JP3514284B2 - コネクタ固定方法及びそれに用いるコネクタ - Google Patents

コネクタ固定方法及びそれに用いるコネクタ

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JP3514284B2
JP3514284B2 JP25880997A JP25880997A JP3514284B2 JP 3514284 B2 JP3514284 B2 JP 3514284B2 JP 25880997 A JP25880997 A JP 25880997A JP 25880997 A JP25880997 A JP 25880997A JP 3514284 B2 JP3514284 B2 JP 3514284B2
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01R13/641Means for preventing incorrect coupling by indicating incorrect coupling; by indicating correct or full engagement

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、相互に嵌合する一
対のコネクタにおいて、嵌合と同時にコネクタを筐体な
どの被着体に固定することで、嵌合状態の検知を容易に
するコネクタ固定方法及びそれに用いるコネクタに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】レバー式のコネクタでは、相互に嵌合す
る一対のコネクタを嵌合開始位置に配置する操作と、レ
バーを回転してこれら一対のコネクタを嵌合する操作と
の二段階の操作が必要になり、作業が面倒となる問題が
ある。
【0003】この種のレバー式のコネクタで他方のコネ
クタを被着体に仮固定しておくことにより一方のコネク
タのみの操作でワンタッチで嵌合作業が行えるようにし
た例えば特開平5−114436号公報記載のものを図
7、図8に基づき説明する。図7は従来のレバー式のコ
ネクタの分解斜視図、図8は図7のコネクタの嵌合過程
を(a)乃至(c)で示した説明図である。レバー式の
コネクタ1は、被着体(例えば、自動車のパネル)3の
取付穴5に取り付けるコネクタ・ボックス7と、このコ
ネクタ・ボックス7内に収容する第一コネクタ9と、コ
ネクタ・ボックス7内で第一コネクタ9に嵌合する第二
コネクタ11とからなる。第一コネクタ9は、左右に配
置した側板13、13と、この側板13、13を連結す
るアーム部15とからなるレバー17を有している。側
板13、13には、第二コネクタ11のガイドピン19
が係合するコネクタガイド穴21を設けてある。コネク
タ・ボックス7にはアーム部15を案内する曲面23を
設けてある。
【0004】図8(a)に示すようにコネクタ・ボック
ス7は、係止片24(図7参照)を取付穴5の縁部に係
止して、パネル3に取り付けられる。コネクタ・ボック
ス7内に収容された第一コネクタ9は、コネクタガイド
穴21を、第一コネクタ9の開口部9a側に向けてい
る。図8(b)に示すように第二コネクタ11を手で保
持し、第一コネクタ9に嵌合するように図中矢印A方向
に押し付けると、コネクタガイド穴21に進入したガイ
ドピン19が第一コネクタ9を図中左側に押圧する。第
一コネクタ9が左側に移動すると、アーム部15が曲面
23に案内されて矢印Bで示す時計回りに回転する。こ
の結果、ガイドピン19をコネクタガイド穴21に配置
した第一コネクタ9と第二コネクタ11は、レバー17
の回転によって互いが引き寄せられつつ、共に図中左側
に移動して、図8(c)に示す状態となって、ワンタッ
チで嵌合が完了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のコネクタは、第二コネクタ11の操作みので嵌
合が行え作業性は向上するものの、第一コネクタ9と第
二コネクタ11との嵌合が完全になされたか否かの確
認、即ち、完全嵌合、半嵌合の確認がしにくい問題があ
った。例えば、上述のコネクタでは、第一コネクタ9と
第二コネクタ11との嵌合完了時、コネクタ・ボックス
7に設けたランス部25と、第二コネクタ11の底面に
設けた係合突起27とを弾性的に係合して嵌合状態で仮
固定されるようになっているが、その際の係合は微弱な
クリック感などにより確認する他がなく、完全嵌合の確
認がしにくい。また、第二コネクタ11の進入深さによ
ってもある程度の判断はできるが、完全嵌合と半嵌合と
での深度差は僅かな場合もあるため、確認がしにくく、
誤認を生じさせる虞れがある。本発明は上記状況に鑑み
てなされたもので、ワンタッチによる良好な作業性を確
保しつつ、確実な嵌合確認が行えるコネクタ固定方法及
びそれに用いるコネクタの提供を目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るコネクタ固定方法は、一方のコネクタに
係合突起を設け、該一方のコネクタへ他方のコネクタを
嵌合方向で押し付けた時に嵌合方向に直交する方向で移
動する摺動部材を前記他方のコネクタに設け、前記一方
のコネクタと前記他方のコネクタとの嵌合開始時に前記
係合突起を受け入れる傾斜溝を該摺動部材に形成し、前
記一方のコネクタを予め被着体の取付穴に仮固定し、前
記他方のコネクタを前記一方のコネクタに嵌合方向から
押し付け、該押し付け力により前記摺動部材を嵌合方向
に直交する方向に移動させることで前記係合突起と前記
傾斜溝とを介して前記一方のコネクタと前記他方のコネ
クタとを係合させるとともに前記一方のコネクタと前記
取付穴との仮固定を解除し、更に前記他方のコネクタを
押し付けることで嵌合を完了させるとともに前記他方の
コネクタを前記取付穴に本固定することを特徴とする。
そして、コネクタ固定方法は、前記取付穴に設けたコネ
クタ固定用アームを前記一方のコネクタに係止すること
で該一方のコネクタを前記取付穴に仮固定し、前記押し
付け力により前記コネクタ固定用アームを弾性変形させ
て前記一方のコネクタと前記取付穴との仮固定を解除し
た後、前記コネクタ固定用アームを前記他方のコネクタ
に係止することで該他方のコネクタを前記取付穴に本固
定することを特徴とすることができる。また、コネクタ
固定方法は、前記一方のコネクタに設けた仮固定片を前
記取付穴に係止することで該一方のコネクタを前記取付
穴に仮固定し、前記押し付け力により前記他方のコネク
タのフード内に前記仮固定片を折り畳んで前記一方のコ
ネクタと前記取付穴との仮固定を解除した後、前記他方
のコネクタに設けた本固定片を前記取付穴に係止するこ
とで該他方のコネクタを前記取付穴に本固定することを
特徴とするものであってもよい。更に、コネクタ固定方
法は、前記傾斜溝の前記係合突起の進入方向終端部に嵌
合方向に直交する方向の横溝を連設し、前記他方のコネ
クタを前記取付穴に本固定した時に前記係合突起を該横
溝に配置することを特徴としてもよい。本発明に係るコ
ネクタは、一方のコネクタに設けた係合突起と、該一方
のコネクタに嵌合する他方のコネクタに設けられ前記一
方のコネクタへ該他方のコネクタを嵌合方向で押し付け
た時に嵌合方向に直交する方向で移動する摺動部材と、
前記一方のコネクタを被着体の取付穴に仮固定する仮固
定手段と、該摺動部材に設けられ前記一方のコネクタと
前記他方のコネクタとの嵌合開始時に前記係合突起を受
け入れる傾斜溝と、前記他方のコネクタを前記被着体の
取付穴に本固定する本固定手段とを具備したことを特徴
とする。そして、前記仮固定手段は、前記取付穴の縁部
に設けられ該取付穴の中央に向けて突出したコネクタ固
定用アームと、前記一方のコネクタに設けられ該コネク
タ固定用アームに解除可能に係合する係合孔とからな
り、前記本固定手段は、前記他方のコネクタに設けられ
前記コネクタ固定用アームに係合するコネクタ固定用孔
とからなることを特徴とする。また、前記仮固定手段
は、前記一方のコネクタの外面に設けられ可撓性を有し
前記取付穴の縁部に係止する仮固定片からなり、前記本
固定手段は、前記他方のコネクタの外面に突設した凸部
と、前記他方のコネクタの外面に設けられ可撓性を有し
該凸部と共働して前記取付穴の縁部を挟持する本固定片
とからなることを特徴とするものであってもよい。更
に、コネクタは、前記傾斜溝の前記係合突起の進入方向
終端部に嵌合方向に直交する方向の横溝を連設したこと
を特徴としてもよい。
【0007】本発明に係るコネクタ固定方法では、一方
のコネクタと他方のコネクタとの完全嵌合時に、両コネ
クタが被着体に固定され、半嵌合の場合には両コネクタ
が嵌合状態に移行せず、取付穴への仮固定の解除された
一方のコネクタが被着体から脱落することになる。この
ため、従来の微弱なクリック感や、判断の困難な進入深
さによる確認の場合に比べて、完全嵌合と半嵌合との確
認が容易となる。本発明に係るコネクタでは、他方のコ
ネクタの挿入力により解除可能な仮固定手段が設けら
れ、他方のコネクタには本固定手段が設けられ、仮固定
状態の一方のコネクタに、他方のコネクタを押し付ける
ことで一方のコネクタの仮固定を解除し、他方のコネク
タと一方のコネクタとを完全嵌合させた時に、他方のコ
ネクタを被着体へ本固定することができる。そして、嵌
合開始時には、他方のコネクタの摺動部材が一方のコネ
クタの係合突起に係合するので、嵌合途中における一方
のコネクタの脱落が防止される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るコネクタ固定
方法及びそれに用いるコネクタの好適な実施の形態を図
面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の第一実施
形態を説明する分解斜視図、図2は第一実施形態による
コネクタ固定方法の手順を示す説明図である。車両パネ
ルなどの被着体31には、矩形状の取付穴33を穿設し
てある。取付穴33の平行な二辺には穴中心に向けて突
出した仮固定手段と本固定手段とを兼ねる一対のコネク
タ固定用アーム35を突設してある。コネクタ固定用ア
ーム35は、可撓性を有し、先端がくの字状に折り曲げ
られて被着体31の表裏面側に弾性変形可能になってい
る。
【0009】例えばメス端子を装着したメスコネクタで
ある一方のコネクタ37のハウジング39の後部上下面
には、凸部41を形成してある。また、ハウジング39
の前部上下面には、コネクタ固定用アーム35が係合す
る仮固定手段(係合孔)43を設けてある。従って、一
方のコネクタ37は、ハウジング39の先端側を取付穴
33に挿入することで、弾性変形したコネクタ固定用ア
ーム35が係合孔43に係合し、コネクタ固定用アーム
35を介して取付穴33に仮固定されるようになってい
る。
【0010】一方のコネクタ37の前部は、間隙45を
挟む上下二段の嵌入部47、47で形成してある。嵌入
部47、47の先端面にはハウジング39内の端子収容
室(図示せず)に連通し、後述する他方のコネクタのオ
ス端子が進入する複数の端子挿入開口49を形成してあ
る。間隙45には、上下端を上下の嵌入部47、47に
接続した係合突起51を設けてある。
【0011】例えばオス端子を装着したオスコネクタで
ある他方のコネクタ53のハウジング55の後部上下面
には、凸部57を形成してある。他方のコネクタ53
は、ハウジング55の先端が、一方のコネクタ37の先
端を収容するフード部59となっている。このフード部
59の外形は、取付穴33より小さく形成されている。
フード部59の上下面には、本固定手段(コネクタ固定
用孔)61を形成してあり、コネクタ固定用孔61はコ
ネクタ固定用アーム35と係合するようになっている。
【0012】フード部59を形成する左右の両側板6
3、63には同一位置に透孔65を穿設してある。フー
ド部59の内部には、板状の摺動部材(スライダー)6
7を設けてある。スライダー67は、両端を透孔65に
挿入することで、一方のコネクタ37と他方のコネクタ
53との嵌合方向に直交する方向にスライド自在に保持
されている。スライダー67は、例えば一方の側板63
に寄せられた状態で、一端部67aが一方の側板63か
ら外側に突出するようになっている。
【0013】一方の側板63から突出した一端部67a
には、フード部59の後方に向かって突出長が大きくな
る傾斜面69を形成してある。この傾斜面69は、取付
穴33に仮固定した一方のコネクタ37へ、他方のコネ
クタ53を嵌合方向で押し付けた時に、被着体31に当
接するようになっている。被着体31に傾斜面69を当
接したスライダー67は、更に他方のコネクタ53を押
し付けることにより、傾斜面69が被着体31から反力
を受けて、嵌合方向に直交する方向(図1中矢印C方
向)にスライドするようになっている。なお、スライダ
ー67の他端部67bには、傾斜面69と平行な傾斜面
71を形成してあるが、この傾斜面71の傾斜方向は特
に限定されるものではない。
【0014】スライダー67には傾斜面69と略平行な
方向に傾斜した傾斜溝73を形成してあり、傾斜溝73
はスライダー67の前端面で導入口75となって開口し
ている。この導入口75は、スライダー67の一端部6
7aを一方の側板63から外側に突出させた状態で、一
方のコネクタ37の係合突起51に一致するように位置
する。つまり、スライダー67の一端部67aを突出さ
せた他方のコネクタ53を、一方のコネクタ37に嵌合
すれば、フード部59が嵌入部47、47に嵌入すると
同時に、係合突起51が導入口75に受け入れられるよ
うになっている。
【0015】次に、この実施形態によるコネクタ固定方
法を説明する。図2(a)(d)に示すように、先ず、
被着体31には、一方のコネクタ37のハウジング39
の先端を挿入することにより、係合孔43にコネクタ固
定用アーム35を係合させて、一方のコネクタ37を被
着体31に仮固定状態にして保持する。一方のコネクタ
37は、係合孔43にコネクタ固定用アーム35を係合
するとともに、凸部41がコネクタ固定用アーム35に
当接して被着体31からの脱落が阻止される。
【0016】次いで、一方のコネクタ37を挿入した面
と反対側の面から、他方のコネクタ53を挿入し、一方
のコネクタ37の先端(嵌入部47、47)に、他方の
コネクタ53のフード部59を挿入する。すると、図2
(b)(e)に示すようにスライダー67の導入口75
が一方のコネクタ37の係合突起51を受入れ、同時に
スライダー67の傾斜面69が被着体31に当接する。
この状態で他方のコネクタ53を更に押し付けると、ス
ライダー67が他端部67b側にスライドし、傾斜溝7
3が係合突起51を誘い込む。この状態で、他方のコネ
クタ53と一方のコネクタ37とは離脱不能となる。
【0017】更に他方のコネクタ53を押し付けると、
他方のコネクタ53のフード部59がコネクタ固定用ア
ーム35に当接し、コネクタ固定用アーム35と一方の
コネクタ37との仮固定が解除される。図2(c)
(f)に示すように他方のコネクタ53を、凸部57が
被着体31に当接するまで押し付けることで、スライダ
ー67が他端部67b側に移動終了し、傾斜溝73が更
に係合突起51を誘い込むことで、一方のコネクタ37
と他方のコネクタ53とが引き寄せ合って完全嵌合す
る。
【0018】被着体31への仮固定が解除された一方の
コネクタ37は、他方のコネクタ53と嵌合状態にある
ため、他方のコネクタ53を介して間接的に被着体31
に保持された状態となる。他方のコネクタ53は、コネ
クタ固定用孔61にコネクタ固定用アーム35が係合す
るとともに、凸部57が被着体31に当接することで、
被着体31に確実に固定される。
【0019】このコネクタ固定方法によれば、一方のコ
ネクタ37と他方のコネクタ53との嵌合と同時に、両
コネクタ37、53を被着体31に固定するようにした
ので、半嵌合の場合には両コネクタ37、53が嵌合状
態に移行せず、その結果、一方のコネクタ37を被着体
31から脱落させることができ、両コネクタ37、53
の嵌合確認を容易にすることができる。また、端子同士
が衝突するなどして完全嵌合状態とならなければ、スラ
イダー67が一端部67a側に突出状態となるので、他
方のコネクタ53が押し付け不能となり、これによって
も、嵌合確認が容易に行えることになる。
【0020】そして、他方のコネクタ53にスライダー
67を設け、嵌合開始時に、スライダー67の導入口7
5を一方のコネクタ37の係合突起51に係合させるこ
とで、両コネクタ37、53を係合状態にするので、嵌
合途中における一方のコネクタ37の脱落を防止するこ
とができる。また、スライダー67は、押し付け力を両
コネクタの引き寄せ力に変換するので、押し付け力と引
き寄せ力とを共働させて、挿入性を良好にすることがで
きる。
【0021】更に、この実施形態によるコネクタによれ
ば、一方のコネクタ37に係合孔43を設け、他方のコ
ネクタ53にコネクタ固定用孔61を設け、両方の孔4
3、61に係合するコネクタ固定用アーム35を取付穴
33に設けたので、仮係止状態で一方のコネクタ37を
被着体31に保持することができるとともに、嵌合時に
は一方のコネクタ37の仮固定を解除し、一連の押し付
け動作で他方のコネクタ53を被着体31に固定するこ
とができる。
【0022】次に、本発明の第二実施形態を図3、図4
に基づき説明する。図3は本発明の第二実施形態を説明
する分解斜視図、図4は第二実施形態によるコネクタ固
定方法の手順を示す説明図である。なお、図1に示した
部材と同一の部材には同一の符号を付し重複する説明は
省略するものとする。被着体31には、矩形状の取付穴
33を穿設してある。例えばメス端子を装着したメスコ
ネクタである一方のコネクタ81のハウジング83の後
部上下面には仮固定手段(凸部)85を形成してあり、
凸部85は取付穴33より外形を大きく形成してある。
【0023】また、ハウジング83の前部上下面には、
基端をハウジング83に連設し、先端をハウジング83
の後方へ向けて開くようにした一対の仮固定手段(仮固
定片)87を設けてある。仮固定片87は、通常状態
で、側面視ハの字状に開いた状態を維持し、上下方向か
ら押圧されることで、ハウジング83の上下面と平行に
閉じるようになっている。従って、一方のコネクタ81
は、ハウジング83の先端側を取付穴33に挿入するこ
とで、通過時に閉じた仮固定片87が、被着体31の反
対面で再び開き、仮固定片87の先端と凸部85とで被
着体31を挟持して、被着体31に取り付けられるよう
になっている。この一方のコネクタ81にも、上述同様
の係合突起51を嵌入部47、47の間に設けてある。
【0024】例えばオス端子を装着したオスコネクタで
ある他方のコネクタ91のハウジング93の後部上下面
には、本固定手段(凸部)95を形成してあり、凸部9
5は取付穴33より外形を大きく形成してある。他方の
コネクタ91のハウジング93の先端は、一方のコネク
タ81の先端を収容するフード部59となっている。フ
ード部59の上下面には、基端をフード部59に連設
し、先端をハウジング93の後方へ向けて開くようにし
た一対の本固定手段(本固定片)101を設けてある。
本固定片101は、通常状態で、側面視ハの字状に開い
た状態を維持し、上下方向から押圧されることで、ハウ
ジング93の上下面と平行に閉じるようになっている。
この他方のコネクタ91にも、上述同様の透孔65及び
スライダー67を設けてある。
【0025】次に、この実施形態によるコネクタ固定方
法を説明する。図4(a)(b)に示すように、一方の
コネクタ81は、先端部を取付穴33に挿入すること
で、仮固定片87が被着体31の反対側の面で開き、縁
部に係止して被着体31に仮固定される。
【0026】次いで、一方のコネクタ81を挿入した面
と反対側の面から、他方のコネクタ91を挿入し、一方
のコネクタ81の先端に、他方のコネクタ91のフード
部59を挿入する。すると、図4(b)(e)に示すよ
うにスライダー67の導入口75が一方のコネクタ81
の係合突起51を受入れ、同時にスライダー67の傾斜
面69が被着体31に当接する。この状態で他方のコネ
クタ91を更に押し付けると、スライダー67が他端部
67b側にスライドし、傾斜溝73が係合突起51を誘
い込む。この状態で、他方のコネクタ91と一方のコネ
クタ81とは離脱不能となる。
【0027】更に他方のコネクタ91を押し付けると、
一方のコネクタ81の仮固定片87が他方のコネクタ9
1のフード部59内に挿入され、折り畳まれて取付穴3
3との係止が解除される。図4(c)(f)に示すよう
に他方のコネクタ91を、凸部95が被着体31に当接
するまで押し付けることで、スライダー67が他端部6
7b側に移動終了し、傾斜溝73が更に係合突起51を
誘い込むことで、一方のコネクタ81と他方のコネクタ
91とが引き寄せ合って完全嵌合となる。
【0028】他方のコネクタ91を更に挿入すること
で、他方のコネクタ91の本固定片101が取付穴33
を通過した後に開き、他方のコネクタ91は、本固定片
101と凸部95とにより、取付穴33の縁部を挟持し
て、被着体31に固定されることとなる。従って、一方
のコネクタ81は、他方のコネクタ91と嵌合状態にあ
るため、他方のコネクタ91を介して間接的に被着体3
1に固定された状態となる。
【0029】このコネクタ固定方法によれば、上述の第
一実施形態のコネクタと同様に、一方のコネクタ81と
他方のコネクタ91との嵌合と同時に、両コネクタ8
1、91を被着体31に固定するようにしたので、半嵌
合の場合には両コネクタ81、91が嵌合状態に移行せ
ず、その結果、一方のコネクタ81を被着体31から脱
落させることができ、両コネクタ81、91の嵌合確認
を容易にすることができる。また、他方のコネクタ91
にスライダー67を設け、嵌合開始時に、スライダー6
7と係合突起51を係合させることで、両コネクタ8
1、91を係合状態にするので、嵌合途中における一方
のコネクタ81の脱落を防止することができる。
【0030】更に、この実施形態によるコネクタによれ
ば、一方のコネクタ81に仮固定片87を設け、ハの字
状に開いたこの仮固定片87を被着体31に係止して、
他方のコネクタ91との嵌合を行うので、上述の第一実
施形態に比べて、コネクタ嵌合時の仮固定強度を高くす
ることができ、嵌合開始時に他方のコネクタ91を確実
に一方のコネクタ81に嵌合させることができる。
【0031】次に、本発明の第三実施形態を図5、図6
に基づき説明する。図5は本発明の第三実施形態を説明
する分解斜視図、図6は第三実施形態によるコネクタ固
定方法の手順を示す説明図である。なお、図1に示した
部材と同一の部材には同一の符号を付し重複する説明は
省略するものとする。例えばメス端子を装着したメスコ
ネクタである一方のコネクタ111のハウジング113
の後部上下面には基端をハウジング113に連設し、先
端をハウジング113の前方へ向けて開くようにした一
対の仮固定手段(ガタ防止片)115を形成してある。
ガタ防止片115は、一方のコネクタ111を取付穴3
3に挿入した際、取付穴33の縁部に挿入方向から当接
するようになっている。
【0032】ハウジング113の前部上下面には、基端
をハウジング113に連設し、先端をハウジング113
の後方へ向けて開くようにした一対の仮固定手段(仮固
定片)117を設けてある。仮固定片117は、通常状
態で、側面視ハの字状に開いた状態を維持し、上下方向
から押圧されることで、ハウジング113の上下面と平
行に閉じるようになっている。従って、一方のコネクタ
111は、ハウジング113の先端側を取付穴33に挿
入することで、通過時に閉じた仮固定片117が、被着
体31の反対面で再び開き、仮固定片117の先端とガ
タ防止片115とで被着体31を挟持して、被着体31
に取り付けられるようになっている。この一方のコネク
タ111にも、上述同様の係合突起51を嵌入部47、
47の間に設けてある。
【0033】例えばオス端子を装着したオスコネクタで
ある他方のコネクタ121のハウジング123の後部上
下面には、本固定手段(凸部)125を形成してあり、
凸部125は取付穴33より外形を大きく形成してあ
る。他方のコネクタ121のハウジング123の先端
は、一方のコネクタ111の先端を収容するフード部5
9となっている。フード部59の上下面には、基端をフ
ード部59に連設し、先端をハウジング123の後方へ
向けて開くようにした一対の本固定手段(本固定片)1
27を設けてある。本固定片127は、通常状態で、側
面視ハの字状に開いた状態を維持し、上下方向から押圧
されることで、ハウジング123の上下面と平行に閉じ
るようになっている。
【0034】この他方のコネクタ121には、上述のス
ライダー67と異なるスライダー129を設けてある。
即ち、このスライダー129には、傾斜溝73の係合突
起51の進入方向始端に嵌合方向と平行な縦溝131を
連設するとともに、傾斜溝73の係合突起51の進入方
向終端に嵌合方向と直交する方向の横溝133を連設し
てある。縦溝131は嵌合開始時に係合突起51を受け
入れるとともに、横溝133は嵌合終了時に係合突起5
1を受け入れるようになっている。
【0035】次に、この実施形態によるコネクタ固定方
法を説明する。図6(a)(d)に示すように、一方の
コネクタ111は、先端部を取付穴33に挿入すること
で、仮固定片117が被着体31の反対側の面で開き、
仮固定片117とガタ防止片115とにより、取付穴3
3の縁部を挟持して被着体31に仮固定される。
【0036】次いで、一方のコネクタ111を挿入した
面と反対側の面から、他方のコネクタ121を挿入し、
一方のコネクタ111の先端に、他方のコネクタ121
のフード部59を挿入する。すると、図6(b)(e)
に示すようにスライダー129の縦溝131が一方のコ
ネクタ111の係合突起51を受入れ、同時にスライダ
ー129の傾斜面69が被着体31に当接する。この状
態で他方のコネクタ121を更に押し付けると、スライ
ダー129が他端部129b側にスライドし、傾斜溝7
3が係合突起51を誘い込む。この状態で、他方のコネ
クタ121と一方のコネクタ111とは離脱不能とな
る。
【0037】更に他方のコネクタ121を押し付ける
と、一方のコネクタ111の仮固定片117が他方のコ
ネクタ121のフード部59内に挿入され、折り畳まれ
て取付穴33との係止が解除される。図6(c)(f)
に示すように他方のコネクタ121を、凸部125が被
着体31に当接するまで押し付けることで、スライダー
129が他端部129b側に移動終了し、傾斜溝73が
更に係合突起51を誘い込むことで、一方のコネクタ1
11と他方のコネクタ121とが引き寄せ合って完全嵌
合となる。この際、上述の第一、第二の実施形態と異な
り、係合突起51は傾斜溝73の終端に連設した横溝1
33内に更に進入することになる。即ち、係合突起51
が横溝133内に位置することで、コネクタ111、1
21同士は、抜けがより確実に規制されることとなる。
【0038】他方のコネクタ121を更に挿入すること
で、他方のコネクタ121の本固定片127が取付穴3
3を通過した後に開き、他方のコネクタ121は、本固
定片127と凸部125とにより、取付穴33の縁部を
挟持して、被着体31に固定されることとなる。従っ
て、一方のコネクタ111は、他方のコネクタ121と
嵌合状態にあるため、他方のコネクタ121を介して間
接的に被着体31に固定された状態となる。
【0039】このコネクタ固定方法によれば、上述の第
一、第二実施形態のコネクタと同様に、一方のコネクタ
111と他方のコネクタ121との嵌合と同時に、両コ
ネクタ111、121を被着体31に固定するようにし
たので、半嵌合の場合には両コネクタ111、121が
嵌合状態に移行せず、その結果、一方のコネクタ111
を被着体31から脱落させることができ、両コネクタ1
11、121の嵌合確認を容易にすることができる。ま
た、他方のコネクタ121にスライダー129を設け、
嵌合開始時に、スライダー129と係合突起51を係合
させることで、両コネクタ111、121を係合状態に
するので、嵌合途中における一方のコネクタ111の脱
落を防止することができる。
【0040】更に、この実施形態によるコネクタによれ
ば、スライダー129の始端に縦溝131を設け、終端
に横溝133を設けたので、嵌合開始時には傾斜溝73
への係合突起51の導入を容易にすることができるとと
もに、嵌合終了時には係合突起51を横溝133に配置
させて両コネクタ111、121の抜けを規制すること
ができ、両コネクタ111、121の嵌合状態でのロッ
クをより確実なものにすることができる。
【0041】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るコネクタ固定方法によれば、一方のコネクタと他方の
コネクタとの完全嵌合時のみに、両コネクタが被着体に
固定されるようにしたので、半嵌合の場合には両コネク
タが固定状態に移行せず、その結果、一方のコネクタを
押し付け力によって被着体から脱落させることができ、
嵌合確認を容易にすることができる。本発明に係るコネ
クタによれば、他方のコネクタの挿入力により解除可能
な仮固定手段を設け、且つ他方のコネクタには本固定手
段を設けたので、仮固定状態の一方のコネクタに、他方
のコネクタを挿入した後、一方のコネクタの仮固定を解
除して他方のコネクタを本固定すると同時に完全嵌合さ
せることができる。そして、他方のコネクタには嵌合開
始時に、一方のコネクタの係合突起に係合する摺動部材
を設けたので、嵌合途中における一方のコネクタの脱落
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態を説明する分解斜視図で
ある。
【図2】第一実施形態によるコネクタ固定方法の手順を
示す説明図である。
【図3】本発明の第二実施形態を説明する分解斜視図で
ある。
【図4】第二実施形態によるコネクタ固定方法の手順を
示す説明図である。
【図5】本発明の第三実施形態を説明する分解斜視図で
ある。
【図6】第三実施形態によるコネクタ固定方法の手順を
示す説明図である。
【図7】従来のレバー式のコネクタの分解斜視図であ
る。
【図8】図7のコネクタの嵌合過程を(a)乃至(c)
で示した説明図である。
【符号の説明】
31 被着体 33 取付穴 35 コネクタ固定用アーム(仮固定手段) 37、81、111 一方のコネクタ 41、57、85 凸部 43 係合孔(仮固定手段) 51 係合突起 53、91、121 他方のコネクタ 59 フード 61 コネクタ固定用孔(本固定手段) 67、129 スライダー(摺動部材) 73 傾斜溝 87、117 仮固定片(仮固定手段) 95 凸部(本固定手段) 101 本固定片(本固定手段) 115 ガタ防止片(仮固定手段) 125 凸部(本固定手段) 127 本固定片(本固定手段) 133 横溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−114436(JP,A) 特開 平5−54934(JP,A) 実開 平1−172273(JP,U) 実開 平5−1178(JP,U) 実公 昭40−2602(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/629 H01R 13/64 H01R 13/74

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方のコネクタに係合突起を設け、 該一方のコネクタへ他方のコネクタを嵌合方向で押し付
    けた時に嵌合方向に直交する方向で移動する摺動部材を
    前記他方のコネクタに設け、 前記一方のコネクタと前記他方のコネクタとの嵌合開始
    時に前記係合突起を受け入れる傾斜溝を該摺動部材に形
    成し、 前記一方のコネクタを予め被着体の取付穴に仮固定し、 前記他方のコネクタを前記一方のコネクタに嵌合方向か
    ら押し付け、 該押し付け力により前記摺動部材を嵌合方向に直交する
    方向に移動させることで前記係合突起と前記傾斜溝とを
    介して前記一方のコネクタと前記他方のコネクタとを係
    合させるとともに前記一方のコネクタと前記取付穴との
    仮固定を解除し、 更に前記他方のコネクタを押し付けることで嵌合を完了
    させるとともに前記他方のコネクタを前記取付穴に本固
    定することを特徴とするコネクタ固定方法。
  2. 【請求項2】 前記取付穴に設けたコネクタ固定用アー
    ムを前記一方のコネクタに係止することで該一方のコネ
    クタを前記取付穴に仮固定し、 前記押し付け力により前記コネクタ固定用アームを弾性
    変形させて前記一方のコネクタと前記取付穴との仮固定
    を解除した後、 前記コネクタ固定用アームを前記他方のコネクタに係止
    することで該他方のコネクタを前記取付穴に本固定する
    ことを特徴とする請求項1記載のコネクタ固定方法。
  3. 【請求項3】 前記一方のコネクタに設けた仮固定片を
    前記取付穴に係止することで該一方のコネクタを前記取
    付穴に仮固定し、 前記押し付け力により前記他方のコネクタのフード内に
    前記仮固定片を折り畳んで前記一方のコネクタと前記取
    付穴との仮固定を解除した後、 前記他方のコネクタに設けた本固定片を前記取付穴に係
    止することで該他方のコネクタを前記取付穴に本固定す
    ることを特徴とする請求項1記載のコネクタ固定方法。
  4. 【請求項4】 前記傾斜溝の前記係合突起の進入方向終
    端部に嵌合方向に直交する方向の横溝を連設し、 前記他方のコネクタを前記取付穴に本固定した時に前記
    係合突起を該横溝に配置することを特徴とする請求項1
    記載のコネクタ固定方法。
  5. 【請求項5】 一方のコネクタに設けた係合突起と、 該一方のコネクタに嵌合する他方のコネクタに設けられ
    前記一方のコネクタへ該他方のコネクタを嵌合方向で押
    し付けた時に嵌合方向に直交する方向で移動する摺動部
    材と、 前記一方のコネクタを被着体の取付穴に仮固定する仮固
    定手段と、 該摺動部材に設けられ前記一方のコネクタと前記他方の
    コネクタとの嵌合開始時に前記係合突起を受け入れる傾
    斜溝と、 前記他方のコネクタを前記被着体の取付穴に本固定する
    本固定手段とを具備したことを特徴とするコネクタ。
  6. 【請求項6】 前記仮固定手段は、 前記取付穴の縁部に設けられ該取付穴の中央に向けて突
    出したコネクタ固定用アームと、前記一方のコネクタに
    設けられ該コネクタ固定用アームに解除可能に係合する
    係合孔とからなり、 前記本固定手段は、 前記他方のコネクタに設けられ前記コネクタ固定用アー
    ムに係合するコネクタ固定用孔とからなることを特徴と
    する請求項5記載のコネクタ。
  7. 【請求項7】 前記仮固定手段は、 前記一方のコネクタの外面に設けられ可撓性を有し前記
    取付穴の縁部に係止する仮固定片からなり、 前記本固定手段は、 前記他方のコネクタの外面に突設した凸部と、 前記他方のコネクタの外面に設けられ可撓性を有し該凸
    部と共働して前記取付穴の縁部を挟持する本固定片とか
    らなることを特徴とする請求項5記載のコネクタ。
  8. 【請求項8】 前記傾斜溝の前記係合突起の進入方向終
    端部に嵌合方向に直交する方向の横溝を連設したことを
    特徴とする請求項5記載のコネクタ。
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