JP2002227514A - 窓昇降装置 - Google Patents

窓昇降装置

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JP2002227514A
JP2002227514A JP2001027815A JP2001027815A JP2002227514A JP 2002227514 A JP2002227514 A JP 2002227514A JP 2001027815 A JP2001027815 A JP 2001027815A JP 2001027815 A JP2001027815 A JP 2001027815A JP 2002227514 A JP2002227514 A JP 2002227514A
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stopper
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Seiko Sato
誠晃 佐藤
Hiroshi Otaka
浩 大高
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 窓ガラスの昇降位置を規制するために窓昇降
装置自体で移動範囲を規制することを可能にし、自動車
のボディ側への規制部材を不要にする窓昇降装置の提
供。 【解決手段】 固定状態に設置されたリング歯車41
と、駆動軸42の回転力によってリング歯車41と噛合
した状態で偏心回転される遊星歯車45と、遊星歯車4
5の回転をアーム5に伝達する回転ディスク46と、リ
ング歯車41に固定され遊星歯車45の回動位置を規制
するストッパ歯車44を備える。遊星歯車45の偏心回
動に伴い、遊星歯車45に設けたストッパピン453が
ストッパ歯車44に設けたストッパ突起442に衝接し
て遊星歯車45の回動が規制され、アーム5の回動が規
制されて窓ガラスの移動位置が規制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車等の車両の窓
を開閉するために窓ガラスを昇降する昇降装置に関し、
特に窓ガラスの昇降位置を規制することが可能な窓昇降
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の窓昇降装置として、窓ガラスに
連結したアームを上下に揺動して窓ガラスを昇降する、
いわゆるシングルアーム型窓昇降装置が提案されてい
る。従来のシングルアーム型窓昇降装置は、モータ等に
よって回動されるピニオンに噛合して回動する円弧状の
セクタギヤを有しており、このセクタギヤに連結したア
ームをセクタギヤと共に回動することにより、当該アー
ムの先端に連結した窓ガラスを自動車の窓等のボディ開
口部に沿って上下に移動可能な構成とされている。この
ような窓昇降装置では、窓ガラスが昇降するための移動
範囲が長い装置を形成した場合には、これに伴ってセク
タギヤの径寸法及び長さが長くなり、シングルアーム型
窓昇降装置が大型化するという問題が生じる。
【0003】このような問題を解消するために、本願出
願人は、先に遊星歯車機構を利用したシングルアーム型
窓昇降装置を開発し、窓昇降装置の小型化を実現してい
る。この提案した窓昇降装置では、リング歯車と遊星歯
車とを含む遊星歯車機構を備えており、リング歯車に噛
合される遊星歯車をモータ等によって回転駆動すること
により遊星歯車を減速回動し、この遊星歯車に対して窓
ガラスに連結したアームを係合させることで、アームを
減速した速度で回動し、窓ガラスを移動可能としたもの
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この開
発された窓昇降装置では、遊星歯車はリング歯車内で回
転量が規制されることなく回動されるため、この窓昇降
装置を自動車の窓に適用したときには、窓ガラスの移動
範囲を規制することはできない。そのため、セダン等の
ように窓ガラスの上方に窓サッシが存在する自動車で
は、窓ガラスが窓サッシに衝接することでその上動位置
を規制することは可能であるが、窓サッシが存在しない
下側では窓ガラスの下動位置を規制することができず、
窓ガラスが必要以上に下降動作されてしまうことにな
る。また、ハードトップ型の自動車のように上側にも窓
サッシが存在しない自動車では、窓ガラスの上動位置と
下動位置をそれぞれ規制することができなくなる。その
ため、従来では、窓ガラスに対して下動位置、あるいは
上下動位置において衝接する規制部材を自動車のボディ
側に配設して、窓ガラスの移動範囲を規制することが行
われているが、これでは自動車のボディ構造が複雑にな
り、また、自動車のボディにおける各種部品のレイアウ
ト設計の自由度が制限されるという、より改善すること
が好ましい問題が残されていた。
【0005】本発明の目的は、窓ガラスの昇降位置を規
制するために窓昇降装置自体で移動範囲を規制すること
を可能にし、自動車のボディ側への規制部材を不要に
し、構造の簡易化を実現した窓昇降装置を提供するもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転駆動され
る駆動軸と、自動車等の車両の窓ガラスを昇降させるべ
く回動されるアームと、前記駆動軸の回転動作を減速し
て前記アームに伝達する減速機構とを備える窓昇降装置
において、前記減速機構は、固定状態に設置されたリン
グ歯車と、前記駆動軸の回転力によって前記リング歯車
と噛合した状態で偏心回転されて前記アームを回動する
遊星歯車と、前記リング歯車に取着され、前記遊星歯車
の一部に衝接して回動位置を規制する規制部材とを備え
ることを特徴とする。ここで、前記遊星歯車は円周方向
の一部にストッパピンを有し、前記規制部材は前記リン
グ歯車に対して任意の回動位置で噛合されて前記リング
歯車と一体化される円環状のストッパ歯車で構成され、
前記ストッパ歯車の円周方向の一部に前記ストッパピン
と円周方向に衝接するストッパ体を備えた構成とする。
【0007】本発明の窓昇降装置によれば、駆動軸を回
転駆動すると、遊星歯車はリング歯車に噛合した状態で
リング歯車内で偏心回動され、その回動に伴う公転方向
の回動力をアームに伝達し、アームを減速回動し、窓ガ
ラスを昇降する。また、遊星歯車の偏心回動に伴い、遊
星歯車の一部に設けたストッパピンがストッパ歯車に設
けたストッパ体に衝接して遊星歯車の回動が規制され、
アームの回動が規制され、窓ガラスの移動位置が規制さ
れる。そのため、減速機構を複雑化することなく窓昇降
装置の小型化が実現でき、小型車両への搭載が可能にな
るとともに、自動車のボディ側に窓ガラスの移動を規制
するための構造を設ける必要がなく、自動車構造の簡略
化が実現できる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の窓昇降装置の正面図
である。この窓昇降装置は、電動モータによって窓ガラ
スを昇降させる、いわゆるパワーウインド装置として構
成されている。図示されない自動車の車体には窓昇降装
置1のベース2が固定されており、前記ベース2に電動
モータ3が取着されている。前記ベース2には複数箇所
に固定脚部21が設けられており、この固定脚部21に
おいて前記ベース2は自動車のボディにボルト等によっ
て固定される。また、前記ベース2は後述するサイクロ
(登録商標)減速機構4の一部を構成しており、前記サ
イクロ減速機構4の出力側にアーム5の基端部51が取
着されている。前記アーム5は前記基端部51を中心に
して回動されるように構成されるとともに、その先端部
52には自動車の窓等のボディ開口部に沿って移動可能
な窓ガラス6の一部が連結され、アーム5の回動によっ
て窓ガラス6が昇降されるように構成されている。この
連結構造としては、ここではアーム5の先端部52に円
形コロ53が連結されており、この円形コロ53を窓ガ
ラス6に設けた長穴レール61に係合させ、アーム5が
回動したときに円形コロ53が長穴レール61内を滑動
することで、アーム5の回動を窓ガラス6の直線運動に
変換して窓ガラス6を昇降させる構成を用いている。な
お、前記ベース2には前記電動モータ3を駆動するため
の回路部品や電極端子等が設けられているが、ここでは
その説明は省略する。
【0009】図2は図1のAA線に沿う拡大断面図、図
3〜図5は図2のBB線、CC線、DD線に沿う矢視
図、また、図6は要部の部分分解斜視図である。これら
の図に示すように、前記ベース2の上面側には、浅い円
形状をした上面凹部22が形成されており、かつこの上
面凹部22の内周面に沿って形成された内歯411を有
する固定状態のリング歯車41が形成されている。前記
リング歯車41の中心位置の前記ベース2には軸穴23
が開口され、この軸穴23には上端部側から小径円形ボ
ス部421、偏心円形ボス部422、大径円形ボス部4
23、矩形ボス部424、小径円形ボス部425を軸方
向に並んで設けた駆動軸42が嵌挿され、前記大径円形
ボス部423において軸転可能に軸支されている。ま
た、前記ベース2の下面側には円形の下面凹部24が形
成されており、前記駆動軸42の矩形ボス部424と小
径円形ボス部425が前記軸穴23から突出位置されて
いる。そして、前記下面凹部24内にはウォームホイー
ル43が内装されており、このウォームホイール43は
前記駆動軸42の矩形ボス部424に嵌合されて軸回り
方向に一体となるように連結されている。前記ウォーム
ホイール43には、前記ベース2に取着された前記電動
モータ3の回転出力軸(図示せず)に取着されたウォー
ム31が噛合されており、前記電動モータ3が回転駆動
されると、その回転力はウォーム31からウォームホイ
ール43に伝達され、さらに前記駆動軸42に伝達さ
れ、駆動軸42を回転することになる。なお、前記ウォ
ームホイール43の下側には、前記ベース2に取着され
て前記下面凹部24を封止する下カバー25設けられて
いる。
【0010】一方、前記上側凹部22内において、駆動
軸42の前記偏心円形ボス部422は、前記リング歯車
41とほぼ同じ軸方向の位置に配置されており、この偏
心円形ボス部422には、前記リング歯車41の内側領
域において回動される遊星歯車45が軸支されている。
すなわち、前記遊星歯車45は前記リング歯車41の内
径寸法よりも幾分小径で、かつその外周面に前記リング
歯車41の内歯411に噛合する外歯451が形成され
た平歯車で構成されている。また、前記遊星歯車45の
中心位置には比較的に径寸法の大きな円形の軸穴452
が開設され、この軸穴452内に前記偏心円形ボス部4
22が回転方向に自由に挿通されている。さらに、前記
遊星歯車45の上面には、前記軸穴452を挟む直径方
向の両側に2つの小判型ピン454,455が上方に向
けて立設されている。さらに、前記遊星歯車45の下面
には、下方に向けて突出したストッパピン453が円周
一部において一体的に設けられている。この実施形態で
は、前記ストッパピン453は、遊星歯車45と別体に
形成した円柱状の部材を遊星歯車45の下面の円周一部
に植設した構成とされている。
【0011】また、前記上側凹部22内の前記遊星歯車
45の下側にはストッパ歯車44が内装されている。こ
のストッパ歯車44は、前記リング歯車41の内歯41
1と同一形状の外歯441を有する円環状の歯車として
形成されており、その外歯441を前記リング歯車41
の内歯411に噛合させた状態で内装されている。ま
た、前記ストッパ歯車44の内周縁の円周方向の一部に
は内径方向に向けて突出したストッパ突起442が一体
に形成されており、このストッパ突起442は前記遊星
歯車45が回動されたときに、その円周一部に設けられ
た前記ストッパピン453の移動軌跡上に配置されるよ
うに、内径方向への突出寸法が設定されている。
【0012】他方、前記遊星歯車45の上側には、円形
をした回転ディスク46が配置され、さらにその上に前
記アーム5の基端部51が配置されている。前記基端部
51は下面側に向けて曲げ形成した円形部52が設けら
れ、この円形部52が前記上側凹部22内に内挿されて
いる。そして、前記駆動軸42の上端の小径円形ボス部
421は、前記回転ディスク46の中心位置に設けられ
た大径の中心穴461を挿通され、さらに、前記アーム
5の基端部51に設けられた軸穴511を挿通された上
で、当該小径円形ボス部421に嵌挿されたワッシャ4
7と嵌合されたEリング48により前記回転ディスク4
6とアーム5の脱落を防止している。
【0013】前記回動ディスク46は、前記中心穴46
1の径寸法が前記小径円形ボス部421の径寸法よりも
大きく形成されていることにより、前記遊星歯車45と
アーム5との軸方向の間において、前記駆動軸42に対
して回転方向及び径方向にそれぞれ若干の移動が可能と
されている。また、円周方向に四等分する位置にはそれ
ぞれ径方向に長い4つの長溝462,463,464,
465が形成されている。これら4つの長溝のうち、一
つの直径線上に配置されている2つの長溝462,46
4内には、前記遊星歯車45の上面に設けられた2つの
小判型ピン454,455が内挿される。また、他の2
つの長溝463,465には、前記アーム5の基端部5
1の下面において、前記軸穴511を挟んだ直径方向の
両側に設けられて下方に向けて立設された2つの小判型
ピン512,513が内挿される。ここで、前記回動デ
ィスク46の各長溝462〜465の長手方向(径方
向)の寸法は、前記遊星歯車45の中心穴461の内径
寸法の2倍以上の長さにされ、また各長溝462〜46
5の幅寸法は前記遊星歯車45とアーム5の各小判型ピ
ン454,455,512,513の短い幅方向の寸法
にほぼ等しくされている。
【0014】以上の構成の窓昇降装置によれば、駆動軸
42、リング歯車41、遊星歯車45を主体としたサイ
クロ減速機構4が構成される。そして、電動モータ3が
駆動され、ウォーム31及びウォームホイール43を介
して前記駆動軸42が回動されると、偏心円形ボス部4
22に嵌合されている遊星歯車45は駆動軸42に対し
て偏心した状態で回動される。すなわち、遊星歯車45
はその外歯451が前記リング歯車41の内歯411に
噛合しながらリング歯車41内で前記駆動軸42の回り
に回動(公転)され、かつ同時に駆動軸42の回りに回
動(自転)されることになる。ここで、遊星歯車45の
外歯451の歯数をZA、リング歯車41の内歯411
の歯数をZBとすると、駆動軸42が1回転したときの
遊星歯車45の回転数Nは、N=(ZA−ZB)/ZA
となる。したがって、遊星歯車45の歯数ZAとリング
歯車41の歯数ZBを適切に設定することで、任意の減
速比を得ることができ、サイクロ減速動作が実現される
ことになる。なお、ZA<ZBであるため、前記Nは負
の値であり、これは遊星歯車45が駆動軸42の回転方
向とは反対方向に回転されることを示している。
【0015】このように前記遊星歯車45は駆動軸42
の回転数に対して減速した状態で、しかも駆動軸に対し
て偏心した状態で回動されると、遊星歯車45の小判型
ピン454,455は長溝462,464内で長手方向
に摺動されながら、回動ディスク46に対しては当該長
溝462,464の幅方向に回転力を伝達する。また、
この回転力を受けた回動ディスク46の回転により、ア
ーム5の小判型ピン512,513は長溝463,46
5内で長手方向に摺動されながら、当該長溝463,4
65から幅方向の力を受けるため、アーム5は長溝46
3,465の幅方向に回転力が伝達される。したがっ
て、遊星歯車45、回動ディスク46、アーム5とで、
いわゆるオルダム継手に近い軸継手構造が構成されるこ
とになり、遊星歯車45の回転力がアーム5に伝達さ
れ、アーム5が駆動軸42を中心にして回動されること
になる。これにより、電動モータ3の正転、逆転により
アーム5は往復回動されることになり、アーム5の先端
部に連結されている窓ガラス6が自動車の窓に沿って上
下方向に移動され、自動車の窓を開閉することになる。
【0016】このように、電動モータ3の回転出力側に
サイクロ減速機構4を配設し、このサイクロ減速機構4
によって電動モータ3により回転駆動される駆動軸42
の回転速度を減速し、アーム5を所望の速度で回動し、
所望の速度での窓ガラス6の昇降が可能になる。そのた
め、従来のシングルアーム型窓昇降装置と比較すると、
スペースの多くを占めるセクタギヤが不要となり、窓昇
降装置の小型化が実現できる。また、アーム5が回動す
る際におけるセクタギヤの移動余裕を確保する必要もな
いため、窓昇降装置の設置スペースが低減でき、小型の
自動車への適用が可能になり、かつ自動車の設計の自由
度が向上される。さらに、回転ディスク46によって遊
星歯車45の偏心回動を相殺してアーム5を回動してい
るので、アーム5を等角速度で円滑に回動することが可
能となり、窓ガラス6の円滑な昇降も可能になる。
【0017】一方、アーム5による窓ガラス6の昇降動
作を行う際に、前記したように遊星歯車45はリング歯
車41の内部において偏心状態で回動されるが、このと
き遊星歯車45の下面から下方に突出されているストッ
パピン453は、図3に示すように、リング歯車41に
対してトロコイド軌跡をとることになる。そして、遊星
歯車45が一方向に回動されて所定の回動位置まで回動
されると、ストッパピン453はストッパ歯車44のス
トッパ突起442の一側面に衝接されることになる。ス
トッパ歯車44は外歯441がリング歯車41の内歯4
11に噛合されているため、回転方向にはリング歯車4
1と一体であり、すなわちベース2と一体であり、回転
されることはない。そのため、ストッパ突起442とス
トッパピン453との衝接により、以後の遊星歯車45
の回動は規制され、アーム5の回動も規制されることに
なる。したがって、窓ガラス6の下方への移動を規制し
ようとする位置、すなわち、遊星歯車45の回動を規制
する位置に対応してストッパ歯車44のストッパ突起4
42の位置を設定しておくことにより、窓昇降装置自体
でアーム5の回動位置、つまり窓ガラス6の下動位置を
規制することが可能になる。そのため、この窓昇降装置
を自動車に適用した場合には、自動車のボディ側に窓ガ
ラス6の下動を規制するための規制部材を設けなくても
窓ガラス6の下動位置を規制することが可能になり、自
動車のボディ構造が複雑になることが防止される。
【0018】また、前記ストッパ歯車44は、自身の外
歯441をリング歯車41の内歯411に対して任意の
回動位置で噛合させることが可能であるため、当該回動
位置を変更することにより、ストッパ歯車44に設けた
ストッパ突起442の円周方向の位置を変更することが
可能になる。このようにストッパ突起442の円周方向
の位置を変更することで、遊星歯車45のストッパピン
453がストッパ突起442に衝接する時の回動位置を
変更することが可能になり、遊星歯車45が一方向に回
動する際のアーム5の回動位置、すなわち窓ガラス6の
下動側の規制位置を変更することが可能になる。したが
って、自動車の車種の違い等によって窓寸法が相違する
場合においても、ストッパ歯車44を内装する際の回動
位置を調整するだけでこれに対応することができ、いず
れの窓寸法の場合でも適正な窓ガラスの下動位置を規制
を実現することが可能である。
【0019】ここで、ストッパ歯車44に設けるストッ
パ突起442を円周方向の異なる2箇所に設け、一方の
ストッパ突起は遊星歯車45が一方向に回動されるとき
にストッパピン453が衝接され、他方のストッパ突起
は遊星歯車45が反対方向に回動されるときにストッパ
ピン453が衝接されるように構成すれば、遊星歯車4
5の両回動方向においてそれぞれ回動位置を規制するこ
とが可能になる。したがって、ハードトップ型の自動車
のように、窓ガラスの上動位置と下動位置のそれぞれを
規制する必要がある場合に有効となる。なお、この場合
において、自動車の車種によって窓ガラスの移動寸法が
異なる場合には、ストッパ突起がそれぞれ異なる位置に
形成された複数種類のストッパ歯車を用意しておき、装
備する自動車の種類に応じてストッパ歯車を選択して装
着するようにすればよい。
【0020】なお、前記実施形態では、本発明を電動モ
ータによって窓ガラスの昇降を行うパワーウインド装置
に適用しているが、手操作により回動されるハンドルに
よって駆動軸を回転駆動する手動式の窓昇降装置にも本
発明を同様に適用することが可能である。また、前記実
施形態では、電動モータの回転出力をウォーム機構を介
して駆動軸に伝達する構成例を示しているが、他の機構
によって電動モータの回転出力を駆動軸に伝達するよう
に構成することも可能である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明の窓昇降装置
は、駆動軸の回転駆動力を減速して窓ガラスを昇降する
ためのアームに伝達する減速機構内に、減速機構を構成
する遊星歯車の一部に衝接して遊星歯車の回動を規制す
るためのストッパ歯車を設けているので、窓ガラスの昇
降動作に伴う遊星歯車の回動がストッパ歯車によって規
制され、アームの回動が規制され、窓ガラスの移動位置
が規制される。そのため、減速機構を大型化することな
く窓昇降装置の小型化が実現され、小型車両への搭載が
可能になるとともに、自動車のボディ側に窓ガラスの移
動を規制するための構造を設ける必要がなく、自動車構
造の簡略化及び自動車のボディ側におけるレイアウト設
定の自由度の向上が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の窓昇降装置の実施形態の正面図であ
る。
【図2】図1のAA線に沿う拡大断面図である。
【図3】図2のBB線に沿う矢視図である。
【図4】図2のCC線に沿う矢視図である。
【図5】図2のDD線に沿う矢視図である。
【図6】要部の部分分解斜視図である。
【符号の説明】
1 窓昇降装置 2 ベース 3 電動モータ 4 サイクロ減速機構 5 アーム 6 窓ガラス 31 ウォーム 41 リング歯車 42 駆動軸 43 ウォームホイール 44 ストッパ歯車 45 遊星歯車 46 回転ディスク 441 ストッパ突起 453 ストッパピン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動される駆動軸と、自動車等の車
    両の窓ガラスを昇降させるべく回動されるアームと、前
    記駆動軸の回転動作を減速して前記アームに伝達する減
    速機構とを備える窓昇降装置において、前記減速機構
    は、固定状態に設置されたリング歯車と、前記駆動軸の
    回転力によって前記リング歯車と噛合した状態で偏心回
    転されて前記アームを回動する遊星歯車と、前記リング
    歯車に取着され、前記遊星歯車の一部に衝接して回動位
    置を規制する規制部材とを備えることを特徴とする窓昇
    降装置。
  2. 【請求項2】 前記遊星歯車は円周方向の一部にストッ
    パピンを備え、前記規制部材は前記リング歯車に対して
    任意の回動位置で噛合されて前記リング歯車と一体化さ
    れる円環状のストッパ歯車で構成され、前記ストッパ歯
    車の円周方向の一部に前記ストッパピンと円周方向に衝
    接するストッパ体を備えていることを特徴とする請求項
    1に記載の窓昇降装置。
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