JP2002356929A - 外壁支持桟の取付構造及び取付方法 - Google Patents
外壁支持桟の取付構造及び取付方法Info
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Abstract
に取り付ける場合の寸法精度の出しやすい外壁支持桟の
取付構造および取付施工法を提供すること。 【解決手段】外壁材の屋内側に空気層を持たせた外壁構
造を得るための外壁材を支持する外壁支持桟の取付構造
である。外壁支持桟15は、建物の構造体(床梁等)1
1から立設されたネジ部13に所定高の受台14を介し
て取り付けられている。
Description
空気層を持たせた外壁構造を得るための外壁支持桟の取
付構造及び取付方法に関する。
に流通可能な空気層を形成させた外壁構造として、例え
ば特公昭6−89570号公報に記載されるようなもの
が知られている。このような外壁構造では、図4に示す
ような外壁パネルAが提案されている。
断熱材を充填し、屋内側に防湿シート等を含む内装下地
材2を取り付け、屋外側に防水シート3を配している。
そして、この防水シート3の屋外側に上下方向に長い外
装下地桟4を固定している。
パネルAの屋外側に、図5に示すように、防水シート5
を介して外壁材6を張り付ければ、防水シート3と防水
シート5との間に上下方向に空気が流通可能な空気層7
が形成された外壁構造が形成される。
うな外壁パネルAでは、複数の外壁パネルA…間で寸法
精度にバラツキがあると、複数の外壁パネルA…に取り
付けた外壁材6…間で凹凸が発生することになる。この
外壁材6…間の凹凸は外装下地桟4の取り付け高さを調
整すれば解消すると考えられるが、この外壁パネルAで
は外装下地桟4が一体に固定されているので外装下地桟
4の取り付け位置を調整することが困難である。そこ
で、外壁パネルAの製造に際しては寸法精度に関する品
質管理には多大の労力を必要とする。
規格の異なる外壁パネルを使用したい場合や外壁下地桟
4の厚みの異なる外壁パネルAを用いたい場合など、互
いに異なる規格の外壁パネルAを用いる場合には、外壁
材6をそのまま取り付けたのでは、外壁に極端な凹凸が
生じてしまうという問題点がある。それ故、このような
外壁構造では、同一規格の外壁パネルAを使用しなけれ
ばならず多様性に欠ける。
ユニットを建築現場で接合させて組み立てるユニット建
物では、各建物ユニット間の接合に誤差があると、それ
が直接外壁の凹凸に反映してしまうという問題点もあ
る。
題点に鑑み、外壁材を取り付ける場合の寸法精度の出し
やすい外壁支持桟の取付構造および取付施工法を提供す
ることを目的とする。また、断熱規格などの外壁の規格
が異なった場合にも外壁の凹凸を調整可能な外壁支持桟
の取付構造及び取付施工法を提供することを目的とす
る。また、本発明の更なる目的は複数の建物ユニットを
組み立てて施工するユニット建物においても適応可能な
外壁支持桟の取付構造及び取付施工法を提供することに
ある。
め、請求項1記載の発明は、外壁材の屋内側に空気層を
持たせた外壁構造を得るための外壁材を支持する外壁支
持桟の取付構造において、前記外壁支持桟は、建物の構
造体から立設されたネジ部に所定高の受台を介して取り
付けられていることを特徴とする外壁支持桟の取付構造
である。
物の構造体から立設されたネジ部に所定高の受台を介し
て取り付けられているので、外壁支持桟の固定位置は常
に所定位置となり、外壁材を取り付ける場合の寸法精度
の出しやすい外壁支持桟の取付構造を提供することがで
きる。これにより、外壁支持桟の出入り位置決めが容易
となり、かつ、出入り位置決めの信頼性が確保される。
場合には、受台の高さを任意に変更することにより所望
の厚みの空気層を持たせることができる。これにより、
内装下地材や断熱材の厚みが異なった場合にも、所定厚
みの空気層を備えた外壁構造を得ることができる。
ネジ棒に対して任意の位置に座金などを含むスペーサを
介在させればよい。この場合のスペーサは、例えば、
「標準」、「厚」、「薄」などの複数枚を用意すること
により、必要に応じて使い分けして外壁材又は外壁支持
桟の出入り調整を行うことができる。
る場合や空気層の厚みを大きく変更させたい場合などは
高さの異なる受台を用いたり、複数の受台を用いたり、
また、厚みの厚いスペーサを用いればよい。また、ネジ
棒の高さはネジ棒として長さの異なるボルトを構造体に
取り付ければよい。これにより、任意の位置に正確に位
置決めして外壁支持桟を取り付けることができる。
レコーティング型シール剤が予め塗布されていることを
特徴とする請求項1記載の外壁支持桟の取付構造であ
る。
壁支持桟の取付構造において、受台が螺合されるネジ棒
のネジ部にはプレコーティング型シール剤が予め塗布さ
れていることにより、ネジ部に受台を螺合させることに
より潰れたプレコーティング型シール剤によりネジ棒と
受台と間の水密性を確保することができる。
ートなどを介在させた場合のネジ棒と受台との間の水密
性を確保することができる。
であって前記外壁支持桟の屋内側には防水シートが配置
され、該防水シートと前記受台との間にはシール材が介
在され、かつ該シール材は前記防水シート及び前記受台
に面固定されていることを特徴とする請求項2記載の外
壁支持桟の取付構造である。
壁支持桟の取付構造において、受台の屋外側であって外
壁支持桟の屋内側には防水シートが配置され、その防水
シートと受台との間にはシール材が介在され、かつこの
シール材は防水シート及び受台に面固定されているの
で、防水シートとシール材との固定を確実とすることが
でき、かつ、防水シートと受台との間の水密性を確保で
きる。また、防水シートが施工現場で風などによりバタ
バタとはためいてもシール材が剥がれたりすることがな
い。
屋外側であって前記外壁支持桟の屋内側には、前記面固
定を補助する面状補助部材が介在されていることを特徴
とする請求項3記載の外壁支持桟の取付構造である。
壁支持桟の取付構造において、面状補助部材が防水シー
ト側から防水シートとシール材と受台との面固定を補助
するので、外壁支持桟が防水シートを圧接する面の平面
状況に関わりなく、防水シートとシール材と受台との面
固定を確実に行うことができる。
屋外側に向かって立設され、ネジ部の所定位置にプレコ
ーティング型シール剤が塗布されているネジ棒に対して
前記プレコーティング型シール剤が潰れるように所定高
さの受台を螺合させ、ついで、防水シートとの密着性を
維持するためのシール材を前記受台の屋外側の表面に介
在させた状態で前記防水シート及び外壁支持桟を前記ネ
ジ棒に貫通させ、ついで該ネジ棒に対してナットを螺合
させることにより前記防水シートの屋内側の表面と前記
受台との間で前記シール材を圧接させて密着させるとと
もに前記外壁支持桟をネジ棒に固定することを特徴とす
る外壁支持桟の取付方法である。
等の高速回転治具を用いても受台を常に一定に取り付け
ることができ、施工性良く請求項3記載の外壁支持桟の
取付構造を得ることができる。
に貼着したものを用いれば、シール材の取付工数をさら
に削減できる。
を用いれば、施工性がさらに改善され、かつ、圧着によ
り水密性を確保することが容易となる。
法精度の出しやすい外壁支持桟の取付構造および取付施
工法を提供することができる。
た場合にも外壁の凹凸を調整可能な外壁支持桟の取付構
造及び取付施工法を提供することができる。
工するユニット建物においても適応可能な外壁支持桟の
取付構造及び取付施工法を提供することができる。
壁支持桟の取付構造につき図面に基づき説明する。
支持桟の取付構造の一例を説明する断面図であり、図2
はこの発明の実施形態に係る外壁支持桟の取り付け構造
の他の例を組み立て分解図により説明する図である。
桟の取付構造であり、この取付構造10は建物の床梁、
天井梁などの構造体11を貫通して屋外へ向けて立設さ
れたネジ棒としてのボルト12と、そのボルト12のネ
ジ部13に螺合した受台としての高ナット14と、この
高ナット14を介してボルト12に固定された外壁支持
桟15とから大略構成されている。
ティング型シール剤が予め塗布されており、シール剤の
塗り忘れが防止されている。このようなプレコーティン
グ型シール剤は、例えば、ロックタイト社製のLT51
3(商品名)等の未反応型のプレコーティング型シール
剤が取り扱い性などの点で好ましく用いられる。
17が貼着された高ナット14がその粘着型シール材1
7の面を屋外側に向けてボルト12に螺合されている。
これによりプレコーティング型シール剤の塗布面が潰れ
てネジ部13と高ナット14との間では確実なシール効
果を発揮することができる。
間に防水シート18(図2では想像線により示されてい
る。)が挟持される。これにより粘着型シール材17は
防水シート18と高ナット14との間に介在される。ま
た、防水シート18の屋外側には面状補助部材としての
環状のスペーサ19が介在されている。
ネジ部13が貫通する孔と、その周囲に防水シート18
側から粘着型シール材17を押圧することができる面を
備えていれば、その外径は、図1に示すように高ナット
14の外径に比べて大きくてもよく、また、図2に示す
ように高ナット14の外径と略同一であってもよい。
すように、不図示の外壁材に予め固定された外壁スタッ
ドであったり、また、図2に示すように、所定位置にボ
ルト12が貫通する多数の貫通孔20と取付用の切欠2
1を備えた鋼製の断面コ字状の長尺体である。貫通孔2
0から突出したボルト12の尾部16に取付固定用の座
金22、ナット23を装着して切欠21からインパクト
レンチを挿嵌してナット23を螺合固定させる。これに
より、スペーサ19は屋外面から防水シート18を圧接
し粘着シール材17は防水シート18及び高ナット14
に面固定されている。
ら立設されたネジ部13に外壁支持桟15が高ナット1
4を介して取り付けられているので、外壁支持桟15
(又は外壁材)の固定位置は常に一定位置となり、外壁
支持桟15(不図示の外壁材)の取り付け位置の寸法精
度を出すことができる。これにより、外壁支持桟(又は
外壁材)の出入り位置決めが容易となり、かつ、出入り
位置決めの信頼性が確保される。
た外壁材の屋内側には空気層が形成される。そして、そ
の空気層の厚みは高ナット14の高さに応じて変化させ
ることができる。これにより、所望の高さの高ナット1
4を用いることにより所望の厚みの空気層を持たせるこ
とができる。
サ19が防水シート18を高ナット14に向けて押圧す
れば、このスペーサ19は外壁支持桟15の表面形状に
関わりなく、防水シート18と粘着型シール材17と高
ナット14との面固定を確実に行う面固定補助材として
も機能される。
が一部はみ出して、防水シート18とネジ部13との界
面を確実にシールすることもできる。
た防水シート18は、高ナット14との間には粘着型シ
ール材17が押圧されて介在され、かつ、ネジ部13に
はプレコーティング型シール剤が塗布されているので、
防水シート18とネジ部13とが確実にシールされて水
密性が保てる。
りバタバタとはためいても粘着型シール材17が剥がれ
たりすることがない。
ートなどを介在させた場合のネジ棒と受台との間の水密
性を確保することができる。
0の取付方法及び取付構造をユニット建物を一例として
説明する。
た複数の箱形建物ユニットを建築現場で接合させてユニ
ット建物を構築する手法であり、建築現場での施工工数
を少なくすることができるので、施工期間の短縮を図る
上で有利であり広く普及している。また、このようなユ
ニット建物では、一棟の建物が予め幾つかの建物ユニッ
トに分けて工場生産され、これを建築現場に輸送し、建
築現場において組み立てられて形成されている。
トの構造体を示し、製造ライン上を搬送されながら組み
立てられている。この建物ユニットUは略直方体形状の
高強度構造体を備えている。この高強度構造体は、例え
ば両端にジョイントピース101を溶接した中空の鉄骨
柱材(角形鋼管)102を四隅に配置し、上端に形鋼製
の天井梁103(図1,2における構造体11)を挿入
し、下端に形鋼製の床梁104(図1,2における構造
体11)を挿入し、それぞれスポット溶接などにより溶
接固定して一体化されて形成されている。また、これら
の構造体11の所定位置にはビス止めやボルト止めのた
めの貫通孔(不図示)が多数穿設されている。
れると、座金22を介してプレコーティングシール剤が
塗布されたボルト12が構造体11の貫通孔に挿嵌さ
れ、インパクトレンチ等の高速レンチにより粘着型シー
ル材17が貼付された高ナット14が螺合されてボルト
12が構造体11に固定される。
は、断熱材を含む必要な下地材が例えば、天井梁103
と床梁104との間に適宜の間柱を介して固定され、さ
らに、間仕切り、建具等の必要な内装材が設備された状
態で施工現場に搬送されて、施工現場にて、上下左右に
組み立てられる。
防水シート18を用意し、施工現場において適宜の牽引
装置を用い、高ナット14から突出した尾部16に防水
シート18,スペーサ19,外壁支持桟の貫通孔20、
座金を挿嵌させナット23を螺合固定する。
「厚」、「薄」などの厚みの異なる複数の規格のものが
用意されている。これにより、上下左右に接合された各
建物ユニット間に組み付け誤差が生じた場合には、この
スペーサ19の厚みを調整することができる。特に上下
階に跨った外壁支持桟15を用いる場合にも、外壁支持
桟15の位置調整が容易に行えるので、上下階での規格
の相違などがあっても、スペーサの厚みを変更したりす
る事などにより対応することができる。
ト18の屋内側の表面と高ナット14との間で粘着型シ
ール材17が圧接されて面密着されるとともに外壁支持
桟15がボルト12に固定される。
みを異ならす等の断熱仕様が異なるか否かに関わりな
く、上下階の建物ユニット間に外壁下地桟を通して通し
精度よく取り付けることができる。
の屋外側表面に貼着したものを用いているので、シール
材17の取付工数が削減されている。また、このシール
材17として粘着型シール材を用いているので施工性よ
く圧着により水密性を確保することが容易である。
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。
例では、建物ユニットの組立工場で高ナット14までの
組付けを行い、以降の工程を組立施工現場で行っている
が、ネジ棒(ボルト12)の組付けから始まる本発明の
全ての取付を施工現場で行ってもよい。
の本発明の取付方法の全てを工場内で行ってもよくこれ
により取付精度よく外壁を取り付けることができる。
工現場で接合した場合に、たとえ接合誤差が生じても、
各建物ユニット間に化粧胴差等を用いることにより外観
に損傷が現れることはない。
12が用いられていたが、このネジ棒としてはボルト1
2以外に構造体3にカシメ、溶接等によりネジ部13を
立設固定してもよい。
としての天井梁又は床梁に固定されていたが、この外壁
支持桟の取付位置は梁に限らず、柱などの他の構造体で
もよい。
調整、調整はスペーサ19に限らず、ボルト12に対し
て任意の位置に座金などを含むスペーサを介在させれ
ば、外壁材又は外壁支持桟の出入り調整を行うことがで
きる。
る場合や空気層の厚みを大きく変更させたい場合などは
高さの異なる受台を用いたり、複数の受台を用いたり、
また、厚みの厚いスペーサを用いればよい。また、ネジ
棒の高さは長さの異なるボルトを構造体に取り付ければ
よい。これにより、任意の位置に正確に位置決めして外
壁支持桟を取り付けることができる。
されるユニット建物での施工例につき説明したが、この
建物は、ユニット建物に限らず、一般的な建物であって
もよく、一般的な建物の外壁材施工に本発明の外壁支持
桟の取付構造を直接用いても同様な効果が期待される。
の発明によれば、外壁支持桟は建物の構造体から立設さ
れたネジ部に所定高の受台を介して取り付けられている
ので、外壁支持桟の固定位置は常に所定位置となり、外
壁材を取り付ける場合の寸法精度の出しやすい外壁支持
桟の取付構造を提供することができる。これにより、外
壁支持桟の出入り位置決めが容易となり、かつ、出入り
位置決めの信頼性が確保される。
場合には、受台の高さを任意に変更することにより所望
の厚みの空気層を持たせることができる。これにより、
内装下地材や断熱材の厚みが異なった場合にも、所定厚
みの空気層を備えた外壁構造を得ることができる。
載の外壁支持桟の取付構造の効果に加えて、受台が螺合
されるネジ棒のネジ部にはプレコーティング型シール剤
が予め塗布されていることにより、ネジ部に受台を螺合
させることにより潰れたプレコーティング型シール剤に
よりネジ棒と受台と間の水密性を確保することができ
る。
ートなどを介在させた場合のネジ棒と受台との間の水密
性を確保することができる。
載の外壁支持桟の取付構造の効果に加えて、受台の屋外
側であって外壁支持桟の屋内側には防水シートが配置さ
れ、その防水シートと受台との間にはシール材が介在さ
れ、かつこのシール材は防水シート及び受台に面固定さ
れているので、防水シートとシール材との固定を確実と
することができ、かつ、防水シートと受台との間の水密
性を確保できる。また、防水シートが施工現場で風など
によりバタバタとはためいてもシール材が剥がれたりす
ることがない。
載の外壁支持桟の取付構造の効果に加えて、面状補助部
材が防水シート側から防水シートとシール材と受台との
面固定を補助するので、外壁支持桟が防水シートを圧接
する面の平面状況に関わりなく、防水シートとシール材
と受台との面固定を確実に行うことができる。
体から屋外側に向かって立設され、ネジ部の所定位置に
プレコーティング型シール剤が塗布されているネジ棒に
対して前記プレコーティング型シール剤が潰れるように
所定高さの受台を螺合させ、ついで、防水シートとの密
着性を維持するためのシール材を前記受台の屋外側の表
面に介在させた状態で前記防水シート及び外壁支持桟を
前記ネジ棒に貫通させ、ついで該ネジ棒に対してナット
を螺合させることにより前記防水シートの屋内側の表面
と前記受台との間で前記シール材を圧接させて密着させ
るとともに前記外壁支持桟をネジ棒に固定する外壁支持
桟の取り付け方法を採用することにより、インパクトレ
ンチ等の高速回転治具を用いても受台を常に一定に取り
付けることができ、施工性良く外壁支持桟の取付構造を
得ることができる。
法精度の出しやすい外壁支持桟の取付構造および取付施
工法を提供することができる。
た場合にも外壁の凹凸を調整可能な外壁支持桟の取付構
造及び取付施工法を提供することができる。
工するユニット建物においても適応可能な外壁支持桟の
取付構造及び取付施工法を提供することができる、とい
う実用上有益な効果を発揮する。
造の断面図である。
造を組み立て分解図により説明する図である。
好ましい態様に使用される一般的な建物ユニットの一例
を説明する部分斜視図である。
ある。
欠分解斜視図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 外壁材の屋内側に空気層を持たせた外壁
構造を得るための外壁材を支持する外壁支持桟の取付構
造において、 前記外壁支持桟は、建物の構造体から立設されたネジ部
に所定高の受台を介して取り付けられていることを特徴
とする外壁支持桟の取付構造。 - 【請求項2】 前記ネジ部にはプレコーティング型シー
ル剤が予め塗布されていることを特徴とする請求項1記
載の外壁支持桟の取付構造。 - 【請求項3】 前記受台の屋外側であって前記外壁支持
桟の屋内側には防水シートが配置され、該防水シートと
前記受台との間にはシール材が介在され、かつ該シール
材は前記防水シート及び前記受台に面固定されているこ
とを特徴とする請求項2記載の外壁支持桟の取付構造。 - 【請求項4】 前記防水シートの屋外側であって前記外
壁支持桟の屋内側には、前記面固定を補助する面状補助
部材が介在されていることを特徴とする請求項3記載の
外壁支持桟の取付構造。 - 【請求項5】 建物の構造体から屋外側に向かって立設
され、ネジ部の所定位置にプレコーティング型シール剤
が塗布されているネジ棒に対して前記プレコーティング
型シール剤が潰れるように所定高さの受台を螺合させ、
ついで、防水シートとの密着性を維持するためのシール
材を前記受台の屋外側の表面に介在させた状態で前記防
水シート及び外壁支持桟を前記ネジ棒に貫通させ、つい
で該ネジ棒に対してナットを螺合させることにより前記
防水シートの屋内側の表面と前記受台との間で前記シー
ル材を圧接させて密着させるとともに前記外壁支持桟を
ネジ棒に固定することを特徴とする外壁支持桟の取付方
法。
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