JP2507535B2 - 自走式開閉装置の給電装置 - Google Patents
自走式開閉装置の給電装置Info
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- JP2507535B2 JP2507535B2 JP10339988A JP10339988A JP2507535B2 JP 2507535 B2 JP2507535 B2 JP 2507535B2 JP 10339988 A JP10339988 A JP 10339988A JP 10339988 A JP10339988 A JP 10339988A JP 2507535 B2 JP2507535 B2 JP 2507535B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、特に自動車のウインドウ,サンルーフ等の
被開閉部材の開閉装置に係わり、特に、開閉駆動の駆動
源が被開閉部材と共に移動する場合の自走式開閉装置の
給電装置の改良に関する。
被開閉部材の開閉装置に係わり、特に、開閉駆動の駆動
源が被開閉部材と共に移動する場合の自走式開閉装置の
給電装置の改良に関する。
[従来の技術] この種の自走式開閉装置の従来例として、近年、乗用
車等に普及しているパワーウインドウレギュレータを例
に挙げて説明する。
車等に普及しているパワーウインドウレギュレータを例
に挙げて説明する。
この種の自走式のパワーウインドウレギュレータは、
駆動源をドア側に固定した従来のXアーム方式又はワイ
ヤ駆動方式に代わるもので、駆動用モータをウインドウ
ガラスと共に移動させることで、部品点数を大幅に低減
し、ドアスペース内の有効利用を図ることができる点で
優れている。
駆動源をドア側に固定した従来のXアーム方式又はワイ
ヤ駆動方式に代わるもので、駆動用モータをウインドウ
ガラスと共に移動させることで、部品点数を大幅に低減
し、ドアスペース内の有効利用を図ることができる点で
優れている。
この種の自走式パワーウインドウレギュレータの提案
としては、実開昭60-68284号及び特開昭61-286485号公
報に見られるが、ここでは実開昭60-68284号の構成を例
に挙げて説明する。
としては、実開昭60-68284号及び特開昭61-286485号公
報に見られるが、ここでは実開昭60-68284号の構成を例
に挙げて説明する。
同公報に開示されているパワーウインドウは、第17図
に示すようにウインドウガラス10の下端部に固定された
ガラスホルダ12と、このガラスホルダ12に固定された正
逆転可能なモータ14と、前記モータ14によってウォーム
ギア16を介して回転駆動されるピニオンギア18と、ドア
のインパネルに縦方向に固定されて前記ピニオンギア18
と噛合するラック20とから構成されている。
に示すようにウインドウガラス10の下端部に固定された
ガラスホルダ12と、このガラスホルダ12に固定された正
逆転可能なモータ14と、前記モータ14によってウォーム
ギア16を介して回転駆動されるピニオンギア18と、ドア
のインパネルに縦方向に固定されて前記ピニオンギア18
と噛合するラック20とから構成されている。
そして、このパワーウインドウによれば、ウインドウ
をラック20とピニオンギア18とで駆動する方式であるの
で部品点数が少なく、しかもドアインパネルにはラック
20が縦方向に固定されるだけであるので、ドア内部の空
間を有効に利用することができる。
をラック20とピニオンギア18とで駆動する方式であるの
で部品点数が少なく、しかもドアインパネルにはラック
20が縦方向に固定されるだけであるので、ドア内部の空
間を有効に利用することができる。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、上述した自走式のパワーウインドウレギュ
レータによれば、開閉駆動のための駆動源であるモータ
14が、被開閉部材であるウインドウガラス10と共に移動
することになるので、このモータ14に給電するためのリ
ードワイヤも、前記モータ14と共にドア内部を自由に移
動できるように構成しなければならない。
レータによれば、開閉駆動のための駆動源であるモータ
14が、被開閉部材であるウインドウガラス10と共に移動
することになるので、このモータ14に給電するためのリ
ードワイヤも、前記モータ14と共にドア内部を自由に移
動できるように構成しなければならない。
ここで、前記ドア内には、パワーウインドのための機
構の他に、他の種々の機構部材が存在するので、モータ
14の移動ストローク分だけの撓みを持たせた柔軟性のリ
ードワイヤが、何等の規制なく移動すると、各種機構の
機能上障害が発生することがあり、また、リードワイヤ
の破損によりパワーウインドウが機能しなくなるという
事態が考えられる。
構の他に、他の種々の機構部材が存在するので、モータ
14の移動ストローク分だけの撓みを持たせた柔軟性のリ
ードワイヤが、何等の規制なく移動すると、各種機構の
機能上障害が発生することがあり、また、リードワイヤ
の破損によりパワーウインドウが機能しなくなるという
事態が考えられる。
しかし、従来より、この種の自走式パワーウインドウ
のように、移動可能な駆動源へ支障なく給電することが
できる給電装置が提供されていなかった。そして、この
事が要因のひとつとなって、この種の自走式開閉装置が
未だ実用化に至っていなかった。
のように、移動可能な駆動源へ支障なく給電することが
できる給電装置が提供されていなかった。そして、この
事が要因のひとつとなって、この種の自走式開閉装置が
未だ実用化に至っていなかった。
そこで、本発明の目的とするところは、上述した従来
の問題点を解決し、駆動源の移動によってもリードワイ
ヤの撓みを最少として、被開閉部材の開閉駆動に支障な
く、かつ、ドア内部などの狭い空間でリードワイヤの移
動を円滑に実行することができる自走式開閉装置の給電
装置を提供することにある。
の問題点を解決し、駆動源の移動によってもリードワイ
ヤの撓みを最少として、被開閉部材の開閉駆動に支障な
く、かつ、ドア内部などの狭い空間でリードワイヤの移
動を円滑に実行することができる自走式開閉装置の給電
装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、被開閉部材の開閉駆動を行う駆動源が、前
記被開閉部材と共に移動する自走式開閉装置において、 駆動源の移動ストロークをほぼ2分する直交線上の1
点に、前記駆動源への給電用リードワイヤの一端側を支
持し、そのリードワイヤの他端側を前記駆動源に接続
し、前記駆動源の移動に従い前記直交線上の1点を中心
としてリードワイヤを揺動させる構成としている。
記被開閉部材と共に移動する自走式開閉装置において、 駆動源の移動ストロークをほぼ2分する直交線上の1
点に、前記駆動源への給電用リードワイヤの一端側を支
持し、そのリードワイヤの他端側を前記駆動源に接続
し、前記駆動源の移動に従い前記直交線上の1点を中心
としてリードワイヤを揺動させる構成としている。
[作用] 本発明では、駆動源の移動に従い、リードワイヤを揺
動させることで、固定端側よりその移動端である駆動源
に対してリードワイヤの接続を可能としている。ここ
で、上記揺動中心は、駆動源の移動ストロークをほぼ2
分する直交線上の一点となっている。従って、リードワ
イヤの必要最少長さは駆動源が移動ストロークのほぼ中
心に存在する時であり、一方リードワイヤの必要最大長
さは、駆動源が移動方向の両端に存在しているときとな
る。上記リードワイヤの最少,最大長さの差は、直角三
角形の斜辺と他の一変の長さの差とほぼ同様となり、こ
の差分だけ少なくともリードワイヤに撓みを持たせてお
けばリードワイヤの切断等の弊害を防止できる。そし
て、本発明の場合のリードワイヤの撓み量は、例えば駆
動源の移動ストローク分だけ撓みを必要とするものと比
較すれば極めて短くて済み、この撓み部分の処理が簡易
となり、駆動源の移動によりリードワイヤの撓み部分が
他の機構等に引っ掛かってしまうなどの弊害を確実に防
止することができる。
動させることで、固定端側よりその移動端である駆動源
に対してリードワイヤの接続を可能としている。ここ
で、上記揺動中心は、駆動源の移動ストロークをほぼ2
分する直交線上の一点となっている。従って、リードワ
イヤの必要最少長さは駆動源が移動ストロークのほぼ中
心に存在する時であり、一方リードワイヤの必要最大長
さは、駆動源が移動方向の両端に存在しているときとな
る。上記リードワイヤの最少,最大長さの差は、直角三
角形の斜辺と他の一変の長さの差とほぼ同様となり、こ
の差分だけ少なくともリードワイヤに撓みを持たせてお
けばリードワイヤの切断等の弊害を防止できる。そし
て、本発明の場合のリードワイヤの撓み量は、例えば駆
動源の移動ストローク分だけ撓みを必要とするものと比
較すれば極めて短くて済み、この撓み部分の処理が簡易
となり、駆動源の移動によりリードワイヤの撓み部分が
他の機構等に引っ掛かってしまうなどの弊害を確実に防
止することができる。
このような撓みを与えるためには、リードワイヤを螺
旋状に巻回することが最も簡易であり、このようにすれ
ば揺動変位するリードワイヤの剛性が高まるので、例え
ば自動車のパワーウインドに使用しても、走行時にリー
ドワイヤが振動することが少なくなる。
旋状に巻回することが最も簡易であり、このようにすれ
ば揺動変位するリードワイヤの剛性が高まるので、例え
ば自動車のパワーウインドに使用しても、走行時にリー
ドワイヤが振動することが少なくなる。
また、リードワイヤを螺旋状にするだけでは振動を全
く防止することは困難であり、このために生ずる騒音は
ドアのインナーパネル内に消音材を配置することで解決
できるが、さらに好ましい対策として、リードワイヤの
揺動を案内するガイド軸を設けることができる。
く防止することは困難であり、このために生ずる騒音は
ドアのインナーパネル内に消音材を配置することで解決
できるが、さらに好ましい対策として、リードワイヤの
揺動を案内するガイド軸を設けることができる。
そして、このガイド軸を揺動させる場合には、駆動源
の移動が上記揺動中心を中心とする円弧状でなく、直線
移動が通常であるので、ガイド軸の移動端側を駆動源の
移動方向と直交する方向にスライド可能とするか、ある
いはガイド軸自体を伸縮自在としておけばよい。
の移動が上記揺動中心を中心とする円弧状でなく、直線
移動が通常であるので、ガイド軸の移動端側を駆動源の
移動方向と直交する方向にスライド可能とするか、ある
いはガイド軸自体を伸縮自在としておけばよい。
[実施例] 以下、本発明を自走式パワーウインドレギュレータに
適用した実施例について、図面を参照して具体的に説明
する。
適用した実施例について、図面を参照して具体的に説明
する。
〈第1実施例〉 この第1実施例は、第1図に示すように自走式パワー
ウインドモータ60の移動ストロークをほぼ2分する直交
線上の1点に、前記モータ60への給電用リードワイヤ80
の一端側を支持し、そのリードワイヤ80の他端側を前記
モータ60に接続し、前記モータ60の移動に従い前記直交
線上の1点を中心としてリードワイヤ80を揺動自在と
し、かつ、前記直交線上の一点とモータ60側とで回動自
在に支持され、前記リードワイヤ80を支持するガイド軸
90と、モータ60側に固定され、ガイド軸80の回動支持部
を前記モータ60の移動方向と直交する方向にスライド自
在に支持するスライド支持部材100とを設けて構成して
いる。
ウインドモータ60の移動ストロークをほぼ2分する直交
線上の1点に、前記モータ60への給電用リードワイヤ80
の一端側を支持し、そのリードワイヤ80の他端側を前記
モータ60に接続し、前記モータ60の移動に従い前記直交
線上の1点を中心としてリードワイヤ80を揺動自在と
し、かつ、前記直交線上の一点とモータ60側とで回動自
在に支持され、前記リードワイヤ80を支持するガイド軸
90と、モータ60側に固定され、ガイド軸80の回動支持部
を前記モータ60の移動方向と直交する方向にスライド自
在に支持するスライド支持部材100とを設けて構成して
いる。
自走式開閉装置としてのパワーウインドウは、第2
図,第3図に示すように、被開閉部材であるウインドウ
ガラス30の移動方向に沿って固定支持されたラック40
と、このラック40に噛合するピニオンギア50と、このピ
ニオンギア50を正逆回転駆動するモータ60と、このモー
タ60を前記ウインドウガラス30の一端側に支持固定する
支持部材70とを有している。
図,第3図に示すように、被開閉部材であるウインドウ
ガラス30の移動方向に沿って固定支持されたラック40
と、このラック40に噛合するピニオンギア50と、このピ
ニオンギア50を正逆回転駆動するモータ60と、このモー
タ60を前記ウインドウガラス30の一端側に支持固定する
支持部材70とを有している。
前記ラック40は、前記ウインドウガラス30の移動方向
と直交するウインドウガラス30の幅方向に向けて歯40a
を具備し、ラック取り付け用ブラケット(以下、ブラケ
ットと称する)41に固定されている。このラック40及び
ブラケット41は、湾曲状のウインドウガラス30の曲率と
ほぼ同一の曲率で湾曲状に形成されている。そして、前
記ブラケット41の上下端にコ字状に形成した取り付け片
41a,41aを、ドア内板32にボルト33,33によって締結する
ことで、前記ブラケット41を固定している(第4図参
照)。
と直交するウインドウガラス30の幅方向に向けて歯40a
を具備し、ラック取り付け用ブラケット(以下、ブラケ
ットと称する)41に固定されている。このラック40及び
ブラケット41は、湾曲状のウインドウガラス30の曲率と
ほぼ同一の曲率で湾曲状に形成されている。そして、前
記ブラケット41の上下端にコ字状に形成した取り付け片
41a,41aを、ドア内板32にボルト33,33によって締結する
ことで、前記ブラケット41を固定している(第4図参
照)。
また、前記ブラケット41は、その幅方向の両端側に、
鍵状の被係合部42,42を有し、後述する第1,第2の係合
突起65,66に係止できるようになっている。
鍵状の被係合部42,42を有し、後述する第1,第2の係合
突起65,66に係止できるようになっている。
前記モータ60は、モータ本体61と、このモータ本体61
に固定されたギアハウジング62とから構成されている。
に固定されたギアハウジング62とから構成されている。
前記モータ本体61の出力軸は、第3図の図示P線上に
一致して設けられ、このP線はモータ本体61の重心線と
も一致している。さらに、このP線は、第4図にも示す
ように、前記ウインドウガラス30の移動面とほぼ同一面
上にあり、かつ、前記ウインドウガラス30の下部に位置
している。
一致して設けられ、このP線はモータ本体61の重心線と
も一致している。さらに、このP線は、第4図にも示す
ように、前記ウインドウガラス30の移動面とほぼ同一面
上にあり、かつ、前記ウインドウガラス30の下部に位置
している。
また、前記ギアハウジング62は、前記モータ本体61の
出力を、前記P線とは直交する方向に回転軸を有する前
記ピニオンギア50に減速して伝達するためのものであ
る。
出力を、前記P線とは直交する方向に回転軸を有する前
記ピニオンギア50に減速して伝達するためのものであ
る。
前記ギアハウジング62についてさらに詳述すれば、こ
のギアハウジング62は、前記モータ本体61を前記支持部
材70に固定するための部材及び前記ブラケット41を位置
決めするための部材とを備えている。
のギアハウジング62は、前記モータ本体61を前記支持部
材70に固定するための部材及び前記ブラケット41を位置
決めするための部材とを備えている。
即ち、第5図に示すように、前記ギアハウジング62の
上側には、前記支持部材70に取り付けるための取り付け
片63,64が形成され、かつ、前記ブラケット41の一方の
被係合部42を係止する第1の係合部突起65が形成されて
いる(第2図をも参照)。さらに、前記P線と一致した
線上に沿って延在形成された一端には、前記ブラケット
41の他の一つの被係合部43を係止する第2の係合突起66
が形成されている。
上側には、前記支持部材70に取り付けるための取り付け
片63,64が形成され、かつ、前記ブラケット41の一方の
被係合部42を係止する第1の係合部突起65が形成されて
いる(第2図をも参照)。さらに、前記P線と一致した
線上に沿って延在形成された一端には、前記ブラケット
41の他の一つの被係合部43を係止する第2の係合突起66
が形成されている。
また、前記ギアハウジング62には、前記モータ本体61
に給電するためのリードワイヤ80の移動端側80bをクラ
ンプし、かつ、前記ガイド軸90の一端をスライド自在に
支持するためのスライド支持部材100が設けられてい
る。なお、このスライド支持部材100については、その
詳細を後述する。また、第5図中、図示Q線は前記ピニ
オンギア50の中心線を示している。
に給電するためのリードワイヤ80の移動端側80bをクラ
ンプし、かつ、前記ガイド軸90の一端をスライド自在に
支持するためのスライド支持部材100が設けられてい
る。なお、このスライド支持部材100については、その
詳細を後述する。また、第5図中、図示Q線は前記ピニ
オンギア50の中心線を示している。
次に、前記支持部材70について、第6図(A)(B)
をも参照して説明する。
をも参照して説明する。
この支持部材70は、前記ウインドウガラス30の一端側
を例えば接着剤を介して挟持する挟持部71と、前記モー
タ60を前記ギアハウジング62を介して固定する固定部7
2,73と、前記一方の固定部73の一縁部を直角に屈曲した
垂直面74と、この垂直面74の一端をさらに直角に屈曲し
て、組み立て時に前記ウインドウガラス30と平行に形成
される平行面75を有して構成されている。
を例えば接着剤を介して挟持する挟持部71と、前記モー
タ60を前記ギアハウジング62を介して固定する固定部7
2,73と、前記一方の固定部73の一縁部を直角に屈曲した
垂直面74と、この垂直面74の一端をさらに直角に屈曲し
て、組み立て時に前記ウインドウガラス30と平行に形成
される平行面75を有して構成されている。
そして、この支持部材70によって前記モータ60をウイ
ンドウガラス30に取り付けることにより、第3図に示す
ように、本機構をウインドウガラス30の移動端側から見
た場合に、前記モータ60の出力軸と一致するP線が、前
記ウインドウガラス30の厚さ方向の中心線と一致するよ
うになっている。
ンドウガラス30に取り付けることにより、第3図に示す
ように、本機構をウインドウガラス30の移動端側から見
た場合に、前記モータ60の出力軸と一致するP線が、前
記ウインドウガラス30の厚さ方向の中心線と一致するよ
うになっている。
さらに、前記支持部材70の組み立て時には、第2図に
示すように、前記垂直面74と前記ギアハウジング62に形
成した第1の係合突起65との間に、前記ブラケット41の
一方の被係合部42が挿入配置され、前記平行面75はその
被係合部42のさらに外側を覆うように配置されるように
組み立てられることになる。
示すように、前記垂直面74と前記ギアハウジング62に形
成した第1の係合突起65との間に、前記ブラケット41の
一方の被係合部42が挿入配置され、前記平行面75はその
被係合部42のさらに外側を覆うように配置されるように
組み立てられることになる。
次に、上述した自走式パワーウインドウ装置の前記モ
ータ60への給電装置について説明する。
ータ60への給電装置について説明する。
この給電装置は、バッテリー側に接続される一端80a
をドア200のインナーパネル201に支持し、その他端であ
る移動端80bを前記モータ本体61に接続し、中間部を螺
旋状形態81としたリードワイヤ80によって、モータ60へ
の給電を可能としている。
をドア200のインナーパネル201に支持し、その他端であ
る移動端80bを前記モータ本体61に接続し、中間部を螺
旋状形態81としたリードワイヤ80によって、モータ60へ
の給電を可能としている。
インナーパネル201への支持点は、モータ60の移動ス
トロークをほぼ2分する直交線上に設けられ、なるべく
モータ60の移動線上よりも離れた点に設けている。そし
て、第7図に示すように前記インナーパネル201に弾性
変形により支持される回動支持片85によって、一端のフ
ック部91が回動自在に支持され、他端のフック部92が前
記スライド支持部材100のスライダー102に回転自在に支
持された前記ガイド軸90が設けられ、リードワイヤ80の
前記螺旋状形態81の部分をこのガイド軸90に挿通して支
持している。
トロークをほぼ2分する直交線上に設けられ、なるべく
モータ60の移動線上よりも離れた点に設けている。そし
て、第7図に示すように前記インナーパネル201に弾性
変形により支持される回動支持片85によって、一端のフ
ック部91が回動自在に支持され、他端のフック部92が前
記スライド支持部材100のスライダー102に回転自在に支
持された前記ガイド軸90が設けられ、リードワイヤ80の
前記螺旋状形態81の部分をこのガイド軸90に挿通して支
持している。
前記スライド支持部材100は、モータ60の移動方向と
直交する方向を長手方向とする矩形状の長穴101を有
し、この長穴101に嵌合して前記スライダー102が第5図
の矢印方向にスライド可能になっている。また、スライ
ド支持部材100のモータ本体61に近い側には、第1のク
ランパー104が着脱自在となっている。
直交する方向を長手方向とする矩形状の長穴101を有
し、この長穴101に嵌合して前記スライダー102が第5図
の矢印方向にスライド可能になっている。また、スライ
ド支持部材100のモータ本体61に近い側には、第1のク
ランパー104が着脱自在となっている。
上記スライダー102は、第5図のA−A′断面である
第8図に示すように前記長穴101の短手方向の切欠幅よ
りも狭い幅狭部102aと、この両側の幅広部102b,102cを
有した断面形状となっていて、第8図のように前記長穴
101と嵌合することで、長穴101の長手方向にのみ移動が
許容されている。なお、第8図のような嵌合形態を実現
するためには、スライダー102をスライド支持部材100の
両側で分割可能な2ピース構造とするか、あるは前記ス
ライダー102の有効スライドストローク範囲外に、スラ
イダー102全体を挿通できる穴部を前記長穴101に連通し
て設け、この穴部にスライダー102をその厚さ中心まで
一旦挿通し、その後に長穴101に嵌合するようにスライ
ダー102を移動させればよい。
第8図に示すように前記長穴101の短手方向の切欠幅よ
りも狭い幅狭部102aと、この両側の幅広部102b,102cを
有した断面形状となっていて、第8図のように前記長穴
101と嵌合することで、長穴101の長手方向にのみ移動が
許容されている。なお、第8図のような嵌合形態を実現
するためには、スライダー102をスライド支持部材100の
両側で分割可能な2ピース構造とするか、あるは前記ス
ライダー102の有効スライドストローク範囲外に、スラ
イダー102全体を挿通できる穴部を前記長穴101に連通し
て設け、この穴部にスライダー102をその厚さ中心まで
一旦挿通し、その後に長穴101に嵌合するようにスライ
ダー102を移動させればよい。
また、このスライダー102上には、前記ガイド軸90の
一方の端部に形成したフック部92を回動自在に支持する
ドラム状の回転支持部103が設けられ、また、第2のク
ランパー105を着脱自在としている。
一方の端部に形成したフック部92を回動自在に支持する
ドラム状の回転支持部103が設けられ、また、第2のク
ランパー105を着脱自在としている。
モータ本体61より取り出された前記リードワイヤ80
は、まず、スライド支持部材100に第16図のような弾性
変形によって取着される第1のクランパー104にクラン
プされ、その後、前記スライダー102上に弾性変形によ
って取着される第2のクランパー105によってクランプ
されるようになっている。尚、第2のクランパー105は
スライダー102と共にスライド移動するので、上記第1,
第2のクランパー104,105間のリードワイヤ80には適当
な撓みを持たせている。
は、まず、スライド支持部材100に第16図のような弾性
変形によって取着される第1のクランパー104にクラン
プされ、その後、前記スライダー102上に弾性変形によ
って取着される第2のクランパー105によってクランプ
されるようになっている。尚、第2のクランパー105は
スライダー102と共にスライド移動するので、上記第1,
第2のクランパー104,105間のリードワイヤ80には適当
な撓みを持たせている。
次に、上記パワーウインドウの作用について説明す
る。
る。
このパワーウインドウの駆動原理は、従来のラック−
ピニオン方式の提案と同様に、モータ本体61の出力を、
ギアハウジング62内のギアによって減速すると共に、前
記モータ本体61の出力軸と直交する方向に回転軸を有す
るピニオンギア50に伝達することによる。
ピニオン方式の提案と同様に、モータ本体61の出力を、
ギアハウジング62内のギアによって減速すると共に、前
記モータ本体61の出力軸と直交する方向に回転軸を有す
るピニオンギア50に伝達することによる。
この駆動力が伝達されると、前記ピニオンギア50はラ
ック40に噛合しながら回転することになるが、前記ラッ
ク40はドア内板32に、ブラケット41及び取り付け片41a
を介して固定されているので、ピニオンギア50の自転に
よって前記ラック40に沿って移動することになる。
ック40に噛合しながら回転することになるが、前記ラッ
ク40はドア内板32に、ブラケット41及び取り付け片41a
を介して固定されているので、ピニオンギア50の自転に
よって前記ラック40に沿って移動することになる。
前記ピニオンギア50は、モータ60,支持部材70及び被
開閉部材であるウインドウガラス30と一体的に支持され
ているので、ピニオンギア50と共にこれらの部材が一体
的に移動し、前記モータ60の正逆転駆動によって、ウイ
ンドウガラス30を開閉移動することが可能となる。
開閉部材であるウインドウガラス30と一体的に支持され
ているので、ピニオンギア50と共にこれらの部材が一体
的に移動し、前記モータ60の正逆転駆動によって、ウイ
ンドウガラス30を開閉移動することが可能となる。
このように、自走式のパワーウインドウでは、被開閉
部材であるウインドウガラス30とともにモータ本体61も
移動することになる。
部材であるウインドウガラス30とともにモータ本体61も
移動することになる。
そこで、移動するモータ本体61に給電するための給電
装置が下記のように作用して、前記モータ本体61に給電
している。
装置が下記のように作用して、前記モータ本体61に給電
している。
リードワイヤ80の前記モータ本体61への接続端側80b
は、モータ本体61と共に移動するギアハウジング62に形
成されたスライド支持部材100に支持されている。さら
に詳述すれば第1,第2のクランパー104,105の間で適当
な撓みを持たせてクランプしている。
は、モータ本体61と共に移動するギアハウジング62に形
成されたスライド支持部材100に支持されている。さら
に詳述すれば第1,第2のクランパー104,105の間で適当
な撓みを持たせてクランプしている。
ここで、モータ60の駆動によって例えばウインドウ30
を最下端より移動すると、第1図の最下端の破線状態よ
り中心位置の実線の状態を経て、最上部の破線状態にモ
ータ60が移動することになる。この際、リードワイヤ80
は、ガイド軸90に支持されてインナーパネル201の回動
片85を中心として揺動することになる。
を最下端より移動すると、第1図の最下端の破線状態よ
り中心位置の実線の状態を経て、最上部の破線状態にモ
ータ60が移動することになる。この際、リードワイヤ80
は、ガイド軸90に支持されてインナーパネル201の回動
片85を中心として揺動することになる。
そして、この場合モータ60はラック40に沿って直線的
に移動し、一方ガイド軸90は揺動することになるので、
この揺動を確保するために、スライダー102がスライド
支持部材100の長穴101に沿ってスライド移動し、このこ
とによってガイド軸90の揺動が実現可能となっている。
に移動し、一方ガイド軸90は揺動することになるので、
この揺動を確保するために、スライダー102がスライド
支持部材100の長穴101に沿ってスライド移動し、このこ
とによってガイド軸90の揺動が実現可能となっている。
このリードワイヤ80の揺動に際して、ガイド軸90に巻
回されている螺旋状部分81の長さは不変であり、スライ
ダー102のスライド移動分だけリードワイヤ80を撓ませ
ることで、モータ60の移動に追従させることができる。
回されている螺旋状部分81の長さは不変であり、スライ
ダー102のスライド移動分だけリードワイヤ80を撓ませ
ることで、モータ60の移動に追従させることができる。
そして、この際の撓み量は、第1図に示すように揺動
中心をモータ60の移動ストロークをほぼ2分する直交線
上に配置することで最短とすることができる。このた
め、撓み量の設定は第1,第2のクランパー104,105の間
でリードワイヤ80を湾曲させるだけで十分であり、この
ように撓み量が少ないのでこの部分の動きが他の機構に
干渉する恐れが極めて少なく、故障の少ないウインドウ
レギュレータを構成することができる。
中心をモータ60の移動ストロークをほぼ2分する直交線
上に配置することで最短とすることができる。このた
め、撓み量の設定は第1,第2のクランパー104,105の間
でリードワイヤ80を湾曲させるだけで十分であり、この
ように撓み量が少ないのでこの部分の動きが他の機構に
干渉する恐れが極めて少なく、故障の少ないウインドウ
レギュレータを構成することができる。
なお、本実施例ではモータ60の移動ストローク及びガ
イド軸90の長さを約400mmとし、この際の前記スライダ
ー102の移動量は40mm程度となっている。
イド軸90の長さを約400mmとし、この際の前記スライダ
ー102の移動量は40mm程度となっている。
また、ウインドウガラス30は第1図に示すように略台
形状のものが多く、このウインドウガラス30の幅方向の
重心線上にラック40を形成することが駆動効率上好まし
く、このようにすれば第1図の左側の揺動支点からモー
タ60の移動軌跡までの長さを長くすることができ、ガイ
ド軸90の長さが長くなれば同一揺動角の場合のスライダ
ー移動量を少なくできる。
形状のものが多く、このウインドウガラス30の幅方向の
重心線上にラック40を形成することが駆動効率上好まし
く、このようにすれば第1図の左側の揺動支点からモー
タ60の移動軌跡までの長さを長くすることができ、ガイ
ド軸90の長さが長くなれば同一揺動角の場合のスライダ
ー移動量を少なくできる。
また、上記実施例の場合は、前記螺旋状形態81はガイ
ド軸90に容易に支持するための便宜であり、この部分が
引っ張られることがないので、例えば螺旋状とせずにク
ランパーによってガイド軸90に支持するようにしてもよ
い。
ド軸90に容易に支持するための便宜であり、この部分が
引っ張られることがないので、例えば螺旋状とせずにク
ランパーによってガイド軸90に支持するようにしてもよ
い。
〈第2実施例〉 この第2実施例は、第1実施例と同様にリードワイヤ
80を支持するガイド軸を有するが、この移動端をスライ
ド可能とするのでなく、ガイド軸自体を伸縮自在とし
て、ガイド軸及びリードワイヤ80の揺動を可能としたも
のである。
80を支持するガイド軸を有するが、この移動端をスライ
ド可能とするのでなく、ガイド軸自体を伸縮自在とし
て、ガイド軸及びリードワイヤ80の揺動を可能としたも
のである。
すなわち、この第2実施例では第9図に示すように主
要部材の配置は第1実施例と同様であるが、ガイド軸11
0は第10図,第11図に示すように伸縮自在なアンテナ構
造と同様に異なる径の中空軸110a,110bをつなぎ合わせ
た構造となっていて、この周囲に前記リードワイヤ80の
螺旋状形態81が巻回されるようになっている。なお、こ
のガイド軸110の固定端側は第1実施例と同様に回動支
持片85によってインナーパネル201側に回動自在に支持
され、移動端側はギアハウジング62の一部に固定した回
動支持片86によって回動自在に支持されている。
要部材の配置は第1実施例と同様であるが、ガイド軸11
0は第10図,第11図に示すように伸縮自在なアンテナ構
造と同様に異なる径の中空軸110a,110bをつなぎ合わせ
た構造となっていて、この周囲に前記リードワイヤ80の
螺旋状形態81が巻回されるようになっている。なお、こ
のガイド軸110の固定端側は第1実施例と同様に回動支
持片85によってインナーパネル201側に回動自在に支持
され、移動端側はギアハウジング62の一部に固定した回
動支持片86によって回動自在に支持されている。
さらに、ガイド軸110の両端側を固定し、前記螺旋状
形態81のリードワイヤ80を包囲する蛇腹部材120が設け
られている。
形態81のリードワイヤ80を包囲する蛇腹部材120が設け
られている。
そして、この第2実施例ではモータ60の移動に追従す
るためのガイド軸110の揺動を、ガイド軸110自体を伸縮
させることによって可能としているので、第1実施例の
ようにガイド軸の移動端側をスライド可能とする構成を
不要としている。また、ガイド軸110の伸縮に追従し
て、リードワイヤ80の両端支持点間の長さが変わるの
で、螺旋状形態81の螺旋の作用によってリードワイヤ80
に撓みを持たせ、リードワイヤ80が過度に引っ張られる
ことを防止している。
るためのガイド軸110の揺動を、ガイド軸110自体を伸縮
させることによって可能としているので、第1実施例の
ようにガイド軸の移動端側をスライド可能とする構成を
不要としている。また、ガイド軸110の伸縮に追従し
て、リードワイヤ80の両端支持点間の長さが変わるの
で、螺旋状形態81の螺旋の作用によってリードワイヤ80
に撓みを持たせ、リードワイヤ80が過度に引っ張られる
ことを防止している。
なお、前記蛇腹部材120は、モータ60の上下動に追従
して揺動するリードワイヤ80の保護のためのものであ
り、ガイド軸110へのほこり、雨水の付着を防止し、ガ
イド軸110の円滑な伸縮動作を確保するようにしてい
る。また、ガイド軸110の伸縮に追従して螺旋状形態81
の全体が均等に伸縮するように、蛇腹部材120の各部の
均一な移動を摩擦接触によってリードワイヤ80に伝達す
る機能も兼ねている。
して揺動するリードワイヤ80の保護のためのものであ
り、ガイド軸110へのほこり、雨水の付着を防止し、ガ
イド軸110の円滑な伸縮動作を確保するようにしてい
る。また、ガイド軸110の伸縮に追従して螺旋状形態81
の全体が均等に伸縮するように、蛇腹部材120の各部の
均一な移動を摩擦接触によってリードワイヤ80に伝達す
る機能も兼ねている。
このように、上述した第1,第2実施例によれば、リー
ドワイヤ80の揺動をガイド軸100又は110によって案内し
ているので、パワーウインドウの駆動時にリードワイヤ
80がドアパネル201,202の間の他の機構に接触するなど
の恐れがなく、また、車両走行時にリードワイヤ80が振
動して異音を発生することも確実に防止することができ
る。
ドワイヤ80の揺動をガイド軸100又は110によって案内し
ているので、パワーウインドウの駆動時にリードワイヤ
80がドアパネル201,202の間の他の機構に接触するなど
の恐れがなく、また、車両走行時にリードワイヤ80が振
動して異音を発生することも確実に防止することができ
る。
〈第3実施例〉 この第3実施例は、本発明を最も簡易に実現する構成
であり、上述した各実施例のガイド軸90,110などは要せ
ずに、第12図に示すようにインナーパネル201に固定し
た支持片87と、ギアハウジング62に固定した支持片88と
の間に、リードワイヤ80の螺旋状形態81を張設した構成
としている。
であり、上述した各実施例のガイド軸90,110などは要せ
ずに、第12図に示すようにインナーパネル201に固定し
た支持片87と、ギアハウジング62に固定した支持片88と
の間に、リードワイヤ80の螺旋状形態81を張設した構成
としている。
ここで、インナーパネル201に固定される支持片87
は、第13図,第14図に示すようにインナーパネル201に
弾性変形によって固定されると共に、そのドラム部87a
にリードワイヤ80の一端80aを巻回し、その側面87bに形
成した穴部87cにリードワイヤ80を挿通して支持してい
る。
は、第13図,第14図に示すようにインナーパネル201に
弾性変形によって固定されると共に、そのドラム部87a
にリードワイヤ80の一端80aを巻回し、その側面87bに形
成した穴部87cにリードワイヤ80を挿通して支持してい
る。
ギアハウジング62に固定される支持片88も上記支持片
87と同様な構成であり、第13図,第15図に示すようにド
ラム部88aにリードワイヤ80の移動端側を巻回し、その
側面88bに形成した穴部88cにリードワイヤ80を挿通して
支持している。
87と同様な構成であり、第13図,第15図に示すようにド
ラム部88aにリードワイヤ80の移動端側を巻回し、その
側面88bに形成した穴部88cにリードワイヤ80を挿通して
支持している。
このような簡易な構成であっても、第12図に示すよう
にウインドウレギュレータを駆動した際に、リードワイ
ヤ80自体の伸縮によってリードワイヤ80を揺動させるこ
とができる。
にウインドウレギュレータを駆動した際に、リードワイ
ヤ80自体の伸縮によってリードワイヤ80を揺動させるこ
とができる。
この際、リードワイヤ80の材質を所定に選択すること
によって螺旋状形態81の剛性を高めることができ、ある
いはモータ駆動の他の付加機能を実現するためのセンサ
出力線等を一緒に螺旋状に形成することにより剛性を高
めることができ、このように工夫することで、車両走行
時のリードワイヤ80の振動を少なくし、異音の発生を低
減することができる。なお、ドアパネル201,202に消音
材を形成しておくことでもよい。
によって螺旋状形態81の剛性を高めることができ、ある
いはモータ駆動の他の付加機能を実現するためのセンサ
出力線等を一緒に螺旋状に形成することにより剛性を高
めることができ、このように工夫することで、車両走行
時のリードワイヤ80の振動を少なくし、異音の発生を低
減することができる。なお、ドアパネル201,202に消音
材を形成しておくことでもよい。
尚、上述した各実施例では、ウインドウガラス30の移
動端側より見た場合、モータ本体61の出力軸(中心線P
と一致)がウインドウガラス30の厚さ方向の中心線と一
致するように構成されている。従って、被開閉部材であ
るウインドウガラス30の中心線(即ち、中心線P)か
ら、このウインドウガラス30を縦方向に駆動する駆動力
を生ずるラック−ピニオンの中心線(第3図及び第4図
に示すR線)までの距離L1が、従来のラック−ピニオン
方式の場合に比べて格段に短くなる。
動端側より見た場合、モータ本体61の出力軸(中心線P
と一致)がウインドウガラス30の厚さ方向の中心線と一
致するように構成されている。従って、被開閉部材であ
るウインドウガラス30の中心線(即ち、中心線P)か
ら、このウインドウガラス30を縦方向に駆動する駆動力
を生ずるラック−ピニオンの中心線(第3図及び第4図
に示すR線)までの距離L1が、従来のラック−ピニオン
方式の場合に比べて格段に短くなる。
この結果、前記距離に比例して作用するウインドウガ
ラス30への回転モーメントが従来よりも大幅に少なくな
り、開閉時に生ずる窓枠との摩擦力を低減できるので、
従来よりも少ないトルクのモータ60を配置して、効率良
く、しかも確実な開閉動作を確保することができるとい
う効果もある。
ラス30への回転モーメントが従来よりも大幅に少なくな
り、開閉時に生ずる窓枠との摩擦力を低減できるので、
従来よりも少ないトルクのモータ60を配置して、効率良
く、しかも確実な開閉動作を確保することができるとい
う効果もある。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、一般に車両のドアは湾曲しており、モータ60
の移動経路も第4図に示すように湾曲している。このた
め、ガイド軸90,110の両端の回動支持点は、ドアの厚み
方向にも自由度をもってガイド軸90又は110を支持する
ことが好ましく、ガイド軸の両端フック部が巻き付けら
れるドラム部をドア厚み方向の幅で余裕をもった形状と
するか、あるいはユニバーサルジョイント等を採用する
ことが好ましい。
の移動経路も第4図に示すように湾曲している。このた
め、ガイド軸90,110の両端の回動支持点は、ドアの厚み
方向にも自由度をもってガイド軸90又は110を支持する
ことが好ましく、ガイド軸の両端フック部が巻き付けら
れるドラム部をドア厚み方向の幅で余裕をもった形状と
するか、あるいはユニバーサルジョイント等を採用する
ことが好ましい。
尚、本発明は必ずしもパワーウインドウに適用される
ものではなく、被開閉部材を開閉駆動する種々の分野の
装置に適用できる。
ものではなく、被開閉部材を開閉駆動する種々の分野の
装置に適用できる。
例えば、自動車を例に挙げれば、近年普及しているサ
ンルーフの開閉駆動に適用される給電装置としても採用
することができる。
ンルーフの開閉駆動に適用される給電装置としても採用
することができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば被開閉部材と共
に駆動源が移動する自走式開閉装置において、この移動
する駆動源に対して給電するリードワイヤを駆動源の移
動に追従させて円滑に揺動させることができ、周囲の機
構に引っ掛かって断線する等の弊害を確実に防止するこ
とができる給電装置を提供することができる。
に駆動源が移動する自走式開閉装置において、この移動
する駆動源に対して給電するリードワイヤを駆動源の移
動に追従させて円滑に揺動させることができ、周囲の機
構に引っ掛かって断線する等の弊害を確実に防止するこ
とができる給電装置を提供することができる。
第1図は、本発明の第1実施例を説明するための概略説
明図、 第2図は、本発明を適用したパワーウインドウの機構の
正面図、 第3図は、同機構の平面図、 第4図は、ドア内部での移動軌跡を示す概略説明図、 第5図は、ギアハウジングの正面図、 第6図(A),(B)は、それぞれ支持部材の正面図,
側面図、 第7図は、インナーパネル側のガイド軸支持部を説明す
るための概略説明図、 第8図は、モータ側のガイド軸支持部を説明するための
第5図A−A′断面を示す断面図、 第9図は、本発明の第2実施例を説明するための概略説
明図、 第10図は、伸縮自在なガイド軸の概略説明図、 第11図は、伸縮自在なガイド軸の断面図、 第12図は、本発明の第3実施例を説明するための概略説
明図、 第13図は、第3実施例に使用される螺旋状のリードワイ
ヤの概略説明図、 第14図,第15図は、螺旋状のリードワイヤの両端の支持
片を説明するための概略説明図、 第16図は、リードワイヤのクランパーの一例を示す概略
斜視図、 第17図は、従来のラック−ピニオン方式のパワーウイン
ドウの概略斜視図である。 30……被開閉部材、40……ラック、50……ピニオンギ
ア、60……モータ、62……ギアハウジング、80……リー
ドワイヤ、81……螺旋状形態、90,110……ガイド軸、10
0……スライド支持部材、120……蛇腹部材、
明図、 第2図は、本発明を適用したパワーウインドウの機構の
正面図、 第3図は、同機構の平面図、 第4図は、ドア内部での移動軌跡を示す概略説明図、 第5図は、ギアハウジングの正面図、 第6図(A),(B)は、それぞれ支持部材の正面図,
側面図、 第7図は、インナーパネル側のガイド軸支持部を説明す
るための概略説明図、 第8図は、モータ側のガイド軸支持部を説明するための
第5図A−A′断面を示す断面図、 第9図は、本発明の第2実施例を説明するための概略説
明図、 第10図は、伸縮自在なガイド軸の概略説明図、 第11図は、伸縮自在なガイド軸の断面図、 第12図は、本発明の第3実施例を説明するための概略説
明図、 第13図は、第3実施例に使用される螺旋状のリードワイ
ヤの概略説明図、 第14図,第15図は、螺旋状のリードワイヤの両端の支持
片を説明するための概略説明図、 第16図は、リードワイヤのクランパーの一例を示す概略
斜視図、 第17図は、従来のラック−ピニオン方式のパワーウイン
ドウの概略斜視図である。 30……被開閉部材、40……ラック、50……ピニオンギ
ア、60……モータ、62……ギアハウジング、80……リー
ドワイヤ、81……螺旋状形態、90,110……ガイド軸、10
0……スライド支持部材、120……蛇腹部材、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山村 健吾 静岡県湖西市梅田390番地 アスモ株式 会社内 (72)発明者 樋口 陽二 静岡県湖西市梅田390番地 アスモ株式 会社内
Claims (5)
- 【請求項1】被開閉部材の開閉駆動を行う駆動源が、前
記被開閉部材と共に移動する自走式開閉装置において、 駆動源の移動ストロークをほぼ2分する直交線上の1点
に、前記駆動源への給電用リードワイヤの一端側を支持
し、そのリードワイヤの他端側を前記駆動源に接続し、
前記駆動源の移動に従い前記直交線上の1点を中心とし
てリードワイヤを揺動自在としたことを特徴とする自走
式開閉装置の給電装置。 - 【請求項2】前記直交線上の一点と駆動源側との間で、
リードワイヤを螺旋状に巻回したことを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の自走式開閉装置の給電装置。 - 【請求項3】前記直交線上の一点と駆動源側とで回動自
在に支持され、前記リードワイヤを支持するガイド軸
と、 駆動源側に固定され、ガイド軸の回動支持部を前記駆動
源の移動方向と直交する方向にスライド自在に支持する
スライド支持部材とを設けたことを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の自走式開閉装置の給電装置。 - 【請求項4】前記直交線上の一点と駆動源側とで回動自
在に支持され、前記リードワイヤを支持するガイド軸を
伸縮自在としたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の自走式開閉装置。 - 【請求項5】リードワイヤはガイド軸に螺旋状に巻回さ
れ、かつ、螺旋状形態のリードワイヤ周囲を包囲する蛇
腹部材を配置したことを特徴とする特許請求の範囲第4
項記載の自走式開閉装置の給電装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10339988A JP2507535B2 (ja) | 1988-04-25 | 1988-04-25 | 自走式開閉装置の給電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10339988A JP2507535B2 (ja) | 1988-04-25 | 1988-04-25 | 自走式開閉装置の給電装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01273745A JPH01273745A (ja) | 1989-11-01 |
| JP2507535B2 true JP2507535B2 (ja) | 1996-06-12 |
Family
ID=14352979
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10339988A Expired - Fee Related JP2507535B2 (ja) | 1988-04-25 | 1988-04-25 | 自走式開閉装置の給電装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2507535B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015119202A1 (ja) * | 2014-02-06 | 2015-08-13 | 株式会社城南製作所 | ウインドレギュレータ |
| JP2015148092A (ja) * | 2014-02-06 | 2015-08-20 | 株式会社城南製作所 | ウインドレギュレータ |
| JP2015148091A (ja) * | 2014-02-06 | 2015-08-20 | 株式会社城南製作所 | ウインドレギュレータ |
| US11440385B2 (en) * | 2017-08-03 | 2022-09-13 | Inalfa Roof Systems Group B.V. | Open roof construction for a vehicle |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04130561U (ja) * | 1991-05-24 | 1992-11-30 | アスモ株式会社 | 車両用電動開閉装置 |
| JP5052268B2 (ja) * | 2007-09-10 | 2012-10-17 | 矢崎総業株式会社 | 給電構造 |
| JP5068201B2 (ja) * | 2008-03-12 | 2012-11-07 | 矢崎総業株式会社 | 給電構造 |
| JP6057078B2 (ja) * | 2013-08-07 | 2017-01-11 | 住友電装株式会社 | カールコードの配索構造 |
-
1988
- 1988-04-25 JP JP10339988A patent/JP2507535B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015119202A1 (ja) * | 2014-02-06 | 2015-08-13 | 株式会社城南製作所 | ウインドレギュレータ |
| JP2015148092A (ja) * | 2014-02-06 | 2015-08-20 | 株式会社城南製作所 | ウインドレギュレータ |
| JP2015148091A (ja) * | 2014-02-06 | 2015-08-20 | 株式会社城南製作所 | ウインドレギュレータ |
| US11440385B2 (en) * | 2017-08-03 | 2022-09-13 | Inalfa Roof Systems Group B.V. | Open roof construction for a vehicle |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01273745A (ja) | 1989-11-01 |
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