JP2015023659A - 減速機付モータおよび駆動装置 - Google Patents

減速機付モータおよび駆動装置 Download PDF

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Toshiyuki Enomoto
俊之 榎本
藤田 雄介
Yusuke Fujita
雄介 藤田
木村 亮介
Ryosuke Kimura
亮介 木村
直也 大木
Naoya Oki
直也 大木
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Abstract

【課題】効率よく、確実に小型化できる減速機付モータおよび駆動装置を提供する。
【解決手段】ケース4と、このケース4に回転自在に支持された回転軸19を有するロータ10と、ケース4に設けられ、回転軸19の回転を減速すると共に、回転軸19と同軸上に設けられた駆動軸75に動力伝達するための星歯車機構6と、駆動軸75の回転位置を検出する駆動軸回転位置検出装置43と、を備え、駆動軸回転位置検出装置43による検出信号に基づいて、駆動軸75の駆動制御が行われる。
【選択図】図1

Description

この発明は、減速機付モータおよび駆動装置に関するものである。
従来から、ケース内に電動モータ、減速機構等を配設し、これら電動モータと減速機構とを一体化した駆動装置が知られている。減速機構は、複数の平歯車により構成されている。そして、電動モータの回転力を減速機構を介して被駆動軸に伝達し、この被駆動軸によって各種デバイスが駆動される。
また、駆動装置は、各種デバイスを精度よく駆動させるために、ケース内に被駆動軸の回転位置を検出する回転位置検出装置が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−136591号公報
ところで、上述の従来技術にあっては、減速機構が複数の平歯車により構成されているので、減速機構の配置スペースの省スペース化が難しく、駆動装置を小型化しにくいという課題がある。
また、減速機構が複数の平歯車により構成されているので、電動モータの回転軸と被駆動軸とを同軸上に配置することができない。また、駆動装置内には、制御装置を構成する制御基板が内蔵されており、この制御基板は、電動モータの回転軸と被駆動軸との間で軸方向と直交する平面方向に延在するように配置されている。このため、制御基板上に回転軸の回転位置を検出する回転位置検出装置と、被駆動軸の回転位置を検出する回転位置検出装置とを配置する位置が決まってしまい、制御基板自体の小型化が困難となる。よって、回転位置検出装置を配置するためのスペースが大型化し、この結果、駆動装置が大型化してしまうという課題がある。
そこで、この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、効率よく、確実に小型化できる減速機付モータおよび駆動装置を提供するものである。
上記の課題を解決するために、本発明に係る減速機付モータは、ケースと、このケースに回転自在に支持された回転軸を有するロータと、前記ケースに設けられ、前記回転軸の回転を減速すると共に、該回転軸と同軸上に設けられた被駆動軸に動力伝達するための遊星歯車機構と、前記被駆動軸の回転位置を検出する回転位置検出装置と、を備え、前記回転位置検出装置による検出信号に基づいて、前記被駆動軸の駆動制御が行われることを特徴とする。
このように構成することで、減速機構が配置されるスペースの省スペース化を図ることができる。また、回転軸と被駆動軸とを同軸上に配置することが可能になり、回転位置検出装置を配置するスペースを小さくすることができる。よって、減速機付モータを効率よく小型化できる。
本発明に係る減速機付モータの前記遊星歯車機構は、前記回転軸の一端に設けられた太陽歯車と、前記太陽歯車と噛合う大径歯部、およびこの大径歯部と同軸上に一体的に設けられる小径歯車を有する複数の遊星歯車と、を備えており、ギヤホルダによって前記ケースに固定され、前記回転位置検出装置は、前記ギヤホルダの前記被駆動軸と同軸上となる位置に設けられていることを特徴とする。
このように構成することで、遊星歯車機構を小型化でき、かつ省スペースに配置することができる。
本発明に係る減速機付モータの前記ギヤホルダは、前記遊星歯車を軸方向に移動不能に支持する軸支持部と、前記ケースに固定される固定部と、前記回転位置検出装置を保持するセンサホルダ部と、前記ケース内に臨まされる脚部と、を備え、前記脚部は、一端が前記回転位置検出装置に電気的に接続され、他端に前記回転位置検出装置の検出信号が出力される端子部が配設されていることを特徴とする。
このように構成することで、遊星歯車機構および回転位置検出装置の組み付け性を向上できる。また、回転位置検出装置と電気的に接続される端子部の引き回しを、容易、かつ省スペースで行うことができる。
本発明に係る減速機付モータは、前記ケースの内部に、前記回転位置検出装置の検出信号に基づいて前記被駆動軸の駆動制御を行う制御回路基板を設け、前記ケースの前記脚部に対応する位置に、この脚部を挿通可能な挿通孔を形成し、前記ケースに前記ギヤホルダが取り付けられた状態で、前記端子部の他端が前記制御回路基板と電気的に接続されることを特徴とする。
このように構成することで、減速機付モータの小型化を図りつつ、回転位置検出装置と制御回路基板との電気的接続作業を容易に行うことができる。
本発明に係る減速機付モータは、前記ケースは、内部に収納部を有する略直方体状に形成されており、前記ケースの一面に前記遊星歯車機構を設けると共に、前記一面と対向する他面に前記制御回路基板を設け、前記ケースの前記他面と交差する側面で、かつ前記他面の近傍に、前記制御回路基板と外部コネクタとを電気的に接続するためのコネクタ部を設けたことを特徴とする。
このように構成することで、減速機付モータをさらに小型化できる。
本発明に係る減速機付モータは、前記ケースの前記一面には、前記ギヤホルダが取り付けられると共に、前記被駆動軸が軸支される外部装置の筐体が当接するようにして連結され、前記一面の前記ギヤホルダよりも外周側に、前記ケースと前記筐体との間をシールするシール部が設けられていることを特徴とする。
このように構成することで、減速機付モータと外部装置との間を、確実にシールすることができる。
本発明に係る減速機付モータは、前記ケースの前記一面には、前記筐体とインロー嵌合可能な位置決め凸部が設けられ、前記シール部は、前記位置決め凸部の外周側に沿って形成される環状溝と、この環状溝に配置されるシール部材と、により構成されていることを特徴とする。
このように構成することで、減速機付モータと外部装置との間のシール構造を簡素なものとすることができる。
本発明に係る駆動装置は、減速機付モータと、前記遊星歯車の外周側に設けられ、前記小径歯車に噛合う内歯歯車を有すると共に、前記被駆動軸が連結されるキャリア部と、を備え、前記被駆動軸の一端側に、前記回転位置検出装置と対向するように被回転位置検出体を設け、前記回転位置検出装置は、前記被回転位置検出体の回転位置を検出して検出信号を出力することを特徴とする。
このように構成することで、小型化でき、かつ部品点数を減少できる駆動装置を提供できる。
本発明によれば、減速機構が配置されるスペースの省スペース化を図ることができる。また、回転軸と被駆動軸とを同軸上に配置することが可能になり、回転位置検出装置を配置するスペースを小さくすることができる。よって、減速機付モータを効率よく小型化できる。
本発明の実施形態におけるバルブ駆動装置の断面図である。 本発明の実施形態におけるバルブ駆動装置のバルブユニットを取り外した状態の斜視図である。 本発明の実施形態における減速機付モータの一部を取り除いた状態の斜視図である。 本発明の実施形態における減速機付モータの斜視図である。 本発明の実施形態における減速機付モータを遊星歯車機構側からみた平面図である。 本発明の実施形態におけるバルブユニットを減速機付モータ側からみた斜視図である。
(バルブ駆動装置)
次に、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、バルブ駆動装置1の断面図、図2は、バルブ駆動装置1のバルブユニット3を取り外した状態の斜視図である。
図1、図2に示すように、バルブ駆動装置1は、例えば、ディーゼルエンジン等の排気通路および吸気通路を互いに連通させる排気還流(EGR:Exhaust Gas Recirculation)装置に用いられるものであって、減速機付モータ2と、この減速機付モータ2に連結されたバルブユニット3とにより構成されている。
(減速機付モータ)
減速機付モータ2は、ケース4と、このケース4内の収納部4aに収納されたモータ部5と、ケース4のバルブユニット3側に設けられた遊星歯車機構6とを備えている。
ケース4は、略直方体の箱状に形成されており、モータ部5の軸方向に沿って分割可能なように2分割構成されている。すなわち、ケース4は、一面に開口部7aを有し、バルブユニット3側に配置された略四角箱状の第1ケース7と、一面に開口部8aを有し、第1ケース7のバルブユニット3側とは反対側に配置された略四角箱状の第2ケース8とにより構成されている。
そして、各ケース7,8の開口部7a,8a同士を重ね合わせ、4隅に設けられたボルト60で締結固定することにより、各ケース7,8に取り囲まれた収納部4aを有するケース4が形成される。第2ケース8の開口部8a側の端面には、全周に亘って略環状のパッキン溝25が形成されており、このパッキン溝25にシールパッキン26が装着されている。これにより、第1ケース7と第2ケース8とを組み付けてボルト60で締結すると、シールパッキン26が圧縮されて、両者の間のシール性が確保される。
図3は、減速機付モータ2の第1ケース7、モータ部5および遊星歯車機構6の一部を取り除いた状態の斜視図である。
また、図3に示すように、第2ケース8の底部8bには、制御回路基板61が設けられている。この制御回路基板61は、モータ部5の駆動制御を行うためのものであって、ロータ回転位置検出装置22(図1参照)や駆動軸回転位置検出装置43からの出力信号を検出し、モータ部5のロータ10の回転位置やバルブユニット3の駆動軸75(図1参照)の回転位置に基づいてモータ部5を制御する。
なお、ロータ回転位置検出装置22は、ロータ10の回転位置を検出するためのものであり、駆動軸回転位置検出装置43は、駆動軸75の回転位置を検出するためのものである。これら回転位置検出装置22,43についての詳細は後述する。
さらに、第2ケース8の底部8bには、モータ部5に電力を供給するために、モータ部5の後述するステータ9の巻線(不図示)と制御回路基板61とを電気的に接続し、また、ロータ回転位置検出装置22と制御回路基板61とを電気的に接続するための第1ターミナルユニット62と、駆動軸回転位置検出装置43と制御回路基板61とを電気的に接続するための第2ターミナルユニット63とが設けられている。
第1ターミナルユニット62は、略直方体状に形成された樹脂製のターミナル筐体62aと、ターミナル筐体62a内に配置されている複数のターミナル端子62bとにより構成されている。そして、第1ターミナルユニット62は、ターミナル筐体62aが第2ケース8の4つの側壁8cのうちの1つの側壁8cに面するように底部8bから立設状に配置されている。また、第1ターミナルユニット62のターミナル端子62bの一端は、制御回路基板61に接続されている。
また、第2ターミナルユニット63も、第1ターミナルユニット62と同様に、略直方体状に形成された樹脂製のターミナル筐体63aと、ターミナル筐体63a内に配置されている複数のターミナル端子63bとにより構成されている。そして、第2ターミナルユニット63は、ターミナル筐体63aが第2ケース8の4つの側壁8cのうち、第1ターミナルユニット62が配置されている側壁8cと周方向で隣接する側壁8cに面するように底部8bから立設状に配置されている。さらに、第2ターミナルユニット63のターミナル端子63bの一端は、制御回路基板61に接続されている。
また、第2ターミナルユニット63には、中間ターミナルユニット64が接続されている。中間ターミナルユニット64は、第2ターミナルユニット63と駆動軸回転位置検出装置43とを電気的に接続するためのものである。中間ターミナルユニット64は、樹脂製のターミナル筐体64aと、ターミナル筐体64a内に配置されている複数のターミナル端子64bとにより構成されている。そして、第2ターミナルユニット63の立設方向に沿うように配置され、ターミナル端子64bの一端が第2ターミナルユニット63のターミナル端子63bの他端に電気的に接続可能とされている。
また、第2ケース8の4つの側壁8cのうち、第1ターミナルユニット62が配置されている側壁8cと対向している側壁8cには、底部8b寄りに、コネクタ部65が設けられている。コネクタ部65は、外部機器から延びる外部コネクタ(何れも不図示)と制御回路基板61とを電気的に接続し、制御回路基板61と外部機器との間で信号を送受信したり、減速機付モータ2に電力を供給したりするためのものである。
このように構成されたケース4内の収納部4aに収納されたモータ部5は、略円筒状のステータ9と、ステータ9の内側に回転自在に配置されたロータ10とを有する、いわゆるインナーロータ型のブラシレスモータである。
ステータ9は、磁性材料の板材を軸方向に積層したり、磁性金属粉体を加圧したり(圧粉磁心)することで形成されたものであって、周壁を形成するコア本体11と、コア本体11から径方向内側に向かって突設された複数のティース部(不図示)とが一体成形されている。
コア本体11は、環状の磁路を形成する部分である。一方、ティース部は、軸方向平面視略T字状に形成されており、ティース部の径方向内側の先端がステータ9の内周部を構成している。ティース部には、軸方向両端側からそれぞれ樹脂製のインシュレータ12a,12bが装着されており、このインシュレータ12a,12bの上から不図示の巻線が巻装されている。
このように構成されているステータ9は、略直方体状に形成された樹脂モールド部13に埋設されている。そして、ステータ9は、ティース部の内周側先端のみが樹脂モールド部13から露出してロータ10と径方向で対向した状態になっている。
樹脂モールド部13の径方向外側の4隅には、軸方向に沿ってボルト14を挿通可能な不図示の挿通孔が形成されている。各挿通孔に、第2ケース8側からボルト14を挿通し、さらに第1ケース7にボルト14を螺入することにより、第1ケース7にステータ9が締結固定される。
また、樹脂モールド部13の第2ケース8側の底面13aには、この底面13aと軸方向に間隔をあけてセンサ基板15が取り付けられている。センサ基板15には、ロータ10の回転軸19の一端を挿通可能な挿通孔15aが形成されている。また、センサ基板15には、挿通孔15aの周囲で、かつステータ9側の面に、複数(例えば、3つ)のホールIC21が実装されている。ホールIC21は、ロータ10の回転位置を検出するためのロータ回転位置検出装置22を構成している。さらに、センサ基板15には、第1ターミナルユニット62のターミナル端子62bの他端が接続されている。これにより、ロータ回転位置検出装置22と制御回路基板61とが電気的に接続される。
また、樹脂モールド部13の底面13aには、センサ基板15よりも第2ケース8の底部8b側に、センサ基板15と間隔をあけて軸受プレート16が取り付けられている。軸受プレート16は、ボルト14によって樹脂モールド部13と共締めされている。軸受プレート16の中央部には、筒状の軸受ハウジング部17が第2ケース8の底部8b側に向かって立ち上がり形成されている。そして、軸受ハウジング部17に、ロータ10の回転軸19の一端を回転自在に支持するための軸受18が設けられている。
ロータ10の回転軸19には、ステータ9に対応する位置に、略円筒状のリングマグネット20が設けられている。リングマグネット20は、周方向に複数の磁極が交互となるように着磁されている。また、回転軸19には、リングマグネット20よりもセンサ基板15側に、略円筒状のセンサマグネット23が設けられている。センサマグネット23は、周方向に複数の磁極が交互となるように着磁されており、センサ基板15に実装されているホールIC21と軸方向で対向するようになっている。ホールIC21は、センサマグネット23の磁極の変化を検出し、回転軸19の回転位置を検出する。
第1ケース7の底部7bには、略中央に回転軸19を挿通可能な挿通孔24が形成されている。さらに、挿通孔24の周囲には、第2ケース8側に向かって突出する筒状の軸受ハウジング27が一体成形されている。この軸受ハウジング27に回転軸19の他端側(バルブユニット3側)を回転自在に支持するための軸受28が設けられている。
回転軸19の他端は、軸受28および挿通孔24を介し、第1ケース7の底部7bから突出した状態になっている。この底部7bから突出した回転軸19の他端に、遊星歯車機構6を構成する太陽歯車31が一体的に成形されている。
(遊星歯車機構)
図4は、減速機付モータ2の斜視図、図5は、減速機付モータ2を遊星歯車機構6側からみた平面図である。
図1、図4、図5に示すように、遊星歯車機構6は、第1ケース7の底部7bのバルブユニット3側に設けられている。すなわち、遊星歯車機構6と、第2ケース8に設けられた制御回路基板61は、それぞれケース4における互いに対向している面(第1ケース7の底部7bと、第2ケース8の底部8b)に配置されている。
また、遊星歯車機構6は、回転軸19の回転を減速するものであり、回転軸と同軸上に設けられた後述する駆動軸75に動力伝達する。遊星歯車機構6は、太陽歯車31の他に、この太陽歯車31の周囲に配置され、太陽歯車31と噛合う3つの遊星歯車32と、これら遊星歯車32の外周側に設けられた内歯歯車33と、各遊星歯車32を回転自在に支持するギヤホルダ34を備えている。
各遊星歯車32は、第1ケース7の底部7bに立設された3つの支持シャフト35に回転自在に支持されている。遊星歯車32は、太陽歯車31に噛合う略円板状の大径歯車36を有している。大径歯車36の径方向中央には、バルブユニット3側に向かって突出する略円柱状の凸部36aが一体成形されている。この凸部36aの先端に、凸部36aとほぼ同一径の小径歯車37が一体的に設けられている。この小径歯車37に、内歯歯車33が噛合うようになっている。
内歯歯車33は、有底筒状に形成されたキャリア部38の周壁38aの内周面に形成されている。キャリア部38の周壁38aの内径は、3つの遊星歯車32の小径歯車37に内歯歯車33が噛合可能に設定されている。また、キャリア部38の周壁38aの開口縁には、外フランジ部39が一体成形されている。さらに、キャリア部38の底部38bには、径方向中央に略円筒状のマグネット取付部40が、第1ケース7側に向かって突出形成されている。マグネット取付部40の軸方向の長さは、周壁38aの軸方向の長さとほぼ同一に設定されている。
そして、マグネット取付部40の先端には、開口部を閉塞するようにセンサマグネット41が取り付けられている。センサマグネット41は、ギヤホルダ34に設けられた後述のホールIC44と協働してキャリア部38の回転位置を検出する。
図3〜図5に示すように、ギヤホルダ34は樹脂材料からなり、軸方向で遊星歯車32の凸部36aに対応する位置で、かつ3つの遊星歯車32の間に延在するように軸方向平面視で略Y字状に形成されたベース部42を有している。より具体的には、ベース部42は、径方向中央に位置する円板状のベース部本体42aと、ベース部本体42aの外周縁から周方向で隣り合う遊星歯車32の間に延出する3つの舌片部42bとが一体成形されている。
ベース部本体42aの径方向中央であって、キャリア部38に設けられているセンサマグネット41と軸方向で対向する位置、つまり、後述する駆動軸75と同軸上には、駆動軸回転位置検出装置43が設けられている。この駆動軸回転位置検出装置43は、ホールIC44を有している。そして、ホールIC44は、キャリア部38が回転することによるセンサマグネット41の磁極の変化を検出し、キャリア部38の回転位置を検出するようになっている。さらに、キャリア部38の回転位置を検出することにより、このキャリア部38に固定される後述の駆動軸75の回転位置を検出するようになっている。
また、ベース部42には、遊星歯車32の凸部36aおよび小径歯車37に対応する位置に、それぞれ3つのシャフト支持部45a,45b,45cがキャリア部38側に向けて立設されている。各シャフト支持部45a,45b,45cは、遊星歯車32に設けられている支持シャフト35の先端を受けて、遊星歯車32を軸方向に移動不能、かつ抜止め状に回転自在に支持するものである。
各シャフト支持部45a,45b,45cは、ベース部42からキャリア部38側に向かって立ち上がる立ち上がり壁46と、立ち上がり壁46の先端に一体成形され、支持シャフト35の先端を受けて、遊星歯車32を軸方向に移動不能、かつ抜止め状に回転自在に支持する支持ベース47とにより構成されている。
立ち上がり壁46は、その断面形状がベース部本体42aの外周縁および舌片部42bの側縁に沿うように形成されている。そして、各立ち上がり壁46には、小径歯車37との干渉を避けるための開口部46aが形成されている。
また、3つのシャフト支持部45a,45b,45cのうち、第1シャフト支持部45aと第2シャフト支持部45bとの間、および第1シャフト支持部45aと第3シャフト支持部45cとの間には、それぞれ円弧壁48が形成されている。この円弧壁48は、舌片部42bから立ち上がるように、かつ隣り合う立ち上がり壁46同士に跨るように、断面円弧状に形成されている。
円弧壁48が形成されている舌片部42bのうちの2つの先端には、第1ケース7の底部7bに向かって屈曲延出する2つのケース固定部49が一体成形されている。各ケース固定部49は、ギヤホルダ34を第1ケース7に固定するためのものである。ケース固定部49の先端には、第1ケース7の底部7bに当接し、かつボルト50を挿通可能なボルト座49aが径方向外側に向かって屈曲延出されている。第1ケース7の底部7bには、ボルト座49aに対応する位置に、ボルト50が螺入される不図示の雌ネジ部が刻設されている。
また、ケース固定部49が形成されていない舌片部42b、つまり、第2シャフト支持部45bと第3シャフト支持部45cとの間に延出する舌片部42bの先端には、第1ケース7側に向かって屈曲延出する脚部51が一体的に成形されている。脚部51には、一端が駆動軸回転位置検出装置43に接続されている複数のセンサ端子51aが埋設状に配設されている。このセンサ端子51aの他端は、脚部51の先端から突出した状態になっている。
図5に詳示するように、第1ケース7の底部7bには、脚部51に対応する位置に、この脚部51を挿通可能な脚部挿通孔52が形成されている。脚部51は、脚部挿通孔52を介して第1ケース7の内部に臨まされている。
ここで、第2ケース8に設けられている第2ターミナルユニット63および中間ターミナルユニット64の位置は、脚部挿通孔52の位置に対応している。そして、脚部51の先端から突出しているセンサ端子51aは、中間ターミナルユニット64のターミナル端子64bに接続可能とされている。これにより、駆動軸回転位置検出装置43と制御回路基板61とが電気的に接続される。
図4、図5に示すように、このように構成された遊星歯車機構6が設けられている第1ケース7の底部7bには、遊星歯車32よりも径方向外側に、略円弧状に形成された複数の位置決め凸部53が周方向に沿って断続的に配置されている。位置決め凸部53には、後述のバルブユニット3のギヤハウジング71の開口部71cがインロー嵌合されるようになっている。なお、第1ケース7に形成されている脚部挿通孔52は、位置決め凸部53が形成されている円周上に配置されている。
また、第1ケース7の底部7bには、位置決め凸部53の外周側に、全周に亘って環状のパッキン溝54が形成されている。このパッキン溝54に、Oリング55が装着されている。このOリング55は、後述のバルブユニット3のギヤハウジング71と第1ケース7とを組み付けた際に両者の間のシール性を確保するためのものである。
(バルブユニット)
図6は、バルブユニット3を減速機付モータ2側からみた斜視図である。
図1、図2、図6に示すように、バルブユニット3は、ハウジング70を有している。ハウジング70は、遊星歯車機構6を覆うように略有底円筒状に形成されたギヤハウジング71と、ギヤハウジング71の底部71aに一体成形された略直方体状のバルブハウジング72とにより構成されている。
ギヤハウジング71の周壁71bの内径は、第1ケース7の底部7bに形成された位置決め凸部53にインロー嵌合可能なように設定されている。また、ギヤハウジング71の開口部71cの周縁には、外フランジ部73が一体成形されている。外フランジ部73は、第1ケース7の底部7bに対応するように略四角形状に形成されている。
そして、外フランジ部73と第1ケース7の底部7bとが重なり合うようになっている。これら外フランジ部73と第1ケース7の底部7bとの間に設けられたOリング55により、ギヤハウジング71と第1ケース7との間のシール性が確保される。
すなわち、第1ケース7の底部7bおよび外フランジ部73は、それぞれ第1ケース7とギヤハウジング71とを連結する連結面として構成される。
また、外フランジ部73の4隅には、貫通孔78が形成されている一方、第1ケース7の底部7bには、貫通孔78に対応する位置に雌ネジ部56が刻設されている。そして、バルブハウジング72側から貫通孔78に不図示のボルトを挿通し、このボルトを雌ネジ部56に螺入することにより、第1ケース7にハウジング70が締結固定されるようになっている。
また、ギヤハウジング71の底部71aには、径方向略中央に駆動軸挿通孔74が形成されている。この駆動軸挿通孔74は、バルブハウジング72に連通形成されている。駆動軸挿通孔74には、バルブユニット3の駆動軸75が挿通されている。また、ギヤハウジング71の底部71aには、駆動軸挿通孔74に、駆動軸75を回転自在に支持するための第1軸受76aが内嵌固定されている。すなわち、駆動軸挿通孔74の孔径は、駆動軸75の軸径と比較して十分大きく形成されている。
ここで、遊星歯車機構6におけるキャリア部38の底部38bには、径方向中央に略円筒状の駆動軸取付部77がバルブハウジング72側に向かって一体的に突出形成されている。すなわち、駆動軸取付部77は、駆動軸挿通孔74に臨まされた状態になっている。
駆動軸取付部77には、駆動軸75が相対回転不能に連結されている。これにより、キャリア部38と駆動軸75は、一体となって回転する。すなわち、キャリア部38に設けられているセンサマグネット41が回転することによる磁極の変化は、駆動軸75が回転することによる磁極の変化となる。つまり、駆動軸回転位置検出装置43のホールIC44は、駆動軸75の回転位置を検出する。
バルブハウジング72は、その厚さ方向が駆動軸75の軸方向と直交するように略直方体状に形成されている。そして、バルブハウジング72の駆動軸75と直交する厚さ方向両面に、ディーゼルエンジン等の排気通路や吸気通路が連結されるようになっている。バルブハウジング72の4隅には、それぞれ厚さ方向に貫通するボルト孔80が形成されている。このボルト孔80に不図示のボルトを挿入し、ボルト・ナットによりバルブハウジング72に排気通路や吸気通路が締結固定される。
また、バルブハウジング72には、ギヤハウジング71の駆動軸挿通孔74と連通するように駆動軸75と同軸上に形成された第1駆動軸挿通孔79aが形成されている。駆動軸75は、ギヤハウジング71の駆動軸挿通孔74およびバルブハウジング72の第1駆動軸挿通孔79aに挿通されている。
さらに、バルブハウジング72の中央の大部分には、平面視略円形状の開口部81が形成されている。この開口部81を介し、駆動軸75が露出した状態になっている。また、この駆動軸75の露出した箇所には、平面取り部75aが形成されており、ここに開口部81を閉塞する円板状の弁82がボルト83によって締結固定されている(図2参照)。
バルブハウジング72には、開口部81と連通するように駆動軸挿通孔79aと同軸上に形成された第2駆動軸挿通孔79bが形成されている。この第2駆動軸挿通孔79bには、駆動軸75の先端部分を回転自在に支持するための第2軸受76bが内嵌固定されている。
(バルブ駆動装置の動作)
次に、バルブ駆動装置1の動作について説明する。
バルブ駆動装置1は、例えば、ディーゼルエンジン等の排気通路および吸気通路を互いに連通させる排気還流を行う際、減速機付モータ2を駆動させるようになっている。減速機付モータ2は、外部電源からの電力によってステータ9に巻装されている巻線(不図示)に電流が供給されると、ステータ9に磁界が生じる。そして、この磁界とロータ10との間に磁気的な吸引力や反発力が生じ、ロータ10が回転する。
ロータ10が回転すると、回転軸19の他端(図1における上端)に一体成形された太陽歯車31が回転する。そして、太陽歯車31に大径歯車36が噛合されている遊星歯車32が回転する。さらに、遊星歯車32の小径歯車37に噛合されている内歯歯車33を有するキャリア部38が回転する。そして、このキャリア部38に一体的に設けられている駆動軸75がキャリア部38と共に回転する。駆動軸75が回転することにより、バルブハウジング72の開口部81に対し、弁82が傾く。つまり、弁82の開閉動作が行われる。
ここで、弁82の開閉制御は、ロータ回転位置検出装置22や駆動軸回転位置検出装置43の出力信号を検出し、モータ部5のロータ10の回転位置やバルブユニット3の駆動軸75の回転位置に基づいてモータ部5を制御して行われる。
より具体的には、ロータ回転位置検出装置22は、センサ基板15に実装されているホールIC21が、回転軸19に設けられているセンサマグネット23の磁極の変化を検出し、この検出結果を信号として出力する。この信号は、第1ターミナルユニット62を介して制御回路基板61に入力される。また、駆動軸回転位置検出装置43は、ギヤホルダ34に設けられているホールIC44が、キャリア部38に設けられているセンサマグネット41の磁極の変化を検出し、この検出結果を信号として出力する。この信号は、ギヤホルダ34の脚部51、中間ターミナルユニット64および第2ターミナルユニット63を介して制御回路基板61に入力される。
そして、制御回路基板61は、ロータ回転位置検出装置22から入力された検出信号に基づいて、ロータ10の回転位置を検出すると共に、駆動軸回転位置検出装置43から入力された検出信号に基づいて、キャリア部38および駆動軸75の回転位置を検出する。さらに、制御回路基板61には、コネクタ部65を介して外部から弁82の開度信号が入力される。この開度信号に基づいて、モータ部5を制御し、弁82の開度が調整される。
(効果)
したがって、上述の実施形態によれば、モータ部5の回転軸19とバルブユニット3の駆動軸75とを同軸上に配置するので、ロータ回転位置検出装置22や駆動軸回転位置検出装置43の設置スペースを同軸上に配置することができる。この結果、従来のように各回転位置検出装置22,43を、軸方向と直交する平面方向に離れて配置することがなくなり、バルブ駆動装置1の小型化を図ることができる。
また、回転軸19の回転力を駆動軸75に減速させて伝達させる減速機構として遊星歯車機構6を採用しているので、減速機構を配置するスペースを省スペース化できる。この結果、効率よくバルブ駆動装置1の小型化を図ることができる。
さらに、遊星歯車機構6は、回転軸19に一体的に成形されている太陽歯車31と、この太陽歯車31の周囲に配置され、太陽歯車31と噛合う3つの遊星歯車32と、これら遊星歯車32の外周側に設けられた内歯歯車33と、各遊星歯車32を回転自在に支持するギヤホルダ34とにより構成されている。そして、ギヤホルダ34の回転軸19と同軸上となる位置に、駆動軸回転位置検出装置43を配置している。このため、この駆動軸回転位置検出装置43を含み、遊星歯車機構6全体を効率よく小型化でき、かつ省スペースに配置することができる。
また、ギヤホルダ34は、遊星歯車32を軸方向に移動不能に支持するシャフト支持部45a,45b,45cと、ギヤホルダ34を第1ケース7に固定するためのケース固定部49と、駆動軸回転位置検出装置43が設けられるベース部42と、第1ケース7内に臨まされる脚部51とにより構成されている。そして、脚部51に、駆動軸回転位置検出装置43と制御回路基板61とを電気的に接続する複数のセンサ端子51aが埋設されている。さらに、第1ケース7の底部7bに脚部挿通孔52が形成されている。この脚部挿通孔52に脚部51を挿通し、ケース4内の中間ターミナルユニット64にセンサ端子51aを接続するだけで駆動軸回転位置検出装置43の接続を完了させることができる。
このため、遊星歯車機構6および駆動軸回転位置検出装置43の組み付け性を向上できると共に、センサ端子51aの引き回しを、容易、かつ省スペースで行うことができる。
また、遊星歯車機構6と、第2ケース8に設けられた制御回路基板61は、それぞれケース4における互いに対向している面(第1ケース7の底部7bと、第2ケース8の底部8b)に配置されている。そして、第2ケース8の側壁8cには、底部8b寄りにコネクタ部65が設けられている。このように、ケース4を構成する第1ケース7および第2ケース8の各面を有効活用することにより、減速機付モータ2を小型化できる。
さらに、バルブ駆動装置1は、減速機付モータ2の第1ケース7の底部7bと、バルブユニット3のギヤハウジング71の外フランジ部73とを重ね合わせ、これら第1ケース7の底部7bおよび外フランジ部73を、それぞれ第1ケース7とギヤハウジング71とを連結する連結面として構成している。また、第1ケース7の底部7bに位置決め凸部53を形成し、この位置決め凸部53にギヤハウジング71の開口部71cがインロー嵌合されるようになっている。そして、位置決め凸部53の外周側にパッキン溝54を形成し、このパッキン溝54にOリング55を装着するようになっている。このため、簡素な構造で減速機付モータ2とバルブユニット3との間のシール性を確実に確保できる。
なお、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述の実施形態に種々の変更を加えたものを含む。
例えば、上述の実施形態では、減速機付モータ2を、バルブ駆動装置1に適用する場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、減速機付モータ2のキャリア部38に、様々な装置の駆動軸を連結することが可能である。
また、上述の実施形態では、モータ部5の回転軸19に、遊星歯車機構6の太陽歯車31を一体的に成形する場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、回転軸19と太陽歯車31とが相対回転不能に構成されていればよく、回転軸19と太陽歯車31とを別体に構成してもよい。
1 バルブ駆動装置
2 減速機付モータ
3 バルブユニット(外部装置)
4 ケース
6 遊星歯車機構
7 第1ケース(ケース)
7b 底部(一面)
8 第2ケース(ケース)
8b 底部(他面)
8c 側壁(側面)
10 ロータ
19 回転軸
31 太陽歯車
32 遊星歯車
33 内歯歯車
34 ギヤホルダ
36 大径歯車
37 小径歯車
38 キャリア部
41 センサマグネット(被回転位置検出体)
42 ベース部(センサホルダ部)
43 駆動軸回転位置検出装置
45 第1シャフト支持部(軸支持部)
49 ケース固定部(固定部)
51 脚部
51a センサ端子(端子部)
52 脚部挿通孔(挿通孔)
53 位置決め凸部
54 パッキン溝(環状溝)
55 Oリング(シール部材)
61 制御回路基板
65 コネクタ部
70 ハウジング(筐体)
71 ギヤハウジング(筐体)
72 バルブハウジング(筐体)
75 駆動軸(被駆動軸)

Claims (8)

  1. ケースと、
    このケースに回転自在に支持された回転軸を有するロータと、
    前記ケースに設けられ、前記回転軸の回転を減速すると共に、該回転軸と同軸上に設けられた被駆動軸に動力伝達するための遊星歯車機構と、
    前記被駆動軸の回転位置を検出する回転位置検出装置と、
    を備え、
    前記回転位置検出装置による検出信号に基づいて、前記被駆動軸の駆動制御が行われることを特徴とする減速機付モータ。
  2. 前記遊星歯車機構は、
    前記回転軸の一端に設けられた太陽歯車と、
    前記太陽歯車と噛合う大径歯部、およびこの大径歯部と同軸上に一体的に設けられる小径歯車を有する複数の遊星歯車と、
    を備えており、ギヤホルダによって前記ケースに固定され、
    前記回転位置検出装置は、前記ギヤホルダの前記被駆動軸と同軸上となる位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の減速機付モータ。
  3. 前記ギヤホルダは、
    前記遊星歯車を軸方向に移動不能に支持する軸支持部と、
    前記ケースに固定される固定部と、
    前記回転位置検出装置を保持するセンサホルダ部と、
    前記ケース内に臨まされる脚部と、
    を備え、
    前記脚部は、一端が前記回転位置検出装置に電気的に接続され、他端に前記回転位置検出装置の検出信号が出力される端子部が配設されていることを特徴とする請求項2に記載の減速機付モータ。
  4. 前記ケースの内部に、前記回転位置検出装置の検出信号に基づいて前記被駆動軸の駆動制御を行う制御回路基板を設け、
    前記ケースの前記脚部に対応する位置に、この脚部を挿通可能な挿通孔を形成し、
    前記ケースに前記ギヤホルダが取り付けられた状態で、前記端子部の他端が前記制御回路基板と電気的に接続されることを特徴とする請求項3に記載の減速機付モータ。
  5. 前記ケースは、内部に収納部を有する略直方体状に形成されており、
    前記ケースの一面に前記遊星歯車機構を設けると共に、前記一面と対向する他面に前記制御回路基板を設け、
    前記ケースの前記他面と交差する側面で、かつ前記他面の近傍に、前記制御回路基板と外部コネクタとを電気的に接続するためのコネクタ部を設けたことを特徴とする請求項4に記載の減速機付モータ。
  6. 前記ケースの前記一面には、前記ギヤホルダが取り付けられると共に、前記被駆動軸が軸支される外部装置の筐体が当接するようにして連結され、
    前記一面の前記ギヤホルダよりも外周側に、前記ケースと前記筐体との間をシールするシール部が設けられていることを特徴とする請求項2〜請求項5の何れか1項に記載の減速機付モータ。
  7. 前記ケースの前記一面には、前記筐体とインロー嵌合可能な位置決め凸部が設けられ、
    前記シール部は、
    前記位置決め凸部の外周側に沿って形成される環状溝と、
    この環状溝に配置されるシール部材と、
    により構成されていることを特徴とする請求項6に記載の減速機付モータ。
  8. 請求項2〜請求項7の何れか1項に記載の減速機付モータと、
    前記遊星歯車の外周側に設けられ、前記小径歯車に噛合う内歯歯車を有すると共に、前記被駆動軸が連結されるキャリア部と、
    を備え、
    前記被駆動軸の一端側に、前記回転位置検出装置と対向するように被回転位置検出体を設け、
    前記回転位置検出装置は、前記被回転位置検出体の回転位置を検出して検出信号を出力することを特徴とする駆動装置。
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