JPH1032958A - 基準位置の間を移動できる可動部材を駆動するオン・オフ装置 - Google Patents

基準位置の間を移動できる可動部材を駆動するオン・オフ装置

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JPH1032958A
JPH1032958A JP9085299A JP8529997A JPH1032958A JP H1032958 A JPH1032958 A JP H1032958A JP 9085299 A JP9085299 A JP 9085299A JP 8529997 A JP8529997 A JP 8529997A JP H1032958 A JPH1032958 A JP H1032958A
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gear
transmission mechanism
movable member
oscillating
reference positions
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Peter Pohl
ポール ペータァ
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Daikyo Webasto Co Ltd
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    • B60J7/00Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
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    • E05FDEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基準位置の間を移動できる可動部材を駆動す
る駆動装置のオン・オフ装置であって、移動可能な可動
部材の目標ストロークに対する切換歯車の切換角度の適
合性を改善できる形式のものを創成する。 【解決手段】 可動部材25の少なくとも1つの所定位
置において駆動電動機21を停止するスイッチ装置を有
し、基準位置の間を移動できる可動部材25を駆動する
電動機のオン・オフ装置であって、スイッチ装置の作動
のため、基準位置の間の部材の移動時に偏心伝動機構2
3を介して360度よりも小さく回転運動される切換歯
車17が設けてあり、偏心伝動機構23は、2段に構成
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基準位置の間を移
動できる可動部材を駆動する電動機のオン・オフ装置で
あって、可動部材の少なくとも1つの所定位置において
駆動電動機を停止するスイッチ装置を有し、スイッチ装
置の作動のため、基準位置の間の部材の移動時に偏心伝
動機構を介して360度よりも小さく回転運動される切
換(スイッチング)歯車を設けた形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】上記のようなオン・オフ装置は、特に、
特公平4-40213 号公報から公知である。この公知の装置
の場合、切換歯車は、伝動機構ハウジング外に設けてあ
り、他方、同じく伝動機構ハウジング外に設けた揺動歯
車は、伝動機構ハウジングの受けに受容された2つのボ
ルトを介して伝動機構ハウジングと係合され、かくし
て、揺動運動のため、伝動機構ハウジングに対して側方
へ摺動できるが、本質的に上記ハウジングに対して回転
運動を行うことはできない。切換歯車は、外面に歯列を
設けた内側歯車として構成された揺動歯車と噛合う内面
に歯列を設けた外側歯車として構成されている。揺動歯
車は、揺動運動時、駆動シャフトに関して回転し、他
方、切換歯車は、駆動シャフトに関して同心に回転す
る。更に、切換歯車および揺動歯車は、相互に相対的に
回転運動および揺動運動を行い、この場合、回転数差
は、当該の歯数によって決定される。
【0003】このような装置には、切換歯車の切換角度
を可動部材の所望のストロークに概略的に適合させ得る
に過ぎないという欠点がある。偏心伝動機構を有し、ハ
ウジングに固定の歯車が、内歯列を設けた外側歯車とし
て構成され、外歯列を設けた内側歯車として構成された
揺動歯車と噛合う形式のオン・オフ装置は、ドイツ特許
第3230065号から公知である。揺動歯車および切
換歯車は、回転運動成分に関して相互に結合、固定され
るが、半径方向へ相互に摺動できるよう相互に係合し、
揺動歯車には、軸線方向へ延び、切換歯車に軸線方向ボ
アとして構成された駆動受けと係合する対応する駆動ボ
ルトが形成されている。
【0004】この公知の装置の場合も、偏心伝動機構の
単段構造にもとづき上述の欠点が生ずる。偏心伝動機構
を含み、外側歯車として構成された切換歯車のみを有
し、補足の揺動歯車を有していないオン・オフ装置は、
ドイツ特許第4209652号から公知である。この場
合、切換歯車と噛合う内側歯車は、伝動機構ハウジング
部分に駆動シャフトに関して同心に形成してある。しか
しながら、構造簡単なこのオン・オフ装置は、切換歯車
が偏心揺動運動を行う限り、不利である。従って、切換
歯車の外周面は、揺動運動がバランスされるよう、即
ち、スイッチ装置と周面との間に常に一定の間隔が存在
するよう、構成しなければならない。この要求は、切換
歯車の外周面の波状輪郭を必要とし、従って、高い製造
費を意味し、更に、切換点を円周方向へ任意に選択でき
ないという結果を招く。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、基準
位置の間を移動できる可動部材を駆動する駆動装置のオ
ン・オフ装置であって、移動可能な可動部材の目標スト
ロークに対する切換歯車の切換角度の適合性を改善でき
る形式のものを創成することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は、冒頭に述べ
た特徴を有するオン・オフ装置から出発して、偏心伝動
機構を2段に構成することによって、解決される。2段
偏心伝動機構を介して切換歯車を駆動することによっ
て、公知の1段偏心伝動機構の場合よりもフレキシビル
に且つ正確に、移動可能な可動部材の所要のストローク
に切換歯車の切換角度を簡単に適合させることができ
る。
【0007】本発明の別の有利な実施例の場合、偏心伝
動機構の入力部および出力部が純粋な回転運動を行うよ
う、偏心伝動機構の双方の伝動段を相互に結合する。か
くして、追加の構造費を要することなく、切換歯車の特
に均一な回転運動が保証される。任意のすべての位置に
おいて駆動装置をオフできる。本発明の別の実施例にも
とづき、偏心伝動機構に、揺動歯車と、揺動歯車と噛合
い伝動機構ハウジングに関して不動の歯車とを設け、電
動機によって駆動され偏心伝動機構の入力部をなすシャ
フトの回転軸に関して揺動するよう揺動歯車を軸支し、
揺動歯車に内歯列および外歯列を設け、切換歯車によっ
て偏心伝動機構の出力部を形成し、シャフトに関して同
心の回転運動を行うよう切換歯車を軸支し、切換歯車に
揺動歯車と噛合う歯列を設け、シャフトを伝動機構ハウ
ジングに回転自在に軸支すれば、オン・オフ装置は、特
に堅牢で簡単な部材から構成される。
【0008】本発明の好ましい実施例を従属請求項に示
した。
【0009】
【発明の実施の形態】添付の図面を参照して、以下に、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。第1図は、本発
明に係るオン・オフ装置の縦断面図であり、第2図は、
第1図の線IIーIIに沿う第1図のオン・オフ装置の横断
面図であり、第3図は、本発明の別の実施例の第1図と
同様の図面であり、第4図は、オン・オフ装置の更に別
の実施例の断面図である。
【0010】図1を参照して説明すると、伝動機構ハウ
ジング1は、ハウジング部分2を有する。伝動機構ハウ
ジング1には、駆動シャフト3が回転自在に軸支してあ
る。駆動シャフト3の下部同心部分4(図1)には、可
動部材25(例えば、車輛ルーフ(図示してない)のカ
バー)のための、例えば、2つの非伸縮性駆動ケーブル
(図示してない)を駆動する駆動ピニオン5が空転しな
いよう固定されている。この場合、可動部材は、2つの
基準位置の間を(例えば、カバーの場合には、閉鎖位置
と開放位置との間を)往復運動できる。
【0011】駆動ピニオン5のこのような用例は、公知
である。駆動ピニオン5は、伝動機構ハウジング1の外
部に設けてある。駆動シャフト3は、伝動機構ハウジン
グ1の内部の部分に、揺動歯車7を回転自在に軸支した
円筒形偏心部分6を有する。揺動歯車7の下部部分8
(図1)は、ハウジング部分2に構成されたフランジの
外周面に形成された外歯列10と噛合う内歯列9を有す
る外側歯車として構成されており、かくして、ハウジン
グに固定の内側歯車11が形成される。
【0012】揺動歯車7の下部部分8は、中央部分12
を介して、外歯列13を有する内側歯車として構成され
た上部部分14に結合されている。揺動歯車7の上部部
分14の外歯列13は、切換歯車17の外側歯車として
構成された下部部分16の内歯列15と噛合う。この場
合、揺動歯車7の外歯列13が、切換歯車17の内歯列
15よりも1つ少ない歯を有する。
【0013】切換歯車17は、駆動シャフト3の上部同
心部分18に回転自在に設けてある。揺動歯車7および
切換歯車17は、軸線方向へ摺動できない。駆動シャフ
ト3の上部同心部分18には、ウォームシャフト20と
噛合うウォーム歯車19が空転しないよう取付けてあ
る。ウォームシャフト20は、駆動電動機21に結合さ
れている。この場合、ウォームシャフト20およびウォ
ーム歯車19は、それ自体は公知の態様で、電動機回転
子の高速回転を駆動シャフトの低速回転に減速する減速
伝動機構を形成する。
【0014】ハウジングに固定され外面に歯列を設けた
内側歯車11および揺動歯車7の下部の外側歯車として
構成して内面に歯列を設けた部分8は、概ね23で示し
た2段偏心伝動機構の第1段を形成し、他方、揺動歯車
7の上部の外面に歯列を設けた内側歯車として構成され
た部分14は、偏心伝動機構23の第2段を形成する。
偏心伝動機構23は、切換歯車17の駆動に役立つ。
【0015】この場合、揺動歯車7の下部部分8の内面
歯列9は、ハウジングに固定の内側歯車11の外面歯列
10よりも少なくとも1つ多い歯(好ましくは、正確に
1つ多い歯)を有する。揺動歯車7の下部部分8は、駆
動シャフト3の偏心部分6によって駆動されてハウジン
グに固定の内側歯車11の歯列10上を転動する。即
ち、揺動歯車7の下部部分8は、ハウジングフランジか
ら形成された内側歯車11を循環し、この場合、同時
に、固有の軸線のまわりに回転する。
【0016】かくして、揺動歯車7の回転運動は、駆動
シャフト3または偏心部分6の回転に対して減速され
る。減速比は、歯列9,10の各歯数によって決まる。
即ち、偏心伝動機構23の第1段22は、駆動シャフト
3を介して揺動歯車7を駆動し、即ち、駆動シャフト3
の回転数よりも小さい揺動歯車の回転数を決定する。切
換歯車17の回転運動は、揺動歯車7の回転運動に比し
て更に減速され、この場合、減速比は、歯列13,15
の各歯数によって決まる。即ち、偏心伝動機構23の第
2段24は、揺動歯車7を介して切換歯車17を駆動す
る。この場合、揺動歯車7の回転運動は減速される。
【0017】揺動歯車7は、内歯列9を有する下部部分
8が、揺動歯車7の1つの軸線方向端を形成し、一方、
外歯列13を有する上部部分14が、揺動歯車7の他方
の軸線方向端を形成するよう、構成され、従って、双方
の部分8,14は、軸線方向へ相互にずらして配置され
ている。揺動歯車7の歯列9,13は、相互に同心に配
置されている。揺動歯車7の内歯列9自体は、外歯列1
3自体よりも大きい径を有するように構成されており、
また、外歯列13の外径は、内歯列9の内径にほぼ等し
い。
【0018】即ち、偏心伝動機構23の切換歯車17を
駆動する際、総合して、駆動シャフト3の回転運動の2
回の減速が行われる。この場合、偏心伝動機構23の入
力部(駆動シャフト3)および出力部(切換歯車17)
が、相互に同心の軸線のまわりに純粋な回転運動を行う
よう、伝動機構の双方の段22,24は、相互に結合さ
れている。
【0019】この場合、偏心伝動機構は、歯列9,1
0,13,15の歯数の選択によって、切換歯車17が
360°よりも小さい回転運動を行うよう、設計され、
他方、駆動シャフト3および駆動ピニオン5は、可動部
分(例えば、カバー)をその双方の基準位置の間で変位
させる。2回の減速によって、極めて強い減速効果が達
成され、従って、補足の減速機構が必要となることはな
く、従って、構造をよりコンパクト化でき、部材を節減
できる。
【0020】切換歯車17は、それ自体は公知の態様で
切換機能を実施できる。切換歯車17の外周面には、図
2に示した如く、例えば、2つの切換カムが円周方向お
よび軸線方向へ相互にずらして設けてあり、従って、切
換歯車17の回転運動中に上記カムによって掃過される
範囲は、重畳せず、それぞれ、回転角度範囲α、βを占
める。
【0021】駆動電動機21の、例えば、公知の態様で
構成された給電回路には、それぞれ作動押し棒30,3
1を有する2つのスイッチ28,29を含むスイッチ装
置が設けてある。作動押し棒30,31は、切換範囲1
7の外周面に当接し、切換カム26,27と共働してス
イッチ28,29を作動し、カバー25が1つのまたは
別の基準位置に達した際にカバーを自動的に停止する。
【0022】ウォーム範囲19は、例えば、このような
オン・オフ機能には不適である。なぜならば、上記ウォ
ーム歯車は、カバーがその双方の基準位置の間を往復運
動する場合により多数の回転を行い、従って、ウォーム
歯車19の回転角度からは、カバー位置に関する明確な
情報が得られないからである。しかしながら、切換歯車
17の場合は、そうではない。なぜならば、既述の如
く、カバーの基準位置の変更時、偏心伝動機構23によ
る減速にもとづき、完全な1回転は行われないからであ
る。
【0023】揺動歯車7の運動も偏心伝動機構23の第
1段によって既に減速されているが、上記揺動歯車も切
換機能に不適である。なぜならば、上記揺動歯車は、同
心運動を行わず、偏心した揺動運動を行うからである。
偏心伝動機構の別の実施例を図3に示した。この実施例
は、本質的に、揺動歯車の構成に関して、図1,2に示
した実施例とは異なる。図1,3において同一に構成さ
れた部材は、同一の参照記号で示し、反復して詳細に説
明はしない。
【0024】駆動シャフト103の円筒形偏心部分10
6には、揺動歯車107が回転自在に軸支してある。揺
動歯車107の下部部分108は、その内面に、ハウジ
ングに固定の外歯列10と噛合う内歯列109を有す
る。揺動歯車107の上部部分114は、揺動歯車10
7の下部部分108と同様、外周面に外歯列113を備
えている。揺動歯車107の外歯列113は、切換歯車
117の下部の外側歯車として構成された部分116の
内歯列115と噛合う。
【0025】この装置の機能態様は、図1の装置の機能
態様と同様である。しかしながら、揺動歯車107は、
より簡単に構成されており、従って、より簡単に製造で
きる。しかしながら、かくして、切換歯車117の径が
増大する。図4の更に別の実施例の場合、2段偏心伝動
機構23は、図1の実施例の場合と同一である。しかし
ながら、駆動ピニオン5は、偏心伝動機構の入力部を形
成するシャフト203に軸線平行に伝動機構ハウジング
1に軸支された駆動シャフト235に空転しないよう結
合されている。
【0026】シャフト235には、ウォームシャフト2
0と係合するウォーム歯車19および歯車236が固定
されている。この歯車236は、シャフト203に空転
しないよう結合された歯車237と噛合う。双方の歯車
236,237は、合目的的に、シャフト235からシ
ャフト203へ補足的に減速を実現できる。別個のシャ
フト203,235を有する実施例は、もちろん、図3
の偏心伝動機構123と組合せることもできる。
【0027】以上に、偏心伝動機構の第1段において、
内面に歯列を設けた外側歯車として構成された揺動歯車
部分が、外歯列を設けハウジングに固定した内側歯車の
まわりに転動する実施例について説明した。しかしなが
ら、同一の機能において、即ち、駆動シャフトから揺動
歯車への回転運動の減速に際して、第1段は、逆に構成
することもできる。
【0028】この場合、外歯列を設けた内側歯車として
構成された揺動歯車部分は、内歯列を設けハウジングに
固定した外側歯車のまわりに転動する。この場合、偏心
伝動機構の第2段も反転できる。即ち、外歯列を設けた
内歯車として構成された揺動歯車部分が、内歯列を設け
た外側歯車として構成された切換歯車上を転動する代わ
りに、内歯列を設けた外側歯車として構成された揺動歯
車部分が、外歯列を設けた内歯車として構成された切換
歯車部分上を転動する。
【0029】このような反転の場合、偏心伝動機構の機
能は不変である。即ち、第1段および第2段において減
速が行われる。すべての実施例において、ハウジング部
分2は、射出成形部材として構成するのが好ましく、こ
の場合、内歯車11の歯列10は、同時に射出成形さ
れ、従って、製造費または加工費が本質的に高くなるこ
とはない。
【0030】スイッチ装置は、上述の如く機械的に構成
する代わりに、電気的に、例えば、ホールセンサによっ
て、構成することもできる。以上において、オン・オフ
装置は、スライドルーフと組合せて説明したが、別のの
すべての車輛ルーフタイプ(例えば、チルトルーフ、ス
ライド/チルトルーフ、スポイラールーフ、換気ルー
フ、スラットルーフなど)と組合せるのに適する。更
に、オン・オフ装置は、窓昇降器、シートまたは他の可
動部材と組合せて使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るオン・オフ装置の縦断面図であ
る。
【図2】第1図の線IIーIIに沿う第1図のオン・オフ装
置の横断面図である。
【図3】本発明の別の実施例の第1図と同様の図面であ
る。
【図4】オン・オフ装置の更に別の実施例の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 伝動機構ハウジング 3 シャフト 6 偏心部分 7 揺動歯車 9 内歯列 10 外歯列 11 歯車 13 外歯列 15 内歯列 17 切換歯車 21 駆動伝動機 22 伝動段(第1段) 23 偏心伝動機構 24 伝動段(第2段) 25 可動部材 28 スイッチ装置 29 スイッチ装置 103 シャフト 106 偏心部分 107 揺動歯車 109 内歯列 113 外歯列 115 内歯列 117 切換歯車 123 偏心伝動機構 203 シャフト 235 駆動シャフト 236 歯車(伝動機構) 237 歯車(伝動機構)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準位置の間を移動できる可動部材(2
    5)を駆動する電動機(21)のオン・オフ装置であっ
    て、可動部材の少なくとも1つの所定位置において駆動
    電動機を停止するスイッチ装置(28,29)を有し、
    スイッチ装置(28,29)の作動のため、基準位置の
    間の部材の移動時に偏心伝動機構(23,123)を介
    して360度よりも小さく回転運動される切換歯車(1
    7,117)を設けた形式のものにおいて、偏心伝動機
    構(23,123)が、2段に構成されていることを特
    徴とする基準位置の間を移動できる可動部材を駆動する
    オン・オフ装置。
  2. 【請求項2】 偏心伝動機構(23,123)の双方の
    伝動段(22,24)が、偏心伝動機構(23,12
    3)の入力部(3,103,203)および出力部(1
    7,117)が純粋な回転運動を行うよう、相互に結合
    されていることを特徴とする請求項1に記載の基準位置
    の間を移動できる可動部材を駆動するオン・オフ装置。
  3. 【請求項3】 偏心伝動機構(23,123)が、揺動
    歯車(7,107)と、揺動歯車(7,107)と噛合
    い伝動機構ハウジング(1)に関して不動の歯車(1
    1)とを有し、揺動歯車(7,107)が、電動機(2
    1)によって駆動され偏心伝動機構(23,123)の
    入力部をなすシャフト(3,103,203)の回転軸
    に関して揺動するよう軸支され、内歯列(9,109)
    および外歯列(13,113)を備えており、切換歯車
    (17,117)が、偏心伝動機構(23,123)の
    出力部を形成し、シャフト(3,103,203)に関
    して同心の回転運動を行うよう軸支され、揺動歯車
    (7,107)と噛合う歯列(15,115)を備えて
    おり、シャフト(3,103,203)が、伝動機構ハ
    ウジング(1)に回転自在に軸支されていることを特徴
    とする請求項2に記載の基準位置の間を移動できる可動
    部材を駆動するオン・オフ装置。
  4. 【請求項4】 ハウジングに固定の歯車(11)が、揺
    動歯車(7,107)の内歯列(9,109)と噛合う
    外歯列(10)を有する内側歯車として構成され、切換
    歯車(17,117)が、揺動歯車(7,107)の外
    歯列(13,113)と噛合う内歯列(15,115)
    を有する外側歯車(16,116)を有することを特徴
    とする請求項3に記載の基準位置の間を移動できる可動
    部材を駆動するオン・オフ装置。
  5. 【請求項5】 内歯列(9)が外歯列(13)よりも大
    きい径を有するよう、揺動歯車(7)が構成されている
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の基準位置の
    間を移動できる可動部材を駆動するオン・オフ装置。
  6. 【請求項6】 内歯列(9)を有する部分(8)が外歯
    列(13)を有する部分(14)に対して軸線方向へず
    れるよう、揺動歯車(7)が構成されていることを特徴
    とする請求項3〜5の1つに記載の基準位置の間を移動
    できる可動部材を駆動するオン・オフ装置。
  7. 【請求項7】 内歯列(9)を有する部分(8)が揺動
    歯車(7)の1つの軸線方向端を形成し、一方、外歯列
    (13)を有する部分(14)が揺動歯車(7)の別の
    軸線方向端を有するよう、揺動歯車(7)が構成されて
    いることを特徴とする請求項3〜6の1つに記載の可動
    位置の間を移動できる可動部材を駆動するオン・オフ装
    置。
  8. 【請求項8】 内歯列(9)の内径が外歯列(13)の
    外径にほぼ等しいよう、揺動歯車(7)が構成されてい
    ることを特徴とする請求項3〜7の1つに記載の基準位
    置の間を移動できる可動部材を駆動するオン・オフ装
    置。
  9. 【請求項9】 外周面に内歯列(109)を有する部分
    (108)が外歯列(113)を有するよう、揺動歯車
    (107)が構成されていることを特徴とする請求項3
    または4に記載の基準位置の間を移動できる可動部材を
    駆動するオン・オフ装置。
  10. 【請求項10】 揺動歯車(7,107)の外歯列(1
    3,113)および揺動歯車(7,107)の内歯列
    (9,109)が、相互に同心であることを特徴とする
    請求項3〜9の1つに記載の基準位置の間を移動できる
    可動部材を駆動するオン・オフ装置。
  11. 【請求項11】 ハウジングに固定の歯車(11)が、
    伝動機構ハウジング(1)に射出成形されていることを
    特徴とする請求項3〜10の1つに記載の基準位置の間
    を移動できる可動部材を駆動するオン・オフ装置。
  12. 【請求項12】 可動部材(25)の駆動のための駆動
    シャフト(235)が設けてあり、偏心伝動機構(2
    3)の入力部を形成するシャフト(203)が、偏心シ
    ャフトとして構成され、偏心シャフトが、駆動シャフト
    (235)から側方へずらしてあり、伝動機構(23
    6,237)を介して上記駆動シャフト(235)によ
    って駆動されることを特徴とする請求項1〜11の1つ
    に記載の基準位置の間を移動できる可動部材を駆動する
    オン・オフ装置。
JP9085299A 1996-04-30 1997-04-03 基準位置の間を移動できる可動部材を駆動するオン・オフ装置 Pending JPH1032958A (ja)

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