JPH05248502A - 粗微動装置 - Google Patents

粗微動装置

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JPH05248502A
JPH05248502A JP4542092A JP4542092A JPH05248502A JP H05248502 A JPH05248502 A JP H05248502A JP 4542092 A JP4542092 A JP 4542092A JP 4542092 A JP4542092 A JP 4542092A JP H05248502 A JPH05248502 A JP H05248502A
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JP
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coarse
knob
gear
fine
movement
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JP4542092A
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Tomio Nakajima
富夫 中嶋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】微動用ツマミの回転操作時には粗動用ツマミか
ら減速機構に至る駆動部材を本体装置に対して完全固定
状態とし得て、微動調節を厳密に行うことができる粗微
動装置を提供する。 【構成】粗動用ツマミ11と直列に配設された出力軸4
1に環状の内歯ギヤ31が同心に設けられ、微動用ツマ
ミ12と一体に回転する楕円カム33が内歯ギヤ31内
に配設され、楕円カム33の外周面に相対回転自在に保
持されて楕円カム33の楕円長軸の回転変位に伴って撓
んで楕円長軸に対応する外歯35aが内歯ギヤ31の内
歯31bに2ヶ所で噛合する可撓性ギヤ35を有し、粗
動用ツマミ11と本体装置10との間には粗動用ツマミ
11の回転阻止及びその解除が可能な噛み合い式の係止
機構としての係止ギヤ部13aと可動係止部15aが設
けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、顕微鏡の対物
レンズ(被駆動部材)を試料に対して接近或は離反させ
るための合焦操作装置等のように、被駆動部材を大きい
ストロークで移動させる粗動装置と被駆動部材を小さい
ストロークで移動させる微動装置とが一体化された粗微
動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図9に示すように、粗微動装置s
は、その本体装置1に粗動用ツマミ2と微動用ツマミ3
とが各々設けられ、各ツマミ2,3の操作により各ツマ
ミ2,3を固定した入力軸4,5の回転が減速機構6を
介して出力軸7に伝達されるように構成されている。
【0003】入力軸4にはボルト4aを介して環状の内
歯ギヤ4bが固定され、出力軸7にはボルト7aを介し
て環状の内歯ギヤ7bが固定されている。
【0004】粗動用ツマミ2の操作による入力軸4の回
転は、内歯ギヤ4bから減速機構6の可撓性ギヤ6aを
介して出力軸7の内歯ギヤ7bに伝達されて粗動用ツマ
ミ2と同方向に出力軸7が回転して粗動調節が可能とな
っている。
【0005】この時、入力軸4は、出力軸7を保持する
ホルダー8と入力軸4との間に設けられたストッパ機構
9により粗動用ツマミ2の操作に関係なくその回転が制
御されている。
【0006】すなわち、ストッパ機構9は、スプリング
9aに付勢された係合駒9bが回転円盤9cと連結され
ていて、ホルダー8に圧入された固定円盤9dと摩擦力
で固定され、粗動用ツマミ2の操作による大きいトルク
に対してはスプリング9aの付勢に抗して回転円盤9c
と固定円盤9dとの間で滑べりが生じて入力軸4が回転
し、ツマミ3、或は出力軸7からの小さいトルクに対し
ては出力軸7が不本意に回転して粗微動調節後の駆動対
象物がズレないようにスプリング9aの付勢力が設定さ
れた状態で本体側に固定されている。
【0007】一方、微動用ツマミ3の回転操作による入
力軸5の回転は、この入力軸5に固定された減速機構6
の楕円カム6bからベアリング機構部6cを介して可撓
性ギヤ6aに伝達された後、可撓性ギヤ6aの回転が内
歯ギヤ7bを介して出力軸7に伝達される。
【0008】このとき、出力軸7の回転量は、減速機構
6の可撓性ギヤ6a外歯の歯数によって決定される。
【0009】この可撓性ギヤ6aは、楕円カム6bの楕
円長軸の回転変位に伴って撓んでこの楕円長軸に対応す
る外歯が内歯ギヤ7bの内歯に2ヶ所で噛合するように
設定されている。尚、この減速機構6は公知の技術のも
ので、所謂ハーモニックドライブ(商標登録)が採用さ
れている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、減
速機構としてのハーモニックドライブ(商標登録)を使
用した粗微動装置にあっては、微動用ツマミによる回転
操作の際に減速機構の出力軸に対して粗動用の入力軸が
完全な固定状態、即ち、出力軸に大きな負荷がある場合
には厳密な微動調節を行うことができなくなってしま
う。
【0011】しかしながら、上記の如く構成された粗微
動装置sにあっては、出力軸7と粗動用の入力軸4の両
者の位置関係は、ストッパ機構9のスプリング9aの付
勢力に依存しているために完全な固定状態とは成り得
ず、粗動用ツマミ3の回転操作の際に回転円盤9cと固
定円盤9dとが滑べってしまい厳密な微動調節ができな
い虞がある。
【0012】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
って、微動用ツマミの回転操作時には粗動用ツマミから
減速機構に至る駆動部材を本体装置に対して完全固定状
態とし得て、微動調節を厳密に行うことができる粗微動
装置を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】その目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、粗動用ツマミと微動用ツ
マミとが同軸且つ相対回転可能に本体装置に設けられ、
前記粗動用ツマミと直列に配設された出力軸に環状の内
歯ギヤが同心に設けられ、前記微動用ツマミと一体に回
転する楕円カムが前記内歯ギヤ内に配設され、前記楕円
カムの外周面に相対回転自在に保持され且つこの相対回
転による前記楕円カムの楕円長軸の回転変位に伴って撓
んで前記楕円長軸に対応する歯部が前記内歯ギヤに2ヶ
所で噛合する可撓性ギヤを有する粗微動装置であって、
前記粗動用ツマミと前記本体装置との間には前記粗動用
ツマミの回転阻止及びその解除が可能な噛み合い式の係
止機構が設けられていることを要旨とする。
【0014】
【作用】このような請求項1に記載の構成においては、
同軸且つ相対回転可能に本体装置に粗動用ツマミと微動
用ツマミとが各々設けられ、粗動用ツマミの回転操作に
より、この粗動用ツマミと直列に配設された出力軸が回
転する。
【0015】また、微動用ツマミの回転操作により、出
力軸に固定された内歯ギヤ内に配設された楕円カムが微
動用ツマミと一体に回転し、この楕円カムの外周面に相
対回転自在に保持され且つこの相対回転による楕円カム
の楕円長軸の回転変位に伴って楕円長軸に対応する歯部
が内歯ギヤに2ヶ所で噛合した可撓性ギヤを撓ませるこ
とにより出力軸が微動回転する。
【0016】このとき、粗動用ツマミと本体装置との間
に設けられた噛み合い式の係止機構により粗動用ツマミ
の回転阻止及びその解除が可能となっている。
【0017】
【実施例】次に、本発明の粗微動装置の実施例を図1乃
至図8に基づいて説明する。
【0018】図1乃至図3において、符号Sは粗微動装
置で、軸挿通孔10aが穿設された本体装置10と、本
体装置10が粗微動可能に装着される固定部20とを備
えている。
【0019】本体装置10には、軸挿通孔10aの図に
おいて上方に位置した円筒状の粗動用ツマミ11と、粗
動用ツマミ11の内周に所定間隔を存して設けられた操
作部を兼ねた微動用ツマミ12とが同軸上に設けられて
いる。また、本体装置10の軸挿通孔10aに位置した
部分には複数のボルト10b,10bを介して係止ギヤ
部13aが形成された環状板13が固定されている。さ
らに、本体装置10の下面には後述の出力部40の構成
部品を装着するための作業用開口10cが形成されてい
る。この作業用開口10cは蓋体10dにより塞がれて
いる。
【0020】粗動用ツマミ11は、図4及び図5に示す
ように、一対の円弧状のツマミ部材11a,11bから
構成されている。このツマミ部材11a,11bの下部
(本体側)には本体装置10の軸挿通孔10aにその一
部が嵌着された粗動用入力軸14が位置している。図3
中、11cは、ツマミ部材11a,11bの対向した端
部を覆う盲部材である。
【0021】ツマミ部材11a,11bの下端部には、
粗動用入力軸14に固定されたピン14a,14aの突
出端部が相対回転可能に貫挿されていて、このピン14
a,14aにより、粗動動作状態(図4(A)及び図5
(A))と粗動固定状態(図4(B)及び図5(B))
とに半径方向に独立して回動変位可能に設定されてい
る。また、ツマミ部材11a,11bの下面には環状板
13の係止ギヤ部13aと噛み合う可動係止部(ギヤ)
15a,15a…を形成した外歯部材15,15は可動
係止部15aがピン14aに対し微動用入力軸17を中
心として約90゜方向となる位置にボルト15b,15
b…を介して固定されている。しかも、ツマミ部材11
a,11bには、図6に示すように、各ピン14a,1
4aの近傍に位置して埋設されたスプリング16,16
の先端部が対向したツマミ部材11a,11bの自由端
部に弾接している。
【0022】スプリング16,16は、常時はツマミ部
材11a,11bの自由端部を互いに離反(図5(B)
の状態)させて外歯部材15の可動係止部15a,15
a…を環状板13の係止ギヤ部13aに嵌合させ、この
嵌合状態により粗動用ツマミ11の回転が完全に停止さ
せられている。尚、可動係止部15a,15a…と係止
ギヤ部13aとは粗動用ツマミ11の係止機構となって
いる。
【0023】微動用ツマミ12は、粗動用入力軸14を
同軸に貫通した微動用入力軸17にネジ12aを介して
固定されている。
【0024】各入力軸14,17は、各々減速機構部3
0を介して本体装置10内に配設された出力部40の出
力軸41に連繋されている。また、粗動用入力軸14の
上面にはボルト18aにより粗動用入力軸14に固定さ
れていると共に微動用入力軸17の抜け止めの役割を果
たす押え板18bが設けられている。さらに、粗動用入
力軸14の軸挿通孔10aに嵌着された部分と環状板1
3との間には粗動用入力軸14を本体装置10側に押え
付けるための押え板19aと波板バネ19bとが設けら
れている。
【0025】減速機構部30は、出力部40の出力軸4
1にボルト31a,31a…を介して出力軸41に同心
に固着された環状の内歯ギヤ31と、微動用入力軸17
にネジ32aを介して固定された保持筒32と、保持筒
32にスプライン結合されて微動用入力軸17と一体に
回転する楕円カム33と、楕円カム33の外周に取り付
けられたウエーブジェネレータ34と、ウエーブジェネ
レータ34と内歯ギヤ31との間に設けられた可撓性ギ
ヤ35とを備えている。図1中、36は保持筒32の鍔
部32bと楕円カム33との間に設けられた押さえ部
材、37aはワッシャー、37bは保持筒32に嵌着さ
れたEリングである。
【0026】このウエーブジェネレータ34は、図7に
示すように、内外2重のリング部材34a,34bと、
このリング部材34a,34bの間に転動可能に設けら
れて外側のリング部材34bを楕円カム33に対して相
対回転可能に保持するベアリング34c,34c…とを
備えている。
【0027】外側のリング部材34bは楕円カム33の
相対回転による楕円カム33の楕円長軸の回転変位に伴
って撓むように設定されている。
【0028】可撓性ギヤ35は、その一部がウエーブジ
ェネレータ34の外側のリング部材34bに沿って覆う
楕円の筒状に形成され、その上部が粗動用入力軸14に
ボルト38,38及び押さえ板39を介して固定されて
いる。また、可撓性ギヤ35の外周には内歯ギヤ31に
形成された内歯31bと2ヶ所で噛み合う外歯35aが
形成されている。さらに、可撓性ギヤ35の外歯35a
の歯数は内歯31bの歯数よりも少なく設定(例えば2
つ)されている。
【0029】尚、ここで使用されている可撓性ギヤ35
は、楕円カム33の楕円長軸の回転変位に伴ってウエー
ブジェネレータ34に案内されながら撓み、この撓みに
より外歯35aと内歯31bとの噛み合い位置がずれ、
可撓性ギヤ35の一回転に対して内歯31bと外歯35
aの歯数の差のストローク分だけ内歯ギヤ31が回転す
るように設定されている。
【0030】出力部40は、ボルト42により本体装置
10に固定された滑べり軸受43に保持された出力軸4
1と、出力軸41の下方に螺合すると共にネジ44aで
固定されて出力軸41の上方への抜け止めをするストッ
パ部材44と、出力軸41の下端部に形成された第1出
力歯車41aと噛み合うと共に本体装置10の中間壁1
0eにネジ45aで固定された保持部材45に回転可能
に保持された第2出力歯車46と、図8に示すように、
第2出力歯車46と噛み合う第3出力歯車47と、第3
出力歯車47を軸支する軸48と、軸48に形成された
ハスバ歯車49とを備えている。このハスバ歯車49は
固定部20にネジ21,21を介して固定されたラック
22と噛み合っている。
【0031】上記の構成において、粗動用ツマミ11に
より本体装置10を固定部20に対して粗動動作する場
合には、操作をする人が粗動用ツマミ11のツマミ部1
1a,11bを同時に握って環状板13の係止ギヤ部1
3aと外歯部材15の可動係止部15aとの噛み合い状
態、すなわち、ロック状態をスプリング16の付勢に抗
して解除させる。
【0032】この状態から粗動用ツマミ11を所定方向
に回転させると、この回転に伴って粗動用入力軸14、
可撓性ギヤ35、内歯ギヤ31、出力軸41がこの順に
動力伝達を受けて連動して同方向に回転する。
【0033】さらに、この出力軸41の回転に連動して
第1出力歯車41a、第2出力歯車46、第3出力歯車
47、ハスバ歯車49の順に動力伝達を受けて連動して
回転して本体装置10がラック22に案内されながら粗
動変位する。
【0034】そして、粗動用ツマミ11を握ったロック
解除状態で粗動用ツマミ11を回転させて本体装置10
を所望量変位させた後、粗動用ツマミ11から手を離せ
ば、スプリング16の付勢により環状板13の係止ギヤ
部13aと外歯部材15の可動係止部15aとが再び噛
み合ってロック状態となり、出力軸41の回転は完全な
停止状態となる。
【0035】一方、微動用ツマミ12を回転させると、
微動用入力軸17、楕円カム32、ウエーブジェネレー
タ34、可撓性ギヤ35、内歯ギヤ31、出力軸41が
この順に動力伝達を受けて連動して同方向に回転し、以
下、出力部40が粗動操作と同様に作動して本体装置1
0が微動変位する。
【0036】このとき、可撓性ギヤ35は、係止ギヤ部
13aと可動係止部15aとの噛み合いにより、ウエー
ブジェネレータ34に案内されながら撓むだけで回転は
しないので、不本意に粗動用ツマミ11に外力がかかっ
ても粗動用入力軸14は回転することがないので微動調
節に支障をきたすことはない。
【0037】尚、本発明の粗微動装置Sの入・出力軸の
軸線を上下方向に延びるものとして説明・図示したが、
粗微動装置Sが装着される本体機器に対する入・出力軸
の方向は上下方向或は左右方向の何れのものにも適用さ
せることは勿論である。このとき、出力軸41が左右方
向に延びる方向に粗微動装置Sが装着された場合、すな
わち、粗微動装置Sにより駆動させられる対称物の駆動
方向が上下方向である場合には、ラック22とハスバ歯
車49との間のバックラッシュが除去され、粗微動装置
としての効果を寄り一層良好に発揮させることが可能と
なる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の粗微動装
置にあっては、微動用ツマミの回転操作時には粗動用ツ
マミから減速機構に至る駆動部材を本体装置に対して完
全固定状態とし得て、微動調節を厳密に行うことができ
る。しかも、出力軸側に大きな負荷が加わっている場合
であっても、本体装置側に完全固定状態となっているた
め、粗動ツマミが出力軸側からの負荷に負けて空回りす
ることがないので、確実な微動送りをすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の粗微動装置の要部を示す図4(A)の
A−A線に沿う拡大断面図である。
【図2】同じく、粗微動装置の要部の縦断面図である。
【図3】同じく、粗微動装置の正面図である。
【図4】同じく、粗微動装置の平面図で、(A)は粗動
用ツマミの動作状態、(B)は粗動用ツマミの固定状態
である。
【図5】同じく、図1のB−B線に対応した断面図で、
(A)は粗動用ツマミの動作状態、(B)は粗動用ツマ
ミの固定状態である。
【図6】同じく、図1のC−C線に沿う粗動用ツマミの
動作状態の断面図である。
【図7】同じく、粗動用装置に使用される減速機構部の
断面図である。
【図8】同じく、蓋体を取り外した本体装置の底面図で
ある。
【図9】従来の粗微動装置の要部の縦断面図である。
【符号の説明】
S…粗微動装置 10…本体装置 11…粗動用ツマミ 12…微動用ツマミ(操作部) 13…環状板 13a…係止ギヤ部 15…外歯部材 15a…可動係止部 31…内歯ギヤ 31b…内歯 33…楕円カム 35…可撓性ギヤ 35a…外歯 41…出力軸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粗動用ツマミと微動用ツマミとが同軸且
    つ相対回転可能に本体装置に設けられ、前記粗動用ツマ
    ミと直列に配設された出力軸に環状の内歯ギヤが同心に
    設けられ、前記微動用ツマミと一体に回転する楕円カム
    が前記内歯ギヤ内に配設され、前記楕円カムの外周面に
    相対回転自在に保持され且つこの相対回転による前記楕
    円カムの楕円長軸の回転変位に伴って撓んで前記楕円長
    軸に対応する歯部が前記内歯ギヤに2ヶ所で噛合する可
    撓性ギヤを有する粗微動装置であって、 前記粗動用ツマミと前記本体装置との間には前記粗動用
    ツマミの回転阻止及びその解除が可能な噛み合い式の係
    止機構が介装されていることを特徴とする粗微動装置。
  2. 【請求項2】 前記係止機構は、前記本体装置に設けら
    れた軸挿通孔の内周面に設けられた係止ギヤ部と、前記
    粗動用ツマミの前記軸挿通孔に挿通された部分に前記粗
    動用ツマミの半径方向に向けて進退自在に設けられ且つ
    バネ力で前記係止ギヤ部に係止させられた可動係止部
    と、前記バネ力に抗して前記可動係止部の係止状態を解
    除させる操作部とから構成されていることを特徴とする
    請求項1に記載の粗微動装置。
JP4542092A 1992-03-03 1992-03-03 粗微動装置 Pending JPH05248502A (ja)

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