JP2002359037A - レバー式コネクタ - Google Patents

レバー式コネクタ

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JP2002359037A
JP2002359037A JP2001163228A JP2001163228A JP2002359037A JP 2002359037 A JP2002359037 A JP 2002359037A JP 2001163228 A JP2001163228 A JP 2001163228A JP 2001163228 A JP2001163228 A JP 2001163228A JP 2002359037 A JP2002359037 A JP 2002359037A
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lever
mounting hole
connector
connector housings
hole
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JP2001163228A
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Yasuo Matsushita
靖生 松下
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 両コネクタハウジングが半嵌合状態のままで
パネルに取り付けられるのを防止する。 【解決手段】 レバー30には、両コネクタハウジング
10,20を正規嵌合状態で取付孔Hに取り付ける過程
では取付孔Hの孔縁とは非干渉であり、且つ両コネクタ
ハウジング10,20を半嵌合のままで取付孔Hに取り
付ける過程では取付孔Hの孔縁と干渉する干渉部35を
形成した。両コネクタハウジング10,20を取付孔H
に取り付ける過程では、干渉部35が取付孔Hの孔縁と
干渉するか否かによって、両コネクタハウジング10,
20の嵌合状態を検知できるので、両コネクタハウジン
グ10,20が半嵌合状態のままで取付孔Hに取り付け
られてしまうのを未然に防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パネル取付型のレ
バー式コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】パネルに取り付けるタイプのレバー式コ
ネクタとして、従来、特開平9−245886号公報に
開示されているものがある。これは、雄側コネクタハウ
ジングを予めパネルの取付孔に組み付けて待ち受け状態
としておき、その雄側コネクタハウジングに対してレバ
ーを備えた雌側コネクタハウジングを嵌合してレバー操
作により両コネクタハウジングを正規嵌合状態にするよ
うにしたものである。
【0003】このようにパネルの外側でレバーを操作す
るコネクタの場合、嵌合状態においてパネルの外側に雌
側コネクタハウジングの一部とレバーが突出することに
なることから、その分のスペースを確保する必要があ
る。ところが、例えば自動車のドアパネルにおけるヒン
ジ付近にコネクタを取り付けるような場合は、閉扉時に
ボディパネルとの間に十分なスペースが確保できないた
め、上記のような待ち受けタイプのレバー式コネクタの
適用が困難である。
【0004】そこで、予め両コネクタハウジングをドア
パネルの外側で嵌合しておき、その嵌合済の両コネクタ
ハウジングをパネルの取付孔に嵌合し、両コネクタハウ
ジング及びレバーをドアパネルの内側に収容する構造が
考案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなレバー式コ
ネクタの場合、両コネクタハウジングがパネルの内側に
隠蔽された状態となるため、一旦パネルに取り付けた後
では、両コネクタハウジングが正規嵌合されているか否
かを目視によって検知することは困難である。そのた
め、両コネクタハウジングのパネルへの取付け作業が完
了する前にその嵌合状態を検知し、半嵌合状態のままパ
ネルに取り付けられることを防止する手段が望まれてい
た。
【0006】本願発明は上記事情に鑑みて創案され、コ
ネクタハウジングが半嵌合状態のままでパネルに取り付
けられるのを防止することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、第1
コネクタハウジングに設けたレバーのカム溝と第2コネ
クタハウジングのカムフォロアとを係合させて前記レバ
ーを回動させることにより前記両コネクタハウジングを
嵌合状態とし、その両コネクタハウジングを嵌合済とし
た状態でパネルの取付孔に取り付けられるようにしたレ
バー式コネクタにおいて、前記レバーには、そのレバー
が前記両コネクタハウジングを正規嵌合させる正規嵌合
位置にある状態で前記取付孔に取り付ける過程では前記
取付孔の孔縁とは非干渉であり、且つそのレバーが前記
両コネクタハウジングを半嵌合のままとする半嵌合位置
にある状態で前記取付孔に取り付ける過程では前記取付
孔の孔縁と干渉する干渉部が形成されている構成とし
た。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記干渉部は、前記レバーにおける嵌合時の回動方
向後面側に面して形成され、前記レバーが半嵌合位置に
ある状態で前記取付孔に取り付ける過程では前記取付孔
の孔縁が前記干渉部を押すことによって前記レバーを正
規嵌合位置へ回動変位させる構成とした。請求項3の発
明は、請求項1又は請求項2の発明において、前記レバ
ーには、前記両コネクタハウジングを前記取付孔に取り
付けた状態ではその取付孔の孔縁に突起を係止させるこ
とでその両コネクタハウジングを抜止めする弾性抜止片
が形成され、前記両コネクタハウジングを前記取付孔に
取り付ける過程では、前記取付孔の孔縁が前記弾性抜止
片を押して弾性変位させるようになっているとともに、
その取付孔の孔縁による前記弾性抜止片への押圧方向
が、前記レバーが正規嵌合位置に到達するときの変位方
向と概ね同じ方向とされている構成とした。
【0009】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
のいずれかの発明において、前記レバーには、そのレバ
ーが正規嵌合位置にあり且つ前記両コネクタハウジング
が前記取付孔に正規に取付けられた状態において、前記
取付孔の内周面と対向する係止部が形成されている構成
とした。
【0010】
【発明の作用及び効果】[請求項1の発明]両コネクタ
ハウジングを取付孔に取り付ける過程で、レバーの干渉
部が取付孔の孔縁と干渉するか否かによって、両コネク
タハウジングの嵌合状態を検知することができる。した
がって、両コネクタハウジングが半嵌合状態のままで取
付孔に取り付けられてしまうのを未然に防止することが
できる。
【0011】[請求項2の発明]両コネクタハウジング
を半嵌合のままで取付孔に取り付ける過程で取付孔の孔
縁が干渉部を押してレバーを正規嵌合位置へ回動変位さ
せるので、取付孔への取付け作業とは別にレバーを正規
嵌合位置へ回動し直す作業が不要であり、作業性に優れ
ている。 [請求項3の発明]両コネクタハウジングを取付孔に取
り付ける過程で取付孔の孔縁が弾性抜止片を押すと、そ
の押圧力が弾性抜止片の弾性復元力によりレバーに対し
て正規嵌合位置へ変位させる力として作用する。これに
より、レバーは確実に正規嵌合位置に変位する。
【0012】[請求項4の発明]正規嵌合状態の両コネ
クタハウジングを取付孔に正規に取り付けた状態では、
正規嵌合位置にあるレバーが両コネクタハウジングを離
間させる解離方向へ回動しようとしても、取付孔の内周
に当接することによりレバーの解離方向への回動が規制
され、レバーは正規嵌合位置に保持される。
【0013】
【発明の実施の形態】[実施形態1]以下、本発明を具
体化した実施形態1を図1乃至図4を参照して説明す
る。
【0014】本実施形態のレバー式コネクタAは、第1
コネクタハウジング10と、この第1コネクタハウジン
グ10に設けたレバー30と、第2コネクタハウジング
20とからなり、両コネクタハウジング10,20を嵌
合済みとした状態でパネルPに対しその取付孔Hに嵌め
込むようにして取り付けられるようになっている。第1
コネクタハウジング10の後端部外周にはフランジ部1
1が形成されており、フランジ部11における第1コネ
クタハウジング10の上面よりも上方の領域には櫛形を
なす逃がし部15が開口されている。また、第1コネク
タハウジング10の後端部外周における下面側には、フ
ランジ部11よりも少し前方に位置するとともに外面に
突起12Aを有する弾性抜止片12が形成されている。
さらに、第1コネクタハウジング10には前方へ突出す
るフード部13が形成され、このフード部13内には前
方から第2コネクタハウジング20が嵌入されるように
なっている。この第2コネクタハウジング20の左右両
外側面には、一対のカムフォロア21が突出形成されて
いる。また、フード部13の左右両外側面には一対の軸
部14が形成されていて、この軸部14にレバー30が
支持されている。
【0015】レバー30は、操作部31の左右両端から
一対の板状をなすアーム部32を互いに平行に突成した
ものであり、両アーム部32の軸受孔33を軸部14に
嵌合させることで、待ち受け位置から図3に示す半嵌合
位置を経て図1に示す正規嵌合位置へ回動し得るように
なっているとともに、その逆の経路でも回動し得るよう
になっている。レバー30が待ち受け位置にある状態
(図3に示す半嵌合位置よりも時計回り方向に変位した
位置)では、アーム部32に形成したカム溝34の入り
口が前方(図1及び図3における右方)に開口された状
態となり、カム溝34に第2コネクタハウジング20の
カムフォロア21が進入できるようになっている。ま
た、レバー30が待ち受け位置から正規嵌合位置へ変位
する過程では、カム溝34とカムフォロア21との係合
によるテコ作用によって両コネクタハウジング10,2
0の嵌合が進み、レバー30が正規嵌合位置に到達する
と両コネクタハウジング10,20が正規嵌合状態とな
る。
【0016】本実施形態のレバー式コネクタAには、両
コネクタハウジング10,20が半嵌合状態のままでパ
ネルPの取付孔Hに取り付けられるのを防止するための
手段が設けられている。即ち、レバー30には、レバー
30が両コネクタハウジング10,20を正規嵌合させ
る正規嵌合位置にある状態で取付孔Hに取り付ける過程
では取付孔Hの孔縁とは非干渉であり、且つレバー30
が両コネクタハウジング10,20を半嵌合のままとす
る半嵌合位置にある状態で取付孔Hに取り付ける過程で
は取付孔Hの孔縁と干渉する干渉部35が形成されてい
る。干渉部35は、操作部31から概ね後方へ延出した
形態とされ、その干渉部35の外面(上面)は操作部1
の外面(上面)に対して面一状に連続している。干渉部
35は、レバー30の円弧状の回動軌跡に対して斜め方
向になっているとともに、レバー30が正規嵌合位置に
向かって回動するときの回動方向後面側に面している。
そして、レバー30が正規嵌合位置にある状態では、干
渉部35は第1コネクタハウジング10の上面に沿った
状態となる。これに対し、レバー30が待ち受け位置及
び半嵌合位置にある状態では、干渉部35は、第1コネ
クタハウジング10の上面から上方へ浮き上がり、取付
孔Hに対する両コネクタハウジング10,20の取付け
方向に対して斜めを向き、これにより、干渉部35が取
付孔Hの孔縁に対して干渉し得るようになる。
【0017】また、この干渉部35には、第1コネクタ
ハウジング10の下面側に設けた弾性抜止片12と同様
の形態、即ち外面に突起36Aを有する弾性抜止片36
が形成されている。この弾性抜止片36は、レバー30
が正規嵌合位置にある状態ではフランジ部1よりも少し
前方に位置するようになっており、フランジ部11と突
起36Aとの間の間隔はパネルPと厚さとほぼ同じ寸法
とされている。尚、下面側の弾性抜止片12の突起12
Aとフランジ部11との間の隙間もパネルPの板厚とほ
ぼ同じ寸法となっている。
【0018】また、干渉部35の後端部は、レバー30
が正規嵌合位置にあり且つ両コネクタハウジング10,
20が取付孔Hに正規に取付けられた状態において、取
付孔Hの内周面と対向する係止部37となっている。
尚、この係止部37の後端は、レバー30が正規嵌合位
置にある状態ではフランジ部11の逃がし部15内に進
入するようになっている。次に、本実施形態の作用を説
明する。両コネクタハウジング10,20を嵌合する際
には、まず、レバー30を待ち受け位置に待機させた状
態でフード部13に第2コネクタハウジング20を浅く
嵌め込み、そのカムフォロア21をカム溝34の入り口
に進入させる。次に、この状態からレバー30を図1及
び図3における反時計周り方向へ回動させると、カム溝
34とカムフォロア21の係合によるテコ作用により、
レバー30に付与する操作力が小さくても、両コネクタ
ハウジング10,20の嵌合が円滑に進み、レバー30
が嵌合位置に達すると両コネクタハウジング10,20
が正規の嵌合状態となる。
【0019】このようにして両コネクタハウジング1
0,20を嵌合済みの状態としたレバー式コネクタA
は、第1コネクタハウジング10のフード部13を先に
向けてパネルPの表側(図1及び図3における左側)か
ら長円形の取付孔Hに嵌め込まれる。このとき、干渉部
35は、第1コネクタハウジング10の上面に対して近
接して沿った状態となるため、取付孔Hに対してレバー
式コネクタAが上下左右に位置ずれしていない限り取付
孔Hの孔縁と干渉することはない。したがって、両コネ
クタハウジング10,20を取付孔Hに嵌め込むことが
できる。そして、レバー式コネクタAが取付孔Hに対し
て正規に取り付けられると、第1コネクタハウジング1
0のフランジ部11が取付孔Hの孔縁に対して表側から
当接するとともに、弾性抜止片12,36の突起12
A,36Aが取付孔Hの孔縁に対して裏側から係止し、
もってレバー式コネクタAがパネルPに固定される。
【0020】これに対し、両コネクタハウジング10,
20が半嵌合状態のままで取付孔Hへの取付けを行った
場合には、レバー30が図3に示すように半嵌合位置に
あって干渉部35が第1コネクタハウジング10の上面
から上方へ大きく浮き上がった状態になる。そのため、
レバー式コネクタAを取付孔Hに対して正規の位置で嵌
め込もうとしても、図3に示すように干渉部35の上面
(外面)が取付孔Hの孔縁上部と干渉し、取付けに抗す
る抵抗を受ける。これにより、作業者はレバー30が半
嵌合位置にあること、即ち両コネクタハウジング0,2
0が半嵌合状態のままであることが判る。
【0021】この場合、作業者はレバー式コネクタAを
取付孔Hへ押し込むようにして取付け作業をそのまま進
めればよく、これにより両コネクタハウジングが正規嵌
合状態になる。即ち、取付孔Hへの取付け方向に対して
干渉部35の外面(取付孔Hの孔縁との当接面)が斜め
方向を向いていて、取付孔Hの孔縁が干渉部35(レバ
ー30)を概ね後方(レバー30を半嵌合位置から正規
嵌合位置側へ向かわせる方向)へ押すようになるので、
取付孔Hへの取付けが進むのに伴ってレバー30の正規
嵌合位置への回動が進み、フランジ部11がパネルPに
当接する状態になると、レバー30が正規嵌合位置に到
達し、両コネクタハウジング10,20が正規嵌合状態
となるのである。
【0022】上述のように本実施形態おいては、レバー
30が両コネクタハウジング10,20を半嵌合のまま
とする半嵌合位置にある状態で取付孔Hに取り付ける過
程では取付孔Hの孔縁と干渉する干渉部35を形成した
ので、取付孔Hへの取付け過程で、干渉部35が取付孔
Hの孔縁と干渉するか否かによって、両コネクタハウジ
ング10,20の嵌合状態を検知することができるよう
になっている。また、両コネクタハウジング10,20
を半嵌合のままで取付孔Hに取り付ける過程では取付孔
Hの孔縁が干渉部35を押してレバー30を正規嵌合位
置へ回動変位させるので、取付孔Hへの取付け作業とは
別にレバー30を正規嵌合位置へ回動し直す作業が不要
である。したがって、作業性に優れている。
【0023】また、レバー30の設けた弾性抜止片36
は、両コネクタハウジング10,20を取付孔Hに取り
付ける過程で、突起36Aを取付孔Hの孔縁で押される
ことによって下方(第1コネクタハウジング10の上面
に接近する方向)へ弾性変位させられるようになってい
るが、このときの弾性抜止片36に対する押圧方向が、
レバー30が正規嵌合位置に到達するときの変位方向と
概ね同じ方向となっている。したがって、両コネクタハ
ウジング10,20を取付孔Hに取り付ける過程で取付
孔Hの孔縁が弾性抜止片36を押すと、その押圧力が弾
性抜止片36の弾性復元力によりレバー30に対して正
規嵌合位置へ変位させる力として作用するようになり、
これにより、レバー30が確実に正規嵌合位置に変位す
るようになっている。
【0024】また、レバー30には、レバー30が正規
嵌合位置にあり且つ両コネクタハウジング10,20が
取付孔Hに正規に取付けられた状態において、取付孔H
の内周面と対向する係止部37が形成されている。した
がって、正規嵌合状態の両コネクタハウジング10,2
0を取付孔Hに正規に取り付けた状態では、正規嵌合位
置にあるレバー30が両コネクタハウジング10,20
を離間させる解離方向(待ち受け位置へ向かう方向)へ
回動しようとしても、係止部37が取付孔Hの内周に当
接することによってレバー30の解離方向への回動が規
制され、レバー30は正規嵌合位置に保持され、ひいて
は両コネクタハウジング10,20が正規嵌合状態に保
持される。
【0025】[実施形態2]次に、本発明を具体化した
実施形態2を図5を参照して説明する。本実施形態は、
干渉部35の後端部に、係止部37の後端から上方へ突
出する当接部38を形成したものである。この当接部3
8は、両コネクタハウジング10,20が正規嵌合状態
であって取付孔Hに正規の取り付けられた状態で、パネ
ルPの表面における取付孔Hの孔縁部に当接するように
なっている。この当接部38のパネルPへの当接によ
り、正規嵌合位置にあるレバー30が待ち受け位置側へ
回動することが規制されている。また、レバー30が半
嵌合位置にある状態のままで取付孔Hに取り付けられた
ときには、当接部38がパネルPに押されることによっ
てレバー30が確実に正規嵌合位置へ押動される。尚、
フランジ部11には、上記実施形態1の逃がし部15に
相当する開口部は形成されていない。その他の構成につ
いては上記実施形態1と同じであるため、同じ構成につ
いては、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は
省略する。
【0026】[他の実施形態]本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態では第1コネクタハウジングを雄側
コネクタハウジングとし、第2コネクタハウジングを雌
側コネクタハウジングとしたが、本発明によれば、第1
コネクタハウジングを雌側コネクタハウジングとし、第
2コネクタハウジングを雄側コネクタハウジングとして
もよい。
【0027】(2)上記実施形態では両コネクタハウジ
ングを半嵌合のままで取付孔に取り付ける過程で取付孔
の孔縁が干渉部を押してレバーを正規嵌合位置へ回動変
位させるようにしたが、本発明によれば、取付孔の孔縁
が干渉部と干渉してもレバーが正規嵌合位置へ押動され
ない構成とすることができる。 (3)上記実施形態ではレバーに弾性抜止片を設けた
が、本発明によれば、レバーに弾性抜止片を設けない構
成とすることができる。
【0028】(4)上記実施形態ではレバーに取付孔の
内周と対向する係止部を設けたが、本発明によれば、か
かる係止部を設けない構成とすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1において両コネクタハウジングを正
規嵌合するとともにパネルの取付孔に正規に取り付けた
状態をあらわす断面図
【図2】両コネクタハウジングを正規嵌合するとともに
パネルの取付孔に正規に取り付けた状態をあらわす正面
【図3】両コネクタハウジングを半嵌合状態のままで取
付孔に取り付ける過程をあらわす断面図
【図4】レバーの正面図
【図5】実施形態2において両コネクタハウジングを正
規嵌合するとともにパネルの取付孔に正規に取り付けた
状態をあらわす断面図
【符号の説明】
P…パネル H…取付孔 A…レバー式コネクタ 10…第1コネクタハウジング 20…第2コネクタハウジング 21…カムフォロア 30…レバー 34…カム溝 35…干渉部 36…弾性抜止片 36A…突起 37…係止部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1コネクタハウジングに設けたレバー
    のカム溝と第2コネクタハウジングのカムフォロアとを
    係合させて前記レバーを回動させることにより前記両コ
    ネクタハウジングを嵌合状態とし、その両コネクタハウ
    ジングを嵌合済とした状態でパネルの取付孔に取り付け
    られるようにしたレバー式コネクタにおいて、 前記レバーには、そのレバーが前記両コネクタハウジン
    グを正規嵌合させる正規嵌合位置にある状態で前記取付
    孔に取り付ける過程では前記取付孔の孔縁とは非干渉で
    あり、且つそのレバーが前記両コネクタハウジングを半
    嵌合のままとする半嵌合位置にある状態で前記取付孔に
    取り付ける過程では前記取付孔の孔縁と干渉する干渉部
    が形成されていることを特徴とするレバー式コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記干渉部は、前記レバーにおける嵌合
    時の回動方向後面側に面して形成され、前記レバーが半
    嵌合位置にある状態で前記取付孔に取り付ける過程では
    前記取付孔の孔縁が前記干渉部を押すことによって前記
    レバーを正規嵌合位置へ回動変位させる構成としたこと
    を特徴とする請求項1記載のレバー式コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記レバーには、前記両コネクタハウジ
    ングを前記取付孔に取り付けた状態ではその取付孔の孔
    縁に突起を係止させることでその両コネクタハウジング
    を抜止めする弾性抜止片が形成され、前記両コネクタハ
    ウジングを前記取付孔に取り付ける過程では、前記取付
    孔の孔縁が前記弾性抜止片を押して弾性変位させるよう
    になっているとともに、その取付孔の孔縁による前記弾
    性抜止片への押圧方向が、前記レバーが正規嵌合位置に
    到達するときの変位方向と概ね同じ方向とされているこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のレバー式
    コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記レバーには、そのレバーが正規嵌合
    位置にあり且つ前記両コネクタハウジングが前記取付孔
    に正規に取付けられた状態において、前記取付孔の内周
    面と対向する係止部が形成されていることを特徴とする
    請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のレバー式コネ
    クタ。
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Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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