面15で、前記係止片17の付近に 、案内片20を突設する。前記案内片20は正面略三角形状で、前端(閉塞側) から後端(開放側)に向けて下降する斜面21が形成されている(図4(a)) 。
【0017】 上下に並列した横片23、24とこれを結ぶ縦片25とからなる正面略コ字状 の腕片22の2つを並列して、該腕片22の下の横片24に操作片26を架設固 定して受金具27を構成する。前記操作杆11の中央部で、前記係止片17に対 応した位置に、受金具27の上の横片23、23に夫々固定した水平軸28を回 動自在に軸止する(図4(a)、図2)。
【0018】 前記床パネル12の案内片20の斜面21は、床パネル12が回動して案内片 20が受金具27が当接した際に、受金具27を矢示32方向に回動できる所定 の角度に、即ちこの時の床パネル12の傾斜角度より大きな角度で形成されてい る。
【0019】 以上のようにして、手押し台車30を構成する(図1、2)。図2中31はキ ャスター6の車輪ストッパーである。
【0020】 次に前記実施例に基づきこの手押し台車30の使用について説明する。
【0021】 通常の手押し台車と同様に、床パネル12の上面15に荷物を載せて、手押し 杆を握って手押し台車30を操作して、荷物を運搬する。
【0022】 続いて、手押し台車30を使用しない場合には、床パネル12の後端部14を 持ち上げ、水平軸16の周りに回動させる(図1(a)鎖線図示12)。この際 、受金具27の操作片26が、床パネル12の案内片20の斜面21に案内され る。即ち床パネル12の回動に従って、操作片26が案内片20の斜面21の上 21aから下21bに当接摺動して、受金具27の操作片26は軸28の周りに 矢示32方向に回動する(図4(a))。
【0023】 続いて、床パネル12の回動に従って、受金具27の操作片26が、床パネル 12の係止片17の先端18を越えたならば、逆方向に回動して係止片12と係 止する(図4(b))。この状態で、床パネル12は所定の傾斜角度で保持され る。
【0024】 この状態で、手押し台車30の後側から他の手押し台車30a、30bを差し 込めば、手押し台車30の床板12の下面15aに手押し台車30aの床板12 の上面15が当接するように、順次手押し台車30a、30bを重ねて収容でき る(図5)。重ねて収納できるので、床板12を保持する傾斜角度にもよるが、 収容面積を従来の3分の1〜4分の1程度までに削減できる。
【0025】 また、使用する際には、後ろ側の手押し台車30b、30aを引き出し、床パ ネル12の後端14側を上げて受金具27を矢示32方向に回動させ、受金具2 7と係止片17との係止を解除すれば、容易に床パネル12を回動させて下げる ことができる。
【0026】 前記実施例において、係止片17の形状及び受金具27の形状は、互いに掛脱 できる構造であれば、構造は任意である。例えば、係止片17を下方に突出した 部分を有する形状であれば、逆L字状など他の形状とすることもできる。
【0027】 また、前記実施例において、係止片17と案内片20とは別部材としたが、同 様の作用を有すれば他の構造とすることもできる。例えば、係止片17の上端部 に連続して斜面21を形成するなど、一体の構造とすることもできる(図示して いない)。
【0028】
【考案の効果】
フレームは開放側が他側に比して幅広に形成すると共に、パネルを、フ レームの他側を軸として回動自在に取り付けたので、手押し台車の開放側に、他 の手押し台車の他側を挿入して、重ねて収納でき、不使用時の手押し台車の保管 スペースを大幅に削減できる効果がある。
【0029】 また、床パネルに下方に突出した係止片を設け、保護フレームの所定高さに受 金具を設けたので、床パネルを所定傾斜角度で保持して、収納作業を容易にでき る効果がある。更に、床パネルに斜面を有する案内片を突設すれば、床パネルの 後端側を持ち上げて回動させることにより、係止片と受金具との係止を案内でき るので、収納作業を更に効率化できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例で、(a)は正面図、(b)
は床パネルの表面形状を省略しかつ一部を破切した平面
図である。
【図2】同じく右側面図である。
【図3】同じく平面図である。
【図4】係止部の作動を表す拡大した正面図で、(a)
は床パネルの回動途中、(b)は床パネルの係止状態を
夫々表す。
【図5】この考案の手押し台車の使用状態で、重ねて保
管した状態を表す。
【符号の説明】
1 床フレーム 2 (床フレームの)前端部(閉塞側) 3 (床フレームの)後端部(開放側) 4 (床フレームの)上面 6 キャスター 7 保護フレーム 10 手押し杆 11 操作杆 12 床パネル 13 (床パネルの)前端部 14 (床パネルの)後端部 15 (床パネルの)上面 16 水平軸 17 係止片 20 案内片 21 (案内片の)斜面 27 受金具 30、30a、30b、30c 手押し台車
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年2月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】明細書
【考案の名称】手押し台車
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例で、(a)は正面図、(b)
は床パネルの表面形状を省略しかつ一部を破切した平面
図である。
【図2】同じく右側面図である。
【図3】同じく平面図である。
【図4】係止部の作動を表す拡大した正面図で、(a)
は床パネルの回動途中、(b)は床パネルの係止状態を
夫々表す。
【図5】この考案の手押し台車の使用状態で、重ねて保
管した状態を表す。
【符号の説明】 1 床フレーム 2 (床フレームの)前端部(閉塞側) 3 (床フレームの)後端部(開放側) 4 (床フレームの)上面 6 キャスター 7 保護フレーム 10 手押し杆 11 操作杆 12 床パネル 13 (床パネルの)前端部 14 (床パネルの)後端部 15 (床パネルの)上面 16 水平軸 17 係止片 20 案内片 21 (案内片の)斜面 27 受金具 30、30a、30b、30c 手押し台車

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャスターが固定された平面略U字状の
    底フレームの開放側に、把持部を有する保護フレームが
    立設固定され、該底フレームの上面に、荷物を載置する
    底パネルが重ねて取付けられてなる台車において、前記
    底フレームを開放側が閉塞側に比して幅広となるように
    形成し、前記底パネルを、前記底フレームの閉塞側に設
    けた軸の周りに、回動自在に取り付け、前記底パネルの
    開放側に対応した端部に係止片を突設し、前記保護フレ
    ームの所定高さに、所定角度回動した状態の底パネルの
    係止片を受けることができる受金具を取付けたことを特
    徴とする手押し台車。
  2. 【請求項2】 キャスターが固定された平面略U字状の
    底フレームの開放側に、把持部を有する保護フレームが
    立設固定され、該底フレームの上面に、荷物を載置する
    底パネルが重ねて取付けられてなる台車において、前記
    底フレームを開放側が閉塞側に比して幅広となるように
    形成し、前記底パネルを、前記底フレームの閉塞側に設
    けた軸の周りに、回動自在に取り付け、前記底パネルの
    開放側に対応した端部に、下方に突出した係止片を突設
    し、前記保護フレームを縦材の上端に横材を一体に連設
    して構成し、保護フレームの該縦材間の所定高さに、操
    作杆を架設し、該操作杆に、縦片の下端側を内側に屈曲
    してなる操作片を有する受け金具の該上端部を回動自在
    に取付けたことを特徴とする手押し台車。
  3. 【請求項3】キャスターが固定された平面略U字状の底
    フレームの開放側に、把持部を有する保護フレームが立
    設固定され、該底フレームの上面に、荷物を載置する底
    パネルが重ねて取付けられてなる台車において、前記底
    フレームを開放側が閉塞側に比して幅広となるように形
    成し、前記底パネルを、前記底フレームの閉塞側に設け
    た軸の周りに、回動自在に取り付け、前記底パネルの開
    放側に対応した端部に、下方に突出した係止片を突設
    し、前記保護フレームを縦材の上端に横材を一体に連設
    して構成し、保護フレームの該縦材間の所定高さに、操
    作杆を架設し、該操作杆に、縦片の下端側を内側に屈曲
    してなる操作片を有する受け金具の該上端部を回動自在
    に取付け、前記床パネルの上面で開放側に対応した端部
    に、案内片を突設し、該案内片の上縁に、前記床パネル
    の回動に従って受金具の操作片に当接して該受金具を回
    動させることができるように、開放側に下がり傾斜する
    斜面を形成したことを特徴とする手押し台車。
JP1996012897U 1996-12-18 1996-12-18 手押し台車 Expired - Lifetime JP3039549U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018079923A (ja) * 2016-11-08 2018-05-24 ヤマト・インダストリー株式会社 前下がりの床フレームを備えた運搬用台車

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018079923A (ja) * 2016-11-08 2018-05-24 ヤマト・インダストリー株式会社 前下がりの床フレームを備えた運搬用台車
JP6997496B2 (ja) 2016-11-08 2022-01-17 ヤマト・インダストリー株式会社 前下がりの床フレームを備えた運搬用台車

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