JP6126065B2 - モータケース及びそれを用いたアシスト用モータ - Google Patents

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本発明は、例えばアシスト装置などに用いられるモータ或いは減速機付モータを収納するモータケース及びそれを用いたアシスト用モータに関する。
例えば老人、婦人、障害者などの社会的弱者にとって、日常生活に支障をきたす過度の負荷が作用する場面ではロボット装置が用いられ、該ロボット装置にはモータの駆動力を補助的に用いるアシスト装置が用いられている(特許文献1参照)。
一般にモータは、回転子及び固定子が組み合わさってモータケースに収納されて取付けられる。回転子には、減速機が一体に組み付けられて収納される場合もある。例えば、図8及び図9に示すようにモータケース51は、上下のケース(例えば減速機ケースとモータケース、或いはモータケースと軸受けカバー等)どうしが組み合わされてねじ52によって複数箇所で固定されている(特許文献1,2参照)。
実用新案登録第3021588号公報(図6) 実公平7−50852号公報(第3図)
しかしながら、上述したアシスト装置に設けられるアクチュエータは、使用者が装着して使用するものであるため、駆動源であるモータやモータケースも可能な限り小型で軽量化を図ることが望ましい。また、一旦組み立てられたら外れ難いという信頼性を確保することが望ましい。
また、上述した特許文献1,2に示すように、モータケース51の固定にねじ52を用いると、ねじ締めのスペースを確保するため、出力軸53を中心とするモータケースの外径が大きくなり、小型化し難い。しかしながら、モータケース51にねじ52を用いないで固定するとすれば、モータケース51の軸方向への抜けや周方向への緩みが発生し易くなり、モータケース51のがたつきによる騒音の発生などが懸念される。
本発明はこれらの課題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは、ねじ止めを省略して小型化しつつ、一旦組み立てられるとがたつきが発生し難くかつ組立性がよいモータケース及びそれを用いて信頼性が高く使い勝手の良いアシスト用モータを提供することにある。
本発明は上記目的を達成するため、次の構成を備える。
底部上方が開口した容器である第1ケース体と第2ケース体とを、開口部どうしを対向させて嵌め合わせることで、モータが出力軸をいずれか一方のケース体外に突出させて収納されるモータケースであって、前記第1ケース体及び第2ケース体のいずれか一方の開口端に複数箇所に突設され、先端側内面に周方向に凹溝が各々形成された係止爪と、前記第1ケース体及び第2ケース体のいずれか他方の外周面に複数箇所に形成され、前記係止爪を受け入れるガイドとしての爪ガイド部と、前記爪ガイド部に近接して周方向に形成され前記凹溝と嵌め合う突条部と、当該突条部に近接して前記係止爪の側面を当接させて回り止めするストッパ部が各々形成された係止部と、前記第1ケース体及び第2ケース体のうちいずれかの軸方向端面に弾性体本体を重ね合わせて組み付けられ、前記弾性体本体の周縁部から複数起立形成された弾性アームを前記第1ケース体と前記第2ケース体とが嵌合する側面に重ね合せて係止させて装着される弾性体と、を備え前記第1ケース体と前記第2ケース体、前記係止爪を前記爪ガイド部に沿って受け入れるとともに相対的に所定方向に回転させることで、前記凹溝と前記突条部が嵌め合うことで前記係止爪が軸方向に抜け止めされかつ前記係止爪の側面が前記ストッパ部に当接して周方向に回り止めされて一体に組み付けられることを特徴とする。
上記構成によれば、第1ケース体と第2ケース体とを係止爪が爪ガイド部に沿って進入するように嵌め合わせるとともに第1ケース体と第2ケース体を相対的に所定方向に回転させると、係止爪の凹溝が突条部に嵌合したまま回転することで軸方向に抜け止めされ、係止爪の側面がストッパ部に当接すると周方向に回り止めされて第1ケース体と第2ケース体が一体に組み付けられる。よって、モータケースがねじ止めすることなく組み付けられるので、出力軸を中心とした径方向に可能な限り小型化することができかつ組立作業性がよい。また、モータケースの組み立てが容易に行えるうえに、一旦組み立てられると外れ難く信頼性が向上する。
前記第1ケース体及び第2ケース体の外周面に軸方向に倣って複数箇所に前記弾性アームを案内する外溝が各々形成され、前記第1ケース体と第2ケース体を嵌合させて前記係止爪が前記係止部に係止すると、前記外溝どうしが連通することが好ましい。
これにより、第1ケース体と第2ケース体を係止爪が係止部に回り止めかつ抜け止めして組み付けられると外周面に形成された外溝どうしが連通するので、この連通した外溝がモータケースの組み付け完了の目安となるうえに、弾性体本体の周縁部から複数起立形成された弾性アームを外溝に嵌め合わせて組み付けることができる。
前記第1ケース体及び第2ケース体のいずれかの外溝端部に深溝状の段付き溝が形成されており、前記第1ケース体と前記第2ケース体とが嵌合する側面に複数箇所で連通する前記外溝に沿って前記弾性アームを各々挿入して当該弾性アーム先端を前記段付き溝に係止させて前記弾性体が装着されることが好ましい。
これにより、第1ケース体と第2ケース体とを回転して装着するために必要な機械的ながたつきを弾性体により吸収し、かつ弾性アーム先端が外溝の段付き溝と係止することで第1ケース体と第2ケース体が軸方向に抜けたり周方向に緩んだりするのを防止して組み付け信頼性を高めることができる。
前記第1ケース体及び前記第2ケース体の軸方向端面部には、被駆動部が取り付けられる取付用のナットが複数箇所に埋設されていることが好ましい。
これにより、モータケースを埋設されたナットを利用してねじ止めすることで被駆動部に取り付けて使用することができる。
前記第1ケース体及び第2ケース体の外周面に軸方向に倣って複数箇所に各々形成され、前記各係止爪が前記係止部に係止すると互いに連通するねじ溝が形成されていてもよい。
これにより、連通するねじ溝がモータケースの組み付け完了の目安となるうえに、被駆動部側とワッシャをかませてねじ止めすることでモータケースの外周面のねじ溝を利用して被駆動部に対してねじ止めにより組み付けることができる。
上述したいずれかのモータケース内にモータが収納されたアシスト用モータを用いれば、小型で組立性や装着性がよいアシスト用モータを提供することができる。
上述したようにねじ止めを省略して小型化しつつ、一旦組み立てられるとがたつきが発生し難くかつ組立性がよいモータケースを提供することができ、それを用いて信頼性が高く使い勝手の良いアシスト用モータを提供することができる。
モータケースを組み立てる工程を説明する斜視図である。 図1に続いてモータケースを組み立てる工程を説明する斜視図である。 図2に続いてモータケースを組み立てる工程を説明する斜視図である。 図3の係止爪と凸条部の嵌合状態を示す部分断面図である。 モータケースの平面図である。 モータケースに弾性体を装着した状態の斜視図である。 図6の弾性アーム部と外溝との係止状態を示す部分断面図である。 従来のモータケースの平面図である。 従来のモータケースの平面図である。
以下、本発明に係るモータケース及びアシスト用モータの一実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。先ず、アシスト装置にアクチュエータとして用いられるモータの概略について説明する。モータケースには、モータとともに減速機も収納されている。
モータはロータ及びステータを備えている。ロータは、モータケースに回転可能に軸支されるモータ軸と該モータ軸を中心に組み付けられるロータヨークとその外周面に環状のロータマグネットを備えている。ロータマグネットは周方向にN極とS極が交互に着磁されている。ロータの外周にはステータが配置されている。ステータコアにはコイルは巻かれており、極歯はロータマグネットと配向配置されている。また、ステータコアとモータケースの内底部との隙間には、センサ基板が設けられている。センサ基板にはホールICなどのロータの磁極位置を検出する検出素子が搭載されている。ロータヨークの内部空間には、例えばモータ軸に形成された太陽歯車に噛み合う複数の遊星歯車、各遊星歯車を軸支するキャリヤ及び出力軸と各遊星歯車と噛み合う内歯車を備えた遊星歯車機構が組み付けられる。
次にモータケースの構成について図1乃至図7を参照して説明する。
図1において、モータケース1は、底部上方が開口した容器である第1ケース体2と第2ケース体3とを、開口部どうしを対向させて嵌め合うことで組み付けられる。モータケース1には、図示しないモータが出力軸4を、例えば第1ケース体2の外に突出させて収納される。
第1ケース体2に構成について説明する。第1ケース体2の中心部には、出力軸4を被駆動側へ挿通するための中心孔2aが設けられている。また、中心孔2aの近傍には、減速機(内歯車)を固定するためのねじ5が設けられている。
また、ねじ5の外周側には、被駆動部が取り付けられる取付用のナット6が複数箇所(たとえが4か所)に埋設されている。これにより、モータケース1をナット6を利用してねじ止めすることで被駆動部に取り付けて使用することができる。
第1ケース体2の開口端部には係止爪2bが複数箇所(例えば4か所)に突設されている。各係止爪2bの先端側内面に周方向に凹溝2cが各々形成されている。また、第1ケース体2の外周面には、軸方向に倣って複数箇所(例えば4か所)に後述する弾性アームを案内する外溝2dが各々形成されている。また、第1ケース体2の外周面には軸方向に倣って複数箇所(例えば4か所)にねじ溝2eが各々形成されている。更には、第1ケース体2の開口端部には、モータに配線する口出し線の通路となる口出し線カバー2fが突設されている。尚、口出し線カバー2fは、第1ケース体2より外側に突設されていなくてもよい。
次に第2ケース体3の構成について説明する。第2ケース体3の外周面には、係止爪2bと係止する係止部3Aが複数箇所(例えば4か所)に各々形成されている。具体的には、第2ケース体3の外周面に、係止爪2bを受け入れるためのガイドとして爪ガイド部3aが複数箇所(例えば4か所)に各々形成されている。各爪ガイド部3aに近接して周方向に形成され、係止爪2bの凹溝2cと嵌め合う突条部3bが複数箇所(例えば4か所)に各々形成されている。また、各突条部3bに近接して係止爪2bの側面を当接させて回り止めするストッパ部3cが突条部3bと交差するように複数箇所(例えば4か所)に各々形成されている。これにより、係止爪2bを爪ガイド部3aに沿って進入させて第1ケース体2と第2ケース体3を所定方向に相対的に回転させると、係止爪2bの凹溝2cが突条部3bに嵌合したまま回転することで軸方向に抜け止めされ、係止爪2bの側面がストッパ部3cに当接すると周方向に回り止めされて第1ケース体2と第2ケース体3が一体に組み付けられる。
また、第2ケース体3の外周面には、軸方向に倣って複数箇所(例えば4か所)に後述する弾性アームを案内する外溝3dが複数箇所(例えば4か所)に各々形成されている。各外溝3dの端部には深溝状の段付き溝3eが各々形成されている。後述するように、第1ケース体2と第2ケース体3を嵌合させて係止爪2bが係止部3Aに回り止めかつ抜け止めして係止すると、外溝2dと外溝3dが連通するようになっている(図3参照)。また、第2ケース体3の外周面には、口出し線収納部3fが突設されている。口出し線収納部3fにはグロメット7が嵌め込まれており、口出し線がグロメット7を介してケース外に引き出されるようになっている。グロメット7はモータケース1に防滴効果を高めるために設けられる。口出し線収納部3fは口出し線カバー2fと重ね合わせて組み付けられる(図3参照)。尚、口出し線収納部3fは、第2ケース体3より外側に突設されていなくてもよい。
また、第2ケース体3の外周面には軸方向に倣って複数箇所(例えば4か所)にねじ溝3gが爪ガイド部3aに隣接して各々形成されている。係止爪2bが係止部3Aに抜け止めかつ回り止めされて嵌合するとねじ溝2eとねじ溝3gが互いに連通するようになっている。これにより、連通するねじ溝2e,3gがモータケース1の組み付け完了の目安となるうえに、被駆動部側とワッシャをかませてねじ止めすることでモータケース1の外周面のねじ溝を利用して被駆動部に対してねじ止めして組み付けることができる。
モータケース1は、第1ケース体2の係止爪2bを第2ケース体3の爪ガイド部3aに沿って進入させて嵌め合わせ、第1ケース体2と第2ケース体3を相対的に所定方向に回転させることで、係止爪2bを係止部3Aによって軸方向に抜け止めかつ周方向に回り止めして係止する。よって、モータケース1がねじ止めすることなく組み立てられるので、出力軸4を中心として径方向に可能な限り小型化することができ、かつ組立作業性がよい。
また、図6に示すように、第1ケース体2の軸方向端面(出力軸4側の端面)には弾性体8(例えば板ばね)が重ね合わせて装着される。弾性体8は、環状に形成された弾性体本体8aとその周縁部から複数箇所(例えば4か所)で軸方向に起立形成される弾性アーム8bを備えている。各弾性アーム8bの先端部には径方向内側に折り曲げられた溝係止部8cが各々形成されている。また、弾性体本体8aには、第1ケース体2に埋設されるナット7を露出させるための貫通孔8dが複数箇所(例えば4か所)に形成されている。 また、弾性体本体8aの外周縁部には、ねじ溝2e,3gに対応する位置に切欠き8eが各々形成されている。
弾性体8は、弾性体本体8aを第1ケース体2に重ね合わせて組み付けられ、弾性体本体8aから複数起立形成された弾性アーム8bを第1ケース体2と第2ケース体3の側面に形成された連通する外溝2d,3dに重ね合せて先端部の溝係止部8cを段付き溝3eに係止させて装着される。
これにより、第1ケース体2と第2ケース体3とを相対的に回転させて装着するために必要ながたつきを弾性体8により吸収し、かつ弾性アーム8bの先端部の溝係止部8cが外溝3dの段付き溝3eと係止することで、第1ケース体2と第2ケース体3が軸方向に抜けたり周方向に緩んだりするのを防止して組み付け信頼性を高めることができる。
ここで、モータケース1の組立作業の一例について図1乃至図7を参照して説明する。図1において、第2ケース体3にモータ及び減速機を収納し、口出し線収納部3fにグロメット7を収納した状態で、第1ケース体2を第2ケース体3と開口部どうしを対向させて嵌め合わせる。このとき、第1ケース体2の中心孔2aに出力軸4を挿通させ、係止爪2bを爪ガイド部3aに位置合わせして嵌め込まれる。
図2は、第1ケース体2を第2ケース体3と軸方向に嵌め合わせた状態を示す。係止爪2bは爪ガイド部3aに沿って係合部3Aに進入した状態にある。このとき、第1ケース体2と第2ケース体の外周面に形成された外溝2d,3d、ねじ溝2e,3gは互いに周方向にシフトした位置にあり、口出し線カバー2fと口出し線収納部3fも周方向にシフトした位置にある。
図2の状態から、例えば第1ケース体2を時計回り方向(或いは第2ケース体3を反時計回り方向)に所定量回転させると図3の状態となる。図4は係止爪2bの部分断面図である。図4に示すように、係止爪2bは周方向に形成された凹溝2cが突条部3bと嵌合したまま時計回り方向に回転し、係止爪2bの側面がストッパ部3cに突き当たって回転停止する。このように、係止爪2bの凹溝2cが突条部3bに嵌合したまま回転することで軸方向に抜け止めされ、係止爪2bの側面がストッパ部3cに当接すると周方向に回り止めされて第1ケース体2と第2ケース体3が一体に組み付けられる。よって、モータケース1の組み立てが容易に行えるうえに、一旦組み立てられると外れ難く信頼性が向上する。
また、第1ケース体2と第2ケース体の外周面に形成された外溝2d,3dどうしが連通し、ねじ溝2e,3gどうしが互いに連通し、口出し線カバー2fと口出し線収納部3fが重なり合った状態となるため、モータケース1の組み付け完了の目安となる。モータケース1の組み立て後の平面図を図5に示す。モータケース1には、ねじ止め用のスペースは不要であるため、出力軸4を中心とするモータ外径を可能な限り縮小して小型化することができる。
次に、図6に示すように、モータケース2に弾性体8を組み付ける。弾性体本体8aは貫通孔8dをナット7に位置合わせして第1ケース体2の端面に重ね合せ、弾性アーム8bを外溝2d,3dに沿って嵌め合わせる。図7は、弾性アーム8bの部分断面図である。弾性アーム8bの先端部に形成した溝係止部8cは、外溝3dより深溝状の段付き溝3eで弾発して係止して弾性体8がモータケース1に装着される。
これにより、第1ケース体2と第2ケース体3とを回転して装着するために必要ながたつきを弾性体8により吸収し、かつ弾性アーム8bの先端に設けた溝係止部8cが外溝3dの段付き溝3eと係止することで第1ケース体2と第2ケース体3が軸方向に抜けたり周方向に緩んだりするのを防止して組み付け信頼性を高めることができる。よって一旦組み立てられるとがたつきが発生し難くかつ組立性がよいモータケース1を提供することができ、それを用いて信頼性が高く使い勝手の良いアシスト用モータを提供することができる。
尚、モータケース1に形成される係止爪2bと係止部3A、外溝2d,3dの数は、4か所に限らず増減してもよい。
また、上述したモータケース1には、モータの他に減速機(遊星歯車機構)も一体に収納されたが、モータのみ収納されていてもよい。
1 モータケース 2 第1ケース体 2a 中心孔 2b 係止爪 2c 凹溝 2d,3d 外溝 2e,3g ねじ溝 2f 口出し線カバー 3 第2ケース体 3A 係止部 3a 爪ガイド部 3b 突条部 3c ストッパ部 3e 段付き溝 3f 口出し線収納部 4 出力軸 5 ねじ 6 ナット 7 グロメット 8 弾性体 8a 弾性体本体 8b 弾性アーム 8c 溝係止部 8d 貫通孔 8e 切欠き

Claims (6)

  1. 底部上方が開口した容器である第1ケース体と第2ケース体とを、開口部どうしを対向させて嵌め合わせることで、モータが出力軸をいずれか一方のケース体外に突出させて収納されるモータケースであって、
    前記第1ケース体及び第2ケース体のいずれか一方の開口端に複数箇所に突設され、先端側内面に周方向に凹溝が各々形成された係止爪と、
    前記第1ケース体及び第2ケース体のいずれか他方の外周面に複数箇所に形成され、前記係止爪を受け入れるガイドとしての爪ガイド部と、前記爪ガイド部に近接して周方向に形成され前記凹溝と嵌め合う突条部と、当該突条部に近接して前記係止爪の側面を当接させて回り止めするストッパ部が各々形成された係止部と、
    前記第1ケース体及び第2ケース体のうちいずれかの軸方向端面に弾性体本体を重ね合わせて組み付けられ、前記弾性体本体の周縁部から複数起立形成された弾性アームを前記第1ケース体と前記第2ケース体とが嵌合する側面に重ね合せて係止させて装着される弾性体と、を備え
    前記第1ケース体と前記第2ケース体、前記係止爪を前記爪ガイド部に沿って受け入れるとともに相対的に所定方向に回転させることで、前記凹溝と前記突条部が嵌め合うことで前記係止爪が軸方向に抜け止めされかつ前記係止爪の側面が前記ストッパ部に当接して周方向に回り止めされて一体に組み付けられることを特徴とするモータケース。
  2. 前記第1ケース体及び第2ケース体の外周面に軸方向に倣って複数箇所に前記弾性アームを案内する外溝が各々形成され、前記第1ケース体と第2ケース体を嵌合させて前記係止爪が前記係止部に係止すると、前記外溝どうしが連通する請求項1記載のモータケース。
  3. 前記第1ケース体及び第2ケース体のいずれかの外溝端部に深溝状の段付き溝が形成されており、前記第1ケース体と前記第2ケース体とが嵌合する側面に複数箇所で連通する前記外溝に沿って前記弾性アームを各々挿入して当該弾性アーム先端を前記段付き溝に係止させて前記弾性体が装着される請求項2記載のモータケース。
  4. 前記第1ケース体及び前記第2ケース体の軸方向端面部には、被駆動部が取り付けられる取付用のナットが複数箇所に埋設されている請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載のモータケース。
  5. 前記第1ケース体及び第2ケース体の外周面に軸方向に倣って複数箇所に各々形成され、前記各係止爪が前記係止部に係止すると互いに連通するねじ溝が形成されている請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載のモータケース。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載の前記モータケース内にモータが収納されたアシスト用モータ。
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