JPH04172944A - 自動車の可動部用駆動装置 - Google Patents
自動車の可動部用駆動装置Info
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- JPH04172944A JPH04172944A JP2300362A JP30036290A JPH04172944A JP H04172944 A JPH04172944 A JP H04172944A JP 2300362 A JP2300362 A JP 2300362A JP 30036290 A JP30036290 A JP 30036290A JP H04172944 A JPH04172944 A JP H04172944A
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- movable part
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- output shaft
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 16
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims abstract description 10
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims abstract description 8
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 5
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 7
- 239000011435 rock Substances 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 2
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- Window Of Vehicle (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は自動車における電動ウィンドレギュレータ等の
可動部を変位させる自動車の可動部用駆動装置に関する
。
可動部を変位させる自動車の可動部用駆動装置に関する
。
一般に、自動車には電動ウィンドレギュレータ、リクラ
イニングシートの電動シートアジャスタ、電動サンルー
フの移動機構等の各種可動部を備えており、これらの可
動部は駆動モータを有する駆動装置により変位させてい
る。
イニングシートの電動シートアジャスタ、電動サンルー
フの移動機構等の各種可動部を備えており、これらの可
動部は駆動モータを有する駆動装置により変位させてい
る。
一例として従来の電動ウィンドレギュレータを第10図
に示す。同図に示す電動ウィンドレギュレータ70は軸
72を介して回動自在に連結したメインアーム73mと
サブアーム73sからなるXアーム73を備える。サブ
アーム73sの上端はウィンド74側に回動自在に取付
け、かつ下端はドアDに固定した水平レール75にスラ
イド自在に装填する。また、メインアーム73mの上端
はウィンド74側の水平レール76にスライド自在に装
填するとともに、メインアーム73mの下端側は駆動装
置90に支持される。駆動装置90は次のように構成さ
れる。まず、メインアーム73mの下端にはセクタギア
91を取付け、このセクタギア91と軸72間に位置す
るメインアーム73mの中間部は自動車ドアDに取付け
たベースプレート92に支軸93を介して回動自在に取
付ける。さらにまた、ベースプレート92には駆動モー
タ94を取付けるとともに、駆動モータ94とセクタギ
ア91間にはウオームギア95、ウオームホイール96
及びピニオン97からなる減速伝達機構98を介在させ
る。
に示す。同図に示す電動ウィンドレギュレータ70は軸
72を介して回動自在に連結したメインアーム73mと
サブアーム73sからなるXアーム73を備える。サブ
アーム73sの上端はウィンド74側に回動自在に取付
け、かつ下端はドアDに固定した水平レール75にスラ
イド自在に装填する。また、メインアーム73mの上端
はウィンド74側の水平レール76にスライド自在に装
填するとともに、メインアーム73mの下端側は駆動装
置90に支持される。駆動装置90は次のように構成さ
れる。まず、メインアーム73mの下端にはセクタギア
91を取付け、このセクタギア91と軸72間に位置す
るメインアーム73mの中間部は自動車ドアDに取付け
たベースプレート92に支軸93を介して回動自在に取
付ける。さらにまた、ベースプレート92には駆動モー
タ94を取付けるとともに、駆動モータ94とセクタギ
ア91間にはウオームギア95、ウオームホイール96
及びピニオン97からなる減速伝達機構98を介在させ
る。
しかし、上述した駆動装置90をはじめ、従来の可動部
用駆動装置は駆動モータと減速伝達機構の組み合わせか
らなるため、駆動装置が大型化し、かつ高コスト化を招
く問題があった。特に、減速伝達機構は前記ウィンドレ
ギュレータ70の例からも明らかなように、セクタギア
91を含めて四個の減速用及び伝達用のギアが必要とな
り、駆動装置の配設スペースのうち、かなりの部分が占
有される。しかも、自動車の場合、配設スペースがパネ
ルの内側となるなど、著しく制限されており、駆動装置
全体の小型化は自動車にとって極めて重要な解決課題と
なっていた。
用駆動装置は駆動モータと減速伝達機構の組み合わせか
らなるため、駆動装置が大型化し、かつ高コスト化を招
く問題があった。特に、減速伝達機構は前記ウィンドレ
ギュレータ70の例からも明らかなように、セクタギア
91を含めて四個の減速用及び伝達用のギアが必要とな
り、駆動装置の配設スペースのうち、かなりの部分が占
有される。しかも、自動車の場合、配設スペースがパネ
ルの内側となるなど、著しく制限されており、駆動装置
全体の小型化は自動車にとって極めて重要な解決課題と
なっていた。
本発明はこのような従来の技術に存在する課題を解決し
たもので、特に、駆動装置の著しい小型化及び低コスト
化を達成できる自動車の可動部用駆動装置の提供を目的
とするものである。
たもので、特に、駆動装置の著しい小型化及び低コスト
化を達成できる自動車の可動部用駆動装置の提供を目的
とするものである。
本発明は自動車における可動部M1例えば、電動ウィン
ドレギュレータW、リクライニングシートの電動シート
アジャスタA1電動サンルーフの移動機構S等を変位さ
せる自動車の可動部用駆動装置1を構成するに際して、
特に、複数の磁極3a、3b、3c・・・により磁界を
周方向に回転すべく発生させる界磁部3と、中心に出力
軸4Sを有し、かつ外周面に外歯4pを有するギアロー
タ4と、ギアロータ4と界磁部3間の空間に介在し、界
磁部3に対して非接触になるとともに、前記外歯4pよ
りも歯数の多い内歯5pを内周面に有し、かつ内歯5p
の一部が外歯4pに噛合可能な伝達用ギアリング5と、
ギアリング5を一定範囲にのみ揺動自在に支持する変位
規制部6X、6yとを備えてなる可変ギャップ偏心形モ
ータ2を配設し、可変ギャップ偏心形モータ2の出力軸
4Sと可動部Mを直接又は伝達機構7を介して接続する
ようにしたことを特徴とする。なお、必要により可変ギ
ャップ偏心形モータ2の出力軸4sと可動部Mは逆転防
止機構8を介して接続することが望ましい。
ドレギュレータW、リクライニングシートの電動シート
アジャスタA1電動サンルーフの移動機構S等を変位さ
せる自動車の可動部用駆動装置1を構成するに際して、
特に、複数の磁極3a、3b、3c・・・により磁界を
周方向に回転すべく発生させる界磁部3と、中心に出力
軸4Sを有し、かつ外周面に外歯4pを有するギアロー
タ4と、ギアロータ4と界磁部3間の空間に介在し、界
磁部3に対して非接触になるとともに、前記外歯4pよ
りも歯数の多い内歯5pを内周面に有し、かつ内歯5p
の一部が外歯4pに噛合可能な伝達用ギアリング5と、
ギアリング5を一定範囲にのみ揺動自在に支持する変位
規制部6X、6yとを備えてなる可変ギャップ偏心形モ
ータ2を配設し、可変ギャップ偏心形モータ2の出力軸
4Sと可動部Mを直接又は伝達機構7を介して接続する
ようにしたことを特徴とする。なお、必要により可変ギ
ャップ偏心形モータ2の出力軸4sと可動部Mは逆転防
止機構8を介して接続することが望ましい。
本発明に係る可動部用駆動装置1によれば、可変ギャッ
プ偏心形モータ2を用いたため、同モータ2の内部で減
速された回転が出力軸4sの回転出力となる。したがっ
て、出力軸4sの回転力は直接又は必要最小限の伝達機
構7を介して可動部Mに伝達され、モータ2と可動部M
間に介在すべき減速機構は省略される。
プ偏心形モータ2を用いたため、同モータ2の内部で減
速された回転が出力軸4sの回転出力となる。したがっ
て、出力軸4sの回転力は直接又は必要最小限の伝達機
構7を介して可動部Mに伝達され、モータ2と可動部M
間に介在すべき減速機構は省略される。
一方、可変ギャップ偏心形モータ2は、界磁部3におけ
る磁極3a・・・に対して順番に磁界を発生させること
により、磁界は周方向に回転する。この結果、変位規制
部6X、6yによって、一定範囲にのみ揺動自在に支持
されるギアリング5は磁界の発生している磁極3a・・
・に沿って順次吸引され、出力軸4sに対して偏JCル
だ状態で揺動する。
る磁極3a・・・に対して順番に磁界を発生させること
により、磁界は周方向に回転する。この結果、変位規制
部6X、6yによって、一定範囲にのみ揺動自在に支持
されるギアリング5は磁界の発生している磁極3a・・
・に沿って順次吸引され、出力軸4sに対して偏JCル
だ状態で揺動する。
また、ギアリング5の内周面に形成された内歯5pとギ
アロータ4の外周面に形成された外歯4pは差動ギア機
構を構成し、ギアロータ4とギアリング5の噛合位置が
一回転すれば、ギアロータ4は内歯5pと外歯4pの歯
差分の角度だけ回転する。即ち、ギアロータ4は減速回
転し、中心に設けた出力軸4Sからは低速かつ増大した
トルクの回転力が出力する。
アロータ4の外周面に形成された外歯4pは差動ギア機
構を構成し、ギアロータ4とギアリング5の噛合位置が
一回転すれば、ギアロータ4は内歯5pと外歯4pの歯
差分の角度だけ回転する。即ち、ギアロータ4は減速回
転し、中心に設けた出力軸4Sからは低速かつ増大した
トルクの回転力が出力する。
以下には、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図面に基
づき詳細に説明する。
づき詳細に説明する。
第1図〜第6図はXアーム式電動つィンドレギュレータ
Wに適用した駆動装置1を例示する。電動ウィンドレギ
ュレータWは第1図に示すように、軸11を介して回動
自在に連結したメインアーム12mとサブアーム12s
からなるXアーム12を備える。サブアーム12sの上
端は第4図に示すようにウィンド13側に回動自在に取
付け、かつ下端は自動車ドアDに固定した水平レール1
4にスライド自在に装填する。また、メインアーム12
mの上端はウィンド13側の水平レール15にスライド
自在に装填し、かつ下端は駆動装置1に取付ける。
Wに適用した駆動装置1を例示する。電動ウィンドレギ
ュレータWは第1図に示すように、軸11を介して回動
自在に連結したメインアーム12mとサブアーム12s
からなるXアーム12を備える。サブアーム12sの上
端は第4図に示すようにウィンド13側に回動自在に取
付け、かつ下端は自動車ドアDに固定した水平レール1
4にスライド自在に装填する。また、メインアーム12
mの上端はウィンド13側の水平レール15にスライド
自在に装填し、かつ下端は駆動装置1に取付ける。
駆動装置1は可変ギアツブ偏心形モータ2を備え、同モ
ータ2は自動車ドアDに固定されたベースプレート16
に取付ける。この場合、モータ2の出力軸4SはドアD
の面に対して垂直である。
ータ2は自動車ドアDに固定されたベースプレート16
に取付ける。この場合、モータ2の出力軸4SはドアD
の面に対して垂直である。
そして、出力軸4Sとメインアーム12mの下端は直接
固定する。なお、出力軸4Sとメインアーム12mの下
端は第3図に示すように、逆転防止機構8を介して結合
してもよい。図中、12sは同アーム12mに固定した
伝達軸であり、出力軸4sの回転は伝達軸12sに伝達
されるが、伝達 ゛軸12sからの逆回転作用は逆転防
止機構8により阻止され、出力軸4Sには伝達されない
。逆転防止機構8は特開昭62−2−20683号公報
等で開示される逆転防止機構を利用できる。
固定する。なお、出力軸4Sとメインアーム12mの下
端は第3図に示すように、逆転防止機構8を介して結合
してもよい。図中、12sは同アーム12mに固定した
伝達軸であり、出力軸4sの回転は伝達軸12sに伝達
されるが、伝達 ゛軸12sからの逆回転作用は逆転防
止機構8により阻止され、出力軸4Sには伝達されない
。逆転防止機構8は特開昭62−2−20683号公報
等で開示される逆転防止機構を利用できる。
次に、可変ギアツブ偏心形モータ2の構造について、第
5図及び第6図を参照して説明する。
5図及び第6図を参照して説明する。
21は磁性体で形成した筒形のヨークであり、内周には
中心方向に突出した六つの磁極コア22a、22b、2
2C・・・を等間隔に一体形成する。
中心方向に突出した六つの磁極コア22a、22b、2
2C・・・を等間隔に一体形成する。
そして、各磁極コア22a・・・には界磁コイル23a
123b123C・・・を巻回し、先端に磁極3a、3
b、3c・−・が発生する界磁部3を構成する。
123b123C・・・を巻回し、先端に磁極3a、3
b、3c・−・が発生する界磁部3を構成する。
ヨーク21の両端開口は前カバー24と後カバー25で
覆い、各カバー24.25の中心にはベアリング26.
27を介して出力軸4sを回動自在に支持する。そして
、出力軸4sの外周には円盤状のギアロータ4の中心を
取付けるとともに、このギアロータ4の外周面には外歯
4pを形成し、歯車として機能させる。ギアロータ4と
界磁部3間には所定の空間Fを形成し、この空間Fには
磁性体で形成した伝達用のギアリング5を配する。
覆い、各カバー24.25の中心にはベアリング26.
27を介して出力軸4sを回動自在に支持する。そして
、出力軸4sの外周には円盤状のギアロータ4の中心を
取付けるとともに、このギアロータ4の外周面には外歯
4pを形成し、歯車として機能させる。ギアロータ4と
界磁部3間には所定の空間Fを形成し、この空間Fには
磁性体で形成した伝達用のギアリング5を配する。
ギアリング5の内周面には内歯5pを形成し、この内歯
5pの歯数はギアロータ4の外歯4pの歯数よりも多(
選定する。この結果、ギアロータ4とギアリング5によ
って差動ギア機構が構成され、内歯5pの一部は外歯4
pに噛合することができる。この際、ギアリング5にお
ける噛合位置の反対側は磁極3a・・・に対しては非接
触となり、特に、僅かなギャップを介して最も近接する
位置関係に構成する。また、ギアリング5の一方の端面
であって、径方向に180°対同する二つの位置には軸
方向に突出する規制ビン28x、28yを設ける。他方
、規制ビン28X、28yに対向する後カバー25には
ベアリング29x、29yにより回動自在なローラ30
x、30yを設け、このローラ30x、30yの偏心位
置には前記規制ピン28x128yが回動自在に挿入す
る軸受孔31x、31yを設ける。なお、軸受孔31x
、31yの偏心位置はギアリング5とギアロータ4の噛
合位置が一回転する際における規制ピン28x、28y
の軌跡に対応して選定する。これにより、ギアリング5
が空間F内を一定範囲にのみ揺動自在に支持される変位
規制部6x、6yが構成される。このような変位規制部
6X、6yは同様な機能を有するものであれば、どのよ
うな構造でもよい。
5pの歯数はギアロータ4の外歯4pの歯数よりも多(
選定する。この結果、ギアロータ4とギアリング5によ
って差動ギア機構が構成され、内歯5pの一部は外歯4
pに噛合することができる。この際、ギアリング5にお
ける噛合位置の反対側は磁極3a・・・に対しては非接
触となり、特に、僅かなギャップを介して最も近接する
位置関係に構成する。また、ギアリング5の一方の端面
であって、径方向に180°対同する二つの位置には軸
方向に突出する規制ビン28x、28yを設ける。他方
、規制ビン28X、28yに対向する後カバー25には
ベアリング29x、29yにより回動自在なローラ30
x、30yを設け、このローラ30x、30yの偏心位
置には前記規制ピン28x128yが回動自在に挿入す
る軸受孔31x、31yを設ける。なお、軸受孔31x
、31yの偏心位置はギアリング5とギアロータ4の噛
合位置が一回転する際における規制ピン28x、28y
の軌跡に対応して選定する。これにより、ギアリング5
が空間F内を一定範囲にのみ揺動自在に支持される変位
規制部6x、6yが構成される。このような変位規制部
6X、6yは同様な機能を有するものであれば、どのよ
うな構造でもよい。
次に、可変ギアツブ偏心形モータ2の動作原理を含む電
動ウィンドレギュレータWの動作について説明する。
動ウィンドレギュレータWの動作について説明する。
可変ギャップ偏心形モータ2は、界磁部3における相隣
る二つの界磁コイル、例えば、23a、23bにパルス
状の電流を流し、二つの磁極3a、3bの一方にN極を
、他方にS極を発生させる。
る二つの界磁コイル、例えば、23a、23bにパルス
状の電流を流し、二つの磁極3a、3bの一方にN極を
、他方にS極を発生させる。
続いて、界磁コイル23b、23C1続いて、界磁コイ
ル23c、23dの順に、順次切換えて、同様に励磁し
て行けば、磁界はヨーク21の周方向に回転する。この
結果、変位規制部6x、6yにより一定範囲にのみ揺動
自在に支持されているギアリング5は磁界が発生してい
る磁極3a・・・に沿って順次吸引され、偏心した状態
で揺動する。
ル23c、23dの順に、順次切換えて、同様に励磁し
て行けば、磁界はヨーク21の周方向に回転する。この
結果、変位規制部6x、6yにより一定範囲にのみ揺動
自在に支持されているギアリング5は磁界が発生してい
る磁極3a・・・に沿って順次吸引され、偏心した状態
で揺動する。
そして、ギアロータ4とギアリング5の噛合位置が一回
転すれば、ギアロータ4は内歯5pと外歯4pの歯差分
の角度だけ回転する。よって、ギアロータ4の中心に設
けた出力軸4Sからは低速かつ増大したトルクの回転力
が出力し、Xアーム12におけるメインアーム12mの
下端はモータ2により直接回動変位する。この結果、X
アーム12は第1図中実線又は仮想線で示すように変位
し、ウィンド13が昇降せしめられる。
転すれば、ギアロータ4は内歯5pと外歯4pの歯差分
の角度だけ回転する。よって、ギアロータ4の中心に設
けた出力軸4Sからは低速かつ増大したトルクの回転力
が出力し、Xアーム12におけるメインアーム12mの
下端はモータ2により直接回動変位する。この結果、X
アーム12は第1図中実線又は仮想線で示すように変位
し、ウィンド13が昇降せしめられる。
なお、電動ウィンドレギュレータWについて説明したが
、自動車における他の可動部Mに対しても同様に実施で
きる。例えば、第7図(及び第8図)はリクライニング
シート51におけるシートバック52の角度を前後に調
整するための電動シートアジャスタAを示す。この場合
、可変ギャップ偏心形モータ2をシート53側のブラケ
ット55に固定するとともに、モータ2の出力軸4Sに
シートバック52側のブラケット54を固定すればよく
、モータ2によりブラケット54を直接回動変位させる
ことができる。
、自動車における他の可動部Mに対しても同様に実施で
きる。例えば、第7図(及び第8図)はリクライニング
シート51におけるシートバック52の角度を前後に調
整するための電動シートアジャスタAを示す。この場合
、可変ギャップ偏心形モータ2をシート53側のブラケ
ット55に固定するとともに、モータ2の出力軸4Sに
シートバック52側のブラケット54を固定すればよく
、モータ2によりブラケット54を直接回動変位させる
ことができる。
また、第9図はサンルーフにおけるリッド61を移動さ
せるための移動機構Sを示す。この場合、サンルーフの
リッド61の両側に結合したギアードワイヤ62x、6
2yに噛合するビニオン63に可変ギャップ偏心形モー
タ2の出力軸4Sを固定すればよく、ギアードワイヤ6
2x、62y及びピニオン63からなる移動機構Sをモ
ータ2により直接駆動することができる。
せるための移動機構Sを示す。この場合、サンルーフの
リッド61の両側に結合したギアードワイヤ62x、6
2yに噛合するビニオン63に可変ギャップ偏心形モー
タ2の出力軸4Sを固定すればよく、ギアードワイヤ6
2x、62y及びピニオン63からなる移動機構Sをモ
ータ2により直接駆動することができる。
第7図〜第9図の場合も前記実施例同様、第3図に示す
逆転防止機構8を付設できる。
逆転防止機構8を付設できる。
以上、実施例について詳細に説明したが、本発明はこの
ような実施例に限定されるものではない。
ような実施例に限定されるものではない。
例えば、可動部は例示以外のものとして、ワイヤ式電動
ウィンドレギュレータ、電動ウィンドワイパ、電動スラ
イドドア、電動アンテナ、電動ステップ、電動ミラー、
電動トランク、電動オートクローンャ、電動シートリフ
タ、電動シートスライダ等の任意の可動部に適用できる
。その他、細部の構成、形状、数量等において、本発明
の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更できる。
ウィンドレギュレータ、電動ウィンドワイパ、電動スラ
イドドア、電動アンテナ、電動ステップ、電動ミラー、
電動トランク、電動オートクローンャ、電動シートリフ
タ、電動シートスライダ等の任意の可動部に適用できる
。その他、細部の構成、形状、数量等において、本発明
の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更できる。
このように、本発明に係る自動車の可動部用駆動装置は
可変ギャップ偏心形モータを配設し、可変ギャップ偏心
形モータの出力軸と可動部を直接又は伝達機構を介して
接続してなるため、駆動装置の著しい小型化、さらには
組立に伴う工数コスト及び部品コスト等の大幅なコスト
低減を達成できるという効果を奏する。
可変ギャップ偏心形モータを配設し、可変ギャップ偏心
形モータの出力軸と可動部を直接又は伝達機構を介して
接続してなるため、駆動装置の著しい小型化、さらには
組立に伴う工数コスト及び部品コスト等の大幅なコスト
低減を達成できるという効果を奏する。
第1図二本発明に係る駆動装置を有する電動ウィンドレ
ギュレータの側面図、 第2図:同駆動装置を有する電動ウィンドレギュレータ
の断面平面図、 第3図:同駆動装置の他の形態を示す一部断面平面図、 第4図:同駆動装置を有するウィンドレギュレータを取
付けた自動車ドアの側面図、 第5図二同駆動装置における可変ギャップ偏心形モータ
の断面側面図、 第6図:第5図中X−X線端面図、 第7図:同駆動装置を有する電動シートアジャスタを取
付けたリクライニングシート の模式的側面図、 第8図:同電動シートアジャスタの一部縦断面図、 第9図:同駆動装置を有する移動機構を取付けた電動サ
ンルーフの模式的平面図、 第10図:従来の技術に係る駆動装置を有する電動ウィ
ンドレギュレータを取付けた 自動車ドアの側面図。 尚図面中、 1:駆動装置 2 可変ギャップ偏心形モータ 3:界磁部 3a・・・:磁極4:ギアロータ
4p:外歯 4s:出力軸 5・ギアリング 5p・内歯 6x、6y:位置規制部7:伝達
機構 M・可動部 W:電動ウィンドレギュレータ A:電動シートアジャスタ S:電動サンルーフの移動機構
ギュレータの側面図、 第2図:同駆動装置を有する電動ウィンドレギュレータ
の断面平面図、 第3図:同駆動装置の他の形態を示す一部断面平面図、 第4図:同駆動装置を有するウィンドレギュレータを取
付けた自動車ドアの側面図、 第5図二同駆動装置における可変ギャップ偏心形モータ
の断面側面図、 第6図:第5図中X−X線端面図、 第7図:同駆動装置を有する電動シートアジャスタを取
付けたリクライニングシート の模式的側面図、 第8図:同電動シートアジャスタの一部縦断面図、 第9図:同駆動装置を有する移動機構を取付けた電動サ
ンルーフの模式的平面図、 第10図:従来の技術に係る駆動装置を有する電動ウィ
ンドレギュレータを取付けた 自動車ドアの側面図。 尚図面中、 1:駆動装置 2 可変ギャップ偏心形モータ 3:界磁部 3a・・・:磁極4:ギアロータ
4p:外歯 4s:出力軸 5・ギアリング 5p・内歯 6x、6y:位置規制部7:伝達
機構 M・可動部 W:電動ウィンドレギュレータ A:電動シートアジャスタ S:電動サンルーフの移動機構
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 〔1〕自動車における可動部を変位させる自動車の可動
部用駆動装置において、複数の磁極により磁界を周方向
に回転すべく発生させる界磁部と、中心に出力軸を有し
、かつ外周面に外歯を有するギアロータと、ギアロータ
と界磁部間の空間に介在し、界磁部に対して非接触にな
るとともに、前記外歯よりも歯数の多い内歯を内周面に
有し、かつ内歯の一部が外歯に噛合可能な伝達用ギアリ
ングと、ギアリングを一定範囲にのみ揺動自在に支持す
る変位規制部とを備えてなる可変ギャップ偏心形モータ
を配設し、可変ギャップ偏心形モータの出力軸と可動部
を直接又は伝達機構を介して接続することを特徴とする
自動車の可動部用駆動装置。 〔2〕可変ギャップ偏心形モータの出力軸と可動部は逆
転防止機構を介して接続することを特徴とする請求項1
記載の自動車の可動部用駆動装置。 〔3〕可動部は電動ウィンドレギュレータであることを
特徴とする請求項1記載の自動車の可動部用駆動装置。 〔4〕可動部はリクライニングシートの電動シートアジ
ャスタであることを特徴とする請求項1記載の自動車の
可動部用駆動装置。 〔5〕可動部は電動サンルーフの移動機構であることを
特徴とする請求項1記載の自動車の可動部用駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2300362A JPH04172944A (ja) | 1990-11-05 | 1990-11-05 | 自動車の可動部用駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2300362A JPH04172944A (ja) | 1990-11-05 | 1990-11-05 | 自動車の可動部用駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04172944A true JPH04172944A (ja) | 1992-06-19 |
Family
ID=17883869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2300362A Pending JPH04172944A (ja) | 1990-11-05 | 1990-11-05 | 自動車の可動部用駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04172944A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6661139B1 (en) * | 1999-05-25 | 2003-12-09 | Robert Bosch Gmbh | Motor-gear unit with integrated eccentric wheel gear |
JP2014101627A (ja) * | 2012-11-16 | 2014-06-05 | Johnan Seisakusho Co Ltd | 窓部開閉検知機構と自動車用スライドドア |
WO2015000246A1 (zh) * | 2013-07-04 | 2015-01-08 | Yin Yuewei | 同轴杆直线往复运动驱动装置及汽车遮阳帘 |
-
1990
- 1990-11-05 JP JP2300362A patent/JPH04172944A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6661139B1 (en) * | 1999-05-25 | 2003-12-09 | Robert Bosch Gmbh | Motor-gear unit with integrated eccentric wheel gear |
JP2014101627A (ja) * | 2012-11-16 | 2014-06-05 | Johnan Seisakusho Co Ltd | 窓部開閉検知機構と自動車用スライドドア |
WO2015000246A1 (zh) * | 2013-07-04 | 2015-01-08 | Yin Yuewei | 同轴杆直线往复运动驱动装置及汽车遮阳帘 |
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