JPH0947003A - ブラシレス直流電動機 - Google Patents

ブラシレス直流電動機

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Publication number
JPH0947003A
JPH0947003A JP7198852A JP19885295A JPH0947003A JP H0947003 A JPH0947003 A JP H0947003A JP 7198852 A JP7198852 A JP 7198852A JP 19885295 A JP19885295 A JP 19885295A JP H0947003 A JPH0947003 A JP H0947003A
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JP
Japan
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sun wheel
casing
shaft
output shaft
supported
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Application number
JP7198852A
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English (en)
Inventor
Yutaka Inaba
豊 稲葉
Koichi Suzuki
孝一 鈴木
Tetsuya Kondo
徹也 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mahle Electric Drive Systems Co Ltd
Original Assignee
Kokusan Denki Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/64Electric machine technologies in electromobility

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  • Brushless Motors (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】大形化を招くことなく変速機を内蔵することが
できるブラシレス直流電動機を提供する。 【解決手段】ブラシレス直流電動機の回転子16と固定
子17とをケーシング10内に収納する。出力軸20の
軸心部に中空部20aを設け、この出力軸の中空部内に
回転子16の回転軸13を回転自在に嵌合させる。固定
子鉄心18の内周に内歯車22を嵌合固定し、回転軸1
3に太陽歯車23を取り付ける。出力軸20と一体に設
けた支持部材24に支持した遊星歯車26を内歯車22
と太陽歯車23とに噛み合わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動車両等の駆動
源として用いるのに好適な変速機付きのブラシレス直流
電動機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】変速機を内蔵したブラシレス直流電動機
としては、図10に示したものが知られている。同図に
おいて1は固定子鉄心101に電機子コイル102を巻
回してなる固定子103と中空の回転軸104に磁石界
磁を有する回転体105を取り付けてなる回転子106
とを備えたブラシレス直流電動機、2は変速機であり、
これらはケーシング3内に収納されている。回転軸10
4は軸受4,4´を介してケーシング3に支持され、該
回転軸104の中空部内を貫通させて設けられた出力軸
5がケーシング3に軸受6,6´を介して支持されてい
る。ケーシング内には出力軸5と平行に延びる中継軸7
が設けられて該中継軸が軸受8,8´を介してケーシン
グ3に支持されている。
【0003】変速機2は、回転軸104の端部に取り付
けられた平歯車201と、中継軸7に取り付けられて平
歯車201に噛み合わされた平歯車202と、中継軸7
に取り付けられた平歯車203と、出力軸5に取り付け
られて平歯車203に噛み合わされた平歯車204とに
より構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図10に示したブラシ
レス直流電動機においては、1対の平歯車を基本単位と
した変速機構を用いていたが、1対の平歯車を基本単位
とした変速機構では、大きな変速比を得ようとすると2
つの平歯車の回転軸相互間の距離が大きくなるのを避け
られない。従って電動機の径方向寸法を縮小しようとす
ると、図10に示したように複数対の平歯車を軸線方向
に並べて多段階に変速する構成をとらざるを得ず、変速
機部分の軸線方向寸法が大きくなるのを避けられない。
しかも図10に示した電動機では、電動機1と変速機2
とを軸線方向に並べて配置していたため、電動機全体の
軸線方向寸法Lが大きくなり、電動機が大形化するとい
う問題があった。
【0005】本発明の目的は、電動機の大形化を招くこ
となく、変速機を内蔵できるようにしたブラシレス直流
電動機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、フレームに対
して回転自在に支持された回転軸と、該回転軸を同心的
に取り囲む周壁部を有する回転子ヨークと、該回転子ヨ
ークの周壁部の内周に固定された永久磁石とを備えた回
転子と、回転子の内側に配置されてフレームに対して固
定された環状の固定子鉄心に電機子コイルを巻回してな
る固定子とを備えたブラシレス直流電動機に係わるもの
である。
【0007】本発明においては、固定子の内側に遊星車
機構を設ける。この遊星車機構は、固定子鉄心の内側で
回転するように設けられた太陽車と、該太陽車を同心的
に取り囲むように設けられてフレームに対して固定され
た環状案内体と、太陽車と環状案内体との間に配置され
て太陽車と環状案内体との間に生じる相対的な回転に伴
って環状案内体により拘束されつつ太陽車の周囲を公転
する遊星車とにより構成される。遊星車機構は、太陽車
の中心軸線を回転子の回転軸の中心軸線と一致させた状
態で配置する。そして、太陽車及び遊星車の内の一方を
回転軸に結合し、太陽車及び遊星車の内の他方を出力軸
に結合する。
【0008】ここで太陽車及び遊星車としては、歯車を
用いてもよく、摩擦ローラを用いてもよい。太陽車及び
遊星車として歯車を用いる場合、内周に歯を有する環状
の内歯車を太陽車の外側に同心的に配置して、該内歯車
と太陽車との間に遊星車を配置する。また太陽車及び遊
星車として摩擦ローラを用いる場合には、内周面をロー
ラの転動面とした環状の部材を、太陽車の外側に同心的
に配置して、該環状の部材と太陽車との間に遊星車を配
置する。本明細書では、上記環状の内歯車と、環状の部
材との双方を含む言葉として、「環状案内体」を用いて
いる。
【0009】前述のように、1対の平歯車を基本単位と
した変速機構では、複数対の平歯車を軸線方向に並べて
多段階に変速する構成をとらざるを得ず、変速機部分の
軸線方向寸法または径方向寸法が大きくなるのを避けら
れないが、遊星車機構を用いると、ほぼ同一の平面に沿
って配置される太陽車と環状案内体と遊星車とにより、
軸線方向寸法及び径方向寸法を大きくすることなく、大
きな変速比を得ることができる。本発明においては、こ
の遊星車機構を固定子鉄心の内側に配置して、回転子出
力の減速または増速を図る変速機として用いるため、変
速機の軸線方向寸法が小さくなることと、固定子鉄心の
内側のスペースの有効利用を図ることができることとの
相乗効果により、変速機付き電動機の軸線方向寸法の縮
小を図ることができ、電動機の小形化を図ることができ
る。
【0010】本発明において、遊星車機構を減速機とし
て用いる場合、太陽歯車は回転子の回転軸に取り付ける
ようにしてもよく、該回転軸に一体に形成してもよい。
遊星歯車は出力軸に結合された支持部材に支持してお
く。
【0011】なお出力軸と支持部材とは別体に形成され
ていてもよく、一体に形成されていてもよい。
【0012】上記の遊星車機構を減速機として用いる場
合には、出力軸として用いる軸に中空部を設けて、該中
空部内に回転軸を回転自在に支持する構造をとることが
できる。
【0013】本発明に係わるブラシレス直流電動機にお
いて、回転子及び固定子と遊星車機構とは、軸線方向に
相対する第1及び第2の端部壁を有するケーシング内に
収納して、該ケーシングをフレームとして用いるのが好
ましい。この場合の構造は例えば次の通りである。
【0014】回転子ヨークはカップ状に形成して、その
周壁部の内周に永久磁石を固定し、その底壁部の外面を
ケーシングの第1の端部壁側に向けて配置する。回転軸
は、回転子ヨークの軸心部を軸線方向に延びるように設
けて、回転子ヨークの底壁部の中心部に結合する。回転
軸の一端はケーシングの第1の端部壁に保持させた第1
の軸受により支持する。
【0015】固定子は、回転子の内側で回転軸を同心的
に取り囲むように設けて、ケーシングの第2の端部壁に
固定した環状の固定子鉄心と、該固定子鉄心に巻回した
電機子コイルとにより構成する。
【0016】出力軸としてはその軸心部に中空部を有す
るものを用い、該出力軸の中空部内に回転軸の他端側を
回転自在に支持する構造とする。また出力軸は、ケーシ
ングの第2の端部壁に固定した第2の軸受により支持す
る。
【0017】固定子の内側で回転軸とともに回転するよ
うに太陽車を設け、該太陽車を同心的に取り囲むように
環状案内体を設けて、該環状案内体をケーシングに対し
て固定する。
【0018】遊星車は出力軸ととともに回転するように
設けた支持部材に回転自在に支持して、環状案内体と太
陽歯車との間に配置する。
【0019】回転軸はその他端が第2の軸受の位置まで
延びるように設けて該回転軸の他端を出力軸を介して第
2の軸受により支持する構造とする。
【0020】上記のように構成すると、回転子の回転軸
と出力軸とを共通の軸受により支持できるため、軸受の
数を少くして構造を簡単にすることができる。
【0021】本発明においてはまた、回転子の回転軸を
中空に形成して、該中空部内を貫通させた状態で出力軸
を設けるようにしてもよい。この場合、固定子の内側で
回転軸とともに回転するように太陽車を該回転軸に取り
付けるか、または該回転軸に一体に設け、該太陽車を同
心的に取り囲むように環状案内体を設けて、該環状案内
体をフレームに対して固定する。また出力軸とともに回
転するように設けられた支持部材に遊星車を支持し、該
遊星車を太陽車と環状案内体との間に配置する。
【0022】本発明において、軸線方向に相対する第1
及び第2の端部壁を有するケーシングをフレームとして
用い、回転子の回転軸として中空のものを用いて、該回
転軸の中空部内を貫通させた状態で出力軸を設ける場合
には、出力軸の一端をケーシングの第1の端部壁に第1
の出力軸支持用軸受を介して支持し、出力軸の他端はケ
ーシングの第2の端部壁に第2の出力軸支持用軸受を介
して支持するのが好ましい。この場合回転軸の一端は第
1の回転軸支持用軸受を介してケーシングの第1の端部
壁に支持し、他端は第2の回転軸支持用軸受を介して出
力軸の外周に支持する。また固定子鉄心の内側で回転軸
とともに回転するように太陽車を設け、該太陽車を同心
的に取り囲むように環状案内体を設けて、該環状案内体
をケーシングに対して固定する。遊星車は出力軸ととも
に回転するように設けられた支持部材に支持する。
【0023】本発明において、遊星車機構を増速機構と
して用いる場合には、遊星車を回転子ヨークに支持し、
太陽車を出力軸とともに回転するように設ける。
【0024】この場合も、出力軸に中空部を設けて該出
力軸の中空部内に回転軸を支持する構造にしてもよく、
回転軸を中空に形成して、該回転軸の中空部内を貫通さ
せた状態で出力軸を設ける構造にしてもよい。
【0025】本発明において、軸線方向に相対する第1
及び第2の端部壁を有するケーシング内に回転子及び固
定子と増速機として機能する遊星車機構とを収納するこ
ともできる。この場合の構成は、例えば次の通りであ
る。
【0026】回転子の回転軸の一端側は第1の軸受を介
してケーシングの第1の端部壁に支持し、他端側は、出
力軸に設けた中空部内に回転自在に支持する。出力軸は
第2の軸受を介してケーシングの第2の端部壁に支持す
る。太陽車は固定子鉄心の内側で出力軸とともに回転す
るように該出力軸に取り付けるかまたは該出力軸に一体
に設ける。太陽車を同心的に取り囲む環状案内体をケー
シングに対して固定し、回転子に支持された遊星車を環
状案内体と太陽車との間に配置する。
【0027】また本発明において、軸線方向に相対する
第1及び第2の端部壁を有するケーシング内に回転子及
び固定子と増速機として機能する遊星車機構とを収納す
る場合にも、回転子の回転軸を中空として、該回転軸の
中空部内を貫通させた状態で出力軸を設けるようにする
ことができる。この場合、出力軸の一端及び他端をそれ
ぞれケーシングの第1の端部壁及び第2の端部壁に第1
の出力軸支持用軸受及び第2の出力軸支持用軸受を介し
て支持する。回転軸の一端は第1の回転軸支持用軸受を
介してケーシングの第1の端部壁に支持し、他端は出力
軸の外周に第2の回転軸支持用軸受を介して支持する。
太陽車は、固定子鉄心の内側で出力軸とともに回転する
ように該出力軸に取り付けるかまたは該出力軸に一体に
設ける。太陽車を同心的に取り囲むように環状案内体を
設けて、該環状案内体をケーシングに対して固定する。
回転子に対して支持した遊星車を環状案内体と太陽車と
の間に配置し、回転子の回転に伴って遊星車を公転させ
ることにより、太陽車を出力軸ともとに回転させる。
【0028】本発明において、軸線方向に相対する第1
及び第2の端部壁を有するケーシング内に回転子及び固
定子と遊星車機構とを収納する構成をとる場合に、遊星
車機構に遊星車及び太陽車を2組ずつ設けて、該遊星車
機構により回転軸の回転を2段階に減速して出力軸に伝
達する構造にすることもできる。この場合、カップ状の
回転子ヨークは、その底壁部の外面をケーシングの第1
の端部壁側に向けた状態でケーシング内に配置する。回
転軸は、回転子ヨークの軸心部を軸線方向に延びるよう
に設けて回転子ヨーク底壁部の中心部に結合し、該回転
軸の一端はケーシングの第1の端部壁に保持された第1
の軸受により支持する。
【0029】固定子は、回転子の内側で回転軸を同心的
に取り囲むように設けられてケーシングの第2の端部壁
に固定された環状の固定子鉄心と、該固定子鉄心に巻回
された電機子コイルとにより構成する。
【0030】また軸心部に中空部を有する中間軸を設け
て、該中間軸の中空部内に回転軸の他端側を回転自在に
嵌合させる。出力軸としては軸心部に中空部を有するも
のを用いて、該出力軸の中空部内に中間軸を回転自在に
支持し、該出力軸をケーシングの第2の端部壁に保持さ
れた第2の軸受により回転自在に支持する。
【0031】固定子の内側で回転軸とともに回転するよ
うに第1の太陽車を設け、固定子の内側で中間軸ととと
もに回転するように第2の太陽車を設ける。第1及び第
2の太陽車を同心的に取り囲むように環状案内体を設け
て、該環状案内体をケーシングに対して固定する。更に
中間軸ととともに回転するように設けられた第1の支持
部材に回転自在に支持した第1の遊星車を環状案内体と
第1の太陽歯車との間に配置し、第1の太陽車の回転に
伴って該第1の遊星車を公転させる。
【0032】また出力軸とともに回転するように設けら
れた第2の支持部材に回転自在に支持した第2の遊星車
を環状案内体と第2の太陽車との間に配置し、第2の太
陽車の回転に伴って第2の遊星車を公転させて出力軸を
回転させる。この場合、中間軸は第2の軸受の位置まで
延びるように設けて、出力軸を介して第2の軸受により
支持する。また回転軸の他端は第2の軸受の位置まで延
びるように設けて、該回転軸の他端側を中間軸と出力軸
とを介して第2の軸受により支持するようにする。
【0033】軸線方向に相対する第1の端部壁及び第2
の端部壁を有するケーシング内に、回転子及び固定子と
ともに太陽車と遊星車とを2組有する遊星車機構を設け
て、該遊星車機構により2段階の減速を行わせる場合に
も、回転子の回転軸を中空に形成して、該回転軸の中空
部内を貫通させた状態で出力軸を設けるようにすること
ができる。この場合の構成は次の通りである。
【0034】回転軸の中空部内を貫通させた出力軸の一
端は、ケーシングの第1の端部壁に第1の出力軸支持用
軸受を介して支持し、他端はケーシングの第2の端部壁
に第2の出力支持用軸受を介して支持する。また回転軸
の一端は第1の回転軸支持用軸受を介してケーシングの
第1の端部壁に支持し、他端は出力軸の外周に第2の回
転軸支持用軸受を介して支持する。
【0035】固定子の内側で出力軸を同心的に取り囲む
中間軸を設けて、該中間軸を出力軸の外周に中間軸支持
用軸受を介して支持する。
【0036】固定子の内側で回転軸とともに回転するよ
うに第1の太陽車を設け、固定子の内側で中間軸ととも
に回転するように第2の太陽車を設ける。
【0037】これら第1及び第2の太陽車を同心的に取
り囲むように環状案内体を設けて、該環状案内体をケー
シングに対して固定する。
【0038】中間軸とともに回転するように設けられた
第1の支持部材に回転自在に支持した第1の遊星車を第
1の太陽車と環状案内体との間に配置し、出力軸ととも
に回転するように設けられた第2の支持部材に回転自在
に支持した第2の遊星車を第2の太陽車と環状案内体と
の間に配置する。
【0039】本発明においてはまた、第1及び第2の端
部壁を有するケーシング内に、回転子及び固定子ととも
に太陽車と遊星車とを2組有する遊星車機構を設けて、
該遊星車機構により2段階に増速する構成をとることも
できる。この場合も、回転子の回転軸と出力軸との間に
中空部を有する中間軸を設けて、該中間軸の中空部内に
回転子の回転軸を回転自在に支持させる。また出力軸に
も中空部を設けて、該出力軸をケーシングの第2の端部
壁に保持された第2の軸受により回転自在に支持し、該
出力軸の中空部内に中間軸を回転自在に支持する。
【0040】固定子の内側で中間軸とともに回転するよ
うに第1の太陽車を設け、固定子の内側で出力軸ととも
に回転するように第2の太陽車を設ける。これら第1の
太陽車及び第2の太陽車を同心的に取り囲むように環状
案内体を設けて、該環状案内体をケーシングに対して固
定する。
【0041】そして、回転子ヨークに支持した第1の遊
星車を環状案内体と第1の太陽車との間に配置し、中間
軸とともに回転するように設けられた支持部材に回転自
在に支持した第2の遊星車を環状案内体と第2の太陽車
との間に配置する。
【0042】この場合も、中間軸は出力軸の中空部内を
第2の軸受の位置まで延びるように設けて出力軸を介し
て第2の軸受により支持する。また回転軸は、その他端
が中間軸の中空部内を第2の軸受の位置まで延びるよう
に設けて、該回転軸の他端側を中間軸と出力軸とを介し
て第2の軸受により支持する。
【0043】上記のように遊星車機構により2段階の増
速を行わせる場合にも、回転子の回転軸を中空にして、
該回転軸の中空部内を貫通させた状態で出力軸を設ける
ようにすることができる。この場合、回転軸及び出力軸
の支持のしかたは、2段階の減速を行わせる場合と同様
であり、出力軸は、その一端及び他端をそれぞれ第1及
び第2の出力軸支持用軸受を介してケーシングの第1の
端部壁及び第2の端部壁に支持する。また回転軸の一端
は第1の回転軸支持用軸受を介してケーシングの第1の
端部壁に支持し、他端は第2の回転軸支持用軸受を介し
て出力軸の外周に支持する。
【0044】出力軸を同心的に取り囲む中間軸を設け
て、該中間軸を中間軸支持用軸受を介して出力軸の外周
に支持する。また、固定子の内側で中間軸とともに回転
するように第1の太陽車を設け、出力軸とともに回転す
るように第2の太陽車を設ける。回転子に支持した第1
の遊星車を第1の太陽車と環状案内体との間に配置し、
中間軸とともに回転するように設けた支持部材に支持し
た第2の遊星車を第2の太陽車と環状案内体との間に配
置する。
【0045】
【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明の第1の実
施の形態を示したもので、同図において10はほぼカッ
プ状に形成された第1の半部10A及び第2の半部10
Bを突き合わせて図示しないボルトにより両半部を締結
した構造を有するケーシングである。この例では、ケー
シング10の第1の半部10Aの底壁部及び第2の半部
10Bの底壁部がそれぞれ軸線方向に相対する第1及び
第2の端部壁10a及び10bとなっており、ケーシン
グ10が電動機のフレームとして用いられている。
【0046】11は底壁部11aの外面を第1の端部壁
10a側に向けてケーシング10内に配置されたカップ
状の回転子ヨークで、回転子ヨーク11の周壁部11b
の内周に永久磁石12が固定されている。13は回転軸
で、この回転軸は、回転子ヨーク11の軸心部を軸線方
向に延びるように設けられ、その一端13a側が回転子
ヨーク11の底壁部11aの中心部に固定されたボス1
4を介して回転子ヨーク11に固定されている。回転軸
13の一端は、回転子ヨーク11の外側に突出させられ
て、ケーシングの第1の端部壁10aの中央部に設けら
れた軸受保持部10a1の凹部内に嵌合保持された第1の
軸受15により支持されている。回転子ヨーク11と、
永久磁石12と、回転軸13とにより、回転子16が構
成され、永久磁石12により所定の極数の磁石界磁が構
成されている。
【0047】17は固定子で、この固定子は、回転子1
6の内側で回転軸13を同心的に取り囲むように設けら
れた環状の固定子鉄心18と、該固定子鉄心18のスロ
ットに巻回された複数相の電機子コイル19とにより、
全体がほぼ環状を呈するように構成されている。固定子
鉄心18は、ケーシング10の第2の端部壁10bの内
側に形成された環状の支持壁部10b2に当接されて、図
示しないネジによりケーシング10の第2の半部10b
に固定されている。固定子鉄心18の外周部には磁極部
18aが設けられていて、該磁極部が回転子16の磁石
12の磁極部に所定のギャップを介して対向させられて
いる。
【0048】20は軸心部に中空部20aを有する出力
軸で、該中空部20a内に回転軸13の他端13b側が
回転自在に嵌合されている。出力軸20は、ケーシング
の第2の端部壁10bの中央部に設けられた軸受保持部
10b1の凹部内に嵌合保持された第2の軸受21により
回転自在に支持されている。
【0049】回転軸13には、固定子17の内側に位置
させた状態で太陽歯車23が固定され、固定子鉄心18
の内周には、太陽歯車23を同心的に取り囲むように形
成された環状の内歯車(環状案内体)22が嵌合固定さ
れている。
【0050】この例では、出力軸20のケーシング内に
位置する内端部に一体に設けられたフランジ部が支持部
材24として用いられていて、該支持部材24に120
度間隔で配置された3本の軸25が固定され、これら3
本の軸25にそれぞれ遊星歯車26が回転自在に支持さ
れている。3個の遊星歯車26は内歯車22と太陽歯車
23とに噛み合わされ、内歯車22と太陽歯車23と3
個の遊星歯車26とにより、遊星車機構27(図2参
照)が構成されている。遊星歯車26は太陽歯車23の
歯数よりも多い歯を有していて、太陽歯車23が回転し
たときに遊星歯車26が太陽歯車23の回転数よりも低
い回転数で該太陽歯車23の周囲を公転するようになっ
ている。
【0051】回転軸13の他端13aは第2の軸受25
の位置まで延びるように設けられていて、該回転軸13
の他端が出力軸20を介して第2の軸受21により支持
されている。
【0052】ケーシングの第2の半部10B内には、該
半部の底壁部(第2の端部壁10b)に沿わせた状態で
プリント基板28が配置され、該プリント基板は図示し
ないネジにより第2の端部壁10bに固定されている。
プリント基板28には、回転子16の磁石12の磁極の
極性を検出することにより回転子の回転角度位置を検出
するホール素子等の位置センサ29や、位置センサ29
から得られる位置検出信号に応じて固定子17の複数相
の電機子コイル19に駆動電流を転流させるための制御
回路を構成するIC等が取り付けられている。
【0053】図1に示したブラシレス直流電動機におい
て、回転子16が回転させられると、回転軸13ととも
に太陽歯車23が回転し、該太陽歯車23の回転が遊星
歯車26に伝達される。内歯車22が固定されているた
め、遊星歯車26は太陽歯車23の周囲を該太陽歯車よ
りも低い回転数で公転し、この太陽歯車の公転に伴って
支持部材24が回転する。支持部材24は出力軸20に
一体に設けられているため、該出力軸は回転軸13より
も低い回転数で回転駆動される。
【0054】上記のように、1組の内歯車22と太陽歯
車23と遊星歯車26とがほぼ同一平面上で回転する遊
星車機構27を変速機として用いると、変速機の軸線方
向寸法を小さくすることができる。また上記のように、
固定子鉄心18の内側のスペースに遊星車機構27を設
けると、スペースの有効利用を図ることができるため電
動機の軸線方向寸法を拡大することなく変速機を内蔵さ
せることができる。
【0055】上記のように、内歯車22を固定子鉄心1
8の内周に嵌合固定するようにすると、該内歯車を支持
するために特別の部材を設ける必要がないため、構成を
簡単にすることができる。
【0056】上記のように、回転軸13の他端13bを
第2の軸受21の位置まで延びるように設けて、該回転
軸13の他端13bを出力軸20を介して軸受21によ
り支持するようにすると、軸受の数を少くして部品点数
の削減を図ることができ、構成を簡単にすることができ
る。
【0057】上記の例では、遊星歯車を支持する支持部
材24を出力軸20に一体に設けているが、支持部材2
4を出力軸と別体に設けて、該支持部材24を出力軸2
0にキー等の適宜の手段により結合する構造をとること
もできる。
【0058】遊星歯車25は少くとも1つ設ければよい
が、トルクの伝達効率を高めるためには上記の例のよう
に3つの遊星歯車25を設けるのが好ましい。
【0059】上記の例では、太陽歯車23を回転軸13
と別体に設けているが、該太陽歯車を回転軸13の外周
に一体に形成することもできる。
【0060】図3は本発明の第2の実施の形態を示した
もので、この例では、出力軸20のフランジ部(支持部
材24)が省略されて、該出力軸の内端部が内歯車22
の内側に達するように回転子ヨーク11の底壁部11a
側に延長され、該出力軸20の内歯車22の内側に位置
する部分に太陽歯車23が固定されている。
【0061】また出力軸20の周囲に120度間隔で配
置されて回転子ヨーク11の底壁部11aに固定された
3つの軸30にそれぞれ遊星歯車26が回転自在に支持
され、これらの遊星歯車が太陽歯車26と内歯車22と
に噛み合わされている。その他の点は図1に示した例と
同様に構成されている。
【0062】図3に示した例では、内歯車(環状案内
体)22と太陽歯車23と遊星歯車26とにより遊星車
機構27が構成され、該遊星車機構により増速機が構成
されている。
【0063】図3に示した例では、回転子16が回転す
ると、遊星歯車26が太陽歯車23の周囲を公転させら
れ、これにより太陽歯車23が出力軸20とともに回転
子16の回転数よりも高い回転数で回転させられる。
【0064】図3に示した例では、太陽歯車23が出力
軸20と別体に形成されているが、該太陽歯車23を出
力軸20の外周に一体に形成することもできる。
【0065】上記第1及び第2の実施の形態では、遊星
車機構27が1組の太陽歯車と遊星歯車とを備えてい
て、1段階の減速または増速を行うようになっている
が、遊星車機構27に太陽歯車及び遊星歯車を2組設け
て、2段階の減速または増速を行わせるようにすること
もできる。
【0066】図4は遊星車機構27に内歯車と太陽歯車
と遊星歯車とを2組設けて、2段階の減速を行わせるよ
うにした本発明の第3の実施の形態を示したもので、こ
の例では、軸心部に中空部31aを有する中間軸31が
設けられて、該中間軸31の中空部内に回転軸13の他
端13b側が回転自在に嵌合されている。中間軸31は
出力軸20の軸心部に設けられた中空部20a内に回転
自在に嵌合されている。
【0067】固定子鉄心18の内周に環状案内体22が
嵌合固定され、該環状案内体22の内周にはケーシング
の第1の端部壁10a及び第2の端部壁10b側にそれ
ぞれ位置する第1の内歯車22A及び第2の内歯車22
Bが形成されている。この例では回転子ヨーク11の底
壁部11a側に位置する環状案内体22の一端にフラン
ジ部22aが設けられて、該フランジ部22aが固定子
鉄心18の積層方向の一端に当接され、フランジ部22
aと鉄心18とを貫通して支持壁部10b2にねじ込まれ
た図示しないボルトにより、内歯車22と鉄心18とが
ケーシングの第2の半部10Bに締結されている。
【0068】回転軸13には、第1の内歯車22Aの内
側に位置させて第1の太陽歯車23Aが固定されてい
る。中間軸31の第1の端部壁10a側の端部に設けら
れたフランジが第1の支持部材24Aとして用いられ、
回転軸13の周囲に120度間隔で配置された3個の軸
25Aが第1の支持部材24Aに固定されている。これ
ら3個の軸25Aにそれぞれ第1の遊星歯車26Aが回
転自在に支持され、これらの遊星歯車26Aが第1の内
歯車22Aと第1の太陽歯車23Aとに噛み合わされて
いる。
【0069】また中間軸31には、第2の内歯車22B
の内側に位置させて第2の太陽歯車23Bが固定されて
いる。出力軸20の内端部に設けられたフランジが第2
の支持部材24Bとして用いられ、出力軸20の周囲に
120度間隔で配置された3つの軸25Bが支持部材2
4Bに固定されている。3つの軸25Bにそれぞれ第2
の遊星歯車26Bが回転自在に支持され、これらの遊星
歯車26Bが第2の内歯車22Bと第2の太陽歯車23
Bとに噛み合わされている。プリント基板28はケーシ
ングの第2の端部壁10bの内面に設けられた突起10
b3に当接された状態で該第2の端部壁10bに固定され
ている。中間軸31は第2の軸受21の位置まで延びる
ように設けられていて、出力軸20を介して第2の軸受
21により支持されている。また回転軸13はその他端
13bが第2の軸受21の位置まで延びるように設けら
れていて、中間軸31及び出力軸20を介して軸受21
により支持されている。その他の点は図1の例と同様で
ある。
【0070】図4の例では、第1及び第2の内歯車を構
成する環状案内体22と、第1の太陽歯車23Aと、第
1の遊星歯車26Aと、第2の太陽歯車23Bと、第2
の遊星歯車26Bとにより、遊星車機構27が構成され
ている。そして、第1の内歯車22Aと第1の太陽歯車
23Aと第1の遊星歯車26Aとにより、第1段目の減
速機構が構成され、第2の内歯車22Bと第2の太陽歯
車23Bと第2の遊星歯車26Bとにより、第2段目の
減速機構が構成されている。
【0071】図4のブラシレス直流電動機において、回
転子16が回転させられると、回転軸13に取り付けら
れた第1の太陽歯車23Aが回転し、これにより第1の
遊星歯車26Aが第1の太陽歯車23Aの周囲を公転す
る。第1の太陽歯車23Aの公転により中間軸31が回
転軸13の回転数よりも低い回転数で回転させられる。
中間軸31が回転すると、第2の太陽歯車23Bが回転
するため、第2の遊星歯車26Bが公転させられ、この
第2の遊星歯車の公転により、出力軸20が中間軸31
の回転数よりも低い回転数で回転させられる。従って、
回転軸13の回転は2段階に減速されて出力軸20に伝
達される。
【0072】遊星歯車機構は軸線方向寸法を大きくする
ことなく大きな変速比を得ることができるため、上記の
ように固定子の内側に複数組の太陽歯車と内歯車と遊星
歯車とを設けて多段階に変速を行わせる構成をとること
も容易にできる。
【0073】図5は本発明の第4の実施の形態を示した
もので、この例では、中空に形成された中間軸32が設
けられて該中間軸32の中空部内に回転軸13が回転自
在に嵌合されている。出力軸20は図3に示した例と同
様に軸心部に中空部20aを有して該中空部内に回転軸
13の他端13bを回転自在に嵌合させた状態で配置さ
れている。中間軸32は出力軸20と軸線方向に並ぶよ
うに設けられ、該中間軸32の外周に第1の太陽歯車2
3Aが形成されている。回転子ヨーク11の底壁部11
aに3つの軸25Aを介して3つの第1の遊星歯車26
Aが取り付けられ、これらの第1の遊星歯車26Aが第
1の内歯車22Aと第1の太陽歯車23Aとに噛み合わ
されている。
【0074】中間軸32の出力軸20側の端部にフラン
ジが設けられ、該フランジが支持部材33として用いら
れている。回転軸13の周囲に120度間隔で配置され
た3つの軸25Bが支持部材33に固定され、これらの
軸25Bによりそれぞれ第2の遊星歯車26Bが回転自
在に支持されている。出力軸20の中間軸32側の端部
外周には、第2の内歯車22Bの内側に位置させた状態
で第2の太陽歯車23Bが形成され、第2の遊星歯車2
6Bが第2の太陽歯車23Bと第2の内歯車22Bとに
噛み合わされている。その他の点は図4に示した例と同
様に構成されている。
【0075】図5の例では、環状案内体22と、第1の
太陽歯車23Aと、第1の遊星歯車26Aと、第2の太
陽歯車23Bと、第2の遊星歯車26Bとにより、遊星
車機構27が構成され、第1の内歯車22Aと第1の太
陽歯車23Aと第1の遊星歯車26Aとにより、第1段
目の増速機構が構成されている。また、第2の内歯車2
2Bと第2の太陽歯車23Bと第2の遊星歯車26Bと
により、第2段目の増速機構が構成されている。
【0076】図5に示した例において、回転子16が回
転すると、第1の遊星歯車26Aが公転し、これに伴っ
て第1の太陽歯車23Aが設けられた中間軸32が回転
子16の回転数よりも高い回転数で回転する。第1の太
陽歯車23Aの回転により中間軸32とともに支持部材
33が回転するため、該支持部材に支持された第2の遊
星歯車26Bが公転し、これにより第2の太陽歯車23
Bが出力軸20とともに中間軸32よりも高い回転数で
回転する。
【0077】図4及び図5に示した例においては、1つ
の環状案内体22が第1の内歯車22Aと第2の内歯車
22Bとを構成しているが、第1の内歯車22Aを構成
する環状案内体と第2の内歯車22Bを構成する環状案
内体とを別個に設けることもできる。また環状案内体2
2の内周に設ける歯の軸線方向寸法を大きくして、該歯
の第1の端部壁10a寄りの部分及び第2の端部壁10
b寄りの部分をそれぞれ第1の内歯車及び第2の内歯車
として用いるようにしてもよい。
【0078】図6は本発明の第5の実施の形態を示した
もので、この例では、回転子の回転軸13が中空に形成
され、出力軸20が、回転軸13の中空部内をゆるく貫
通させた状態で設けられている。回転軸13は回転子ヨ
ーク11の底壁部11aの中心部に設けられた孔に嵌合
され、回転軸13に結合されたフランジ部13aが回転
子ヨークの底壁部11aの外面に当接されている。フラ
ンジ部13aと回転子ヨークの底壁部11aとはリベッ
ト40により結合され、フランジ部13aよりも外方に
突出するように設けられた回転軸13の一端が、ケーシ
ングの第1の端部壁10aに設けられた軸受保持部10
a1に保持された第1の回転軸支持用軸受41により回転
自在に支持されている。出力軸20は、その一端が回転
軸13の中空部内を貫通してケーシングの第1の端部壁
10aに達するように設けられ、出力軸20の一端は、
ケーシングの第1の端部壁10aに設けられた軸受保持
部10a1内に軸受41よりも外側に位置させて保持され
た第1の出力軸支持用軸受42により回転自在に支持さ
れている。出力軸20の他端側は、ケーシングの第2の
端部壁10bに設けられた軸受保持部10b1内に保持さ
れた第2の出力軸支持用軸受43により回転自在に支持
されている。
【0079】回転軸13の他端には、拡大径部13bが
形成され、該拡大径部13bが第2の回転軸支持用軸受
44により出力軸20の外周に支持されている。この例
では、軸受41〜44がすべて球軸受からなっていて、
回転軸13の一端は軸受41の内輪に嵌合されて支持さ
れ、他端の拡大径部13bは軸受44の外輪に嵌合され
て支持されている。また出力軸20の一端及び他端はそ
れぞれ軸受42及び43に内輪に嵌合されて支持されて
いる。
【0080】回転軸13の拡大径部13bの外周に固定
子17の内側で回転する太陽歯車23が形成され、固定
子鉄心18の内周には、太陽歯車23を同心的に取り囲
む内歯車(環状案内体)22が嵌合固定されている。
【0081】またこの例では、出力軸20の中間部にロ
ーレット加工部20bが設けられ、該ローレット加工部
20bが円板状の支持部材45の中心部に設けられた孔
に圧入されて、出力軸20と支持部材45とが一体化さ
れている。支持部材45に固定された3本の軸25にそ
れぞれ遊星歯車26が回転自在に支持され、これらの遊
星歯車26が内歯車22と太陽歯車23とに噛み合わさ
れている。その他の点は図1に示した例と同様であり、
内歯車22と太陽歯車23と遊星歯車26とからなる遊
星車機構27により、減速機が構成されている。図6に
示した例の動作は図1に示した例の動作と同様である。
【0082】図7は本発明の第6の実施の形態を示した
もので、この例では、回転軸13が太陽歯車23の手前
の位置で終端するように図6に示した例よりも短く形成
され、出力軸20に設けられたローレット加工部20b
に太陽歯車23が嵌着されている。
【0083】遊星歯車を支持するために3本の軸25が
120度間隔で設けられていて、これらの軸が回転軸の
フランジ部13aと回転子ヨーク11の底壁部11aと
を貫通した孔に嵌合され、各軸25の中間部に設けられ
た鍔部25aが回転子ヨークの底壁部11aの内面に当
接されている。各軸25は、その端部25bをフランジ
部13aに対してかしめることによりフランジ部13a
及び底壁部11aに固定されている。3本の軸25にそ
れぞれ3個の遊星歯車26が回転自在に取り付けられ、
これらの遊星歯車が太陽歯車23と内歯車22とに噛み
合わされている。その他の点は図3に示した例と同様で
あり、内歯車22と太陽歯車23と遊星歯車26とから
なる遊星車機構27により増速機構が構成されている。
【0084】図8は本発明の第7の実施の形態を示した
もので、この例では、第1の内歯車22Aを構成する環
状案内体と第2の内歯車22Bを構成する環状案内体と
が別個に設けられて、これらの環状案内体が固定子鉄心
18の内周に嵌合固定されている。回転軸13は図6に
示した例と同様に構成されて、その一端が第1の回転軸
支持用軸受41によりケーシング10の第1の端部壁1
0aに支持され、他端は第2の回転軸支持用軸受44を
介して出力軸20の外周に支持されている。回転軸13
の外周には、第1の内歯車22Aの内側で回転する第1
の太陽歯車23Aが設けられている。
【0085】回転軸13の他端に隣接する位置で出力軸
20を同心的に取り囲む中間軸46が設けられ、この中
間軸は中間軸支持用軸受47及び48を介して出力軸2
0の外周に支持されている。中間軸46には第1の支持
部材49が結合され、120度の角度間隔で配置されて
支持部材49に固定された3本の軸25Aにそれぞれ第
1の遊星歯車26Aが支持されている。第1の遊星車2
6Aは、第1の内歯車22Aと第1の太陽歯車23Aと
の間に配置されて両歯車に噛み合わされ、第1の内歯車
22Aと第1の太陽歯車23Aと第1の遊星歯車26A
とにより、1段目の減速機構が構成されている。
【0086】中間軸46の外周には、第2の内歯車22
Bの内側で回転する第2の太陽歯車23Bが形成されて
いる。出力軸20に設けられたローレット加工部20b
に円板状の第2の支持部材50が嵌着され、該第2の支
持部材に120度間隔で取り付けられた軸25Bにそれ
ぞれ第2の遊星歯車26Bが支持されている。第2の遊
星歯車26Bは第2の内歯車22Bと第2の太陽歯車2
3Bとの間に配置されて両歯車に噛み合わされ、第2の
内歯車22Bと第2の太陽歯車23Bと第2の遊星歯車
26Bとにより2段目の減速機構が構成されている。そ
の他の点は図4に示した例と同様にある。
【0087】図9は、本発明の第8の実施の形態を示し
たもので、この例では、出力軸20に中間軸支持用軸受
47及び48を介して回転自在に支持された中間軸46
の外周に、固定子の内側で回転する第1の太陽歯車23
Aが設けられ、該第1の太陽歯車23Aを同心的に取り
囲む第1の内歯車22Aを構成する環状案内体が固定子
鉄心18の内周に嵌合固定されている。また図7に示し
た例と同様に、第1の遊星歯車26Aが回転子ヨーク1
1に固定された3本の軸25Aにそれぞれ支持され、こ
れらの遊星歯車が第1の太陽歯車23Aと第1の内歯車
22Aとの間に配置されて、両歯車に噛み合わされてい
る。
【0088】出力軸20には固定子17の内側で回転す
る第2の太陽歯車23Bが固定され、該第2の太陽歯車
23Bを同心的に取り囲む第2の内歯車22Bを構成す
る環状案内体が固定子鉄心18の内周に嵌合固定されて
いる。中間軸46に一体に設けられた支持部材51に固
定された3本の軸25Bにそれぞれ第2の遊星歯車26
Bが支持され、これら第2の遊星歯車26Bが第2の太
陽歯車23Bと第2の内歯車22Bとの間に配置され
て、両歯車に噛み合わされている。
【0089】図9に示した例では、第1の太陽歯車23
Aと第1の内歯車22Aと第1の遊星歯車26Aとによ
り、1段目の増速機構が構成され、第2の太陽歯車23
Bと第2の内歯車22Bと第2の遊星歯車26Bとによ
り、2段目の増速機構が構成されている。
【0090】図6ないし図9に示したように、出力軸2
0の両端をそれぞれ軸受を介してケーシング(フレー
ム)に支持し、該出力軸20に回転子の回転軸及び中間
軸を軸受を介して支持するようにすると、各軸を安定に
支持することができる。また図1ないし図5に示したよ
うに、出力軸の中空部内に回転軸または中間軸を支持す
る構造にした場合には、出力軸の径が大きくなるのを避
けられないが、図6ないし図9に示したように、出力軸
20の外周に回転軸及び中間軸を支持する構成をとる場
合には、出力軸20の内側に中空部を設ける必要がない
ため、出力軸20の径が必要以上に大きくなるのを防ぐ
ことができる。
【0091】図1、図3及び図5に示した例では、出力
軸20の中空部内に回転軸13を嵌合させる構造にして
いるが、出力軸20の中空部の内周と回転軸13との間
に軸受を介在させることもできる。同様に、図4に示し
た例では、出力軸20と中間軸31との間、及び中間軸
31と回転軸13との間にそれぞれ軸受を介在させるこ
とができる。
【0092】上記の各実施の形態において、内歯車を構
成する環状案内体を鉄などの強磁性材料により構成する
と、該環状案内体を固定子鉄心の磁路の一部として利用
できるため、固定子鉄心の継鉄部(内周寄りの環状部
分)の径方向寸法を縮小して、固定子鉄心の小形化を図
ることができる。
【0093】上記の例では、歯車を用いて遊星車機構を
構成したが、太陽車及び遊星車をそれぞれ摩擦ローラと
した遊星車機構を用いることもできる。この場合には、
遊星車を拘束しつつ案内する環状案内体として(上記の
各例で示した内歯車に代えて)、内周面がローラの転動
面となったものを用い、該環状案内体のローラ転動面と
太陽車を構成するローラとの間に遊星車を構成するロー
ラを配置して、該遊星車を太陽車とローラ転動面とに摩
擦接触させる。
【0094】上記の例では、環状案内体22,22A,
22Bを固定子鉄心と別個に形成して、固定子鉄心の内
周に嵌合固定するようにしているが、この環状案内体は
太陽車を同心的に取り囲むように設けられて、遊星車を
拘束しつつ案内するものであればよく、必ずしも固定子
鉄心と別個に設ける必要はない。例えば遊星車として摩
擦ローラを用いる場合には、固定子鉄心そのものを環状
案内体として用いて、固定子鉄心の内周面をローラの転
動面とするようにしてもよい。
【0095】本発明に係わる電動機は、任意の用途に適
用できるが、図1、図4、図6または図8に示したよう
に遊星車機構を減速機として用いる場合には、車輪を駆
動する駆動源として電動機を使用する電動車両や、動力
の補助として電動機を使用する自転車に用いる電動機と
して好適である。これらの用途に減速機付きの電動機を
用いると、所定の出力を得るために電動機の回転数を高
く設定することができるため、電動機として小形のもの
を用いることができる。
【0096】また最近の電動車両においては、車輪のホ
イール内に電動機を収容する構成がとられることが多い
が、本発明の電動機はコンパクトに構成できるため、ホ
イール内に収容する場合に特に有利である。
【0097】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、固定子
の内側に遊星車機構を配置して、該遊星車機構を変速機
として用いるようにしたため、電動機の軸線方向寸法を
拡大することなく、変速機を内蔵することができる利点
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示した縦断面図で
ある。
【図2】本発明で用いる遊星車機構の要部の構成を概略
的に示した正面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示した縦断面図で
ある。
【図4】本発明の第3の実施の形態を示した縦断面図で
ある。
【図5】本発明の第4の実施の形態を示した縦断面図で
ある。
【図6】本発明の第5の実施の形態を示した縦断面図で
ある。
【図7】本発明の第6の実施の形態を示した縦断面図で
ある。
【図8】本発明の第7の実施の形態を示した縦断面図で
ある。
【図9】本発明の第8の実施の形態を示した縦断面図で
ある。
【図10】従来の変速機付きの電動機の構造を示した縦
断面図である。
【符号の説明】
10 ケーシング 10a 第1の端部壁 10b 第2の端部壁 11 回転子ヨーク 12 永久磁石 13 回転軸 16 回転子 17 固定子 18 固定子鉄心 19 電機子コイル 20 出力軸 22 内歯車(環状案内体) 23 太陽歯車 23A 第1の太陽歯車 23B 第2の太陽歯車 26 遊星歯車 26A 第1の遊星歯車 26B 第2の遊星歯車 27 遊星車機構 31,32 中間軸 41 第1の回転軸支持用軸受 42 第1の出力軸支持用軸受 43 第2の出力軸支持用軸受 44 第2の回転軸支持用軸受 45 支持部材 46 中間軸 47,48 中間軸支持用軸受 49 第1の支持部材 50 第2の支持部材 51 支持部材

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームに対して回転自在に支持された
    回転軸と該回転軸を同心的に取り囲む周壁部を有する回
    転子ヨークと該回転子ヨークの周壁部の内周に固定され
    た永久磁石とを備えた回転子と、前記回転子の内側に配
    置されて前記フレームに対して固定された環状の固定子
    鉄心に電機子コイルを巻回してなる固定子とを備えたブ
    ラシレス直流電動機において、 前記固定子鉄心の内側で回転するように設けられた太陽
    車と、該太陽車を同心的に取り囲むように設けられて前
    記フレームに対して固定された環状案内体と、前記太陽
    車と環状案内体との間に配置されて太陽車と環状案内体
    との間に生じる相対的な回転に伴って太陽車の周囲を公
    転する遊星車とを備えた遊星車機構が、前記太陽車の中
    心軸線を前記回転軸の中心軸線と一致させた状態で配置
    され、 前記太陽車及び遊星車の内の一方が前記回転軸に結合さ
    れ、 前記太陽車及び遊星車の内の他方に出力軸が結合されて
    いることを特徴とするブラシレス直流電動機。
  2. 【請求項2】 フレームに対して回転自在に支持された
    回転軸と該回転軸を同心的に取り囲む周壁部を有する回
    転子ヨークと該回転子ヨークの周壁部の内周に固定され
    た永久磁石とを備えた回転子と、前記回転子の内側に配
    置されて前記フレームに対して固定された環状の固定子
    鉄心に電機子コイルを巻回してなる固定子とを備えたブ
    ラシレス直流電動機において、 前記固定子の内側で前記回転軸とともに回転するように
    設けられた太陽車と、 前記太陽車を同心的に取り囲むように設けられて前記フ
    レームに対して固定された環状案内体と、 中空部を有して該中空部内に前記回転軸を回転自在に支
    持した出力軸と、 前記出力軸に結合された支持部材に支持されるとともに
    前記太陽車と環状案内体との間に配置されて前記太陽車
    の回転に伴って該太陽車の周囲を公転する遊星車とを具
    備したことを特徴とするブラシレス直流電動機。
  3. 【請求項3】 軸線方向に相対する第1及び第2の端部
    壁を有するケーシングと、 底壁部の外面を前記第1の端部壁側に向けて前記ケーシ
    ング内に配置されたカップ状の回転子ヨークと、前記回
    転子ヨークの周壁部の内周に固定された永久磁石と、前
    記回転子ヨークの軸心部を軸線方向に延びるように設け
    られて一端側が該回転子ヨークの底壁部の中心部に結合
    されて前記ケーシングの第1の端部壁に保持された第1
    の軸受により支持された回転軸とを備えた回転子と、 前記回転子の内側で前記回転軸を同心的に取り囲むよう
    に設けられて前記ケーシングの第2の端部壁に保持され
    た環状の固定子鉄心に電機子コイルを巻回してなる固定
    子と、 中空部を有して、前記ケーシングの第2の端部壁に第2
    の軸受を介して支持され、中空部内に前記回転軸の他端
    側を回転自在に支持した出力軸と、 前記固定子の内側で前記回転軸とともに回転するように
    設けられた太陽車と、 前記太陽車を同心的に取り囲むように設けられてケーシ
    ングに対して固定された環状案内体と、 前記環状案内体と太陽車との間に配置されて該太陽車と
    環状案内体との間に生じる相対的な回転に伴って該太陽
    車の周囲を公転する遊星車とを具備し、 前記遊星車は前記出力軸とともに回転するように設けら
    れた支持部材に支持され、 前記回転軸の他端は前記第2の軸受の位置まで延びるよ
    うに設けられて該回転軸の他端が前記出力軸を介して前
    記第2の軸受により支持されていることを特徴とするブ
    ラシレス直流電動機。
  4. 【請求項4】 フレームに対して回転自在に支持された
    回転軸と該回転軸を同心的に取り囲む周壁部を有する回
    転子ヨークと該回転子ヨークの周壁部の内周に固定され
    た永久磁石とを備えた回転子と、前記回転子の内側に配
    置されて前記フレームに対して固定された環状の固定子
    鉄心に電機子コイルを巻回してなる固定子とを備えたブ
    ラシレス直流電動機において、 前記回転軸は中空に形成されて、該回転軸の中空部内を
    貫通した状態で出力軸が設けられ、 前記固定子の内側には、前記回転軸とともに回転する太
    陽車が設けられ、 前記太陽車を同心的に取り囲む環状案内体が設けられ
    て、該環状案内体が前記フレームに対して固定され、 前記太陽車と環状案内体との間に配置されて、太陽車の
    回転に伴って該太陽車の周囲を公転する遊星車が設けら
    れて、該遊星車が前記出力軸にとともに回転するように
    設けられた支持部材に支持されていることを特徴とする
    ブラシレス直流電動機。
  5. 【請求項5】 軸線方向に相対する第1及び第2の端部
    壁を有するケーシングと、 底壁部の外面を前記第1の端部壁側に向けて前記ケーシ
    ング内に配置されたカップ状の回転子ヨークと、前記回
    転子ヨークの周壁部の内周に固定された永久磁石と、前
    記回転子ヨークの軸心部を軸線方向に延びるように設け
    られて一端側が該回転子ヨークの底壁部の中心部に結合
    されるとともに前記ケーシングの第1の端部壁に第1の
    回転軸支持用軸受を介して支持された中空の回転軸とを
    備えた回転子と、 前記回転子の内側で前記回転軸を同心的に取り囲むよう
    に設けられて前記ケーシングの第2の端部壁に保持され
    た環状の固定子鉄心に電機子コイルを巻回してなる固定
    子と、 前記回転軸の中空部内を貫通させた状態で設けられて一
    端が前記ケーシングの第1の端部壁に第1の出力軸支持
    用軸受を介して支持され、他端が前記ケーシングの第2
    の端部壁に第2の出力軸支持用軸受を介して支持された
    出力軸と、 前記固定子鉄心の内側で前記回転軸とともに回転するよ
    うに設けられた太陽車と、 前記太陽車を同心的に取り囲むように設けられて前記ケ
    ーシングに対して固定された環状案内体と、 前記出力軸とともに回転するように設けられた支持部材
    に支持されるとともに前記環状案内体と太陽車との間に
    配置されて太陽車の回転に伴って該太陽車の周囲を公転
    する遊星車とを具備し、 前記回転軸の他端は第2の回転軸支持用軸受を介して前
    記出力軸の外周に支持されていることを特徴とするブラ
    シレス直流電動機。
  6. 【請求項6】 フレームに回転自在に支持された回転軸
    と該回転軸を同心的に取り囲む周壁部を有する回転子ヨ
    ークと該回転子ヨークの周壁部の内周に固定された永久
    磁石とを備えた回転子と、前記回転子の内側に配置され
    た環状の固定子鉄心に電機子コイルを巻回してなる固定
    子とを備えたブラシレス直流電動機において、 前記固定子の内側に回転自在に設けられた太陽車と、 前記太陽車を同心的に取り囲むように設けられて前記フ
    レームに対して固定された環状案内体と、 前記回転子ヨークに回転自在に支持されるとともに前記
    環状案内体と太陽車との間に配置されて、太陽車の周囲
    を公転しつつ該太陽車を回転させる遊星車とを具備し、 前記太陽車とともに回転するように設けられた出力軸が
    外部に導出されていることを特徴とするブラシレス直流
    電動機。
  7. 【請求項7】 フレームに対して回転自在に支持された
    回転軸と該回転軸を同心的に取り囲む周壁部を有する回
    転子ヨークと該回転子ヨークの周壁部の内周に固定され
    た永久磁石とを備えた回転子と、前記回転子の内側に配
    置されて前記フレームに対して固定された環状の固定子
    鉄心に電機子コイルを巻回してなる固定子とを備えたブ
    ラシレス直流電動機において、 前記固定子鉄心の内側に前記回転軸と軸線を共有した状
    態で配置されて軸心部に中空部を有し、該中空部内に前
    記回転軸を回転自在に支持した出力軸と、 前記固定子鉄心の内側で前記出力軸とともに回転するよ
    うに設けられた太陽車と、 前記太陽車を同心的に取り囲むように設けられて前記フ
    レームに対して固定された環状案内体と、 前記回転子ヨークに支持されるとともに前記環状案内体
    と太陽車との間に配置されて該太陽車の周囲を公転しつ
    つ該太陽車を回転させる遊星車とを具備したことを特徴
    とするブラシレス直流電動機。
  8. 【請求項8】 軸線方向に相対する第1及び第2の端部
    壁を有するケーシングと、 底壁部の外面を前記第1の端部壁側に向けて前記ケーシ
    ング内に配置されたカップ状の回転子ヨークと、前記回
    転子ヨークの周壁部の内周に固定された永久磁石と、前
    記回転子ヨークの軸心部を軸線方向に延びるように設け
    られて前記回転子ヨークの底壁部の中心部に結合された
    回転軸とを有して該回転軸の一端側が前記ケーシングの
    第1の端部壁に保持された第1の軸受により支持された
    回転子と、 前記回転子の内側で前記回転軸を同心的に取り囲むよう
    に設けられて前記ケーシングの第2の端部壁に固定され
    た環状の固定子鉄心に電機子コイルを巻回してなる固定
    子と、 中空部を有して該中空部内に前記回転軸の他端側を回転
    自在に支持した出力軸と、 前記固定子鉄心の内側で前記出力軸とともに回転するよ
    うに設けられた太陽車と、 前記太陽車を同心的に取り囲むように設けられて前記ケ
    ーシングに対して固定された環状案内体と、 前記回転子に支持されるとともに前記環状案内体と太陽
    車との間に配置されて、太陽車の周囲を公転しつつ該太
    陽車を回転させる遊星車とを具備し、 前記出力軸は前記ケーシングの第2の端部壁に保持され
    た第2の軸受により支持されていることを特徴とするブ
    ラシレス直流電動機。
  9. 【請求項9】 軸線方向に相対する第1及び第2の端部
    壁を有するケーシングと、 底壁部の外面を前記第1の端部壁側に向けて前記ケーシ
    ング内に配置されたカップ状の回転子ヨークと、前記回
    転子ヨークの周壁部の内周に固定された永久磁石と、前
    記回転子ヨークの軸心部を軸線方向に延びるように設け
    られて該回転子ヨークの底壁部の中心部に結合されると
    ともに一端側が前記ケーシングの第1の端部壁に第1の
    回転軸支持用軸受を介して支持された中空の回転軸とを
    備えた回転子と、 前記回転子の内側で前記回転軸を同心的に取り囲むよう
    に設けられて前記ケーシングの第2の端部壁に保持され
    た環状の固定子鉄心に電機子コイルを巻回してなる固定
    子と、 前記回転軸の中空部内を貫通させた状態で設けられて一
    端が前記ケーシングの第1の端部壁に第1の出力軸支持
    用軸受を介して支持され、他端が前記ケーシングの第2
    の端部壁に第2の出力軸支持用軸受を介して支持された
    出力軸と、 前記固定子鉄心の内側で前記出力軸とともに回転するよ
    うに設けられた太陽車と、 前記太陽車を同心的に取り囲むように設けられて前記ケ
    ーシングに対して固定された環状案内体と、 前記回転子に対して支持されるとともに前記環状案内体
    と太陽車との間に配置されて該太陽車の周囲を公転しつ
    つ該太陽車を回転させる遊星車とを具備し、 前記回転軸の他端は第2の回転軸支持用軸受を介して前
    記出力軸の外周に支持されていることを特徴とするブラ
    シレス直流電動機。
  10. 【請求項10】 前記太陽車及び遊星車は互いに噛み合
    う歯車からなり、前記環状案内体は前記遊星車を噛み合
    わせる歯を内周に有する内歯車からなっている請求項1
    ないし9のいずれか1つに記載のブラシレス直流電動
    機。
  11. 【請求項11】 前記太陽車及び遊星車は互いに摩擦接
    触しつつ回転する摩擦ローラからなり、前記環状案内体
    は前記遊星車を構成する摩擦ローラを接触させて転動さ
    せるローラ転動面を内周に有している請求項1ないし9
    のいずれか1つに記載のブラシレス直流電動機。
  12. 【請求項12】 軸線方向に相対する第1及び第2の端
    部壁を有するケーシングと、 底壁部の外面を前記第1の端部壁側に向けて前記ケーシ
    ング内に配置されたカップ状の回転子ヨークと、前記回
    転子ヨークの周壁部の内周に固定された永久磁石と、前
    記回転子ヨークの軸心部を軸線方向に延びるように設け
    られて一端側が該回転子ヨークの底壁部の中心部に設け
    られたボスを介して前記回転子ヨークに結合されて前記
    ケーシングの第1の端部壁に保持された第1の軸受によ
    り支持された回転軸とを備えた回転子と、 前記回転子の内側で前記回転軸を同心的に取り囲むよう
    に設けられて前記ケーシングの第2の端部壁に固定され
    た環状の固定子鉄心に電機子コイルを巻回してなる固定
    子と、 軸心部に中空部を有して該中空部内に前記回転軸の他端
    側を回転自在に支持した中間軸と、 軸心部に中空部を有して該中空部内に前記中間軸を回転
    自在に支持した状態で設けられて前記ケーシングの第2
    の端部壁に保持された第2の軸受により回転自在に支持
    された出力軸と、 前記固定子の内側で前記回転軸とともに回転するように
    設けられた第1の太陽歯車と、 前記固定子の内側で前記中間軸とともに回転するように
    該中間軸に取り付けられるかまたは該中間軸に一体に設
    けられた第2の太陽車と、 前記第1の太陽車及び第2の太陽車を同心的に取り囲む
    ように設けられて前記ケーシングに対して固定された環
    状案内体と、 前記中間軸ととともに回転するように設けられた第1の
    支持部材に回転自在に支持されるとともに前記環状案内
    体と第1の太陽車との間に配置されて、前記第1の太陽
    車の回転に伴って該第1の太陽車の周囲を公転する第1
    の遊星車と、 前記出力軸とともに回転するように設けられた第2の支
    持部材に回転自在に支持されるとともに前記環状案内体
    と第2の太陽車との間に配置されて、前記第2の太陽車
    の回転に伴って該第2の太陽車の周囲を公転する第2の
    遊星車とを具備し、 前記中間軸は前記第2の軸受の位置まで延びるように設
    けられていて前記出力軸を介して第2の軸受により支持
    され、 前記回転軸の他端は前記第2の軸受の位置まで延びるよ
    うに設けられていて該回転軸の他端側が前記中間軸と出
    力軸とを介して前記第2の軸受により支持されているこ
    とを特徴とするブラシレス直流電動機。
  13. 【請求項13】 軸線方向に相対する第1及び第2の端
    部壁を有するケーシングと、 底壁部の外面を前記第1の端部壁側に向けて前記ケーシ
    ング内に配置されたカップ状の回転子ヨークと、前記回
    転子ヨークの周壁部の内周に固定された永久磁石と、前
    記回転子ヨークの軸心部を軸線方向に延びるように設け
    られて該回転子ヨークの底壁部の中心部に結合された回
    転軸とを備えて、該回転軸の一端側が前記ケーシングの
    第1の端部壁に保持された第1の軸受により支持された
    回転子と、 前記回転子の内側で前記回転軸を同心的に取り囲むよう
    に設けられて前記ケーシングの第2の端部壁に固定され
    た環状の固定子鉄心に電機子コイルを巻回してなる固定
    子と、 軸心部に中空部を有し、該中空部内に前記回転軸を回転
    自在に支持した中間軸と、 軸心部に中空部を有して前記ケーシングの第2の端部壁
    に保持された第2の軸受により回転自在に支持されると
    ともに、中空部内に前記中間軸を回転自在に支持した出
    力軸と、 前記固定子の内側で前記中間軸とともに回転するように
    設けられた第1の太陽車と、 前記固定子の内側で前記出力軸とともに回転するように
    設けられた第2の太陽車と、 前記第1の太陽車及び第2の太陽車を同心的に取り囲む
    ように設けられて前記ケーシングに対して固定された環
    状案内体と、 前記回転子ヨークに支持されるとともに前記環状案内体
    と第1の太陽車との間に配置されて、太陽車の回転に伴
    って該太陽車の周囲を公転する第1の遊星車と、 前記中間軸とともに回転するように設けられた支持部材
    に回転自在に支持されるとともに前記環状案内体と第2
    の太陽車との間に配置されて、該第2の太陽車の回転に
    伴って該第2の太陽車の周囲を公転する第2の遊星車と
    を具備し、 前記中間軸は前記出力軸の中空部内を前記第2の軸受の
    位置まで延びるように設けられていて前記出力軸を介し
    て第2の軸受により支持され、 前記回転軸の他端は前記中間軸の中空部内を前記第2の
    軸受の位置まで延びるように設けられていて該回転軸の
    他端側が前記中間軸と出力軸とを介して前記第2の軸受
    により支持されていることを特徴とするブラシレス直流
    電動機。
  14. 【請求項14】 軸線方向に相対する第1及び第2の端
    部壁を有するケーシングと、 底壁部の外面を前記第1の端部壁側に向けて前記ケーシ
    ング内に配置されたカップ状の回転子ヨークと、前記回
    転子ヨークの周壁部の内周に固定された永久磁石と、前
    記回転子ヨークの軸心部を軸線方向に延びるように設け
    られて該回転子ヨークの底壁部の中心部に結合されると
    ともに一端側が前記ケーシングの第1の端部壁に第1の
    回転軸支持用軸受を介して支持された中空の回転軸とを
    備えた回転子と、 前記回転子の内側で前記回転軸を同心的に取り囲むよう
    に設けられて前記ケーシングの第2の端部壁に保持され
    た環状の固定子鉄心に電機子コイルを巻回してなる固定
    子と、 前記回転軸の中空部内を貫通させた状態で設けられて一
    端が前記ケーシングの第1の端部壁に第1の出力軸支持
    用軸受を介して支持され、他端が前記ケーシングの第2
    の端部壁に第2の出力支持用軸受を介して支持された出
    力軸と、 前記固定子の内側で前記出力軸を同心的に取り囲むよう
    に設けられて該出力軸の外周に中間軸支持用軸受を介し
    て支持された中間軸と、 前記固定子の内側で前記回転軸とともに回転するように
    設けられた第1の太陽車と、 前記固定子の内側で前記中間軸とともに回転するように
    設けられた第2の太陽車と、 前記第1及び第2の太陽車を同心的に取り囲むように設
    けられて前記ケーシングに対して固定された環状案内体
    と、 前記中間軸とともに回転するように設けられた第1の支
    持部材に回転自在に支持されるとともに、前記第1の太
    陽車と環状案内体との間に配置されて該第1の太陽車の
    回転に伴って該太陽車の周囲を公転させられる第1の遊
    星車と、 前記出力軸とともに回転するように設けられた第2の支
    持部材に回転自在に支持されるとともに、前記第2の太
    陽車と環状案内体との間に配置されて該第2の太陽車の
    回転に伴って該太陽車の周囲を公転させられる第2の遊
    星車とを具備したことを特徴とするブラシレス直流電動
    機。
  15. 【請求項15】 軸線方向に相対する第1及び第2の端
    部壁を有するケーシングと、 底壁部の外面を前記第1の端部壁側に向けて前記ケーシ
    ング内に配置されたカップ状の回転子ヨークと、前記回
    転子ヨークの周壁部の内周に固定された永久磁石と、前
    記回転子ヨークの軸心部を軸線方向に延びるように設け
    られて該回転子ヨークの底壁部の中心部に結合されると
    ともに一端側が前記ケーシングの第1の端部壁に第1の
    回転軸支持用軸受を介して支持された中空の回転軸とを
    備えた回転子と、 前記回転子の内側で前記回転軸を同心的に取り囲むよう
    に設けられて前記ケーシングの第2の端部壁に保持され
    た環状の固定子鉄心に電機子コイルを巻回してなる固定
    子と、 前記回転軸の中空部内を貫通させた状態で設けられて一
    端が前記ケーシングの第1の端部壁に第1の出力軸支持
    用軸受を介して支持され、他端が前記ケーシングの第2
    の端部壁に第2の出力軸支持用軸受を介して支持された
    出力軸と、 前記固定子の内側で前記出力軸を同心的に取り囲むよう
    に設けられて該出力軸の外周に中間軸支持用軸受を介し
    て支持された中間軸と、 前記固定子の内側で前記中間軸とともに回転するように
    設けられた第1の太陽車と、 前記固定子の内側で前記出力軸とともに回転するように
    設けられた第2の太陽車と、 前記回転子に支持されるとともに前記第1の太陽車と環
    状案内体との間に配置されて、前記回転子の回転に伴っ
    て前記第1の太陽車の周囲を公転しつつ該第1の太陽車
    を回転させる第1の遊星車と、 前記中間軸とともに回転するように該中間軸に結合され
    た支持部材に支持されるとともに前記第2の太陽車と環
    状案内体との間に配置されて前記中間軸の回転に伴って
    第2の太陽車の周囲を公転しつつ該第2の太陽車を回転
    させる第2の遊星車とを具備したことを特徴とするブラ
    シレス直流電動機。
  16. 【請求項16】 前記第1及び第2の太陽車と第1及び
    第2の遊星車とが歯車からなり、前記環状案内体は、前
    記第1の遊星車及び第2の遊星車をそれぞれ構成する歯
    車を噛み合わせる歯部を内周に有する内歯車からなって
    いる請求項12ないし15のいずれか1つに記載のブラ
    シレス直流電動機。
  17. 【請求項17】 前記第1及び第2の太陽車と第1及び
    第2の遊星車とが摩擦ローラからなり、前記環状案内体
    は前記第1及び第2の遊星車を転動させる転動面を内周
    に有している請求項12ないし15のいずれか1つに記
    載のブラシレス直流電動機。
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