JP2812015B2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2812015B2
JP2812015B2 JP3272524A JP27252491A JP2812015B2 JP 2812015 B2 JP2812015 B2 JP 2812015B2 JP 3272524 A JP3272524 A JP 3272524A JP 27252491 A JP27252491 A JP 27252491A JP 2812015 B2 JP2812015 B2 JP 2812015B2
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lever
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guide means
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治 川瀬
薫 渡部
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
    • H01R13/62933Comprising exclusively pivoting lever
    • H01R13/62938Pivoting lever comprising own camming means
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
    • H01R13/631Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances for engagement only

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コネクタに関し、特
に、レバー式のコネクタにおいて、一回の操作でワンタ
ッチで取付けることができるようにして、コネクタの接
続作業の簡易化を図るものであり、自動車のワイヤハー
ネスを接続するコネクタ等に好適に適用されるものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、種々のタイプのレバー式のコ
ネクタが提供されている。例えば、図8に示すコネクタ
では、互いに接続される複数の端子をそれぞれ収容した
第1及び第2コネクタ1,2のうち、第1コネクタ1に
レバー3を回転自在に軸支する一方、他方の第2コネク
タ2には、上記レバー3のコネクタガイド穴3aに係合
するガイドピン4を設けている。
【0003】上記のコネクタでは、コネクタガイド穴3
aにガイドピン4を配置した状態でレバー3の上端を手
動操作して矢印A方向に回転させると、第2コネクタ2
が第1コネクタ1に引き寄せられ、よって、第1及び第
2コネクタ1,2を嵌合することができる。この場合、
上記レバー3はてこの原理を利用しているため、レバー
3に加える必要がある力は、第1及び第2コネクタ1,
2を直接手で保持して嵌合する場合よりも小さい力で済
む。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のレバー式のコネクタを接続する場合、ま
ず、第1コネクタ1と第2コネクタ2をそれぞれ手で保
持して近接させて、第2コネクタ2のガイドピン4が、
レバー3の先端部とコネクタガイド穴3aを接続するよ
うに設けたガイド用溝3bに配置される位置 (仮セット
位置)として、その後、レバー3を回転する必要があっ
た。
【0005】即ち、従来のレバー式コネクタでは、第1
及び第2コネクタ1,2を仮セット位置に配置する操作
と、レバー3を回転してこれらのコネクタを嵌合する操
作の2段階の操作が必要であり作業が面倒であった。ま
た、これら2段階の操作は、第1及び第2コネクタ1,
2の両方を手で保持して行う必要があり、この点におい
ても作業性に問題があった。
【0006】本発明は、上記のような従来のレバー式コ
ネクタにおける問題を解決するためになされたものであ
って、1つの操作によりワンタッチで、かつ、一方のコ
ネクタのみを操作することにより、接続作業を行うこと
ができるレバー式のコネクタを提供することを目的とし
てなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、コネ
クタボックス内のコネクタ収容室内に摺動自在に収容し
た第1コネクタと、該コネクタボックスのコネクタ収容
室の一端開口部より挿入して上記第1コネクタに嵌合す
る第2コネクタとからなり、上記第1コネクタにコネク
タガイド穴を設けたレバーを回転自在に軸支し、該レバ
ーを上記コネクタボックス内に設けたレバー案内手段に
沿って回転可能に保持しておくと共に、上記コネクタ収
容室内において上記第2コネクタ挿入側開口部に保持し
た上記第1コネクタを直線的に移動するように案内する
ガイド手段をコネクタボックス内に備える一方、上記第
2コネクタにガイドピンを設け、上記コネクタボックス
のコネクタ収容室内に上記第2コネクタを第1コネクタ
と嵌合するように押し込むと、第2コネクタのガイドピ
ンが上記レバーのコネクタガイド穴に自動的に挿入する
と共に第1コネクタは上記ガイド手段により直線的に移
動し、該第1コネクタの移動で上記レバーが上記レバー
案内手段に沿って自動的に回転して第2コネクタを引き
寄せ、第1コネクタと第2コネクタが嵌合して電気接続
する構成としていることを特徴とするコネクタを提供す
るものである。
【0008】また、上記コネクタは、上記第1コネクタ
を、その嵌合部がコネクタ収容室の開口部に配置される
位置で仮固定する第1位置決め手段と、上記コネクタ収
容室の開口部と反対側において、第1コネクタと嵌合し
た第2コネクタを仮固定する第2位置決め手段とを備え
ることが好ましい。
【0009】上記ガイド手段は、具体的には、例えば、
第1コネクタのレバーを軸支する軸支ピンを挿入する直
線状の挿入溝をコネクタ収容室の左右両側に設けたり、
第1及び第2コネクタの左右両側に設けた係合片を挿入
する断面コ字状のレール部をコネクタ収容室の底面に設
けてなる。
【0010】上記レバー案内手段は、例えば、上記第1
及び第2コネクタの挿通方向に対して垂直な方向に設け
た対向する一対の曲面をコネクタ収容室の上方に設けて
なる。
【0011】更に、上記第1及び第2位置決め手段は、
例えば、第1及び第2コネクタの下面に設けた係合突起
と弾性的に係合するランス部からなる。
【0012】
【作用】本考案に係るコネクタは、上記のような構成と
しているため、コネクタ収容室の開口部より第2コネク
タの嵌合部を第1コネクタの嵌合部に押し付けると、第
2コネクタのガイドピンが第1コネクタのレバーに設け
たコネクタガイド穴に挿入される。更に、第2コネクタ
を押し付けると、第1コネクタはガイド手段に案内され
て直線的に移動し、この第1コネクタの移動に対応し
て、レバーがレバー案内手段に案内されて回転し、第2
コネクタが第1コネクタに引き寄せられ、よって、第1
及び第2コネクタを接続することができる。
【0013】上記のように第1及び第2位置決め手段を
設けた場合には、第1コネクタを上記したコネクタの接
続を開始する前の位置で保持することができると共に、
接合が完了した第1及び第2コネクタを固定保持するこ
とができる。
【0014】
【実施例】次に、図面に示す実施例に基づき、本発明に
ついて詳細に説明する。本実施例に係るレバー式のコネ
クタは、自動車のパネル11の円形状の孔部11aに取
付けたコネクタ・ボックス12、このコネクタ・ボック
ス12内に収容した第1コネクタ13、及び、コネクタ
・ボックス12内で第1コネクタ13に嵌合する第2コ
ネクタ14を備えている。
【0015】コネクタ・ボックス12は、略直方体状で
あって、コネクタ収容室16を形成している。このコネ
クタ収容室16は、上記孔部11aを設けたパネル11
側の第1端部12aから、この第1端部12aと対向する
第2端部12bまで貫通しており、第1コネクタ13を
摺動自在に収容する構成としている。
【0016】上記コネクタ収容室16のパネル11側の
開口部16aには、一対の係合片17a,17b(図1にの
み図示する。)を備える略円環状の取付部17を設けて
いる。一方、上記した孔部11aに切込部11b,11cを
設けており、コネクタ・ボックス12は、切込部11b,
11cを通過した係合片17a,17bと第1端部12aと
の間にパネル11を挟持し、よって、パネル11に固定
する構成としている。
【0017】コネクタ収容室16の左右両側面16b,1
6bには、それぞれコネクタ収容室16の貫通する方向
に直線的に延在する一対の断面矩形状の突起部18a,1
8bを設けている。これら突起部18a,18bの間隔部
分は、摺動溝19A,19Bを構成し、この摺動溝19
A,19Bに後述する第1コネクタ13の軸支ピン32
を摺動自在に挿入している。
【0018】また、コネクタ収容室16の底面16cに
は、断面略コ字状であって、コネクタ収容室16の貫通
方向に直線的に延在する一対のレール部20A,20B
を設けており、このレール部20A,20Bに第1コネ
クタ13の係合片33を摺動自在に挿入する構成として
いる。
【0019】上記のように本実施例では、上記のように
摺動溝19A,19B及びレール部20A,20Bからな
るガイド手段により、コネクタ収容室16内に配置した
第1コネクタ13をコネクタ収容室16の貫通方向に直
線的に移動するように案内する構成としている。
【0020】コネクタ収容室16の底面16cの第1端
部12a側には、図6に詳細に示すようなランス部21
を設けている。このランス部21は、後端側をコネクタ
収容室16に接続する一方、先端部に矢尻状部21aを
設けると共に中間部位の左右両側に突出部21b,21b
を設けている。
【0021】上記突出部21b,21bは、第1コネクタ
13の底面に設けた係合突起34,34と係合し、後述
するように第1コネクタ13の嵌合部13aがコネクタ
収容室16の開口部16aに配置された状態で第1コネ
クタ13を仮固定する第1位置決め手段を構成する。
【0022】また、矢尻状部21aは、第2コネクタ1
4の係合突起39と係合し、後述するようにコネクタ収
容室16の上記開口部16aの反対側において、第1コ
ネクタ13と嵌合した第2コネクタ14を仮固定する第
2位置決め手段を構成する。上記ランス部21の両側に
は、第1コネクタ13の底面を支承する支持部23A,
23Bを配置している。
【0023】コネクタ収容室16の上面16dには、第
1コネクタ13のレバー31の先端部分を配置するレバ
ー配置部24を設けている。このレバー配置部24は、
それぞれコネクタ収容室16の貫通方向に対して垂直な
方向に設けた間隔を隔てて対向する第1及び第2曲面2
6,27からなる。第1端部12a側の第1曲面26は、
比較的大きな曲面部26aと小さい曲面部26bを図中上
方から下方に向けて連続して形成している。一方、第2
曲面27は上方から下方に向けて漸次曲率半径が大きく
なる一つの曲面により形成している。
【0024】上記レバー配置部24の第1及び第2曲面
26,27は、後述するように、接続時に第2コネクタ
14の相手方コネクタ嵌合孔36を第1コネクタ13の
嵌合部13aに押し付けると、第1コネクタ13の移動
に対応してレバー31が矢印Aで示すように上記第2コ
ネクタ14を引き寄せる方向に回転するようにレバー3
1の先端部分を案内するレバー案内手段を構成する。
【0025】上記コネクタ収容室16内に配置した第1
コネクタ13は、一側部に複数の雌ターミナルを収容す
る端子収容室 (図示せず)を設け、他側部側に第2コネ
クタ14の相手方コネクタ嵌合孔36と嵌合する嵌合部
13aを設けている。また、第1コネクタ13は、それ
ぞれ左右両側に配置した側板28,28と、該側板28,
28を連結するアーム部29とからなるレバー31を、
側面部に設けた軸支ピン32,32に回転可能に軸支し
ている。この軸支ピン32は側板部28から突出してお
り、コネクタ収容室16の摺動溝19に摺動自在に配置
される。
【0026】また、側板28には、後述する第2コネク
タ14のガイドピン37が係合するコネクタガイド穴2
8aと、このコネクタガイド穴28aを側板部28の先端
と接続する断面略コ字状の導入溝28bを設けている。
【0027】また、第1コネクタ13の後端付近の左右
両側には、板状小片からなる係合片33,33を設け、
この係合片33,33をレール部20A,20Bに摺動自
在に配置している。
【0028】更に、第1コネクタ13の底面には、上記
コネクタ・ボックス12のランス部21と係合する一対
の係合突起34を突設している。
【0029】上記の構成とした第1コネクタ13は、レ
バー31の先端をレバー配置部24に配置し、嵌合部1
3aを開口部16a側に向けると共に、軸支ピン32を摺
動溝19に、係合片33をレール部20A,20Bにそ
れぞれ配置して、コネクタ・ボックス12のコネクタ収
容室内16内に摺動自在に収容している。
【0030】上記のように、本実施例では、第1コネク
タ13をパネル11に固定したコネクタ・ボックス12
に収容しているため後述する第2コネクタ14との接続
時に、第1コネクタ13を保持する必要がない。
【0031】第2コネクタ14は、一側部には雄端子を
収容する端子収容室 (図示せず。)を設け、他側部には
第1コネクタ13の嵌合部13aを嵌合する相手方コネ
クタ嵌合孔36を設けている。
【0032】この相手方コネクタ嵌合孔36の外周部左
右両側には、上記第1コネクタ13のレバー31の係合
溝28と係合するガイドピン37,37を突設してい
る。また、第2コネクタの14の左右側面部には、上記
上記レール部20A,20B内を摺動する係合片38,3
8を突設している。
【0033】更に、第2コネクタ14の底面には、上記
ランス部21の矢尻状部21aと弾性的に係合する係合
突起39を突設している。
【0034】次に、上記の構成からなる本実施例に係る
コネクタの接続について説明する。まず、接続前の状態
では、図2に示すように、第1コネクタ13は、コネク
タ・ボックス12のコネクタ収容室16内において、第
1端部12a側に仮固定されている。即ち、第1コネク
タ13の底面に設けた係合突起34,34がランス部2
1の突出部21b,21bと係合し、よって、第1コネク
タ13を仮固定状態で保持している。
【0035】この状態では、レバー31のアーム部29
は、レバー配置部24の第2曲面27と接した状態であ
って、導入溝28bが開口部13a側を向いている。
【0036】第2コネクタ14を手で保持して図中矢印
Bに示すように第1コネクタ13に外嵌するように押し
付けていくと、導入溝28bを介してコネクタガイド穴
28a内に挿入されたガイドピン37が第1コネクタ1
3を図中左側に押しやろうとする。そのため、図3に示
すように、第1コネクタ13の係合突起34とランス2
1の突出部21bとの間の係合が解除し、よって、第1
コネクタ13は図中左側に移動し始める。このとき、上
記したように、第1コネクタ13は、ガイドピン32を
摺動溝19に配置すると共に、係合片34をレール部2
0に配置しているため、第1コネクタ13は確実かつ円
滑に左方に移動する。
【0037】引き続き、第2コネクタ14を押し込んで
いくにつれて、図4に示すように、相手方コネクタ嵌合
孔36が第1コネクタ13を外嵌していく。また、第2
コネクタ14が左側に移動するのに対応して、レバー3
1のアーム部29がレバー配置部24の第2曲面27に
案内され、矢印Aで示すように時計回りに回転する。上
記したように、ガイドピン37をレバー31のコネクタ
ガイド穴28aに配置しているため、第1及び第2コネ
クタ13,14は、上記レバー32の回転により互いに
引き寄せられつつ、第1及び第2コネクタ13,14は
共に左方に移動する。このとき、上記したように第2コ
ネクタ14にも、コネクタ・ボックス11のレール部2
0に配置される係合片38を設けているため、第1コネ
クタ14を第1コネクタ13と共に、確実かつ円滑に左
側に移動させることができる。
【0038】更に第2コネクタを押し込んでいくと、図
5で示すように、レバー31の回転により第2コネクタ
14が第2コネクタ13に完全に外嵌し、これら第1及
び第2コネクタ13,14の接続が完了する。また、こ
の状態では、ランス部21の矢尻状部21aと第2コネ
クタ14の底面に設けた係合突起39が弾性的に係合し
て、上記接続状態で仮固定する。
【0039】上記のように、本実施例に係るコネクタで
は、第2コネクタ14をコネクタ・ボックス12に収容
した第1コネクタ13に押し付けるという一つの操作の
みで接続することができる。
【0040】本発明は、上記の実施例に限定されるもの
ではなく、種々の変形が可能である。例えば、上記実施
例ではコネクタ・ボックスを自動車のパネルに固定する
構成としているが、コネクタ・ボックスは他の所望の箇
所に固定してもよい。
【0041】ガイド手段は、上記した摺動溝とレール部
に限定されず、コネクタ収容室内で第1コネクタが直線
的に移動するように案内するものであれば他の構造を採
用してもよい。
【0042】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るコネクタは、所望の箇所に固定したコネクタ・ボ
ックス内に第1コネクタを摺動自在に収納し、この第1
コネクタをガイド手段により直線的に移動するように案
内すると共に、第1コネクタのレバーをレバー案内手段
を構成するレバー配置部に配置する構成としているた
め、第2コネクタの嵌合部を上記第1コネクタの嵌合部
に押し付ける操作だけで、上記レバーが回転して第1コ
ネクタと第2コネクタが互いに引き寄せ合い、第1及び
第2コネクタを嵌合することができる。
【0043】即ち、本発明によれば、第1及び第2コネ
クタの接続を第2コネクタの嵌合部を第1コネクタの嵌
合部に押し付ける操作のみでワンタッチで行うことが可
能であり、接続作業の簡易化を図ることができる。
【0044】また、上記のように第1コネクタは所望の
箇所に固定したコネクタ・ボックス内に収容する構成と
しているため、接続時には第2コネクタのみを手で保持
すればよく、この点でも作業性を向上することができ
る。
【0045】また、上記第1コネクタを、その嵌合部が
コネクタ収容室の開口部に配置される位置で仮固定する
第1位置決め手段と、第1コネクタと嵌合した第2コネ
クタをコネクタ収容室の開口部の反対側で仮固定する第
2位置決め手段を設けた場合には、接続前の位置及び接
続完了後のコネクタを所定の位置に確実に保持すること
ができる。
【0046】更に、本発明に係るコネクタは、第1コネ
クタのレバーに設けたコネクタガイド穴に第2コネクタ
のガイドピンを挿入して、上記レバーの回転によりてこ
の原理を利用して第2コネクタを引き寄せる構成として
いるため、嵌合に必要な力を低減することができる等の
種々の利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す概略分解斜視図であ
る。
【図2】 実施例に係るコネクタの接続操作を示す概略
図である。
【図3】 実施例に係るコネクタの接続操作を示す概略
図である。
【図4】 実施例に係るコネクタの接続操作を示す概略
図である。
【図5】 実施例に係るコネクタの接続操作を示す概略
図である。
【図6】 ランス部の先端の形状を示す斜視図である。
【図7】 コネクタ・ボックスの形状を示す図2のVII
−VII線での断面図である。
【図8】 従来のレバー式のコネクタ一例を示す概略図
である。
【符号の説明】
11 パネル 12 コネクタ・ボックス 13 第1コネクタ 14 第2コネクタ 16 コネクタ収容室 19 挿入溝 21 ランス部 23 レール部 28a コネクタガイド穴 31 レバー 32 軸支ピン 37 ガイドピン

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタボックス内のコネクタ収容室内
    に摺動自在に収容した第1コネクタと、該コネクタボッ
    クスのコネクタ収容室の一端開口部より挿入して上記第
    1コネクタに嵌合する第2コネクタとからなり、 上記第1コネクタにコネクタガイド穴を設けたレバーを
    回転自在に軸支し、該レバーを上記コネクタボックス内
    に設けたレバー案内手段に沿って回転可能に保持してお
    くと共に、上記コネクタ収容室内において上記第2コネ
    クタ挿入側開口部に保持した上記第1コネクタを直線的
    に移動するように案内するガイド手段をコネクタボック
    ス内に備える一方、 上記第2コネクタにガイドピンを設け、 上記コネクタボックスのコネクタ収容室内に上記第2コ
    ネクタを第1コネクタと嵌合するように押し込むと、第
    2コネクタのガイドピンが上記レバーのコネクタガイド
    穴に自動的に挿入すると共に第1コネクタは上記ガイド
    手段により直線的に移動し、該第1コネクタの移動で上
    記レバーが上記レバー案内手段に沿って自動的に回転し
    て第2コネクタを引き寄せ、第1コネクタと第2コネク
    タが嵌合して電気接続する構成としていることを特徴と
    するコネクタ。
  2. 【請求項2】 上記コネクタボックスは、第1コネクタ
    と第2コネクタとを接続する位置に設けられたパネルに
    固定されている請求項1に記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】 上記コネクタボックス内に設ける第1コ
    ネクタを直線的に移動させるガイド手段として、第1コ
    ネクタの左右両側に突設した係合片を挿入する断面コ字
    状の直線状のレール部をコネクタ収容室の内壁に設けて
    いる請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
  4. 【請求項4】 上記コネクタボックス内に設ける第1コ
    ネクタを直線的に移動させるガイド手段として、第1コ
    ネクタのレバーの軸支ピンを挿入する直線状の挿入溝を
    コネクタ収容室の壁に設けている請求項1または請求項
    2に記載のコネクタ。
  5. 【請求項5】 上記コネクタボックス内に設ける上記レ
    バー案内手段として、上記コネクタ収容室の上壁に曲面
    を有する突出部を設け、該曲面にレバー先端が当接して
    自動的に回転する構成としている請求項1乃至請求項4
    のいずれか1項に記載のコネクタ。
  6. 【請求項6】 上記コネクタボックスは、上記コネクタ
    収容室の第2コネクタ挿入側の開口部に第1コネクタを
    仮固定する第1位置決め手段と、上記コネクタ収容室内
    で第1コネクタと電気接続した状態で嵌合した第2コネ
    クタを固定する第2位置決め手段とを備えている請求項
    1乃至請求項5のいずれか1項に記載のコネクタ。
  7. 【請求項7】 上記第1位置決め手段と第2位置決め手
    段は、上記第1コネクタおよび第2コネクタの下面に突
    設した係合突起と弾性的に係合するランス部からなる請
    求項6に記載のコネクタ。
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