JP2002359029A - レバー式コネクタ - Google Patents

レバー式コネクタ

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JP2002359029A JP2001163164A JP2001163164A JP2002359029A JP 2002359029 A JP2002359029 A JP 2002359029A JP 2001163164 A JP2001163164 A JP 2001163164A JP 2001163164 A JP2001163164 A JP 2001163164A JP 2002359029 A JP2002359029 A JP 2002359029A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取付孔への取付け作業と、レバーが待ち受け
位置にある状態でフード部に雌側コネクタハウジングを
嵌め込む作業とを円滑に行う。 【解決手段】 取付孔Hに対し位置ずれした状態でレバ
ー式コネクタAの取付けが行われたときには、ガイド部
36が取付孔Hの孔縁に当接し、そのガイド部36の傾
斜によってレバー式コネクタAが取付孔Hに対して正規
の位置へ誘導される。レバー30を待ち受け位置にして
雌側コネクタハウジング20をフード部13に嵌めた状
態では、雌側コネクタハウジング20の背面20Rがガ
イド部36よりも前方に位置するので、フード部13に
嵌めるときに雌側コネクタハウジング20の背面20R
を押す指がガイド部36に当たらずに済む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パネル取付型のレ
バー式コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】パネルに取り付けるタイプのレバー式コ
ネクタとして、従来、特開平9−245886号公報に
開示されているものがある。これは、雄側コネクタハウ
ジングを予めパネルの取付孔に組み付けて待ち受け状態
としておき、その雄側コネクタハウジングに対してレバ
ーを備えた雌側コネクタハウジングを嵌合してレバー操
作により両コネクタハウジングを正規嵌合状態にするよ
うにしたものである。
【0003】このようにパネルの外側でレバーを操作す
るコネクタの場合、嵌合状態においてパネルの外側に雌
側コネクタハウジングの一部とレバーが突出することに
なることから、その分のスペースを確保する必要があ
る。ところが、例えば自動車のドアパネルにおけるヒン
ジ付近にコネクタを取り付けるような場合は、閉扉時に
ボディパネルとの間に十分なスペースが確保できないた
め、上記のような待ち受けタイプのレバー式コネクタの
適用が困難である。
【0004】そこで、予め両コネクタハウジングをドア
パネルの外側で嵌合しておき、その嵌合済の両コネクタ
ハウジングをパネルの取付孔に嵌合し、両コネクタハウ
ジング及びレバーをドアパネルの内側に収容する構造が
考案されている。これは、前端部にフード部を有する雄
側コネクタハウジングの後端部に取付孔への係止部を設
け、その雄側コネクタハウジングに回動可能に支持した
レバーを予め待ち受け位置に待機させてそのカム溝の入
口を正面側に開口させておき、その状態でフード部に雌
側コネクタハウジングを浅く嵌めてそのカムフォロアを
カム溝に進入させ、その後、レバーを嵌合位置側へ向け
て回動させることによって両コネクタハウジングを嵌合
するようにしたものである。かかるレバー式コネクタを
嵌合済の状態で取付孔に取り付けると、雄側コネクタハ
ウジングの後端の係止部が取付孔の孔縁に係止され、レ
バー式コネクタはパネルの内側に収容される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に、コネクタを取
り付けるためにパネルに形成される取付孔は、パネルを
プレスにより単に打ち抜いて開口させたものであること
から、位置ずれしたコネクタを正規の位置へ誘い込むた
めのガイドやテーパ等は形成されていない。そのため、
上記のようなレバー式コネクタを取付孔に取り付ける作
業を、ボディとドアヒンジ部との間のような狭い空間の
中で片手で行う場合には、レバー式コネクタが取付孔の
孔縁に引っ掛かり易く、取付け作業を円滑に行うことが
できないという問題がある。
【0006】また、両コネクタハウジングを嵌合後に取
付孔に取り付けるレバー式コネクタでは、取付けの際に
レバーが取付孔の孔縁に当ることが予想されるが、この
ときにレバーが嵌合位置から待ち受け位置へ戻されるこ
とは避けなければならない。その手段としては、待ち受
け位置ではレバーがフード部の前端側に位置し、嵌合位
置に向かってレバーが後方へ変位するようにレバーの回
動方向を設定することが考えられる。ところが、待ち受
け位置でレバーがフード部の前端部に位置していると、
フード部に雌側コネクタハウジングを浅く嵌め込むとき
に、雌側コネクタハウジングを押す指がレバーに干渉
し、嵌め込み作業に支障を来すことが懸念される。
【0007】本願発明は上記事情に鑑みて創案され、取
付孔への取付け作業と、レバーが待ち受け位置にある状
態でフード部に雌側コネクタハウジングを嵌め込む作業
とを円滑に行えるようにすることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、前端
部にフード部を有する雄側コネクタハウジングにレバー
を回動可能に設け、前記レバーを待ち受け位置に待機さ
せた状態で前記フード部に雌側コネクタハウジングを嵌
めてそのカムフォロアを前記レバーのカム溝に進入さ
せ、この状態から前記レバーを嵌合位置へ向けて概ね後
方へ回動させることにより前記両コネクタハウジングを
嵌合し、嵌合済みとした状態でパネルの取付孔に取り付
けるようにしたレバー式コネクタにおいて、前記レバー
には、そのレバーが嵌合位置にある状態では前記取付孔
への取付け方向に対して傾斜するとともに前記取付孔の
孔縁への当接を可能とされたガイド部が概ね前方に面し
て形成され、前記レバーが待ち受け位置にあり且つ前記
雌側コネクタハウジングが前記フード部に嵌められた状
態では、その雌側コネクタハウジングの背面が前記ガイ
ド部とほぼ面一に又は前記ガイド部よりも前方に位置す
る構成とした。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記レバーが待ち受け位置にある状態では、前記ガ
イド部が前記フード部の前端とほぼ面一に又は前記フー
ド部の前端よりも前方に位置する構成とした。請求項3
の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、前記
ガイド部は、前記レバーが待ち受け位置にある状態で前
記フード部の前端よりも前方となる位置に配されている
とともに、そのアーム部の外面側から内面側へ向かって
傾斜した形態のテーパ面を有している構成とした。
【0010】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
のいずれかの発明において、前記レバーが操作部の左右
両端から一対のアーム部を延出した形態とされており、
前記ガイド部が前記アーム部の前縁に形成されているも
のにおいて、前記操作部の前縁には、前記ガイド部より
も概ね前方へ突出する指掛け部が形成されている構成と
した。
【0011】
【発明の作用及び効果】[請求項1の発明]取付孔に対
し位置ずれした状態でレバー式コネクタの取付けが行わ
れたときには、レバーのガイド部が取付孔の孔縁に当接
し、そのガイド部の傾斜によってレバー式コネクタが取
付孔に対して正規の位置へ誘導され、取付孔への取付け
が円滑に行われる。また、レバーに設けたガイド部は前
方に面しているのであるが、レバーを待ち受け位置にし
て雌側コネクタハウジングをフード部に嵌めた状態で
は、雌側コネクタハウジングの背面がガイド部とほぼ面
一に又はガイド部よりも前方に位置するようになってい
るので、フード部に嵌めるときに雌側コネクタハウジン
グの背面を押す指がガイド部に当たることがなく、フー
ド部への嵌め込み作業を円滑に行うことができる。
【0012】[請求項2の発明]レバーが待ち受け位置
にある状態では、ガイド部がフード部の前端とほぼ面一
に又はフード部の前端部よりも前方に位置するようにし
たので、雌側コネクタハウジングの背面を押す指がフー
ド部の前端に当たることがなく、雌側コネクタハウジン
グのフード部への嵌め込み作業を円滑に行うことができ
る。 [請求項3の発明]フード部に雌側コネクタハウジング
を嵌め込む際に、雌側コネクタハウジングが位置ずれし
てガイド部に当たっても、雌側コネクタハウジングはガ
イド部のテーパ面の傾斜により位置ずれが矯正される。
これにより、フード部に対する雌側コネクタハウジング
の嵌込み作業の円滑化が図られる。
【0013】[請求項4の発明]操作部には、ガイド部
から突出する形態の指掛け部が形成されているので、こ
の指掛け部に指を引っ掛けることにより、レバーを確実
に回動操作することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】[実施形態1]以下、本発明を具
体化した実施形態1を図1乃至図6を参照して説明す
る。本実施形態のレバー式コネクタAは、雄側コネクタ
ハウジング10と、この雄側コネクタハウジング10に
設けたレバー30と、雌側コネクタハウジング20とか
らなり、両コネクタハウジング10,20を嵌合済みと
した状態でパネルPに対しその取付孔Hに嵌め込むよう
にして取り付けられるようになっている。
【0015】雄側コネクタハウジング10は、全体とし
て上下両端部が半円形となった長円形をなしており、そ
の後端部外周には、長円形をなすフランジ部11と、そ
のフランジ部11よりも少し前方に位置する弾性抜止片
12とが形成されている。雄側コネクタハウジング10
の後端面(図1〜図3における左端面)からは、雄側コ
ネクタハウジング10内に収容された雄端子金具(図示
せず)に接続されている電線(図示せず)が導出されて
いる。
【0016】一方、雄側コネクタハウジング10の前端
側においては、前方へ突出するフード部13が形成され
ている。フード部13の左右両外側面には一対の軸部1
5が形成されていて、この軸部15にレバー30が支持
されている。また、フード部13の左右両側壁には、雌
側コネクタハウジング20のカムフォロア21との干渉
を回避するための逃がし溝16が、フード部13の前端
13Fから軸部15に向かってフード部13への雌側コ
ネクタハウジング20の嵌込み方向と平行なスリット状
に形成されている。
【0017】フード部13は雄側コネクタハウジング1
0に比べて高さ寸法と幅寸法が小さく、正面側から見る
と、雄側コネクタハウジング10の上面とフード部13
の上面との間、及び雄側コネクタハウジング10の左右
側面とフード部13の左右両側面との間に、夫々、段差
があり、この段差によって形成された上下反転略U字形
をなすスペース14にレバー30が配されている。雌側
コネクタハウジング20は、その内部に雌端子金具(図
示せず)を収容するとともに、その雌端子金具に接続さ
れている電線(図示せず)を背面20R(図1〜図3に
おける右端面)から導出させたものであって、その背面
20Rに指を当てて前方へ押すことにより、フード部1
3内に嵌入されるようになっている。また、雌側コネク
タハウジング20の左右両外側面には、一対のカムフォ
ロア21が突出形成されている。
【0018】レバー30は、操作部31の左右両端から
一対の板状をなすアーム部32を互いに平行に突成した
ものであって、両アーム部32の軸受孔33を軸部15
に嵌合させることで、待ち受け位置と嵌合位置との間で
回動し得るようになっている。レバー30が図1に示す
待ち受け位置にある状態では、アーム部32に形成した
カム溝34の入り口が前方(図1及び図3における右
方)に開口された状態となり、カム溝34に雌側コネク
タハウジング20のカムフォロア21が進入できるよう
になっている。また、レバー30が待ち受け位置から図
3に示す嵌合位置へ変位すると、カム溝34とカムフォ
ロア21との係合によって両コネクタハウジング10,
20が嵌合状態となる。
【0019】両コネクタハウジング10,20を嵌合す
る際には、まず、レバー30を待ち受け位置に待機させ
た状態で、雌側コネクタハウジング20の背面20Rに
指を当ててその雌側コネクタハウジング20をフード部
13に浅く嵌め込み、そのカムフォロア21をカム溝3
4の入り口に進入させる(図1を参照)。次に、この状
態からレバー30を図1及び図3における反時計周り方
向へ回動させると、カム溝34とカムフォロア21の係
合によるテコ作用により、レバー30に付与する操作力
が小さくても、両コネクタハウジング10,20の嵌合
が円滑に進み、レバー30が嵌合位置に達すると両コネ
クタハウジング10,20が正規の嵌合状態となる。
【0020】このようにして両コネクタハウジング1
0,20を嵌合済みの状態としたレバー式コネクタA
は、雄側コネクタハウジング10のフード部13を先に
向けてパネルPの表側(図1及び図3における左側)か
ら長円形(雄側コネクタハウジング10の外周と相似
形)の取付孔Hに嵌め込まれ、雄側コネクタハウジング
10のフランジ部11を取付孔Hの孔縁に対して表側か
ら当接させるとともに、弾性抜止片12の突起12Aを
取付孔Hの孔縁に対して裏側から係止させることによ
り、パネルPに取り付けられる。
【0021】本実施形態のレバー式コネクタAには、取
付孔Hへの取付け作業と、レバー30が待ち受け位置に
ある状態でフード部13に雌側コネクタハウジング20
を嵌め込む作業とを円滑に行えるようにするための手段
としてのガイド部36が設けられている。即ち、レバー
30が待ち受け位置と嵌合位置との間のいずれの位置に
あっても、両アーム部32の前縁は概ね前方(取付孔H
と対向する方向であり、フード部13に嵌め込まれる雌
側コネクタハウジング20と対向する方向でもある)に
面しているが、このアーム部32の前縁がガイド部36
とされている。このガイド部36は、レバー30が嵌合
位置にあるときには、取付孔Hへの取付け方向(フード
部13に対する雌側コネクタハウジング20の嵌込み方
向)に対して斜めになり、レバー30が待ち受け位置に
あるときには、ガイド部36は、フード部13に対する
雌側コネクタハウジング20の嵌込み方向とほぼ直交す
る向きとなる。かかるガイド部36は、レバー式コネク
タAが取付孔Hに対して上方へずれた状態で取り付けら
れようとしたときに、その取付孔Hの孔縁のうち半円形
の上端部分に当接するようになっている。
【0022】また、レバー30が待ち受け位置にあり且
つ雌側コネクタハウジング20がフード部13に嵌めら
れてカムフォロア21がカム溝34の入口に進入した状
態では、雌側コネクタハウジング20の背面20Rがガ
イド部36よりも前方(図1における右方)に位置する
ようになっている。さらに、レバー30が待ち受け位置
にある状態では、ガイド部36がフード部13の前端1
3Fよりも少し前方に位置するようになっている。さら
に、ガイド部36には、アーム部32の外面側から内面
側へ向かって斜め後方へ傾斜した形態のテーパ面37が
形成されているが、このテーパ面37も、フード部13
の前端13Fよりも前方に位置している。
【0023】また、レバー30は、操作部31の左右両
端から一対のアーム部32を延出した形態とされている
とともに、ガイド部36がアーム部32の前縁に形成さ
れていて、待ち受け位置にあるレバー30を嵌合位置へ
回動させる際には、操作部31に対して前方から指を宛
って後方へ押すようになっているが、本実施形態では、
操作部31の前縁に、ガイド部36よりも概ね前方へ突
出する指掛け部38が形成されている。
【0024】本実施形態は上記構成になり、取付孔Hに
対しレバー式コネクタAが上方へ位置ずれした状態で取
付けが行われたときには、レバー30に設けたガイド部
36が取付孔Hの孔縁に対して斜めに当接し、そのガイ
ド部36の傾斜によってレバー式コネクタAが取付孔H
に対して正規の位置へ誘導されるので、取付孔Hへの取
付けが円滑に行われるようになっている。また、ガイド
部36は前方に面しているのであるが、レバー30を待
ち受け位置にして雌側コネクタハウジング20をフード
部13に嵌めた状態では、雌側コネクタハウジング20
の背面20Rがガイド部36よりも前方に位置するよう
になっているので、フード部13に嵌めるときに雌側コ
ネクタハウジング20の背面20Rを押す指がガイド部
36に当たることがない。したがって、フード部13へ
の嵌め込み作業を円滑に行うことができる。同じくレバ
ー30が待ち受け位置にある状態では、ガイド部36が
フード部13の前端13Fよりも前方に位置するように
したので、雌側コネクタハウジング20の背面20Rを
押す指がフード部13の前端13Fに当たることがな
い。したがって、雌側コネクタハウジング20のフード
部13への嵌め込み作業を円滑に行うことができる。
【0025】また、フード部13に雌側コネクタハウジ
ング20を嵌め込む際に、雌側コネクタハウジング20
が左右に位置ずれしてガイド部36に当たっても、雌側
コネクタハウジング20はガイド部36に形成したテー
パ面37の傾斜により誘導されて位置ずれが矯正され
る。これにより、フード部13に対する雌側コネクタハ
ウジング20の嵌込み作業の円滑化が実現されている。
また操作部31には、ガイド部36から突出する形態の
指掛け部38が形成されているので、この指掛け部38
に指を引っ掛けることにより、待ち受け位置にあるレバ
ー30を嵌合位置側へ回動させる操作を確実に行うこと
ができる。
【0026】[他の実施形態]本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態ではレバーが待ち受け位置にあり且
つ雌側コネクタハウジングがフード部に嵌められた状態
では、その雌側コネクタハウジングの背面がガイド部よ
りも前方に位置するようにしたが、本発明によれば、雌
側コネクタハウジングの背面がガイド部とほぼ面一に位
置するようにしてもよい。
【0027】(2)上記実施形態ではレバーが待ち受け
位置にある状態では、ガイド部がフード部の前端よりも
前方に位置するようにしたが、本発明によれば、ガイド
部がフード部の前端とほぼ面一に位置する構成としても
よく、フード部の前端よりも後方に位置するようにして
もよい。尚、ガイド部がフード部の前端よりも後方に位
置する場合には、フード部に嵌め込んだ雌側コネクタハ
ウジングの背面がフード部の前端と面一の位置又はフー
ド部の前端よりも前方の位置となるようにすればよい。
【0028】(3)上記実施形態ではガイド部をアーム
部の外面側から内面側へ向かって傾斜した形態としてフ
ード部に対する雌側コネクタハウジングの位置ずれを矯
正する機能を持たせたが、本発明によれば、ガイド部は
アーム部の内外両面に対して直角な面としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1においてレバーが待ち受け位置にあ
って雌側コネクタハウジングがフード部に嵌め込まれた
状態をあらわす側面図
【図2】雌側コネクタハウジングの側面図
【図3】嵌合済の両コネクタハウジングを取付孔に取り
付けた状態をあらわす側面図
【図4】雄側コネクタハウジングの一部切欠平面図
【図5】雄側コネクタハウジングの正面図
【図6】雄側コネクタハウジングの斜視図
【符号の説明】
P…パネル H…取付孔 A…レバー式コネクタ 10…雄側コネクタハウジング 13…フード部 13F…フード部の前端 20…雌側コネクタハウジング 20R…雌側コネクタハウジングの背面 30…レバー 21…カムフォロア 31…操作部 34…カム溝 36…ガイド部 37…テーパ面 38…指掛け部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前端部にフード部を有する雄側コネクタ
    ハウジングにレバーを回動可能に設け、前記レバーを待
    ち受け位置に待機させた状態で前記フード部に雌側コネ
    クタハウジングを嵌めてそのカムフォロアを前記レバー
    のカム溝に進入させ、この状態から前記レバーを嵌合位
    置へ向けて概ね後方へ回動させることにより前記両コネ
    クタハウジングを嵌合し、嵌合済みとした状態でパネル
    の取付孔に取り付けるようにしたレバー式コネクタにお
    いて、 前記レバーには、そのレバーが嵌合位置にある状態では
    前記取付孔への取付け方向に対して傾斜するとともに前
    記取付孔の孔縁への当接を可能とされたガイド部が概ね
    前方に面して形成され、 前記レバーが待ち受け位置にあり且つ前記雌側コネクタ
    ハウジングが前記フード部に嵌められた状態では、その
    雌側コネクタハウジングの背面が前記ガイド部とほぼ面
    一に又は前記ガイド部よりも前方に位置する構成とした
    ことを特徴とするレバー式コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記レバーが待ち受け位置にある状態で
    は、前記ガイド部が前記フード部の前端とほぼ面一に又
    は前記フード部の前端よりも前方に位置する構成とした
    ことを特徴とする請求項1記載のレバー式コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記ガイド部は、前記レバーが待ち受け
    位置にある状態で前記フード部の前端よりも前方となる
    位置に配されているとともに、そのアーム部の外面側か
    ら内面側へ向かって傾斜した形態のテーパ面を有してい
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のレバー
    式コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記レバーが操作部の左右両端から一対
    のアーム部を延出した形態とされており、前記ガイド部
    が前記アーム部の前縁に形成されているものにおいて、
    前記操作部の前縁には、前記ガイド部よりも概ね前方へ
    突出する指掛け部が形成されていることを特徴とする請
    求項1乃至請求項3のいずれかに記載のレバー式コネク
    タ。
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