JP2002343315A - 電池蓋ユニット - Google Patents

電池蓋ユニット

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JP2002343315A
JP2002343315A JP2001140665A JP2001140665A JP2002343315A JP 2002343315 A JP2002343315 A JP 2002343315A JP 2001140665 A JP2001140665 A JP 2001140665A JP 2001140665 A JP2001140665 A JP 2001140665A JP 2002343315 A JP2002343315 A JP 2002343315A
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Tadamitsu Azema
忠満 畦間
Shinichi Tamaki
伸一 玉城
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

(57)【要約】 【課題】 保護装置として感熱スイッチを用いること
で、保護装置の精度の低下を防止し、また、保護装置を
電池蓋体に一体化してユニット化することで、小型、且
つ組立性の良好で、安価な電池を構成可能な、電池蓋ユ
ニットを提供すること。 【解決手段】 2次電池に用いられる電池セル1を密閉
して該電池セル1内を遮蔽する金属製の電池蓋体2と、
所定の温度でスイッチの切換が行われる感熱スイッチ4
とを備え、感熱スイッチ4が電池蓋体2に取付られ、感
熱スイッチ4と電池蓋体2とが一体化されている構成と
して、ユニット化を図った。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラ、ノ
ートパソコン、携帯電話等の移動体機器の放充電可能な
リチウムイオン2次電池等に主として使用され、電池セ
ルを密閉する電池蓋ユニットの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電池の図面を説明すると、図11
は従来の電池の正面図である。
【0003】電池セル51は、アルミ製の筐体から構成
され、矩形状の底壁部51aと、底壁部51aから上方
に延びて立設された側壁部51bとを有し、この底壁部
51aと側壁部51bとで囲まれた内部51cには、図
示しないが正極板と、負極板と、この正極板、負極板間
に設けられたセパレータから構成される電極群、及びリ
チウム塩を有機溶媒に溶解したものからなり、電極群に
侵漬されてこの電極群を発電要素とする電解液が注入さ
れている。
【0004】電池蓋体52は、アルミ材の板状部材52
aと、該板状部材52aから突出する電極部52bを有
し、この電池蓋体52は、電池セル51の開口部51d
を塞ぐように配設され、外周囲にレーザー溶接を施すこ
とにより電池セル51と強固に固定され、内部51c内
を密閉している。また、この電池蓋体52の電極部52
bは負極板(図示せず)に接続されており、負極を構成
している。
【0005】底壁部51aには、アルミ層及びニッケル
層からなるAl−Niクラッド材53が溶接等で取り付
けられており、ニッケル層からニッケルからなるリード
線54が接続され、直角に折り曲げられて側壁部51b
と平行に延びている。
【0006】絶縁シート55は、細長い矩形状を呈し、
側壁部51bに接着等の手段で貼着され、リード線54
と電池セル51を絶縁している。保護装置56は、温度
によって抵抗が上昇して電流の流れを抑えるPTCで構
成され、一方の端子部56aがリード線54と接続され
ており、他方の端子部56bはニッケルからなるリード
線57に接続されている。そして、クラッド材53は正
極板(図示せず)に接続されており、リード線57は正
極を構成している。また、図示しないが、保護装置には
電圧の状況を監視してスイッチの切換を行うICが組み
込まれる電池保護回路が接続されて、この電池保護回路
は電池セル51に取り付けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の電池は上記のよ
うな構成を有するが、電池の原価低減のため、電池保護
回路を電池が取り付けられる電子機器側に取り込む形で
設け、電池自体が簡素化されてきている。しかし、従来
の電池では保護装置56としてPTCが用いられてお
り、このPTCは温度が上昇してその抵抗値が変化する
と、温度が下がっても元の抵抗値に戻らないという性質
があり、製造工程において、このPTCとリード線5
4、57との接続時に高い熱が加わると、電池の製造工
程中にPCTの抵抗値が必然的に上昇してしまうという
問題がある。また、絶縁シート55を貼着し、リード線
54、57で保護装置56を接続するという構成をとっ
ているため、組立部品の点数が増え、組立性が悪化し、
量産性が悪く、且つ、高価になるという問題がある。
【0008】本発明はかかる課題に鑑みてなされたもの
であり、保護装置として感熱スイッチを用いることで、
保護装置の精度の低下を防止し、また、保護装置を電池
蓋体に一体化してユニット化することで、小型、且つ組
立性の良好で、安価な電池を構成可能な、電池蓋ユニッ
トを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の手段として、本発明の電池蓋ユニットは、電池
に用いられる電池セルを密閉して該電池セル内を遮蔽す
る金属製の電池蓋体と、所定の温度でスイッチの切換が
行われる感熱スイッチとを備え、前記感熱スイッチが前
記電池蓋体に取付られ、前記感熱スイッチと前記電池蓋
体とが一体化されている構成とした。
【0010】また、第2の解決手段として、本発明の電
池蓋ユニットの前記感熱スイッチは、電路を遮断するた
めの遮断手段を備えた本体部を有し、前記電池蓋体には
第1の凹部が形成され、該第1の凹部に前記本体部が収
納されている構成とした。
【0011】また、第3の解決手段として、本発明の電
池蓋ユニットの前記感熱スイッチは、前記遮断手段に接
続され前記本体部から突出する第1の端子部を有し、前
記第1の端子部と前記電池蓋体との間には第1の絶縁部
が配置され、前記電池蓋体には前記第1の絶縁部を収納
する第2の凹部が設けられている構成とした。
【0012】また、第4の解決手段として、本発明の電
池蓋ユニットの前記第1の絶縁部は合成樹脂の成型品か
ら形成され、この第1の絶縁部には前記第1の端子部の
幅方向を位置決めするガイド部が設けられている構成と
した。
【0013】また、第5の解決手段として、本発明の電
池蓋ユニットの前記合成樹脂の成型品で成形された前記
第1の絶縁部は突起を有すると共に、前記第1の端子部
は通孔を有し、該通孔に挿通された前記突起をカシメる
ことで前記感熱スイッチが前記第1の絶縁部に取り付け
られている構成とした。
【0014】また、第6の解決手段として、本発明の電
池蓋ユニットの前記第1の端子部は折曲片を有し、折り
曲げ線が位置する前記折曲片の端部が前記第1の絶縁部
上に位置している構成とした。
【0015】また、第7の解決手段として、本発明の電
池蓋ユニットの前記感熱スイッチは、前記第1の端子片
と反対方向に延びる第2の端子片を有し、該第2の端子
部が前記電池蓋体に溶接されることで、前記感熱スイッ
チと前記電池蓋体とが電気的に導通して一体化されてい
る構成とした。
【0016】また、第8の解決手段として、本発明の電
池蓋ユニットの前記電池蓋体はアルミ材で形成されると
共に、前記第2の端子部は少なくともアルミ層を有する
クラッド材で形成され、前記アルミ層が前記電池蓋体に
対向した状態で、前記第2の端子部が前記電池蓋体に溶
接されることで、前記感熱スイッチと前記電池蓋体とが
電気的に導通して一体化されている構成とした。
【0017】また、第9の解決手段として、本発明の電
池蓋ユニットの前記感熱スイッチは、前記第1の端子片
と反対方向に延びる接続端子を有し、前記電池蓋体には
前記第1の凹部に連通する収納凹部が設けられると共
に、該収納凹部には金属端子が取り付けられ、前記接続
端子は前記収納凹部に収納されると共に、前記金属端子
に積層されて、該金属端子と接続されている構成とし
た。
【0018】また、第10の解決手段として、本発明の
電池蓋ユニットの前記電池蓋体はアルミ材で形成される
と共に、前記金属端子は少なくともアルミ層を有するク
ラッド材で形成され、前記アルミ層が前記収納凹部に対
向した状態で、前記金属端子が前記電池蓋体に溶接され
て取り付けられ、前記金属端子の溶接された面と反対側
の面に前記接続端子が積層されて接続されている構成と
した。
【0019】また、第11の解決手段として、本発明の
電池蓋ユニットの前記電池蓋体には電極部が挿通されて
配置され、該電極部と前記電池蓋体とが絶縁された状態
となっている構成とした。
【0020】また、第12の解決手段として、本発明の
電池蓋ユニットの前記電極部と前記電池蓋体との絶縁は
絶縁体によってなされ、前記第1の絶縁部と前記絶縁体
とが一体となって絶縁部材をなしている構成とした。
【0021】また、第13の解決手段として、本発明の
電池蓋ユニットの前記電極部は保持手段を構成し、該電
極部によって前記絶縁部材と前記電池蓋体とが固定され
ている構成とした。
【0022】また、第14の解決手段として、本発明の
電池蓋ユニットの前記感熱スイッチは、前記第1の端子
片と反対方向に延びる第2の端子片を有し、前記電池蓋
体には第1の貫通孔が形成されると共に、前記第2の端
子部には第2の貫通孔が形成され、前記第1、第2の貫
通孔に保持手段を挿通させて、前記第2の端子部と前記
電池蓋体は、両者の間に第2の絶縁部が配置された状態
で固定され、前記第2の端子部と前記保持手段とが電気
的に導通した状態で、前記感熱スイッチと前記電池蓋体
とが一体化されている構成とした。
【0023】また、第15の解決手段として、本発明の
電池蓋ユニットの前記保持手段はリベットから構成さ
れ、該リベットの端部がカシメられて、前記第2の端子
部と前記電池蓋体とが固定されている構成とした。
【0024】また、第16の解決手段として、本発明の
電池蓋ユニットの前記電池蓋体には前記第2の絶縁部を
収納する第3の凹部が設けられている構成とした。
【0025】また、第17の解決手段として、本発明の
電池蓋ユニットの前記第2の絶縁部には第3の貫通孔が
形成され、前記第1、第2、第3の貫通孔に前記保持手
段が挿通されて前記第2の端子部と前記電池蓋体とが固
定されている構成とした。
【0026】また、第18の解決手段として、本発明の
電池蓋ユニットの前記第1の絶縁部と前記第2の絶縁部
とが一体となって絶縁部材をなしている構成とした。
【0027】また、第19の解決手段として、本発明の
電池蓋ユニットの前記感熱スイッチの少なくとも本体部
上には防水シート、或いは防水用の封止剤が設けられて
いる構成とした。
【0028】また、第20の解決手段として、本発明の
電池蓋ユニットの前記電池蓋体には、前記感熱スイッチ
が収納される側に突出する凸部が複数個形成され、該凸
部は前記感熱スイッチの前記本体部を越えて突出してい
る構成とした。
【0029】
【発明の実施の形態】
【0030】本発明の電池蓋ユニットの図面について説
明すると、図1は本発明の電池蓋ユニットが取り付けら
れた電池の正面図、図2は本発明の電池蓋ユニット第1
の実施の形態Uの要部断面図、図3は本発明の電池蓋ユ
ニットの第1の実施の形態Uの分解斜視図、図4は本発
明の電池蓋ユニットの第1の実施の形態Uに係る保護装
置の側面図、図5は本発明の電池蓋ユニットの第1の実
施の形態に係る保護装置の端子部が取り付いた状態を示
す要部断面図である。
【0031】本発明の電池蓋ユニットは、図1に示すよ
うに、リチウムイオン2次電池等の有機系の電池Bの電
池セル1を密閉するために用いられると共に、保護装置
等が取り付いて電池Bの防火、防爆のために使用されて
るものであり、まず、本発明の電池蓋ユニットの第1の
実施の形態U、及びこの電池蓋ユニットUが使用される
電池Bの形態について説明する。
【0032】電池セル1は、アルミ製の筐体から構成さ
れ、矩形状の底壁部1aと、底壁部1aから上方に延び
て立設された側壁部1bとを有し、この底壁部1aと側
壁部1bとで囲まれた内部1cには、図示しないが正極
板と、負極板と、この正極板、負極板間に設けられたセ
パレータから構成される電極群、及びリチウム塩を有機
溶媒に溶解したものからなり、電極群に侵漬されてこの
電極群を発電要素とする電解液が注入されている。
【0033】電池蓋体2は、アルミ材の板状部材2a
と、中央から一方の端部にかけて形成された収納部2b
と、反対側の端部に形成されると共に、上下を貫通する
貫通孔の下端部に金属製の薄膜を形成して構成される安
全弁2cと、中心に形成された第1の貫通孔2dとを有
する。収納部2bは、端部近傍に形成された第1の凹部
2eと、この第1の凹部2eから段部を介して更に端部
側に形成された第2の凹部2fと、板状部材2aの中心
に形成されると共に、第1の貫通孔2dに連通する凹状
部2gとを有している。
【0034】絶縁部材3は、PP(ポリプロピレン)、
PPS(ポリフェニレンサルファイド)等の合成樹脂の
成型品から構成され、細長い矩形状をなし内側に矩形状
の矩形孔3bを形成する枠状をなす本体部3aと、該本
体部3aの一端部から下方に逆凸状に形成された第1の
絶縁部3cと、他端側に形成され本体部3aから下方側
に形成され、中央に貫通孔3eを有する絶縁体3dとを
有する。また、第1の絶縁部3cは、本体部3aの長手
方向の2本の枠の端部から一段下がって形成されたガイ
ド部3fと、該ガイド部3fの中央部から上方に突出す
る突起3gを有する。
【0035】このような絶縁部材3は、板状部材2aの
収納部2bに収納され、第1の絶縁部3cが第2の凹部
2fに収納され、絶縁体3dは凹状部2gに収納され、
絶縁部材3が位置決めが確実になされる。このとき、板
状部材2aの第1の貫通孔2dと、絶縁体3dの貫通孔
3eが連通した状態となり、また、第2の凹部2fの深
さ寸法は第1の絶縁部3cの厚み寸法よりも、略同等、
若しくは大きく設計されているので、第1の絶縁部3c
が第2の凹部2fから出張ることがなく、電池蓋ユニッ
トUの薄型化が図れる。さらに、凹状部2gの深さ寸法
も、絶縁体3dの厚み寸法よりも、略同等、若しくは大
きく設計されているので、絶縁体3dが凹状部2gから
出張ることがなく、電池蓋ユニットUの薄型化が図れ
る。
【0036】保護装置たる感熱スイッチ4は、バイメタ
ルから構成されるスイッチ部を有する遮断手段(図示せ
ず)を備えた合成樹脂の成型品からなる矩形状の本体部
4aと、遮断手段に接続され本体部の両側から突出する
第1、第2接続端子4b、4cと、該第1、第2の接続
端子4b、4cの端部で溶接され互いに反対方向に延び
る第1、第2の端子片4d、4eとを有する。また、第
1の端子片4dは、通孔4fが形成された基部4gと、
該基部4gの端部から垂直に折り曲げられて形成された
折曲片4hとを有する。
【0037】また、第1の接続端子4bはニッケルから
構成されると共に、第1の端子片4dはニッケルから構
成されており、この第1の接続端子4bと、第1の端子
片4dは、超音波溶接、或いは抵抗溶接等で溶接され
て、第1の端子部T1を構成している。なお、第1の接
続端子4b及び第1の端子片4dは、りん青銅から構成
されていても良い。また、ニッケルとりん青銅の組み合
わせで、互いに溶接された構成でも良い。
【0038】第2の接続端子4cはニッケルから構成さ
れており、第2の端子部4eは、アルミ層4kと、ニッ
ケル層4mを有するAl−Niクラッド材Cで構成され
ており、アルミ層4kには下方に突出する溶接用の突出
部4n(プロジェクション)が形成されている。この第
2の接続端子4cと、第2の端子片4eは、超音波溶
接、或いは抵抗溶接等で溶接されて第2の端子部T2を
構成している。なお、第2の接続端子4cをりん青銅か
ら構成して、ニッケル層4mの代わりにりん青銅層を設
けた構成でもよい。また、ニッケルとりん青銅を溶接す
る組み合わせとしても良い。さらに、ニッケル層4mの
代わりに黄銅層、鉄層を設けても良い。また、クラッド
材Cは2層である必要は必ずしもない。このような感熱
スイッチ4は、基準温度に達すると遮断手段たるスイッ
チ部が切換わってOFF状態となり、基準温度より温度
が下がると再びスイッチ部が切換わってON状態とな
り、電流が再び流すものであり、繰り返しスイッチ部の
切換が行われても基準温度が変わりにくいという特質を
有している。
【0039】このような構成をした感熱スイッチ4は、
絶縁部材3の通孔を挿通されて、第1の凹部2e内に収
納される。このとき、第1の端子片4dの通孔4fが第
1の絶縁部3cの突起3gに挿通されてカシメられるこ
とで感熱スイッチ4は絶縁部材3に固定される。さら
に、第1の端子部4dの基部4gがガイド部3fにガイ
ドされて、感熱スイッチ4の固定が確実となる。また、
折り曲げ線Xが位置する折曲片4hの端部が第1の絶縁
部3c上に位置しているので、電池蓋体2と第1の端子
部T1との絶縁が確実に図られる。
【0040】また、第2の端子片4eのアルミ層4k
は、電池蓋体2と対向した状態になり、抵抗溶接によ
り、第2の端子片4eと電池蓋体2とが溶接されて、電
気的に導通する。また、アルミ層4kには突出部4nが
形成されているので、抵抗溶接時に電力が集中して、突
出部4nが溶解して効率的に第2の端子片4eと電池蓋
体2との溶接が行われる。なお、超音波溶接等を用いて
溶接を行っても良いのは言うまでもない。
【0041】防水シート5は、PP(ポリプロピレ
ン)、PE(ポリエチレン)等の薄型のシートから構成
され、縁部近傍に切込部5aが形成され、下面には接着
剤が塗布されている。このような防水シート5は、折曲
片4hを切込部5aに挿通させた状態で、感熱スイッチ
4の本体部4aを覆うように貼着され、感熱スイッチ4
を水滴から守る。
【0042】ガスケット6は、PP(ポリプロピレ
ン)、PPS(ポリフェニレンサルファイド)等の合成
樹脂の成型品から構成され、薄板状の基部6aと、該基
部6aの中心から上方に突出する円筒状の筒部6bとを
有し、電池蓋体2の下方から筒部6bを第1の貫通孔2
d、貫通孔3eに挿通させ、基部6aと電池蓋体2の下
面を密着させている。
【0043】電極部、及び保持手段たるリベット7は、
基体7aと、突起7bとを有し、ガスケット6の筒部6
b内に突起7bが挿入されている。また、この突起7b
は、通孔8aを有する薄板からなり、絶縁体3d上に載
置されている金属板8の通孔8aにも挿通され、先端部
がカシメられ、絶縁部材3を電池蓋体2に固定してい
る。
【0044】本発明の電池蓋ユニットの第1の実施の形
態Uは上記のような構成をなし、上記説明のように、電
池セル1に取り付けられて電池Bを構成し、アルミから
なる電池蓋体2がマイナスを帯びて、電池蓋体2に溶接
された第2の端子片4e及び感熱スイッチ4を介して、
第1の端子片4dが負極を構成し、また、図示せぬ正極
板にリベット7が接続されてリベット7は正極の電極部
として機能し、金属板8で面積を稼いでいる。
【0045】次に本発明の電池蓋ユニットの第1の実施
の形態U、及びこの電池蓋ユニットUが使用される電池
Bの製造方法について説明すると、まず、電池蓋体2に
絶縁部材3を収納部2bで位置決めがされた状態で載置
し、感熱スイッチ4を矩形孔3bを挿通すると共に、第
1の凹部2eに収納し、その上面を覆うように防水シー
ト5を貼着する。また、ガスケット6、電池蓋体2,及
び絶縁部材3を挟んだ状態で、リベット7を金属板8に
カシメて、各部材を固定し、電池蓋ユニットUを形成す
る。また、内部1cに電極板等が配設された電池セル1
の筐体を形成し、この電池セル1の筐体と電池蓋ユニッ
トUとを乾燥させる。このように乾燥させるのは、リチ
ウムは水に反応し易いからである。そして、電池セル1
の筐体に電池蓋ユニットUをレーザー溶接で溶接し、内
部1cを密閉し、側壁部1bに形成された注入口1dか
ら電解液を注入して、注入口1dを封口する。その後、
注入時に飛散した電解液を水洗し、乾燥させて、電池B
が製造される。
【0046】このように電池蓋ユニットの第1の実施の
形態U、及び電池Bの製造過程では、電池蓋ユニットU
は、電解液が飛散したり、水洗時の水が飛散するという
周囲環境に晒されるが、絶縁部材3、感熱スイッチ4等
が確実に固定されているので、水圧等によってこれらの
部品がずれることがない。また、防水シート5が感熱ス
イッチ4を覆うように貼着されているので、感熱スイッ
チ4が濡れる恐れはない。また、電池蓋体2に各部品を
組み込めば、電池蓋ユニットUが製造できるので、非常
に簡便である。
【0047】次に、本発明の電池蓋ユニットの第2の実
施の形態U1の図面について説明すると、図6は本発明
の電池蓋ユニットの第2の実施の形態U1の分解斜視
図、図7は本発明の電池蓋ユニットの第2の実施の形態
に係る絶縁部の変形例を示す要部分解斜視図である。
【0048】本発明の電池蓋ユニットの第2の実施の形
態U1の電池蓋体2は、第1の実施の形態Uの電池蓋体
2に比較して収納部が形成されていない点が異なり、第
1の凹部2eと、第2の凹部2fが隣接し、凹状部2g
が板状部材2aの中心に単独で形成されている。また、
電池蓋ユニットの第2の実施の形態U1には、第1の実
施の形態Uの絶縁部材3の代わりに、第1の絶縁部とし
ての絶縁シート9及び、絶縁体10が別体で設けられて
いる。第1の絶縁部たる絶縁シート9は、PP(ポリプ
ロピレン)、PPS(ポリフェニレンサルファイド)等
の合成樹脂の絶縁シートから構成され、第2の凹部2f
内に収納されて貼着されている。
【0049】絶縁体10は、PP(ポリプロピレン)、
PPS(ポリフェニレンサルファイド)等の合成樹脂の
薄型の成型品から構成され、中央に形成された貫通孔1
0aを有し、この絶縁体10は、凹状部2g内に収納さ
れている。その他の構成は本発明の電池蓋ユニットの第
1の実施の形態Uの構成と同様なので、同一部材に同一
番号を付して説明を省略する。なお、絶縁シート9の変
形例として、図7に示すように、ガイド部11aを有す
る絶縁ガイド11を第1の絶縁部として用いても良い。
このガイド部11aに、感熱スイッチ4の第1の端子片
4dの基部4gがガイドされて、位置決めされる。ま
た、ガイド部11aから突起を設けて、基部4gをカシ
メつけても良い。
【0050】また、図示はしないが、第1の凹部2eに
おいて、第2の凹部2fと対向する側で、この第1の凹
部2eと連接するように収納凹部を形成し、該収納凹部
の底面にAl−Niクラッド材からなる金属端子を溶接
して、この金属端子に積層するように、第2の端子片4
eを取り除いた第2の接続端子4cを溶接して、第2の
接続端子4cを収納するようにしても良い。このとき、
収納凹部の深さ寸法は、第2の接続端子4c及び金属端
子全体の厚み寸法と略同等、若しくは大きくすれば、薄
型化が図れる。なお、金属端子は必ずしもクラッド材で
ある必要はなく、板状部材2aの材質によって、通常の
金属板から構成しても良い。その他については、本発明
の電池蓋ユニットの第1の実施の形態Uと同様なので、
同一部材に同一番号を付して説明を省略する。
【0051】次に、本発明の電池蓋ユニットの第3の実
施の形態U2の図面について説明すると、図8は本発明
の電池蓋ユニットの第3の実施の形態U2の要部断面
図、図9は本発明の電池蓋ユニットの第3の実施の形態
U2の分解斜視図である。
【0052】本発明の電池蓋ユニットの第3の実施の形
態U2は、第1の実施の形態Uに比較して、第2の端子
片4eが延びており、端部近傍に第2の貫通孔4pが形
成されている。また、この第2の端子片4eはクラッド
材で構成されておらず、ニッケル材のみから構成されて
いる。また、電池蓋板2は、凹状部2gの代わりに第3
の凹部2hが設けられている。
【0053】絶縁部材12は、PP(ポリプロピレ
ン)、PPS(ポリフェニレンサルファイド)等の合成
樹脂の成型品から構成され、細長い矩形状をなし内側に
矩形状の矩形孔12bを形成する枠状をなす本体部12
aと、該本体部12aの一端部から下方に逆凸状に形成
された第1の絶縁部12cと、中央部に形成された延出
部12hを備え、他端側に延びて形成された第2の絶縁
体12dと、該第2の絶縁体12dの中央に形成された
第3の貫通孔12eとを有する。また、第1の絶縁部1
2cは、本体部12aの長手方向の2本の枠の端部から
一段下がって形成されたガイド部12fと、該ガイド部
12fの中央部から上方に突出する突起12gを有す
る。即ち、絶縁部材12は、本発明の電池蓋ユニットの
第1の実施の形態Uに使用される絶縁部材3の絶縁体3
dの代わりに、延出部12hを有する第2の絶縁部12
dが形成され、この第2の絶縁部12dに第3の貫通孔
12eが形成された構成をなしている。
【0054】そして、この絶縁部材12は、電池蓋体2
の板状部材2aの収納部2bに収納され、絶縁部材12
が位置決めが確実になされる。このとき、電池蓋ユニッ
トの第1の実施の形態Uと同様に、第2の凹部2fの深
さ寸法は第1の絶縁部12cの厚み寸法よりも、略同
等、若しくは大きく設計されているので、第1の絶縁部
12cが第2の凹部2fから出張ることがなく、電池蓋
ユニットU2の薄型化が図れる。さらに、第3の凹部2
hの深さ寸法も、第2の絶縁部12dの厚み寸法より
も、略同等、若しくは大きく設計されているので、第2
の絶縁部12dが第3の凹部2hから出張ることがな
く、電池蓋ユニットU2の薄型化が図れる。
【0055】保護装置たる感熱スイッチ4における、第
2の端子部T2の第2の端子片4eは、端部方向に延出
し、端部近傍に第2の貫通孔4pが形成されている。こ
の第2の端子片4eは、上記に説明したように、ニッケ
ル材のみから構成されている。なお、アルミ、りん青
銅、鉄等から構成しても良い。本実施の形態に係る感熱
スイッチ4の他の部分については、電池蓋ユニットの第
1の実施の形態Uに使用される感熱スイッチ4と同様で
あり、通孔4fに電池蓋体2に収納された絶縁部材12
の突起12gが挿通されてカシメられ、矩形孔12bを
介して第1の凹部2eに本体部4aが収納されること
で、感熱スイッチ4は確実に固定される。こうして、感
熱スイッチ4が固定されると、第1、第2、第3の貫通
孔2d、4p、12eが互いに連通した状態となる。
【0056】このように互いに連通した第1、第2、第
3の貫通孔2d、4p、12eには、保持手段たるリベ
ット13がガスケット6を介して取付られ、第2の端子
片4eでリベット13がカシメられる。そして、リベッ
ト13と第2の端子片4eが電気的に導通して、第1の
端子片4dが電極を構成する。また、リベット13の材
質は、鉄(ニッケルメッキを施す)から構成されてい
る。なお、アルミ、ニッケル等で構成しても良い。その
他の形態については、電池蓋ユニットの第1の実施の形
態Uの形態と同様なので、同一部材に同一番号を付して
説明を省略する。なお、電池蓋体2の材質はアルミ材か
ら構成されているが、必ずしもアルミ材である必要はな
く、ニッケル、鉄(ニッケルメッキを施す)等の他の金
属でも良い。即ち、本発明の電池蓋ユニットの第3の実
施の形態U2においては、電池セル1及び電池蓋体2そ
のものから電極を取り出す構成となっているので、第1
の端子片4dと電極と、電池セル1及び電池蓋体2の電
極とが異なるように設計すれば良い。ちなみに、本実施
の形態では、ニッケル材からなる第1の端子片4dが正
極を構成し、アルミ材からなる電池セル1及び電池蓋体
2側が負極を構成している。
【0057】なお、本発明の電池蓋ユニットU、U1、
U2は上記のような構成を有し、上記のように使用され
るが、上記説明に限られないことは言うまでもなく、変
形例として、本発明の電池蓋ユニットに係る電池蓋体の
変形例を示す斜視図である図10に示すように、板状部
材2aから上方に突出する凸部2kを外周部に沿って形
成するようにしても良い。この凸部2kは、感熱スイッ
チ4を越えて突出しており、電池Bが落下した場合、ま
ずこの凸部2kに衝撃力が加わるので、感熱スイッチ4
の保護が図られる。
【0058】また、上記説明では、感熱スイッチ4の水
濡れを防止するために、防水シート5を用いる形態を説
明したが、粘性を有する合成樹脂からなる封止剤を塗布
して防水を図っても良い。また、上記説明ではリチウム
イオン2次電池に使用される例で説明したが、あらゆる
電池に利用可能であることは言うまでもない。
【0059】
【発明の効果】本発明の電池蓋ユニットは、電池蓋体
と、感熱スイッチとを備え、感熱スイッチが電池蓋体に
取付られ、感熱スイッチと電池蓋体とが一体化されてい
る構成としたため、基準温度が変化しにくい感熱スイッ
チが用いられているので、信頼性の高い電池蓋ユニット
を提供することができる。また、感熱スイッチと電池蓋
体が一体化されているので、リード線を引き回す必要が
ないので、量産性、組立性が良好で、安価な電池を構成
可能な電池蓋ユニットを提供することができる。また、
感熱スイッチが電池蓋体とユニット化されているので、
電池の小型化に資する電池蓋ユニットを提供することが
できる。
【0060】また、本発明の電池蓋ユニットの感熱スイ
ッチは、電路を遮断するための遮断手段を備えた本体部
を有し、電池蓋体には第1の凹部が形成され、該第1の
凹部に本体部が収納されている構成としたため、簡単に
感熱スイッチを電池蓋体に組み込むことができるので、
組立性、量産性の良好な電池蓋ユニットを提供すること
ができる。また、第1の凹部に本体部が収納されるの
で、電池蓋ユニットの薄型化を実現することができる。
【0061】また、本発明の電池蓋ユニットの感熱スイ
ッチは、遮断手段に接続され本体部から突出する第1の
端子部を有し、第1の端子部と電池蓋体との間には第1
の絶縁部が配置され、電池蓋体には第1の絶縁部を収納
する第2の凹部が設けられている構成としたため、第1
の絶縁部を簡単に組み込むことができ、組立性が良好と
なる。また、第1の絶縁部が第2の凹部に収納されるの
で、電池蓋ユニットの薄型化を実現することができる。
【0062】また、本発明の電池蓋ユニットの第1の絶
縁部は合成樹脂の成型品から形成され、この第1の絶縁
部には第1の端子部の幅方向を位置決めするガイド部が
設けられている構成としたため、第1の端子部の組み込
み精度が向上するので、信頼性の高い電池蓋ユニットを
提供することができる。
【0063】また、本発明の電池蓋ユニットの第1の絶
縁部は突起を有すると共に、第1の端子部は通孔を有
し、該通孔に挿通された突起をカシメることで感熱スイ
ッチが前記第1の絶縁部に取り付けられている構成とし
たため、確実に第1の端子部の位置が決まり、信頼性の
高い電池蓋ユニットを提供することができる。
【0064】また、本発明の電池蓋ユニットの第1の端
子部は折曲片を有し、折り曲げ線が位置する折曲片の端
部が第1の絶縁部上に位置している構成としたため、確
実に第1の端子片と、電池蓋体との絶縁を図ることがで
きるので、信頼性の高い電池蓋ユニットを提供すること
ができる。
【0065】また、本発明の電池蓋ユニットの感熱スイ
ッチは、第2の端子片を有し、該第2の端子部が電池蓋
体に溶接されることで、感熱スイッチと電池蓋体とが電
気的に導通して一体化されている構成としたため、溶接
という簡単な手段で電池蓋ユニットを提供することがで
き、組立性、量産性に資する。また、リード線を引き回
す必要がないので、安価にできる。
【0066】また、本発明の電池蓋ユニットの電池蓋体
はアルミ材で形成されると共に、第2の端子部は少なく
ともアルミ層を有するクラッド材で形成され、アルミ層
が電池蓋体に対向した状態で、第2の端子部が電池蓋体
に溶接されることで、感熱スイッチと電池蓋体とが電気
的に導通して一体化されている構成としたため、アルミ
材からなる電池蓋体にも、第2の端子部を直接接続で
き、組立性、量産性の良好で、軽量な電池蓋ユニットを
提供することができる。また、リード線を引き回す必要
がないので、量産性、組立性が良好で、安価な電池を構
成可能な電池蓋ユニットを提供することができる。
【0067】また、本発明の電池蓋ユニットの感熱スイ
ッチは、接続端子を有し、電池蓋体には第1の凹部に連
通する収納凹部が設けられると共に、該収納凹部には金
属端子が取り付けられ、接続端子は収納凹部に収納され
ると共に、金属端子に積層されて、該金属端子と接続さ
れている構成としたため、金属端子に接続端子を接続す
るという簡単な手段で電池蓋ユニットを提供することが
でき、組立性、量産性に資する。また、リード線を引き
回す必要がないので、安価にできる。更に、金属端子が
収納凹部に収納されるので、薄型化にも資する。
【0068】また、本発明の電池蓋ユニットの電池蓋体
はアルミ材で形成されると共に、金属端子はクラッド材
で形成され、金属端子が電池蓋体に溶接されて取り付け
られ、金属端子の溶接された面と反対側の面に接続端子
が積層されて接続されている構成としたため、アルミ材
からなる電池蓋体にも、接続端子を金属端子を介して接
続でき、組立性、量産性の良好で、軽量な電池蓋ユニッ
トを提供することができる。
【0069】また、本発明の電池蓋ユニットの電池蓋体
には電極部が挿通されて配置され、該電極部と電池蓋体
とが絶縁された状態となっている構成としたため、電池
蓋体と異なる電極を有する電極部が備わった電池蓋ユニ
ットを提供することができるので、電池を電子機器側に
組み込む際に、配線の自由度を担保することができる。
【0070】また、本発明の電池蓋ユニットの電極部と
電池蓋体との絶縁は絶縁体によってなされ、第1の絶縁
部と絶縁体とが一体となって絶縁部材をなしている構成
としたため、絶縁部材を組み込めばよいので、組立性、
量産性が良好な電池蓋ユニットを提供することができ
る。
【0071】また、本発明の電池蓋ユニットの電極部は
保持手段を構成し、該電極部によって絶縁部材と電池蓋
体とが固定されている構成としたため、電極部が保持手
段を兼用するので、スペース効率が向上して電池蓋ユニ
ットの小型化に資する。また、部品点数が少なくなり、
安価な電池蓋ユニットを提供することができる。
【0072】また、本発明の電池蓋ユニットの感熱スイ
ッチは、第2の端子片を有し、電池蓋体には第1の貫通
孔が形成されると共に、第2の端子部には第2の貫通孔
が形成され、第2の貫通孔に保持手段を挿通させて、両
者の間に第2の絶縁部が配置された状態で固定され、第
2の端子部と保持手段とが電気的に導通した状態で、感
熱スイッチと電池蓋体とが一体化されている構成とした
ため、保持手段を挿通させて電池蓋体と第2の端子部と
を接続するという簡単な手段で電池蓋ユニットを提供す
ることができ、組立性、量産性に資する。また、リード
線を引き回す必要がないので、安価にできる。
【0073】また、本発明の電池蓋ユニットの保持手段
はリベットから構成され、該リベットの端部がカシメら
れて、第2の端子部と電池蓋体とが固定されている構成
としたため、リベットをカシメるという簡単な手段で、
電池蓋ユニットを提供することができ、組立性、量産性
に資する。
【0074】また、本発明の電池蓋ユニットの電池蓋体
には第2の絶縁部を収納する第3の凹部が設けられてい
る構成としたため、第2の絶縁部を簡単に組み込むこと
ができ、組立性が良好となる。また、第2の絶縁部が第
3の凹部に収納されるので、電池蓋ユニットの薄型化を
実現することができる。
【0075】また、本発明の電池蓋ユニットの第2の絶
縁部には第3の貫通孔が形成され、第1、第2、第3の
貫通孔に保持手段が挿通されて第2の端子部と電池蓋体
とが固定されている構成としたため、スペース効率を上
昇させることができるので、電池蓋ユニットの小型化に
資する。
【0076】また、本発明の電池蓋ユニットの第1の絶
縁部と第2の絶縁部とが一体となって絶縁部材をなして
いる構成としたため、絶縁部材を組み込めばよいので、
組立性、量産性が良好な電池蓋ユニットを提供すること
ができる。
【0077】また、本発明の電池蓋ユニットの感熱スイ
ッチの少なくとも本体部上には防水シート、或いは防水
用の封止剤が設けられている構成としたため、感熱スイ
ッチの水濡れを防止することができ、信頼性の高い電池
蓋ユニットを提供することができる。
【0078】また、本発明の電池蓋ユニットの電池蓋体
には、凸部が複数個形成され、該凸部は感熱スイッチの
本体部を越えて突出している構成としたため、凸部が衝
撃を吸収するため、感熱スイッチに衝撃が加わりにく
く、感熱スイッチが正常に作動するので、信頼性の高い
電池蓋ユニットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電池蓋ユニットが取り付けられた電池
の正面図
【図2】本発明の電池蓋ユニット第1の実施の形態Uの
要部断面図
【図3】本発明の電池蓋ユニットの第1の実施の形態U
の分解斜視図
【図4】本発明の電池蓋ユニットの第1の実施の形態U
に係る保護装置の側面図
【図5】本発明の電池蓋ユニットの第1の実施の形態に
係る保護装置の端子部が取り付いた状態を示す要部断面
【図6】本発明の電池蓋ユニットの第2の実施の形態U
1の分解斜視図
【図7】本発明の電池蓋ユニットの第2の実施の形態に
係る絶縁部の変形例を示す要部分解斜視図
【図8】本発明の電池蓋ユニットの第3の実施の形態U
2の要部断面図
【図9】本発明の電池蓋ユニットの第3の実施の形態U
2の分解斜視図
【図10】本発明の電池蓋ユニットに係る電池蓋体の変
形例を示す斜視図
【図11】従来の電池の正面図
【符号の説明】
1 電池セル 1a 底壁部 1b 側壁部 1c 内部 1d 注入口 2 電池蓋体 2a 板状部材 2b 収納部 2c 安全弁 2d 第1の貫通孔 2e 第1の凹部 2f 第2の凹部 2g 凹状部 2h 第3の凹部 3 絶縁部材 3a 本体部 3b 矩形孔 3c 第1の絶縁部 3d 絶縁体 3e 貫通孔 3f ガイド部 3g 突起 4 感熱スイッチ(保護装置) 4a 本体部 4b 第1の接続端子 4c 第2の接続端子 4d 第1の端子片 4e 第2の端子片 4f 通孔 4g 基部 4h 折曲片 4k アルミ層 4m ニッケル層 4n 突出部 4p 第2の貫通孔 5 防水シート 5a 切込部 6 ガスケット 7 リベット(電極部、保持手段) 7a 基体 7b 突起 8 金属板 9 絶縁シート 10 絶縁体 10a 貫通孔 11 絶縁ガイド 11a ガイド部 12 絶縁部材 12a 本体部 12b 矩形孔 12c 第1の絶縁部 12d 第2の絶縁部 12e 第3の貫通孔 12f ガイド部 12g 突起 12h 延出部 13 リベット(保持手段) B 電池 C クラッド材 U 電池蓋ユニット U1 電池蓋ユニット U2 電池蓋ユニット T1 第1の端子部 T2 第2の端子部

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池に用いられる電池セルを密閉して該
    電池セル内を遮蔽する金属製の電池蓋体と、 所定の温度でスイッチの切換が行われる感熱スイッチと
    を備え、 前記感熱スイッチが前記電池蓋体に取付られ、前記感熱
    スイッチと前記電池蓋体とが一体化されていることを特
    徴とする電池蓋ユニット。
  2. 【請求項2】 前記感熱スイッチは、電路を遮断するた
    めの遮断手段を備えた本体部を有し、前記電池蓋体には
    第1の凹部が形成され、該第1の凹部に前記本体部が収
    納されていることを特徴とする請求項1に記載の電池蓋
    ユニット。
  3. 【請求項3】 前記感熱スイッチは、前記遮断手段に接
    続され前記本体部から突出する第1の端子部を有し、 前記第1の端子部と前記電池蓋体との間には第1の絶縁
    部が配置され、前記電池蓋体には前記第1の絶縁部を収
    納する第2の凹部が設けられていることを特徴とする請
    求項1、又は2に記載の電池蓋ユニット。
  4. 【請求項4】 前記第1の絶縁部は合成樹脂の成型品か
    ら形成され、この第1の絶縁部には前記第1の端子部の
    幅方向を位置決めするガイド部が設けられていることを
    特徴とする請求項3に記載の電池蓋ユニット。
  5. 【請求項5】 前記合成樹脂の成型品で成形された前記
    第1の絶縁部は突起を有すると共に、前記第1の端子部
    は通孔を有し、該通孔に挿通された前記突起をカシメる
    ことで前記感熱スイッチが前記第1の絶縁部に取り付け
    られていることを特徴とする請求項4に記載の記載の電
    池蓋ユニット。
  6. 【請求項6】 前記第1の端子部は折曲片を有し、折り
    曲げ線が位置する前記折曲片の端部が前記第1の絶縁部
    上に位置していることを特徴とする請求項3〜5の何れ
    かに記載の電池蓋ユニット。
  7. 【請求項7】 前記感熱スイッチは、前記第1の端子片
    と反対方向に延びる第2の端子片を有し、該第2の端子
    部が前記電池蓋体に溶接されることで、前記感熱スイッ
    チと前記電池蓋体とが電気的に導通して一体化されてい
    ることを特徴とする請求項3〜6の何れかに記載の電池
    蓋ユニット。
  8. 【請求項8】 前記電池蓋体はアルミ材で形成されると
    共に、前記第2の端子部は少なくともアルミ層を有する
    クラッド材で形成され、前記アルミ層が前記電池蓋体に
    対向した状態で、前記第2の端子部が前記電池蓋体に溶
    接されることで、前記感熱スイッチと前記電池蓋体とが
    電気的に導通して一体化されていることを特徴とする請
    求項7に記載の電池蓋ユニット。
  9. 【請求項9】 前記感熱スイッチは、前記第1の端子片
    と反対方向に延びる接続端子を有し、前記電池蓋体には
    前記第1の凹部に連通する収納凹部が設けられると共
    に、該収納凹部には金属端子が取り付けられ、 前記接続端子は前記収納凹部に収納されると共に、前記
    金属端子に積層されて、該金属端子と接続されているこ
    とを特徴とする請求項3〜6の何れかに記載の電池蓋ユ
    ニット。
  10. 【請求項10】 前記電池蓋体はアルミ材で形成される
    と共に、前記金属端子は少なくともアルミ層を有するク
    ラッド材で形成され、前記アルミ層が前記収納凹部に対
    向した状態で、前記金属端子が前記電池蓋体に溶接され
    て取り付けられ、前記金属端子の溶接された面と反対側
    の面に前記接続端子が積層されて接続されていることを
    特徴とする請求項9に記載の電池蓋ユニット。
  11. 【請求項11】 前記電池蓋体には電極部が挿通されて
    配置され、該電極部と前記電池蓋体とが絶縁された状態
    となっていることを特徴とする請求項3〜10の何れか
    に記載の電池蓋ユニット。
  12. 【請求項12】 前記電極部と前記電池蓋体との絶縁は
    絶縁体によってなされ、前記第1の絶縁部と前記絶縁体
    とが一体となって絶縁部材をなしていることを特徴とす
    る請求項11に記載の電池蓋ユニット。
  13. 【請求項13】 前記電極部は保持手段を構成し、該電
    極部によって前記絶縁部材と前記電池蓋体とが固定され
    ていることを特徴とする請求項12に記載の電池蓋ユニ
    ット。
  14. 【請求項14】 前記感熱スイッチは、前記第1の端子
    片と反対方向に延びる第2の端子片を有し、前記電池蓋
    体には第1の貫通孔が形成されると共に、前記第2の端
    子部には第2の貫通孔が形成され、 前記第1、第2の貫通孔に保持手段を挿通させて、前記
    第2の端子部と前記電池蓋体は、両者の間に第2の絶縁
    部が配置された状態で固定され、前記第2の端子部と前
    記保持手段とが電気的に導通した状態で、前記感熱スイ
    ッチと前記電池蓋体とが一体化されていることを特徴と
    する請求項3〜6の何れかに記載の電池蓋ユニット。
  15. 【請求項15】 前記保持手段はリベットから構成さ
    れ、該リベットの端部がカシメられて、前記第2の端子
    部と前記電池蓋体とが固定されていることを特徴とする
    請求項14に記載の電池蓋ユニット。
  16. 【請求項16】 前記電池蓋体には前記第2の絶縁部を
    収納する第3の凹部が設けられていることを特徴とする
    請求項14、又は15に記載の電池蓋ユニット。
  17. 【請求項17】 前記第2の絶縁部には第3の貫通孔が
    形成され、前記第1、第2、第3の貫通孔に前記保持手
    段が挿通されて前記第2の端子部と前記電池蓋体とが固
    定されていることを特徴とする請求項14〜16の何れ
    かに記載の電池蓋ユニット。
  18. 【請求項18】 前記第1の絶縁部と前記第2の絶縁部
    とが一体となって絶縁部材をなしていることを特徴とす
    る請求項14〜17の何れかに記載の電池蓋ユニット。
  19. 【請求項19】 前記感熱スイッチの少なくとも本体部
    上には防水シート、或いは防水用の封止剤が設けられて
    いることを特徴とする請求項2〜18の何れかに記載の
    電池蓋ユニット。
  20. 【請求項20】 前記電池蓋体には、前記感熱スイッチ
    が収納される側に突出する凸部が複数個形成され、該凸
    部は前記感熱スイッチの前記本体部を越えて突出してい
    ることを特徴とする請求項2〜19の何れかに記載の電
    池蓋ユニット。
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