JP2002326922A - 皮膚外用剤 - Google Patents

皮膚外用剤

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JP2002326922A
JP2002326922A JP2002048296A JP2002048296A JP2002326922A JP 2002326922 A JP2002326922 A JP 2002326922A JP 2002048296 A JP2002048296 A JP 2002048296A JP 2002048296 A JP2002048296 A JP 2002048296A JP 2002326922 A JP2002326922 A JP 2002326922A
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JP2002048296A
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Yukiko Niimoto
由紀子 新本
Osamu Sakata
修 坂田
Hisami Arakane
久美 荒金
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Kose Corp
Original Assignee
Kose Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の老化防止化粧料より高い老化防止効果を
有しており、製剤中で変質することなどなく、高い薬効
が得られる老化防止用皮膚外用剤を提供する。 【解決手段】ルチン、クエルセチン、クエルシトリン、
ビタミンE、ビタミンB、ビタミンA、カロチノイド、
ビタミンC、ビタミンD、マンニトール、エリソルビン
酸、ヒスチジン、トリプトファン、チロシン、メチオニ
ン、シスチン、チオタウリン、タウリン、ヒポタウリ
ン、グラブリジン、グラブレン、リクイリチン、イソリ
クイリチン、グルタチオン、カテキン、没食子酸、葉酸
類、リン脂質、酵母抽出物、海藻抽出物、霊芝抽出物、
卵殻膜抽出物、胎盤抽出物から選ばれる成分をペルオキ
シナイトライト阻害剤として含有する皮膚外用剤であ
る。上記のペルオキシナイトライト阻害剤と、美白剤、
抗酸化剤、抗炎症剤、細胞賦活剤、血行促進剤、保湿
剤、抗菌剤、紫外線防止剤から選ばれる一種又は二種以
上の薬剤とを配合した皮膚外用剤である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペルオキシナイト
ライト阻害剤を配合した皮膚外用剤に関する。
【0002】
【従来技術】従来より、乳液、クリーム、化粧水、美容
液、パック、洗浄料、分散液、軟膏、外用液剤等の皮膚
外用剤には、これらに所定の薬効を付与することを目的
として薬効成分が加えられている。例えば、加齢、紫外
線曝露等により生じる皮膚の皺、弛みを改善するため
に、大豆抽出物等の細胞賦活剤が加えられている。ま
た、色素沈着の改善のためにアスコルビン酸などの美白
剤が加えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来の細胞賦活剤や美白剤は、抗老化効果が十分でなか
ったり、或いは製剤中で変質するなどして所期の薬効が
得られない場合が多く、その改善が望まれていた。本発
明は、この要望に応えるべくなされた発明で、抗老化効
果が十分で、製剤中で変質することなく所期の薬効が発
揮される化粧料を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】ペルオキシナイトライト
〔ペルオキシ亜硝酸イオン(ONOO~)/ペルオキシ
亜硝酸(ONOOH)〕は、Moncadaら(R.M.Palmer, A.
G.Ferrige, Moncada,Nature,327,524-526(1987))によ
って、内皮由来弛緩因子が一酸化窒素NOであることが
発見され、NOの生体内における役割が明らかにされる
とともにクローズアップされてきた化合物である。NO
は生体内で炎症や感染が起こったときなどに大量に発生
し、この過剰に産出されたNOが種々の細胞傷害を起こ
すと言われてきた。しかし、最近の研究によって、この
NOは活性酸素の一種であるスーパーオキシドと速やか
に反応してペルオキシナイトライトを形成することが明
らかになったことから、従来NOによるとされてきた生
体内抗酸化酵素の失活や細胞傷害などはペルオキシナイ
トライトによる可能性が高いという報告がなされてい
る。また、このときペルオキシナイトライトは蛋白質の
チロシン残基をニトロ化することにより、ニトロチロシ
ンを生成するが、老化に伴って生体内にニトロチロシン
が蓄積されるという報告もある。現在、ペルオキシナイ
トライトを直接検出する方法は確立されていない。しか
し、ペルオキシナイトライトが発生するとニトロチロシ
ンが生成されることから、ニトロチロシンを検出するこ
とがペルオキシナイトライトを捕える方法であるとさ
れ、この方法がペルオキシナイトライトの検出手法とし
て一般に用いられている。このことから、広義では、ペ
ルオキシナイトライト阻害剤はニトロチロシンの生成阻
害剤と同一であると考えられている。
【0005】以上のことから、本発明者らは、ペルオキ
シナイトライト及びニトロチロシンの生成を阻害するこ
とが老化防止のために重要であると考え、鋭意努力した
結果、ペルオキシナイトライト及びニトロチロシンの生
成を阻害することにより、しわやたるみ又は色素沈着な
どの皮膚の老化を防止することが可能であることを突き
止めた。そして、皮膚外用剤に、ペルオキシナイトライ
ト及びニトロチロシンの生成を阻害する効果を有する薬
剤(本発明では、この薬剤を単に「ペルオキシナイトラ
イト阻害剤」と称する)を含有することによって、また
該薬剤と美白剤、抗酸化剤、抗炎症剤、細胞賦活剤、血
行促進剤、保湿剤、抗菌剤、紫外線防止剤とを組み合わ
せて含有することによって、高い老化防止効果を有する
ことを見い出し、本発明を完成した。
【0006】すなわち、本発明は、ルチン及びその誘導
体、クエルセチン、クエルシトリン、ビタミンE及びそ
の誘導体、ビタミンB及びその誘導体、ビタミンA及び
その誘導体、カロチノイド、ビタミンC誘導体、ビタミ
ンD及びその誘導体、マンニトール、エリソルビン酸、
ヒスチジン、トリプトファン、チロシン、メチオニン、
シスチン、チオタウリン、タウリン、ヒポタウリン、カ
テキン及びその誘導体、グラブリジン、グラブレン、リ
クイリチン、イソリクイリチン、グルタチオン及びその
誘導体、没食子酸及びその誘導体、葉酸類、リン脂質、
コレステロール、スーパーオキサイドディスムターゼ、
酵母抽出物、海藻抽出物、霊芝抽出物、卵殻膜抽出物、
胎盤抽出物から選ばれる成分をペルオキシナイトライト
阻害剤として含有することを特徴とする皮膚外用剤であ
る。また、このペルオキシナイトライト阻害剤を老化防
止成分或いは美白成分として配合した皮膚外用剤であ
る。また、上記のペルオキシナイトライト阻害剤〔成分
(A)〕と、美白剤、抗酸化剤、抗炎症剤、細胞賦活
剤、血行促進剤、保湿剤、抗菌剤、紫外線防止剤から選
ばれる一種又は二種以上の薬剤〔成分(B)〕とを配合
した皮膚外用剤である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明において、このペルオキシ
ナイトライト阻害剤は、どのような測定方法によってス
クリーニングしてもよい。上記の本発明のペルオキシナ
イトライト阻害剤において、ビタミンE及びその誘導体
は、具体的には、dl−α(β、γ)−トコフェロー
ル、酢酸dl−α−トコフェロール、ニコチン酸−dl
−α−トコフェロール、リノール酸−dl−α−トコフ
ェロール、コハク酸dl−α−トコフェロール等のトコ
フェロール及びその誘導体、ユビキノン類等である。ビ
タミンB及びその誘導体は、チアミン塩酸塩、チアミン
硫酸塩、リボフラビン、酢酸リボフラビン、塩酸ピリド
キシン、ピリドキシンジオクタノエート、フラビンアデ
ニンヌクレオチド、シアノコバラミン、葉酸類、ニコチ
ン酸アミド、ニコチン酸ベンジル等のニコチン酸類、コ
リン類等である。ビタミンA及びその誘導体は、レチノ
ール及びパルミチン酸レチノール、酢酸レチノール等の
誘導体;レチナール及びデヒドロレチナール等の誘導体
等である。カロチノイドは、カロチン、リコピン、アス
タキサンチン等である。ビタミンC誘導体は、L−アス
コルビン酸リン酸エステル、L−アスコルビン酸硫酸エ
ステル、ジパルミチン酸L−アスコルビル、テトライソ
パルミチン酸L−アスコルビル等である。ビタミンD及
びその誘導体は、エルゴカルシフェロール、コレカルシ
フェロール、ジヒドロキシスタナール等である。
【0008】本発明の皮膚外用剤において、ペルオキシ
ナイトライト阻害剤の含有量は、乾燥固形分として好ま
しくは0.00001〜5質量%(以下単に「%」で示
す)であり、より好ましくは0.001〜1%である。
この範囲内であれば、該薬剤及び植物抽出物を安定に配
合することができ、かつ高い老化防止効果を発揮するこ
とができる。また、抽出物を使用する場合は、溶質であ
る乾燥固形分の含有量が上記範囲内であれば、その抽出
物濃度は何ら限定されるものではない。
【0009】また、本発明においては、ペルオキシナイ
トライト阻害剤と共に、美白剤、抗酸化剤、抗炎症剤、
細胞賦活剤、血行促進剤、保湿剤、抗菌剤、紫外線防止
剤から選ばた一種又は二種以上の薬効剤〔(B)成分〕
を、皮膚外用剤に配合することができる。この併用によ
って、一層抗老化性効果を高めることができる。具体的
な薬効剤〔(B)成分〕をそれぞれ以下に示す。ここで
「誘導体」には形成可能な塩が含まれる。
【0010】美白剤としては、カンゾウ抽出物、ヨクイ
ニン(ハトムギ)抽出物、コガネバナ(オウゴン)抽出
物、ビャクレン抽出物、センプクカ抽出物、コムギ抽出
物、トマト抽出物、アガロース、オリゴサッカライド、
ネオアガロビオース、ハイドロキノン及びその誘導体、
システイン及びその誘導体、アスパラガス抽出物、イブ
キトラノオ抽出物、ノイバラ(エイジツ)抽出物、エゾ
ウコギ抽出物、エンドウ豆抽出物、カミツレ抽出物、ケ
イケットウ抽出物、オレンジ抽出物、キイチゴ抽出物、
キウイ抽出物、クララ(クジン)抽出物、ゴマ油、エゴ
マ油、ゴカヒ(エゾウコギ)抽出物、コメ抽出物、サイ
シン抽出物、サンザシ抽出物、サンペンズ(カワラケツ
メイ)抽出物、シャクヤク抽出物、シラユリ抽出物、ク
ワ(ソウハクヒ)抽出液、トウキ抽出液、ブナ抽出物、
ブラックカラント抽出物、ホップ抽出物、マイカイカ
(マイカイ、ハマナス)抽出物、モッカ(ボケ)抽出
物、ユキノシタ抽出物、茶抽出物(烏龍茶、紅茶、緑茶
等)、微生物醗酵代謝産物、大豆抽出物、糖蜜抽出物、
羅漢果抽出物等が挙げられる(尚、かっこ内は、植物の
別名、生薬名等を記載した。)。これらの美白剤のう
ち、特に好ましいものとしては、カンゾウ抽出物、ハト
ムギ(ヨクイニン)抽出物、コムギ抽出物、ビャクレン
抽出物、茶抽出物が挙げられる。
【0011】また抗酸化剤としては、ハイドロキノン及
びその誘導体、カンゾウ抽出物、キュウリ抽出物、ケイ
ケットウ抽出物、ゲンチアナ(リンドウ)抽出物、ゲン
ノショウコ抽出物、コレステロール及びその誘導体、サ
ンザシ抽出物、シャクヤク抽出物、イチョウ抽出物、コ
ガネバナ(オウゴン)抽出物、ニンジン抽出物、マイカ
イカ(マイカイ、ハマナス)抽出物、サンペンズ(カワ
ラケツメイ)抽出物、トルメンチラ抽出物、パセリ抽出
物、ボタン(ボタンピ)抽出物、モッカ(ボケ)抽出
物、メリッサ抽出物、ヤシャジツ(ヤシャ)抽出物、ユ
キノシタ抽出物、ローズマリー(マンネンロウ)抽出
物、レタス抽出物、茶抽出物(烏龍茶、紅茶、緑茶
等)、微生物醗酵代謝産物、羅漢果抽出物等が挙げられ
る(尚、かっこ内は、植物の別名、生薬名等を記載し
た。)。これらの抗酸化剤のうち、特に好ましいものと
しては、ヤシャジツ抽出物、ユキノシタ抽出物、マイカ
イカ抽出物、イチョウ抽出物が挙げられる。
【0012】抗炎症剤としては、グリチルリチン酸及び
その誘導体、グリチルレチン酸及びその誘導体、アロエ
抽出物、アシタバ抽出物、アルテア抽出物、アルニカ抽
出物、イオウ及びその誘導体、イラクサ抽出物、インチ
ンコウ(カワラヨモギ)抽出物、ウコン抽出物、キハダ
(オウバク)抽出物、オトギリソウ抽出物、カミツレ抽
出物、コンフリー(ヒレハリソウ)抽出物、スイカズラ
(キンギンカ)抽出物、クレソン抽出物、サルビア(セ
ージ)抽出物、ワレモコウ(ジユ)抽出物、シコン(ム
ラサキ)抽出物、シソ抽出物、シラカバ抽出物、ニワト
コ抽出物、ガマ(ホオウ)抽出物、ムクロジ抽出物、ユ
ーカリ抽出物、ヨモギ抽出物、レンゲソウ抽出物、コン
ドロイチン硫酸及びその誘導体、酸化亜鉛等が挙げられ
る(尚、かっこ内は、植物の別名、生薬名等を記載し
た。)。これらの抗炎症剤のうち、特に好ましいものと
しては、グリチルリチン酸及びその誘導体、グリチルレ
チン酸及びその誘導体が挙げられる。
【0013】細胞賦活剤としては、リボ核酸及びその
塩、デオキシリボ核酸及びその塩、α−及びγ−リノレ
ン酸、キサンチン及びその誘導体(カフェイン等)、ア
ーモンド抽出物、アスパラガス抽出物、アミノ酸及びそ
の誘導体(セリン、グルタミン酸、テアニン、ヒドロキ
シプロリン、ピロリドンカルボン酸等)、アンズ(キョ
ウニン)抽出物、、イチョウ抽出物、ドコサヘキサエン
酸及びその誘導体、エイコサペンタエン酸及びその誘導
体、キハダ(オウバク)抽出物、オオムギ(バクガ)抽
出物、キウイ抽出物、キュウリ抽出物、クエン酸、コハ
ク酸、シイタケ抽出物、スギナ抽出物、センブリ抽出
物、ダイズ抽出物、ナツメ(タイソウ)抽出物、ツボク
サ抽出物、トウガラシ抽出物、トウキンセンカ抽出物、
トマト抽出物、ニンニク抽出物、ニンジン抽出物、ヒノ
キチオール、ブクリョウ抽出物、ブドウ種子油、ブナ抽
出物、モモ抽出物、ユーカリ抽出物、ユリ抽出物、レタ
ス抽出物、レモン抽出物、ローズマリー(マンネンロ
ウ)抽出物、イカスミ等軟体動物抽出物、貝殻抽出物、
貝肉抽出物、魚肉抽出物、鶏冠抽出物、シルクプロテイ
ン及びその分解物、血清除蛋白抽出物、ローヤルゼリ
ー、ラクトフェリン又はその分解物等)、微生物醗酵代
謝産物(乳酸菌、ビフィズス菌等由来)等が挙げられる
(尚、かっこ内は、植物の別名、生薬名等を記載し
た。)。これらの細胞賦活剤のうち、特に好ましいもの
としては、ピロリドンカルボン酸、鶏冠抽出物、血清除
蛋白抽出物、乳酸菌抽出物、ビフィズス菌抽出物などの
微生物由来の抽出物或いは発酵代謝産物から選ばれる微
生物由来の抽出物が挙げられる。
【0014】血行促進剤としては、アルニカ抽出液、ト
ウガラシチンキ、イチョウ抽出物、γ―オリザノール等
が挙げられる。これらの血行促進剤のうち、特に好まし
いものとしては、アルニカ抽出液、イチョウ抽出物が挙
げられる。
【0015】保湿剤としては、グリセリン、1,3−ブ
チレングリコール、ソルビトール、エリスリトール、ペ
ンタエリスリトール、トレハロース、イノシトール、グ
ルコース、キシリトール、マルトース、マルチトール、
キシロース、果糖、蔗糖およびそれらの誘導体;コラー
ゲン、エラスチン、ケラチン、フィブロネクチン等のタ
ンパク質またはそれらの誘導体及びそれらの加水分解物
並びにそれらの塩;ヒアルロン酸、コンドロイチン硫
酸、デルマタン硫酸、ヘパラン硫酸、ヘパリン及びケラ
タン硫酸等のムコ多糖類及びその誘導体またはそれらの
塩;セリン、グリシン、テアニン、アスパラギン酸、ア
スパラギン、アルギニン、アラニン、バリン、イソロイ
シン、スレオニン、リジン、ヒドロキシリジン、システ
イン、フェニルアラニン、プロリン、ヒドロキシプロリ
ン、オルチニン、シトルリン、ピロリドンカルボン酸等
のアミノ酸及びそれらの誘導体並びにそれらの塩;デキ
ストリン及びその誘導体;ハチミツ等の糖類;糖脂質、
セラミド、ムチン、尿素が挙げられる。
【0016】保湿剤として、更に、アマチャ抽出物、ア
ーモンド抽出物、アシタバ抽出物、アボカド抽出物、ア
ルテア抽出物、アルニカ抽出物、温泉水、アロエ抽出
物、ウスベニアオイ抽出物、コガネバナ(オウゴン)抽
出物、オウレン抽出物、オトギリソウ抽出物、オドリコ
ソウ抽出物、オノニス抽出物、カミツレ抽出物、カラス
ムギ抽出物、グラブリジン、グラブレン、リクイリチ
ン、イソリクイリチン及びこれらを含有するカンゾウ抽
出物、キイチゴ抽出物、スイカズラ(キンギンカ)抽出
物、クインスシード抽出物、クララ(クジン)抽出物、
クチナシ抽出物、クマザサ抽出物、グレープフルーツ抽
出物、クレソン抽出物、ゲンチアナ抽出物、ゲンノショ
ウコ抽出物、ゴボウ抽出物、ゴマ抽出物、コムギ抽出
物、コンフリー(ヒレハリソウ)抽出物、サイシン抽出
物、サボテン抽出物、サボンソウ抽出物、サルビア(セ
ージ)抽出物、サンザシ抽出物、ジオウ抽出物、シソ抽
出物、シモツケ抽出物、シャクヤク抽出物、ショウガ抽
出物、ショウブ抽出物、シラカバ抽出物、セイヨウハッ
カ(ペパーミント)抽出物、ゼニアオイ(ウスベニタチ
アオイ)抽出物、センキュウ抽出物、クワ(ソウハク
ヒ)抽出物、タチジャコウソウ(タイム)抽出物、ツバ
キ抽出物、トウキ抽出液、トウチュウカソウ抽出物、ド
クダミ抽出物、トルメンチラ抽出物、パセリ抽出物、ハ
ッカ抽出物、ハトムギ抽出物、ハマメリス抽出物、バラ
抽出物、ヒノキ抽出物、ヒマワリ抽出物、ピロリドンカ
ルボン酸及びその塩、フキタンポポ抽出物、ブッチャー
ズブルーム抽出物、プルーン抽出物、ヘチマ抽出物、ボ
ダイジュ抽出物、ボタン(ボタンピ)抽出物、ホップ抽
出物、ホホバ油、マカデミアナッツ油、オリーブ油、杏
仁油、パーシック油、サフラワー油、ヒマワリ油、アボ
ガド油、メドゥホーム油、ツバキ油、アーモンド油、エ
ゴマ油、ゴマ油、ボラージ(ルリジサ)油、カカオ脂、
シア脂、マツ抽出物、マルメロ抽出物、マロニエ抽出
物、ムクロジ抽出物、ムラサキ(シコン)抽出物、メド
ウホーム油、メリッサ抽出物、ヤグルマソウ抽出物、ユ
キノシタ抽出物、ユリ抽出物、ライム抽出物、ラベンダ
ー抽出物、リンゴ抽出物、リンドウ(リュウタン)抽出
物、レンゲソウ抽出物、ワレモコウ抽出物、茶抽出物
(烏龍茶、緑茶、紅茶等)、羅漢果抽出物等が挙げられ
る(尚、かっこ内は、植物の別名、生薬名等を記載し
た。)。これらの保湿剤のうち、特に好ましいものとし
ては、アミノ酸及びその誘導体並びにそれらの塩、グリ
セリン、1,3−ブチレングリコールが挙げられる。
【0017】抗菌剤としては、安息香酸、安息香酸ナト
リウム、パラオキシ安息香酸エステル、パラクロルメタ
クレゾール、塩化ベンザルコニウム、フェノキシエタノ
ール、イソプロピルメチルフェノール、石炭酸、ソルビ
ン酸、ソルビン酸カリウム、ヘキサクロロフェン、塩化
クロルヘキシジン、トリクロロカルバニリド、感光素、
ビス(2−ピリジルチオ−1−オキシド)亜鉛、チアン
トール等が挙げられる。
【0018】紫外線防止剤としては、パラメトキシケイ
皮酸−2−エチルヘキシル、オキシベンゾン、4−te
rt−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、2
−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒド
ロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン
酸、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5
−スルホン酸ナトリウム、2−ヒドロキシ−4−メトキ
シベンゾフェノン−5−硫酸ナトリウム、酸化チタン、
酸化亜鉛等が挙げられる。また、粉体は微粒子のものを
用いるとより高い効果が発揮される。これらの紫外線防
止剤のうち、特に好ましいものとしては、パラメトキシ
ケイ皮酸−2−エチルヘキシル、酸化チタン、微粒子酸
化チタン、酸化亜鉛が挙げられる。
【0019】本発明の皮膚外用剤における上記(B)成
分の薬効剤の配合量は、薬効剤の種類により相違する
が、以下に示す範囲とすることが好ましい。この範囲で
あれば、(A)成分のペルオキシナイトライト阻害剤と
組み合わせた場合、製剤及び製剤中の(A)成分のペル
オキシナイトライト阻害剤の経時安定性に影響を及ぼす
ことがなく、より高い老化防止効果を発揮させることが
できる。
【0020】本発明における美白剤の皮膚外用剤への配
合量は、好ましくは0.00001〜10%であり、よ
り好ましくは0.0001〜5%である。植物抽出物を
抽出液のまま用いる場合は乾燥固形分としてこの範囲で
あれば問題ない。この範囲であればより優れた老化防止
効果を示す皮膚外用剤が得られる。また、本発明におけ
る抗酸化剤の配合量は、好ましくは0.00001〜5
%であり、より好ましくは0.0001〜3%である。
植物抽出物を抽出液のまま用いる場合は乾燥固形分とし
てこの範囲であれば問題ない。この範囲であればより優
れた老化防止効果を示す皮膚外用剤が得られる。また、
本発明における抗炎症剤の配合量は、0.00001〜
5%が好ましく、より好ましくは0.0001〜3%で
ある。植物抽出物を抽出液のまま用いる場合は乾燥固形
分としてこの範囲であれば問題ない。この範囲であれば
優れた抗炎症効果があり、かつ優れた老化防止効果を示
す皮膚外用剤が得られる。
【0021】本発明における細胞賦活剤の配合量は、好
ましくは0.00001〜5%、より好ましくは0.0
001〜3%である。植物抽出物を抽出液のまま用いる
場合は乾燥固形分としてこの範囲であればより優れた肌
荒れ改善効果が発現し、かつ、優れた老化防止効果を示
す皮膚外用剤が得られる。本発明における血行促進剤の
配合量は、0.00001〜5%が好ましく、より好ま
しくは0.0001〜3%である。植物抽出物を抽出液
のまま用いる場合は乾燥固形分としてこの範囲であれば
問題ない。この範囲であれば優れた血行促進効果がみら
れ、かつ、優れた老化防止効果を示す皮膚外用剤が得ら
れる。また、本発明における保湿剤の配合量は、0.0
0001〜20%が好ましく、より好ましくは0.00
01〜5%である。植物抽出物を抽出液のまま用いる場
合は乾燥固形分としてこの範囲であれば問題ない。この
範囲であれば優れた保湿効果がみられ、かつ、優れた老
化防止効果を示す皮膚外用剤が得られる。
【0022】本発明における抗菌剤の配合量は0.00
001〜5%が好ましく、より好ましくは0.0001
〜3%である。この範囲であれば優れた抗菌効果がみら
れ、かつ、優れた老化防止効果を示す皮膚外用剤が得ら
れる。また、本発明における紫外線防止剤の配合量は、
好ましくは0.01〜20%、より好ましくは0.1〜
10%である。この範囲であればより優れた紫外線防止
効果が発現し、かつ優れた老化防止効果を示す皮膚外用
剤が得られる。
【0023】これらの美白剤、抗酸化剤、抗炎症剤、細
胞賦活剤、血行促進剤、保湿剤、抗菌剤、紫外線防止剤
は、一種又は二種以上組み合わせて用いることができ
る。本発明の皮膚外用剤は、常法に従い、必須成分であ
る(A)と(B)成分とを通常の皮膚外用剤として知ら
れる種々の形態の基剤に配合して調製することができ
る。皮膚外用剤の配合形態の例としては、特に限定され
ず、例えば、乳液、クリーム、美容液、化粧水、パッ
ク、洗浄料、メーキャップ化粧料、分散液、軟膏などの
化粧料や外用医薬品等とすることができる。
【0024】また、皮膚外用剤の形態に応じ、上記必須
成分以外に通常化粧品や医薬品等の皮膚外用剤に用いら
れる成分、例えば、水(精製水、海洋深層水、植物など
の水蒸気蒸留水等)、油剤、界面活性剤、金属セッケ
ン、ゲル化剤、粉体、アルコール類、水溶性高分子、皮
膜形成剤、樹脂、包接化合物、香料、消臭剤、塩類、P
H調整剤、抗菌剤、清涼剤、収斂剤、抗脂漏剤、保湿
剤、キレート剤、角質溶解剤、酵素、ホルモン類、ビタ
ミン類等を加えることができる。好適な成分の具体例と
してはそれぞれ以下に示すものが挙げられる。ここで、
「誘導体」には形成可能な塩が含まれる。
【0025】油剤としては、通常の化粧料に使用される
ものであれば、天然系油であるか、合成油であるか、或
いは、固体、半固体、液体であるか等の性状は問わず、
炭化水素類、ロウ類、脂肪酸類、高級アルコール類、エ
ステル油、シリコーン油類、フッ素系油類等いずれの油
剤も使用することができる。例えば、スクワラン、スク
ワレン、セレシン、パラフィン、パラフィンワックス、
流動パラフィン、プリスタン、ポリイソブチレン、マイ
クロクリスタリンワックス、ワセリン等の炭化水素類;
ミツロウ、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、鯨ロウ
等のロウ類、牛脂、牛脚脂、牛骨脂、硬化牛脂、硬化
油、タートル油、豚脂、馬脂、ミンク油、肝油、卵黄油
等の動物油;ラノリン、液状ラノリン、還元ラノリン、
ラノリンアルコール、硬質ラノリン、酢酸ラノリン、ラ
ノリン脂肪酸イソプロピル、POEラノリンアルコール
エーテル、POEラノリンアルコールアセテート、ラノ
リン脂肪酸ポリエチレングリコール、POE水素添加ラ
ノリンアルコールエーテル等のラノリン誘導体;ラウリ
ン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベ
ヘン酸、ウンデシレン酸、オレイン酸、アラキドン酸、
ドコサヘキサエン酸(DHA)、イソステアリン酸、1
2−ヒドロキシステアリン酸等の脂肪酸類;ラウリルア
ルコール、ミリスチルアルコール、パルミチルアルコー
ル、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ヘキ
サデシルアルコール、オレイルアルコール、イソステア
リルアルコール、ヘキシルドデカノール、オクチルドデ
カノール、セトステアリルアルコール、2−デシルテト
ラデシノール、フィトステロール、シトステロール、ラ
ノステロール、POEコレステロールエーテル、モノス
テアリルグリセリンエーテル(バチルアルコール)等の
高級アルコール;
【0026】油剤として、更に、アジピン酸ジイソブチ
ル、アジピン酸−2−ヘキシルデシル、アジピン酸−ジ
−2−ヘプチルウンデシル、モノイソステアリン酸−N
−アルキルグリコール、イソステアリン酸イソセチル、
トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、ジ−2
−エチルヘキサン酸エチレングリコール、2−エチルヘ
キサン酸セチル、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチ
ロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタ
エリスリトール、オクタン酸セチル、オクチルドデシル
ガムエステル、オレイン酸オレイル、オレイン酸オクチ
ルドデシル、オレイン酸デシル、ジカプリン酸ネオペン
チルグリコール、クエン酸トリエチル、コハク酸−2−
エチルヘキシル、酢酸アミル、酢酸エチル、酢酸ブチ
ル、ステアリン酸イソセチル、ステアリン酸ブチル、セ
バシン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジ−2−エチルヘ
キシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、パルミチン酸イ
ソプロピル、パルミチン酸−2−エチルヘキシル、パル
ミチン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−ヘプチ
ルウンデシル、12−ヒドロキシステアリル酸コレステ
リル、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、ミリス
チン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、
ミリスチン酸−2−ヘキシルデシル、ミリスチン酸ミリ
スチル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、ラウリン
酸エチル、ラウリン酸ヘキシル、N−ラウロイル−L−
グルタミン酸−2−オクチルドデシルエステル、リンゴ
酸ジイソステアリル等のエステル油;アセトグリセライ
ド、トリイソオクタン酸グリセライド、トリイソステア
リン酸グリセライド、トリイソパルミチン酸グリセライ
ド、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセライド、モノス
テアリン酸グリセライド、ジ−2−ヘプチルウンデカン
酸グリセライド、トリミリスチン酸グリセライド等のグ
リセライド油;ジメチルポリシロキサン、メチルフェニ
ルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサ
ン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチル
シクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシ
ロキサン、テトラメチルテトラハイドロジェンシクロテ
トラシロキサン、ステアロキシシリコーン等の高級アル
コキシ変性シリコーン、高級脂肪酸変性シリコーン、シ
リコーン樹脂、シリコンゴム、シリコーンレジン等のシ
リコーン油;パーフルオロポリエーテル、パーフルオロ
デカリン、パーフルオロオクタン等のフッ素系油剤が挙
げられる。
【0027】界面活性剤としては、アニオン性、カチオ
ン性、非イオン性及び両性の活性剤が用いられる。アニ
オン性界面活性剤としては、ステアリン酸ナトリウムや
パルミチン酸トリエタノールアミン等の脂肪酸セッケ
ン;アルキルエーテルカルボン酸及びその塩;アミノ酸
と脂肪酸の縮合等のカルボン酸塩;アルキルスルホン
酸、アルケンスルホン酸塩、脂肪酸エステルのスルホン
酸塩、脂肪酸アミドのスルホン酸塩、アルキルスルホン
酸塩とそのホルマリン縮合物のスルホン酸塩等のスルホ
ン酸塩;アルキル硫酸エステル塩、第二級高級アルコー
ル硫酸エステル塩、アルキル及びアリルエーテル硫酸エ
ステル塩、脂肪酸エステルの硫酸エステル塩、脂肪酸ア
ルキロールアミドの硫酸エステル塩、ロート油等の硫酸
エステル塩等の硫酸エステル塩;アルキルリン酸塩、エ
ーテルリン酸塩、アルキルアリルエーテルリン酸塩、ア
ミドリン酸塩等のリン酸塩;N−アシルアミノ酸系活性
剤等が挙げられる。
【0028】また、カチオン性界面活性剤としては、ア
ルキルアミン塩、ポリアミン及びアミノアルコール脂肪
酸誘導体等のアミン塩、アルキル四級アンモニウム塩、
芳香族四級アンモニウム塩、ピリジウム塩、イミダゾリ
ウム塩等が挙げられる。非イオン性界面活性剤として
は、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エス
テル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリ
コール脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸
エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン
アルキルエーテル、ポリオキシプロピレンアルキルエー
テル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、
ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソル
ビトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリ
ン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンプロピレングリ
コール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油、
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン
フィトスタノールエーテル、ポリオキシエチレンフィト
ステロールエーテル、ポリオキシエチレンコレスタノー
ルエーテル、ポリオキシエチレンコレステリルエーテ
ル、ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサ
ン、ポリオキシアルキレン・アルキル共変性オルガノポ
リシロキサン、アルカノールアミド、糖エーテル、糖ア
ミド等が挙げられる。両性界面活性剤としては、ベタイ
ン、アミノカルボン酸塩、イミダゾリン誘導体等が挙げ
られる。
【0029】金属セッケンとしては、ステアリン酸アル
ミニウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウ
ム、ステアリン酸マグネシウム、ミリスチン酸亜鉛、ミ
リスチン酸マグネシウム、セチルリン酸亜鉛、セチルリ
ン酸カルシウム、セチルリン酸亜鉛ナトリウム、ラウリ
ン酸亜鉛、ウンデシレン酸亜鉛等が挙げられる。
【0030】ゲル化剤としては、デキストリンパルミチ
ン酸エステル、デキストリンステアリン酸エステル、デ
キストリン2−エチルヘキサン酸パルミチン酸エステル
等のデキストリン脂肪酸エステル、ショ糖パルミチン酸
エステル、ショ糖ステアリン酸エステル等のショ糖脂肪
酸エステル、モノベンジリデンソルビトール、ジベンジ
リデンソルビトール等のソルビトールのベンジリデン誘
導体、ジメチルベンジルドデシルアンモニウムモンモリ
ロナイトクレー、ジメチルジオクタデシルアンモニウム
モンモリロナイトクレー等の有機変性粘土鉱物等が挙げ
られる。
【0031】粉体としては、通常の化粧料に使用される
ものであれば、その形状(球状、針状、板状、等)や粒
子径(煙霧状、微粒子、顔料級等)、粒子構造(多孔
質、無孔質等)を問わず、いずれのものも使用すること
ができる。例えば、無機粉体としては、酸化マグネシウ
ム、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウ
ム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、タルク、合成
雲母、マイカ、カオリン、セリサイト、白雲母、合成雲
母、金雲母、紅雲母、黒雲母、リチア雲母、ケイ酸、無
水ケイ酸、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、
ケイ酸アルミニウムマグネシウム、含硫ケイ酸アルミニ
ウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸スト
ロンチウム、タングステン酸金属塩、ヒドロキシアパタ
イト、バーミキュライト、ハイジライト、モンモリロナ
イト、ゼオライト、セラミックスパウダー、第二リン酸
カルシウム、アルミナ、水酸化アルミニウム、窒化ホウ
素、窒化ボロン等が挙げられる。有機粉体としては、ポ
リアミドパウダー、ポリエステルパウダー、ポリエチレ
ンパウダー、ポリプロピレンパウダー、ポリスチレンパ
ウダー、ポリウレタン、ベンゾグアナミンパウダー、ポ
リメチルベンゾグアナミンパウダー、テトラフルオロエ
チレンパウダー、ポリメチルメタクリレートパウダー、
シルクパウダー、ナイロンパウダー、12ナイロン、6
ナイロン、スチレン・アクリル酸共重合体、ジビニルベ
ンゼン・スチレン共重合体、ビニル樹脂、尿素樹脂、フ
ェノール樹脂、フッ素樹脂、ケイ素樹脂、アクリル樹
脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ポリカーボネイト樹
脂、微結晶繊維粉体、ラウロイルリジン等が挙げられ
る。
【0032】有色顔料としては、酸化鉄、水酸化鉄、チ
タン酸鉄の無機赤色顔料、γー酸化鉄等の無機褐色系顔
料、黄酸化鉄、黄土等の無機黄色系顔料、黒酸化鉄、カ
ーボンブラック等の無機黒色顔料、マンガンバイオレッ
ト、コバルトバイオレット等の無機紫色顔料、水酸化ク
ロム、酸化クロム、酸化コバルト、チタン酸コバルト等
の無機緑色顔料、紺青、群青等の無機青色系顔料、ター
ル系色素をレーキ化したもの、天然色素をレーキ化した
もの、及びこれらの粉体を複合化した複合粉体等、パー
ル顔料としては、酸化チタン被覆雲母、酸化チタン被覆
マイカ、オキシ塩化ビスマス、酸化チタン被覆オキシ塩
化ビスマス、酸化チタン被覆タルク、魚鱗箔、酸化チタ
ン被覆着色雲母等、その他金属粉末顔料が挙げられ、こ
れらの粉体を複合化したり、油剤やシリコーン、又はフ
ッ素化合物で表面処理を行なってもよい。
【0033】アルコール類としてはエタノール、イソプ
ロパノール等の低級アルコール、グリセリン、ジグリセ
リン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ト
リエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロ
ピレングリコ−ル、1,3−ブチレングリコール、ポリ
エチレングリコール等の多価アルコール等が挙げられ
る。
【0034】水溶性高分子としては、アラビアゴム、ト
ラガカント、ガラクタン、キャロブガム、グアーガム、
カラヤガム、カラギーナン、ペクチン、寒天、アルゲコ
ロイド、トラントガム、ローカストビーンガム、ガラク
トマンナン等の植物系高分子、キサンタンガム、デキス
トラン、サクシノグルカン、プルラン等の微生物系高分
子;カゼイン、アルブミン、ゼラチン等の動物系高分
子;デンプン、カルボキシメチルデンプン、メチルヒド
ロキシプロピルデンプン等のデンプン系高分子;メチル
セルロース、エチルセルロース、メチルヒドロキシプロ
ピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロ
キシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロー
ス、セルロース硫酸ナトリウム、カルボキシメチルセル
ロースナトリウム、結晶セルロース、セルロース末のセ
ルロース系高分子;アルギン酸ナトリウム、アルギン酸
プロピレングリコールエステル等のアルギン酸系高分
子;ポリビニルメチルエーテル、カルボキシビニルポリ
マー、アルキル変性カルボキシビニルポリマー等のビニ
ル系高分子;ポリオキシエチレン系高分子;ポリオキシ
エチレンポリオキシプロピレン共重合体系高分子;ポリ
アクリル酸ナトリウム、ポリアクリルアミド等のアクリ
ル系高分子;ポリエチレンイミン、カチオンポリマー、
ベントナイト、ラポナイト、ヘクトライト等の無機系水
溶性高分子や樹脂、包接化合物等が挙げられる。また、
この中には、ポリビニルアルコールやポリビニルピロリ
ドン等の皮膜形成剤も含まれる。
【0035】pH調整剤としては、炭酸カリウム、炭酸
水素ナトリウム、炭酸水素アンモニウム等、クエン酸ナ
トリウム、リンゴ酸ナトリウム、シュウ酸ナトリウム等
が挙げられる。清涼剤としては、L−メントール、カン
フル及びその誘導体等が挙げられる。皮膚収斂剤として
はタンニン酸等、抗脂漏剤としてはチアントロール等、
酵素としてはリパーゼ、パパイン等が挙げられる。ホル
モン類としてはメラトニンおよびその誘導体、副腎皮質
ホルモンおよびその誘導体、植物ホルモン(オーキシ
ン、サイトカイニン、ジベレリン、カイネチン、アブシ
ジン酸、エチレン等)およびその誘導体等があげられ
る。角質溶解剤としてはクエン酸、乳酸、酒石酸、リン
ゴ酸、グリコール酸、コハク酸、サリチル酸等の有機酸
があげられる。
【0036】
【実施例】次に試験例及び実施例を挙げて本発明を更に
詳細に説明するが、本発明はこれらになんら制約される
ものではない。
【0037】試験例1 ペルオキシナイトライトによる
蛋白質の傷害抑制試験 ペルオキシナイトライトによる蛋白質の傷害抑制試験
は、加藤らにより開発されたELISAを用いた蛋白質
のペルオキシナイトライトによる傷害抑制試験(J. Agr
ic. Food. Chem., 45, 3007(1997))に従って、図1記
載の各物質について、次のように試験を行った。なお、
傷害抑制試験には、基質蛋白質として皮膚真皮において
保湿等の役割を果たすコラーゲン、および動脈硬化との
関連が指摘されるLDLを用いた。まず、0.1mol
/Lリン酸緩衝液(pH7.4)90μLにコラーゲン
を最終濃度0.5mg/mLとなるよう溶解した。次い
で、等濃度(重量%)の図1記載の各物質のDMSO溶
液10μLを添加し、最終濃度1.0mmol/L量の
ペルオキシナイトライトを反応させ、生じるニトロチロ
シン部位をELISAを用いて測定した。その結果図1
に示すようにBHTと比較して顕著な活性が認められ
た。なお、図1において、*1は協和発酵社製、*2は
田辺製薬社製、*3はイタノ冷凍社製、*4はペンタフ
ァーム社製(乾燥固形分3.5%)、*5は和光純薬工
業社製である。
【0038】実施例1 乳液 表1に示す組成及び下記製法で乳液を調製し、ペルオキ
シナイトライト阻害剤を配合した場合のしわ改善効果を
調べた。その結果を併せて表1に示す。
【0039】
【表1】
【0040】(製法) A.成分(9)と(10)および(12)を加熱混合
し、70℃に保つ。 B.成分(1)〜(7)を加熱混合し、70℃に保つ。 C.BにAを加えて混合し、均一に乳化する。 D.Cを冷却後(8)、(11)および(13)を加
え、均一に混合して乳液を得た。
【0041】(試験方法)被験乳液1品につき22歳か
ら40歳の女性15名をパネルとし、毎日、朝と夜の2
回、洗顔後に被験乳液の適量を顔面に塗布した。試験は
12週間行った。塗布によるしわ改善効果を以下の基準
によって評価した。 (評価基準) <評価> <内 容> 有 効 しわがめだたなくなった。 やや有効 しわがややめだたなくなった。 無 効 使用前と変化なし。 表1に示される如く、ペルオキシナイトライト阻害剤を
配合した皮膚外用剤は、これらを皮膚に適用することに
より、しわを改善することができ、美しい肌とすること
が明らかとなった。
【0042】実施例2 乳液 表2に示す組成及び下記製法で乳液を調製し、ペルオキ
シナイトライト阻害剤を配合した場合の美白効果を調べ
た。その結果を併せて表2に示す。
【0043】
【表2】
【0044】(製法) A.成分(9)と(10)および(12)を加熱混合
し、70℃に保つ。 B.成分(1)〜(7)を加熱混合し、70℃に保つ。 C.BにAを加えて混合し、均一に乳化する。 D.Cを冷却後(8)、(11)および(13)を加
え、均一に混合して乳液を得た。
【0045】(試験方法)被験乳液1品につき22歳か
ら40歳の女性15名をパネルとし、毎日、朝と夜の2
回、洗顔後に被験乳液の適量を顔面に塗布した。試験は
12週間行った。塗布による美白効果を以下の基準によ
って評価した。 (評価基準) <評価> <内 容> 有 効 肌のくすみがめだたなくなった。 やや有効 肌のくすみがややめだたなくなった。 無 効 使用前と変化なし。 表2に示される如く、ペルオキシナイトライト阻害剤を
配合した皮膚外用剤は、これらを皮膚に適用することに
より、肌の「くすみ」等の発生の防止、改善をすること
ができ、美しい肌とすることが明らかとなった。
【0046】実施例3 クリーム 表3に示す組成及び下記製法でクリームを調製し、ペル
オキシナイトライト阻害剤と美白剤、抗酸化剤、抗炎症
剤、細胞賦活剤、血行促進剤、保湿剤、抗菌剤、紫外線
防止剤を併用した場合の美肌効果を調べた。その結果を
併せて表3に示す。
【0047】
【表3】
【0048】(製法) A.成分(1)〜(6)、(12)、(13)、(1
5)及び(16)を混合し、加熱して70℃に保つ。 B.成分(18)の一部を加熱して70℃に保つ。 C.AにBを加え、(7)〜(10)、(18)の残部
で溶解した(11)、(14)および(17)を混合し
た後、冷却してクリームを得た。
【0049】(試験方法)被験クリームにつき22〜4
0才の女性15名をパネルとし、毎日朝と夜の2回、1
2週間にわたって洗顔後に被験クリームの適量を顔面に
塗布した。塗布による美肌効果を以下の基準によって評
価した。 (評価基準) <評価> <内 容> 有 効 しみやくすみ、たるみが改善された。 やや有効 しみやくすみ、たるみがやや改善された。 無 効 使用前と変化なし。
【0050】表3の結果に示される如く、ペルオキシナ
イトライト阻害剤を配合する皮膚外用剤は、これらを皮
膚に適用することにより、しみやくすみ、たるみなどの
肌症状を改善することができ、美しい肌とすることが明
らかとなった。さらに、ペルオキシナイトライト阻害剤
と、美白剤、抗酸化剤、抗炎症剤、細胞賦活剤、血行促
進剤、保湿剤、抗菌剤、紫外線防止剤とを併用して配合
した外用剤を皮膚に適用することにより、ペルオキシナ
イトライト阻害剤を単独で配合した外用剤を適用した場
合に比べてより優れた美肌効果を発揮することが明らか
となった。
【0051】 実施例4. 化粧水 (成分) (%) (1)グリセリン 5.0 (2)1,3−ブチレングリコール 6.5 (3)ポリオキシエチレンソルビタン モノラウレート(20E.O.) 1.2 (4)エチルアルコール 8.0 (5)L−ヒスチジン *1 0.01 (6)ヨクイニン抽出物*2 0.1 (7)シャクヤク抽出物*3 0.1 (8)セリン*4 0.01 (9)防腐剤 適量 (10)香料 適量 (11)精製水 残量 *1 和光純薬社製 *2 丸善製薬社製 *3 稲畑香料社製 *4 協和発酵社製 (製法) A.成分(3)、(4)、(9)及び(10)を混合溶
解する。 B.成分(1)、(2)、(5)〜(8)及び(11)
を混合溶解する。 C.AとBを混合して均一にし、化粧水を得た。 得られた化粧水は、経時安定性に優れ、皮膚に適用する
ことにより、しわやたるみ、色素沈着を防止し、透明感
のある美しい肌にする化粧水であった。
【0052】 実施例5. クリーム (成分) (%) (1)ミツロウ 6.0 (2)セタノール 5.0 (3)還元ラノリン 5.0 (4)スクワラン 30.0 (5)親油型モノステアリン酸グリセリル 4.0 (6)ポリオキシエチレンソルビタン モノラウレート(20E.O.) 2.0 (7)パルミチン酸レチノール*1 0.5 (8)イチョウ抽出物 *2 0.1 (9)γ−オリザノール*3 0.01 (10)キイチゴ抽出物*4 0.1 (11)防腐剤 適量 (12)香料 適量 (13)精製水 残量 *1 日本ロシュ社製 *2 常磐植物化学研究所社製 *3 築野ライスファインケミカルズ社製 *4 エスペリス社製 (製法) A.成分(1)〜(6)、(9)および(11)を混合し、加熱
して70℃に保つ。 B.成分(13)の一部を加熱して70℃に保つ。 C.AにBを加え、(13)の残部で溶解した(7)、
(8)、(10)、(12)を混合した後、冷却してクリーム
を得た。 得られたクリームは、経時安定性に優れ、皮膚に適用す
ることにより、しわやたるみ、色素沈着を防止し、透明
感のある美しい肌にするクリームであった。
【0053】 *1 和光純薬社製 *2 丸善製薬社製 *3 香栄興業社製
【0054】(製法) A.成分(3)、(4)及び(8)の一部を加熱混合し、75
℃に保つ。 B.成分(1)、(2)を加熱混合し、75℃に保つ。 C.AをBに徐々に加える。 D.Cを冷却しながら(8)の残部で溶解した(5)〜(7)
を加え、軟膏を得た。 得られた軟膏は、経時安定性に優れ、皮膚に適用するこ
とにより、しわやたるみ、色素沈着を防止し、透明感の
ある美しい肌にする軟膏であった。
【0055】 実施例7. パック (成分) (%) (1)ポリビニルアルコール 20.0 (2)エチルアルコール 20.0 (3)グリセリン 5.0 (4)カオリン 6.0 (5)グルタチオン*1 0.1 (6)酢酸トコフェロール*2 0.2 (7)コムギ抽出物*3 0.1 (8)防腐剤 0.2 (9)香料 0.1 (10)精製水 残量 *1 田辺製薬社製 *2 エーザイ社製 *3 SILAB社製 (製法) A.成分(1)、(3)、(4)及び(10)を混合
し、70℃に加熱し、撹拌する。 B.成分(2)及び(8)を混合する。 C.上記Bを先のAに加え、混合した後、冷却して
(5)〜(7)及び(9)を均一に分散してパックを得
た。 得られたパックは、経時安定性に優れ、皮膚に適用する
ことにより、しわやたるみ、色素沈着などを防止し、透
明感のある美しい肌にするパックであった。
【0056】 実施例8 リキッドファンデーション (成分) (%) (1)ラノリン 7.0 (2)流動パラフィン 5.0 (3)ステアリン酸 2.0 (4)セタノール 1.0 (5)パラメトキシケイ皮酸−2−エチルヘキシル 3.0 (6)グリセリン 5.0 (7)トリエタノールアミン 1.0 (8)カルボキシメチルセルロース 0.7 (9)精製水 残量 (10)酸化チタン 8.0 (11)微粒子酸化チタン 2.0 (12)酸化亜鉛 5.0 (13)マイカ 15.0 (14)タルク 6.0 (15)着色顔料 6.0 (16)酵母抽出物*1 0.5 (17)トマト抽出物*2 0.5 (18)ヨモギ抽出物*3 0.1 (19)香料 適量 *1 ペンタファーム社製 *2 エスペリス社製 *3 丸善製薬社製
【0057】(製法) A.成分(1)〜(5)を混合溶解する。 B.Aに成分(10)〜(15)を加え、均一に混合
し、70℃に保つ。 C.成分(6)〜(9)を均一に溶解し、70℃に保
つ。 D.BにCを添加して、均一に乳化する。 E.Dを冷却後、成分(16)〜(19)を添加してリ
キッドファンデーションを得た。 得られたリキッドファンデーションは、経時安定性に優
れ、皮膚に適用することにより、しわやたるみ、色素沈
着などを防止するリキッドファンデーションであった。
【0058】
【発明の効果】以上のごとく、本発明の皮膚外用剤は、
ペルオキシナイトライト阻害剤を成分として含有するこ
とにより、しみやたるみ、色素沈着などを抑制し、さら
に美白剤、抗酸化剤、抗炎症剤、細胞賦活剤、血行促進
剤、保湿剤、抗菌剤、紫外線防止剤と組み合わせること
により、高い老化防止効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ペルオキシナイトライト阻害剤の試験結果を示
すグラフ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/00 A61K 7/00 G H J K M N U W 45/06 45/06 A61P 17/00 A61P 17/00 (72)発明者 荒金 久美 東京都北区栄町48番18号 株式会社コーセ ー研究本部内 Fターム(参考) 4C083 AA031 AA032 AA071 AA081 AA082 AA111 AA112 AB032 AB052 AB212 AB242 AB432 AC022 AC072 AC122 AC131 AC232 AC311 AC342 AC422 AC442 AC471 AC542 AC581 AC582 AC641 AC841 AC842 AC851 AC852 AC881 AC882 AD092 AD272 AD392 AD411 AD412 AD491 AD512 AD621 AD631 AD641 AD651 AD661 AD662 BB46 BB47 CC03 CC04 CC05 CC07 DD23 DD27 DD31 EE11 EE16 4C084 AA17 AA20 MA02 MA17 MA22 MA28 MA63 NA14 ZA891 ZA892

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ルチン及びその誘導体、クエルセチン、ク
    エルシトリン、ビタミンE及びその誘導体、ビタミンB
    及びその誘導体、ビタミンA及びその誘導体、カロチノ
    イド、ビタミンC誘導体、ビタミンD及びその誘導体、
    マンニトール、エリソルビン酸、ヒスチジン、トリプト
    ファン、チロシン、メチオニン、シスチン、チオタウリ
    ン、タウリン、ヒポタウリン、カテキン及びその誘導
    体、グラブリジン、グラブレン、リクイリチン、イソリ
    クイリチン、グルタチオン及びその誘導体、没食子酸及
    びその誘導体、葉酸類、リン脂質、コレステロール、ス
    ーパーオキサイドディスムターゼ、酵母抽出物、海藻抽
    出物、霊芝抽出物、卵殻膜抽出物、胎盤抽出物から選ば
    れる成分を、ペルオキシナイトライト阻害剤として含有
    することを特徴とする皮膚外用剤。
  2. 【請求項2】請求項1記載のペルオキシナイトライト阻
    害剤を老化防止成分として配合することを特徴とする皮
    膚外用剤。
  3. 【請求項3】請求項1記載のペルオキシナイトライト阻
    害剤を美白成分として配合することを特徴とする皮膚外
    用剤。
  4. 【請求項4】次の成分(A)及び(B) (A)請求項1記載のペルオキシナイトライト阻害剤 (B)美白剤、抗酸化剤、抗炎症剤、細胞賦活剤、血行
    促進剤、保湿剤、抗菌剤、紫外線防止剤から選ばれる一
    種又は二種以上の薬剤を配合することを特徴とする皮膚
    外用剤。
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