JP2002353120A - 位置合わせマークの形成方法 - Google Patents

位置合わせマークの形成方法

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JP2002353120A JP2001159214A JP2001159214A JP2002353120A JP 2002353120 A JP2002353120 A JP 2002353120A JP 2001159214 A JP2001159214 A JP 2001159214A JP 2001159214 A JP2001159214 A JP 2001159214A JP 2002353120 A JP2002353120 A JP 2002353120A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 精度良く検出することができる位置合わせマ
ークの形成方法を提供する。 【解決手段】 シリコン基板11表面に酸化膜12を形
成し、この酸化膜12の表面にSOI(Si)層13を
形成する。SOI層13をLOCOS処理で局所的に酸
化し、素子形成領域に回路パターンに対応した所定パタ
ーンの素子分離層14dを形成すると共に、マーク領域
にはマークMに対応した形状の酸化膜14mを所定の位
置に形成する。その後、素子形成領域のSOI層13と
素子分離層14dの表面にエッチング用のレジスト膜を
形成し、マーク領域の酸化膜14mとその下側の酸化膜
12を除去する。これにより、酸化膜12とSOI層1
3に相当する深さのマークMが形成され、レーザ光等を
照射することによって、このマークMの位置を確実に検
出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置におけ
る位置合わせマークの形成方法、特に多層構造の半導体
装置における各層の回路パターンの位置合わせ技術に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
例えば次のような文献に記載されるものがあった。文
献:特開平6−21406号公報
【0003】図2は、前記文献に記載された従来の半導
体装置の製造方法を示すプロセスシーケンス図であり、
SOI(Silicon on Insulator)構造の半導体装置の製
造における位置合わせ方法を示している。また、この文
献には、次のような説明が記載されている。
【0004】まず、従来通りのはり合わせ技術によっ
て、SOI構造を有する基板を形成する基板形成工程I
を行う。
【0005】次に、フォトリソグラフィ工程IIによっ
て、素子分離パターンに対して合わせを行い、合わせマ
ーク部(アライメントマーク部)及びバーニア部のみレ
ジスト開口を行う。
【0006】次に、Siエッチング工程III を行い、合
わせマーク部(アライメントマーク部)及びバーニア部
の半導体部分(Si部分)を除去する。更に、レジスタ
剥離工程IVを行い、その後、合わせマーク部を用いた位
置合わせ、及びバーニア部を用いた位置合わせ確認を行
う。
【0007】更に詳しくは、素子分離パターン付きSO
Iウエハについては、通常次のプロセスが取られる。 素子分離パターン作成工程(絶縁部形成) 貼り合わせSOIウエハ作成工程(貼り合わせ及び
研磨) デバイス作成工程
【0008】上記を終了してに投入するライン再投
入に際して、素子分離パターン付きSOIウエハについ
て、最初にそのアライメントマーク部及びバーニア部の
SOI層をエッチングして、これらのパターンにおける
段差を十分に確保する。他の部分(例えば素子形成部)
のSOI層は、レジストでマスクして、エッチングしな
い。このため、当然下地の素子分離パターンに合わせた
フォトリソグラフィ工程が必要となるが、この時には以
下の理由により、アライメント信号波形の検出は十分可
能である。
【0009】(1) パターン表面が反射率の異なるS
iO、Siという2つの物質で構成されている。 (2) 合わせずれに対する許容範囲が広い(例えばこ
のときは、0.15μmというような微細な合わせは不
必要で、2μm程度まででよい)。
【0010】この結果、明瞭なマーク信号波形が得られ
る。このように、マーク部のSi部分をエッチングによ
って除去しているので、マーク部の段差が確保され、十
分なS/N比を持ったマーク信号波形を得ることができ
るとしている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
SOI構造の半導体装置の製造工程における位置合わせ
マークは、Si部分のみをエッチングによって除去して
マーク部としている。
【0012】しかしながら、集積回路の高性能化(高集
積化、高機能化、低電源電圧化等)に伴い、SOI膜
厚、即ちSi部分の厚さが次第に薄くなってきている。
このため、Si部分をエッチングして形成したマーク部
では、マーク境界部の段差が小さくなるので、十分なS
/N比を持ったマーク信号波形を得ることが困難にな
り、マーク部の検出誤差が大きくなるという課題があっ
た。
【0013】また、SOI基板の代表的な製造方法には
大きく分けて、表面に酸化膜を形成したウエハと形成し
ていないウエハを貼り合わせて一方の表面を削る貼り合
わせ法と、ウエハに酸素イオンを注入したあと高温度で
熱処理することにより埋め込み酸化膜を形成する酸素イ
オン注入法がある。従来技術は、ウエハ作成時にマーク
を作成するため、貼り合わせ法で作成したSOIウエハ
にのみ適用でき、酸素イオン注入法で作成したSOIウ
エハには適用できなかった。
【0014】本発明は、前記従来技術が持っていた課題
を解決し、精度良く検出することができる位置合わせマ
ークの形成方法を提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の内の第1及び第2の発明は、位置合わせマ
ークの形成方法において、第1のシリコン層と第1のシ
リコン層上に形成された第1の絶縁層(酸化物層)と第
1の絶縁層(酸化物層)上に形成された第2のシリコン
層とから構成され、グリッドラインにより区画される素
子領域を有する基板を準備する工程と、素子領域の第2
のシリコン層に素子分離層を形成するとともに、グリッ
ドラインの第2のシリコン層に第1の絶縁層(酸化物
層)まで達する第2の絶縁層(酸化物層)を形成する工
程と、第2の絶縁層(酸化物層)と第2の絶縁層(酸化
物層)下の第1の絶縁層(酸化物層)とを除去して位置
合わせ用のマークを形成する工程とを行うようにしてい
る。
【0016】第3の発明は、第1または第2の発明にお
けるマークを形成する工程に引く続いて基板の表面を酸
化して酸化膜を形成する工程と、酸化膜の表面にゲート
電極材料膜を形成し、ゲート電極材料膜の表面に絶縁膜
を形成する工程と、絶縁膜の表面に第1のレジスト膜を
塗布する工程と、マークを基準にして第1のレジスト膜
に回路パターンを露光する工程とを順次行うようにして
いる。
【0017】第4の発明は、第3の発明における回路パ
ターンを露光する工程に引き続いて第1のレジスト膜を
現像し、ゲート電極を形成すべき箇所にレジストパター
ンを残す工程と、レジストパターンをマスクとして絶縁
膜とゲート電極材料膜をエッチングによって逐次除去す
る工程と、レジストパターンを除去して基板上に層間絶
縁膜を形成し、層間絶縁膜の表面に第2のレジスト膜を
塗布する工程と、マークを基準にして第2のレジスト膜
に回路パターンを露光する工程とを順次行うようにして
いる。
【0018】第5の発明は、第3の発明における回路パ
ターンを露光する工程に引き続いて第1のレジスト膜を
現像し、素子形成領域に第1のレジストパターンを残す
工程と、第1のレジストパターンをマスクとして絶縁膜
をエッチングによって除去する工程と、第1のレジスト
パターンを除去し、素子形成領域のゲート電極を形成す
べき箇所に第2のレジストパターンを形成する工程と、
第2のレジストパターンをマスクとして絶縁膜及びゲー
ト電極材料膜をエッチングによって逐次除去する工程
と、第2のレジストパターンを除去して基板上に層間絶
縁膜を形成する工程と、層間絶縁膜の表面に第3のレジ
スト膜を塗布する工程と、マークを基準にして第3のレ
ジスト膜に回路パターンを露光する工程とを順次行うよ
うにしている。
【0019】第6の発明は、第3の発明における回路パ
ターンを露光する工程に引き続いて第1のレジスト膜を
現像し、ゲート電極を形成すべき箇所及びマークの領域
にレジストパターンを残す工程と、レジストパターンを
マスクとして絶縁膜及びゲート電極材料膜をエッチング
によって逐次除去する工程と、レジストパターンを除去
して基板上に層間絶縁膜を形成し、層間絶縁膜の表面に
第2のレジスト膜を塗布する工程と、マークを基準にし
て第2のレジスト膜に回路パターンを露光する工程とを
順次行うようにしている。
【0020】本発明によれば、以上のように位置合わせ
マークの形成方法を構成したので、次のような作用が行
われる。SOIウエハ基板では、例えば貼り合わせ法や
酸素イオン注入法により、ウエハ基板内に酸化物層等に
よる第1の絶縁層が形成され、この第1の絶縁層の表面
に第2のシリコン層(いわゆるSOI層)が形成され、
更にグリッドラインで区画された素子領域を有する基板
が形成される。そして、SOI層がLOCOS等によっ
て局部的に酸化され、素子形成領域には素子分離層が、
マーク領域には位置合わせ用のマークに対応する酸化膜
が形成される。そして、マークに対応する酸化膜が除去
されて、深い凹部を有する位置合わせ用のマークが形成
される。
【0021】従って、マークにレーザ光等を照射するこ
とにより、その境界部分で反射や回折が発生し、このマ
ークの位置を精度良く検出することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1(a),
(b)は、本発明の第1の実施形態を示す半導体装置の
概略の構成図であり、同図(a)はウエハ平面図、及び
同図(b)は同図(a)中の直線A−Aにおける断面を
示す断面図である。
【0023】この半導体装置は、図1(a)に示すよう
に、シリコンのウエハ10上の素子形成領域に形成され
る。素子形成領域は、回路素子として複数の半導体層、
導体層及び絶縁体層を多層に重ね合わせ、層間を接続し
て所定の回路を立体的に形成した領域である。
【0024】各層は、その層の所望の材料をウエハ10
の表面全体に形成する成膜工程、その層の上に回路パタ
ーンに対応するレジスト膜を転写形成するフォトリソグ
ラフィ工程、及びこのレジスト膜をマスクとして所望の
材料による回路パターンのみを残して不要部分を除去す
るエッチング工程等によって順次形成される。
【0025】フォトリソグラフィ工程では、ウエハ10
の表面全体に形成された所望の材料の上に、レジスト材
(感光性高分子材料)を塗布する塗布処理と、ガラス板
にクロム等で遮光性のパターンを形成したマスクを用
い、レジスト材の表面に紫外光等を照射して所定の回路
パターンを露光する露光処理と、露光したレジスト材を
現像して所定の回路パターンのレジスト膜を形成する現
像処理とが行われる。
【0026】露光処理では、各層の回路パターンを、ウ
エハ10の所定の位置に精度良く露光することが不可欠
である。このため、第1層目のフォトリソグラフィ工程
において、ウエハ10上に位置合わせ用のマークMを形
成する。マークMは、通常、図1(a)に示すように、
素子形成領域と素子形成領域の間を区画するグリッドラ
インにおけるマーク領域に形成される。このグリッドラ
インは、最終的にウエハ10から個々の集積回路を切り
出すときの切り代となる所である。
【0027】マークMは、図1(b)にその断面を示す
ように、ウエハ10のマーク領域において、シリコン基
板11上の厚さ120nm程度の酸化膜12と、その上
側の厚さ40nm程度の素子分離層14を削除し、深さ
160nm程度の凹部として形成されている。
【0028】図3(a)〜(e)及び図4(a)〜
(d)は、それぞれ図1の半導体装置の概略の製造方法
(その1及びその2)を示す工程図である。以下、これ
らの図3及び図4を参照しつつ、図1の半導体装置の製
造方法を説明する。
【0029】図3(a)の工程1において、ウエハ10
のシリコン基板11内に、厚さ120nm程度のSiO
による酸化膜12を形成し、この酸化膜12上に厚さ
40nm程度のシリコン層(いわゆるSOI層)13を
持つSOIウエハ基板を形成する。更に、SOI層13
をLOCOS(Local Oxidation of Silicon)プロセス
によって局所的に酸化し、SiOによる素子分離層1
4を形成する。この時、素子形成領域には、回路パター
ンに対応した所定のパターンの素子分離層14dを形成
すると共に、マーク領域には、マークMに対応した形状
の素子分離層14mを所定の位置に同時に形成する。
【0030】図3(b)の工程2において、SOI層1
3及び素子分離層14の表面にレジスト材を塗布し、素
子形成領域にこのレジスト材を残すようなパターンを露
光する。更に、感光したレジスト材を現像して、素子形
成領域上にレジスト膜15を形成する。これにより、素
子形成領域上にのみレジスト膜15が形成され、マーク
領域にはレジスト膜が形成されない。
【0031】図3(c)の工程3において、レジスト膜
15及びマーク領域のSOI層13をマスクとして、マ
ーク領域の素子分離層14m及びその下側の酸化膜12
を、選択的にエッチングする。酸化膜のエッチングは、
例えば、常温で4Pa程度の圧力のもとで、30sccm
(但し、sccmは標準状態での1分当たりのガスの流量
(cm/m)を示す)のCHFと、150sccmのA
rと、2sccmのOの混合ガスを使用して行われる。こ
れにより、マーク領域の素子分離層14mとその下側の
酸化膜12が除去され、シリコン基板11の表面が位置
合わせ用のマークMとして現れる。
【0032】図3(d)の工程4において、レジスト膜
15を除去する。これにより、図1(b)に示すよう
に、マーク領域に深さ160nm程度の凹部を有するマ
ークMが形成される。この時、マークMは、マーク領域
のSOI層13をマスクとして形成されるので、レジス
ト膜15のパターンの位置精度は、厳密である必要はな
い。
【0033】図3(e)の工程5において、シリコン基
板11のマークM及びSOI層13の表面に、酸化膜1
6を形成する。更に、素子分離層14及び酸化膜16の
表面に、通常のウエハ処理によって、ポリシリコンによ
るゲート用の電極材17、W(タングステン)シリサイ
トによるゲート用の電極材18、及び窒化膜19を順次
形成する。そして、窒化膜19の表面に、次のフォトリ
ソグラフィ工程で用いるレジスト材20を平らに塗布す
る。
【0034】表面にレジスト材20が塗布されたウエハ
10は、図示しない露光装置に搬送され、このウエハ1
0の表面にハロゲン光やレーザ光等が照射される。照射
された光は、ウエハ10に形成された各層の境界部分で
反射され、また回折される。反射光や回折光は露光装置
の光検出部で検出され、その光の強度に応じた信号が出
力される。露光装置では、光検出部で検出されたマーク
Mの位置に基づいて、ウエハ10の位置を更に調整す
る。
【0035】図3(e)のマークMは、酸化膜13とS
OI層13に対応する深い凹部で構成されているので、
その境界における乱反射は他の部分に比べて大きくな
る。これにより、ウエハ10上のマークMの位置が精度
良く検出される。検出されたマークMの位置に従って、
ウエハ10の位置が微調整され、レジスト材20に対す
る露光処理用のマスクの位置が正確に合わせられる。
【0036】図4(a)の工程6において、図示しない
マスクを介して、レジスト材20の表面に紫外光等を照
射し、所定の回路パターンを露光する。更に、レジスト
材20を現像して、所定の回路パターンのレジスト膜を
形成する現像処理を行う。これにより、例えば、素子形
成領域のゲート形成位置に、ゲート用のレジスト膜20
gが形成される。
【0037】図4(b)の工程7において、ゲート用の
レジスト膜20gを用いて、ゲート形成位置以外の箇所
の窒化膜19、ゲート用の電極材18,17、及び酸化
膜16を順次除去するためのエッチングを行う。
【0038】まず窒化膜19のエッチングは、例えば、
常温で5.3Pa程度の圧力のもとで、20sccmのC
と、10sccmのOと、400sccmのArの混合ガ
スを使用して行う。次のWシリサイドによる電極材18
のエッチングは、例えば、60℃で0.7Pa程度の圧
力のもとで、20sccmのClと2sccmのOの混合ガ
スを使用して行う。更に、ポリシリコンによる電極材1
7のエッチングは、例えば、60℃で0.7Pa程度の
圧力のもとで、20sccmのClと7sccmのO の混合
ガスを使用して行う。
【0039】これにより、素子形成領域では、ゲート用
のレジスト膜20gの下の部分以外の窒化膜19、ゲー
ト用の電極材18,17、及び酸化膜16が、完全に除
去される。一方、マーク領域では、マークMの深い凹部
が形成されているので、エッチング時にこの凹部の壁面
に窒化膜19によるサイドウォールが生じる。このた
め、マーク部Mの壁面の窒化膜19、ゲート用の電極材
18,17、及び酸化膜16は、完全には除去すること
ができない。従って、図4(b)に示すように、周囲の
表面に複雑な凹凸を有するマークMAが形成される。こ
の凹凸の形状は、窒化膜19、及びゲート用の電極材1
8,17の膜厚や、エッチング条件によって千差万別で
ある。
【0040】図4(c)の工程8において、レジスト膜
20gを除去する。これにより、SOI層13の上に、
ゲート酸化膜16g、ゲート電極17g,18g、及び
窒化膜19gによるゲート電極が形成される。また、マ
ーク領域には、周囲をサイドウォールで囲まれた凹部を
有するマークMAが形成される。
【0041】図4(d)の工程9において、ウエハ10
の表面に層間絶縁膜21を形成し、この層間絶縁膜21
の表面に、次のフォトリソグラフィ工程で用いるレジス
ト材22を平らに塗布する塗布処理を行う。
【0042】表面にレジスト材22が塗布されたウエハ
10は、露光装置に搬送されてハロゲン光やレーザ光が
照射される。照射された光は、ウエハ10に形成された
各層の境界部分で反射や回折される。反射光や回折光
は、光検出部で検出されてその光の強度に応じた信号が
出力される。
【0043】図4(d)のマークMAは、酸化膜13と
SOI層13に対応する深い凹部で構成されているの
で、その境界における乱反射は他の部分に比べて大きく
なる。これにより、ウエハ10上のマークMAの位置が
精度良く検出される。検出されたマークMAの位置に従
って、ウエハ10の位置が微調整され、レジスト材22
に対する露光処理用のマスクの位置が正確に合わせられ
る。
【0044】以下同様に、各層の回路パターンが順次形
成され、素子形成領域に最終的な集積回路が形成され
る。
【0045】以上のように、この第1の実施形態の半導
体装置では、図3の製造方法において、シリコン基板1
1上に形成された酸化膜12と素子分離層14のSiO
を、選択的にエッチングによって除去して、位置合わ
せ用のマークMを形成している。これにより、深い凹部
を有するマークMを形成することができ、このマークM
の位置を精度良く検出することができるという利点があ
る。
【0046】更に、図4の製造方法におけるゲート電極
の形成工程でも、マーク領域にマークMの深い凹部がそ
のまま保たれたマークMAが形成されるので、2層目以
降の位置合わせも精度良く行うことができるという利点
がある。
【0047】(第2の実施形態)図5(a)〜(e)
は、本発明の第2の実施形態を示す半導体装置の製造方
法の工程図であり、図3及び図4中の要素と共通の要素
には共通の符号が付されている。これらの図5(a)〜
(e)における工程5A〜9Aは、図4(a)〜(d)
の工程6〜9に代えて、図3(e)の工程5に引き続い
て行われるものである。
【0048】図5(a)の工程5Aにおいて、素子形成
領域のみを覆うレジスト膜30を形成する。
【0049】図5(b)の工程6Aにおいて、レジスト
膜30をマスクとして、素子形成領域以外の箇所の窒化
膜19をエッチングして除去する。これにより、マーク
領域の表面及びマークMの凹部内の窒化膜19が除去さ
れ、電極材18が表面に現れる。マーク領域の窒化膜1
9を除去した後、素子形成領域のレジスト膜30を除去
する。
【0050】図5(c)の工程7Aにおいて、素子形成
領域のゲート形成位置に、ゲート用のレジスト膜20g
を形成する。更に、ゲート用のレジスト膜20gを用い
て、ゲート形成位置以外の箇所の窒化膜19、ゲート用
の電極材18,17、及び酸化膜16を、エッチングに
よって順次除去する。
【0051】これにより、素子形成領域では、ゲート用
のレジスト膜20gの下の部分以外の窒化膜19、ゲー
ト用の電極材18,17、及び酸化膜16が完全に除去
される。また、マーク領域では、電極材18,17、及
び酸化膜16が順次エッチングされるが、マークMの深
い凹部が形成されているので、エッチング時にこの凹部
の壁面に、若干の電極材18,17によるサイドウォー
ルが残る。
【0052】その後、レジスト膜20gを除去する。こ
れにより、図5(d)に示すように、素子形成領域のS
OI層13の上に、ゲート酸化膜16g、ゲート電極1
7g,18g、及び窒化膜19gによるゲート電極が形
成され、マーク領域には、電極材18,17による薄い
サイドウォールを有するマークMBの凹部が形成され
る。
【0053】図5(e)の工程9Aにおいて、ウエハ1
0の表面に層間絶縁膜21を形成し、この層間絶縁膜2
1の表面に、次のフォトリソグラフィ工程で用いるレジ
スト材22を平らに塗布する塗布処理を行う。
【0054】表面にレジスト材22が塗布されたウエハ
10は、露光装置に搬送されてハロゲン光等が照射され
る。照射された光は、ウエハ10に形成された各層の境
界部分で反射や回折され、その反射光や回折光が光検出
部で検出されてその光の強度に応じた信号が出力され
る。
【0055】図5(e)のマークMBは、酸化膜13と
SOI層13に対応する深い凹部で構成されているの
で、その境界における乱反射は他の部分に比べて大きく
なる。これにより、ウエハ10上のマークMBの位置が
精度良く検出される。検出されたマークMBの位置に従
って、ウエハ10の位置が微調整され、レジスト材22
に対する露光処理用のマスクの位置が正確に合わせられ
る。これ以降の処理は、第1の実施形態と同様である。
【0056】以上のように、この第2の実施形態の製造
方法では、ゲート形成工程の前に、マーク領域の表面の
窒化膜19を除去するエッチング処理を施している。こ
れにより、ゲート形成工程において、ゲート用の電極材
18,17をエッチングで除去するときに、マークMの
凹部に窒化膜19によるサイドウォールが形成されず、
広い底面と深い凹部を有するマークMBを形成すること
ができる。これにより、2層目以降の位置合わせを精度
良く行うことができるという利点がある。
【0057】(第3の実施形態)図6(a)〜(d)
は、本発明の第3の実施形態を示す半導体装置の製造方
法の工程図であり、図3及び図4中の要素と共通の要素
には共通の符号が付されている。これらの図6(a)〜
(d)における工程6B〜9Bは、図4(a)〜(d)
の工程6〜9に代えて、図3(e)の工程5に引き続い
て行われるものである。
【0058】図6(a)の工程6Bにおいて、素子形成
領域のゲート形成位置に、ゲート用のレジスト膜20g
を形成すると共に、マーク領域にはマーク用のレジスト
膜20mを形成する。
【0059】図6(b)の工程7Bにおいて、レジスト
膜20g,20mを用いて、ゲート形成位置とマーク領
域以外の箇所の窒化膜19、ゲート用の電極材18,1
7、及び酸化膜16をエッチングによって除去する。
【0060】図6(c)の工程8Bにおいて、レジスト
膜20g,20mを除去する。これにより、SOI層1
3の上に、ゲート酸化膜16g、ゲート電極17g,1
8g、及び窒化膜19gによるゲート電極が形成され
る。また、マーク領域には、酸化膜16、電極材17,
18、及び窒化膜19が積層された凹部を有するマーク
MCが形成される。
【0061】図6(d)の工程9Bにおいて、ウエハ1
0の表面に層間絶縁膜21を形成し、この層間絶縁膜2
1の表面に、次のフォトリソグラフィ工程で用いるレジ
スト材22を平らに塗布する塗布処理を行う。
【0062】表面にレジスト材22が塗布されたウエハ
10は、露光装置に搬送されてハロゲン光やレーザ光が
照射される。照射された光は、ウエハ10に形成された
各層の境界部分で反射や回折される。反射光や回折光
は、光検出部で検出されてその光の強度に応じた信号が
出力される。
【0063】図6(d)のマークMCは、内部が酸化膜
16、電極材17,18、及び窒化膜19で積層された
深い凹部で構成されているので、その境界における乱反
射は他の部分に比べて大きくなる。これにより、ウエハ
10上のマークMCの位置が精度良く検出される。検出
されたマークMCの位置に基づいて、ウエハ10の位置
が微調整され、レジスト材22に対する露光処理用のマ
スクの位置が正確に合わせられる。
【0064】以上のように、この第3の実施形態の半導
体装置は、ゲート形成時に、マーク領域の酸化膜16、
電極材17,18、及び窒化膜19を残すようにしてい
る。これにより、深い凹部を有するマークMCを形成す
ることができるので、2層目以降の位置合わせも精度良
く行うことができるという利点がある。
【0065】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
ず、種々の変形が可能である。この変形例としては、例
えば、次のようなものがある。 (a) 図1における位置合わせ用のマークMは矩形を
しているが、このマークMの形状は任意である。また、
マークMは凹型(ネガ型)形状のものを示しているが、
凸型(ポジ型)形状に形成することもできる。
【0066】(b) 位置合わせ用のマークMの形状、
寸法、個数及び位置等について、本実施形態では特に限
定していないが、適用する露光装置のマーク検出方法に
合わせる必要がある。
【0067】(c) 電極材料や絶縁膜の材料は一例で
あり、これに限定するものではない。また、エッチング
の条件等も一例を示したものであり、これに限定するも
のではない。
【0068】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、基板表面に形成された第1の絶縁層と、この
第1の絶縁層上に形成された第2の絶縁層とを除去して
位置合わせ用のマークを形成している。従って、深い凹
部を有するマークを形成することができる。
【0069】第2の発明によれば、基板表面に形成され
た第1の酸化物層と、この第1の酸化物層上に形成され
た第2の酸化物層とを除去して位置合わせ用のマークを
形成している。従って、深い凹部を有するマークを形成
することができる。
【0070】第3の発明によれば、第1または第2の発
明で形成したマークを有する基板上に、ゲート用の酸化
膜や電極材料を形成し、第1のレジスト膜を塗布してフ
ォトリソグラフィ処理を行うようにしている。この時、
回路パターンの位置合わせ基準として、深い凹部を有す
るマークが用いられるので、精度良く位置合わせを行う
ことができる。
【0071】第4の発明によれば、第3の発明の処理に
引き続き、第1のレジスト膜を現像してゲート電極用の
レジストパターンを形成し、このレジストパターンをマ
スクとして、ゲート用の酸化膜や電極材料をエッチング
によって除去してゲート電極を形成している。このよう
な処理により、位置合わせ用のマークの凹部は、ほぼそ
のままの深さを保つことが可能になる。従って、第2の
レジスト膜に対して、精度良く回路パターンの位置合わ
せを行うことができる。
【0072】第5の発明によれば、第3の発明の処理に
引き続き、第1のレジスト膜を現像して第1のレジスト
パターンを形成し、この第1のレジストパターンをマス
クとしてマーク領域の絶縁膜をエッチングによって除去
している。更に、ゲート電極形成用の第2のレジストパ
ターンを用い、ゲート用の酸化膜や電極材料をエッチン
グによって除去してゲート電極を形成している。このよ
うな処理により、位置合わせ用のマークの凹部は、ほぼ
同様の形状を保つことが可能になる。従って、第2のレ
ジスト膜に対して、精度良く回路パターンの位置合わせ
を行うことができる。
【0073】第6の発明によれば、第3の発明の処理に
引き続き、第1のレジスト膜を現像してゲート電極とマ
ーク領域用のレジストパターンを形成し、このレジスト
パターンをマスクとして、ゲート用の酸化膜や電極材料
をエッチングによって除去してゲート電極を形成してい
る。このような処理により、位置合わせ用のマークは変
化せずそのままの状態に保たれるので、第1のレジスト
膜に対して、精度良く回路パターンの位置合わせを行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す半導体装置の概
略の構成図である。
【図2】従来の半導体装置の製造方法を示すプロセスシ
ーケンス図である。
【図3】図1の半導体装置の概略の製造方法(その1)
を示す工程図である。
【図4】図1の半導体装置の概略の製造方法(その2)
を示す工程図である。
【図5】本発明の第2の実施形態を示す半導体装置の製
造方法の工程図である。
【図6】本発明の第3の実施形態を示す半導体装置の製
造方法の工程図である。
【符号の説明】
M,MA,MB,MC マーク 10 ウエハ 11 シリコン基板 12,16 酸化膜 13 SOI層 14 素子分離層 15,30 レジスト膜 17,18 電極材 19 窒化膜 20,22 レジスト材 21 層間絶縁膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 29/786 Fターム(参考) 5F032 AA06 AA07 AA13 CA00 CA17 5F033 HH04 HH28 MM07 QQ01 QQ08 QQ09 QQ10 QQ11 QQ21 RR04 RR06 XX00 5F046 AA20 EA12 EA13 EA19 EB05 5F110 AA16 AA24 CC01 DD05 DD13 EE05 EE09 EE14 FF02 GG02 GG12 GG25 NN62 NN66 QQ01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のシリコン層と、前記第1のシリコ
    ン層上に形成された第1の絶縁層と、前記第1の絶縁層
    上に形成された第2のシリコン層とから構成され、グリ
    ッドラインにより区画される素子領域を有する基板を準
    備する工程と、 前記素子領域の前記第2のシリコン層に素子分離層を形
    成するとともに、前記グリッドラインの前記第2のシリ
    コン層に前記第1の絶縁層まで達する第2の絶縁層を形
    成する工程と、 前記第2の絶縁層と、前記第2の絶縁層下の前記第1の
    絶縁層とを除去して位置合わせ用のマークを形成する工
    程とを、 行うことを特徴とする位置合わせマークの形成方法。
  2. 【請求項2】 第1のシリコン層と、前記第1のシリコ
    ン層上に形成された第1の酸化物層と、前記第1の酸化
    物層上に形成された第2のシリコン層とから構成され、
    グリッドラインにより区画される素子領域を有する基板
    を準備する工程と、 前記基板を酸化し、前記素子領域の前記第2のシリコン
    層に素子分離層を形成するとともに、前記グリッドライ
    ンの前記第2のシリコン層に前記第1の酸化物層まで達
    する第2の酸化物層を形成する工程と、 前記第2の酸化物層と、前記第2の酸化物層下の前記第
    1の酸化物層とを除去して位置合わせ用のマークを形成
    する工程とを、 行うことを特徴とする位置合わせマークの形成方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2におけるマークを形成
    する工程に引く続いて前記基板の表面を酸化して酸化膜
    を形成する工程と、 前記酸化膜の表面にゲート電極材料膜を形成し、このゲ
    ート電極材料膜の表面に絶縁膜を形成する工程と、 前記絶縁膜の表面に第1のレジスト膜を塗布する工程
    と、 前記マークを基準にして前記第1のレジスト膜に回路パ
    ターンを露光する工程とを、 順次行うことを特徴とする位置合わせマークの形成方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項3における回路パターンを露光す
    る工程に引き続いて前記第1のレジスト膜を現像し、前
    記ゲート電極を形成すべき箇所にレジストパターンを残
    す工程と、 前記レジストパターンをマスクとして前記絶縁膜及びゲ
    ート電極材料膜をエッチングによって逐次除去する工程
    と、 前記レジストパターンを除去して前記基板上に層間絶縁
    膜を形成し、該層間絶縁膜の表面に第2のレジスト膜を
    塗布する工程と、 前記マークを基準にして前記第2のレジスト膜に回路パ
    ターンを露光する工程とを、 順次行うことを特徴とする位置合わせマークの形成方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項3における回路パターンを露光す
    る工程に引き続いて前記第1のレジスト膜を現像し、前
    記素子形成領域に第1のレジストパターンを残す工程
    と、 前記第1のレジストパターンをマスクとして前記絶縁膜
    をエッチングによって除去する工程と、 前記第1のレジストパターンを除去し、前記素子形成領
    域のゲート電極を形成すべき箇所に第2のレジストパタ
    ーンを形成する工程と、 前記第2のレジストパターンをマスクとして前記絶縁膜
    及びゲート電極材料膜をエッチングによって逐次除去す
    る工程と、 前記第2のレジストパターンを除去して前記基板上に層
    間絶縁膜を形成する工程と、 前記層間絶縁膜の表面に第3のレジスト膜を塗布する工
    程と、 前記マークを基準にして前記第3のレジスト膜に回路パ
    ターンを露光する工程とを、 順次行うことを特徴とする位置合わせマークの形成方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項3における回路パターンを露光す
    る工程に引き続いて前記第1のレジスト膜を現像し、前
    記ゲート電極を形成すべき箇所及び前記マークの領域に
    レジストパターンを残す工程と、 前記レジストパターンをマスクとして前記絶縁膜及びゲ
    ート電極材料膜をエッチングによって逐次除去する工程
    と、 前記レジストパターンを除去して前記基板上に層間絶縁
    膜を形成し、該層間絶縁膜の表面に第2のレジスト膜を
    塗布する工程と、 前記マークを基準にして前記第2のレジスト膜に回路パ
    ターンを露光する工程とを、 順次行うことを特徴とする位置合わせマークの形成方
    法。
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