JP3529021B2 - 低挿入力コネクタ - Google Patents

低挿入力コネクタ

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JP3529021B2
JP3529021B2 JP01064598A JP1064598A JP3529021B2 JP 3529021 B2 JP3529021 B2 JP 3529021B2 JP 01064598 A JP01064598 A JP 01064598A JP 1064598 A JP1064598 A JP 1064598A JP 3529021 B2 JP3529021 B2 JP 3529021B2
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
    • H01R13/62905Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances comprising a camming member
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、相手コネクタハウ
ジングの係合突起に対するカム形状部を有するスライダ
をコネクタハウジング内で位置ずれなくスムーズに摺動
し得る低挿入力コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図14は、特開平4−319271号公
報に記載された従来の低挿入力コネクタを示すものであ
る。この低挿入力コネクタは、内側に図示しない雄端子
を突出させる雌コネクタハウジング80と、雌コネクタ
ハウジング80の上下両側に挿入される一対のスライド
板81を有するスライダ82と、雌コネクタハウジング
80内に進入可能なコネクタケース83と、コネクタケ
ース83に係合固定される雄コネクタハウジング84と
を備える。
【0003】各スライド板81にはカム溝85が形成さ
れ、コネクタケース83に、カム溝85に対する係合突
起86が設けられている。雌コネクタハウジング80に
は、スライド板81に対する挿通孔87とガイドレール
88とが設けられている。
【0004】コネクタケース83に雄コネクタハウジン
グ84を嵌合係止させ、スライダ82を雌コネクタハウ
ジング80内に挿入し、コネクタケース83を雌コネク
タハウジング80に初期嵌合させ、スライダ82の押圧
操作で両コネクタハウジング80,84が低力で嵌合す
る。実際には、雌コネクタハウジング80に雄端子(図
示せず)、雄コネクタハウジング84に雌端子89が挿
入された状態で雄・雌両コネクタ(コネクタハウジング
に端子が挿着されたもの)が嵌合する。
【0005】しかしながら、上記従来の構造にあって
は、雌コネクタハウジング80内の両側に、スライド板
81に対するガイドレール88が配置されているため
に、雄コネクタハウジング84に対する収容スペースが
減少してしまい、それを避けるために雌コネクタハウジ
ング80がコネクタ嵌合方向に肥大化すると共に、ガイ
ドレール88を避けてスライド板81にカム溝を形成し
なければならず、設計の自由度が制限されるという問題
があった。また、スライダ82の押圧及び引出用の操作
部90が外側に大きく突出するために、コネクタ自体が
コネクタ嵌合直交方向にも肥大化するという問題があっ
た。ガイドレール88をなくした場合には、スライド板
81が内側に撓んでしまい、スムーズなスライド操作す
なわちスムーズなコネクタの嵌合・離脱操作ができなく
なってしまう。
【0006】図15は、実開平5−1178号公報に記
載された従来の低挿入力コネクタを示すものである。こ
の低挿入力コネクタは、スライダ91に対するガイドレ
ール92を雌コネクタハウジング93の外側に設けて、
雄コネクタハウジング94に対する収容スペースを確保
し、ガイドレール92の内側に、雄コネクタハウジング
94の係合突起95に対するガイド溝96を設け、スラ
イダ91のカム溝97で係合突起95をガイド溝96に
沿ってコネクタ嵌合方向に移動可能としたものである。
【0007】しかしながら、この構造においても、ガイ
ドレール92を外側に設けた分だけ雌コネクタハウジン
グ93が肥大化してしまうことは否めず、ガイドレール
92なしではスライダ91の位置決め保持ができず、ス
ムーズなコネクタの嵌合・離脱操作ができなくなってし
まう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した点
に鑑み、スライダの保持を確実に行ってスムーズなコネ
クタ嵌合及び離脱を行うことは勿論のこと、コネクタハ
ウジングの肥大化を防止し得る低挿入力コネクタを提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、一方のコネクタハウジングにスライダが
挿入され、該スライダに、他方のコネクタハウジングの
係合突起に対するカム形状部が形成された低挿入力コネ
クタにおいて、該スライダの底部に係合凸部が形成さ
れ、該一方のコネクタハウジングに、該係合凸部を挿入
するガイドスリットが形成された第一の構造を採用する
(請求項1)。また、前記係合凸部に代えて前記スライ
ダの底部に一対の係合溝が形成され、前記ガイドスリッ
トの両側に、該係合溝に係合するガイドレールが形成さ
れた第二の構造を採用する(請求項2)。また、前記ス
ライダの側面にスライド支持部が突設され、該スライド
支持部が係合部と、該係合部から突出した支え部とで構
成され、前記一方のコネクタハウジングの壁部に、該係
合部を挿通するガイド孔が形成され、該支え部が該壁部
に当接する第三の構造を採用する(請求項3)。さら
に、小径の前記係合部と大径の前記支え部とで従動突起
が構成され、前記一方と他方の各コネクタハウジングを
収容可能なコネクタケースに、該支え部を係合するカム
形状部が形成された第四の構造を採用する(請求項
4)。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態の具体
例を図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明に係
る低挿入力コネクタの第一実施例を示すものである。こ
の低挿入力コネクタは、合成樹脂製の雌コネクタハウジ
ング1と、雌コネクタハウジング1のコネクタ嵌合室2
の前後の壁部3,3に沿ってスライド自在に且つ点対称
に配置された合成樹脂製の一対のスライダ4,4と、各
スライダ4のカム溝(カム形状部)5に対する係合突起
6を有する合成樹脂製の雄コネクタハウジング7とを備
える。雌コネクタハウジング1内に雄端子8が収容され
て雌コネクタ9が構成され、雄コネクタハウジング7内
に雌端子10が収容されて雄コネクタ11が構成され
る。
【0011】一対のスライダ4,4は長く形成され、挿
入後部側が雌コネクタハウジング1のフード部の前後両
壁3,3に沿って両側壁12,12の各スライダ挿入孔
13から外部に突出し、スライダ先端側が各側壁13の
スライダ挿通孔14寄りに位置して、スライダ4の押圧
操作時に雌コネクタハウジング1を貫通する。
【0012】スライダ4の底部には左右一対の係合溝1
5がスライド方向に延長形成され、雌コネクタハウジン
グ1に、係合溝15に係合する各一対のガイドレール1
6が突設されている。
【0013】図2に示す如く、ガイドレール16は、コ
ネクタ嵌合室2の底壁17にガイドスリット18を形成
することで構成される。ガイドスリット18は下側の空
室19に連通している。空室19にスライダ4の底部す
なわち係合溝15の下側に構成された張出部分20がス
ライド自在に係合する。スライダ4は一対のガイドレー
ル16で板厚方向の両側から安定に支持されてスムーズ
に摺動する。スライダ4の底部に係合溝15が形成さ
れ、雌コネクタハウジング1の底壁17にガイドレール
16が切欠形成された構成により、コネクタ嵌合室2内
に従来のガイドレールのように突出した部分がなく、コ
ネクタ嵌合スペースが有効に活用される。
【0014】図1においてスライダ4を引き出した状態
で、雄コネクタ11が雌コネクタ9のコネクタ嵌合室2
に初期係合され、両方のスライダ4,4を逆方向(対向
方向)に押し込むことで、各係合突起6が各カム溝5に
沿ってコネクタ嵌合方向に導かれ、雄コネクタ7が雌コ
ネクタ9に低力で嵌合する。また、スライダ4,4を引
っ張ることで雄コネクタ11が雌コネクタ9から低力で
離脱する。
【0015】上記第一実施例によれば、単純な形状でコ
ストをかけずにスライダ4の保持が可能である。また、
コネクタハウジング1の壁部(フード部)をスライダ4
の保持に使用しなくて済むため、コネクタ9を小型化で
きる。
【0016】図3は、本発明に係る低挿入力コネクタの
第二実施例を示すものである。この低挿入力コネクタ
は、雌コネクタハウジング22の対向する前後両壁23
に水平方向の真直なガイド孔24を設けると共に、一対
のスライダ25,25に、各ガイド孔24に係合する断
面L字状(フック状)のスライド支持部26を設けたこ
とを特徴とするものである。
【0017】スライダ25には前例同様の図示しないカ
ム溝が形成されていることは言うまでもない。スライド
支持部26はスライダ25の長手方向(スライド方向)
の一部に設けてもよく、あるいは全長に渡って設けても
よい。
【0018】図4の如く、スライド支持部26はスライ
ダ25の外側面から垂直に突出した係合部27と、係合
部27から垂直に立ち上がった支え部28とで構成され
る。本例でスライダ25の底部は凸状に形成され、この
係合凸部29が雌コネクタハウジング22のコネクタ嵌
合室30(図5)の底壁31のガイドスリット32にス
ライド自在に係合する。ガイドスリット32の両側に、
係合凸部29の両側面29aに接するガイドレール33
が形成されているのは前例と同様である。
【0019】コネクタ嵌合室30の前後両壁23にスリ
ット状のガイド孔24が形成されている。各ガイド孔2
4の入口24a(図3)は雌コネクタハウジング22の
両側壁30に開口しており、入口24aからスライド支
持部28の係合部27がガイド孔24内に挿入される。
【0020】図5の如く、スライド支持部26の係合部
27がガイド孔24に係合し、支え部28が雌コネクタ
ハウジング22の壁部23の外側面に接して、スライダ
25の内側への倒れやガタ付きが防止される。スライダ
底部の係合凸部29はスリット32内に係合して両側の
ガイドレール33で支持される。スライド支持部26の
高さ方向の配設位置は任意に設定可能であるが、高い位
置すなわちスライダ先端寄りに設定する方が安定性は良
いといえる。スライド支持部26は特に背の高いスライ
ダ25に好適である。
【0021】図6はスライド支持部の他の実施例を示す
ものであり、図5のスライド支持部26が上向きに突出
した支え部28を有しているのに対し、図6のスライド
支持部34は上下両側に突出した支え部35を有してい
る。これにより、スライダ36の倒れに対する支持が一
層確実に行われる。支え部35の形状や突出長さ(高
さ)L1 ,L2 は自由に設定でき、突出長さを大きくす
ることで倒れやガタ付きに対する安定性が一層向上す
る。
【0022】図7の如く、図1の実施例と同様なスライ
ダ底部の係合溝39と張出係合部20と前記スライド支
持部26又は34(図6)との組み合わせでスライダ3
7を構成することも可能である。この構成によればスラ
イダ37が上下の二点(20,26)で安定に支持され
て、倒れやガタ付きが一層防止される。また、従来より
も設計の自由度が高く、汎用性も高いから、コネクタに
よって形状や位置を最適化しやすい。また、従来構造と
一緒に使用することもできるため、汎用性と信頼性を的
確に定めることができる。
【0023】図8は、本発明に係る低挿入力コネクタの
第三実施例を示すものである。この低挿入力コネクタ
は、一対の同一形状のスライダ39,39を点対称に配
置した合成樹脂製の雌コネクタハウジング40と、合成
樹脂製の雄コネクタハウジング41を予め収容する合成
樹脂製のコネクタケース42とを備えている。
【0024】各スライダ39の先端は雌コネクタハウジ
ング40の中央付近に位置し、スライダ先端からスライ
ダ40の内面側にカム溝(カム形状部)43が形成され
ている。各スライダ39の基端寄りの外面側に短円柱状
の従動突起44(図9参照)が設けられ、雌コネクタハ
ウジング40の上下両壁45に点対称に設けられたコネ
クタ嵌合直交方向の真直な幅広スリット状のガイド孔4
6に各従動突起44がスライド自在に係合している。ガ
イド孔46の入口46aは左右の両側壁47に開口さ
れ、入口46aから従動突起44がガイド孔46内に進
入する。入口46aは内側のスライダ挿入孔48に連通
している。
【0025】スライダ挿入孔48の底部から一対のガイ
ドレール49が形成され、図10の如く、コネクタ嵌合
室50の底壁51のガイドスリット52に沿って水平方
向に延長されている。スライダ39の底部に、ガイドレ
ール49に対する一対の係合溝53と張出係合部54
(図9参照)とが形成されている。張出係合部54の後
方に、スライダ挿入孔48の端縁に係合する可撓ロック
アーム55(図9)が延設されている。
【0026】図9〜図10の如く、従動突起44は、ガ
イド孔46に対する小径の係合部(軸部)56と、係合
部56の先端方に形成された大径の支え部(頭部)57
とで前記スライド支持部を構成している。大径の支え部
57はコネクタケース42のカム孔(カム形状部)58
(図8)に対する摺動部としても作用する。支え部57
はスライダ39の内側への倒れやガタ付きを防止する。
【0027】スライダ39はガイドレール49と従動突
起44との二点で安定に支持され、雌コネクタハウジン
グ40のコネクタ嵌合室50の内部でコネクタ嵌合直交
方向にスライド自在である。本例のスライダ39は雌コ
ネクタハウジング40の外部に突出することはない。
【0028】図11〜図12の如く、スライダ39は雌
コネクタハウジング40の一側方のスライダ挿入孔48
から挿着される。すなわち雌コネクタハウジング40の
ガイドレール49にスライダ39の係合溝53を係合さ
せてコネクタ嵌合直交方向に挿入される。完全挿入時に
ロックアーム55がスライダ挿入孔48の端縁に係合
し、スライダ39がコネクタ嵌合初期位置に仮保持され
る(図12)。
【0029】この状態でスライダ39の先端は雌コネク
タハウジング40の中心よりもスライダ挿入方向にやや
突出し、カム溝43の入口部43aがハウジング中心に
位置する。従動突起44はスライダ39の挿入に伴って
小径の係合部56がガイド孔46内を摺動し、大径の支
え部57がガイド孔46の外側を移動する。支え部でス
ライダの倒れが防止され、スライダ39は雌コネクタハ
ウジング40の前後壁45の内面に密着して位置する。
【0030】前記図8において、雌コネクタハウジング
40の両側壁47には、雄コネクタハウジング41のス
ライド突条59に対するガイドスリット60がコネクタ
嵌合方向に形成され、また、上下両壁45には、例えば
メータユニット等に突設された一対のスルーブラケット
61に対するスライド係合部62が設けられている。
【0031】雄コネクタハウジング41の上下両壁63
には、各スライダ39のカム溝43に対する係合突起6
4が設けられ、一方の側壁65に、コネクタケース42
に対する仮係止突起66が設けられている。
【0032】コネクタケース42の両側壁67に、雄コ
ネクタハウジング41のスライド突条59に対するガイ
ド溝68が形成され、一側壁67に、仮係止突起66に
対する可撓ロックアーム69が形成され、上下両壁70
に前記カム孔58が点対称に形成され、各壁に例えばイ
ンストルメントパネルに対する係止用のロックアーム7
1が設けられている(図8では便宜上ロックアーム71
を一つのみ図示している)。各カム孔58はコネクタケ
ース42の中央に向けて延びている。
【0033】雌コネクタハウジング40は予めスルーブ
ラケット61に固定され、コネクタケース42は雄コネ
クタハウジング41を仮係止した状態でインパネ等に固
定され、例えばメータユニットをインパネに組み付ける
と同時に、両コネクタハウジング40,41(正確には
端子を挿着した両コネクタ)が自動的に低力で嵌合さ
れ、それによりメータユニット等の組付が低力で楽に行
われる。各コネクタの離脱も逆の操作で自動的に低力で
行われる。
【0034】図13の如く、雌コネクタハウジング40
に電線付の雄端子72が収容されて雌コネクタ73が構
成される。雌コネクタハウジング40の上下の端子収容
室74に隣接して上下両壁45の内側に空室75が形成
され、ガイドレール49の下側において空室75内にス
ライダ底部の逆凸字状の張出係合部54とロックアーム
55とが位置している。
【0035】各スライダ39の従動突起44は、小径の
係合部56がガイド孔46に係合し、大径の支え部57
が上下両壁45の外側面に密接して位置して、スライダ
39が安定に支持されている。これにより、スライダ3
9の摺動操作がスムーズに行われると共に、相手雄コネ
クタの嵌合時におけるスライダ39への干渉等が防止さ
れる。また、従動突起44がスライド支持部を兼ねてい
るために、新たに構造を付加したり変更したりする必要
がなく、汎用性が高い。
【0036】本発明におけるスライダの保持構造は、一
対の点対称に配置されたスライダを有する手動挿入式
(図1)ないし自動挿入式(図8)の各低挿入力コネク
タに限らず、従来のような一枚のスライダでコネクタを
嵌合させる低挿入力コネクタにおいても適用されるもの
である。
【0037】
【発明の効果】以上の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、スライダの係合凸部がコネクタハウジングのガイド
スリットに係合することで、スライダがスムーズに摺動
することは勿論のこと、コネクタハウジング内に従来の
ガイドレールのような出っ張りが生じないから、コネク
タハウジングの肥大化が防止され、あるいは他方のコネ
クタハウジングに対する嵌合スペースが大きくとれ、多
数の端子接続が可能となり、従来と同数の端子であれば
コネクタハウジングがコンパクト化される。また、請求
項2記載の発明によれば、スライダの一対の係合溝にコ
ネクタハウジングのガイドレールが係合することで、請
求項1の効果に加えて、スライダの高さ方向の位置ずれ
やガタ付きが防止され、正確なスライダ操作が行われ
る。また、請求項3記載の発明によれば、支え部がコネ
クタハウジングの壁部に当接してスライダの内側への倒
れやガタ付きを防止し、スライダの正確な位置決めと共
にスムーズで確実なスライド操作が可能となる。また、
請求項4記載の発明によれば、支え部がコネクタケース
のカム形状部に対する従動部を兼ねることで、コネクタ
ケース内における両コネクタハウジングのスムーズな嵌
合が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る低操入力コネクタの第一実施例を
示す分解斜視図である。
【図2】雌コネクタハウジング内にスライダを挿入する
状態を示す分解斜視図である。
【図3】低操入力コネクタ(雌コネクタ)の第二実施例
を示す斜視図である。
【図4】雌コネクタハウジング内にスライダを挿入する
状態を示す分解斜視図である。
【図5】雌コネクタハウジングに対するスライダの保持
状態を示す縦断面図である。
【図6】スライダの保持構造の他の実施例を示す要部縦
断面図である。
【図7】スライダのその他の実施例を示す斜視図であ
る。
【図8】低操入力コネクタの第三実施例を示す分解斜視
図である。
【図9】同じくスライダを示す斜視図である。
【図10】雌コネクタハウジング内にスライダを挿入す
る状態を示す分解斜視図である。
【図11】雌コネクタハウジング内にスライダを挿入す
る状態を示す縦断面図である。
【図12】同じくスライダを完全に挿入した状態を示す
縦断面図である。
【図13】端子を挿着した雌コネクタを示す縦断面図で
ある。
【図14】一従来例を示す分解斜視図である。
【図15】他の従来例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1,22,40 雌コネクタハウジング 4,25,37,39 スライダ 5,43 カム溝(カム形状部) 6,64 係合突起 7,41 雄コネクタハウジング 15,39,53 係合溝 16,33,49 ガイドレール 18,32,52 ガイドスリット 24,46 ガイド孔 26,34 スライド支持部 27,56 係合部 28,35,57 支え部 29 係合凸部 42 コネクタケース 44 従動突起(スライド支持部) 58 カム孔(カム形状部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−52929(JP,A) 特開 平6−140107(JP,A) 実開 平7−5277(JP,U) 実開 平3−82573(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/629 H01R 23/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方のコネクタハウジングにスライダが
    挿入され、該スライダに、他方のコネクタハウジングの
    係合突起に対するカム形状部が形成された低挿入力コネ
    クタにおいて、該スライダの底部に係合凸部が形成さ
    れ、該一方のコネクタハウジングに、該係合凸部を挿入
    するガイドスリットが形成されたことを特徴とする低挿
    入力コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記係合凸部に代えて前記スライダの底
    部に一対の係合溝が形成され、前記ガイドスリットの両
    側に、該係合溝に係合するガイドレールが形成されたこ
    とを特徴とする請求項1記載の低挿入力コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記スライダの側面にスライド支持部が
    突設され、該スライド支持部が係合部と、該係合部から
    突出した支え部とで構成され、前記一方のコネクタハウ
    ジングの壁部に、該係合部を挿通するガイド孔が形成さ
    れ、該支え部が該壁部に当接することを特徴とする請求
    項1又は2記載の低挿入力コネクタ。
  4. 【請求項4】 小径の前記係合部と大径の前記支え部と
    で従動突起が構成され、前記一方と他方の各コネクタハ
    ウジングを収容可能なコネクタケースに、該支え部を係
    合するカム形状部が形成されたことを特徴とする請求項
    3記載の低挿入力コネクタ。
JP01064598A 1998-01-22 1998-01-22 低挿入力コネクタ Expired - Fee Related JP3529021B2 (ja)

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