JPH1014692A - 駆動装置 - Google Patents

駆動装置

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JPH1014692A
JPH1014692A JP16783596A JP16783596A JPH1014692A JP H1014692 A JPH1014692 A JP H1014692A JP 16783596 A JP16783596 A JP 16783596A JP 16783596 A JP16783596 A JP 16783596A JP H1014692 A JPH1014692 A JP H1014692A
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Sadao Ito
東 定 夫 伊
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固定部材に対しての可動部材の回動範囲を規
制するストッパ機構を簡単な構成により設け、ギヤの組
付け精度を良くして信頼性の向上を図る。 【解決手段】 第1ギヤ34と第2ギヤ36のいずれか
の側部周方向に空けられた長穴40,42と第1ギヤ3
4と第2ギヤ36のいずれか他方に設けられ長穴40,
42に組み合う凸部41,42によりストッパ機構を構
成し、ストッパ機構と減速機構とを同一ハウジング39
に収めた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動装置に関する
ものであり、特に固定部材に対し可動部材の回動範囲を
規制するストッパ機構を備えた駆動装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の駆動装置において、車両
に応用したものが実公平4−29812号公報に開示さ
れている。この装置はロアアームが固定部材、アッパア
ームが可動部材となり、アッパアームの回動中心となる
回動シャフトから離れたところに、ロアアームに対する
アッパアームの回動を規制するストッパ機構を含む減速
機構を備えたものであり、モータからの動力を減速機構
を介して減速機構とは離れた場所に位置する回動シャフ
トにリクライニングチェーンにより動力を伝達するもの
である。
【0003】また、特開平5−15426号公報に示さ
れるものでは、上記と同じくロアアームが固定部材、ア
ッパアームが可動部材となり、モータからの動力を減速
機構を介してアッパアームの回動中心と同軸で配設され
た第1ギヤとこの第1ギヤと歯数が異なる第2ギヤに入
力するものであり、第1ギヤと第2ギヤに設けられた周
方向の長穴とこの長穴に組み合わされるピンにより第1
ギヤと第2ギヤの相対回動を作り、長穴の端部とピンと
が当接することによりストッパとしての機能を備えて、
ロアアームに対するアッパアームの回動範囲を規制して
いる。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
に示した実公平4−29812号公報に示されるもので
は、固定部材に対して可動部材の回動範囲を規制するス
トッパ機構を付加した減速機構をアッパアームの回転軸
よりも離れた場所に設けているので、モータからの動力
を回動シャフトに伝達するのに動力伝達部材等の余分な
部材が必要になってしまう。
【0005】また、特開平5−15426号公報のもの
においては、モータからの動力を減速機構を介して第1
及び第2ギヤに伝えており、減速機構とストッパ機構と
なる第1及び第2ギヤは別体で設けられているために、
ギヤの組付け精度が十分なものではなく、減速機構の出
力となるピニオンギヤとストッパ機構をなす第1及び第
2ギヤとの軸間ピッチが狂ってしまう恐れがある。ま
た、減速機構とストッパ機構は別体で設けられており、
ギヤの組付け精度が十分でない場合にはギヤの噛み合い
時に異音が発生したり、減速機構とストッパ機構は外部
に開放されているために異物等を噛み込んでしまう恐れ
がある。更に、ストッパ機能には長穴に対して回動を規
制するピンが必要になる。
【0006】そこで、本発明は固定部材に対しての可動
部材の回動範囲を規制するストッパ機構を簡単な構成に
より信頼性の向上を図ることを技術的課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために報じた技術的手段は、ストッパ機構は第1ギ
ヤと第2ギヤのいずれかの側部周方向に空けられた長穴
と第1ギヤと第2ギヤのいずれか他方に設けられ長穴に
組み合う凸部により成り、このストッパ機構を減速機構
と同一ハウジングに収めたことである。
【0008】上記の構成により、ストッパ機構を構成す
る第1ギヤと第2ギヤを回動シャフトにモータの回転を
伝える減速機構と同一のハウジングに収めることによ
り、ハウジングの製品精度のみでギヤの組付け精度が決
まるので、ストッパ機構と減速機構を別体に設けたもの
よりもギヤの組付け精度が向上すると共に、ハウジング
の外部にギヤの噛み合い音がもれることや、ほこり等の
進入により異物が挟み込むことが防止され信頼性が向上
する。
【0009】また、凸部を設けられる側のギヤに一体で
形成するようにすれば、凸部は長穴と共にストッパとし
て機能し、従来技術に示されるようなピン等の部品は必
要なくなり、簡単な構成でストッパ機能を付加できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明するが、この駆動装置を車両に適用したシートリク
ライニング装置について説明する。
【0011】図1は本発明を示すシートリクライニング
装置の平面図であり、図2は図1の減速装置50の拡大
図、図3は図2のB−B断面図であり、図4は図1のA
−A断面図であり、図5は減速装置50の分解斜視図で
ある。まず最初に、リクライニング機構の構造について
説明する。リクライニング機構とは、シートクッション
30に対してシートバック31の傾斜角を調整するもの
であり、以下にこの構造を示す。
【0012】シートクッション30に固定されたロアア
ーム1(固定部材)には、偏心部2a、正心部2b,2
c及びスプライン20を有する回動シャフト2が正心部
2b,2cにて回転自在に支持され、この回動シャフト
2の偏心部2aにはシートバック31に固定されたアッ
パアーム3(可動部材)が支持されており、正心部2c
にはブッシュ4aを介してギヤプレート5が回転自在に
支持されている。この正心部2b,2cとブッシュ4,
4aとの間には回動動作を容易にするために、図示しな
い摺動部材(板状ブッシュ)が介在している。尚、この
摺動部材は回動シャフト2側にテフロンコーティングが
施されている。アッパアーム3には偏心部2aを中心と
した内歯ギヤ3aが形成されており、ギヤプレート5に
は内歯ギヤ3aよりも少なくとも一歯以上少ない正心部
2cを中心とした外歯ギヤ5aが形成されている。この
内歯ギヤ3aと外歯ギヤ5aとは噛合し、回動シャフト
2が回転動作することによってアッパアーム3がギヤプ
レート5に対して回動される。また、ギヤプレート5の
外周部分には複数の係合歯5bが所定の間隔をもって形
成されている。
【0013】ロアアーム1にはギヤプレート5の係合歯
5bと係合する歯部6aを有するポール6が回動自在に
支持されている。回動シャフト2の正心部2cにはブッ
シュ4aを介して操作部材であるレリーズレバー8が回
動シャフト2を中心として回動自在に支持されている。
このレリーズレバー8には回動操作によりポール6のカ
ム面6bを押圧し、係合片6cと係合するピン9が設け
られており、このピン9の外周にはローラが設けられて
いる。
【0014】このピン9がポール6のカム面6bを押圧
してポール6の歯部6aとギヤプレート5の係合歯5b
とを係合させることによりロアアーム1とギヤプレート
5とをロック状態とする。また、ポール6の係合片6c
と係合してポール6の歯部6aとギヤプレート5の係合
歯5との噛合を解除させることにより、ロアアーム1と
ギヤプレート5とをロック解除状態とする。更に、レリ
ーズレバー8とロアアーム1との間にはスプリング(図
示せず)が配設されており、このスプリングの付勢力に
よりレリーズレバー8は歯部6aと係合歯5bとが係合
するようにカム面6bがピン9により押圧される方向に
常時付勢されている。
【0015】ピン9はロアアーム1に形成された長穴1
aによりその動きが案内され、ロアアーム1の内周で回
動シャフト2を支持するためのフランジ部1bの外周に
回動自在に支持された連結プレート11で支持されてい
る。また、アッパアーム3にはスプリングフック3bが
固着される。
【0016】ポール6、ギヤプレート5、アッパアーム
3はサブプレート14により被覆され、リクライニング
機構を構成する。
【0017】ブッシュ4,4aは共に、回動シャフト2
が回転自在に挿通される貫通穴4aを有しており、ブッ
シュ4はロアアーム1との当接部4fによりロアアーム
1が溶接等により固着されている。また、ブッシュ4a
はフランジ部4dを有し、このフランジ部4dの両側面
にはギヤプレート5及びサブプレート14が回動自在に
支持されている。
【0018】尚、ブッシュ4の外周4cにはスパイラル
スプリング15が巻かれ、このスパイラルリング15の
一端はブッシュ4に形成された係止溝4eに支持され、
他端はギヤプレート5に設けられた係止ピン5cに係止
されている。これにより、ギヤプレート5はスパイラル
スプリング15の付勢力によって図1に示される反時計
方向に回転するように常時付勢されている。
【0019】上記した構成のリクライニング機構は、シ
ートクッション30の両側に配設され、図示しない連結
パイプにより回動動作が連係され、反対側に動きが伝達
される構成となっている。
【0020】次に、本発明の主要部となる減速装置50
の構成を図2〜図5を参照して説明する。この減速装置
50の減速機構は、ウオームギヤ31b、ウオームホイ
ールギヤ33、ピニオンギヤ35から成り立っており、
ストッパ機構は第1ギヤ34と第2ギヤ36から成り立
っている。第1ギヤ34動力を付与するモータ52の出
力軸には抜けを防止するプラグ30aを介してウオーム
ギヤ31bを有するウオーム軸31aがハウジング39
に軸受39cにより軸支されている。このウオーム軸3
1aにはウオームホイールギヤ33が噛合しており、モ
ータ52の駆動力はウオームホイールギヤ33で減速さ
れるようになっている。ウオームホイールギヤ33の回
転中心にはセレーション51が設けられ、このセレーシ
ョン51にピニオンギヤ35のセレーション35aの部
分が挿入される。ハウジング39の有する軸39bでピ
ニオンギヤ35の軸が軸支されウオームホイールギヤ3
3とウオーム軸31aは噛合状態となっている。つま
り、ピニオンギヤ35は第1ギヤ34と第2ギヤ36に
同時に噛合すると共に、ウオームホイールギヤ33のに
噛合している。
【0021】このピニオンギヤ35に噛合する第1ギヤ
34は、回転中心にボス部34aが設けられ、回動シャ
フト2のセレーション20に噛合するセレーション60
が中心部に形成されていると共に、側面には凸部41,
43が形成されている。
【0022】また、第2ギヤ36は第1ギヤ34のボス
部34aが挿入される中心穴40aを有すると共に、側
面の周方向には長穴40,42が設けられ、この長穴4
0,42に第1ギヤ34と一体で設けられた凸部41,
43が組み合わされるようになっている。この場合、凸
部41と長穴40の設けられるギヤは、第1ギヤ34、
第2ギヤ36のどちらであってもよいし、長穴40,4
2と凸部41,43の設ける個数及び位置は限定されな
いものである。尚、ギヤの噛合状態が維持される場所に
は回動動作を円滑にするためにグリスを塗布しておくと
よい。
【0023】上記に示した第1ギヤ34と第2ギヤ36
は各々歯数がわずかに異なっており、両者に対して同軸
の回転動作を与えると歯数が異なるために第1ギヤ34
と第2ギヤ36との間に相対回転が生じる。この相対回
転が生じたときに凸部41,43は長穴40,42の範
囲内で回動し、回動範囲は凸部41,43が長穴40,
42の端部(ストッパ)52,53に当接するところま
でとなる。
【0024】このようにハウジング39にウオームホイ
ール51、ピニオンギヤ35、第1ギヤ34、第2ギヤ
36が組付けられた状態で軸受37a,39bを対応す
るギヤの中心に一致させた状態で、カバー37を取付ビ
ス38により内包することにより減速機構とストッパ機
構を同一ハウジング39に収めることができる。この場
合、第1ギヤ34と第2ギヤ36は第1ギヤ34に一体
で設けられた突部41,43を第2ギヤ36に設けられ
た長穴に40,42に対向して当接させることにより、
ストッパとしてピン等の接合部材を用いなくてもよいの
で構造が簡単になる。尚、この減速装置50とストッパ
機構の出力は回動シャフト2に伝えるように構成され
る。
【0025】この構成において、本発明の減速装置50
のストッパ機構については後述するものとして、まず最
初にリクライニング機構の作動について説明する。
【0026】図1は通常状態を示しており、この状態で
は、ギヤプレート5はポール6の歯部6aとギヤプレー
ト5の噛合歯5bとの係合によってロアアーム1にロッ
クされた状態となっている。
【0027】そこで、モータ52を作動させて減速装置
50を介し回動シャフト2を回転させることにより、内
歯ギヤ3aと外歯ギヤ5aとの噛合でアッパアーム3が
ギヤプレート5に対して揺動しながら回動するので、ア
ッパアーム3に固定されたシートバック31のロアアー
ム1に固定されたシートクッション30に対する傾斜角
微調整がなされる。
【0028】一方、レリーズレバー8をスプリング10
の付勢力に抗して回動操作することにより、ピン9がレ
リーズレバー8のカム面6bより外れると共に係合片6
cと係合してポール6が回動する。これによりポール6
の歯部6aとギヤプレート5の係合歯5bとの係合が外
れ、ギヤプレート5とロアアーム1とのロックが解除さ
れる。この結果、アッパアーム3がギヤプレート5と共
にスプリング15の付勢力を受けてロアアーム1に対し
て回動する。スパイラルリング15は、アッパアーム3
及びギヤプレート5の回動中心に位置するため、付勢力
が有効に引き出されて利用される。これにより、シート
バック31のシートクッション30に対する前倒しがな
されると共に、レリーズレバー8の回動操作を解除して
ポール6の歯部6aとギヤプレート5の係合歯5bとを
再び係合させてギヤプレート5とロアアーム1とをロッ
クすることによりシートバック31のシートクッション
30に対する傾斜角粗調整がなされる。
【0029】次に、図5を参照してストッパ機構をもつ
減速装置50の作動について説明する。
【0030】モータ52が駆動された場合、モータ52
の回転はウオーム軸31aに入力され、ウオームホイー
ルギヤ33に伝達してモータ回転は減速される。この場
合、ウオームホイールギヤ33の回転は同軸に配設され
たピニオンギヤ35とセレーション51の噛合によりピ
ニオンギヤ35とウオームホイールギヤ33は同回転と
なる。ピニオンギヤ35の回転はまず、第1ギヤ34で
減速され、セレーション60で噛合している回動シャフ
ト2に伝達されると同時に、第2ギヤ36も第1ギヤ3
4と同軸で配設されているために両者は同じ方向に回転
する。しかし、第1ギヤ34と第2ギヤ36はわずかに
歯数が異なっているために、互いに同軸上で回転しなが
ら相対位置がずれていくようになっている。この場合、
第2ギヤ36のもつ長穴40,42と第1ギヤ34のも
つ凸部41,43は回転しながら相対位置がずれて、最
後には長穴40の周方向の端部52,53のいずれかで
凸部41,43の周方向の端部が当接して回転が止まる
ことになる。つまり、モータ52の回転は凸部41,4
3が長穴40,42の範囲内で動くことになり、凸部4
1,43が長穴40,42の端部52,53のいずれか
に当接して回動動作が止まることからストッパとして機
能し、アッパアーム3のロアアーム1に対する回動が規
制される。
【0031】以上のことから、減速装置50はモータ5
2の回転をウオーム軸31aとウオームホイールギヤ3
3及びピニオンギヤ35と第1ギヤ34で減速して回動
シャフト2へ出力するのと同時に、第2ギヤ36によっ
て、その回動を規制することができる。
【0032】また、ストッパ機構は、第1ギヤ34と第
2ギヤ36の側部周方向に空けられた長穴40,42と
長穴40,42に組み合う凸部41,43から成り、こ
の凸部41,43は第1ギヤに一体で設けることにより
ストッパとしては長穴40,42に対してピン等で規制
しなくてよく、簡単な構成によりストッパ機能をもたせ
ることができる。
【0033】更には、ストッパ機構と減速機構を同一ハ
ウジング39に収めれば、ギヤのグリス切れが起こりに
くくなり、グリス切れによる異音の発生、ギヤの摩耗の
促進が防止できると共に、ハウジング39の外部に各々
ギヤの噛み合い音がもれることや、ほこり等が内部のギ
ヤに入り込むことによる異物の挟み込みが防止できる。
このように減速機構とストッパ機構を同一のハウジング
に設けることにより、ギヤの組付け精度はハウジングの
製品精度のみによって決まるので、減速機構とストッパ
機構を別体にもったものよりもギヤの組付け精度が向上
し、信頼性が向上する。
【0034】
【効果】本発明によれば、ストッパ機構は第1ギヤと第
2ギヤのいずれかの側部周方向に空けられた長穴と第1
ギヤと第2ギヤのいずれか他方に設けられ長穴に組み合
う凸部により成り、このストッパ機構をモータの回転を
伝える減速機構と同一ハウジングに収めたことにより、
ハウジングの製品精度のみでギヤの組付け精度が決まる
ので、ストッパ機構と減速機構を別体に設けたものより
も、ギヤの組付け精度が向上する。
【0035】また、ハウジングに減速機構とストッパ機
構を収めるので、ギヤのグリス切れが起こりにくくな
り、グリス切れによる異音の発生、グリス切れによるギ
ヤの摩耗が防止できると共に、ハウジングの外部にギヤ
の噛み合い音がもれること、及び、ほこり等の進入によ
りハウジング内部のギヤに異物が挟み込むことが防止さ
れ信頼性が向上する。
【0036】更に、凸部は第1ギヤに一体で設けること
により、従来技術のように長穴に対してピン等で固定部
材に対して可動部材の回動範囲を規制しなくてよく、簡
単な構成によりストッパ機能をもたせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示す駆動装置の平面図
である。
【図2】 図1の減速装置の拡大図である。
【図3】 図2のB−B断面図である。
【図4】 図1のA−A断面図である。
【図5】 減速装置の分解斜視図である。
【図6】 シートの側面図である。
【符号の説明】
1 ロアアーム (固定部材) 2 回動シャフト 3 アッパアーム(可動部材) 31a ウオーム軸 33 ウオームホイールギヤ 34 第1ギヤ 36 第2ギヤ 40,42 長穴 41,43 凸部 50 減速装置 52,53 端部(ストッパ)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定部材と、該固定部材に対して回動自
    在な可動部材と、該可動部材を前記固定部材に支持する
    と共に前記可動部材に回動動作を付与する回動シャフト
    と、該回動シャフトを回転駆動させるモータと、該モー
    タと前記回動シャフトの間に配設される減速機構と、前
    記固定部材に対し前記可動部材の回動範囲を規制するス
    トッパ機構を有し、該ストッパ機構が第1ギヤと該第1
    ギヤと歯数が異なる第2ギヤが同軸で当接して配設され
    た駆動装置において、前記ストッパ機構は前記第1ギヤ
    と前記第2ギヤのいずれかの側部周方向に空けられた長
    穴と前記第1ギヤと前記第2ギヤのいずれか他方に設け
    られ該長穴に組み合う凸部により成り、該ストッパ機構
    を前記減速機構と同一ハウジングに収めたことを特徴と
    する駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記凸部は、設けられる側のギヤに一体
    で形成されることを特徴とする請求項1に記載の駆動装
    置。
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