JPH0329953B2 - - Google Patents

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JPH0329953B2
JPH0329953B2 JP58026091A JP2609183A JPH0329953B2 JP H0329953 B2 JPH0329953 B2 JP H0329953B2 JP 58026091 A JP58026091 A JP 58026091A JP 2609183 A JP2609183 A JP 2609183A JP H0329953 B2 JPH0329953 B2 JP H0329953B2
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JP
Japan
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drum
wire
support structure
type power
power window
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JP58026091A
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JPS59154278A (ja
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  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車用ワイヤ・ドラム式パワウイン
ドレギユレータのドラム支持構造に関するもので
ある。
自動車のウインドレギユレータとして、窓ガラ
スの昇降軌跡にほぼ沿つて張設されたワイヤに窓
ガラスを結合し、該ワイヤの両端をドラムに巻き
つけ固定し、ドラムを電動モータの正逆転により
回転させることによりワイヤのいずれか一方の端
部がドラムに巻き込まれると共に他方の端部がド
ラムより巻きもどされてワイヤが窓ガラス昇降軌
跡上を上下に移動し、これに結合された窓ガラス
を昇降作動させるようにした所謂ワイヤ・ドラム
式パワウインドレギユレータが近年一般に用いら
れるようになつて来ている。(例えば特開昭55−
142884号公報参照) 本発明は上記のようなワイヤ・ドラム式パワウ
インドレギユレータにおけるドラムの支持構造の
簡略化をはかると共に、ダンパ機能の向上等をは
かることを目的とするもので、以下本発明を附図
実施例を参照して説明する。
第1図は本発明の第1の実施例を示すもので、
1は電動モータ、2は該電動モータ1の回転軸に
結合されたウオームギヤとこれに噛合うウオーム
ホイールとからなる減速装置をケース内に組込ん
だ減速機アツシーであり、上記減速装置は従来よ
り周知に属するものであるので詳細構造の図示は
省略している。
3は上記減速装置の出力軸(ウオームホイール
に固定された軸)であり、該出力軸3は減速装置
を組込んだケースに回転可能に支持されており、
該出力軸3の一端は上記ケースより突出し、該出
力軸3の突出端部には径方向に延びる腕部31が
放射状に一体的な突出形成されている。
上記電動モータ1と減速機アツシー2とは互に
一体的に結合された状態にてベースプレート4に
スクリユー5等により取付けられる。
6は外周面に螺旋状の凹溝61を形成したドラ
ムであり、該ドラム6の底面側の中心部には前記
出力軸3の先端部及び該先端部に形成した放射状
の腕部31が少くとも回転方向に所定範囲の余裕
をもつて嵌る放射状の切欠き部62が形成される
と共に、ドラム6の頂面側の中心部には後述する
ドラムケース7の頂面中心部にバーリング加工に
より形成した筒状部71が嵌装される孔63が形
成されている。
8はゴム等の弾性体よりなるダンパで、該ダン
パ8は前記出力軸3の腕部31とドラム6の放射
状切欠き部62との間に介装され、ドラム6の底
面側はベースプレート4に固着された減速機アツ
シー2の出力軸3に上記ダンパ8を介して支持さ
れると共に、ドラム6の頂面側はベースプレート
4にカシメ41等にて固着されたドラムケース7
の上記筒状部71が孔63に嵌ることにより、該
筒状部71にて回転可能なるよう支持されてい
る。
尚9はワイヤであり、該ワイヤ9は窓ガラス
(図示省略)の昇降を案内するガイドレール11
に沿つて張設されその両端部は該ガイドレール1
1の上下端部からアウタチユーブ10,10内を
通つてドラム6の外周に形成した螺旋状の凹溝6
1に巻きつけられた上で両端部91,92をそれ
ぞれドラム6に固定されている。該ワイヤ9のガ
イドレール11に沿つて張設された部分には図示
しない窓ガラスの下縁部が結合され、ドラム6の
回転によりワイヤ9の一方の端部側がドラム6に
巻き込まれると同時にワイヤ9の他方の端部側が
ドラム6より巻きもどされ、そのワイヤ9に結合
された窓ガラスがガイドレール11に案内されて
昇降作動するようになつている。12はワイヤ9
の弛み吸収用のスプリングである。
上記ベースプレート4及びガイドレール11は
自動車のドア或は車体側壁のインナ側にそれぞれ
取り付けられることは言うまでもない。42はベ
ースプレート4の取付穴である。
上記の構成において、電動モータ1が回転駆動
し出力軸3が回転すると、該出力軸3先端の腕部
31がダンパ8を圧縮変形させつつ該ダンパ8を
介してドラム6の切欠き部62の側壁部62aに
回転力を伝達し、ドラム6はドラムケース7のバ
ーリング加工により形成した筒部71を中心とし
て回転し、前記したようにワイヤ9を作動させた
窓ガラスが昇降作動するが、このとき始動時及び
停止時等の衝撃的な荷重は腕部31と切欠き部6
2間に介装されたダンパ8の圧縮弾性変形により
大幅に低減され、減速装置のギヤ噛合歯にかかる
荷重を緩和すると共に該衝撃的な荷重に基づくワ
イヤ9の伸びを著しく低減し得る。
又本発明ではドラム6をその頂面側をドラムケ
ース7のバーリング加工により形成した筒部71
にて支持すると共にその底面側を減速装置の出力
軸3にて弾性材よりなるダンパ8を介して支持す
る構成としているので、従来必要としたドラム取
付支持用の軸部材が全く不要となりドラム支持構
造の著しい簡略化をはかることができると共に、
ドラム6の底面側は弾性材によりフローテイング
支持されているので第1図ロの矢印Aにて示すよ
うにドラム6は筒部71による支持部を中心とし
て底面側が弾性材の弾性変形の範囲内において振
り子運動が可能であり、従つてドラム軸部分の精
度をあまり高くは必要とせず、ドラム生産コスト
の低減及び組付作業の簡易化をはかり得るもので
ある。更にまた軸部材を不要とすることは、軸部
材の一端を支持することのないドラムケース7の
軸振れによる摩耗損傷がなくなる。
第2図は本発明の第2の実施例を示すものであ
り、この例ではドラム6の頂面側の支持構造とし
て、ドラム6の頂面の中心部に円柱状突起63′
を一体に構成し、該突起63′をドラムカバー7
にバーリング加工により形成した筒部71′に回
転可能に嵌装した構造を採つた点が第1図の実施
例と異るだけであり、ダンパ8の形状が幾分第1
図のものと違つているとは言え、出力軸3の先端
に形成した放射状の腕部31がゴム等の弾性材よ
りなるブツシユ8を介してドラム6の底面側中心
部に設けた放射状の切欠き部62に嵌装され腕部
31がブツシユ8を弾性変形させつつ切欠き部6
2の側壁部62aを押してドラム6を回転させる
点、それに基づく諸機能及び諸効果は第1図の実
施例と同じであり、上記以外第1図と同一の符号
は第1図と同一部分を表わしている。
第3図は本発明の第3の実施例を示すもので、
この例では減速装置の出力軸3の先端部に形成さ
れる腕部31を第1,2図の3本に対し2本に構
成した例を示している。そしてドラム6の底面側
に形成される切欠き部62を中心部が挾搾した鼓
形状に構成し、該鼓形状の両端部分にそれぞれ嵌
装されたダンパ8の中心側のエツジを挾搾部のエ
ツジ62bにて抑えることによりドラム6の径方
向への過度の遊びを防止した構成を採つている。
又挾搾部と腕部31間には空隙部が形成され腕部
31の回転方向の変位をさまたげることがないよ
うになつている。
尚この第3図の例ではドラム6の頂面側の支持
構造は、第1図の場合と同じようにドラム6頂面
中心に設けた孔63とドラムケース7の筒部71
との嵌め合い構成としているが、場合によつては
第2図のようにドラム突起63′と筒部71′との
嵌め合いでも良い。
上記以外の構成は第1,2図のものと同じで第
1,2図と同一の符号は同一の部分を表わし、機
能、効果も第1,2図の場合と同じである。
【図面の簡単な説明】
第1図イ,ロは本発明の第1の実施例を示す要
部正面図及びX−X断面図である。第2図及び第
3図はそれぞれ本発明の第2及び第3の実施例を
示すもので、各図においてイ図は要部を断面にて
示す正面図、ロ図はイ図のY−Y断面図である。 1……電動モータ、2……減速機アツシー、3
……出力軸、31……腕部、4……ベースプレー
ト、6……ドラム、62……切欠き部、63……
孔、63′……突起、7……ドラムケース、71,
71′……筒部、8……ダンパ、9……ワイヤ、
10……アウタチユーブ、11……ガイドレー
ル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電動モータの回転を減速装置を介してドラム
    に伝達し、該ドラムに巻きつけられたワイヤを作
    動させ、該ワイヤに結合された窓ガラスを開閉作
    動させるようにした自動車のワイヤ・ドラム式パ
    ワウインドレギユレータにおいて、外周面にワイ
    ヤ巻き付け用の凹溝を形成したドラムの底面側中
    心部に放射状の切欠き部を形成し、ベースプレー
    トに取付けられた減速装置の出力軸先端部に放射
    状に突出形成した腕部を、上記ドラムの放射状切
    欠き部内にゴム等の弾性材よりなるダンパを介し
    て嵌装して該ドラムの底面側を支持すると共に、
    ベースプレートに固着されるドラムカバーにバー
    リング加工により形成した筒部にてドラム頂面側
    中心部を回転可能に支持したことを特徴とする自
    動車用ワイヤ・ドラム式パワウインドレギユレー
    タのドラム支持構造。 2 ドラム頂面側の支持構造は、ドラム頂面の中
    心部に設けた孔に、ドラムカバーにバーリング加
    工により構成した筒部が嵌合した構成となつてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の自動車用ワイヤ・ドラム式パワウインドレギユ
    レータのドラム支持構造。 3 ドラム頂面側の支持構造は、ドラム頂面の中
    心部に一体に突出形成した円柱状突起が、ドラム
    カバーにバーリング加工により構成した筒部に嵌
    合した構成となつていることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の自動車用ワイヤ・ドラム
    式パワウインドレギユレータのドラム支持構造。
JP58026091A 1983-02-18 1983-02-18 自動車用ワイヤ・ドラム式パワウインドレギユレ−タのドラム支持構造 Granted JPS59154278A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58026091A JPS59154278A (ja) 1983-02-18 1983-02-18 自動車用ワイヤ・ドラム式パワウインドレギユレ−タのドラム支持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58026091A JPS59154278A (ja) 1983-02-18 1983-02-18 自動車用ワイヤ・ドラム式パワウインドレギユレ−タのドラム支持構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59154278A JPS59154278A (ja) 1984-09-03
JPH0329953B2 true JPH0329953B2 (ja) 1991-04-25

Family

ID=12183927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58026091A Granted JPS59154278A (ja) 1983-02-18 1983-02-18 自動車用ワイヤ・ドラム式パワウインドレギユレ−タのドラム支持構造

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JP (1) JPS59154278A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6325783U (ja) * 1986-08-01 1988-02-19
JPS63177583U (ja) * 1987-05-01 1988-11-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59154278A (ja) 1984-09-03

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