JPWO2018180749A1 - 角形二次電池及びそれを用いた組電池 - Google Patents

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Abstract

正極端子取り付け孔を有し角形外装体(1)の開口を封口する封口板(2)と、正極板に電気的に接続された正極端子(7)と、封口板(2)の外面側において正極端子(7)に接続された外部導電部材(120)と、外部導電部材(120)と封口板(2)の間に配置された第2外部絶縁部材(111)と、を備えた角形二次電池であって、封口板(2)は、正極端子取り付け孔よりも封口板(2)の中央側に第1嵌合凹部(103a)を有し、正極端子取り付け孔よりも封口板(2)の端部側に第2嵌合凹部(103c)を有し、第1嵌合凹部及び第2嵌合凹部は封口板2の短手方向において封口板(2)の中心からずれた位置に配置され、第2外部絶縁部材(111)の第1嵌合凸部及び第2嵌合凸部はそれぞれ、第1嵌合凹部及び第2嵌合凹部の内部に配置されている。

Description

本発明は角形二次電池及びそれを用いた組電池に関する。
電気自動車(EV)やハイブリッド電気自動車(HEV、PHEV)等の駆動用電源において、複数の角形二次電池が直列ないし並列に接続された組電池が使用されている。
これらの角形二次電池では、開口を有する有底筒状の角形外装体と、その開口を封口する封口板により電池ケースが構成される。電池ケース内には、正極板、負極板及びセパレータからなる電極体が電解液と共に収容される。封口板には正極端子及び負極端子が取り付けられる。正極端子は正極集電体を介して正極板に電気的に接続され、負極端子は負極集電体を介して負極板に電気的に接続される。
電池ケース外において、正極端子に正極外部導電部材が接続され、負極端子に負極外部導電部材が接続された角形二次電池が知られている。また、このような角形二次電池を用いて組電池を作製することが知られている。このような組電池においては、例えば、一つの角形二次電池の正極外部導電部材と、隣接する他の角形二次電池の負極外部導電部材とを、金属製のバスバーにより接続することができる。
角形二次電池が正極外部導電部材及び負極外部導電部材を有する場合、正極外部導電部材と封口板の間、及び負極外部導電部材と封口板の間には、それぞれ外部絶縁部材が配置される。これにより、正極外部導電部材及び負極外部導電部材が封口板と直接接することを防止できる。
そして、衝撃や振動等により正極外部導電部材、負極外部導電部材ないし外部絶縁部材が封口板に対してずれることを防止するため、外部絶縁部材と封口板を嵌合する技術が提案されている(特許文献1)。
特開2011−216243号公報
本発明は、正極外部導電部材ないし負極外部導電部材と封口板の間に配置される外部絶縁部材が封口板に対してずれることを防止した角形二次電池及びそれを用いた組電池を提供することを一つの目的とする。
本発明の一様態の角形二次電池は、
正極板と負極板を含む電極体と、
開口を有し、前記電極体を収容する角形外装体と、
端子取り付け孔を有し、前記開口を封口する封口板と、
前記正極板又は前記負極板に電気的に接続され、前記端子取り付け孔に挿入された端子と、
前記封口板の外面側において前記端子に接続された外部導電部材と、
前記外部導電部材と前記封口板の間に配置された外部絶縁部材と、を備え、 前記封口板は、第1嵌合凹部及び第2嵌合凹部を有し、
前記封口板の長手方向において、前記端子取り付け孔よりも前記封口板の中央側に前記第1嵌合凹部が配置され、前記端子取り付け孔よりも前記封口板の端部側に前記第2嵌合凹部が配置され、
前記封口板の短手方向において、前記第1嵌合凹部は、前記封口板の中心よりも前記封口板の端部側にずれており、前記第2嵌合凹部は、前記封口板の中心よりも前記封口板の端部側にずれており、
前記外部絶縁部材は、第1嵌合凸部及び第2嵌合凸部を有し、前記第1嵌合凸部は前記第1嵌合凹部内に配置され、前記第2嵌合凸部は前記第2嵌合凹部内に配置されている。
本発明の一様態の角形二次電池では、封口板の電池外方側の面に第1嵌合凹部及び第2嵌合凹部が設けられている。そして、外部絶縁部材に設けられた第1嵌合凸部と第2嵌合凸部がそれぞれ、第1嵌合凹部と第2嵌合凹部内に配置される。このため、外部絶縁部材が封口板に対してずれることを抑制できる。更に、本発明の一様態の角形二次電池では、封口板の長手方向において、端子取り付け孔の一方側に第1嵌合凹部が設けられ、端子取り付け孔の他方側に第2嵌合凹部が設けられている。このため、第1嵌合凹部と第2嵌合凹部の距離を大きくとることができる。このため、より効果的に、外部絶縁部材が封口板に対してずれることを抑制できる。
外部絶縁部材が封口板に対してずれることを防止することにより、意図しない状態で外部導電部材と封口板が接触することを確実に防止できる。また、外部導電部材と端子の接続部等に過度の負荷が加わり、外部導電部材と端子の接続部等が損傷することを防止できる。
なお、外部導電部材は、外部絶縁部材に保持されていることが好ましい。このような構成であると、外部導電部材が封口板に対してずれることもより効果的に抑制できる。例えば、外部絶縁部材が、外部導電部材と嵌合されるような形状を有することが好ましい。
本発明の一様態の角形二次電池では、更に、封口板の短手方向において、第1嵌合凹部は封口板の中心よりも封口板の端部側にずれており、第2嵌合凹部は封口板の中心よりも封口板の端部側にずれている。このため、封口板の短手方向における中心部に凹部が集中し、封口板の強度が低下することを抑制できる。なお、封口板の強度が低下した場合、電池ケース内の圧力が上昇した際に、封口板が変形し易くなる。そして、封口板が容易に変形する場合、封口板と角形外装体の接続部の損傷や破損、あるいは封口板に設けられたガス弁の損傷や破損、あるいは、封口板に設けられた電解液注液孔の封止部の損傷や破損の原因となり得る。
前記封口板は第3嵌合凹部を有し、
前記封口板の長手方向において、前記端子取り付け孔よりも前記封口板の中央側に前記第3嵌合凹部が配置され、
前記封口板の短手方向において、前記第3嵌合凹部は、前記封口板の中心よりも前記第1嵌合凹部が配置されていない側の前記封口板の端部側にずれており、
前記外部絶縁部材は、第3嵌合凸部を有し、前記第3嵌合凸部は前記第3嵌合凹部内に配置されていることが好ましい。
このような構成であると、封口板の強度の低下を抑制しつつ、外部絶縁部材が封口板に対してずれることをより効果的に防止できる。
前記封口板の長手方向における前記第1嵌合凹部の長さは、前記封口板の短手方向における前記第1嵌合凹部の長さよりも大きいことが好ましい。
このような構成であると、封口板の強度の低下を抑制しつつ、外部絶縁部材が封口板に対してずれることをより効果的に防止できる。
前記第2嵌合凹部は、平面視の形状が円形であることが好ましい。
このような構成であると、封口板と外部絶縁部材の嵌合状態をより好ましい状態とすることができる。
前記封口板の長手方向における前記第3嵌合凹部の長さは、前記封口板の短手方向における前記第3嵌合凹部の長さよりも大きいことが好ましい。
このような構成であると、封口板の強度の低下を抑制しつつ、外部絶縁部材が封口板に対してずれることをより効果的に防止できる。
上述のような角形二次電池を複数個用いて組電池とすることができる。この場合、一つの角形二次電池の外部導電部材と、隣接する別の角形二次電池の外部導電部材とを、金属製のバスバーで電気的に接続する。なお、隣接する角形二次電池を並列接続する場合、バスバーにより接続される複数の外部導電部材は同じ極性を有する。また、隣接する角形二次電池を直列接続する場合、バスバーにより接続される二つの外部導電部材うちの一方は正の極性を有し、他方は負の極性を有する。
本発明によると、外部絶縁部材が封口板に対してずれることが抑制された信頼性の高い角形二次電池及びそれを用いた組電池を提供できる。
実施形態に係る角形二次電池の斜視図である。 図1におけるII−II断面の断面図である。 実施形態に係る正極板の平面図である。 実施形態に係る負極板の平面図である。 実施形態に係る電極体要素の平面図である。 組立て前の正極端子、第1外部絶縁部材、封口板、第1絶縁部材、導電部材、変形板及び第2絶縁部材の斜視図である。 各部品を取り付けた後の封口板の電池内部側の面を示す図である。 図8Aは図7のVIIIA−VIIIA断面の断面図であり、図8Bは図7のVIIIB−VIIIB断面の断面図であり、図8Cは図7のVIIIC−VIIIC断面の断面図である。 図9Aは組み付け前の第1正極集電体と第2絶縁部材の斜視図であり、図9Bは組み付け後の第1正極集電体と第2絶縁部材の斜視図であり、図9Cは固定後の第1正極集電体と第2絶縁部材の斜視図である。 各部品を取り付けた封口板の斜視図である。 負極端子近傍の封口板の長手方向に沿った断面図である。 集電部材へのタブの取付け方法を示す図である。 図13Aは部品取り付け前の封口板の電池内部側の面を示す図である。図13Bは部品取り付け前の封口板の電池外部側の面を示す図である。 正極側の外部導電部材、ボルト、及び外部絶縁部材の斜視図である。 外部絶縁部材の封口板側の面を上方に配置した斜視図である。 組電池の上面図である。
実施形態に係る角形二次電池20の構成を以下に説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されない。
図1及び図2に示すように角形二次電池20は、開口を有する有底角筒状の角形外装体1と、角形外装体1の開口を封口する封口板2からなる電池ケース100を備える。角形外装体1及び封口板2は、それぞれ金属製であることが好ましく、例えば、アルミニウム又はアルミニウム合金製とすることが好ましい。角形外装体1内には、正極板と負極板がセパレータを介して積層された積層型の電極体3が電解液と共に収容されている。電極体3と角形外装体1の間には樹脂製の絶縁シート14が配置されている。
電極体3の封口板2側の端部には、正極タブ40及び負極タブ50が設けられている。正極タブ40は第2正極集電体6b及び第1正極集電体6aを介して正極端子7に電気的に接続されている。負極タブ50は第2負極集電体8b及び第1負極集電体8aを介して負極端子9に電気的に接続されている。ここで、第1正極集電体6a及び第2正極集電体6bが、正極集電部材6を構成している。また、第1負極集電体8a及び第2負極集電体8bが、負極集電部材8を構成している。なお、正極集電部材6を一つの部品とすることもできる。また、負極集電部材8を一つの部品とすることもできる。
正極端子7は、樹脂製の第1外部絶縁部材11を介して封口板2に固定されている。負極端子9は、樹脂製の第1外部絶縁部材13を介して封口板2に固定されている。正極端子7は金属製であることが好ましく、アルミニウム又はアルミニウム合金製であることがより好ましい。負極端子9は金属製であることが好ましく、銅又は銅合金製であることがより好ましい。負極端子9が、アルミニウム又はアルミニウム合金からなる部分と、銅又は銅合金からなる部分を有し、銅又は銅合金からなる部分を電池内部側に配置するようにしてもよい。
正極板と正極端子7の間の導電経路には、電池ケース100内の圧力が所定値以上となった際に作動し、正極板と正極端子7の間の導電経路を遮断する電流遮断機構60が設けられることが好ましい。なお、負極板と負極端子9の間の導電経路に電流遮断機構を設けてもよい。電流遮断機構60は必須の構成ではない。
封口板2には電池ケース100内の圧力が所定値以上となった際に破断し、電池ケース100内のガスを電池ケース100外に排出するガス排出弁17が設けられている。なお、ガス排出弁17の作動圧は、電流遮断機構60の作動圧よりも大きい値に設定する。
封口板2には電解液注液孔15が設けられている。電解液注液孔15から電池ケース100内に電解液を注液した後、電解液注液孔15は封止栓16により封止される。封止栓16としてはブラインドリベットを用いることが好ましい。
封口板2よりも電池外部側において、正極端子7には金属製の正極側の外部導電部材120が接続されている。また、外部導電部材120には締結部材121が接続されている。なお、締結部材121は必須の構成ではない。外部導電部材120と封口板2の間には正極側の第2外部絶縁部材111が配置されている。
封口板2よりも電池外部側において、負極端子9には金属製の負極側の外部導電部材122が接続されている。また、外部導電部材122には締結部材123が接続されている。なお、締結部材123は必須の構成ではない。外部導電部材122と封口板2の間には負極側の第2外部絶縁部材112が配置されている。
なお、外部導電部材120、外部導電部材122はアルミニウム、アルミニウム合金、銅、銅合金等からなることが好ましい。なお、表面にニッケルメッキ等が施されていてもよい。また、第2外部絶縁部材111、第2外部絶縁部材112は樹脂製であることが好ましい。
次に角形二次電池20の製造方法及び各構成の詳細を説明する。
[正極板の作製]
正極活物質としてのリチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物、結着剤としてのポリフッ化ビニリデン(PVdF)、導電剤としての炭素材料、及び分散媒としてのN−メチル−2−ピロリドン(NMP)を含む正極スラリーを作製する。この正極スラリーを、正極芯体としての厚さ15μmの矩形状のアルミニウム箔の両面に塗布する。そして、これを乾燥させることにより、正極スラリー中のNMPを取り除き、正極芯体上に正極活物質合剤層を形成する。その後、正極活物質合剤層が所定厚みになるように圧縮処理を行う。このようにして得られた正極板を所定の形状に切断する。
図3に示すように、正極板4は、矩形状の正極芯体4aの両面に正極活物質合剤層4bが形成された本体部を有する。本体部の端辺から正極芯体4aが突出しており、この突出した正極芯体4aが正極タブ40を構成する。正極タブ40において正極活物質合剤層4bと隣接する部分には、正極活物質合剤層4bの電気抵抗よりも大きな電気抵抗を有する正極保護層4dが設けられることが好ましい。
[負極板の作製]
負極活物質としての黒鉛、結着剤としてのスチレンブタジエンゴム(SBR)、増粘剤としてのカルボキシメチルセルロース(CMC)、及び水を含む負極スラリーを作製する。この負極スラリーを、負極芯体としての厚さ8μmの矩形状の銅箔の両面に塗布する。そして、これを乾燥させることにより、負極スラリー中の水を取り除き、負芯体上に負極活物質合剤層を形成する。その後、負極活物質合剤層が所定厚みになるように圧縮処理を行う。このようにして得られた負極板を所定の形状に切断する。
図4は、上述の方法で作製した負極板5の平面図である。図4に示すように、負極板5は、矩形状の負極芯体5aの両面に負極活物質合剤層5bが形成された本体部を有する。本体部の端辺から負極芯体5aが突出しており、この突出した負極芯体5aが負極タブ50を構成する。
[電極体要素の作製]
50枚の正極板4及び51枚の負極板5を上述の方法で作製し、これらをポリオレフィン製の方形状のセパレータを介して積層し積層型の電極体要素(3a、3b)を作製する。図5に示すように、積層型の電極体要素(3a、3b)は、一方の端部において、各正極板4の正極タブ40が積層され、各負極板5の負極タブ50が積層されるように作製される。
[封口板への各部品取り付け(正極側)]
図2、図6〜図8を用いて、封口板2への正極端子7及び第1正極集電体6a等の取り付け方法、及び正極端子7の近傍の構成について説明する。なお、図7においては、正極タブ40及び負極タブ50は図示していない。
封口板2において、正極端子取り付け孔2aの近傍の電池外面側に第1外部絶縁部材11を配置し、正極端子取り付け孔2aの近傍の電池内部側に第1絶縁部材10及び導電部材61を配置する。次に、正極端子7において鍔部7aの一方側に設けられた挿入部7bを、第1外部絶縁部材11の第1端子挿入孔11a、封口板2の正極端子取り付け孔2a、第1絶縁部材10の第2端子挿入孔10d及び導電部材61の第3端子挿入孔61cのそれぞれに挿入する。そして、挿入部7bの先端を導電部材61上にカシメる。これにより、正極端子7、第1外部絶縁部材11、封口板2、第1絶縁部材10及び導電部材61が固定される。正極端子7の挿入部7bにおいてカシメられた部分と導電部材61はレーザ溶接等により溶接されることが好ましい。また、第1絶縁部材10及び第1外部絶縁部材11はそれぞれ樹脂製であることが好ましい。
なお、図6及び図8に示すように、第1絶縁部材10は、封口板2と対向するように配置される第1絶縁部材本体部10aを有する。第1絶縁部材本体部10aの封口板2の長手方向における両端部には、一対の第1側壁10bが設けられている。第1絶縁部材本体部10aの封口板2の短手方向における両端部には、一対の第2側壁10cが設けられている。第1絶縁部材本体部10aには、第2端子挿入孔10dが設けられている。第2側壁10cの外面側には、第1接続部10eが設けられている。第1接続部10eは、封口板2の長手方向において、第2側壁10cの中央部に設けられることが好ましい。また、第2側壁10cの外面側には、第2接続部10fが設けられている。第2接続部10fは、封口板2の長手方向において、第2側壁10cの端部に設けられることが好ましい。第1絶縁部材本体部10aの封口板2側の面には第1溝部10xが設けられ、第1絶縁部材本体部10aの導電部材61側の面には、第2溝部10yが設けられている。第2溝部10yは、第1溝部10xよりも外周側に位置する。第1絶縁部材本体部10aの封口板2側の面には、隅部に凹部10gが設けられている。
図6及び図8に示すように、導電部材61は、第1絶縁部材本体部10aと対向するように配置される導電部材ベース部61aと、導電部材ベース部61aの縁部から電極体3に向かって延びる管状部61bを有する。なお、管状部61bの封口板2に平行な断面形状は、円形であってもよいし角形であってもよい。管状部61bの電極体3側の端部には、フランジ部61dが設けられている。管状部61bの電極体3側の端部には導電部材開口部61fが設けられている。導電部材ベース部61aの第1絶縁部材10と対向する面には押圧突起61eが設けられている。押圧突起61eは第1絶縁部材10を、封口板2側に押圧している。なお、押圧突起61eは、第3端子挿入孔61cの縁部、あるいはその近傍に形成されることが好ましい。
次に、変形板62を、導電部材61の導電部材開口部61fを塞ぐように配置し、変形板62の周縁を導電部材61にレーザ溶接等により溶接する。これにより、導電部材61の導電部材開口部61fが変形板62により密閉される。なお、導電部材61及び変形板62はそれぞれ金属製であることが好ましく、アルミニウム又はアルミニウム合金であることがより好ましい。
次に、図9A〜図9Cを用いて、第2絶縁部材63と第1正極集電体6aの固定方法を説明する。なお、図9A〜図9Cでは、角形二次電池20において電極体3側に配置される面が上方に位置し、封口板2側に配置される面が下方に位置している。
図9Aに示すように、第1正極集電体6aは、接続用孔6cを有する。この接続用孔6cの縁部が変形板62に溶接接続される。第1正極集電体6aにおいて、接続用孔6cの周囲には、4つの固定用孔6dが設けられている。第1正極集電体6aにおいて、接続用孔6cの周囲には、ずれ防止用孔6eが設けられている。固定用孔6dは、小径部6d1と、小径部6d1よりも内径の大きい大径部6d2を有することが好ましい。
図8A及び図9Aに示すように、第2絶縁部材63は、変形板62と対向するように配置される絶縁部材第1領域63xと、封口板2と対向するように配置される絶縁部材第2領域63yと、絶縁部材第1領域63xと絶縁部材第2領域63yを繋ぐ絶縁部材第3領域63zを有する。絶縁部材第1領域63xの中央には絶縁部材第1開口63aが設けられている。絶縁部材第1領域63xにおいて、封口板2の長手方向における端部には第3壁部63bが設けられている。第3壁部63bには、第3接続部63dが設けられている。また、絶縁部材第1領域63xにおいて、封口板2の短手方向における両端部には第4壁部63cが設けられている。第4壁部63cには、第4接続部63eが設けられている。絶縁部材第1領域63xにおける封口板2側の面には、4つの爪部63hが設けられている。絶縁部材第2領域63yにおいて、封口板2に設けられた電解液注液孔15と対向する位置には絶縁部材第2開口63iが設けられている。絶縁部材第2開口63iの縁部には電極体3側に向かって延びる絶縁部材環状リブ63kが設けられている。
図9Bに示すように、第2絶縁部材63の固定用突起63fが第1正極集電体6aの固定用孔6d内に配置され、第2絶縁部材63のずれ防止用突起63gが第1正極集電体6aのずれ防止用孔6e内に配置されるように、第2絶縁部材63上に第1正極集電体6aを配置する。そして、第2絶縁部材63の固定用突起63fの先端部を熱カシメ等することにより変形させる。これにより、図8C及び図9Cに示すように、第2絶縁部材63の固定用突起63fの先端部に拡径部63f1が形成され、第2絶縁部材63と第1正極集電体6aが固定される。
なお、図9Cに示すように、第2絶縁部材63の固定用突起63fの先端部に形成される拡径部63f1が、固定用孔6dの大径部6d2内に配置されることが好ましい。第2絶縁部材63のずれ防止用突起63gは、固定用突起63fのように熱カシメされない。
次に、図8A〜図8Cに示すように、第1正極集電体6aが固定された第2絶縁部材63を、第1絶縁部材10と導電部材61に接続する。
図8Bに示すように、第2絶縁部材63の第4接続部63eが第1絶縁部材10の第1接続部10eに接続される。また、図8Cに示すように、第2絶縁部材63の爪部63hが、導電部材61のフランジ部61dに接続される。これにより、第2絶縁部材63は、第1絶縁部材10及び導電部材61のそれぞれに接続される。このような構成であると、角形二次電池20に強い衝撃や振動が加わった場合でも、第1正極集電体6aの脆弱部に負荷が加わることを抑制できる。よって、第1正極集電体6aの脆弱部の損傷や破損を抑制できる。
変形板62は、第1正極集電体6aと溶接接続される。溶接は、レーザ溶接等のエネルギー線の照射が好ましい。
ここで、電流遮断機構60の作動について説明する。電池ケース100内の圧力が上昇することにより、変形板62の中央部が封口板2側に移動するように変形する。そして、電池ケース100内の圧力が所定値以上となったとき、変形板62の変形に伴い、第1正極集電体6aの薄肉部6fに設けられたノッチが破断する。これにより、正極板4から正極端子7への導電経路が切断される。例えば、角形二次電池20が過充電状態となり電池ケース100内の圧力が上昇したとき、電流遮断機構60が作動し、正極板4から正極端子7への導電経路が切断されることにより、更なる過充電の進行が防止される。
変形板62と第1正極集電体6aの溶接接続を行う前に、正極端子7に形成された端子貫通孔7cを通じて導電部材61の内部側にガスを送り込むことにより、導電部材61と変形板62に溶接部のリーク検査を行える。端子貫通孔7cは、端子封止部材7xにより封止される。なお、端子封止部材7xは、金属部材とゴム部材からなることが好ましい。
図10は、第1絶縁部材10、導電部材61、変形板62、第2絶縁部材63及び第1正極集電体6aが取り付けられた封口板2の電池内部側の面を示す斜視図である。図10に示すように、第2絶縁部材63において封口板2の長手方向の端部に第3接続部63dが設けられている。第1絶縁部材10において封口板2の短手方向の両端には第2接続部10fが設けられている。
[封口板への各部品取り付け(負極側)]
図2及び図11を用いて、封口板2への負極端子9及び第1負極集電体8aの取り付け方法を説明する。封口板2に設けられた負極端子取り付け孔2bの近傍の電池外面側に第1外部絶縁部材13を配置し、負極端子取り付け孔2bの近傍の電池内部側に内部側絶縁部材12及び第1負極集電体8aを配置する。次に、負極端子9を、第1外部絶縁部材13の貫通孔、封口板2の負極端子取り付け孔2b、内部側絶縁部材12の貫通孔及び第1負極集電体8aの貫通孔のそれぞれに挿入する。そして、負極端子9の先端を第1負極集電体8a上にカシメる。これにより、第1外部絶縁部材13、封口板2、内部側絶縁部材12及び第1負極集電体8aが固定される。なお、負極端子9においてカシメられた部分と第1負極集電体8aはレーザ溶接等により溶接接続されることが好ましい。
[集電体とタブの接続]
図12は、第2正極集電体6bへの正極タブ40の接続方法、第2負極集電体8bへの負極タブ50の接続方法を示す図である。上述の方法で2つの電極体要素を作製し、それぞれ第1の電極体要素3a、第2の電極体要素3bとする。なお、第1の電極体要素3aと第2の電極体要素3bは全く同じ構成であってもよいし、異なる構成であってもよい。ここで、第1の電極体要素3aの複数枚の正極タブ40が第1正極タブ群40aを構成する。第1の電極体要素3aの複数枚の負極タブ50が第1負極タブ群50aを構成する。第2の電極体要素3bの複数枚の正極タブ40が第2正極タブ群40bを構成する。第2の電極体要素3bの複数枚の負極タブ50が第2負極タブ群50bを構成する。
第1の電極体要素3aと第2の電極体要素3bの間に、第2正極集電体6bと第2負極集電体8bを配置する。そして、第1の電極体要素3aから突出する積層された複数枚の正極タブ40からなる第1正極タブ群40aを第2正極集電体6b上に配置し、第1の電極体要素3aから突出する積層された複数枚の負極タブ50からなる第1負極タブ群50aを第2負極集電体8b上に配置する。また、第2の電極体要素3bから突出する積層された複数枚の正極タブ40からなる第2正極タブ群40bを第2正極集電体6b上に配置し、第2の電極体要素3bから突出する積層された複数枚の負極タブ50からなる第2負極タブ群50bを第2負極集電体8b上に配置する。第1正極タブ群40a及び第2正極タブ群40bはそれぞれ第2正極集電体6bに溶接接続され溶接接続部90が形成される。第1負極タブ群50a及び第2負極タブ群50bはそれぞれ第2負極集電体8bに溶接接続され溶接接続部90が形成される。
図12に示すように、第2正極集電体6bは、集電体第1領域6b1と集電体第2領域6b2を有する。集電体第1領域6b1には正極タブ40が接続される。集電体第1領域6b1には集電体第2開口6zが設けられている。集電体第1領域6b1と集電体第2領域6b2は、集電体第3領域6b3により繋がれている。第2正極集電体6bを第1正極集電体6aに接続した後、集電体第2開口6zは封口板2に設けられた電解液注液孔15と対応する位置に配置される。集電体第2領域6b2には、集電体第1開口6yが設けられている。そして、集電体第1開口6yの周囲には、集電体第1凹部6mが設けられている。
図12に示すように、第2負極集電体8bは、集電体第1領域8b1と集電体第2領域8b2を有する。集電体第1領域8b1には負極タブ50が接続される。集電体第2領域8b2には、集電体第1開口8yが設けられている。そして、集電体第1開口8yの周囲には、集電体第1凹部8fが設けられている。
[第1正極集電体と第2正極集電体の接続]
図8Aに示すように、第1正極集電体6aの集電体突起6xが、第2正極集電体6bの集電体第1開口6y内に位置するようにして、第2正極集電体6bを第2絶縁部材63上に配置する。そして、第1正極集電体6aの集電体突起6xと第2正極集電体6bの集電体第1開口6yの縁部をレーザ等のエネルギー線の照射により溶接する。これにより、第1正極集電体6aと第2正極集電体6bが接続される。
図8Aに示すように、封口板2に対して垂直な方向において、封口板2と集電体第1領域6b1の距離は、封口板2と集電体第2領域6b2の距離よりも小さい。このような構成であると、集電部が占めるスペースをより小さくでき、より体積エネルギー密度の高い角形二次電池となる。
図8Aに示すように、第1正極集電体6aの第2絶縁部材63と対向する面であって、集電体突起6xの裏側には集電体第2凹部6wが形成されている。
[第1負極集電体と第2負極集電体の接続]
図11に示すように、第2負極集電体8bは、集電体第1領域8b1と集電体第2領域8b2を有する。集電体第1領域8b1には負極タブ50が接続される。集電体第2領域8b2には、集電体第1開口8yが設けられている。集電体第1領域8b1と集電体第2領域8b2は、集電体第3領域8b3により繋がれている。
図11に示すように、第1負極集電体8aの集電体突起8xが、第2負極集電体8bの集電体第1開口8y内に位置するようにして、第2負極集電体8bを内部側絶縁部材12上に配置する。そして、第1負極集電体8aの集電体突起8xと第2負極集電体8bの集電体第1開口8yの縁部をレーザ等のエネルギー線の照射により溶接する。これにより、第1負極集電体8aと第2負極集電体8bが接続される。
図11に示すように、第1負極集電体8aの内部側絶縁部材12と対向する面であって、集電体突起8xの裏側には集電体第2凹部8wが形成されている。
なお、集電体突起6x及び集電体突起8xはそれぞれ、平面視の形状が非真円であることが好ましく、方形状、楕円状やトラック形状であることが好ましい。
[カバー部の取り付け]
第2正極集電体6bを第1正極集電体6aに接続し、第2負極集電体8bを第1負極集電体8aに接続した後、第1の電極体要素3aと第2の電極体要素3bを一つに纏める前に、樹脂製のカバー部80を、第1絶縁部材10及び第2絶縁部材63に接続することが好ましい。図2に示すように、角形二次電池20において、第1正極集電体6aと電極体3の間にカバー部80が配置される。なお、カバー部80は、第1絶縁部材10の第2接続部10fと、第2絶縁部材63の第3接続部63dに接続される。なお、カバー部80は第1絶縁部材10及び第2絶縁部材63の少なくとも一方に接続されていることが好ましい。
[電極体の作製]
第1正極タブ群40a、第2正極タブ群40b、第1負極タブ群50a及び第2負極タブ群50bを湾曲させて、第1の電極体要素3aと第2の電極体要素3bを一つに纏め電極体3とする。なお、第1の電極体要素3aと第2の電極体要素3bを、テープ等により一つに纏めることが好ましい。あるいは、第1の電極体要素3aと第2の電極体要素3bを、箱状ないし袋状に成形した絶縁シート14内に配置して、一つに纏めることが好ましい。あるいは、第1の電極体要素3aと第2の電極体要素3bを接着により固定することが好ましい。
[角形二次電池の組み立て]
電極体3を絶縁シート14で覆い、角形外装体1に挿入する。そして、封口板2と角形外装体1を溶接し、角形外装体1の開口を封口板2により封口する。その後、封口板2に設けられた電解液注液孔15から非水電解液を注液し、電解液注液孔を封止栓16により封止する。これにより、角形二次電池20が作製される。
[角形二次電池20について]
図13Aに示すように、封口板2の電池内部側の面には、第1凹部2cが設けられている。図6に示すように第2絶縁部材63において封口板2に対向する部分に第1凸部70が設けられている。角形二次電池20において、第1凸部70は、第1凹部2c内に配置される。これにより、封口板2に対して平行な面内において、第2絶縁部材63が封口板2に対して動くことを抑制できる。
なお、第1凸部70及び第1凹部2cの形状は特に限定されない。封口板2に対して垂直な方向から見たとき、第1凸部70の形状が円形であることが好ましい。また、封口板2に対して垂直な方向から見たとき、第1凹部2cの形状が円形であることが好ましく、長円形状であることがより好ましい。
封口板2に対して垂直な方向から見たとき、封口板2の長手方向における第1凹部2cの長さは、封口板2の短手方向における第1凹部2cの長さよりも大きいことが好ましい。
封口板2の長手方向における第1凹部2cの長さと第1凸部70の長さの差は、封口板2の短手方向における第1凹部2cの長さと第1凸部70の長さの差よりも大きいことが好ましい。このような構成であると、封口板2の短手方向における、第2絶縁部材63の封口板2に対する動きを抑制できると共に、第2絶縁部材63を容易に封口板2に組み付けることが可能となる。
封口板2の長手方向において、第1凹部2cは、ガス排出弁17と電解液注液孔15の間に配置されることが好ましい。封口板2の長手方向において、第2絶縁部材63は、電解液注液孔15よりも正極端子7側で他の部品に接続されていることが好ましい。このような構成であると、より離れた複数個所において第2絶縁部材63が封口板2に直接ないし間接的に接続されるため、封口板2に対して平行な面内において、第2絶縁部材63が封口板2に対して動くことをより効果的に抑制できる。なお、角形二次電池20においては、第2絶縁部材63は、封口板2に固定された第1絶縁部材10に接続されている。また、第2絶縁部材63は、封口板2に第1絶縁部材10及び正極端子7を介して固定された導電部材61に固定されている。
封口板2の短手方向において、第1凹部2cは封口板2の中心よりも封口板2の端部側にずれていることが好ましい。このような構成であると、封口板2に第1凹部2cを設けた場合であっても、封口板2の強度が低下することを抑制できる。このため、封口板2が変形し難くなる。
角形二次電池20では、第2絶縁部材63は、変形板62と第1正極集電体6aの間に配置され、第1正極集電体6aと固定された絶縁部材第1領域63xと、封口板2上に配置された絶縁部材第2領域63yを有する。そして、第2絶縁部材63の絶縁部材第2領域63yに第1凸部70が形成されている。このため、第2絶縁部材63が封口板2に対して動くことにより電流遮断機構60の脆弱部に負荷が加わることを抑制できる。あるいは、第1正極タブ群40aないし第2正極タブ群40bが損傷することを防止できる。
なお、第1凹部2cの深さは、第1凹部2cの周囲の封口板2の厚みに対して、30%〜70%であることが好ましい。また、封口板2の短手方向において、封口板2の中心から第1凹部2cまでの距離は、封口板2の長さに対して1/10以上であることが好ましく、1/8以上であることがより好ましく、1/5以上であることが更に好ましい。
図13Aに示すように、封口板2の電池内部側の面には、第2凹部2dが設けられている。図6に示すように第1絶縁部材10において封口板2に対向する部分に第2凸部71が設けられている。角形二次電池20において、第2凸部71は、第2凹部2d内に配置される。これにより、封口板2に対して平行な面内において、第1絶縁部材10が封口板2に対して動くことを抑制できる。
なお、第2凸部71及び第2凹部2dの形状は特に限定されない。封口板2に対して垂直な方向から見たとき、第2凸部71の形状が円形であることが好ましい。また、封口板2に対して垂直な方向から見たとき、第2凹部2dの形状が円形であることが好ましい。
変形板62と第1正極集電体6aの間に配置されるとともに第1正極集電体6aに固定される第2絶縁部材63は、第1絶縁部材10に接続されることが好ましい。このような場合、第1絶縁部材10に設けた第2凸部71を封口板2に設けた第2凹部2d内に配置し、第1絶縁部材10が封口板2に対して動くことを抑制することにより、電流遮断機構60の脆弱部に負荷が加わることをより効果的に抑制できる。
封口板2の長手方向において、第2凹部2dは、正極端子取り付け孔2aよりも外側に配置されることが好ましい。このような構成であると、封口板2の長手方向において、正極端子取り付け孔2aよりも内側に第2凹部2dを設けた場合と比較し、封口板2の強度が低下することを抑制できる。また、封口板2の短手方向において、第2凹部2dは、封口板2の中心よりも封口板2の端部側に配置されることが好ましい。また、封口板2に第1凹部2cが形成される場合、封口板2の短手方向において、封口板2の中心よりも一方側に第1凹部2cが形成され、封口板2の中心よりも他方側に第2凹部2dが形成されることが好ましい。
なお、第2凹部2dの深さは、第2凹部2dの周囲の封口板2の厚みに対して、30%〜70%であることが好ましい。また、封口板2の短手方向において、封口板2の中心から第2凹部2dまでの距離は、封口板2の長さに対して1/10以上であることが好ましく、1/8以上であることがより好ましく、1/5以上であることが更に好ましい。
図13Aに示すように、封口板2の電池内部側の面には、第3凹部2e、第4凹部2fが設けられている。封口板2と第2負極集電体8bの間に配置される内部側絶縁部材12において封口板2に対向する部分には、第3凸部、第4凸部が設けられている。第3凸部は第3凹部2e内に配置され、第4凸部は第4凹部2f内に配置される。これにより、封口板2に対して平行な面内において、内部側絶縁部材12が封口板2に対して動くことを抑制できる。
封口板2に対して垂直な方向から見たとき、封口板2の長手方向における第3凹部2eの長さは、封口板2の短手方向における第3凹部2eの長さよりも大きいことが好ましい。
封口板2の長手方向における第3凹部2eの長さと第3凸部の長さの差は、封口板2の短手方向における第3凹部2eの長さと第3凸部の長さの差よりも大きいことが好ましい。このような構成であると、封口板2の短手方向における、内部側絶縁部材12の封口板2に対する動きを抑制できると共に、内部側絶縁部材12を容易に封口板2に組み付けることが可能となる。
封口板2の短手方向において、第3凹部2eは封口板2の中心よりも封口板2の端部側にずれていることが好ましい。このような構成であると、封口板2に第3凹部2eを設けた場合であっても、封口板2の強度が低下することを抑制できる。
封口板2の短手方向において、封口板2に設けられた第1凹部2cが封口板2の中心よりも一方側に位置し、封口板2に設けられた第3凹部2eが封口板2の中心よりも他方側に位置することが好ましい。このような構成であると、封口板2の強度が低下することをより効果的に抑制できる。
なお、電流遮断機構60を設けず、正極側も負極側と同様の構成とすることもできる。
[第2外部絶縁部材(外部絶縁部材)及び外部導電部材の取り付け]
第2外部絶縁部材(外部絶縁部材)及び外部導電部材の構造及び角形二次電池20への取り付け方法を、正極側を例に説明する。なお、負極側についても同様の構造とし、同様の方法で取り付けることができる。
図14は、第2外部絶縁部材111、外部導電部材120及び締結部材121の斜視図である。また、図15は、第2外部絶縁部材111の封口板側の面を上方に配置した斜視図である。
外部導電部材120は、第2外部絶縁部材111を介して封口板2上に配置される。第2外部絶縁部材111は、外部絶縁部材開口111a及び外部絶縁部材凹部111bを有する。図2に示すように、第2外部絶縁部材111を封口板2上に配置したとき、第1外部絶縁部材11及び正極端子7が外部絶縁部材開口111a内に配置される。第2外部絶縁部材111は、外部導電部材120を保持できる構造とすることが好ましい。例えば、図14に示すように、周縁に保持壁111fを設けることが好ましい。保持壁111fに代えて、あるいは保持壁111fに加えて保持爪を設けてもよい。
外部導電部材120は、第1挿入孔120a及び第2挿入孔120bを有する。図2に示すように、正極端子7の接続用突起7dが第1挿入孔120aに挿入される。なお、正極端子7の接続用突起7dと第1挿入孔120aの縁部を溶接することにより正極端子7と外部導電部材120を接続することができる。なお、正極端子7の接続用突起7dを外部導電部材120上にかしめることもできる。
締結部材121は、頭部121aとボルト部121bを有する。ボルト部121bが下面側から外部導電部材120の第2挿入孔120bに挿入される。締結部材121の頭部121aは、外部絶縁部材凹部111b内に配置される。
図15に示すように、第2外部絶縁部材111の封口板2側の面には、第1嵌合凸部111c、第3嵌合凸部111d及び第2嵌合凸部111eが設けられている。
図13Bに示すように、封口板2の電池外部側の面において、正極端子取り付け孔2aの周囲には、封口板凹部102aが設けられている。封口板凹部102a内には、第1外部絶縁部材11が配置される。封口板2の長手方向において、正極端子取り付け孔2aよりも封口板2の中央側には、第1嵌合凹部103a、第3嵌合凹部103bが設けられている。封口板2の長手方向において、正極端子取り付け孔2aよりも外側に第2嵌合凹部103cが設けられている。
封口板2上に第2外部絶縁部材111が配置されると、第2外部絶縁部材111の第1嵌合凸部111cと第3嵌合凸部111dが、封口板2の第1嵌合凹部103aと第3嵌合凹部103b内に配置される。また、第2外部絶縁部材111の第2嵌合凸部111eが、封口板2の第2嵌合凹部103c内に配置される。
角形二次電池20では、封口板2の電池外部側の面に第1嵌合凹部103a及び第2嵌合凹部103cが設けられている。そして、第2外部絶縁部材111に設けられた第1嵌合凸部111cと第2嵌合凸部111eがそれぞれ、第1嵌合凹部103aと第2嵌合凹部103c内に配置される。このため、第2外部絶縁部材111が封口板2に対してずれることを抑制できる。
更に、封口板2の短手方向において、第1嵌合凹部103aは封口板2の中心よりも封口板2の端部側にずれており、第2嵌合凹部103cは封口板2の中心よりも封口板2の端部側にずれている。このため、封口板2の短手方向における中心部に凹部が集中し、封口板2の強度が低下することを抑制できる。
第1嵌合凹部103aと第3嵌合凹部103bは、それぞれ、封口板2の長手方向における長さが、封口板2の短手方向における長さよりも大きい。第1嵌合凹部103aと第3嵌合凹部103bは、それぞれ、封口板2の長手方向に沿って延びている。そして、封口板2の短手方向において、第1嵌合凹部103aは封口板2の中心よりも一方側にずれており、第3嵌合凹部103bは封口板2の中心よりも他方側にずれている。このような構成であると、第2外部絶縁部材111が封口板2に対してずれることをより効果的に抑制できると共に、封口板2の強度が低下することを抑制できる。なお、この場合、第2嵌合凹部103cを設けない形態とすることも考えられる。
なお、封口板2の短手方向において、封口板2の中心から第1嵌合凹部103aまでの距離、及び封口板2の中心から第3嵌合凹部103bまでの距離は、それぞれ、封口板2の短手方向における長さに対して1/10以上であることが好ましく、1/8以上であることがより好ましく、1/5以上であることが更に好ましい。
なお、封口板2の短手方向において、封口板2の中心から第2嵌合凹部103cまでの距離は、封口板2の短手方向における長さに対して1/10以上であることが好ましく、1/8以上であることがより好ましく、1/5以上であることが更に好ましい。
封口板2の短手方向において、第2嵌合凹部103cは封口板2の中心よりも一方側にずれており、第2凹部2dは封口板2の中心よりも他方側にずれていることが好ましい。
図13Bに示すように、封口板2の電池外部側の面において、負極端子取り付け孔2bの周囲には、封口板凹部102bが設けられている。封口板凹部102b内には、第1外部絶縁部材13が配置される。封口板2の長手方向において、負極端子取り付け孔2bよりも封口板2の中央側には、第1嵌合凹部104a、第3嵌合凹部104bが設けられている。封口板2の長手方向において、負極端子取り付け孔2bよりも外側に第2嵌合凹部104cが設けられている。そして、正極側と同様に、第2外部絶縁部材112に設けられた第1嵌合凸部、第3嵌合凸部及び第2嵌合凸部がそれぞれ、第1嵌合凹部104a、第3嵌合凹部104b、及び第2嵌合凹部104c内に配置される。
なお、角形二次電池20においては、第1凹部2c、第2凹部2d、第3凹部2e、第4凹部2f、第1嵌合凹部103a、第3嵌合凹部103b、第2嵌合凹部103c、第1嵌合凹部104a、第3嵌合凹部104b、第2嵌合凹部104cはそれぞれ、他の部分より厚みが薄い薄肉部となっている。
図13Bに示すように、封口板2の長手方向において、正極端子取り付け孔2aよりも外側の封口板2上に正の極性を示すマーク、例えば「+」のマーク、を設けることが好ましい。また、封口板2の長手方向において、負極端子取り付け孔2bよりも外側の封口板2上に負の極性を示すマーク、例えば「−」のマークを設けることが好ましい。これにより、近傍に位置する端子がいずれの極性を備えた端子であるかを正確に把握できる。
また、図14に示すように正極側の外部導電部材120上に正の極性を示すマーク、例えば「+」のマークを設けることが好ましい。また、封口板2の短手方向において、封口板2に設けた正の極性を示すマークは封口板2の中心よりも一方の端部側にずれ、外部導電部材120に設けた正の極性を示すマークは封口板2の中心よりも他方の端部側にずれていることが好ましい。このような構成であると、両側から近傍に存在する端子の極性を正確に把握し易くなる。なお、負極側の外部導電部材122上に負の極性を示すマーク、例えば「−」のマークを設けることが好ましい。また、封口板2の短手方向において、封口板2に設けた負の極性を示すマークは封口板2の中心よりも一方の端部側にずれ、外部導電部材122に設けた負の極性を示すマークは封口板2の中心よりも他方の端部側にずれていることが好ましい。このような構成であると、両側から近傍に存在する端子の極性を正確に把握し易くなる。なお、このような構成は、正極側の外部導電部材120及び負極側の外部導電部材122が同種の金属である場合、特に効果的である。
[組電池]
複数の角形二次電池20を直列ないし並列に接続し組電池とすることができる。組電池を作製する際、外部導電部材120及び外部導電部材122は、隣接する角形二次電池20の端子同士を接続するために利用される。例えば、金属製のバスバーを、隣接する一方の角形二次電池20の正極側の外部導電部材120と隣接する他方の角形二次電池20の負極側の外部導電部材122にそれぞれ接続する。なお、締結部材121及び締結部材123は、ナットを用いて、バスバーと外部導電部材120又は外部導電部材122を接続するために用いられる。なお、締結部材121及び締結部材123は必須の構成ではない。例えば、バスバーと外部導電部材120又は外部導電部材122を溶接接続することもできる。
図16は組電池130の上面図である。一対の金属製のエンドプレート131の間に複数の角形二次電池20がスペーサ134を介して積層されている。一対のエンドプレート131は金属製のバインドバー132により接続されている。隣接する角形二次電池20の外部導電部材120と外部導電部材122は金属製のバスバー133により電気的に接続されている。
[その他]
上述の実施形態に係る角形二次電池20は、正極端子7及び負極端子9を、封口板2の正極端子取り付け孔2a及び負極端子取り付け孔2bに、電池外部側から挿入し、電池内部側でかしめる形態である。別の形態として、正極端子7及び負極端子9を、封口板2の正極端子取り付け孔2a及び負極端子取り付け孔2bに、電池内部側から挿入し電池外部側でかしめる形態としてもよい。
上述の実施形態に係る角形二次電池20では、第2外部絶縁部材111と第1外部絶縁部材11が別部材である形態であった。しかしながら、第2外部絶縁部材111と第1外部絶縁部材11を一つの部材とすることもできる。
第1絶縁部材、第2絶縁部材、カバー部、第1外部絶縁部材、第2外部絶縁部材、内部側絶縁部材は、樹脂製であることが好ましい。例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ペルフルオロアルコキシアルカン(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、又はエチレン・四フッ化エチレン共重合体(ETFE)等からなるものを用いることができる。
上述の実施形態においては、電極体3が二つの電極体要素3a、3bからなる例を示したが、これに限定されない。電極体3が一つの積層型電極体であってもよい。また、電極体3が、長尺状の正極板と長尺状の負極板をセパレータを介して巻回した一つの巻回型電極体であってもよい。また、二つの電極体要素3a、3bは、それぞれ積層型電極体に限定されず、長尺状の正極板と長尺状の負極板をセパレータを介して巻回した巻回型電極体であってもよい。
20・・・角形二次電池、1・・・角形外装体、2・・・封口板、2a・・・正極端子取り付け孔、2b・・・負極端子取り付け孔、2c・・・第1凹部、2d・・・第2凹部、2e・・・第3凹部、2f・・・第4凹部、102a・・・封口板凹部、102b・・・封口板凹部、103a・・・第1嵌合凹部、103b・・・第3嵌合凹部、103c・・・第2嵌合凹部、104a・・・第1嵌合凹部、104b・・・第3嵌合凹部、104c・・・第2嵌合凹部、100・・・電池ケース、3・・・電極体、3a・・・第1の電極体要素、3b・・・第2の電極体要素、4・・・正極板、4a・・・正極芯体、4b・・・正極活物質合剤層、4d・・・正極保護層、40・・・正極タブ、40a・・・第1正極タブ群、40b・・・第2正極タブ群、5・・・負極板、5a・・・負極芯体、5b・・・負極活物質合剤層、50・・・負極タブ、50a・・・第1負極タブ群、50b・・・第2負極タブ群、6・・・正極集電部材、6a・・・第1正極集電体、6c・・・接続用孔、6d・・・固定用孔、6d1・・・小径部、6d2・・・大径部、6e・・・ずれ防止用孔、6f・・・薄肉部、6x・・・集電体突起、6w・・・集電体第2凹部、6b・・・第2正極集電体、6b1・・・集電体第1領域、6b2・・・集電体第2領域、6b3・・・集電体第3領域、6m・・・集電体第1凹部、6y・・・集電体第1開口、6z・・・集電体第2開口、7・・・正極端子、7a・・・鍔部、7b・・・挿入部、7c・・・端子貫通孔、7d・・・接続用突起、7x・・・端子封止部材、8・・・負極集電部材、8a・・・第1負極集電体、8x・・・集電体突起、8w・・・集電体第2凹部、8b・・・第2負極集電体、8b1・・・集電体第1領域、8b2・・・集電体第2領域、8b3・・・集電体第3領域、8f・・・集電体第1凹部、8y・・・集電体第1開口、9・・・負極端子、10・・・第1絶縁部材、10a・・・第1絶縁部材本体部、10b・・・第1側壁、10c・・・第2側壁、10d・・・第2端子挿入孔、10e・・・第1接続部、10f・・・第2接続部、10g・・・凹部、10x・・・第1溝部、10y・・・第2溝部、11・・・第1外部絶縁部材、11a・・・第1端子挿入孔、12・・・内部側絶縁部材、13・・・第1外部絶縁部材、14・・・絶縁シート、15・・・電解液注液孔、16・・・封止栓、17・・・ガス排出弁、60・・・電流遮断機構、61・・・導電部材、61a・・・導電部材ベース部、61b・・・管状部、61c・・・第3端子挿入孔、61d・・・フランジ部、61e・・・押圧突起、61f・・・導電部材開口部、62・・・変形板、63・・・第2絶縁部材、63x・・・絶縁部材第1領域、63a・・・絶縁部材第1開口、 63b・・・第3壁部、63c・・・第4壁部、63d・・・第3接続部、63e・・・第4接続部、63f・・・固定用突起、63f1・・・拡径部、63g・・・ずれ防止用突起、63h・・・爪部、63y・・・絶縁部材第2領域、63i・・・絶縁部材第2開口、63k・・・絶縁部材環状リブ、63z・・・絶縁部材第3領域、70・・・第1凸部、71・・・第2凸部、80・・・カバー部、90・・・溶接接続部、111・・・第2外部絶縁部材、111a・・・外部絶縁部材開口、111b・・・外部絶縁部材凹部、111c・・・第1嵌合凸部、111d・・・第3嵌合凸部、111e・・・第2嵌合凸部、111f・・・保持壁、112・・・第2外部絶縁部材、120・・・外部導電部材、120a・・・第1挿入孔、120b・・・第2挿入孔、121・・・締結部材、121a・・・頭部、121b・・・ボルト部、122・・・外部導電部材、123・・・締結部材、130・・・組電池、131・・・エンドプレート、132・・・バインドバー、133・・・バスバー、134・・・スペーサ

Claims (6)

  1. 正極板と負極板を含む電極体と、
    開口を有し、前記電極体を収容する角形外装体と、
    端子取り付け孔を有し、前記開口を封口する封口板と、
    前記正極板又は前記負極板に電気的に接続され、前記端子取り付け孔に挿入された端子と、
    前記封口板の外面側において前記端子に接続された外部導電部材と、
    前記外部導電部材と前記封口板の間に配置された外部絶縁部材と、を備え、
    前記封口板は、第1嵌合凹部及び第2嵌合凹部を有し、
    前記封口板の長手方向において、前記端子取り付け孔よりも前記封口板の中央側に前記第1嵌合凹部が配置され、前記端子取り付け孔よりも前記封口板の端部側に前記第2嵌合凹部が配置され、
    前記封口板の短手方向において、前記第1嵌合凹部は、前記封口板の中心よりも前記封口板の端部側にずれており、前記第2嵌合凹部は、前記封口板の中心よりも前記封口板の端部側にずれており、
    前記外部絶縁部材は、第1嵌合凸部及び第2嵌合凸部を有し、前記第1嵌合凸部は前記第1嵌合凹部内に配置され、前記第2嵌合凸部は前記第2嵌合凹部内に配置された角形二次電池。
  2. 前記封口板は第3嵌合凹部を有し、
    前記封口板の長手方向において、前記端子取り付け孔よりも前記封口板の中央側に前記第3嵌合凹部が配置され、
    前記封口板の短手方向において、前記第3嵌合凹部は、前記封口板の中心よりも前記第1嵌合凹部が配置されていない側の前記封口板の端部側にずれており、
    前記外部絶縁部材は、第3嵌合凸部を有し、前記第3嵌合凸部は前記第3嵌合凹部内に配置された請求項1に記載の角形二次電池。
  3. 前記封口板の長手方向における前記第1嵌合凹部の長さは、前記封口板の短手方向における前記第1嵌合凹部の長さよりも大きい請求項1又は2に記載の角形二次電池。
  4. 前記第2嵌合凹部は、平面視の形状が円形である請求項1〜3のいずれかに記載の角形二次電池。
  5. 前記封口板の長手方向における前記第3嵌合凹部の長さは、前記封口板の短手方向における前記第3嵌合凹部の長さよりも大きい請求項2に記載の角形二次電池。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の角形二次電池を複数個有する組電池。
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