JP2011160516A - 電動ハブユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、放熱効果を保ちながら、軸受部を大型化させ易い電動ハブユニットを提供する。
【解決手段】電動ハブユニット1において、ステータ13を封止する第1の樹脂モールド部M1は、モータケース10に圧着され、回路基板7を封止する第2の樹脂モールド部M2もモータケース10に圧着され、外部に露出する第2の軸受部31は、モータケース10に当接させられている。従って、ステータ13で発生した熱は第1の樹脂モールド部M1を介してモータケース10に伝達され、回路基板7上の電子部品が発生した熱は、第2の樹脂モールド部M2を介してモータケース10に伝達される。そして、モータケース10に集められた熱は、第2の軸受部31に伝達されて外部に放散されることになる。このような構成の電動ハブユニット1は、第2の軸受部31を大型化させ易く、しかも、第2の軸受部31を大型化させればさせる程、放熱効果を高めることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電動車(例えば、電動自転車、電動アシスト自転車、歩行介助車など)に利用される電動ハブユニットに関するものである。
従来、このような分野の技術として、特開2009−12542号公報がある。この公報に記載された電動ハブ装置(電動ハブユニット)は、ハブ軸に対して回転自在なハブ体と、ハブ体を回転させるモータとを有している。ハブ体の一端部には開口部が形成され、他端部は、閉じた円筒状に形成され、モータは、ハブ体内に配設されており、モータハウジングは、ハブ体の開口部から外部に露出させられ、ステータは、絶縁性と熱伝導性とを有する樹脂で覆われていると共に、樹脂を介してモータハウジングに密着されている。そして、ハブ体の開口部にはモータハウジングの外周部との間に軸受部が配設され、左右のハブ軸の間に配置された回転軸にロータが固定され、ロータと一緒に回転軸が回転することで、遊星歯車機構を介してハブ体が回転する。
特開2009−12542号公報
しかしながら、前述した従来の電動ハブ装置では、ステータのコイルで発生した熱は、樹脂部を通って、モータハウジングの露出部分から外部に放散されるが、モータハウジングを外部に露出させるためにハブ体の開口部とモータハウジングの外周部の間に軸受部を配設しているので、軸受部の内径穴が大きくさらに外径との差が小さい軸受を採用しなければならず、このような軸受部は回転保持精度や耐久力が低い。回転保持精度や耐久力を高めるために、大型の軸受部を採用すると、電動ハブ装置自体を大型化させるか複雑化させなければならない。従って、このような電動ハブ装置では、ステータから発生する熱の放熱性を保ちながら軸受部を大型化させ難いといった問題点があった。
本発明は、放熱効果を保ちながら、軸受部を大型化させ易い電動ハブユニットを提供することを目的とする。
本発明は、車軸の軸線を中心に回転するハブ内に、モータ部が内蔵された電動ハブユニットにおいて、
ハブ内には、
モータケース内にロータ及びステータが収容されたモータ部と、
ロータの回転を減速してハブに伝達する減速歯車部と、
ロータの回転を制御すると共に、モータケースとハブとの間に配置された回路基板と、
外輪がハブ側に固定され、内輪が車軸側で固定されて、ハブを回転自在に支持する軸受部と、を備え、
鉄心にコイルが巻かれたステータは、モータケースの内壁面に密着される第1の樹脂モールド部で封止され、
電子部品を有する回路基板は、モータケースの外壁面に密着される第2の樹脂モールド部で封止され、
外部に露出する軸受部の内輪は、モータケースに当接されていることを特徴とする。
この電動ハブユニットにおいて、ステータで発生した熱は第1の樹脂モールド部を介してモータケースに伝達され、回路基板上の電子部品が発生した熱は、第2の樹脂モールド部を介してモータケースに伝達される。そして、モータケースに集められた熱は、軸受部に伝達されて外部に放散されることになる。このような構成の電動ハブユニットは、軸受部を大型化させ易く、しかも、軸受部を大型化させればさせる程、放熱効果を高めることができる。軸受部は、回転保持精度や耐久力を高めるために、設計上、大型化させる必要性に迫られることがあるが、本発明のような構成を採用することで、放熱効果の向上とハブの回転安定性との両立を軸受部の大型化によって達成させることができる。さらに、一般的に電子部品の耐熱性を高めると電子部品自体が大型化されてしまうが、本発明では、回路基板上の電子部品の放熱性を高めているので、耐熱性の高い電子部品を使用しなくても良く、電子部品の小型化や低コスト化が可能になり、その結果、電子部品の占有スペースの縮小化が図られ、モータ部の占有スペースの拡大化すなわちパワーアップを目的としたモータ部の大型化を可能にする。
また、軸受部の内輪には、回路基板に結線された配線を挿入させる配線引出し孔が形成されていると好適である。
一般的な電動ハブユニットにおけるハブは、モータ部や減速歯車部を包むように形成されている場合が多く、しかも回転しているので、従来の配線の引出し方は、車軸を貫通させるような設計が強いられていたが、本発明の場合、回路基板に結線された配線を、大型化された軸受部の内輪を利用して容易に外部に排出させることができ、軸受部が大型化すればするほど、配線の引出が容易になるといった優れた効果を有する。
本発明によれば、放熱効果を保ちながら、軸受部を大型化させ易い。
本発明に係る電動ハブユニットの一実施形態を示す断面図である。 図1に示された電動ハブユニットの分解断面図である。 遊星歯車機構及び仕切板を示す平面図である。 本発明に係る電動ハブユニットの他の実施形態を示す断面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る電動ハブユニットの好適な実施形態について詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、電動ハブユニット1は、電動自転車、電動アシスト自転車、電動バイク、電動自動車などの車輪に利用される。この電動ハブユニット1は、車軸2が貫通したモータ部3と、車軸2を中心に回転するハブ4と、モータ部3の出力を減速させてハブ4に伝達する減速歯車部6と、モータ部3を制御する回路基板7と、車軸2に対してハブ4を回転自在に支持する左右一対の軸受部30,31と、を主たる構成部品として備えている。そして、ハブ4内には、モータ部3と減速歯車部6と回路基板7と軸受30,31とが収容されている。
モータ部3は、車軸2の軸線L方向における一端が開放されたモータケース10を有し、モータケース10の周囲でハブ4は回転するので、モータケース10の外周壁10bは、ハブ4から離間させられている。このモータケース10内には、鉄心からなるコア11にコイル12が巻かれたステータ13と、ステータ13に対して回転するロータ14とを備えている。ステータ13は、電気絶縁性及び弾力性のある樹脂によって形成された第1の樹脂モールド部M1によって封止され、樹脂モールドされたステータ13の外周面は、モータケース10の円筒状の外周壁10b及び円板状の端壁10cの内壁面に密着されている。ロータ14は、ステータ13より内側に位置する円筒状のマグネット16と、マグネット16と車軸2との間に介装されて、モータ部3が電気的にロックされてもハブ4の回転を可能にするスリップ制御手段17と、で構成されている。
モータケース10の軸線L方向における一端部には、軸線Lを中心としたリング状の開口部10aが形成されている。この開口部10aは、モータケース10の平坦な端面の略全体に渡って形成され、開口部10a内には、減速歯車部としての遊星歯車機構6が配置されている。そして、モータケース10の他端部には、端壁10cと突起部10dが形成されて車軸2に固定されている。
遊星歯車機構6は、ロータ14の一部として構成されると共に、開口部10aの位置で車軸2の周囲を回転する太陽歯車21と、開口部10aの位置でモータケース10の外周壁10bの端部に形成された内歯車22と、キャリアとして機能するハブ4に軸支されると共に、太陽歯車21と内歯車22との間に配置されて、太陽歯車21及び内歯車22と噛合する4個の遊星歯車23と、を備えている(図3参照)。そして、各遊星歯車23は、ハブ4の軸線L方向における一端部からハブ4の内方に向けて軸線L方向に突出する軸部26に、軸受27を介して回転自在に取り付けられている。
このような遊星歯車機構6では、ロータ14と一緒に太陽歯車21が回転し、太陽歯車21の周囲で遊星歯車23が公転することでハブ4が回転し、ロータ14の回転は減速されてハブ4に伝達される。そして、遊星歯車機構6は、偏平であるので、開口部10aを塞ぐように配置させることができ、ハブ4の薄型化に寄与している。
ドラム状のハブ4は、カップ形状をなすハブ本体部4Aと、ハブ本体部4Aの開口端4aを閉鎖する偏平なカバー部4Bとからなる。ハブ本体部4Aに形成されたフランジ部4eと、カバー部4Bに形成されたフランジ部4bとを突き合わせた状態で、ネジ28により、ハブ本体部4Aとカバー部4Bとが一体化されている。そして、ハブ本体部4Aとカバー部4Bとの重なり部分には、リング状のシールゴム29が介装されている。
さらに、軸線L方向において、ハブ本体部4Aの端部に形成された車軸突出孔4cには、車軸2に対するハブ4の回転を支持するための転がり軸受からなる第1の軸受部30が装着され、カバー部4Bの端部に形成された車軸突出孔4dには、車軸2に対するハブ4の回転を支持するための転がり軸受からなる第2の軸受部31が装着されている。そして、車軸2の一端部には、第1の軸受部30を保持する第1のナット部32が螺着され、第1の軸受部30の外輪30aがハブ4のハブ本体部4Aに当接し、第1の軸受部30の内輪30bが第1のナット部32に当接することで、第1の軸受部30の脱落を防止している。同様に、車軸2の他端部には、第2の軸受部31を保持する第2のナット部33が螺着され、第2の軸受部31の外輪31aがハブ4のカバー部4Bに当接し、第2の軸受部31の内輪31bが第2のナット部33に当接することで、第2の軸受部31の脱落を防止している。
カバー部4Bとモータケース10の円板状の端壁10cと第2の軸受部31とで画成された空間内に円板状の回路基板7が配置され、電子部品が実装された回路基板7は、電気絶縁性及び弾力性のある樹脂によって形成された第2の樹脂モールド部M2によって封止されている。この第2の樹脂モールド部M2は、回転可能なハブ4のカバー部4Bから離間され、第2の樹脂モールド部M2の端面M2aは、モータケース10の端壁10cの外壁面に密着されている。更に、回路基板7の中央開口7a及び第2の樹脂モールド部M2の中央開口M2c内には、モータケース10の端壁10cから車軸2に沿って突出する円柱状の突起部10dが挿入され、回路基板7は、モータケース10の端壁10cに接近され且つ平行に配置されている。そして、回路基板7に結線された配線34は、第2の軸受部31の内輪31bを貫通して外部に排出され、第2の軸受部31の内輪31bに形成された配線引出し孔35には、第1及び第2の樹脂モールド部M1,M2と同じ材質からなる防水性のシール材39が充填されている。
第2の軸受部31は、外輪31aがハブ4に固定され、内輪31bが車軸2に固定されて、ハブ4を回転自在に支持し、この内輪31bは、径方向断面積がモータケース10の突起部10dの径方向断面積よりも大きく形成され、突起部10dの端面10eにナット部33によって軸線L方向から圧着されている。尚、外輪31aとハブ4の間や内輪31bと車軸2の間に他の部材を介することも可能であるが、この場合は、これらの抜け止めが必要になる。また、第2の樹脂モールド部M2の周縁部M2bは、軸線L方向に環状に膨出され、これによって第2の樹脂モールド部M2の拡大化が図られ、電子部品の放熱化の向上が図られている。
この電動ハブユニット1において、第1の樹脂モールド部M1及びコア11は、モータケース10の外周壁10bに圧着され、第1の樹脂モールド部M1と第2の樹脂モールド部M2とでモータケース10の端壁10cが挟み込まれ、第2の樹脂モールド部M2の中央開口M2cを形成する壁面M2dは、突起部10dの周面に圧着されているので、ステータ13で発生した熱は第1の樹脂モールド部M1を介してモータケース10に伝達され、回路基板7上の電子部品が発生した熱は、第2の樹脂モールド部M2を介してモータケース10に伝達される。そして、モータケース10に集められた熱は、第2の軸受部31の内輪31bに伝達されて外部に放散されることになる。このような構成の電動ハブユニット1は、第2の軸受部31を大型化させ易く、モータケース10(モータ3)と回路基板7がハブ4で完全に包囲されていても放熱の向上が図られ、しかも、第2の軸受部31を大型化させればさせる程、放熱効果を高めることができる。
第2の軸受部31は、回転保持精度や耐久力を高めるために、設計上、大型化させる必要性に迫られることがあるが、本発明のような構成を採用することで、放熱効果の向上とハブ4の回転安定性との両立を第2の軸受部31の大型化によって達成させることができる。さらに、一般的に電子部品の耐熱性を高めると電子部品自体が大型化されてしまうが、本発明では、回路基板7上の電子部品の放熱性を高めているので、耐熱性の高い電子部品を使用しなくても良く、電子部品の小型化や低コスト化が可能になり、その結果、電子部品の占有スペースの縮小化が図られ、モータ部3の占有スペースの拡大化すなわちパワーアップを目的としたモータ部3の大型化を可能にする。
また、一般的な電動ハブユニットにおけるハブは、モータ部や減速歯車部を包むように形成されている場合が多く、しかも回転しているので、従来の配線の引出し方は、車軸を貫通させるような設計が強いられていたが、本発明の場合、回路基板7に結線された配線34を、大型化された第2の軸受部31の内輪31bを利用して容易に外部に排出させることができ、第2の軸受部31が大型化すればするほど、配線34の引出しが容易になる。なお、この配線34は、突起部10dに形成されたスリット10fを通って配線引出し孔35から外部に導出される。
更に、この電動ハブユニット1においては、遊星歯車機構(減速歯車部)6とモータ部3内のロータ14及びステータ13とを仕切るように、軸線Lに対して垂直に配置された円板状の仕切板36が、モータケース10内で別部品として配置され、この仕切板36は、遊星歯車23を支持する軸部26の遊端に当接し、軸部26の雌ねじ部26aに螺着されたネジ37により固定されている。仕切板36の外周端は、モータケース10の外周壁10bに近接され、仕切板36の中央開口部36aには、車軸2が貫通し、中央開口部36aから太陽歯車21を突出させている。また、ネジ37は、緩み止めのためにワッシャ38を介して仕切板36に挿入されている。
この仕切板36によって、減速歯車部6とモータ部3内のロータ14及びステータ13とが分離され、モータケース10によって減速歯車部6と回路基板7とが分離されている。また、モータケース10の開口部10a内に減速歯車部6が配置されているので、ハブ4に関しては、軸線L方向即ち車幅方向の長さを短くすることができ、ハブ4を薄型化させることができる。
この薄型化の達成のために、減速歯車部6をモータケース10内に配置させた結果として、減速歯車部6とモータ部3内のロータ14及びステータ13とが接近し、歯車21,22,23の摩耗粉の影響をロータ14及びステータ13が受け易くなっているが、減速歯車部6で発生した歯車21,22,23の摩耗粉が、減速歯車部6に塗布されたグリースと一緒に飛散しても、仕切板36によって、摩耗粉がロータ14やステータ13に付着し難く、摩耗粉の噛み込みによるモータ部3の回転不良を回避させることができる。更に、回路基板7は、モータケース10内に配置された減速歯車部6から遠く離されて、モータケース10の外に配置されているので、歯車21,22,23の摩耗粉が極めて付着し難い。そして、回路基板7は、モータケース10によってコイル12から隔てられているので、コイル12から発生する熱は、モータケース10によって回路基板7に伝達し難く、回路基板7上の電子部品の寿命低下や、電子部品の誤作動を防止することができる。
そして、遊星歯車23の回転を支持する軸部26を有効に利用することで、仕切板36をネジ37によって簡単に固定させることができる。そして、仕切板36をハブ4に固定すると、ハブ4内にモータ部3を組み付ける際に遊星歯車23が落下することがないので、ハブ4のハブ本体4A内にモータ部3を組み込む際の作業性が良好になる。また、電動ハブユニット1の内部の分解掃除の際に、ネジ37の採用によって仕切板36を容易に外すことができる。なお、仕切板36は、軸部26の遊端に溶接やカシメ等により固定されてもよい。
本発明は、前述した実施形態に限定されないことは言うまでもない。例えば、図4に示すように、他の電動ハブユニット1Aおいて、回路基板7の裏面(電子部品が実装される面の反対側の面)には、アルミ等の非導電性金属からなるドーナツ状の放熱板25が圧着され、この放熱板25は、モータケース10の端壁10cの外壁面に圧着されている。この放熱板25の採用により、回路基板7上の電子部品が発生した熱を、モータケース10の端壁10cに伝達させ易くしている。
1,1A…電動ハブユニット 2…車軸 3…モータ部 4…ハブ 6…減速歯車部(遊星歯車機構) 7…回路基板 10…モータケース 11…鉄心(コア) 12…コイル 13…ステータ 14…ロータ 31…軸受部 31a…外輪 31b…内輪 34…配線 35…配線引出し孔 M1…第1の樹脂モールド部 M2…第2の樹脂モールド部 L…軸線

Claims (2)

  1. 車軸の軸線を中心に回転するハブ内に、モータ部が内蔵された電動ハブユニットにおいて、
    前記ハブ内には、
    モータケース内にロータ及びステータが収容された前記モータ部と、
    前記ロータの回転を減速して前記ハブに伝達する減速歯車部と、
    前記ロータの回転を制御すると共に、前記モータケースと前記ハブとの間に配置された回路基板と、
    外輪が前記ハブ側に固定され、内輪が前記車軸側で固定されて、前記ハブを回転自在に支持する軸受部と、を備え、
    鉄心にコイルが巻かれた前記ステータは、前記モータケースの内壁面に密着される第1の樹脂モールド部で封止され、
    電子部品を有する前記回路基板は、前記モータケースの外壁面に密着される第2の樹脂モールド部で封止され、
    外部に露出する前記軸受部の前記内輪は、前記モータケースに当接されていることを特徴とする電動ハブユニット。
  2. 前記軸受部の前記内輪には、前記回路基板に結線された配線を挿入させる配線引出し孔が形成されていることを特徴とする請求項1記載の電動ハブユニット。
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