JPH094249A - 天井パネルの固定方法及び固定装置 - Google Patents
天井パネルの固定方法及び固定装置Info
- Publication number
- JPH094249A JPH094249A JP7177969A JP17796995A JPH094249A JP H094249 A JPH094249 A JP H094249A JP 7177969 A JP7177969 A JP 7177969A JP 17796995 A JP17796995 A JP 17796995A JP H094249 A JPH094249 A JP H094249A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceiling panel
- panel
- bolt
- wall panel
- reinforcing frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Residential Or Office Buildings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この出願発明は、建築物の躯体側から突出し
ている梁と設置するユニットル−ムとの間に空間がとれ
ない場所においても、壁パネルと天井パネルの接合を容
易にし、確実に固定できる方法及び装置を提供すること
を目的とする。 【構成】 この出願発明は、壁パネルの背面上端部に横
設された補強フレ−ムに接合金具を固着し、この補強フ
レ−ムと接合金具のボルトが取り付けられたフランジに
より形成された間隙へ天井パネルの鋼板周縁部を挿入
し、ボルトを締め付けて天井パネルの鋼板周縁部を補強
フレ−ムへ圧設して壁パネルの補強フレ−ムとボルト先
端とで挟持される天井パネルの固定方法及びその装置に
関する。
ている梁と設置するユニットル−ムとの間に空間がとれ
ない場所においても、壁パネルと天井パネルの接合を容
易にし、確実に固定できる方法及び装置を提供すること
を目的とする。 【構成】 この出願発明は、壁パネルの背面上端部に横
設された補強フレ−ムに接合金具を固着し、この補強フ
レ−ムと接合金具のボルトが取り付けられたフランジに
より形成された間隙へ天井パネルの鋼板周縁部を挿入
し、ボルトを締め付けて天井パネルの鋼板周縁部を補強
フレ−ムへ圧設して壁パネルの補強フレ−ムとボルト先
端とで挟持される天井パネルの固定方法及びその装置に
関する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】浴室ユニット、洗面ユニット、シ
ャワ−室ユニット等のユニットル−ムは、規格化された
床パネル、壁パネル、天井パネル等を工場で生産し、現
場において接合金具によりこれらのパネルを固定してユ
ニットル−ムを組み立てている。この出願発明は、ユニ
ットル−ムを構成する天井パネルと側壁を形成する壁パ
ネルとの固定方法及び固定装置に関するものである。
ャワ−室ユニット等のユニットル−ムは、規格化された
床パネル、壁パネル、天井パネル等を工場で生産し、現
場において接合金具によりこれらのパネルを固定してユ
ニットル−ムを組み立てている。この出願発明は、ユニ
ットル−ムを構成する天井パネルと側壁を形成する壁パ
ネルとの固定方法及び固定装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より建築物の躯体内に組み立てる浴
室ユニット、洗面ユニット、シャワ−ユニット等のユニ
ットル−ムは、壁パネル、天井パネルの組付けによって
構成されている。このユニットル−ムを建築物の躯体内
に設置する場合、その上方に梁が突出していることがあ
り、ユニットル−ムの壁パネルと天井パネルを接合にお
いて、躯体側から突出している梁と設置するユニットル
−ムとの間に空間がとれず、そのために組立の作業にお
いて梁が障害物となっていた。そこで、そのような場所
における作業をスム−ズに行うために、鋼管などを枠組
みした保持枠の表面に基板を介してタイルなどの仕上材
を整列貼着した壁パネルと、周縁部を立上状に折り返し
た起立片のある鋼板上に石膏ボ−ドなどの断熱材を積層
した天井パネルを、壁パネルの背面上端部の保持枠に、
室空間の内方へ向けて突出するようにビス等により固着
されたクリップと、壁パネルの背面上端部保持枠との間
で天井パネルを押圧して天井パネルと壁面パネルを接合
していた。
室ユニット、洗面ユニット、シャワ−ユニット等のユニ
ットル−ムは、壁パネル、天井パネルの組付けによって
構成されている。このユニットル−ムを建築物の躯体内
に設置する場合、その上方に梁が突出していることがあ
り、ユニットル−ムの壁パネルと天井パネルを接合にお
いて、躯体側から突出している梁と設置するユニットル
−ムとの間に空間がとれず、そのために組立の作業にお
いて梁が障害物となっていた。そこで、そのような場所
における作業をスム−ズに行うために、鋼管などを枠組
みした保持枠の表面に基板を介してタイルなどの仕上材
を整列貼着した壁パネルと、周縁部を立上状に折り返し
た起立片のある鋼板上に石膏ボ−ドなどの断熱材を積層
した天井パネルを、壁パネルの背面上端部の保持枠に、
室空間の内方へ向けて突出するようにビス等により固着
されたクリップと、壁パネルの背面上端部保持枠との間
で天井パネルを押圧して天井パネルと壁面パネルを接合
していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような接合金具を
用いて組み立てられるユニットル−ムの天井パネルと壁
パネルの接合は、作業が非常に簡便となり、接合作業に
要する時間も短縮できる。しかし、図３に示す従来のバ
ネ鋼１４等からなる接合金具を用いて天井パネルと壁面
パネルを接合しているためその接合部においてずれてし
まい確実に固定することはできなかった。そこで、建築
物の躯体側から突出している梁と設置するユニットル−
ムとの間に空間がとれない場所においても、壁パネルと
天井パネルの接合を容易にし、確実に固定できる方法が
望まれていた。
用いて組み立てられるユニットル−ムの天井パネルと壁
パネルの接合は、作業が非常に簡便となり、接合作業に
要する時間も短縮できる。しかし、図３に示す従来のバ
ネ鋼１４等からなる接合金具を用いて天井パネルと壁面
パネルを接合しているためその接合部においてずれてし
まい確実に固定することはできなかった。そこで、建築
物の躯体側から突出している梁と設置するユニットル−
ムとの間に空間がとれない場所においても、壁パネルと
天井パネルの接合を容易にし、確実に固定できる方法が
望まれていた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この出願発明は、このよ
うな課題を解決するためになされた壁パネルと天井パネ
ルの固定方法であって、断面コ字形又はＬ字形からなる
保持部材を、壁パネルの上端部に取り付けたフレ−ムに
固着し、壁パネルの上端部フレ−ムと保持部材のフラン
ジとの間で形成される間隙へ天井パネルの端縁部に設け
た起立片を挿入し、フランジに螺挿されたボルトを締め
付けることにより、天井パネルの起立片周縁を押圧し、
天井パネルの周縁が壁パネルの上端部に取り付けたフレ
−ムへ圧接されるものである。
うな課題を解決するためになされた壁パネルと天井パネ
ルの固定方法であって、断面コ字形又はＬ字形からなる
保持部材を、壁パネルの上端部に取り付けたフレ−ムに
固着し、壁パネルの上端部フレ−ムと保持部材のフラン
ジとの間で形成される間隙へ天井パネルの端縁部に設け
た起立片を挿入し、フランジに螺挿されたボルトを締め
付けることにより、天井パネルの起立片周縁を押圧し、
天井パネルの周縁が壁パネルの上端部に取り付けたフレ
−ムへ圧接されるものである。
【０００５】この出願発明の固定方法は、ボルトを締め
付けることにより、天井パネルの起立部周縁を壁パネル
の上端部に取り付けたフレ−ムへ圧接し、天井パネルの
固定を行っている。天井パネルと梁材との空間は、ボル
トの締め付け作業をし得るだけの高さがあれば充分であ
り、従来技術の弾性を利用したクリップによる固定とは
異なり、ボルトによるものであるため、強固に固定する
ことができる。
付けることにより、天井パネルの起立部周縁を壁パネル
の上端部に取り付けたフレ−ムへ圧接し、天井パネルの
固定を行っている。天井パネルと梁材との空間は、ボル
トの締め付け作業をし得るだけの高さがあれば充分であ
り、従来技術の弾性を利用したクリップによる固定とは
異なり、ボルトによるものであるため、強固に固定する
ことができる。
【０００６】
【実施例】この出願発明の壁パネルと天井パネルの固定
方法を図面に示す実施例に基づいて説明する。図１は、
この出願発明に係る壁パネルと天井パネルの接合部をコ
字形接合金具２を用いて固定する実施例１を示すもので
ある。
方法を図面に示す実施例に基づいて説明する。図１は、
この出願発明に係る壁パネルと天井パネルの接合部をコ
字形接合金具２を用いて固定する実施例１を示すもので
ある。
【０００７】図２は、この出願発明に係る壁パネルと天
井パネルの接合部をＬ字形接合金具１３を用いて固定す
る実施例２を示すものである。
井パネルの接合部をＬ字形接合金具１３を用いて固定す
る実施例２を示すものである。
【０００８】この出願発明は、壁パネルＡ、天井パネル
Ｂ、接合金具Ｃから構成されている。
Ｂ、接合金具Ｃから構成されている。
【０００９】この実施例１及び２の壁パネルＡは、基板
４と仕上材５と補強フレ−ム６から構成されており、基
板４の表面にタイル等の仕上材５が貼着され、基板４の
背面には鋼管による補強フレ−ム６が取り付けられてい
る。
４と仕上材５と補強フレ−ム６から構成されており、基
板４の表面にタイル等の仕上材５が貼着され、基板４の
背面には鋼管による補強フレ−ム６が取り付けられてい
る。
【００１０】これらの実施例の天井パネルＢは、端縁部
を立上状に折り返した起立片１０のある鋼板１１上に、
起立片１０から間隔を設けて石膏ボ−ドなどの断熱材１
２を積層して形成したものである。
を立上状に折り返した起立片１０のある鋼板１１上に、
起立片１０から間隔を設けて石膏ボ−ドなどの断熱材１
２を積層して形成したものである。
【００１１】実施例１のコ字型接合金具Ｃあるいは実施
例２のＬ字型接合金具Ｃは、コ字形部材２又はＬ字形部
材１３の一方のフランジ７に穿設されたボルト挿通孔８
とその裏側のロックナット９によってボルト３が取り付
けられている。
例２のＬ字型接合金具Ｃは、コ字形部材２又はＬ字形部
材１３の一方のフランジ７に穿設されたボルト挿通孔８
とその裏側のロックナット９によってボルト３が取り付
けられている。
【００１２】このコ字形接合金具ＣあるいはＬ字形接合
金具Ｃは、壁パネルＡの背面上端部に横設された補強フ
レ−ム６全長にわたって設けるような条材でもよいし、
又は補強フレ−ム６に点在的に位置付けられるような幅
狭なものでもよく、壁パネルＡの上端部に横設された補
強フレ−ム６にビス１等によって固着される。
金具Ｃは、壁パネルＡの背面上端部に横設された補強フ
レ−ム６全長にわたって設けるような条材でもよいし、
又は補強フレ−ム６に点在的に位置付けられるような幅
狭なものでもよく、壁パネルＡの上端部に横設された補
強フレ−ム６にビス１等によって固着される。
【００１３】天井パネルＢを取り付けるには、壁パネル
Ａの背面上端部に横設された補強フレ−ム６にコ字形接
合金具Ｃ又はＬ字形接合金具Ｃをビス１等により固着
し、壁パネルＡに横設された補強フレ−ム６と接合金具
Ｃのボルト３が取り付けられたフランジ７との間に形成
された間隙へ天井パネルＢの鋼板周縁部を挿入した後、
ボルト３を螺進させて先端を天井パネルＢの鋼板周縁部
に突き当たらせる。
Ａの背面上端部に横設された補強フレ−ム６にコ字形接
合金具Ｃ又はＬ字形接合金具Ｃをビス１等により固着
し、壁パネルＡに横設された補強フレ−ム６と接合金具
Ｃのボルト３が取り付けられたフランジ７との間に形成
された間隙へ天井パネルＢの鋼板周縁部を挿入した後、
ボルト３を螺進させて先端を天井パネルＢの鋼板周縁部
に突き当たらせる。
【００１４】この状態でボルト３を締め付けることによ
り、ボルト３は壁パネルＡに横設した補強フレ−ム６側
へ移動し、天井パネルＢの鋼板周縁部は補強フレ−ム６
の側板部へ圧設され、壁パネルＡの補強フレ−ム６とボ
ルト３先端との間で挟持され、壁パネルＡと天井パネル
Ｂが固定される。
り、ボルト３は壁パネルＡに横設した補強フレ−ム６側
へ移動し、天井パネルＢの鋼板周縁部は補強フレ−ム６
の側板部へ圧設され、壁パネルＡの補強フレ−ム６とボ
ルト３先端との間で挟持され、壁パネルＡと天井パネル
Ｂが固定される。
【００１５】壁パネルＡと天井パネルＢとの間に生ずる
隙間は、コ−キング材等で目地詰めする。また、壁パネ
ルＡや天井パネルＢについて、その積層構造が限定され
るものではなく、細部にわたる構成及び形状は、実施の
態様に応じて適宜変更可能なものである。
隙間は、コ−キング材等で目地詰めする。また、壁パネ
ルＡや天井パネルＢについて、その積層構造が限定され
るものではなく、細部にわたる構成及び形状は、実施の
態様に応じて適宜変更可能なものである。
【００１６】
【発明の効果】この出願発明は以上の説明から明らかな
ように、天井パネルの上方に、ボルトの締付作業を行い
得る空間があればよいので、天井パネルの上方空間の高
さが低い場合であっても天井パネルの取付作業を行うこ
とができ、またボルトで天井パネルを壁パネルに押さえ
付けているため強固に固定することができるので、ずれ
が生じなくなっている。
ように、天井パネルの上方に、ボルトの締付作業を行い
得る空間があればよいので、天井パネルの上方空間の高
さが低い場合であっても天井パネルの取付作業を行うこ
とができ、またボルトで天井パネルを壁パネルに押さえ
付けているため強固に固定することができるので、ずれ
が生じなくなっている。
【図１】天井パネルと壁パネルの接続の一実施例を示す
側断面図である。
側断面図である。
【図２】天井パネルと壁パネルの接続の他の実施例を示
す部分拡大側断面図である。
す部分拡大側断面図である。
【図３】従来における天井パネルと壁パネルの接続を示
す部分拡大側断面図である。
す部分拡大側断面図である。
Ａ 壁パネル Ｂ 天井パネル Ｃ 接続金具 １ ビス ２ コ字形部材 ３ ボルト ４ 基板 ５ 仕上材 ６ 補強フレ−ム ７ フランジ ８ ボルト挿通孔 ９ ロックナット １０ 起立片 １１ 鋼板 １２ 断熱材 １３ Ｌ字形部材 １４ バネ鋼
Claims (4)
- 【請求項１】 壁パネルの背面上端部に横設された補強
フレ−ムに接合金具を固着し、この補強フレ−ムと接合
金具のボルトが取り付けられたフランジにより形成され
た間隙へ天井パネルの鋼板周縁部を挿入し、ボルトを締
め付けて天井パネルの鋼板周縁部を補強フレ−ムへ圧設
して壁パネルの補強フレ−ムとボルト先端とで挟持され
る天井パネルの固定方法。 - 【請求項２】 接合金具は、コ字形部材の一方のフラン
ジに穿設されたボルト挿通孔とその裏面側のロックナッ
トによりボルトが取り付けられている請求項１に記載の
天井パネルの固定方法。 - 【請求項３】 接合金具は、Ｌ字形部材の一方のフラン
ジに穿設されたボルト挿通孔とその裏面側のロックナッ
トによりボルトが取り付けられている請求項１に記載の
天井パネルの固定方法。 - 【請求項４】 壁パネルの背面上端部に横設された補強
フレ−ムに接合金具が固着され、この補強フレ−ムの接
合金具にはボルトが取り付けられたフランジが設けられ
ていることを特徴とする天井パネルの固定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7177969A JPH094249A (ja) | 1995-06-22 | 1995-06-22 | 天井パネルの固定方法及び固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7177969A JPH094249A (ja) | 1995-06-22 | 1995-06-22 | 天井パネルの固定方法及び固定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH094249A true JPH094249A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=16040252
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7177969A Pending JPH094249A (ja) | 1995-06-22 | 1995-06-22 | 天井パネルの固定方法及び固定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH094249A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105464212A (zh) * | 2016-01-13 | 2016-04-06 | 沈阳建筑大学 | 一种整体卫浴钢框架与钢柱的连接结构 |
| CN105672488A (zh) * | 2016-01-13 | 2016-06-15 | 沈阳建筑大学 | 一种整体卫浴钢框架与钢梁的连接结构 |
-
1995
- 1995-06-22 JP JP7177969A patent/JPH094249A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105464212A (zh) * | 2016-01-13 | 2016-04-06 | 沈阳建筑大学 | 一种整体卫浴钢框架与钢柱的连接结构 |
| CN105672488A (zh) * | 2016-01-13 | 2016-06-15 | 沈阳建筑大学 | 一种整体卫浴钢框架与钢梁的连接结构 |
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