JP5658799B1 - ワーク加工装置 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1には、鋳物のバリ取りをする従来のワーク加工装置について開示されている。
このワーク加工装置は、ワークを保持するワーク保持手段が設けられている。ワーク保持手段は、複数本のアームが連結されて構成されており、ワーク保持手段は水平面内で移動可能に設けられている。
研削工具の回転軸の向きは固定されている。そこで、ワークの様々な位置を研削する際には、ワーク保持手段の各アームが水平面内で回動し、且つアームは上下動手段により上下動させて、ワークを研削工具に対して好適な位置に移動させて、ワークを研削工具の所定位置に当接させてワーク全体を良好に研削することができた。
しかし、近年の要望ではさらに細かい微細構造部分の研削が必要となっており、2個の研削工具では微細構造部分の研削ができないという課題があった。
この構成を採用することによって、加工具として3種類の加工具を用いることができるので、部材構造部分の加工を容易に行うことができる。また、このように加工具の数を増やしたとしても、第1の回動ベース部と第1の回動手段によって、第1〜第3の加工具の3つの加工具の回転軸の方向を変えることができるので、装置全体を大型化複雑化しなくてもよい。
また、この構成により、第2の加工具と第3の加工具は、コンパクトな構成で、第1の加工具の回動軸の周囲で様々な位置に移動させることができる。
この構成によれば、第2の加工具と第3の加工具が、同時に第1の加工具側を向いてワークの加工を行うことがないので、第2の加工具と第3の加工具が互いに邪魔にならずに加工を行える。
図1はバリ取り装置の平面図、図2は正面図、図3は左側面図、図4は右側面図である。なお、各図面においては、加工対象となるワークは図示していない。
研削工具24と研削工具26は双方とも、研削工具22よりも小径となっている。
また、研削工具24と研削工具26は完全に同一の径、且つ同一の形状であってもよい。研削工具24と研削工具26が、完全に同一の径、且つ同一の形状の場合には、研削工具24と研削工具26のうちどちらか一方の研削工具が交換時期になったとしても、他方の研削工具を用いて研削を続行できるので、工具の交換の時間的ロスを防ぐことができる。
アーム30は、基台21から前方に向けて突出するように設けられている。また、アーム30は、基台21に対して水平方向に延びる回動軸32によって、鉛直面内で回動可能となっている。
このため、研削工具22の円盤面を、鉛直方向から水平方向にかけての好適な角度でワークに当接させることができる。
さらに、小型の研削工具26は、モータ40の回転軸41に取り付けられている。このため、研削工具24は、モータ40によって回転駆動する。このモータ40もベース部38に取り付けられている。
ベース部38の下面には、モータ28の回転軸23の周囲に設けられているカバーの外壁面に沿って回動自在となる軸受39が設けられている。すなわち、ベース部38は、軸受39がモータ28の回転軸23のカバーの周囲を回動することで、研削工具24と研削工具26をモータ28の回転軸23の周囲を回動させることができる。ベース部38の、回転軸23を中心とした回動軌跡は、図3、図4のEに示されている。
シリンダー42は、軸31によって揺動自在に基台21上の所定位置に設置されているので、シリンダー42のロッド42aの突出入動作を良好に行なうことができる。
取付部材43は、ベース部38の上面において、ベース部38の上面に対して垂直な軸線67を中心にして回動可能である。取付部材43の回動は、取付部材43内部に設けられているモータ44によって行われる。つまり、モータ44が特許請求の範囲でいう第3の回動手段に該当する。モータ44の駆動による取付部材43と研削工具24、26の軸線67を中心とした回転軌跡は、各図のBに示されている。
すなわち、2つの研削工具24,26のうち、一方の研削工具がワークを研削処理中の時には、他方の研削工具はワークとは反対方向を向いていて加工工程には何ら関与していない。
ただし、他方の研削工具によってワークを研削する際には、モータ44を回転駆動させて他方の研削工具をワークに当接させ、一方の研削工具をワークとは反対方向を向くようにする。この時は、一方の研削工具はワークとは反対方向を向いていて加工工程には何ら関与していない。
このように、2種類の小径の研削工具24,26によってワークを研削する場合に、いずれか一方の研削工具のみを使用して研削できるので、研削作業中に他方の研削工具が研削作業の邪魔にならないようにできる。
このため、3つの研削工具22,24,26は、ワークの様々な部位に当接するように移動することができ、ワークの細かい構造部分や、孔内などを良好に研削できる。
しかも、このように3つの研削工具22,24,26を鉛直面内で回動させる手段が共通(1つのモータ34によって回動される)であるから、装置の小型化を図ることができる。
ワーク保持手段27は、ワークを回転可能に載置する下側挟持部64と、ワークを下側挟持部64との間で上下にワークを挟み込んで支持する上側挟持部46とを具備している。
このようなワーク保持手段27は、関節部分で連結された2本のアームによって、基台21から前方に延びた位置に設けられている。2本のアームは、それぞれ、基部側アーム48と、先端側アーム49である。
21 基台
22 研削工具(第1の加工具)
23 回転軸
24 研削工具(第2の加工具)
26 研削工具(第3の加工具)
27 ワーク保持手段
28 モータ(第1のモータ)
29 回転軸
30 アーム(第1の回動ベース部)
31 軸
32 回動軸(軸線)
33 リンク部
34 モータ(第1の回動手段)
36 モータ(第2のモータ)
38 ベース部(第2の回動ベース部)
39 軸受
40 モータ(第3のモータ)
41 回転軸
42 シリンダー(第2の回動手段)
42a ロッド
43 取付部材
44 モータ(第3の回動手段)
45 モータ
46 上側挟持部
48 基部側アーム
49 先端側アーム
50 回動軸
51 ガイド
54 上下動機構
55 モータ
56 ガイド把持部
57 モータ
59 回動桿
60 シリンダ
60a ロッド
61 軸
64 下側挟持部
66 回転軸
67 軸線
Claims (2)
- 加工対象であるワークを保持するワーク保持手段と、研削工具等の加工具とを具備し、
該加工具を回転駆動してワーク保持手段に保持されたワークを加工するワーク加工装置において、
研削工具等の第1の加工具と、
該第1の加工具よりも小径に形成されている研削工具等の第2の加工具と、
少なくとも前記第1の加工具よりも小径に形成されている研削工具等の第3の加工具と、
前記第1の加工具を回転駆動する第1のモータと、
前記第2の加工具を回転駆動する第2のモータと、
前記第3の加工具を回転駆動する第3のモータと、
前記第1の加工具、前記第1のモータ、前記第2の加工具、前記第2のモータ、前記第3の加工具及び前記第3のモータが取り付けられている第1の回動ベース部と、
水平方向に向く軸線を有し、該軸線を中心にして、前記第1の回動ベース部を鉛直面内で回動させる第1の回動手段とを具備し、
前記第2の加工具及び前記第3の加工具は、前記第1の加工具の回転軸を中心にして回動可能となるように第1の加工具の回転軸の周囲に取り付けられている第2の回動ベース部に取り付けられおり、
該第2の回動ベース部を、第1の加工具の回転軸を中心にして回動させる第2の回動手段を具備することを特徴とするワーク加工装置。 - 前記第2の回動ベース部には、前記第2の加工具と前記第3の加工具とが互いに反対方向を向くように取り付けられた取付部材が設けられており、
前記第2の加工具と前記第3の加工具のうち、ワークを加工する際に用いる方の加工具を前記第1の加工具と同じ方向に向けることができるように、前記取付部材を、第2の回動ベース部の表面上で前記第1の加工具の回動軸に対して直交する方向に回動させる第3の回動手段を具備することを特徴とする請求項1記載のワーク加工装置。
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