JP2002352807A - ガス拡散体及びその製造方法 - Google Patents

ガス拡散体及びその製造方法

Info

Publication number
JP2002352807A
JP2002352807A JP2001162022A JP2001162022A JP2002352807A JP 2002352807 A JP2002352807 A JP 2002352807A JP 2001162022 A JP2001162022 A JP 2001162022A JP 2001162022 A JP2001162022 A JP 2001162022A JP 2002352807 A JP2002352807 A JP 2002352807A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas diffuser
fluororesin
carbon
substrate
base material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001162022A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Senda
崇史 千田
Mikio Inoue
幹夫 井上
Shuichi Inogakura
周一 猪ヶ倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP2001162022A priority Critical patent/JP2002352807A/ja
Publication of JP2002352807A publication Critical patent/JP2002352807A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Abstract

(57)【要約】 【課題】 柔軟で、かつ高い引張強度や耐圧縮性など優
れた機械的特性を有するガス拡散体を提供する。 【解決手段】 複数本の炭素繊維1aが集合してなる多
孔質炭素基材1に、粒状フッ素樹脂2が1〜40wt%
含まれ、かつ、粒状フッ素樹脂がバインダーとして炭素
繊維を結合させていることを特徴とするガス拡散体4で
ある。上記ガス拡散体4は、少なくとも次の工程
(1)、(2)、(3)を経てなるガス拡散体の製造方
法によって得られる。(1) 多孔質炭素基材を、1〜
60wt%の粒状フッ素樹脂のディスパージョン液に含
浸させる工程。(2) 工程(1)で得た基材から余分
なディスパージョン液を除去し、乾燥させることによ
り、乾燥後の粒状フッ素樹脂を基材全体に対して1〜4
0wt%の範囲内に調整する工程。(3) 工程(2)
で得た基材を面圧が1Pa〜10MPaの範囲内でバッ
チプレスによりホットプレスする工程か、あるいは、プ
レス前の基材厚みの30〜90%の範囲内のクリアラン
スで、線圧が1〜5000N/cmの範囲内でロールプ
レスによりホットプレスする工程。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば固体高分子
型燃料電池における集電体の材料として、特に好ましく
用いられるガス拡散体およびその製造方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、固体高分子型燃料電池の集電体と
してカーボンペーパーがよく用いられている。しかし、
カーボンペーパーには、機械的な剛性が高い反面、比較
的脆いという欠点がある。このカーボンペーパーに代わ
るものとして炭素繊維織物や炭素繊維不織布を使用する
ことが提唱されている。炭素繊維織物や炭素繊維不織布
では、上記のような脆さがなく柔軟な反面、カーボンペ
ーパーに比べて引張や圧縮などの機械的特性の点で劣
る。
【0003】上記のような問題に対して、フッ素樹脂繊
維と導電性繊維とからなるガス拡散体が提案されている
(例えば特開平11−204114号公報)。このガス
拡散体はいわゆるサーマルボンド型の不織布であり、熱
溶融フッ素樹脂を用いるによりすぐれた機械的特性を有
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フッ素
樹脂は炭素繊維などの導電性繊維に比べて導電性が極め
て低い。そのため、導電性繊維と同程度の繊維径、繊維
長のフッ素樹脂繊維を用いてガス拡散体を製造すると、
固体高分子型燃料電池の集電体として必要な特性のひと
つである導電性の低下を招く。また、ガス拡散体製造に
フッ素樹脂繊維を用いる場合、繊維径を小さくするにも
限界があるという問題がある。
【0005】更に、従来技術のようにフッ素樹脂繊維を
用いた場合、導電性繊維との均一な混合状態を得るため
に両繊維の繊維径および繊維長を同程度にする。しか
し、一般的に両繊維の比重は異なるため、両繊維の繊維
径および繊維長を同程度にしても均一なウェブを得にく
く、均一度を上げるためには、さらなる工程が必要とな
り、ガス拡散体の高コスト化につながるという問題があ
った。
【0006】本発明は、従来技術の欠点を克服し、導電
性を損なわず、すぐれた機械的特性を有するガス拡散体
を提供することをその目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明において、上記目
的は、複数本の炭素繊維が集合してなる多孔質炭素基材
に、前記粒状フッ素樹脂が1〜40wt%含まれ、か
つ、前記粒状フッ素樹脂がバインダーとして炭素繊維間
を結合させていることを特徴とするガス拡散体により達
成される。
【0008】また、少なくとも次の工程(1)、
(2)、(3)を経てなるガス拡散体の製造方法により
達成される。
【0009】(1) 多孔質炭素基材を、1〜60wt
%の粒状フッ素樹脂のディスパージョン液内に含浸させ
る工程。
【0010】(2) 工程(1)で得た基材から余分な
ディスパージョン液を除去し、乾燥させることにより、
乾燥後の粒状フッ素樹脂を基材全体に対して1〜40w
t%の範囲内に調整する工程。
【0011】(3) 工程(2)で得た基材を面圧が1
Pa〜10MPaの範囲内でバッチプレスによりホット
プレスする工程か、あるいは、プレス前の基材厚みの3
0〜90%の範囲内のクリアランスで、線圧が1〜50
00N/cmの範囲内でロールプレスによりホットプレ
スする工程。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好ましい実施の形
態を図面を参照しながら説明する。図1は、本発明で提
案するガス拡散体の厚み方向の部分断面図である。本発
明に係るガス拡散体は、複数本の炭素繊維1aがその繊
維間に空隙を有した状態で集合してなる多孔質炭素基材
1に、粒状フッ素樹脂2がランダムに含まれ、かつ、粒
状フッ素樹脂2がバインダーとして炭素繊維1aを互い
に結合させている。
【0013】本発明でいう多孔質炭素基材1とは、複数
本の炭素繊維1aが集合してなる織物や不織布などのこ
とをいい、炭素繊維を製織あるいは不織布化して布状と
したもの、または、炭素化し得る前駆体繊維を製織ある
いは不織布化して布状とした後に炭素化したものでもよ
い。
【0014】ここで、炭素繊維1aの繊維長は25〜8
0mmが好ましい。繊維長が25mmより短いと、繊維
の絡みが弱くなり多孔質炭素基材の強度が不十分とな
る。繊維長が80mmより長いと多孔質炭素基材の加工
がしにくくなり生産性が低下する。
【0015】ガス拡散体4に含まれる粒状フッ素樹脂2
は、固体高分子型燃料電池の集電体として必要な特性の
ひとつである撥水性を付与するだけでなく、バインダー
として炭素繊維1aを互いに結合させる。
【0016】粒状フッ素樹脂2の粒径は0.01μm〜
10.00μmが好ましく、0.05μm〜1.00μ
mがより好ましく、0.10μm〜0.40μmが更に
好ましい。また、それらの粒子が融着したものが含まれ
ていても良い。 粒状フッ素樹脂の粒径が0.01μm
より小さいとバインダー効果が低下し、十分な機械的特
性が得られない。また、粒径が10.00μmより大き
いとガス拡散体の導電性低下を招く。
【0017】ガス拡散体4に含まれる粒状フッ素樹脂2
の割合にも同様のことが言える。機械的特性および導電
性の観点から、ガス拡散体に含まれる粒状フッ素樹脂の
割合は1〜40wt%が好ましく、2〜20wt%がよ
り好ましく、3〜10wt%が更に好ましい。ガス拡散
体に含まれる粒状フッ素樹脂の割合が1wt%よりも少
ないと十分な機械的特性が得られず、40wt%よりも
多いとガス拡散体の導電性低下を招く。
【0018】ここで、フッ素樹脂とは、PTFE、PF
A、FEP、ETFE等、その構造中にフッ素を含む撥
水性を有する樹脂のことを言う。
【0019】本発明に係るガス拡散体4が、少なくとも
片面にフッ素樹脂およびカーボンブラックを含むカーボ
ン層3を有することが好ましい。
【0020】固体高分子型燃料電池における集電体の厚
み方向の圧縮率が高い場合、燃料電池スタックを組んだ
際に集電体がセパレータの溝へ落ち込み、供給ガスの圧
力損失増大、燃料電池の発電効率低下につながるという
問題がある。このような問題を解決するために、固体高
分子型燃料電池における集電体の材料であるガス拡散体
4の、厚み方向の圧縮率は20%以下であることが望ま
しい。
【0021】本発明で提案するガス拡散体4で使用する
粒状フッ素樹脂2は、従来技術で使用するフッ素樹脂繊
維の繊維径と比べて小さな粒径のものが容易に得られる
という利点を有する。適切な粒径の粒状フッ素樹脂がバ
インダーとして炭素繊維1aを結合させるため、本発明
で提案するガス拡散体4は導電性を損なわず、優れた機
械的特性を有する。
【0022】また、少なくともその片面にカーボン層3
を設けることによりガス拡散体4の表面は平滑となる。
本発明で提案するガス拡散体を固体高分子型燃料電池に
おける集電体の材料として用いる場合、カーボン層を設
けたガス拡散体は電気的な接触が確保しやすく、ガス拡
散体が固体高分子電解質膜に突き刺さり短絡を生じるの
を防ぐ効果を有する。
【0023】次に、本発明で提案するガス拡散体4の製
造方法について、図2を参照しながら説明する。図2は
本発明で提案するガス拡散体の製造方法を模式的に表し
た工程図である。
【0024】図2において、まず、準備工程(A)とし
て、複数本の炭素繊維1aが集合してなる織物や不織布
などの多孔質炭素基材1を製造する。例えば、炭素繊維
織物を製造する場合、炭素繊維1aを一定方向に均一に
細く揃えて並べ、撚りを加えることにより紡績糸を得
る。得られた紡績糸を製織することにより炭素繊維織物
が得られる。
【0025】炭素繊維不織布を製造する場合、炭素繊維
1aからなるウェブを、ランダムで均一にネット上に載
せ、繊維を交絡させることにより炭素繊維不織布を得
る。炭素繊維を不織布化する方法としては、接着繊維や
接着剤を用いないタイプのものが好ましく、高圧水流で
繊維を交絡させるスパンレースや、針でウェブをニード
リングして交絡させるニードルパンチによるものが好ま
しい。
【0026】また、準備工程(A)では、炭素化し得る
前駆体繊維を製織あるいは不織布化して布状とした後
に、炭素化することにより多孔質炭素基材1を製造して
もよい。なお、前述の理由の通り工程(A)で用いる炭
素繊維1aの繊維長は25〜80mmの範囲のものが好
ましい。
【0027】フッ素樹脂含浸工程(1)(請求項5の工
程1に対応)では、目的とする量の粒状フッ素樹脂2を
多孔質炭素基材1に含ませるため1〜60wt%の粒状
フッ素樹脂のディスパージョン液に含浸させる。ディス
パージョン液中の粒状フッ素樹脂濃度が1wt%より低
いと、一度の含浸工程では粒状フッ素樹脂を必要な量だ
け基材に含ませることが出来ない。また、60wt%よ
り高いと乾燥後の基材に含まれる粒状フッ素樹脂量が必
要量を越えてしまう。
【0028】乾燥工程(2)では、工程(1)で得た基
材から余分なディスパージョン液を除去後、乾燥させる
ことにより、乾燥後の基材全体に対する粒状フッ素樹脂
2の割合を1〜40wt%に調整する。
【0029】カーボン塗布工程(4)では、工程(2)
で得た基材の少なくとも片面に、カーボンブラックおよ
びフッ素樹脂を含むカーボン塗液を塗布し、乾燥させる
ことにより、基材にカーボン層3を設ける。
【0030】ホットプレス工程(3)では、工程(4)
で得た基材を面圧が1Pa〜10MPaのバッチプレス
によりホットプレスするか、あるいは、プレス前の基材
厚みの30〜90%のクリアランスで、線圧が1〜50
00N/cmのロールプレス5によりホットプレスす
る。バッチプレスの面圧は0.1〜5MPaがより好ま
しく、0.5〜3MPaが更に好ましい。ロールプレス
の線圧は10〜1000N/cmがより好ましく、50
〜500N/cmが更に好ましい。ホットプレスの圧
力、すなわちバッチプレスの場合は面圧が1Pa、ロー
ルプレスの場合は線圧が1N/cmよりも低いと、粒状
フッ素樹脂2のバインダー効果が十分に得られない。バ
ッチプレスの場合は面圧が10MPa、ロールプレスの
場合は線圧が5000N/cmよりも高いと、得られる
ガス拡散体4が密になりすぎ、固体高分子型燃料電池の
集電体として必要な特性のひとつであるガス拡散性の低
下を招く。更に、ロールプレス時のクリアランスが基材
厚みの30%よりも小さいとプレスの際に基材が潰れ、
90%よりも大きいと基材に十分な圧力がかからない。
【0031】ホットプレスの温度としては、400℃以
下が好ましい。400℃より高い温度でホットプレスを
行うと、フッ素樹脂が熱分解する恐れがある。ここで、
使用するフッ素樹脂の融点以上でホットプレスを行った
場合、プレスの型に、溶融したフッ素樹脂が融着する場
合がある。その場合、ホットプレス工程の温度条件は、
使用するフッ素樹脂の融点以下、かつ、熱変形温度(A
STM試験法D648による)以上が更に好ましい。熱
変形温度より低い温度でホットプレスを行った場合、フ
ッ素樹脂のバインダー効果が十分に得られない。熱変形
温度の具体例を挙げると、1.81MPa加圧時でPT
FEは55℃、PFAは47℃、FEPは50℃であ
る。
【0032】使用するフッ素樹脂の融点以下、かつ、熱
変形温度以上でホットプレスする場合、あらかじめ基材
を熱処理することにより粒状フッ素樹脂2に付着してい
る界面活性剤を除去し、または、粒状フッ素樹脂を溶融
させて炭素繊維1aに融着させておくことが望ましい。
【0033】本発明で提案するガス拡散体4の製造方法
では、フッ素樹脂含浸工程(1)および乾燥工程(2)
を採用することで、容易に、基材中に均一に粒状フッ素
樹脂2を含ませることができる。従って、導電性繊維と
フッ素樹脂繊維の均一度を上げるために、さらなる工程
が必要となり、ガス拡散体の高コスト化につながるとい
う従来技術の問題を解決できる。
【0034】また、ホットプレス工程(3)を経ること
により、粒状フッ素樹脂2がバインダーとして炭素繊維
1aを結合させ、機械的特性に優れたガス拡散体4が得
られる。
【0035】
【実施例】(実施例1) 準備工程(A) PAN系耐炎化糸をスパンレースにより不織布化し、窒
素雰囲気下1950℃で焼成することににより、目付が
116g/cm2の炭素繊維不織布(多孔質炭素基材
1)を得た。
【0036】フッ素樹脂含浸工程(1) ポリフロンPTFEディスパージョンD−1(ダイキン
工業株式会社製)に精製水を加えてPTFE濃度を20
wt%に調整した。調整したディスパージョン液に工程
(A)で得られた基材を含浸した。
【0037】乾燥工程(2) 工程(1)で得られた基材から余分なディスパージョン
液を拭き取り、100℃に設定したオーブンで10分間
乾燥させることにより、乾燥後の基材全体に対するPT
FEの割合が5wt%になるように調整した。
【0038】カーボン塗布工程(4) 工程(2)で得られた基材に、厚さ200μmのポリエ
ステルフィルムを用いて作成したスペーサーと、厚みが
1mmのステンレス製のプレートを用いてカーボン塗液
を塗布した。塗布前後の重量変化より、設けたカーボン
層3の付量は8.3mg/cm2であった。塗布したカ
ーボン塗液は、固形分がアセチレンブラック(電気化学
工業製デンカブラック)、PTFE(上記ポリフロンP
TFEディスパージョンを使用)、界面活性剤(ナカラ
イテスク製TRITON X−114)からなり、その
比率が4:1:8となるようにし、更に精製水を加え、
固形分が全体の32.5wt%となるように調整した。
【0039】ホットプレス工程(3) 工程(4)で得られた基材を、380℃のオーブンで3
0分間熱処理した後、温度が200℃、面圧が3MPa
のバッチプレスで5分間ホットプレスすることによりガ
ス拡散電極4を得た。 (実施例2) 準備工程(A) 炭素繊維織物Avcarb 1071HCB Fabr
ic(TEXTRONSystems Corpora
tion製)を多孔質炭素基材1として用いた。
【0040】フッ素樹脂含浸工程(1) ポリフロンPTFEディスパージョンD−1(同上)に
精製水を加えてPTFE濃度を20wt%に調整した。
調整したディスパージョン液に工程(A)で得られた基
材を含浸した。
【0041】乾燥工程(2) 工程(1)で得られた基材から余分なディスパージョン
液を拭き取り、100℃に設定したオーブンで10分間
乾燥させることにより、乾燥後の基材全体に対するPT
FEの割合が5wt%になるように調整した。
【0042】ホットプレス工程(3) 工程(2)で得られた基材を380℃のオーブンで30
分熱処理した後、温度が200℃、面圧が3MPaのバ
ッチプレスで5分間ホットプレスすることによりガス拡
散体4を得た。 (比較例1)PAN系耐炎化糸をスパンレースにより不
織布化し、窒素雰囲気下1950℃で焼成することにに
より、目付が116g/cm2の炭素繊維不織布を得
た。得られた炭素繊維不織布をガス拡散体とした。 (比較例2)PAN系耐炎化糸をスパンレースにより不
織布化し、窒素雰囲気下1950℃で焼成することにに
より、目付が116g/cm2の炭素繊維不織布を得
た。得られた炭素繊維不織布を多孔質炭素基材とした。
【0043】ポリフロンPTFEディスパージョンD−
1(同上)に精製水を加えてPTFE濃度を20wt%
に調整した。
【0044】調整したディスパージョン液に基材を含浸
後、余分なディスパージョン液を拭き取り、100℃に
設定したオーブンで10分間乾燥させることにより、乾
燥後の基材全体に対するPTFEの割合が5wt%にな
るように調整した。
【0045】前工程で得られた基材を380℃に設定し
たオーブン中で10分間加熱処理することによりガス拡
散体を得た。 (比較例3)炭素繊維織物Avcarb 1071HC
B Fabric(TEXTRONSystems C
orporation製)をガス拡散体として用いた。
【0046】実施例1および比較例1で得たガス拡散体
に0.31MPa、1.35MPaの圧力を加えたとき
の厚みを測定した。ガス拡散体の厚みは、測定部分が円
形でその直径が5mmである厚み計を使用し、ガス拡散
体にかかる圧力が上記の値になるようにおもりを載せて
測定した。
【0047】次式で定義する厚さ方向の圧縮率を算出し
たところ、実施例1および比較例1で得たガス拡散体の
厚さ方向の圧縮率はそれぞれ17%および22%であっ
た。
【0048】厚さ方向の圧縮率(%)=100×
{(0.31MPa加圧時のガス拡散体の厚み)−
(1.35MPa/cm2加圧時のガス拡散体の厚
み)}/(0.31MPa加圧時のガス拡散体の厚み) 同様に、実施例2、比較例2および3で得たガス拡散体
の厚さ方向の圧縮率を算出したところ、それぞれ18
%、22%および21%であった。
【0049】また、実施例1、比較例1および2で得た
ガス拡散体から15mm×70mmのサンプルを採取
し、引張強度を測定したところ、それぞれ5.6N/1
0mm幅、1.1N/10mm幅および2.1N/10
mm幅であった。
【0050】更に、実施例1、比較例1および2で得た
ガス拡散体から直径46mmの円形サンプルを採取して
2枚の炭素板に挟み、9.8MPaの加圧下で、炭素板
間に1Aの電流を流した状態でその間の電圧V(V)を
測定した。その時の厚さ方向の電気抵抗R(mΩ・cm
2)を次式で算出したところ、それぞれ20mΩ・c
2、22mΩ・cm2および40mΩ・cm2であっ
た。
【0051】R=V×2.3×2.3×π×1000 以上のように、本発明によれば、厚さ方向の電気抵抗を
損なわずに、優れた引張強度と厚さ方向の圧縮率を有す
るガス拡散体を得られる。
【0052】
【発明の効果】本発明のガス拡散体によれば、導電性を
損なわず、柔軟でかつ高い引張強度や耐圧縮性など優れ
た機械的特性を有するものを提供することができる。
【0053】また、本発明のガス拡散体の製造方法によ
れば、容易に、均質な上記ガス拡散体を製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガス拡散体の厚み方向の部分断面図で
ある。
【図2】本発明のガス拡散体の製造方法を模式的に表し
た工程図である。
【符号の説明】
1a:炭素繊維 1:多孔質炭素基材 2:粒状フッ素樹脂 3:カーボン層 4:ガス拡散体 5:ロールプレス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H018 AA06 AS01 BB03 BB05 BB06 BB08 CC06 DD05 DD06 DD10 EE06 EE19 HH00 HH03 HH05 HH08 HH09 5H026 AA06 BB02 BB03 BB04 CX02 CX03 CX07 EE06 EE19 HH00 HH03 HH05 HH08 HH09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の炭素繊維が空隙を有した状態で
    集合してなる多孔質炭素基材に、粒状フッ素樹脂が1〜
    40wt%含まれ、かつ、前記粒状フッ素樹脂がバイン
    ダーとして前記炭素繊維間を結合させていることを特徴
    とするガス拡散体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のガス拡散体の少なくとも
    片面に、カーボンブラックとフッ素樹脂とを含むカーボ
    ン層を有することを特徴とするガス拡散体。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のガス拡散体において、多
    孔質炭素基材が炭素繊維からなる不織布であり、その厚
    さ方向の圧縮率が20%以下であるガス拡散体。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のガス拡散体において、多
    孔質炭素基材が炭素繊維からなる織物であり、その厚さ
    方向の圧縮率が20%以下であるガス拡散体。
  5. 【請求項5】 少なくとも次の工程(1)、(2)、
    (3)を経てなるガス拡散体の製造方法。 (1) 多孔質炭素基材を、1〜60wt%の粒状フッ
    素樹脂のディスパージョン液内に含浸させる工程。 (2) 工程(1)で得た基材から余分なディスパージ
    ョン液を除去し、乾燥させることにより、乾燥後の粒状
    フッ素樹脂を基材全体に対して1〜40wt%の範囲内
    に調整する工程。 (3) 工程(2)で得た基材を面圧が1Pa〜10M
    Paの範囲内でバッチプレスによりホットプレスする工
    程か、あるいは、プレス前の基材厚みの30〜90%の
    範囲内のクリアランスで、線圧が1〜5000N/cm
    の範囲内でロールプレスによりホットプレスする工程。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のガス拡散体の製造方法に
    おいて、工程(2)と工程(3)との間に次の工程
    (4)を介在させるガス拡散体の製造方法。 (4) 工程(2)で得た基材に、カーボンブラックお
    よびフッ素樹脂を含むカーボン塗液を塗布する工程。
  7. 【請求項7】 請求項5または6に記載するガス拡散体
    の製造方法において、ホットプレス工程の温度条件が、
    400℃以下、かつ、使用するフッ素樹脂の熱変形温度
    以上であるガス拡散体の製造方法。
JP2001162022A 2001-05-30 2001-05-30 ガス拡散体及びその製造方法 Pending JP2002352807A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001162022A JP2002352807A (ja) 2001-05-30 2001-05-30 ガス拡散体及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001162022A JP2002352807A (ja) 2001-05-30 2001-05-30 ガス拡散体及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002352807A true JP2002352807A (ja) 2002-12-06

Family

ID=19005213

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001162022A Pending JP2002352807A (ja) 2001-05-30 2001-05-30 ガス拡散体及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002352807A (ja)

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004514246A (ja) * 2000-11-07 2004-05-13 ジョンソン、マッセイ、パブリック、リミテッド、カンパニー ガス拡散基材
JP2005100665A (ja) * 2003-09-22 2005-04-14 Toyota Motor Corp 燃料電池用電極
JP2005216511A (ja) * 2004-01-27 2005-08-11 Aisin Seiki Co Ltd 燃料電池用ガス拡散部材の製造方法
WO2005081339A1 (ja) * 2004-02-23 2005-09-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. ガス拡散層およびこれを用いた燃料電池
JP2006156001A (ja) * 2004-11-26 2006-06-15 Aisin Seiki Co Ltd 燃料電池用ガス拡散層及びその製造方法
JP2007508677A (ja) * 2003-10-17 2007-04-05 ゼネラル・モーターズ・コーポレーション 改善された燃料電池性能のための拡散媒体上のポリマー表面分布の制御
JP2007103369A (ja) * 2005-10-04 2007-04-19 Gm Global Technology Operations Inc 強化された膜電極組立体
KR100761524B1 (ko) * 2006-02-02 2007-10-04 주식회사 협진아이엔씨 연료전지용 기체확산층의 제조 방법
JP2007323939A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Sanyo Electric Co Ltd 燃料電池
JP2008511119A (ja) * 2004-08-25 2008-04-10 ゼネラル・モーターズ・コーポレーション 微孔質層を有する拡散媒体
WO2008105337A1 (ja) * 2007-02-28 2008-09-04 Tomoegawa Co., Ltd. 固体高分子型燃料電池用ガス拡散電極、固体高分子型燃料電池用膜-電極接合体とその製造方法、および固体高分子型燃料電池
JP2008210725A (ja) * 2007-02-28 2008-09-11 Tomoegawa Paper Co Ltd ガス拡散電極、膜−電極接合体とその製造方法、および固体高分子型燃料電池
JP2009501423A (ja) * 2005-07-13 2009-01-15 ジーエム・グローバル・テクノロジー・オペレーションズ・インコーポレーテッド 多層拡散媒体基板
JP2009037932A (ja) * 2007-08-02 2009-02-19 Tomoegawa Paper Co Ltd 固体高分子型燃料電池用ガス拡散電極、固体高分子型燃料電池用膜−電極接合体とその製造方法、および固体高分子型燃料電池
JP2009037933A (ja) * 2007-08-02 2009-02-19 Tomoegawa Paper Co Ltd 固体高分子型燃料電池用ガス拡散電極、固体高分子型燃料電池用膜−電極接合体とその製造方法、および固体高分子型燃料電池
US7718292B2 (en) 2003-08-28 2010-05-18 Nissan Motor Co. Ltd. Fuel cell stack and manufacturing method thereof
US8171711B2 (en) 2005-02-22 2012-05-08 Kureha Corporation Hybrid carbon fiber spun yarn and hybrid carbon fiber spun yarn fabric using the same
JP2013004214A (ja) * 2011-06-14 2013-01-07 Toray Ind Inc ガス拡散電極基材の製造方法
WO2017099181A1 (ja) * 2015-12-11 2017-06-15 東レ株式会社 炭素シート、ガス拡散電極基材、および燃料電池
KR20180091853A (ko) 2015-12-24 2018-08-16 도레이 카부시키가이샤 가스 확산 전극 및 연료 전지
US10790516B2 (en) 2015-12-24 2020-09-29 Toray Industries, Inc. Gas diffusion electrode and method for manufacturing same
US10818934B2 (en) 2015-12-24 2020-10-27 Toray Industries, Inc. Gas diffusion electrode
US10950868B2 (en) 2015-12-24 2021-03-16 Toray Industries, Inc. Gas diffusion electrode and fuel cell

Cited By (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004514246A (ja) * 2000-11-07 2004-05-13 ジョンソン、マッセイ、パブリック、リミテッド、カンパニー ガス拡散基材
US7718292B2 (en) 2003-08-28 2010-05-18 Nissan Motor Co. Ltd. Fuel cell stack and manufacturing method thereof
JP2005100665A (ja) * 2003-09-22 2005-04-14 Toyota Motor Corp 燃料電池用電極
JP4686966B2 (ja) * 2003-09-22 2011-05-25 トヨタ自動車株式会社 燃料電池用電極
JP4838721B2 (ja) * 2003-10-17 2011-12-14 ゼネラル・モーターズ・コーポレーション 改善された燃料電池性能のための拡散媒体上のポリマー表面分布の制御
JP2007508677A (ja) * 2003-10-17 2007-04-05 ゼネラル・モーターズ・コーポレーション 改善された燃料電池性能のための拡散媒体上のポリマー表面分布の制御
JP2005216511A (ja) * 2004-01-27 2005-08-11 Aisin Seiki Co Ltd 燃料電池用ガス拡散部材の製造方法
WO2005081339A1 (ja) * 2004-02-23 2005-09-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. ガス拡散層およびこれを用いた燃料電池
US7560180B2 (en) 2004-02-23 2009-07-14 Panasonic Corporation Gas diffusion layer and fuel cell using the same
JP2008511119A (ja) * 2004-08-25 2008-04-10 ゼネラル・モーターズ・コーポレーション 微孔質層を有する拡散媒体
JP2006156001A (ja) * 2004-11-26 2006-06-15 Aisin Seiki Co Ltd 燃料電池用ガス拡散層及びその製造方法
US8171711B2 (en) 2005-02-22 2012-05-08 Kureha Corporation Hybrid carbon fiber spun yarn and hybrid carbon fiber spun yarn fabric using the same
JP2009501423A (ja) * 2005-07-13 2009-01-15 ジーエム・グローバル・テクノロジー・オペレーションズ・インコーポレーテッド 多層拡散媒体基板
JP4634358B2 (ja) * 2005-10-04 2011-02-16 ジーエム・グローバル・テクノロジー・オペレーションズ・インコーポレーテッド 強化された膜電極組立体
JP2007103369A (ja) * 2005-10-04 2007-04-19 Gm Global Technology Operations Inc 強化された膜電極組立体
KR100761524B1 (ko) * 2006-02-02 2007-10-04 주식회사 협진아이엔씨 연료전지용 기체확산층의 제조 방법
JP2007323939A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Sanyo Electric Co Ltd 燃料電池
KR101180172B1 (ko) * 2007-02-28 2012-09-05 가부시키가이샤 도모에가와 세이시쇼 고체 고분자형 연료 전지용 가스 확산 전극, 고체 고분자형 연료 전지용 막-전극 접합체와 그 제조 방법, 및 고체 고분자형 연료 전지
JP2008210725A (ja) * 2007-02-28 2008-09-11 Tomoegawa Paper Co Ltd ガス拡散電極、膜−電極接合体とその製造方法、および固体高分子型燃料電池
WO2008105337A1 (ja) * 2007-02-28 2008-09-04 Tomoegawa Co., Ltd. 固体高分子型燃料電池用ガス拡散電極、固体高分子型燃料電池用膜-電極接合体とその製造方法、および固体高分子型燃料電池
JP2009037932A (ja) * 2007-08-02 2009-02-19 Tomoegawa Paper Co Ltd 固体高分子型燃料電池用ガス拡散電極、固体高分子型燃料電池用膜−電極接合体とその製造方法、および固体高分子型燃料電池
JP2009037933A (ja) * 2007-08-02 2009-02-19 Tomoegawa Paper Co Ltd 固体高分子型燃料電池用ガス拡散電極、固体高分子型燃料電池用膜−電極接合体とその製造方法、および固体高分子型燃料電池
JP2013004214A (ja) * 2011-06-14 2013-01-07 Toray Ind Inc ガス拡散電極基材の製造方法
US11837732B2 (en) 2015-12-11 2023-12-05 Toray Industries, Inc. Carbon sheet, gas diffusion electrode substrate, and fuel cell
WO2017099181A1 (ja) * 2015-12-11 2017-06-15 東レ株式会社 炭素シート、ガス拡散電極基材、および燃料電池
JPWO2017099181A1 (ja) * 2015-12-11 2018-09-27 東レ株式会社 炭素シート、ガス拡散電極基材、および燃料電池
KR20180091853A (ko) 2015-12-24 2018-08-16 도레이 카부시키가이샤 가스 확산 전극 및 연료 전지
US10790516B2 (en) 2015-12-24 2020-09-29 Toray Industries, Inc. Gas diffusion electrode and method for manufacturing same
US10818934B2 (en) 2015-12-24 2020-10-27 Toray Industries, Inc. Gas diffusion electrode
US10950868B2 (en) 2015-12-24 2021-03-16 Toray Industries, Inc. Gas diffusion electrode and fuel cell
US10461334B2 (en) 2015-12-24 2019-10-29 Toray Industries, Inc. Gas diffusion electrode and fuel cell

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002352807A (ja) ガス拡散体及びその製造方法
KR102150653B1 (ko) 연료 전지용 가스 확산층 및 그의 제조 방법
JP4829465B2 (ja) 炭素−基質複合体、およびそれに関連する組成および方法
US8916310B2 (en) Conductive sheet and production method for same
JP4083784B2 (ja) 膜電極接合体、その製造方法及び高分子電解質形燃料電池
EP3276718B1 (en) Porous carbon electrode base material, method for manufacturing same, gas diffusion layer, and membrane-electrode assembly for fuel cell
US20060166075A1 (en) Flame-resistant acrylic fiber nonwoven fabric, carbon fiber nonwoven fabric, and method for production thereof
EP1139471A1 (en) Porous, electrically conductive sheet and method for production thereof
US20040241078A1 (en) Fuel cell-use carbon fiber woven fabric, electrode element, fuel cell mobile unit, and production method for fuel cell-use carbon fiber woven fabric
JP5592906B2 (ja) 燃料電池用のガス拡散層と燃料電池、および燃料電池用のガス拡散層の製造方法
EP1237214A2 (en) Conductive carbonaceous-fiber sheet and solid polymer electrolyte fuel cell
US11837732B2 (en) Carbon sheet, gas diffusion electrode substrate, and fuel cell
TW201708101A (zh) 多孔質碳片及其前驅物纖維片
JP2002124266A (ja) 燃料電池の拡散層とその製造方法および製造装置
JP4329296B2 (ja) 導電性炭素質繊維シート及び固体高分子型燃料電池
US20230128336A1 (en) Method for producing gas diffusion electrode substrate
JP2004027435A (ja) 炭素繊維シート及びその製造方法
CA2363056C (en) Carbon fiber woven fabric and method for production thereof
JP2005240224A (ja) 高密度耐炎繊維不織布及び炭素繊維不織布、並びにそれらの製造方法
JP4282964B2 (ja) 炭素質繊維織布
JP2004111341A (ja) 燃料電池ガス拡散層用の炭素繊維織布または不織布の製造方法
JP6183065B2 (ja) 多孔質炭素電極とその製造方法
JP2011146373A (ja) ガス拡散電極基材の製造方法
JP2005302558A (ja) 炭素電極基材およびその製造方法
JP2004084147A (ja) 炭素質繊維織布