JP2006147492A - コネクタ - Google Patents

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Abstract


【課題】 レバーを容易に装着できるようにする。
【解決手段】 雌コネクタハウジング5の両側面には袋状に形成されたレバー装着部22が設けられていて、前方に開口するようにして導入溝23が貫通して形成されている。レバー21の両側板28の内面には、雄コネクタハウジング1の噛み合い歯7とかみ合うギヤ片30を有する回動軸24と、その後方の突起31とが設けられている。導入溝23に突起31と回動軸24とを嵌めてレバー21全体をレバー装着部22の外面に沿ってスライドさせる。回動軸24が導入溝23の終端に至ると、突起31が係止溝25に嵌り込むため、レバー21は戻り止めされ、かつ回動操作可能に組み付けられる。
【選択図】 図10

Description

本発明はレバーを有するコネクタに関する。
この種コネクタとして、下記特許文献1のものが知られている。ここに開示されたコネクタは、コネクタハウジングに対しレバーを回動操作可能に取り付けたものであり、レバーを回動操作するとその側板に形成されたカム溝内を相手側コネクタハウジングのカムピンが変位することによって、両コネクタハウジングを軽い操作力でもって完全嵌合状態に至らしめるものである。
特開平6−119951号公報
ところで、上記したレバーは一対の側板と両側板の間をつなぐ操作片とから全体として略コの字形状に形成されており、コネクタハウジングの外面から突出する一対の回動軸を両側板に貫通して設けられた取付孔へ嵌め込むことによって、全体の装着がなされている。
しかし、このような構造であると、レバーの装着に際しては、両側板を強制的に拡開させた状態で、両取付孔を回動軸に適合させる必要がある。すなわち、両側板の弾発力に抗しつつ回動軸に対する取付孔の位置合わせを行わねばならず、装着作業がしづらいという問題がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、レバーの装着を容易にすることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、相互に嵌合可能な一対のコネクタハウジングと、側板を有しその一端部には操作部が設けられかつこの操作部とは反対側の端部の内面には先端に張り出し部を有する回動軸が突出形成されたレバーと、前記両コネクタハウジングのうちの一方のコネクタハウジングに設けられその外面が前記側板と対向した状態で前記レバーを装着可能とするレバー装着部と、他方のコネクタハウジングに設けられ前記レバーに設けられた倍力作用部と係止しレバーの回動操作によって前記両コネクタハウジングを嵌合方向に変位させる受け部とを備えてなるコネクタであって、前記レバー装着部は、同レバー装着部の外面に沿ってレバーを装着できるよう一端に前記回動軸を差し込み可能とする差し込み口が開口し前記レバーの装着方向に沿って延びる導入溝が貫通して形成されかつこの導入溝の終端で前記回動軸を回動可能に位置させた状態で前記張り出し部を導入溝の開口縁の裏側で係止させることで、前記側板が回動軸の軸方向に沿って外方へ移動するのが規制され、さらに、前記レバーと前記レバー装着部との間には、前記回動軸が前記導入溝の終端に至ったときに、前記レバーの回動操作を許容しつつ相手側に係止することで、前記回動軸が前記導入溝内を前記装着方向と逆方向に戻るのを規制可能な戻り止め部が設けられていることを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記張り出し部は前記回動軸の外面から径方向外方へ突出する第1の噛み合い歯によって構成され、前記レバー装着部と前記一方のコネクタハウジングの外面との間には前記噛み合い歯を収容する収容空間が形成される一方、前記受け部は前記他方のコネクタハウジングに設けられた第2の噛み合い歯であるとともに前記両コネクタハウジングが嵌合する際に、前記収容空間へ進入可能であり、さらに、これら第1・第2の噛み合い歯は前記両コネクタハウジングの初期の嵌合によって噛み合い、前記レバーの回動に伴う噛み合いの進行によって前記両コネクタハウジングが正規嵌合状態に至ることを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記レバー装着部は前記一方のコネクタハウジングの両側面に配され、前記レバーは前記両側板を一対備えこれら両側板を前記操作部によって連結したコの字形状をなし前記一方のコネクタハウジングを跨ぐようにして装着可能であり、かつ前記両側板の内面には戻り止め用の突起が突出形成され、前記レバー装着部の外面には前記回動軸の軸芯を中心とした円弧状の係止溝が形成され、かつこの係止溝は前記戻り止め用の突起を同溝に沿った変位を許容した状態で係止可能であることを特徴とするものである。
請求項1の発明によれば、レバーの側板をレバー装着部に対向させた状態で回動軸を差し込み口に適合させ、そのまま導入溝に沿わせてレバーをスライドさせる。そして、回動軸が導入溝の終端に至ると、戻り止め部による係止がなされるため、レバーは同位置に保持される。また、張り出し部が導入溝の終端の開口縁の裏側に係止するため、レバーがレバー装着部から離間するような変位も規制される。
このように、請求項1の発明によれば、レバーはレバー装着部の外面に沿う方向に移動することで装着が可能となるため、従来のような側板の拡開を伴う装着作業に比較して取付けが容易となる。
請求項2の発明では、両コネクタハウジングを軽く嵌合させた初期嵌合状態にすると、第1・第2の噛み合い歯が噛み合う。その状態で、レバーを回動操作させると、上記の噛み合いが進行して両コネクタハウジングを完全嵌合状態にすることができる。このように、請求項2の発明では、倍力作用を行うための構造(第1・第2の噛み合い歯)を利用してレバーの外れ止めを行うため、構成の簡素化が図れる。
請求項3の発明によれば、レバーを一方のコネクタハウジングに対し両回動軸が両差し込み口に共に適合するように位置させ、導入溝に沿って押し込む。そして、回動軸が導入溝の終端に至れば、係止溝へ戻り止め用の突起が嵌り込むため、レバーの戻り止めがなされる。また、レバーを回動操作すれば、戻り止め用の突起が係止溝に沿って変位することから、レバーの回動操作の案内がなされる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図面に基づいて説明する。まず、雄コネクタについて説明する。雄コネクタのコネクタハウジング1は雄端子金具2を装着するための雄端子収容部3とその前部に角筒状に連続するフード部4とからなっている。フード部4内にはその奥壁から雄端子金具2のタブ部が複数本突出している。また、雄コネクタハウジング1の上面で雄端子収容部3寄りの幅方向中心部には雌雄コネクタハウジング1,5同士を嵌合状態にロックするためのロック突起6が突出形成されている。
また、雄コネクタハウジング1の両側面であってフード部4の開口縁寄りには、噛み合い歯7(本発明の受け部及び第2の噛み合い歯に相当する)が幅方向外方へ張り出した状態でかつ上向きに一歯だけ形成されている。さらに、この噛み合い歯7の後方にはガイド片8が前後方向に沿って張り出している。このガイド片8は噛み合い歯7よりもさらに外方へ張り出すようにして形成されるとともに、その前端面はテーパ面8Aが形成されている。
雌コネクタのコネクタハウジング5は雌端子収容部9とこの雌端子収容部9の外面全周を取り囲むようにして外筒部10が配されている。雌端子収容部9には上記した雄端子金具2と対応して複数のキャビティ11が前後に貫通して形成され、それぞれの内部には雌端子金具(図示しない)と係止可能なランス12が撓み可能に形成されている。雌端子収容部9の前面にはキャップ状に形成されたリテーナ13が外嵌されている(図16参照)。このリテーナ13は雌端子収容部9の前面と密着可能な前面板13を有するとともに、この前面板13には各キャビティ11と連通可能な雄端子挿通孔13Bが貫通している。また、リテーナ13は雌コネクタハウジング5に対する仮係止位置と本係止位置との間で移動可能に装着されている。本係止位置では、リテーナ13の前面板13の内面側に突出された係止板14がランス12の撓み空間内に突入されることで、ランス12の係止解除方向への撓みを規制可能とするが、仮係止位置では各係止板14がランス12の撓み空間の前方に位置することで、雌端子金具の挿抜に伴うランス12の撓みを許容する。
外筒部10はその奥部における四隅部において雌端子収容部9と連結されている。雌端子収容部9と外筒部10との間の空間には雄コネクタのフード部4を嵌合可能とする嵌合空間15が形成されている。なお、外筒部10内において雌端子収容部9の奥部外周にはゴムリング16が嵌着されていて、雌雄両コネクタハウジング1,5が嵌合したときにフード部4の内面と密着して両コネクタハウジング1,5間のシールの役割を果たす。上記したリテーナ13が本係止位置にあるときには、リテーナ13の後端外周縁とゴムリング16の前面とが対向しゴムリング16の抜けを規制可能である。
雌端子収容部9の後面側には、各雌端子金具に接続された電線とのシールを一括して行うためのゴム栓17が密着して配されている。ゴム栓17には各キャビティ11と同軸で連通可能な挿通孔18がそれぞれ貫通して形成されるとともに、各挿通孔18は雌端子金具をそれぞれ貫通可能であり、電線被覆の外周面に密着可能に形成されている。また、このゴム栓17の後面には合成樹脂製のゴム栓押さえ19が配されている。ゴム栓押さえ19は雌コネクタハウジング5に係止して全体の装着が可能となっており、装着されることによってゴム栓17は背面側から押さえ付けられた状態で固定がなされる。また、ゴム栓押さえ19には各挿通孔18及びキャビティ11にそれぞれ同軸で連通する通し窓20が複数貫通している。各通し窓20は雌端子金具及び電線を共に遊挿可能に形成されている。
外筒部10においてその幅方向の両側面にはレバー21を装着するためのレバー装着部22が形成されている。レバー装着部22は雄コネクタが嵌合してくる方向と対向する方向、つまり前方へ向けて開口する袋状に形成され、内部は前述した嵌合空間15と連通している。また、レバー装着部22の内部は雌雄コネクタハウジング1,5同士が嵌合する際に、噛み合い歯7の進入が可能に形成されている。
さらに、両レバー装着部22の側面には前後方向に沿って導入溝23が開口している。この導入溝23の一端は前方へ向けて開口し、レバー21の回動軸24を差し込み可能とする差し込み口23Aとなっている。一方、導入溝23の終端側は円弧状に形成されてレバー21の回動軸24を回動可能に保持する保持部23Bとなっている。また、レバー装着部22の側面において保持部23Bの後方には、保持部23Bと同心の円弧状をなす係止溝25が貫通して形成されている。さらに、レバー装着部22の前縁において導入溝23より下部側にはテーパー状の逃がし縁26が形成されていて、レバー21の回動操作時にレバー21と干渉しないようにしている。さらに、レバー装着部22の内面であって逃がし縁26が形成された部分には後方へ向けて水平に嵌合溝27が凹み形成され、雌雄コネクタハウジング1,5が嵌合するときに、前記した雄コネクタハウジング1のガイド片8を嵌合させることができる。
次に、レバー21について説明すると、レバー21はレバー装着部22の側面と対向する一対の側板28と両側板28の上端同士を接続する操作部29とからなっている。両側板28の内面にはピン軸状の回動軸24が板面に直角に突出しており、また、回動軸24の先端には2つのギヤ片30(本発明の倍力作用部及び第1の噛み合い歯に相当する)が径方向外方へ向けて突出しており、レバー21の回動操作によって雄コネクタ側の噛み合い歯7と噛み合い、さらにこの状態が進行することで、雌雄コネクタハウジング1,5を嵌合方向に移動させることができる。さらに、側板28において回動軸24に隣接した位置には突起31(係止溝25と共に本発明の戻り止め部を構成する。)が突出形成されている。この突起31は回動軸24と共に導入溝23に沿って移動可能であり、回動軸24が保持部に至る際に、保持部23Bと係止溝25との間におけるレバー装着部22の外面に乗り上げた後、係止溝25に嵌り込むことができる。このことによって、レバー21が組付け方向と逆方向に戻ってしまうことが規制される(戻り止め)とともに、レバー21の回動操作がなされる間は係止溝25に沿って摺動自在となる。
なお、突起31は、導入溝23から係止溝25への移動に際しての乗り上げ動作を円滑に行うことができるよう、その後面側に傾斜面31Aが形成されている(図12参照)。
さらにまた、側板28の外面であって回動軸24が設けられている位置より先端寄りには、凹溝32が形成されている。この凹溝32はレバー21が図15に示す姿勢にあるときに、鉛直方向に沿うようにかつ全高さ範囲に亘って形成されていて、これにより側板28において凹溝32より先端側を外方へ開き変形し易くしている。
また、両レバー装着部22の外面において後端上部のコーナ部には一対のストッパ33が外方へ突出している。両ストッパ33は、レバー21が上記のようにして組み付けられたときに(図15に示す状態:以下、このときのレバー21の位置を組付け位置という。)、レバー21の両側板28の側縁に係止することで、、組付け位置でレバー21を図示反時計回りに回動するのを規制する役割を果たす。さらに、レバー21の両側板28の先端には前板34がそれぞれ内向きに相互に対向するようにして張り出し形成されている。この前板34は、レバー21が組付け位置にあるときに、レバー装着部22の前縁であって逃がし縁26の上端と連続する箇所(保持面35)に圧接気味に当接するようにしてあり、両間の摩擦力によってレバー21の正方向(図15に示す時計回り方向)への回動を緩く規制するようになっている。また、レバー21の組付け位置にあるときに、前板34は嵌合溝27の前面の一部を覆うようにしている。したがって、雌雄コネクタハウジング1,5の嵌合動作の開始にあたり、前板34はガイド片8と干渉することになる。具体的には、前板34の傾斜縁34Aがガイド片8のテーパ面8Aと摺接してレバー21の前板34部分を、前記した凹溝32を中心として外方へ開くように作用するため、これによって前板34と保持面35との圧接状態を解除可能となる。さらに、レバー21の操作部29の幅方向中央部にはレバーロック部36が形成されている。レバーロック部36は二股に分岐した間にロック凹部37が形成されていて、レバー21の回動操作によって雌雄のコネクタハウジング1,5が正規に嵌合したときに、ロック突起6とロック凹部37と係止することによって、レバー21が緩くロックされる(図22参照:このときのレバー21の位置をロック位置という)。
次に、上記のように構成された本実施形態の作用効果を具体的に説明する。まず、雌雄コネクタハウジング1,5を嵌合する作業について説明すると、レバー21を組付け位置に保持した状態で、雌コネクタハウジング5を雄コネクタハウジング1のフード部4に浅く嵌合させる。このとき、雄コネクタハウジング1の噛み合い歯7がレバー装着部22の前方から進入してレバー21の両ギヤ片30の間において一方のギヤ片30に当接した状態となる。これと同時に、ガイド片8のテーパ面8Aが前板34の傾斜縁34Aと摺接し、前板34部分を凹溝32を中心として外方へ拡開変形させるため、前板34と保持面45との圧接状態が解除され、その結果、レバー21は組付け位置で保持された状態から解放されるとともに、嵌合溝27の入り口部分を開放する。したがって、この後はレバー21が回動操作可能となり、回動操作に伴ってレバー21側及び雄コネクタハウジング1側のギヤ片30及び噛み合い歯7との噛み合いを通じてコネクタハウジング1,5同士の嵌合が進行する。
こうしてレバー21がロック位置に至ると、ロック凹部37にロック突起6が係止するため、レバー21はロック位置に保持され、また同位置では雌雄の端子金具同士が正規の接続状態となっている。
次に、雌コネクタハウジング5に対しレバー21を組付ける作業手順について説明すると、雌コネクタハウジング5の前方にレバー21を位置させ、レバー21の両回動軸24及び突起31を導入溝23の差し込み口23Aを通して導入溝23内に挿通させる。レバー21全体をこの姿勢のまま押し込んでゆくと、この間、両側板28は拡開変形を伴うことなくその内面がレバー装着部22の外面に沿って摺接してゆく。そして、回動軸24が導入溝23の終端である保持部23Bに至る直前において、突起31は保持部23Bを通過して一旦レバー装着部22の外面に乗り上げる。そして、回動軸24が保持部23Bに至ると、突起31は係止溝25に適合しその内部に嵌り込む。かくして、レバー21は突起31と係止溝25との係止によって戻り止めがなされ、かつ両ギヤ片30が導入溝23の裏側に係止することで、開き止めされた状態で装着がなされる。レバー21の装着がなされる間、導入溝23に対しては回動軸24と突起31が共に案内されるため、レバー21は回り止め状態で、つまり姿勢が固定された状態にある。したがって、レバー21は装着完了時にそのまま組付け位置となっている。つまり、レバー21は側板28とストッパ33とが当接し、また前板34と保持面35とが圧接するため、レバー21は双方向に回り止めされて組付け位置に保持される。したがって、雌雄コネクタハウジング1,5の嵌合に際し、レバー21を同位置に調整するような作業を要しない。
以上のように、本実施形態によれば、レバー21はレバー装着部22に対してスライドさせるだけで側板28の拡開を伴うことなく組み付けることができるため、装着作業を円滑にかつ簡単に行うことができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)本実施例では、レバーは操作部29の両側に側板28を一対備えたものを示したが、側板28を片側のみに備えたレバー21であってもよい。
(2)本実施形態では倍力作用部である噛み合い歯を、レバーの開き止めとしての張り出し部と兼用するものを示したが、倍力作用部を張り出し部とは別途に形成したものであってもよい。
(3)(2)の場合に、倍力作用部は公知のカム溝とカムピンとによるものであってもよい。
雄コネクタハウジングの正面図 同じく平面図 雌コネクタハウジング単体の正面図 同じく側面図 同じく平面図 図のVI-VI線断面図 雌コネクタの正面図 同じく平面図 同じく背面図 同じく側面図 回動軸部分を示す断面図 レバー単体の平面図 同じく正面図 同じく側断面図 雌雄コネクタの嵌合前の状態を一部破断して示す側面図 同じく側断面図 雌雄コネクタハウジングを緩く嵌合させた状態を一部破断して示す側面図 同じく側断面図 レバーの回動操作中の状態を一部破断して示す側面図 同じく側断面図 レバーがロック位置まで回動されて両コネクタが完全嵌合した状態を一部破断して示す側面図 同じく側断面図
符号の説明
1…雄コネクタハウジング
5…雌コネクタハウジング
7…噛み合い歯(受け部、第2の噛み合い歯)
21…レバー
22…レバー装着部
23…導入溝
23A…差し込み口
24…回動軸
25…係止溝(戻り止め部)
28…側板
29…操作部
30…ギヤ片(倍力作用部、張り出し部、第1の噛み合い歯)
31…突起(戻り止め部)

Claims (3)

  1. 相互に嵌合可能な一対のコネクタハウジングと、側板を有しその一端部には操作部が設けられかつこの操作部とは反対側の端部の内面には先端に張り出し部を有する回動軸が突出形成されたレバーと、前記両コネクタハウジングのうちの一方のコネクタハウジングに設けられその外面が前記側板と対向した状態で前記レバーを装着可能とするレバー装着部と、他方のコネクタハウジングに設けられ前記レバーに設けられた倍力作用部と係止しレバーの回動操作によって前記両コネクタハウジングを嵌合方向に変位させる受け部とを備えてなるコネクタであって、
    前記レバー装着部は、同レバー装着部の外面に沿ってレバーを装着できるよう一端に前記回動軸を差し込み可能とする差し込み口が開口し前記レバーの装着方向に沿って延びる導入溝が貫通して形成されかつこの導入溝の終端で前記回動軸を回動可能に位置させた状態で前記張り出し部を導入溝の開口縁の裏側で係止させることで、前記側板が回動軸の軸方向に沿って外方へ移動するのが規制され、
    さらに、前記レバーと前記レバー装着部との間には、前記回動軸が前記導入溝の終端に至ったときに、前記レバーの回動操作を許容しつつ相手側に係止することで、前記回動軸が前記導入溝内を前記装着方向と逆方向に戻るのを規制可能な戻り止め部が設けられていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記張り出し部は前記回動軸の外面から径方向外方へ突出する第1の噛み合い歯によって構成され、前記レバー装着部と前記一方のコネクタハウジングの外面との間には前記噛み合い歯を収容する収容空間が形成される一方、前記受け部は前記他方のコネクタハウジングに設けられた第2の噛み合い歯であるとともに前記両コネクタハウジングが嵌合する際に、前記収容空間へ進入可能であり、さらに、これら第1・第2の噛み合い歯は前記両コネクタハウジングの初期の嵌合によって噛み合い、前記レバーの回動に伴う噛み合いの進行によって前記両コネクタハウジングが正規嵌合状態に至ることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記レバー装着部は前記一方のコネクタハウジングの両側面に配され、前記レバーは前記両側板を一対備えこれら両側板を前記操作部によって連結したコの字形状をなし前記一方のコネクタハウジングを跨ぐようにして装着可能であり、かつ前記両側板の内面には戻り止め用の突起が突出形成され、前記レバー装着部の外面には前記回動軸の軸芯を中心とした円弧状の係止溝が形成され、かつこの係止溝は前記戻り止め用の突起を同溝に沿った変位を許容した状態で係止可能であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコネクタ。
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