JP2002331448A - ワーク加工装置 - Google Patents

ワーク加工装置

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JP2002331448A JP2001138308A JP2001138308A JP2002331448A JP 2002331448 A JP2002331448 A JP 2002331448A JP 2001138308 A JP2001138308 A JP 2001138308A JP 2001138308 A JP2001138308 A JP 2001138308A JP 2002331448 A JP2002331448 A JP 2002331448A
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    • B24B27/0076Other grinding machines or devices grinding machines comprising two or more grinding tools
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 研削砥石等の加工具を2個設けて、ワークの
細かい構造部分まで加工可能としたワーク加工装置にお
いて装置全体の小型化を図ることができ、また小型の加
工具をワーク着脱時に邪魔にならないようにするワーク
加工装置を提供する。 【解決手段】 基台21と、基台21に設けられたワー
ク保持手段26と、研削砥石24,26等の加工具とを
具備し、加工具を回転駆動してワーク保持手段26に保
持されたワークを加工するワーク加工装置20におい
て、研削砥石等の第1の加工具22と、第1の加工具2
2よりも小径に形成されている研削砥石等の第2の加工
具24と、第1の加工具22を回転駆動する第1のモー
タ28と、第2の加工具24を回転駆動する第2のモー
タ36と、水平方向に向く軸線を有し、軸線を中心にし
て第1の加工具22および第2の加工具24を鉛直面内
で回動させる回動手段34とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、研削工具等の加工
具による加工、特に研削工具による鋳物のバリ取り加工
に用いて好適なワーク加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】鋳物を製造する際には、湯口やバリを除
去するバリ取り加工が不可欠である。そこで、バリを自
動研削するバリ取り用の自動機が種々開発されている。
従来から知られている鋳物のバリ取りをするワーク加工
装置について、図10に示す。図10ではワーク加工装
置の平面図を示している。ワーク加工装置10には、基
台11に、鋳物であるワーク15を保持するワーク保持
手段9と、ワーク保持手段9を水平面内で移動させるた
めに連結された2本のアーム12,13とを有してい
る。
【0003】円盤状の研削工具6は、モータ8の回転軸
7の先端に取り付けられており、モータ8が駆動するこ
とで、回転軸7を中心に回転駆動する。符号5は、この
回転軸7の軸受である。研削工具6の回転軸7の向きは
固定されている。そこで、ワーク15のいろいろな位置
を研削する際には、ワーク保持手段9の各アーム12,
13が水平面内で回動して、また、アーム12は図示し
ない上下動手段により上下動するので、ワーク15を研
削工具6に対して好適な位置に移動させて、ワーク15
を研削工具の所定位置に当接させてワーク15全体を良
好に研削することができた。
【0004】しかし、ワーク15に孔が形成されている
ものであったり、細かい構造部分が多い特に小型のワー
クであったりすると、図に示したような大型の円盤状の
研削工具6では研削できない部分が生じてしまう。この
ため、上述したような研削工具6の他に小型の研削工具
を装着し、研削工具を2個用いて研削を行なう必要性が
生じてきた(図示せず)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の大きさの研削工
具と小型の研削工具とで計2個の研削工具を設けたワー
ク加工装置では、細かい構造部分の研削を行なうため
に、小型の研削工具をアームで支持し、この小型の研削
工具も上述したようなワーク保持手段のようなアームの
動作によって移動させるような機構にせざるをえない。
しかし、このような機構では、装置が複雑化して全体が
大型化してしまうので、特に細かい構造部分が多い小型
のワークを研削しようとする装置の構想に反することと
なってしまうという課題があった。また、小型の研削工
具をアームで移動させる場合には、小型の研削工具が従
来の研削工具よりも基台の前方に突出して加工を行なう
ようにせざるを得ない。しかし、小型の研削工具が従来
の研削工具の前方にあるとワーク保持手段へワークを着
脱する際には邪魔になるので、小型の研削工具は従来の
研削工具よりも後方へ収納できることが望ましいという
課題があった。
【0006】そこで、本発明は上記課題を解決すべくな
され、その目的とするところは、研削工具等の加工具を
2個設けて、ワークの細かい構造部分まで加工可能とし
たワーク加工装置において装置全体の小型化を図ること
ができ、また小型の加工具をワーク着脱時に邪魔になら
ないようにするワーク加工装置を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明にかか
るワーク加工装置によれば、基台と、該基台に設けられ
たワーク保持手段と、研削工具等の加工具とを具備し、
該加工具を回転駆動してワーク保持手段に保持されたワ
ークを加工するワーク加工装置において、研削工具等の
第1の加工具と、該第1の加工具よりも小径に形成され
ている研削工具等の第2の加工具と、前記第1の加工具
を回転駆動する第1のモータと、前記第2の加工具を回
転駆動する第2のモータと、前記第1の加工具が接続さ
れた前記第1のモータと、前記第2の加工具が接続され
た前記第2のモータとが取り付けられている回動部材
と、水平方向に向く軸線を有し、該軸線を中心にして、
前記回動部材を鉛直面内で回動させる回動手段とを具備
することを特徴としている。この構成を採用することに
よって、1つの回動手段によって、第1の加工具と第2
の加工具の両者の回転軸の方向を変えることができるの
で、加工具を移動させるための複雑な構成を採用せずに
ワークの細かい構造部分まで良好に加工できる。
【0008】また、本発明によれば、前記第2の加工具
は、前記第1の加工具の回転軸を中心にして回動可能と
なるように第1の加工具の回転軸の軸受に取り付けら
れ、前記第2の加工具を、第1の加工具の回転軸を中心
にして回動させる第2の回動手段を具備することを特徴
とする。このため、コンパクトな構造で第2の加工具を
様々な位置に移動可能であり、ワークの加工性をさらに
良好なものとすることができる。また、第1の加工具の
回転軸が鉛直方向を向いていれば、第2の加工具を、基
台の前方のワーク付近の位置と第1の加工具よりも後方
位置との間を簡単な構成で移動可能とすることとなり、
ワークの着脱時等に第2の加工具を邪魔にならないよう
にすることができる。
【0009】前記第1の加工具の回転軸は、前記第1の
モータの回転軸とは直交する方向に向くように設けら
れ、前記第2の加工具は、該第2の加工具の回転軸が第
1の加工具の回転軸に平行となるように設けられている
ので、前記第1のモータが大型な場合であっても、モー
タの回転軸の方向に沿って装置が大型化することがない
ようにすることができる。
【0010】本発明にかかるワーク加工装置によれば、
基台と、該基台に設けられたワーク保持手段と、研削工
具等の加工具とを具備し、該加工具を回転駆動してワー
ク保持手段に保持されたワークを加工するワーク加工装
置において、研削工具等の第1の加工具と、該第1の加
工具よりも小径に形成されている研削工具等の第2の加
工具と、前記第1の加工具を回転駆動する第1のモータ
と、前記第2の加工具を回転駆動する第2のモータと、
前記ワーク保持手段がワークを保持して前記第1および
第2の加工具によって加工が行なわれる前記基台よりも
前方の加工位置と、前記第1の加工具よりも後方の待機
位置との間で前記第2の加工具を移動させる移動手段と
を具備することを特徴としている。この構成を採用する
ことによって、第2の加工具を加工位置と後方側の待機
位置との間で移動可能とし、第2の加工具をワークの着
脱時等に邪魔にならないようにすることができる。
【0011】また、前記移動手段には、前記第2の加工
具の回転軸の軸線方向を変更するため、前記第2の加工
具を水平面に対して45度の角度となる回動軸を中心に
回動させる回動手段が設けられていることを特徴とする
ので、第2の加工具を加工位置と後方側の待機位置との
間で移動可能とし、第2の加工具をワークの着脱時等に
邪魔にならないようにすることができると共に、ワーク
保持手段を大きく上下動させなくとも第2の加工具をワ
ークの加工すべき位置に好適に当接させることができる
ので、さらに装置全体の小型化を図ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。まず、ワーク加
工装置の一例として鋳物のバリを取るバリ取り装置につ
いて説明する。バリ取り装置の第1の実施形態を図1〜
図3に基づいて説明する。図1はバリ取り装置の平面
図、図2は正面図、図3は側面図である。このバリ取り
装置20は、大型の円盤状の加工具である研削工具22
と、研削工具22よりも小型に設けられた加工具である
研削工具24と、鋳物であるワークを保持するワーク保
持手段26とが、基台21に設けられている。
【0013】研削工具22は、モータ28の回転軸23
に取り付けられており、モータ28によって回転駆動す
る。なお符号39はモータ28の軸受部である。モータ
28は、ステー30(特許請求の範囲でいう回動部材)
によって基台21に取り付けられている。ステー30
は、基台21に対して水平方向に延びる回動軸32によ
って、鉛直面内で回動可能となっている。回動軸32に
はモータ34(特許請求の範囲でいう回動手段)が接続
されている。モータ34が駆動することにより、ステー
30が回動軸32を中心に回動し、研削工具22とモー
タ28は、図2の矢印A方向に示すように、回動軸32
を中心に鉛直面内で回動する。このため、研削工具22
の円盤面を、鉛直方向から水平方向にかけての好適な角
度でワークに当接させることができる。
【0014】一方、小型の研削工具24は、モータ36
の回転軸29に取り付けられている。このため、研削工
具22は、モータ36によって回転駆動する。モータ3
6は、アーム38によってモータ28の軸受39に、軸
受39を中心に回動可能に取り付けられている。また、
アーム38は、シリンダー40のロッド40aが接続さ
れており、シリンダー40のロッド40aの突出入動作
によりモータ28の回転軸を中心に回動する。シリンダ
ー40は、軸31によって揺動自在に基台21上の所定
位置に設置されているので、シリンダー40のロッド4
0aの突出入動作を良好に行なうことができる。
【0015】研削工具24を、研削工具22の軸受39
に取り付けるようにしたので研削工具24は、研削工具
22と共にステー30の回動によって回動軸32を中心
にして回動し(図2の矢印A方向)、且つ図1および図
3の矢印B方向にモータ28の回転軸23を中心にして
回動する。このため、研削工具24は、ワークの様々な
部位に当接するように移動することができ、ワークの細
かい構造部分や、孔内など研削工具22では研削できな
い部位や、孔内などを良好に研削できる。しかも、この
ように研削工具24を移動させる手段が研削工具22の
回動手段と共通に用いられており、装置の小型化を図る
ことができる。
【0016】また、モータ36の回転軸29が鉛直方向
を向いている際には、研削工具24は、この回転軸29
を中心にして回動するのでワークを加工する加工位置
と、基台21方向の待機位置との間を移動可能となって
いる。このため、ワークの着脱時などにおいて研削工具
24が邪魔にならないようにすることができる。
【0017】ワーク保持手段26は、ワークを回転可能
に載置する下側挟持部44と、ワークを下側挟持部44
との間で上下にワークを挟み込んで支持する上側挟持部
46とを具備している。このようなワーク保持手段26
は、関節部分で連結された2本のアームである基部側ア
ーク48と、先端側アーム49とから構成されている。
基部側アーム48は、基台21に一体的に取り付けら
れ、基台の前方側で水平面内で回動可能に設けられてい
る。すなわち、基部側アーム48の基部は、基台21内
に設けられたモータ45の回動軸(図示せず)に取り付
けられている。回動軸は、軸受43を貫通して上方に突
出し、基部側アーム48に取り付けられている。このた
め、基部側アーム48は、モータ45の駆動により回動
軸を中心として水平面内で回動する。
【0018】また、モータ45はステー53を介して上
下動機構54に取り付けられている。上下動機構54に
は図示しないボールネジ等と、基台21で上下方向に沿
って延びるガイド51に上下動自在に把持するガイド把
持部56とからなる。上下動機構54は、図示しないボ
ールネジ等が駆動することによってガイド51に沿って
ステー53を上下動させる。ステー53の上下動によっ
て、基部側アーム48が上下動し、ワーク保持手段26
が保持しているワークを上下動させることができる。
【0019】また、基部側アーム48の先端下面側に
は、モータ42が取り付けられ、このモータ42の回転
軸(図示せず)が、基部側アーム48を貫通して先端側
アーム49に固定されている。このため、先端側アーム
49はモータ42の駆動により水平面内で回動する。先
端側アーム49の先端には、ステー55が取り付けら
れ、ステー55の下面にはモータ57が設けられてい
る。モータ57の回転軸(図示せず)はステー55を貫
通して下側挟持部44に取り付けられており、モータ5
7の駆動によってワークを水平面内で回転できるように
下側挟持部44を回転させる。
【0020】上側挟持部46は、回動桿59の先端に取
り付けられている。回動桿59の基部はリンク部33に
揺動自在に取り付けられている。リンク部33の上端
は、シリンダ40のロッド40aの先端に回動自在に連
結されている。シリンダ40は、軸41において揺動自
在に設置されており、ロッド40aを伸縮させる動作に
よってリンク部33を介して回動桿59を回動させる。
シリンダ40を作動させて上側挟持部46が下側挟持部
44から離間する方向に回動していくとワークの着脱が
行ない得る。
【0021】次に、図4〜図6に基づいてワーク加工装
置の一例として鋳物のバリを取るバリ取り装置の第2の
実施形態について説明する。図4はバリ取り装置の平面
図、図5は正面図、図6は側面図である。本実施形態の
ワーク加工装置60は、第1の実施形態のワーク加工装
置と同様に、大型の円盤状の加工具である研削工具62
と、研削工具62よりも小型の研削工具64との2つの
研削工具が設けられているものである。
【0022】研削工具62は、モータ68の回転出力が
取り出される回転軸67に取り付けられており、モータ
68によって回転駆動する。ただし、回転軸67とモー
タ68とは、傘歯車等の連結部材(図示せず)を介して
連結されており、研削工具62の回転軸67はモータ6
8の図示しない回転軸とは直交する方向に向くように設
けられている。
【0023】モータ68の軸受部69には、基台61か
ら延びるステー70(特許請求の範囲でいう回動部材)
が取り付けられている。ステー70の基台61への取り
付けられた部位には、モータ73(特許請求の範囲でい
う回動手段)の回動軸72が取り付けられている。モー
タ73が駆動すると、ステー70は、回動軸72を中心
にして回動し、研削工具62とモータ68は、図5の矢
印C方向に示すように、回動軸72を中心に鉛直面内で
回動する。このため、研削工具62の円盤面を、鉛直方
向から水平方向にかけての好適な角度でワークに当接さ
せることができる。
【0024】小型の研削工具64は、モータ74の回転
軸75に取り付けられている。研削工具64は、モータ
74によって回転駆動する。モータ74は、アーム76
によって、研削工具62の回転軸67の軸受65の一方
側端部に、該回転軸67を中心に回動可能に支持されて
いる。アーム74は、図示しないモータによって研削工
具62の回転軸67を中心に回動される。このような構
成のため、研削工具64は、研削工具62と共にステー
70の回動によって回動軸72を中心にして回動し(図
5の矢印C方向)、且つ図4および図6の矢印D方向に
研削工具62の回転軸67を中心にして回動する。この
ため、研削工具64は、ワークの様々な部位に当接する
ように移動することができ、研削工具22では研削でき
ないような細かい構造部分や、孔内などを良好に研削で
きる。
【0025】また、研削工具62の回転軸67が鉛直方
向を向いている際には、研削工具64は、この回転軸6
7を中心にして回動するのでワークを加工する加工位置
と、基台61側の待機位置との間を移動可能となってい
る。このため、ワークの着脱時などにおいて研削工具6
4が邪魔にならないようにすることができる。
【0026】なお、第2の実施形態におけるワーク保持
手段、ワーク保持手段を支持するアームの構成と、第1
の実施形態におけるワーク保持手段およびアームの構成
とは同一の構成を有しているので、同じ符号を付して説
明を省略する。ただし、第2の実施形態では第1の実施
形態では図示されていた上下動機構が図示されていない
が、ワーク保持手段は上下動するものとする。
【0027】次に、図7〜図9に基づいてワーク加工装
置の一例として鋳物のバリを取るバリ取り装置の第3の
実施形態について説明する。図7はバリ取り装置の正面
図、図8は側面図、図9は平面図である。本実施形態の
ワーク加工装置80は、第1および第2の実施形態のワ
ーク加工装置と同様に、大型の円盤状の加工具である研
削工具82と、研削工具82よりも小型の研削工具84
との2つの研削工具が設けられているものである。
【0028】研削工具82は、モータ86の回転軸(図
示せず)に取り付けられており、モータ86の駆動によ
って回転する。本実施形態における大型の円盤状の検索
砥石82は、上述した第1および第2の実施形態とは異
なり、その円盤面が鉛直方向から水平方向を向くように
回動することはなく、円盤面が鉛直方向を向くように固
定されて設けられている。
【0029】研削工具82よりも小型の研削工具84
は、モータ88の回転軸85に取り付けられ、モータ8
8の回転によって回転駆動する。モータ88はアーム8
9によって、モータ92の回動軸90を中心に回動可能
に取り付けられている。回動軸90は、水平面に対して
45度の角度で傾斜して設けられている。また、アーム
89は、この回動軸90に対して直交するような角度で
取り付けられ、このアーム89に対してモータ88が4
5度の角度に取り付けられている。
【0030】回動軸90を中心としてアーム89が回動
することによって、研削工具84は、モータ88の回転
軸85が水平方向に向く位置から回転軸85が鉛直方向
に向くように回動する(図8の矢印E方向)。図8で説
明すると、モータ92が駆動することで、軸線aを中心
にしてアーム89が矢印F方向に回動する。そして、研
削工具84は、回動軸90を中心に回動して研削工具8
4の回転軸85が水平方向から鉛直方向を向くまでの間
で所定の角度でワークに接することができる。
【0031】また、モータ92は、アーム94およびア
ーム96によって基台81に対して水平面内で回動可能
に設けられている。すなわち、アーム96は、基台81
において上下方向に延びる回動軸97を中心にして回動
可能に取り付けられている。そして、アーム96の中途
部には、シリンダ95のロッド95aの先端が取り付け
られている。シリンダ95は、基台81に水平方向にロ
ッド95aが突出するように固定されており、ロッド9
5aの突出入動作によってアーム96を回動軸97を中
心として回動させる。アーム96の下面先端部には下方
に延びるアーム94が取り付けられている。アーム94
の下端にモータ92が固定されている。ただし、アーム
94はアーム96に対して水平面内で回動可能に設けて
も良い。
【0032】このように研削工具84は、アーム96が
回動することによってワークを加工する加工位置と後方
側の待機位置との間で移動することができる。このた
め、ワークの着脱時等において研削工具84を邪魔にな
らないようにすることができる。
【0033】なお、第3の実施形態におけるワーク保持
手段の構成と、第1の実施形態および第2の実施形態に
おけるワーク保持手段の構成とは同一の構成を有してい
るので、同じ符号を付して説明を省略する。
【0034】以上本発明につき好適な実施例を挙げて種
々説明したが、本発明はこの実施例に限定されるもので
はなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を
施し得るのはもちろんである。
【0035】
【発明の効果】本発明に係るワーク加工装置によれば、
1つの回動手段によって、第1の加工具と第2の加工具
の両者の回転軸の向きを変えることができるので、複雑
な構成を採用せずに装置の小型化を図るとともに、ワー
クの細かい構造部分まで良好に加工できる。
【0036】また、第2の加工具は、第1の加工具の回
転軸を中心にして回動可能となるように第1の加工具の
回転軸の軸受に取り付けられ、第2の加工具を第1の加
工具の回転軸を中心にして回動させる第2の回動手段を
具備するので、コンパクトな構造で第2の加工具を様々
な位置に移動可能であり、ワークの加工性をさらに良好
なものとすることができる。また、第1の加工具の回転
軸が鉛直方向を向いていれば、第2の加工具を基台の前
方位置と後方位置との間を簡単な構成で移動可能とし、
ワークの着脱時等に邪魔にならないようにすることがで
きる。
【0037】さらに、本発明によれば、ワーク保持手段
が存する加工位置と第1の加工具よりも後方側の位置と
の間で第2の加工具を移動させる移動手段とを具備する
ので、第2の加工具を加工位置と後方側の位置との間で
移動可能とし、ワークの着脱時等に邪魔にならないよう
にすることができる。
【0038】また、前記移動手段には、第2の加工具の
回転軸の軸線方向を変更するための回動手段の回動軸
は、水平面に対して45度の角度となるように設けられ
ていることによって、ワーク保持手段を大きく上下動さ
せなくとも第2の加工具をワークの加工すべき位置に好
適に当接させることができるので、装置全体の小型化を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる第1の実施形態のワーク加工装
置の平面図である。
【図2】図1に示した第1の実施形態のワーク加工装置
の正面図である。
【図3】図1に示した第1の実施形態のワーク加工装置
の側面図である。。
【図4】本発明にかかる第2の実施形態のワーク加工装
置の平面図である。
【図5】図4に示した第2の実施形態のワーク加工装置
の正面図である。
【図6】図4に示した第2の実施形態のワーク加工装置
の側面図である。
【図7】本発明にかかる第3の実施形態のワーク加工装
置の正面図である。
【図8】図7に示した第3の実施形態のワーク加工装置
の側面図である。
【図9】図7に示した第3の実施形態のワーク加工装置
の平面図である。
【図10】従来のワーク加工装置の側面図である。
【符号の説明】
20 バリ取り装置 21、61,81 基台 22,24,62,64,82,84 研削工具 23,29,67,69,85 回転軸 26 ワーク保持手段 28,36,42,45,57,68,73,86,8
8,92 モータ 30,53,55 ステー 32,72,90,97 回動軸 39,43 軸受 40,95 シリンダー 41 軸 44 下側挟持部 46 上側挟持部 48 基部側アーム 49 先端側アーム 51 ガイド 54 上下動機構 59 回動桿
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 仁科 隆雄 長野県長野市篠ノ井布施高田659番地4 株式会社コヤマ内 (72)発明者 臼田 宏 長野県長野市篠ノ井布施高田659番地4 株式会社コヤマ内 Fターム(参考) 3C049 AA02 AA11 AA13 AA16 AA18 AB01 AB03 AB06 BC01 BC02 CA01 CB03 CB07 4E094 CC23

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台と、該基台に設けられたワーク保持
    手段と、研削工具等の加工具とを具備し、該加工具を回
    転駆動してワーク保持手段に保持されたワークを加工す
    るワーク加工装置において、 研削工具等の第1の加工具と、 該第1の加工具よりも小径に形成されている研削工具等
    の第2の加工具と、 前記第1の加工具を回転駆動する第1のモータと、 前記第2の加工具を回転駆動する第2のモータと、 前記第1の加工具が接続された前記第1のモータと、前
    記第2の加工具が接続された前記第2のモータとが取り
    付けられている回動部材と、 水平方向に向く軸線を有し、該軸線を中心にして、前記
    回動部材を鉛直面内で回動させる回動手段とを具備する
    ことを特徴とするワーク加工装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の加工具は、前記第1の加工具
    の回転軸を中心にして回動可能となるように第1の加工
    具の回転軸の軸受に取り付けられ、 前記第2の加工具を、第1の加工具の回転軸を中心にし
    て回動させる第2の回動手段を具備することを特徴とす
    る請求項1記載のワーク加工装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の加工具の回転軸は、前記第1
    のモータの回転軸とは直交する方向に向くように設けら
    れ、 前記第2の加工具は、該第2の加工具の回転軸が第1の
    加工具の回転軸に平行となるように設けられていること
    を特徴とする請求項1または2記載のワーク加工装置。
  4. 【請求項4】 基台と、該基台に設けられたワーク保持
    手段と、研削工具等の加工具とを具備し、該加工具を回
    転駆動してワーク保持手段に保持されたワークを加工す
    るワーク加工装置において、 研削工具等の第1の加工具と、 該第1の加工具よりも小径に形成されている研削工具等
    の第2の加工具と、 前記第1の加工具を回転駆動する第1のモータと、 前記第2の加工具を回転駆動する第2のモータと、 前記ワーク保持手段がワークを保持して前記第1および
    第2の加工具によって加工が行なわれる前記基台よりも
    前方の加工位置と、前記第1の加工具よりも後方の待機
    位置との間で前記第2の加工具を移動させる移動手段と
    を具備することを特徴とするワーク加工装置。
  5. 【請求項5】 前記移動手段には、 前記第2の加工具の回転軸の軸線方向を変更するため、
    前記第2の加工具を水平面に対して45度の角度となる
    回動軸を中心に回動させる回動手段が設けられているこ
    とを特徴とする請求項4記載のワーク加工装置。
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