JPS5815524Y2 - 軽量発泡コンクリ−ト製建材の連結装置 - Google Patents
軽量発泡コンクリ−ト製建材の連結装置Info
- Publication number
- JPS5815524Y2 JPS5815524Y2 JP1979030043U JP3004379U JPS5815524Y2 JP S5815524 Y2 JPS5815524 Y2 JP S5815524Y2 JP 1979030043 U JP1979030043 U JP 1979030043U JP 3004379 U JP3004379 U JP 3004379U JP S5815524 Y2 JPS5815524 Y2 JP S5815524Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tightening bolt
- concrete building
- building materials
- foam concrete
- lightweight foam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は表面を金属製化粧版で被覆した軽量発泡コン
クリート製建材、例えば壁板、床板、間仕切板等に使用
される軽量発泡コンクリート製化粧建材を鉄骨枠に固定
する為に好適なる連結装置に関するものである。
クリート製建材、例えば壁板、床板、間仕切板等に使用
される軽量発泡コンクリート製化粧建材を鉄骨枠に固定
する為に好適なる連結装置に関するものである。
近年建築界のプレハブ化、高層化の要請に応じて軽量発
泡コンクリート製建材による建築は急速に普及している
のが実情であるが、これが連結装置に関しては未だ取付
支持が簡単かつ確実に行ない得る連結装置が提供されて
いない。
泡コンクリート製建材による建築は急速に普及している
のが実情であるが、これが連結装置に関しては未だ取付
支持が簡単かつ確実に行ない得る連結装置が提供されて
いない。
即ち、従来一般に採用されている装置としては、建込作
業中に仮止め金具を使用したりして施工していたが、こ
れに於いては溶接等に相当な熟練を必要とし、また建込
みながら溶接を行なう為にその作業は非常に煩雑である
と共に溶接個所に防錆処理を施すことができないことと
なり、また取付作業具が作業中火の粉を浴びたりまた長
時間の作業を必要とする等簡単で確実な組立をなし得ざ
る等の問題があるばかりでなく、施行後最後に化粧仕上
げを別工程として必要とする等各種の欠点を有している
。
業中に仮止め金具を使用したりして施工していたが、こ
れに於いては溶接等に相当な熟練を必要とし、また建込
みながら溶接を行なう為にその作業は非常に煩雑である
と共に溶接個所に防錆処理を施すことができないことと
なり、また取付作業具が作業中火の粉を浴びたりまた長
時間の作業を必要とする等簡単で確実な組立をなし得ざ
る等の問題があるばかりでなく、施行後最後に化粧仕上
げを別工程として必要とする等各種の欠点を有している
。
この考案は従来の上記欠点に鑑み、これを改良除去する
為に考案されたもので、その目的とするところは作業中
の溶接作業を省略し、取付作業を簡易化して施工量を増
大し、しかも確実な連結をなし、しかも化粧仕上げを省
略して美麗なる壁面を構威し得る軽量発泡コンクリート
製建材の連結装置を提供せんとするものである。
為に考案されたもので、その目的とするところは作業中
の溶接作業を省略し、取付作業を簡易化して施工量を増
大し、しかも確実な連結をなし、しかも化粧仕上げを省
略して美麗なる壁面を構威し得る軽量発泡コンクリート
製建材の連結装置を提供せんとするものである。
以下この考案の構成を図面に示す実施例について説明す
ると次の通りである。
ると次の通りである。
第１図に於いて、１，１は一直線状に対向する２枚の軽
量発泡コンクリート製建材で、側辺に締付ボルト挿通孔
２を穿設し、この締付ボルト挿通孔２に締付ボルト３を
挿通させ、該締付ボルト３の螺子部を後面に作方突出さ
せている。
量発泡コンクリート製建材で、側辺に締付ボルト挿通孔
２を穿設し、この締付ボルト挿通孔２に締付ボルト３を
挿通させ、該締付ボルト３の螺子部を後面に作方突出さ
せている。
尚、この軽量発泡コンクリート製建材１，１の前面には
防錆或いは化粧用の塗装層を表面に施した鉄鈑、アルミ
ニウム鈑、亜鉛鍍金鉄鈑その他の薄金属鈑からなる金属
製化粧版４が装着してあり、該金属製化粧版４で以って
軽量発泡コンクリート製建材１，１の前面を保護させる
と共に水分を吸収するのを防止させている。
防錆或いは化粧用の塗装層を表面に施した鉄鈑、アルミ
ニウム鈑、亜鉛鍍金鉄鈑その他の薄金属鈑からなる金属
製化粧版４が装着してあり、該金属製化粧版４で以って
軽量発泡コンクリート製建材１，１の前面を保護させる
と共に水分を吸収するのを防止させている。
５はＨ型鋼で形成した鉄骨柱で、軽量発泡コンクリート
製建材１，１の対向側辺の背面に対設されている。
製建材１，１の対向側辺の背面に対設されている。
６は挟持金具で、第２図に示すように長円状の締付ボル
ト挿通孔７を有する基板８の一端を屈折延長して挟圧板
９を設けてなる。
ト挿通孔７を有する基板８の一端を屈折延長して挟圧板
９を設けてなる。
この挟圧金具６は基板８の締付ボルト挿通孔７を軽量発
泡コンクリート製建材１の後面に外方突出しである締付
ボルト３の螺子部に挿通させ、該締付ボルト３の螺子部
にナツト１０を螺合させである。
泡コンクリート製建材１の後面に外方突出しである締付
ボルト３の螺子部に挿通させ、該締付ボルト３の螺子部
にナツト１０を螺合させである。
以上のように構成した軽量発泡コンクリート製建材の連
結装置の装着方法について説明する。
結装置の装着方法について説明する。
先ず軽量発泡コンクリート製建材１の締付ボルト挿通孔
２に締付ボルト３を予じめ挿通させ、該締付ボルト３の
螺子部を軽量発泡コンクリート製建材１の後面に外方突
出しである状態に於いて、−直線状に対向する２枚の軽
量発泡コンクリート製建材１，１０対向側辺の背面をＨ
型鋼鉄骨柱５に重合させ、締付ボルト３の螺子部に挾持
金具６の基板８の締付ボルト挿通孔７を挿通して該締付
ボルト３の螺子部先端にナツト１０を螺合させる。
２に締付ボルト３を予じめ挿通させ、該締付ボルト３の
螺子部を軽量発泡コンクリート製建材１の後面に外方突
出しである状態に於いて、−直線状に対向する２枚の軽
量発泡コンクリート製建材１，１０対向側辺の背面をＨ
型鋼鉄骨柱５に重合させ、締付ボルト３の螺子部に挾持
金具６の基板８の締付ボルト挿通孔７を挿通して該締付
ボルト３の螺子部先端にナツト１０を螺合させる。
そして挾持金具６の挟圧板９をＨ型鋼鉄骨柱５の鍔部５
ａに重合させてナツト１０を螺動して締付ボルト３を締
付けていく。
ａに重合させてナツト１０を螺動して締付ボルト３を締
付けていく。
すると挾持金具６の挟圧板９は基板８に折屈延長しで設
けである為に、締付力に応じて挟圧板９自体が板バネの
作用が生じて次第にＨ型鋼鉄骨柱５の鍔部５ａを締付け
ていき、軽量発泡コンクリート製建材１をＨ型鋼鉄骨柱
５に強固に緊結させる。
けである為に、締付力に応じて挟圧板９自体が板バネの
作用が生じて次第にＨ型鋼鉄骨柱５の鍔部５ａを締付け
ていき、軽量発泡コンクリート製建材１をＨ型鋼鉄骨柱
５に強固に緊結させる。
そして、上述したように２枚の軽量発泡コンクリート製
建材１，１がＨ型鋼鉄骨柱５に対向側辺の背面を対設し
て一直線状に対向して取付けられると、軽量発泡コンク
リート製建材１，１間の目地隙間をロックウール１１．
バックアツプ材１２及びコーキング材１３で以って密閉
して雨水等がこの部分に侵入するのを防止する。
建材１，１がＨ型鋼鉄骨柱５に対向側辺の背面を対設し
て一直線状に対向して取付けられると、軽量発泡コンク
リート製建材１，１間の目地隙間をロックウール１１．
バックアツプ材１２及びコーキング材１３で以って密閉
して雨水等がこの部分に侵入するのを防止する。
以上は連結しようとする２枚の軽量発泡コンクリート製
建材１，１を一直線状に対応して連結する場合について
述べたが、次の第３図に示すように角隅部で２枚の軽量
発泡コンクリート製建材１，１のなす角度が略直角にな
るように突合せ状に連結する場合では、一方の軽量発泡
コンクリート製建材１の装着方法は前述の通りでよいが
、他方の軽量発泡コンクリート製建材１はＨ型鋼鉄骨柱
５に予しめ取付けられた支持金具１４の締付ボルト挿通
孔１５に締付ボルト３の螺子部を挿通させ、締付ボルト
３の螺子部にナツト１０を螺合させて支持金具１４を緊
締してＨ型鋼鉄骨柱５に緊結させる。
建材１，１を一直線状に対応して連結する場合について
述べたが、次の第３図に示すように角隅部で２枚の軽量
発泡コンクリート製建材１，１のなす角度が略直角にな
るように突合せ状に連結する場合では、一方の軽量発泡
コンクリート製建材１の装着方法は前述の通りでよいが
、他方の軽量発泡コンクリート製建材１はＨ型鋼鉄骨柱
５に予しめ取付けられた支持金具１４の締付ボルト挿通
孔１５に締付ボルト３の螺子部を挿通させ、締付ボルト
３の螺子部にナツト１０を螺合させて支持金具１４を緊
締してＨ型鋼鉄骨柱５に緊結させる。
そして、軽量発泡コンクリート製建材１，１間の目地隙
間をロックウール１１．バックアツプ材１２及びコーキ
ング材１３で以って密閉する。
間をロックウール１１．バックアツプ材１２及びコーキ
ング材１３で以って密閉する。
以上説明したようにこの考案は表面を金属製化粧銀で被
覆した軽量発泡コンクリート製建材の後面に外方突出せ
る締付ボルトの螺子部に挟持金具の基板の締付ボルト挿
通孔を挿通させ、該締付ボルトの螺子部に螺合させたナ
ツトで挾持金具の基板を緊締することにより、挾持金具
の基板の一端を折屈延長して設けた挟圧板で鉄骨枠を挾
み締付けるようにすると共に、該軽量発泡コンクリート
の間をロックウールで充填し、且つ表面金属製化粧銀の
間をバックアツプ材で補ってコーキング材で平にしたか
ら、軽量発泡コンクリート製建材と鉄骨枠を堅く緊結で
き、しかも簡単な現場作業で容易に取付けが可能で熟練
を要せずとも能率的に施工がし得られしかも雨水等の侵
入も防止し得て最後の化粧仕上げをも必要とせず永く美
麗で丈夫な壁面を保つ等軽量発泡コンクリート製建材の
連結装置として実用的に優れた特長を有するものである
。
覆した軽量発泡コンクリート製建材の後面に外方突出せ
る締付ボルトの螺子部に挟持金具の基板の締付ボルト挿
通孔を挿通させ、該締付ボルトの螺子部に螺合させたナ
ツトで挾持金具の基板を緊締することにより、挾持金具
の基板の一端を折屈延長して設けた挟圧板で鉄骨枠を挾
み締付けるようにすると共に、該軽量発泡コンクリート
の間をロックウールで充填し、且つ表面金属製化粧銀の
間をバックアツプ材で補ってコーキング材で平にしたか
ら、軽量発泡コンクリート製建材と鉄骨枠を堅く緊結で
き、しかも簡単な現場作業で容易に取付けが可能で熟練
を要せずとも能率的に施工がし得られしかも雨水等の侵
入も防止し得て最後の化粧仕上げをも必要とせず永く美
麗で丈夫な壁面を保つ等軽量発泡コンクリート製建材の
連結装置として実用的に優れた特長を有するものである
。
第１図はこの考案の軽量発泡コンクリート製建材の連結
装置の実施例を示す横断面図、第２図は挟持金具を示す
斜面図、第３図はこの考案の他の実施例の場合の横断面
図である。 １．１・・・・・・軽量発泡コンクリート製建材、３・
・・・・・締付ボルト、５・・・・・・Ｈ型鋼鉄骨柱、
６・・・・・・挾持金具、９・・・・・・挟圧板、１０
・・・・・・ナツト、１４・・・・・・支持金具。
装置の実施例を示す横断面図、第２図は挟持金具を示す
斜面図、第３図はこの考案の他の実施例の場合の横断面
図である。 １．１・・・・・・軽量発泡コンクリート製建材、３・
・・・・・締付ボルト、５・・・・・・Ｈ型鋼鉄骨柱、
６・・・・・・挾持金具、９・・・・・・挟圧板、１０
・・・・・・ナツト、１４・・・・・・支持金具。
Claims (1)
- 表面を金属製化粧版で被覆した軽量発泡コンクリート製
建材の後面に外方突出せる締付ボルトの螺子部に挟持金
具の基板の締付ボルト挿通孔を挿通させ、該締付ボルト
の螺子部に螺合させたナツトで挟持金具の基板を緊締す
ることにより、挟持金具の基板の一端を折屈延長して設
けた挟圧板で鉄骨枠を挾み締付けるようにすると共に、
該軽量発・泡コンクリートの間をロックウールで充填し
、且つ表面金属製化粧版の間をバックアツプ材で補って
コーキング材で平にしたことを特徴とする軽量発泡コン
クリート製建材の連結装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979030043U JPS5815524Y2 (ja) | 1979-03-08 | 1979-03-08 | 軽量発泡コンクリ−ト製建材の連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979030043U JPS5815524Y2 (ja) | 1979-03-08 | 1979-03-08 | 軽量発泡コンクリ−ト製建材の連結装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55129905U JPS55129905U (ja) | 1980-09-13 |
| JPS5815524Y2 true JPS5815524Y2 (ja) | 1983-03-29 |
Family
ID=28878949
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979030043U Expired JPS5815524Y2 (ja) | 1979-03-08 | 1979-03-08 | 軽量発泡コンクリ−ト製建材の連結装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5815524Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0612033B2 (ja) * | 1984-09-21 | 1994-02-16 | 株式会社アスク | 積層パネルおよびその施工方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5420166Y2 (ja) * | 1974-11-21 | 1979-07-23 | ||
| JPS5536641Y2 (ja) * | 1975-11-04 | 1980-08-29 |
-
1979
- 1979-03-08 JP JP1979030043U patent/JPS5815524Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55129905U (ja) | 1980-09-13 |
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