JPH0447722Y2 - - Google Patents

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JPH0447722Y2
JPH0447722Y2 JP1986074204U JP7420486U JPH0447722Y2 JP H0447722 Y2 JPH0447722 Y2 JP H0447722Y2 JP 1986074204 U JP1986074204 U JP 1986074204U JP 7420486 U JP7420486 U JP 7420486U JP H0447722 Y2 JPH0447722 Y2 JP H0447722Y2
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JP
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gear
intermediate gear
rotational force
connecting plate
lower unit
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Description

【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 この考案は、所謂クラムシエルタイプの複写機
回転力伝達装置に関する。
〈従来の技術〉 第4図に示すように、上記クラムシエルタイプ
の複写機においては、複写機本体が複写用紙の通
過経路を境として上側ユニツト1と下側ユニツト
2とに分割され、これら両ユニツト1,2の一端
部同士が支軸3の周りで回動自在に支持されてお
り、たとえば定着部のヒートローラに回転力を伝
達するためのギヤ機構4を構成する複数のギヤ
は、上記上側ユニツト1と下側ユニツト2とに振
り分けて設けられている。具体的には、上記ギヤ
機構4がメインモータの回転力を出力する駆動側
ギヤ5とヒートローラの回転軸6に固着された従
動側ギヤ7とこれら両ギヤ5,6を連結するため
の中間ギヤ8とによつて構成されている場合、駆
動側ギヤ5が上側ユニツト1に設けられ、従動側
ギヤ7と中間ギヤ8とが下側ユニツト2に設けら
れている。そして、中間ギヤ8は従動側ギヤ7に
噛み合つたままこの従動側ギヤ7の周りの所定角
度範囲内で移動でき、しかも、中間ギヤ8には常
時上向きの弾性付勢力が付与された構成となつて
いる。また、上側ユニツト1が、下側ユニツト2
に対して開かれた状態から支軸3の周りで第4図
に矢印Aで示す方向に回動されて閉じられたとき
には、駆動側ギヤ5が中間ギヤ8と噛み合うとと
もに、駆動側ギヤ5によつて中間ギヤ8が上記弾
性付勢力に抗して矢印Bのように押し下げられる
ようになつている。なお、同図において、仮想線
イは上側ユニツト1が閉じられたときの駆動側ギ
ヤ5の位置、仮想線ロは駆動側ギヤ5によつて押
し下げられた従動側ギヤ8の位置を示している。
以上のような回転力伝達装置において、中間ギ
ヤ8が従動側ギヤ7に噛み合つたままこの従動側
ギヤ7の周りで移動することを保証するため、従
来は第5図に示す構成を採用していた。
すなわち、下側ユニツト2のフレーム9に回転
軸6を支持するための軸受10を固定し、この軸
受10に上下回動自在に取り付けた連結板11
に、中間ギヤ8を回転自在に支持する軸部12を
備えた支持体13を固着した構成であつた。
しかし、このような構成によると、中間ギヤ8
を支持するために軸受10と連結板11と支持体
13の三つの部品が必要になるばかりでなく、こ
れらの部品の取り付けスペースとして比較的広い
スペースが必要になるという欠点があつた。ま
た、上記三つの部品を組みつけるのに手間がかか
り、組立作業性が損なわれ、高精度を維持するの
に困難が伴うという欠点もあつた。
〈考案の目的〉 この考案は従来の欠点を改善するためになされ
たもので、従来の回転力伝達装置に用いられてい
た軸受と連結板と支持体とを一体化して一つの部
品とすることによつて、部品点数を削減し、組立
作業性の改善とコストダウンを図るとともに、回
転力伝達装置に要求されている小型化・高精度化
を達成することを目的とする。
〈考案の構成及び効果〉 上記目的を達成するため、この考案の回転力伝
達装置は、下側ユニツトの一端部に上側ユニツト
の一端部が回動自在に支持され、中間ギヤを介し
て相互に噛み合わされる駆動側ギヤと従動側ギヤ
とを備えたギヤ機構の上記駆動側ギヤが上記上側
ユニツトに設けられている一方、このギヤ機構の
従動側ギヤと中間ギヤとが上記下側ユニツトに設
けられてなる複写機の回転力伝達機構において、
中間ギヤを回転自在に支持する支軸を有する支持
部と、従動側ギヤの回転軸を支持する軸受部と、
を各々異なる側の端部に一体に有する連結板を備
えるとともに、上記軸受部に突起を、下側ユニツ
トのフレームに設けられた上記軸受部の取付孔に
凹入部を、各々形成し、上記突起と上記凹入部と
の係合によつて上記連結板の回動範囲を規制した
ことを特徴とする。
このように構成することによりこの考案によれ
ば、従来は軸受と連結板と支持体との三つの部品
により構成されていた部分が一つの連結板によつ
て構成されるので、部品点数が削減されると同時
に、部品点数の削減に伴う組立工数の減少によつ
て組立作業性が向上し、同時にコストダウンが達
成される。また、上記連結板を下側ユニツトの適
正位置に取り付けた状態では、回転軸を支持する
軸受部が下側ユニツトに回動自在に支持されると
いう所謂二重軸受け構造が構成されるので、上記
回転軸が回転することと、従動側ギヤに噛み合つ
たまま中間ギヤがその周りで移動することとが確
実に保証され、回転力伝達装置に要求されている
小型化・高精度化が容易に達成される。また、突
起と凹入部との係合により連結板の回動範囲を規
制したことによつて、上側ユニツトを押し下げた
とき押し下げの範囲が規制されて、中間ギヤが下
方の周囲部品にぶつかることによる中間ギヤおよ
び周囲部品の破損が防止される。また、上側ユニ
ツトと下側ユニツトとが閉じられたとき、中間ギ
ヤの位置が規制されることになり、中間ギヤが上
下方向に自由に揺動されるのが防止され、中間ギ
ヤと駆動側ギヤとの噛合を確実にすることができ
る。
〈実施例〉 第1図はこの考案の実施例である回転力伝達装
置の要部を示す横断平面図、第2図は上記回転力
伝達装置の要部を示す拡大正面図、第3図は第1
図のX−X線に沿う拡大断面図である。
これらの図において、20は連結板で、中間ギ
ヤ8を回転自在に支持する支軸12を備えた支持
部21と従動側ギヤ7の回転軸6を支持する軸受
部22とを一体に有し、上記軸受部22の一箇所
に突起23を備える。このような連結板20は、
下側ユニツト2のフレーム9に形成された取付孔
24に上記軸受部22を回転自在に嵌め込んだ状
態で、上記フレーム9に取り付けられる。そし
て、取付状態においては、上記軸受部22の突起
23が、上記取付孔24に形成されている凹入部
26に嵌まり込んでいる。25は連結板20と下
側ユニツト2との間に張設された復帰スプリング
であり、この復帰スプリング25の弾性力によつ
て連結板20と上記中間ギヤ8が常時上向きに弾
性付勢されている。
以上の構成において、第4図に実線で示すよう
に上フレーム1が開かれているときは、復帰スプ
リング25の弾性力によつて連結板20が第2図
のように上方へ回動され、上記突起23が第3図
に実線で示すように凹入部26の一端部26aに
当たつている。この状態から第4図に矢印Aで示
すように上側ユニツト1が閉じられると、同図に
ついて説明したところと同様に、駆動側ギヤ5が
中間ギヤ8と噛み合うとともに、駆動側ギヤ5に
よつて中間ギヤ8が復帰スプリング25の付勢力
に抗して矢印Bのように下方へ押し下げられる。
中間ギヤ8が押し下げられている途中において、
連結板20は、フレーム9の取付孔24に対して
摺動回転する軸受部22を中心として下方へ回動
するので、中間ギヤ8は従動側ギヤ7と噛み合つ
たままの状態を確実に維持する。なお、このよう
に連結板20が回動すると、上記突起23は第3
図に仮想線で示したように上記凹入部26の端部
26aから離れる。
この実施例では、定着部のヒートローラに回転
力を伝達するための回転力伝達装置に付いて説明
したが、この考案の回転力伝達装置はこれに限ら
ず、その他の部分、たとえばメインモータの回転
力を排紙ローラに伝える回転力伝達装置や用紙搬
送系などの回転力伝達装置にも適するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例である回転力伝達装
置の要部を示す横断平面図、第2図は上記回転力
伝達装置の要部を示す拡大正面図、第3図は第1
図のX−X線に沿う拡大断面図、第4図はクラム
シエルタイプの複写機の定着部に採用されている
ギヤ機構を説明するための正面図、第5図は従来
の回転力伝達装置を示す横断平面図である。 1……上側ユニツト、2……下側ユニツト、4
……ギヤ機構、5……駆動側ギヤ、7……従動側
ギヤ、8……中間ギヤ、20……連結板、21…
…支持部、22……軸受部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下側ユニツトの一端部に上側ユニツトの一端部
    が回動自在に支持され、中間ギヤを介して相互に
    噛み合わされる駆動側ギヤと従動側ギヤとを備え
    たギヤ機構の上記駆動側ギヤが上記上側ユニツト
    に設けられている一方、このギヤ機構の従動側ギ
    ヤと中間ギヤとが上記下側ユニツトに設けられて
    なる複写機の回転力伝達機構において、 中間ギヤを回転自在に支持する支軸を有する支
    持部と、従動側ギヤの回転軸を支持する軸受部
    と、を各々異なる側の端部に一体に有する連結板
    を備えるとともに、 上記軸受部に突起を、下側ユニツトのフレーム
    に設けられた上記軸受部の取付孔に凹入部を、
    各々形成し、 上記突起と上記凹入部との係合によつて上記連
    結板の回動範囲を規制したことを特徴とする複写
    機の回転力伝達装置。
JP1986074204U 1986-05-16 1986-05-16 Expired JPH0447722Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986074204U JPH0447722Y2 (ja) 1986-05-16 1986-05-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986074204U JPH0447722Y2 (ja) 1986-05-16 1986-05-16

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Publication Number Publication Date
JPS62186155U JPS62186155U (ja) 1987-11-26
JPH0447722Y2 true JPH0447722Y2 (ja) 1992-11-11

Family

ID=30919206

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986074204U Expired JPH0447722Y2 (ja) 1986-05-16 1986-05-16

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6565343B2 (ja) * 2015-06-01 2019-08-28 沖電気工業株式会社 駆動力伝達装置及び媒体処理装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6098249A (ja) * 1983-10-31 1985-06-01 Olympus Optical Co Ltd 画像形成装置の駆動伝達機構

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JPS6098249A (ja) * 1983-10-31 1985-06-01 Olympus Optical Co Ltd 画像形成装置の駆動伝達機構

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JPS62186155U (ja) 1987-11-26

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