JP5649680B2 - アクチュエータ - Google Patents
アクチュエータ Download PDFInfo
- Publication number
- JP5649680B2 JP5649680B2 JP2013062456A JP2013062456A JP5649680B2 JP 5649680 B2 JP5649680 B2 JP 5649680B2 JP 2013062456 A JP2013062456 A JP 2013062456A JP 2013062456 A JP2013062456 A JP 2013062456A JP 5649680 B2 JP5649680 B2 JP 5649680B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- electric motor
- control board
- output shaft
- connector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Description
アクチュエータのケースは複数のカバーで構成されており、各カバーによってブラシレスモータ、変速機構を構成する複数の歯車、および制御基板が支持されている。すなわち、各カバーによって外部と区画された1つの部屋が形成され、この部屋にブラシレスモータ、変速機構、および制御基板が混在した形で設けられている(例えば、特許文献1参照)。
本発明に係るアクチュエータは、前記第一ケースに、前記制御基板を固定すると共に、前記モータハウジングと前記コネクタとが一体に設けられていることを特徴とする。
本発明に係るアクチュエータでは、前記ケーシングは、第一ケースおよび第二ケースから成り、前記第一ケースに前記電動モータが支持され、前記第二ケースに前記出力軸が支持され、前記第一ケースに、前記制御基板を固定すると共に、前記モータハウジングと前記コネクタとが一体に設けられていることを特徴とする。
図1〜図3に示すように、アクチュエータ1は、例えば、自動車に搭載され、可変ノズル式ターボチャージャのノズルベーンを開閉動作させるために用いられるものであって、ケーシングユニット2内に電動モータ3、変速機構4、および電動モータ3の駆動制御を行う制御基板5とを備えている。
ケーシングユニット2は、電動モータ3が内装されている第一ケース6と、変速機構4が内装されている第二ケース7とで構成されている。これらケース6,7は、両者6,7の間に平板状のベースプレート8を介装させた状態で複数のボルト50によって互いに締結固定されている。
第一ケース6のエンド部(底部)6bには、長手方向の一端側に、電動モータ3を固定するための有底筒状の固定部16が突設されている。固定部16は、エンド部(底部)16aを外側に向けた形で設けられている。
ステータ11は、磁性材料の板材を軸方向に積層したり、磁性金属粉体を加圧したり(圧粉磁心)することで形成されたものであって、周壁を形成するコア本体13と、コア本体13から径方向内側に向かって突設された複数のティース部14とが一体成形されている。
この他に、回転軸17の他端には、第二ケース7に内装されている変速機構4に噛合うピニオンギア41が設けられている。
第一段差部9には、平面視略長方形状のベースプレート8が内周面6cに内嵌された状態で配置されている。また、第一段差部9の段差面9aには、全周に亘って溝59が形成され、ここに段差面9aとベースプレート8との合わせ面をシールするためのパッキン60が設けられている。
また、制御基板5には、第二ケース7側の面に、変速機構4に設けられたセンサマグネット28の磁界の変化を示す情報として検出する磁気抵抗素子29が実装されている。
この他に、制御基板5には、長手方向の電動モータ3とは反対側端の一側と、長手方向略中央の一側とに、それぞれ後述する雑防素子を実装するための端子接続部5a,5bが設けられている。
ターミナルユニット121は、コンデンサ30、およびインダクタ31から制御基板5の接続端子5a,5bに至る間に延在する不図示のターミナルを有している。また、ターミナルユニット121は、後述するコネクタ35の端子37と一体化された不図示のコネクタ用ターミナルを有している。コネクタ用ターミナル(不図示)は、コネクタ35の端子37と制御基板5の接続端子5aとの間を跨るように形成されている。
収納部32の凸部32aは、コンデンサ30、およびインダクタ31を収納可能な突出高さに設定されているので、固定部16やコネクタ35の突出高さと比較して低くなる。
第二ケース7は、この外周縁が第一ケース6に内嵌された状態で固定されている。すなわち、ベースプレート8は、第二ケース7の周壁7bの端面7cと第一ケース6の第一段差部9の段差面9aとで挟持された状態になっている。このため、ケーシングユニット2の内部は、ベースプレート8によって第一ケース6側のモータ室86と、第二ケース7側のギア室43とに区画された状態になる。
ここで、ベースプレート8が第一ケース6の第一段差部9に配置されることによって、第一ケース6の第二段差部10に配置された制御基板5は、モータ室86内に存在している状態になる。
変速機構4の第一ギア44は、電動モータ3の回転軸17に取り付けられているピニオンギア41と噛合う大径歯車44aと、この大径歯車44aよりも小さい小径歯車44bとが一体成形されたものである。第一ギア44は、第一アイドラ軸48に回転自在に軸支されている。第一アイドラ軸48は、両端がそれぞれベースプレート8と第二ケース7のエンド部(底部)7cに支持されている。
歯車本体61には、第一ケース6側の面に平面視略環状の溝63が形成されており、ここに平面視略C字状の凸部79が形成されている。この凸部79が形成された溝63には、リターンスプリング(不図示)が設けられている。リターンスプリングは、セクタギア46が回動した際、セクタギア46に対して初期位置への復帰習性を付与するためのものである。なお、アクチュエータ1の仕様によっては、歯車本体61の溝63にリターンスプリングを設けずに、セクタギア46に初期位置への復帰習性を付与しなくてもよい。
また、出力軸47の先端側には、先端に向かうに従って徐々に先細りとなるように形成された先細り部67が設けられており、ここにセレーション68が形成されている。
セクタギア46は、有底円筒部62に設けられている縮径部76の段差面76aがベースプレート8の軸受け73の内輪に当接すると共に、有底円筒部62の先端が第二ケース7の軸受け75の内輪に当接することによって軸方向への移動が規制されている。
回転軸17の先細り部67に形成されているセレーション68には、出力アーム69が取り付けられる(図1参照)。この出力アーム69は、例えば、可変ノズル式ターボチャージャのノズルベーンに連係されるものである。出力軸47の先細り部67よりも先端側には、雄ネジ部70が設けられており、ここにナット71を螺入することによって出力アーム69が出力軸47に締結固定されるようになっている。
また、上述の実施形態では、第一ケース6の内周面6cに、開口縁からエンド部(底部)6bに向かうに従って徐々に開口面積が小さくなるように第一段差部9と第二段差部10とを順に形成し、第一段差部9にベースプレート8を、第二段差部10に制御基板5を配置した場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、第二ケース7に、開口縁から順に第一段差部9と第二段差部10とを形成し、第一ケース6寄りの第一段差部9に制御基板5を、第二段差部10にベースプレート8を配置してもよい。また、第一ケース6、および第二ケース7の何れか一方に制御基板5、およびベースプレート8を配置せずに、第一ケース6に制御基板5を、第二ケース7にベースプレート8を配置するように構成してもよい。
2 ケーシングユニット(ケーシング)
3 電動モータ
4 変速機構
5 制御基板
6 第一ケース
7 第二ケース
8 ベースプレート
16 固定部(モータハウジング)
17 回転軸
22,28 センサマグネット
24,80 回転位置検出装置
25 ホール素子(磁気検出素子)
29 磁気抵抗素子(磁気検出素子)
30 コンデンサ(雑防素子)
31 インダクタ(雑防素子)
32 収納部
35 コネクタ
47 出力軸
121 ターミナルユニット
Claims (8)
- 第一ケースおよび第二ケースからなるケーシングと、
前記第一ケースに支持された電動モータと、
前記第二ケースに出力軸が支持された変速機構と、を備え、
前記電動モータの回転力を変速機構を介して前記出力軸に伝達するアクチュエータであって、
前記電動モータの駆動制御を行うための制御基板と、前記電動モータのモータハウジングと、前記電動モータに電力を供給するためのコネクタとが設けられ、
前記制御基板と前記コネクタとがターミナルユニットで接続されていると共に、前記コネクタが前記制御基板を介して前記電動モータに接続され、
前記電動モータの回転軸、および前記変速機構の前記出力軸の少なくとも何れか一方の回転位置を検出する回転位置検出装置を設け、
この回転位置検出装置は、
前記回転軸および前記出力軸の少なくとも何れか一方と一体となって回転する回転センサマグネットと、
このセンサマグネットの磁界の変化を検出する磁気検出素子と、から成り、
前記コネクタと前記出力軸との間に前記制御基板を配置し、
前記制御基板の前記センサマグネットに対向する位置に、前記磁気検出素子を設けたことを特徴とするアクチュエータ。 - 前記第一ケースに、前記制御基板を固定すると共に、前記モータハウジングと前記コネクタとが一体に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のアクチュエータ。
- ケーシングと、
前記ケーシングに支持された電動モータと、
前記ケーシングに出力軸が支持された変速機構と、を備え、
前記電動モータの回転力を前記変速機構を介して前記出力軸に伝達するアクチュエータであって、
前記ケーシングに、前記電動モータの駆動制御を行うための制御基板を固定すると共に、前記電動モータのモータハウジングと、前記電動モータに電力を供給するためのコネクタとが一体に設けられ、
前記制御基板と前記コネクタとがターミナルユニットで接続されていると共に、前記コネクタが前記制御基板を介して前記電動モータに接続され、
前記電動モータの回転軸、および前記変速機構の前記出力軸の少なくとも何れか一方の回転位置を検出する回転位置検出装置を設け、
この回転位置検出装置は、
前記回転軸および前記出力軸の少なくとも何れか一方と一体となって回転するセンサマグネットと、
このセンサマグネットの磁界の変化を検出する磁気検出素子と、から成り、
前記コネクタと前記出力軸との間に前記制御基板を配置し、
前記制御基板の前記センサマグネットに対向する位置に、前記磁気検出素子を設けたことを特徴とするアクチュエータ。 - 前記ケーシングは、第一ケースおよび第二ケースから成り、
前記第一ケースに前記電動モータが支持され、
前記第二ケースに前記出力軸が支持され、
前記第一ケースに、前記制御基板を固定すると共に、前記モータハウジングと前記コネクタとが一体に設けられていることを特徴とする請求項3に記載のアクチュエータ。 - 前記ケーシングに、前記第一ケースと前記第二ケースとを軸方向に区画するベースプレートを設けたことを特徴とする請求項1または請求項2または請求項4に記載のアクチュエータ。
- 前記制御基板と前記変速機構との間に、前記ベースプレートを配置したことを特徴とする請求項5に記載のアクチュエータ。
- 前記ベースプレートには、前記電動モータの回転軸、および前記出力軸の少なくとも一方の一端が回転自在に支持されていることを特徴とする請求項5または請求項6に記載のアクチュエータ。
- 前記第一ケースには、前記モータハウジングと前記コネクタとの間に、雑防素子を収納する収納部を設けたことを特徴とする請求項1,2,4〜7の何れか1項に記載のアクチュエータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013062456A JP5649680B2 (ja) | 2013-03-25 | 2013-03-25 | アクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013062456A JP5649680B2 (ja) | 2013-03-25 | 2013-03-25 | アクチュエータ |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008312434A Division JP5294817B2 (ja) | 2008-12-08 | 2008-12-08 | アクチュエータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013138606A JP2013138606A (ja) | 2013-07-11 |
JP5649680B2 true JP5649680B2 (ja) | 2015-01-07 |
Family
ID=48913863
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013062456A Active JP5649680B2 (ja) | 2013-03-25 | 2013-03-25 | アクチュエータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5649680B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6897486B2 (ja) * | 2017-10-20 | 2021-06-30 | 株式会社デンソー | アクチュエータ |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63146449U (ja) * | 1987-03-16 | 1988-09-27 | ||
JPH0756598Y2 (ja) * | 1989-09-27 | 1995-12-25 | 松下電器産業株式会社 | 歯車減速機付電動機 |
JP2001268842A (ja) * | 2000-03-16 | 2001-09-28 | Asmo Co Ltd | モータ |
JP5138243B2 (ja) * | 2007-03-16 | 2013-02-06 | 株式会社ケーヒン | アクチュエータ及び回転装置 |
-
2013
- 2013-03-25 JP JP2013062456A patent/JP5649680B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013138606A (ja) | 2013-07-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2010136587A (ja) | アクチュエータ | |
JP2010136588A (ja) | アクチュエータ | |
EP1914520B1 (en) | Inductive rotation angle sensor and motor-driven airflow control device using the same | |
JP5261229B2 (ja) | アクチュエータ | |
JP5984898B2 (ja) | レンジ切り替え装置 | |
JP7078455B2 (ja) | 駆動装置 | |
JP2008309598A (ja) | 角度検出センサおよびその角度検出センサを備えた吸入空気量制御装置 | |
JP6819411B2 (ja) | 電動アクチュエータ | |
WO2019077886A1 (ja) | 減速機構及び減速機付モータ | |
KR20150035911A (ko) | 회전 전기 | |
JP2015023659A (ja) | 減速機付モータおよび駆動装置 | |
JP5294817B2 (ja) | アクチュエータ | |
US11408485B2 (en) | Electric actuator | |
JP2010136590A (ja) | アクチュエータ | |
JP2009160721A (ja) | 電動回転継手 | |
JP5649680B2 (ja) | アクチュエータ | |
JP5193842B2 (ja) | インダクタンス式回転角度検出装置とその製造方法、及びそれを備えたモータ駆動式の絞り弁制御装置 | |
JP2010136591A (ja) | アクチュエータ | |
JP5138243B2 (ja) | アクチュエータ及び回転装置 | |
JP5450511B2 (ja) | インダクタンス式回転角度検出装置及びそれを備えたモータ駆動式の絞り弁制御装置 | |
KR20160025381A (ko) | 모터 및 이를 포함하는 동력 전달 장치 | |
KR101559160B1 (ko) | 전기식 엑추에이터의 배치구조 | |
WO2019065505A1 (ja) | 電動アクチュエータ | |
JP6315933B2 (ja) | ロータおよびブラシレスモータ | |
KR101559162B1 (ko) | 위치센서가 부착된 캐리어를 포함하는 전기식 엑추에이터 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131226 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140204 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140407 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141104 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141111 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5649680 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |