JP5980267B2 - モータ及びアクチュエータ - Google Patents

モータ及びアクチュエータ Download PDF

Info

Publication number
JP5980267B2
JP5980267B2 JP2014111180A JP2014111180A JP5980267B2 JP 5980267 B2 JP5980267 B2 JP 5980267B2 JP 2014111180 A JP2014111180 A JP 2014111180A JP 2014111180 A JP2014111180 A JP 2014111180A JP 5980267 B2 JP5980267 B2 JP 5980267B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
assembled
bearing
rotor yoke
annular portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014111180A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015226417A (ja
Inventor
所 幸一
幸一 所
誠 中條
誠 中條
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinano Kenshi Co Ltd
Original Assignee
Shinano Kenshi Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinano Kenshi Co Ltd filed Critical Shinano Kenshi Co Ltd
Priority to JP2014111180A priority Critical patent/JP5980267B2/ja
Publication of JP2015226417A publication Critical patent/JP2015226417A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5980267B2 publication Critical patent/JP5980267B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Support Of The Bearing (AREA)
  • Retarders (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Description

本発明は、例えばアシスト装置などに用いられるモータ及びこれを備えたアクチュエータに関する。
例えば老人、婦人、障害者などの社会的弱者にとって、日常生活に支障をきたす過度の負荷が作用する場面ではロボット装置が用いられ、該ロボット装置にはモータの駆動力を補助的に用いるアシスト装置が用いられている(特許文献1参照)。また、車両の各部には、モータの駆動力を用いて電子制御されたアシスト装置が多数設けられている。例えば、電動モータの駆動力をモータに機械的に連結する減速機を介して車輪などの被駆動部品に伝達することが行われている(特許文献2参照)。
これらに用いられるアクチュエータは、モータの回転を減速機構により減速して出力するようになっている。例えば、特許文献1においては、モータ部と回転機構部の中心部を貫通する中心軸が設けられ、ロータが軸方向に2カ所の軸受部(ボールベアリング)によって回転可能に軸支されている。また、カップ状に形成されたロータの中央部にはサンギア(太陽歯車)が一体に設けられ、ロータに設けられた凹部にプラネタリーギア(遊星歯車)とアウターギア(内歯車)が互いに噛み合って収納されている。プラネタリーギアはサンギアと噛み合っている。アウターギアはギア固定部に形成され、ギア固定部はモータケーシングと一体に組み付けられている。プラネタリーギアは負荷接続部(プラネタリーキャリア)に回転可能に軸支されている、負荷接続部は中心軸に対して軸方向に2カ所の軸受部(ベアリング)によって回転可能に軸支されている。負荷接続部はロボットアームの関節に設けられたべベルギア(傘歯車)の軸部が一体に組み付けられている。
モータを起動するとロータが回転し、サンギアと噛み合うプラネタリーギアがアウターギアに沿って周回する。これにより負荷接続部を介してベベルルギアを減速回転するようになっている(特許文献1参照)。
特開2012−70558号公報 特許5023606号公報
しかしながら、上述したアシスト装置に設けられるアクチュエータは、モータ部と回転機構部(減速機構)は、これらの中心に設けられた中心軸の軸方向に複数箇所で設けられた軸受部(ボールベアリング)を介して回転可能に軸支されている。このため、モータ部と回転機構部が軸方向に大型化しやすく、かつ複数の軸受部により軸支されたロータの回転振動が複数のギア列を有する減速機構側でギアどうしのバックラシュにより増幅され、騒音が発生し易くなる。特に、アシスト装置として人に装着する装置においては、動作の妨げとならないように小型でかつ動作音の静音化が要求される。
本発明はこれらの課題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは、軸方向に偏平化かつ薄型化を図り、しかも回転安定性が高く騒音の発生を抑えたモータ並びにこれに減速機構を一体に備えて出力軸に出力する小型で静音化を図ったアクチュエータを提供することにある。
本発明は上記目的を達成するため、次の構成を備える。
モータケースに回転可能に軸支される回転軸と該回転軸を中心に組み付けられるロータヨークとその外周面に組み付けられた環状磁石と、を備えたロータと、前記モータケース内に前記ロータの外周に配置されたステータと、を備えたモータであって、前記ロータヨークは、円盤状のベース部の中央で軸方向に起立形成され前記回転軸が組み付けられる第一の環状部と、それより外周側に前記ベース部から軸方向に起立形成された第二の環状部と、を備え、前記第一環状部と第二環状部との間は、前記モータケースから軸方向に起立形成された仕切り壁により仕切られており、前記第一の環状部と前記仕切り壁との間に軸方向両側が前記ロータヨークと前記モータケースに挟み込まれて第一軸受部が組み付けられ、前記仕切り壁と前記第二環状部との間に軸方向両側が前記ロータヨークと前記モータケースに挟み込まれて第二軸受部が組み付けられており、前記第一軸受部及び前記第二軸受部のうちいずれかの軸方向端部に配置された予圧付与部材によって、前記ロータヨークと前記モータケースを介して他方の軸受部に軸方向に作用する押圧力を強めることで双方の軸受部に予圧が付与されて同心状に組み付けられることを特徴とする。
上記構成によれば、軸方向両側がロータヨークとモータケースに挟み込まれた第一軸受部及び第二軸受部のうちいずれかの軸方向端部に配置された予圧付与部材によって、ロータヨークとモータケースを介して他方の軸受部に軸方向に作用する押圧力を強めることで双方の軸受部に予圧が付与される。このためロータの回転に伴う軸受部の振動を抑え、回転安定性が高く静音化を実現することができ、かつ第一軸受部及び第二軸受部が同心状に組み付けられることで軸方向に偏平化かつ薄型化を図ることができる。また、減速機構を組み付けないモータ単体で駆動しても回転安定性がよいのでモータ特性を得ることができる。
前記第一軸受部は、前記第一環状部の外周に設けられた抜け止めワッシャーにより軸方向に抜け止めされて組み付けられ、前記第二軸受部は、前記モータケースにより抜け止めされて組み付けられるのが好ましい。
これにより、一方の軸受部に予圧をかけると、ワッシャー若しくはモータケースのような固定部に対して可動部であるロータヨークに反力を作用させて他方の軸受部に予圧を付与することができる。
前記仕切り壁と前記第一軸受部との間に組み付けられた前記予圧付与部材によって前記ロータヨークを軸方向に付勢することにより、前記第二軸受部に予圧を付与するようにしてもよい。これにより、第一軸受部に予圧を付与することで、ロータヨークを介して第二軸受部に予圧を付与することができる。
或いは前記ベース部と前記第二軸受部との間に組み付けられた前記予圧付与部材によって前記ロータヨークを軸方向に付勢することにより、前記第一軸受部に予圧を付与するようにしてもよい。これにより、第二軸受部に予圧を付与することで、ロータヨークを介して第一軸受部に予圧を付与することができる。
また、前記ロータヨークのベース部外周には、第三環状部が起立形成されており、前記第一環状部及び第二環状部と前記ベース部を介して反対側には前記第三環状部に囲まれた収納部が形成されていることが好ましい。これにより、ロータヨークの第三環状部に囲まれた収納部に減速機構などを収納することでモータにコンパクトに組み付けることができる。
また、アクチュエータにおいては、出力軸と、該出力軸と機械的に連結され前述したいずれかのモータのロータヨーク内の収納部に収納されモータ回転軸から回転駆動を減速して前記出力軸に伝達する減速機構と、を備えたことを特徴とする。これにより、モータの回転駆動力を減速機構により減速して出力軸へ出力するアクチュエータの小型化及び静音化を図ることができる。
前記減速機構は、前記回転軸に形成された太陽歯車と、該太陽歯車と同心状に前記ロータヨークに組み付けられた内歯車と、前記太陽歯車と内歯車に噛み合い前記太陽歯車を中心に転がり回転する遊星歯車と、該遊星歯車の中心軸と連結すると共に前記出力軸が形成されたキャリヤと、を備えた遊星歯車機構であることが好ましい。
これにより遊星歯車機構は太陽歯車を中心に遊星歯車と内歯車が互い径方向に噛み合って組み付けられるため、ロータヨークの第三環状部に囲まれた収納部に偏平化かつ薄型化してコンパクトに収納することができる。
上述したように軸方向に偏平化かつ薄型化を図り、しかも回転安定性を高め騒音の発生を抑えたモータを提供することができ、またこれを減速機構と一体に組み合わせて小型で静音化を図ったアクチュエータを提供することができる。
電動機の平面図、矢印X−X方向断面図、正面図及び右側面図である。 モータホルダーを外した電動機の平面図、矢印X−X方向断面図及びY部拡大断面図である。 他例に係る電動機の平面図、X−X方向図1の矢印X−X方向断面図及びY部拡大断面図である。
以下、本発明に係るモータ及びアクチュエータの一実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。先ず、アクチュエータの概略構成について図1及び図2を参照して説明する。アクチュエータ1は、図1(A)〜(D)に示すように、取付面側に設けられるモータホルダー2にモータケース3を組み付けて用いられる。モータケース3は、第一ハウジング4と第二ハウジング5を組み合わせて形成される。
モータケース3内にはモータMのほかに減速機構Nも一体に組み付けられる。先ずモータMの構成について図1(B)を参照して説明する。
ロータ6は、モータケース3(第二ハウジング5)に回転可能に軸支される回転軸7と該回転軸7を中心に組み付けられるロータヨーク8とその外周面に環状のロータマグネット9を備えている。ロータマグネット9は周方向にN極とS極が交互に着磁されている。
また、モータケース3内にはロータ6の外周にステータ10が配置されている。ステータコア10aにはコイルは巻かれており、極歯10bはロータマグネット9と配向配置されている。
また、ステータコア10aと第二ハウジング5の内底部との隙間には、センサ基板10cが設けられている。センサ基板10cには図示しないホールICなどのロータの磁極位置を検出する検出素子が搭載されている。
ロータヨーク8は、ベース部8aの中央部で軸方向に起立形成され回転軸7が組み付けられる第一環状部8bと、それより外周側に円盤状のベース部8aから軸方向に起立形成された第二環状部8cが同心状に形成されている。回転軸7は第一環状部8bに圧入、焼嵌め、接着などにより固定されている。
また、第一環状部8bと第二環状部8cとの間は、モータケース3(第2ハウジング5)から軸方向に起立形成された仕切り壁5aにより仕切られている。仕切り壁5aの軸方向先端部5bは径方向内側にL字状に折り曲げられており、後述するように第一軸受部11の軸方向の位置決めを行っている。
第一軸受部11(例えば転がり軸受)は、第一環状部8bと仕切り壁5aとの間に組み付けられている。第一軸受部11の内輪は第一環状部8bと当接して組み付けられ、外輪は仕切り壁5aと当接して組み付けられ、内外輪ともにフリーに回転することができる。
第二軸受部12は、仕切り壁5aと第二環状部8cとの間に組み付けられている。第二軸受部12は、ロータヨーク8のベース部8aと第二ハウジング5との間に挟み込まれて抜け止めされて組み付けられる。第二軸受部12の内輪は仕切り壁5aと当接してフリーに回転し、外輪は第二環状部8cに圧入されて固定されて組み付けられる。
第一軸受部11は、第一環状部8bの外周に設けられた抜け止めワッシャー13により軸方向に抜け止めされて組み付けられている。第一軸受部11と軸方向先端部5bとの間にはウェーブワッシャー14が設けられている。ウェーブワッシャー14は、第一軸受部11を軸方向に付勢して抜け止めワッシャー13に押し当てる。第一軸受部11は、ウェーブワッシャー14の下向きの付勢力(矢印E)と抜け止めワッシャー13から得られる上向きの反力(矢印F)が釣り合って、軸方向に位置決めされる。このとき、ロータヨーク8には、図2(C)に示す矢印Gに示す下向きに押す力が作用する。これにより、第二軸受部12にはロータヨーク8(ベース部8a)から下向きの押圧力(矢印H)を受け、この押圧力と第二ハウジング5から受ける上向きの反力(矢印I)が釣り合って軸方向に位置決めされる。
これにより、第一軸受部11にウェーブワッシャー14を用いて予圧を付与することで、ロータヨーク8を介して第二軸受部12に予圧を付与することができる。このため、第一軸受部11及び第二軸受部12が同心状に組み付けられることでモータを軸方向に偏平化かつ薄型化を図ることができ、かつ一方の軸受部に予圧が付与されて他方の軸受部も予圧が付与されるので、ロータ6の回転に伴う軸受部の振動を抑え、静音化を実現することができる。また、モータMは、後述する減速機構Nを組み付けないモータ単体で駆動しても回転安定性がよいのでモータ特性を得ることができる。
次に減速機構Nの一例について、図2(A)〜(C)を参照して説明する。
図2(B)において、ロータヨーク8のベース部8a外周には、第三環状部8dが起立形成されている。第三環状部8dの外周には環状のロータマグネット9が組み付けられている。第三環状部8dに囲まれた第一環状部8b及び第二環状部8cとベース部8aを介して反対側に形成された収納部8e(図2(C)参照)には、ロータ6の回転を減速して出力する減速機構Nが組み付けられる。
具体的には、図2(B)においてロータヨーク8の収納部8eには、ロータ6の回転軸7に形成された太陽歯車7aに噛み合う複数(例えば3個)の遊星歯車15と各遊星歯車15と噛み合う内歯車16を備えた遊星歯車機構が組み付けられる。回転軸7に形成された太陽歯車7aと、該太陽歯車7aと内歯車16は同心状に組み付けられる。内歯車16はモータケース3(第一ハウジング4)に止めねじ16a(図1(A)参照)によって一体に組み付けられている。遊星歯車15は太陽歯車7aと内歯車16に噛み合い太陽歯車7aを中心に転がり回転する。各遊星歯車15はキャリヤ18に固定された複数(例えば3本)の中心軸15aを中心に軸受15b(図2(C)参照)を介して回転可能に軸支されている。またキャリヤ18には、出力軸18aが一体に形成されている。出力軸18aは、第一ハウジング4に組み付けられた第三軸受部19(例えば転がり軸受)によって、回転可能に軸支されている。
減速機構Nは、モータMを起動すると回転軸7が回転し、ロータヨーク8内の収納部8eに収納された太陽歯車7aから遊星歯車15を内歯車16に沿って周回させることでキャリヤ18が回転し、出力軸18aに対してモータMの回転駆動を減速して伝達するようになっている。このモータMと一体に組み付けられた減速機構Nとでアクチュエータ1が構成されている。
このように、減速機構N(遊星歯車機構)は太陽歯車7aを中心に遊星歯車15と内歯車16が互い径方向に噛み合って組み付けられるため、ロータヨーク8の第三環状部8dに囲まれた収納部8e内に偏平化かつ薄型化してコンパクトに収納することができる。よって、モータMの回転駆動力を減速機構Nにより減速して出力軸18aへ出力するアクチュエータ1の小型化を図り、モータの振動により複数有するギア列のバックラッシュによる振動音の発生を抑えて静音化を図ることができる。
次に、アクチュエータ1の他例について図3(A)〜(C)を参照して説明する。
モータケース3の構成や減速機構Nの構成は、図2(A)〜(C)と同様であるので援用するものとし、モータMの構成、とりわけ第一,第二軸受部の構成について説明する。図3(B)に示すように、ウェーブワッシャー14(予圧付与部材)は、ロータヨーク8のベース部8aと第二軸受部12との間に組み付けられている。
図3(B)において、第一環状部8bと仕切り壁5aとの間に組み付けられている第一軸受部11は、内輪は第一環状部8bと当接して組み付けられ、外輪は仕切り壁5aに圧入により組み付けられている。仕切り壁5aと第二環状部8cとの間に組み付けられている第二軸受部12は、ロータヨーク8のベース部8aと第二ハウジング5との間に挟み込まれて組み付けられる。第二軸受部12の内輪は仕切り壁5aと当接してフリーに回転し、外輪も第二環状部8cに当接してフリーに回転するように組み付けられる。
図3(C)において、第一軸受部11は、第一環状部8bの外周に設けられた抜け止めワッシャー13により軸方向に抜け止めされて組み付けられている。第二軸受部12とベース部8aとの間にはウェーブワッシャー14が設けられている。ウェーブワッシャー14は、第二軸受部12を軸方向に付勢して第二ハウジング5に押し当てる。第二軸受部12は、ウェーブワッシャー14の下向きの付勢力(矢印E´)と第二ハウジング5から得られる上向きの反力(矢印F´)が釣り合って、軸方向に位置決めされる。このとき、ロータヨーク8には、矢印G´に示す上向きに押す力が作用する。これにより、第一軸受部11には抜け止めワッシャー13から上向きの押圧力(矢印H´)を受け、仕切り壁5a(軸方向先端部5b)から下向きの反力(矢印I´)が作用してこれらが釣り合って軸方向に位置決めされる。
よって、第二軸受部12にウェーブワッシャー14で予圧を付与することで、ロータヨーク8を介して第一軸受部11にも予圧を付与することができる。このため、第一軸受部11及び第二軸受部12が同心状に組み付けられることでモータを軸方向に偏平化かつ薄型化を図ることができ、かつ一方の軸受部に予圧が付与されて他方の軸受部も予圧が付与されるので、ロータ6の回転に伴う第一,第二軸受部11,12の振動を抑え、回転安定性を高めて静音化を実現することができる。
また、ロータヨーク8の収納部8eには、ロータ6の回転軸7に形成された太陽歯車7aに噛み合う複数(例えば3個)の遊星歯車15と各遊星歯車15と噛み合う内歯車16を備えた遊星歯車機構が組み付けられる。よって、モータMの回転駆動力を減速機構Nにより減速して出力軸18aへ出力するアクチュエータ1の小型化を図り、モータの振動により複数有するギア列のバックラッシュによる振動音の発生を抑えて静音化を図ることができる。
上述した遊星歯車機構は、遊星歯車機構は、太陽歯車7aに周囲に遊星歯車15を3カ所に設けたがそれより多く設けてもよい。また、減速機構Nとしてロータヨーク8の収納部8eに遊星歯車機構を設けたが、これに限定されるものではなく、モータギアと噛み合う減速ギア設けて減速するようにしてもよい。
1 アクチュエータ 2 モータホルダー 3 モータケース 4 第一ハウジング 5 第二ハウジング 5a 仕切り壁 5b 軸方向先端部 M モータ N 減速機構 6 ロータ 7回転軸 7a 太陽歯車 8 ロータヨーク 8a ベース部 8b 第一環状部 8c 第二環状部 8d 第三環状部 8e 収納部 9 ロータマグネット 10 ステータ 10a ステータコア 10b 極歯 10c センサ基板 11 第一軸受部 12 第二軸受部 13 抜け止めワッシャー 14 ウェーブワッシャー 15 遊星歯車 15a 中心軸 15b 軸受 16 内歯車 16a 止めねじ 18 キャリヤ 18a 出力軸 19 第三軸受部

Claims (7)

  1. モータケースに回転可能に軸支される回転軸と該回転軸を中心に組み付けられるロータヨークとその外周面に組み付けられた環状磁石と、を備えたロータと、
    前記モータケース内に前記ロータの外周に配置されたステータと、を備えたモータであって、
    前記ロータヨークは、円盤状のベース部の中央で軸方向に起立形成され前記回転軸が組み付けられる第一の環状部と、それより外周側に前記ベース部から軸方向に起立形成された第二の環状部と、を備え、
    前記第一環状部と第二環状部との間は、前記モータケースから軸方向に起立形成された仕切り壁により仕切られており、前記第一の環状部と前記仕切り壁との間に軸方向両側が前記ロータヨークと前記モータケースに挟み込まれて第一軸受部が組み付けられ、前記仕切り壁と前記第二環状部との間に軸方向両側が前記ロータヨークと前記モータケースに挟み込まれて第二軸受部が組み付けられており、前記第一軸受部及び前記第二軸受部のうちいずれかの軸方向端部に配置された予圧付与部材によって、前記ロータヨークと前記モータケースを介して他方の軸受部に軸方向に作用する押圧力を強めることで双方の軸受部に予圧が付与されて同心状に組み付けられることを特徴とするモータ。
  2. 前記第一軸受部は、前記第一環状部の外周に設けられた抜け止めワッシャーにより軸方向に抜け止めされて組み付けられ、前記第二軸受部は、前記モータケースにより抜け止めされて組み付けられる請求項1記載のモータ。
  3. 前記仕切り壁と前記第一軸受部との間に組み付けられた前記予圧付与部材によって前記ロータヨークを軸方向に付勢することにより、前記第二軸受部に予圧を付与する請求項1又は請求項2記載のモータ。
  4. 前記ベース部と前記第二軸受部との間に組み付けられた前記予圧付与部材によって前記ロータヨークを軸方向に付勢することにより、前記第一軸受部に予圧を付与する請求項1又は請求項2記載のモータ。
  5. 前記ロータヨークのベース部外周には、第三環状部が起立形成されており、前記第一環状部及び第二環状部と前記ベース部を介して反対側には前記第三環状部に囲まれた収納部が形成されている請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載のモータ。
  6. 出力軸と、該出力軸と機械的に連結され請求項1乃至請求項5のいずれかに記載されたモータの前記ロータヨークの収納部に収納され前記モータの回転駆動を減速して前記出力軸に伝達する減速機構と、を備えたアクチュエータ。
  7. 前記減速機構は、前記回転軸に形成された太陽歯車と、該太陽歯車と同心状に前記モータケースに組み付けられた内歯車と、前記太陽歯車と内歯車に噛み合い前記太陽歯車を中心に転がり回転する遊星歯車と、該遊星歯車の中心軸と連結すると共に前記出力軸が形成されたキャリヤと、を備えた遊星歯車機構である請求項6記載のアクチュエータ。
JP2014111180A 2014-05-29 2014-05-29 モータ及びアクチュエータ Active JP5980267B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014111180A JP5980267B2 (ja) 2014-05-29 2014-05-29 モータ及びアクチュエータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014111180A JP5980267B2 (ja) 2014-05-29 2014-05-29 モータ及びアクチュエータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015226417A JP2015226417A (ja) 2015-12-14
JP5980267B2 true JP5980267B2 (ja) 2016-08-31

Family

ID=54842852

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014111180A Active JP5980267B2 (ja) 2014-05-29 2014-05-29 モータ及びアクチュエータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5980267B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6126065B2 (ja) * 2014-11-12 2017-05-10 シナノケンシ株式会社 モータケース及びそれを用いたアシスト用モータ

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003307215A (ja) * 2002-04-16 2003-10-31 Nsk Ltd 軸受ユニット及び薄型モータ
JP2012070558A (ja) * 2010-09-24 2012-04-05 Seiko Epson Corp 電気機械装置およびそれを用いたアクチュエーター、モーター

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015226417A (ja) 2015-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5197174B2 (ja) 波動減速機付きモータ
WO2001026203A1 (fr) Actionneur integre a un engrenage reducteur
JP6601836B2 (ja) 電動機付き減速機
JP7087652B2 (ja) 電動アクチュエータ
JP5110449B2 (ja) 回転式アクチュエータ
CN111120583B (zh) 减速装置及机电设备
JP2006234005A (ja) モータ組込みハイポサイクロイド減速機
JP2017141925A (ja) 電動機付き減速機
JP2009195002A (ja) 減速機内蔵モータ
CN109478826A (zh) 波动齿轮减速机用马达单元
JP2007155076A (ja) 車輪駆動装置
JP2019198190A (ja) 電動アクチュエータ
JP5980267B2 (ja) モータ及びアクチュエータ
CN111585386B (zh) 带制动器的马达、驱动装置以及车轮驱动装置
JP2014177265A (ja) 駆動装置
CN112640266B (zh) 驱动装置
KR101759171B1 (ko) 감속기를 구비한 모터 모듈
JP6609916B2 (ja) アクチュエータ
JP2006242233A (ja) 差動歯車装置
JP2014156218A (ja) 駆動装置
JP6684313B2 (ja) 動力源を有する減速機
CN111490630A (zh) 减速器和带有减速器的电动机
WO2018084096A1 (ja) 複合変速モジュール
WO2024080153A1 (ja) 回転機器
JP7127847B2 (ja) コアレスモータ

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160215

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160712

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160726

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5980267

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250