JP2002340109A - ウィンドウレギュレータ駆動装置 - Google Patents
ウィンドウレギュレータ駆動装置Info
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Abstract
防ぐことができるウィンドウレギュレータ駆動装置を提
供すること。 【解決手段】 ウィンドウガラス昇降駆動用の回転体
と、回転体を回転させる駆動モータ3と、駆動モータ3
の出力軸4に取り付けられ、その回転を単数又は複数の
ギヤを介して回転体に伝達するウォーム6とを備え、ウ
ォーム6の軸方向両側に作用して、ウォーム6に加わる
軸力を受ける軸受け部材8,9をそれぞれ設置してあ
る。
Description
ィンドウ等を開閉するのに好適なウィンドウレギュレー
タ駆動装置に関する。
昇降させるウィンドウレギュレータには、ワイヤ式のも
のと、Xアーム式のものとがあり、そのウィンドウレギ
ュレータ用駆動装置は、ウィンドウガラスに連結された
ワイヤを巻き取るドラムや、Xアームに取り付けられた
セクタギヤを回転させるピニオンより成るウィンドウガ
ラス駆動用の回転体と、この回転体を駆動する駆動モー
タと、駆動モータの出力軸に取り付けられ、その回転を
ウォームホイール等の単数又は複数のギヤを介して回転
体に伝達するウォームとを備える。
ームホイールと噛み合うウォームには、軸方向に移動さ
せようとするスラスト荷重が加わる。従来、このスラス
ト荷重に対応するには、駆動モータの両端部に、ラジア
ル荷重と共にスラスト荷重を受ける軸受を装着してい
た。ところが、駆動モータの出力軸の前後部でスラスト
荷重を受けると、ウォームと共に駆動モータまでもが軸
方向に移動することになるので、スラスト荷重によるが
たつきが大きくなるばかりか、荷重受け面に加わる摺動
抵抗の経時変化が多くなる。また、駆動モータそのもの
に、スラスト荷重に対応するための構造を設けなければ
ならなかった。
出力軸にスラスト荷重が加わるのを防ぐことができるウ
ィンドウレギュレータ駆動装置を提供することを課題と
する。
ュレータ駆動装置は、ウィンドウガラス昇降駆動用の回
転体と、該回転体を回転させる駆動モータと、該駆動モ
ータの出力軸に取り付けられ、その回転を単数又は複数
のギヤを介して回転体に伝達するウォームとを備え、ウ
ォームの軸方向両側に作用して、該ウォームに加わる軸
力を受ける軸受け部材をそれぞれ設置してある。ウォー
ムに加わるスラスト荷重を軸受け部材で受けて、駆動モ
ータの出力軸に伝達されるのを防ぎ、駆動モータに影響
を及ぼすことがない。
それぞれ推力受部材を介在しても良い。この構成は、推
力受部材の厚みを変えることにより、スラスト荷重によ
るウォームのがたつき量を調整可能とする。駆動モータ
の前面にブラケットを介してギヤケースを取り付けると
共に、該ギヤケース内に前記ウォーム及びウォームホイ
ールを収納し、駆動モータ側の軸受け部材をブラケット
と一体に形成することもできる。これにより、モータ側
の軸受け部材を別部材として形成する必要がなくなる。
ュレータ駆動装置である実施形態について、図面に基づ
き詳細に説明する。図2及び図3に示すように、ウィン
ドウレギュレータ駆動装置1は、ウィンドウガラスに連
結されたワイヤを巻取・巻戻するドラム2より成るウィ
ンドウガラス昇降駆動用の回転体と、ドラム2を回転さ
せる駆動モータ3と、駆動モータ3の出力軸4に取り付
けられ、その回転をウォームホイール5及び出力ギヤ6
を介してドラム2に伝達するウォーム7と、ウォーム7
の軸方向両側に作用して、ウォーム7に加わるスラスト
荷重を受ける第1及び第2の軸受け部材8,9とを設置
する。
4の外周には、駆動モータ3の回転速度及び回転方向を
制御するための磁石15が装着されている。駆動モータ
3の前方(出力軸4の延出側)には、ブラケット10を
介してギヤケース11が取り付けられる。図1乃至図3
に示すように、ギヤケース11は、ウォーム収納室12
と、その側方に形成されたウォームホイール収納室13
と、ウォーム収納室12の前方に形成された出力ギヤ収
納室14とを有し、ウォーム収納室12の内部に出力軸
4及びウォーム6が、ウォームホイール収納室13の内
部にウォームホイール5が、出力ギヤ収納室14の内部
に出力ギヤ6がそれぞれ収納されている。
上半部に噛み合い、ウォームホイール5の下半部は出力
ギヤ6に噛み合っている。さらに、出力ギヤ6の上面に
は、ドラム2が回転軸を一致させて連動するよう重合さ
れている。駆動モータ3が作動してその出力軸4が回動
すると、出力軸4に取り付けられたウォーム6が回転
し、さらに、ウォーム6と噛み合うウォームホイール5
が回転して、ウォームホイール5と噛み合う出力ギヤ6
が回転する。この結果、出力ギヤ6と連動するドラム2
も回転し、ドラム2に巻き付けられたワイヤが巻き取ら
れたり、巻き戻されて、ウィンドウガラスが昇降するよ
うになっている。
金属を素材として円筒状に形成され、ウォーム収納室1
2の前端部内面に嵌合固定され、その中心部に出力軸4
の先端部が回動自在に挿入されている。また、第1の軸
受け部材8のスラスト受け面とウォーム7のドラム2寄
り端面との間には、摺動抵抗を軽減するために、合成樹
脂等を素材とする第1のワッシャ16が介在されてい
る。
面中央に突出された出力軸支持部18に嵌合するよう、
後面が開口した略円筒キャップ状をなし、ブラケット1
0の中央部に一体に形成されている。そして、第2の軸
受け部材9の中心に、駆動モータ3の出力軸4が回動自
在に挿通されている。また、第2の軸受け部材9のスラ
スト受け面とウォーム7の駆動モータ3寄り端面との間
には、摺動抵抗を軽減するために、合成樹脂等を素材と
する第2のワッシャ17より成る推力受部材が介在され
ている。従って、ウォーム7に加わるスラスト荷重は、
第1の軸受け部材8及び第2の軸受け部材9で受けるこ
とになり、駆動モータ3の出力軸4に伝達されることは
ない。なお、推力受部材としては、ワッシャの外に摩擦
またはころがり推力軸受が用いられる。
ギヤケース11はブラケットを介さずに直接駆動モータ
3へ取り付けられており、第2の軸受け部材9は、独立
した部材として形成される。その他の構成は、第1の実
施形態とほぼ同様なので、同一部材に同一符号を付し
て、詳細な説明を省略する。なお、上記第1の実施形態
及び第2の実施形態は、ワイヤ式のウィンドウレギュレ
ータ駆動装置について説明したが、Xアーム式のウィン
ドウレギュレータ駆動装置とすることもできる。この場
合、ウィンドウガラス昇降駆動用の回転体はXアームに
設けられたセクタギヤと噛み合うピニオンとなる。
に加わるスラスト荷重を軸受け部材で受けて、駆動モー
タの出力軸に伝達されるのを防ぎ、駆動モータに影響を
及ぼすことがないので、駆動モータ自体がスラスト荷重
によってがたつく心配がなく、このため、がたつき量を
小さく抑えることができ、しかも、スラスト荷重受け面
における摺動抵抗の経時変化を少なく設定できる。駆動
モータの出力軸にスラスト荷重に対応するための装置を
設ける必要がなく、どのようなタイプの駆動モータにも
応用可能である。請求項2に係る発明によれば、ワッシ
ャの厚みを変えることによって、スラスト荷重によるウ
ォームのがたつき量を簡単に調整することができる。請
求項3に係る発明によれば、モータ側の軸受け部材を別
途形成して取付ける必要がないため、構造が簡単でコス
トを低く抑えられる。
ュレータ駆動装置の要部平断面図
ュレータ駆動装置の要部平断面図
Claims (3)
- 【請求項1】 ウィンドウガラス昇降駆動用の回転体
と、該回転体を回転させる駆動モータと、該駆動モータ
の出力軸に取り付けられ、その回転を単数又は複数のギ
ヤを介して前記回転体に伝達するウォームとを備えたウ
ィンドウレギュレータ駆動装置において、前記ウォーム
の軸方向両側に作用して、該ウォームに加わる軸力を受
ける軸受け部材をそれぞれ設置したことを特徴とするウ
ィンドウレギュレータ駆動装置。 - 【請求項2】 前記軸受け部材と前記ウォームの両端面
との間に、それぞれ推力受部材を介在した請求項1に記
載のウィンドウレギュレータ駆動装置。 - 【請求項3】 前記駆動モータの前面にブラケットを介
してギヤケースが取り付けられると共に、該ギヤケース
内に前記ウォーム及びウォームホイールが収納され、前
記駆動モータ側の軸受け部材が前記ブラケットと一体に
形成された請求項1又は2に記載のウィンドウレギュレ
ータ駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001144055A JP4744721B2 (ja) | 2001-05-15 | 2001-05-15 | ウィンドウレギュレータ駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001144055A JP4744721B2 (ja) | 2001-05-15 | 2001-05-15 | ウィンドウレギュレータ駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002340109A true JP2002340109A (ja) | 2002-11-27 |
JP4744721B2 JP4744721B2 (ja) | 2011-08-10 |
Family
ID=18990072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4744721B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010112553A (ja) * | 2008-10-09 | 2010-05-20 | Ntn Corp | ウォームギア用軸受装置および自動車用パワーシートのシートスライド機構用ウォームギア |
JP2018144651A (ja) * | 2017-03-06 | 2018-09-20 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物シート用駆動装置 |
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JPS63179756A (ja) * | 1987-01-20 | 1988-07-23 | Nec Corp | 印字ヘツド |
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JP2003511294A (ja) * | 1999-10-07 | 2003-03-25 | デルファイ・テクノロジーズ・インコーポレーテッド | 電動パワーステアリングアシスト機構 |
-
2001
- 2001-05-15 JP JP2001144055A patent/JP4744721B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2018144651A (ja) * | 2017-03-06 | 2018-09-20 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物シート用駆動装置 |
Also Published As
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---|---|
JP4744721B2 (ja) | 2011-08-10 |
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