JP2772308B2 - レバー結合式防水コネクタ - Google Patents
レバー結合式防水コネクタInfo
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/629—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
- H01R13/62933—Comprising exclusively pivoting lever
- H01R13/62938—Pivoting lever comprising own camming means
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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- H01R13/46—Bases; Cases
- H01R13/52—Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電気回路に用いられる
レバー結合式の防水コネクタに関する。
レバー結合式の防水コネクタに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のレバー結合式の防水コネクタは、
図６に示すように、雄コネクタハウジングａの嵌入筒部
ｂを嵌入する雌コネクタハウジングｃの嵌入口部ｄ内に
シール部材ｅを装着すると共に係止環ｆを嵌入し、係止
環ｆの一端と嵌入口部ｄの周壁との間でシール部材ｅを
保持するようにしている。
図６に示すように、雄コネクタハウジングａの嵌入筒部
ｂを嵌入する雌コネクタハウジングｃの嵌入口部ｄ内に
シール部材ｅを装着すると共に係止環ｆを嵌入し、係止
環ｆの一端と嵌入口部ｄの周壁との間でシール部材ｅを
保持するようにしている。
【０００３】雌コネクタハウジングｃの側壁には、図８
に示すようなレバーｇを回動自在に支持するための支持
軸ｈと雄コネクタハウジングａの嵌合用突起ｉを案内す
るための導入スリットｊが開設されている。係止環ｆの
側壁にも、雌コネクタハウジングｃの導入スリットｊに
対応する位置に導入スリットｊ′が設けられている。
に示すようなレバーｇを回動自在に支持するための支持
軸ｈと雄コネクタハウジングａの嵌合用突起ｉを案内す
るための導入スリットｊが開設されている。係止環ｆの
側壁にも、雌コネクタハウジングｃの導入スリットｊに
対応する位置に導入スリットｊ′が設けられている。
【０００４】レバーｇには、結合用スリットｋが設けら
れ、雌コネクタハウジングｃおよび係止環ｆの導入スッ
トｊ、ｊ′内に嵌挿した雄コネクタハウジングａの嵌合
突起ｉをさらに結合用スリットｋに嵌入してレバーｇを
回動させることにより、嵌合突起ｉを導入スットｊ、
ｊ′内の所定の位置まで摺動させ、雄コネクタハウジン
グａと雌コネクタハウジングｃとを嵌合するようにして
いる。
れ、雌コネクタハウジングｃおよび係止環ｆの導入スッ
トｊ、ｊ′内に嵌挿した雄コネクタハウジングａの嵌合
突起ｉをさらに結合用スリットｋに嵌入してレバーｇを
回動させることにより、嵌合突起ｉを導入スットｊ、
ｊ′内の所定の位置まで摺動させ、雄コネクタハウジン
グａと雌コネクタハウジングｃとを嵌合するようにして
いる。
【０００５】係止環ｆの天井壁の外側には、係止アーム
ｍが設けられており、一方、雌コネクタハウジングｃの
天井壁の外周部に係止アームｍに対応する係止用凹部ｎ
が設けられている。そして、雌コネクタハウジングｃの
嵌入口部ｄ内に係止環ｆを嵌入して係止環ｆの係止アー
ムｍと係止用凹部ｎを係合させて両者を係止するように
している。
ｍが設けられており、一方、雌コネクタハウジングｃの
天井壁の外周部に係止アームｍに対応する係止用凹部ｎ
が設けられている。そして、雌コネクタハウジングｃの
嵌入口部ｄ内に係止環ｆを嵌入して係止環ｆの係止アー
ムｍと係止用凹部ｎを係合させて両者を係止するように
している。
【０００６】しかし、上記のような防水コネクタの雄コ
ネクタハウジングａ、雌コネクタハウジングｃおよび係
止環ｆ等は、通常、合成樹脂材の成形加工によって形成
されたたものである。深い導入スリットｊ′を開設した
係止環ｆの側壁は、成形時の加熱により、図７に示すよ
うに、導入スリットｊ′が閉じる方向の変形が生じるこ
とがある。
ネクタハウジングａ、雌コネクタハウジングｃおよび係
止環ｆ等は、通常、合成樹脂材の成形加工によって形成
されたたものである。深い導入スリットｊ′を開設した
係止環ｆの側壁は、成形時の加熱により、図７に示すよ
うに、導入スリットｊ′が閉じる方向の変形が生じるこ
とがある。
【０００７】係止環ｆの導入スリットｊ′は、雌コネク
タハウジングｃに合わせて係止環ｆの側壁に開設されて
おり、一方、係止アームｍは係止環ｆの天井壁に設けら
れている。そのため、係止環ｆの側壁に上記のような変
形が生じると、図８に示すように、嵌入時に相手側の雌
コネクタハウジングｃの嵌入口部ｄの端部ｏが係止環ｆ
の外周壁の上にめくれ上がって嵌入が不完全となる障害
が発生する。完全な嵌入を行うためには、係止環ｆの変
形を修正する作業が必要となり、嵌入工程が煩雑とな
り、製品の信頼性も低下するなどの問題点を有してい
る。
タハウジングｃに合わせて係止環ｆの側壁に開設されて
おり、一方、係止アームｍは係止環ｆの天井壁に設けら
れている。そのため、係止環ｆの側壁に上記のような変
形が生じると、図８に示すように、嵌入時に相手側の雌
コネクタハウジングｃの嵌入口部ｄの端部ｏが係止環ｆ
の外周壁の上にめくれ上がって嵌入が不完全となる障害
が発生する。完全な嵌入を行うためには、係止環ｆの変
形を修正する作業が必要となり、嵌入工程が煩雑とな
り、製品の信頼性も低下するなどの問題点を有してい
る。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に着目してなされたもので、コネクタハウジングに対
する係止環の嵌入作業が円滑に実施でき、信頼性の高い
レバー結合式防水コネクタを提供するとを課題とする。
点に着目してなされたもので、コネクタハウジングに対
する係止環の嵌入作業が円滑に実施でき、信頼性の高い
レバー結合式防水コネクタを提供するとを課題とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、本発明は、雄コネクタハウジングを嵌入する雌コネ
クタハウジングの嵌入口部内に係止環を挿入して係止環
の一端と嵌入口部内にシール部材を介在させると共に、
係止環内に雄コネクタハウジングの嵌入筒部を嵌入し、
雌コネクタハウジングに回動自在に装着したレバーによ
り雄コネクタハウジングの嵌合離脱を行うようにしたレ
バー結合式防水コネクタにおいて、前記雌コネクタハウ
ジングの嵌入口部の側壁に導入スリットを開設すると共
に戻り止めを並設し、前記係止環の側壁には該雌コネク
タハウジングの導入スリットと戻り止めに対応する位置
にそれぞれ案内スリットと該戻り止めと係合する係止部
を設け、前記雄コネクタハウジングの嵌入筒部には上記
導入スリットおよび案内スリットに嵌挿する嵌合用突起
を設け、前記レバーには該嵌合用突起を嵌入して雄コネ
クタハウジングの嵌合離脱を行う結合用スリットを設け
てなることを特徴とする。
め、本発明は、雄コネクタハウジングを嵌入する雌コネ
クタハウジングの嵌入口部内に係止環を挿入して係止環
の一端と嵌入口部内にシール部材を介在させると共に、
係止環内に雄コネクタハウジングの嵌入筒部を嵌入し、
雌コネクタハウジングに回動自在に装着したレバーによ
り雄コネクタハウジングの嵌合離脱を行うようにしたレ
バー結合式防水コネクタにおいて、前記雌コネクタハウ
ジングの嵌入口部の側壁に導入スリットを開設すると共
に戻り止めを並設し、前記係止環の側壁には該雌コネク
タハウジングの導入スリットと戻り止めに対応する位置
にそれぞれ案内スリットと該戻り止めと係合する係止部
を設け、前記雄コネクタハウジングの嵌入筒部には上記
導入スリットおよび案内スリットに嵌挿する嵌合用突起
を設け、前記レバーには該嵌合用突起を嵌入して雄コネ
クタハウジングの嵌合離脱を行う結合用スリットを設け
てなることを特徴とする。
【００１０】
【作用】本発明のレバー結合式防水コネクタは、雌コネ
クタハウジングにおいて雄コネクタハウジング嵌合用の
導入スリットと戻り止めが雌コネクタハウジングの嵌入
口部の同じ側壁に設けてあり、係止環においても、その
同一側壁に案内スリットと戻り止めに係合する係止部を
設けているため、係止環の案内スリットが閉じる方向の
変形が生じても、戻り止めと係止部との相対的位置が大
きく変化せず、雌コネクタハウジングの嵌入口部内に係
止環を容易に嵌入することができ、嵌入作業に支障を来
すことがない。したがって、雄、雌コネクタハウジング
相互の嵌合が円滑に実施でき相互の係止も確実となるの
で、嵌入不完全などによる障害の発生がなくなり生産性
および信頼性が向上する。
クタハウジングにおいて雄コネクタハウジング嵌合用の
導入スリットと戻り止めが雌コネクタハウジングの嵌入
口部の同じ側壁に設けてあり、係止環においても、その
同一側壁に案内スリットと戻り止めに係合する係止部を
設けているため、係止環の案内スリットが閉じる方向の
変形が生じても、戻り止めと係止部との相対的位置が大
きく変化せず、雌コネクタハウジングの嵌入口部内に係
止環を容易に嵌入することができ、嵌入作業に支障を来
すことがない。したがって、雄、雌コネクタハウジング
相互の嵌合が円滑に実施でき相互の係止も確実となるの
で、嵌入不完全などによる障害の発生がなくなり生産性
および信頼性が向上する。
【００１１】
【実施例】図１は、本発明の実施例に係わるレバー式防
水コネクタの雌コネクタハウジング１と係止環２の斜視
図であり、図２は、雌コネクタハウジング１内に係止環
２を嵌入すると共にレバー３を装着した雌コネクタハウ
ジング１と雄コネクタハウジング４を示す斜視図であ
る。
水コネクタの雌コネクタハウジング１と係止環２の斜視
図であり、図２は、雌コネクタハウジング１内に係止環
２を嵌入すると共にレバー３を装着した雌コネクタハウ
ジング１と雄コネクタハウジング４を示す斜視図であ
る。
【００１２】雌コネクタハウジング１は、内部に端子収
容室（図示せず）を備え、一端に雄コネクタハウジング
４の嵌入筒部４ａを嵌入する角筒状の嵌入口部５を開設
し、他端には複数の管状の電線導入部１ａを設けてい
る。
容室（図示せず）を備え、一端に雄コネクタハウジング
４の嵌入筒部４ａを嵌入する角筒状の嵌入口部５を開設
し、他端には複数の管状の電線導入部１ａを設けてい
る。
【００１３】嵌入口部５の一方の側壁５ａには、嵌入口
部５の開口端５ｂに向けて開口した導入スリット６を設
けると共に、導入スリット６の両側に導入スリット６に
並行して開口端５ｂに開口する切欠部７を形成し、切欠
部７の末端には戻り止め８を突設している。また、側壁
５ａには、レバー３を支持するための支持軸９を突設し
ている。他方の側壁５ａ′にも側壁５ａと左右対称に、
同様の導入スリット６′、切欠部７′、戻り止め８′、
支持軸９′などが設けられている。
部５の開口端５ｂに向けて開口した導入スリット６を設
けると共に、導入スリット６の両側に導入スリット６に
並行して開口端５ｂに開口する切欠部７を形成し、切欠
部７の末端には戻り止め８を突設している。また、側壁
５ａには、レバー３を支持するための支持軸９を突設し
ている。他方の側壁５ａ′にも側壁５ａと左右対称に、
同様の導入スリット６′、切欠部７′、戻り止め８′、
支持軸９′などが設けられている。
【００１４】係止環２は、雌コネクタハウジング１の嵌
入口部５内に密着するような角管状に形成され、一方の
側壁２ａには、雌コネクタハウジング１の導入スリット
６に対応する位置に案内スリット１０を設け、雌コネク
タハウジング１の切欠部７に係合する突条１１を設け、
突条１１の先端部には戻り止め８に対応する位置に係止
孔１２を穿設したアーム状の係止部１３を設けている。
係止環２の他方の側壁９ａ′も同様であるので説明は省
略する。
入口部５内に密着するような角管状に形成され、一方の
側壁２ａには、雌コネクタハウジング１の導入スリット
６に対応する位置に案内スリット１０を設け、雌コネク
タハウジング１の切欠部７に係合する突条１１を設け、
突条１１の先端部には戻り止め８に対応する位置に係止
孔１２を穿設したアーム状の係止部１３を設けている。
係止環２の他方の側壁９ａ′も同様であるので説明は省
略する。
【００１５】雌コネクタハウジング１の嵌入口部５内
に、シール部材（図示せず）を装着した後、矢印に示す
ように係止環２を嵌入し、レバー３を支持軸９、９′に
装着すると、図２に示すような形態となる。
に、シール部材（図示せず）を装着した後、矢印に示す
ように係止環２を嵌入し、レバー３を支持軸９、９′に
装着すると、図２に示すような形態となる。
【００１６】レバー３は、両側の駆動部３ａ、３ａ′の
一端が操作部３ｂで連結されたコ字状の枠体で形成さ
れ、駆動部３ａ、３ａ′の略中心部に雌コネクタハウジ
ング１の支持軸９と係合する支持孔１４が設けられてお
り、雌コネクタハウジング１を挟んで嵌入口部５に回動
自在に取付けられている。駆動部３ａの他端は、扇形に
膨出させて円弧状の結合用スリット１５を穿設してい
る。駆動部３ａ′も同様である。
一端が操作部３ｂで連結されたコ字状の枠体で形成さ
れ、駆動部３ａ、３ａ′の略中心部に雌コネクタハウジ
ング１の支持軸９と係合する支持孔１４が設けられてお
り、雌コネクタハウジング１を挟んで嵌入口部５に回動
自在に取付けられている。駆動部３ａの他端は、扇形に
膨出させて円弧状の結合用スリット１５を穿設してい
る。駆動部３ａ′も同様である。
【００１７】雄コネクタハウジング４は、図２に示すよ
うに、一端に嵌入筒部４ａを形成し、他端に複数の管状
の電線導入部４ｂを設け、内部には図示していないが端
子収容室を備えている。嵌入筒部４ａの両側壁には、嵌
合用突起１６を設けている。雌コネクタハウジング１に
雄コネクタハウジング４を嵌合するには、図２の矢印Ｐ
に示すように、係止環２の開口部２ｂ内に、雄コネクタ
ハウジング４の嵌入筒部４ａを嵌入する。
うに、一端に嵌入筒部４ａを形成し、他端に複数の管状
の電線導入部４ｂを設け、内部には図示していないが端
子収容室を備えている。嵌入筒部４ａの両側壁には、嵌
合用突起１６を設けている。雌コネクタハウジング１に
雄コネクタハウジング４を嵌合するには、図２の矢印Ｐ
に示すように、係止環２の開口部２ｂ内に、雄コネクタ
ハウジング４の嵌入筒部４ａを嵌入する。
【００１８】そして、雄コネクタハウジング４の嵌合用
突起１６を、係止環２の案内スリット１０と雌コネクタ
ハウジング１の導入スリット６に嵌入すると共に、レバ
ー３の結合用スリット１５に嵌入した後、レバーを矢印
Ｑに示す方向に回動する。レバー３の結合用スリット１
５は、カム溝として作用し、雄コネクタハウジング４の
嵌合用突起１６を、案内スリット１０および導入スリッ
ト６内に摺動させることにより、雄コネクタハウジング
４の嵌入筒部４ａを雌コネクタハウジング１の嵌入口部
５内に進入させ、雌コネクタハウジング１と雄コネクタ
ハウジング４とを嵌合させることができる。
突起１６を、係止環２の案内スリット１０と雌コネクタ
ハウジング１の導入スリット６に嵌入すると共に、レバ
ー３の結合用スリット１５に嵌入した後、レバーを矢印
Ｑに示す方向に回動する。レバー３の結合用スリット１
５は、カム溝として作用し、雄コネクタハウジング４の
嵌合用突起１６を、案内スリット１０および導入スリッ
ト６内に摺動させることにより、雄コネクタハウジング
４の嵌入筒部４ａを雌コネクタハウジング１の嵌入口部
５内に進入させ、雌コネクタハウジング１と雄コネクタ
ハウジング４とを嵌合させることができる。
【００１９】係止環２においては、成形加工した後、図
３に示すように、案内スリット１０が閉じる方向の変形
が生じた場合でも、係止部１３の位置は大きく変形する
ことがないので、雌コネクタハウジング１の嵌入口部５
内に係止環２を嵌入するに際して障害となることはな
い。また、側壁５ａの切欠部７の開口端部にはテーパ部
７ａを設けて、係止環２の突条１１を嵌入し易くしてい
る。
３に示すように、案内スリット１０が閉じる方向の変形
が生じた場合でも、係止部１３の位置は大きく変形する
ことがないので、雌コネクタハウジング１の嵌入口部５
内に係止環２を嵌入するに際して障害となることはな
い。また、側壁５ａの切欠部７の開口端部にはテーパ部
７ａを設けて、係止環２の突条１１を嵌入し易くしてい
る。
【００２０】図４は、本発明の他の実施例に係わる雌コ
ネクタハウジング１７および係止環１８の斜視図であ
る。雌コネクタハウジング１７は、その嵌入口部１９の
側壁１９ａに導入スリット２０を開設すると共に、導入
スリット２０の両側に導入スリット２０に並行して側壁
１９ａの開口端部の内側から側壁１９ａの外側に通じる
係止用溝２１を刻設している。係止用溝２１内には、側
壁１９ａから雌コネクタハウジング１７の電線導入部２
２に向けて突出した戻り止め２３を設けている。係止環
１８には、案内スリット２４を開設すると共に、上記の
戻り止め２３に係合する係止爪２５ａを有する係止部２
５を突設している。
ネクタハウジング１７および係止環１８の斜視図であ
る。雌コネクタハウジング１７は、その嵌入口部１９の
側壁１９ａに導入スリット２０を開設すると共に、導入
スリット２０の両側に導入スリット２０に並行して側壁
１９ａの開口端部の内側から側壁１９ａの外側に通じる
係止用溝２１を刻設している。係止用溝２１内には、側
壁１９ａから雌コネクタハウジング１７の電線導入部２
２に向けて突出した戻り止め２３を設けている。係止環
１８には、案内スリット２４を開設すると共に、上記の
戻り止め２３に係合する係止爪２５ａを有する係止部２
５を突設している。
【００２１】雌コネクタハウジング１７の嵌入口部１９
に係止環１８を挿着するには、雌コネクタハウジング１
７の係止用溝２１に、係止環１８の係止部２５を合致さ
せて係止環１８を嵌入口部１９内に圧入する。係止環１
８の係止部２５は、係止用溝２１内を摺動して、係止部
２５の係止爪２５ａが戻り止め２３の先端に係合し、雌
コネクタハウジング１７の嵌入口部に係止される。
に係止環１８を挿着するには、雌コネクタハウジング１
７の係止用溝２１に、係止環１８の係止部２５を合致さ
せて係止環１８を嵌入口部１９内に圧入する。係止環１
８の係止部２５は、係止用溝２１内を摺動して、係止部
２５の係止爪２５ａが戻り止め２３の先端に係合し、雌
コネクタハウジング１７の嵌入口部に係止される。
【００２２】そして、図５に示すように、側壁１９ａに
設けた支持軸２６に、結合用スリット２７ａを有するレ
バー２７を装着し、前記の雄コネクタハウジング４と略
同様の構造をもつ雄コネクタハウジング２８を、係止環
１８内に嵌入してレバー２７を回動することにより、雄
コネクタハウジング２８と雌コネクタハウジング１７相
互を結合する。
設けた支持軸２６に、結合用スリット２７ａを有するレ
バー２７を装着し、前記の雄コネクタハウジング４と略
同様の構造をもつ雄コネクタハウジング２８を、係止環
１８内に嵌入してレバー２７を回動することにより、雄
コネクタハウジング２８と雌コネクタハウジング１７相
互を結合する。
【００２３】雌コネクタハウジング１７は、側壁１９ａ
に刻設した係止用溝２１内に戻り止め２３を設けている
ため、戻り止め２３が側壁１９ａの外周から突出してい
ないので、戻り止め２３に対して不慮の外力が作用する
機会が少なく、使用中に係止環１８が外れる事故を未然
に防止することが可能となる。
に刻設した係止用溝２１内に戻り止め２３を設けている
ため、戻り止め２３が側壁１９ａの外周から突出してい
ないので、戻り止め２３に対して不慮の外力が作用する
機会が少なく、使用中に係止環１８が外れる事故を未然
に防止することが可能となる。
【００２４】
【発明の効果】本発明のレバー結合式防水コネクタは、
雄コネクタハウジング嵌合用の導入スリットと戻り止め
とを同一側壁に設けてあるため、係止環の案内スリット
が閉じる方向の変形が生じても、雌コネクタハウジング
の嵌入口部内に係止環を容易に嵌入することができ、
雄、雌コネクタハウジング相互の嵌合作業の能率が増進
すると共に相互の係止も確実となるので、嵌入不完全、
脱落、防水性不全などによる障害の発生がなくなり信頼
性が著しく向上するなどの利点を有する。
雄コネクタハウジング嵌合用の導入スリットと戻り止め
とを同一側壁に設けてあるため、係止環の案内スリット
が閉じる方向の変形が生じても、雌コネクタハウジング
の嵌入口部内に係止環を容易に嵌入することができ、
雄、雌コネクタハウジング相互の嵌合作業の能率が増進
すると共に相互の係止も確実となるので、嵌入不完全、
脱落、防水性不全などによる障害の発生がなくなり信頼
性が著しく向上するなどの利点を有する。
【図１】本発明の実施例に係わる雌コネクタハウジング
と係止環の斜視図である。
と係止環の斜視図である。
【図２】図１の係止環を嵌入した雌コネクタハウジング
にレバーを装着した状態を示す斜視図および雄コネクタ
ハウジングの斜視図である。
にレバーを装着した状態を示す斜視図および雄コネクタ
ハウジングの斜視図である。
【図３】図１の雌コネクタハウジングおよび変形の生じ
た係止環の側面図である。
た係止環の側面図である。
【図４】本発明の他の実施例に係わる雌コネクタハウジ
ングと係止環の斜視図である。
ングと係止環の斜視図である。
【図５】図４の係止環を嵌入した雌コネクタハウジング
にレバーを装着し、雄コネクタハウジングを結合した状
態を示す側面図である。
にレバーを装着し、雄コネクタハウジングを結合した状
態を示す側面図である。
【図６】従来のレバー式防水コネクタを分解して示した
斜視図である。
斜視図である。
【図７】図６の係止環の変形した状態を示す説明図であ
る。
る。
【図８】図６の雌コネクタハウジングにレバーを装着
し、係止環を嵌入した状態を示す斜視図である。
し、係止環を嵌入した状態を示す斜視図である。
１、１７ 雌コネクタハウジング ２、１８ 係止環 ２ａ、１９ａ 側壁 ３、２７ レバー ４、２８ 雄コネクタハウジング ４ａ 嵌入筒部 ５、１９ 嵌入口部 ５ａ、１９ａ 側壁 ６、２０ 導入スリット ８、２３ 戻り止め １０、２４ 案内スリット １３、２５ 係止部 １５、２７ａ 結合用スリット １６ 嵌合用突起
Claims (1)
- 【請求項１】 雄コネクタハウジングを嵌入する雌コネ
クタハウジングの嵌入口部内に係止環を挿入して係止環
の一端と嵌入口部内にシール部材を介在させると共に、
係止環内に雄コネクタハウジングの嵌入筒部を嵌入し、
雌コネクタハウジングに回動自在に装着したレバーによ
り雄コネクタハウジングの嵌合離脱を行うようにしたレ
バー結合式防水コネクタにおいて、 前記雌コネクタハウジングの嵌入口部の側壁に導入スリ
ットを開設すると共に戻り止めを並設し、前記係止環の
側壁には該雌コネクタハウジングの導入スリットと戻り
止めに対応する位置にそれぞれ案内スリットと該戻り止
めと係合する係止部を設け、前記雄コネクタハウジング
の嵌入筒部には上記導入スリットおよび案内スリットに
嵌挿する嵌合用突起を設け、前記レバーには該嵌合用突
起を嵌入して雄コネクタハウジングの嵌合離脱を行う結
合用スリットを設けてなることを特徴とするレバー結合
式防水コネクタ。
Priority Applications (4)
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|---|---|---|---|
| JP5022735A JP2772308B2 (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | レバー結合式防水コネクタ |
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5022735A JP2772308B2 (ja) | 1993-02-10 | 1993-02-10 | レバー結合式防水コネクタ |
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Family
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- 1994-02-10 US US08/194,397 patent/US5431574A/en not_active Expired - Lifetime
-
1995
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