JP2003212727A - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JP2003212727A
JP2003212727A JP2002006175A JP2002006175A JP2003212727A JP 2003212727 A JP2003212727 A JP 2003212727A JP 2002006175 A JP2002006175 A JP 2002006175A JP 2002006175 A JP2002006175 A JP 2002006175A JP 2003212727 A JP2003212727 A JP 2003212727A
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hair
hair growth
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aqueous phase
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Application number
JP2002006175A
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English (en)
Inventor
Akihiro Ishino
章博 石野
Tomoko Yokoyama
智子 横山
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 体毛の発育あるいは伸長を抑制する安全性が
高い毛成長抑制剤及びそれを含有する医薬品、医薬部外
品あるいは化粧料等の外用組成物の提供。 【解決手段】 毛成長抑制剤は、クエルシトリン又はイ
ソクエルシトリン等のフラボノール配糖体を有効成分と
するものであり、この有効成分を他の水相成分及び油相
成分と常法にしたがって混合し、化粧料等の外皮に適用
される各種組成物を調製する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定の配糖体を有
効成分とする、発毛抑制剤等の毛成長抑制剤及びこれを
含有する化粧品、医薬部外品あるいは皮膚外用剤等の外
用組成物、特に化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】人体が有する頭髪あるいは体毛は、本来
生物学的には頭部、胸部、手足等の重要な器官を防護す
るためのものであるが、衣服や保護具等の防護手段が現
れ、それらを人類が活用し発達するに従って、体毛が担
う器官防護機能は重要ではなくなってきているのが現状
である。
【0003】また、一般に頭髪は豊かであることが望ま
れているのに対し、近年、特に手足等における体毛は美
的外観上は無い方が好ましいとする傾向が高まり、この
ため各種の体毛除去方法が開発され、利用されている。
具体的には、シェーバー、抜毛器等を用いる機械的除去
方法、脱毛剤を用いて体毛を毛根から抜去する方法、除
毛剤を用いてその化学的作用により体毛を除去する方法
などが挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の体毛除去方法は、皮膚に対して物理的又は化学的刺激
を伴うものであり、また、体毛除去方法によって多少の
差はあるものの体毛除去効果の持続性には限度がある。
このため、一定期間経過後には再び体毛除去処理を行わ
なければならず、体毛除去処理作業の軽減化が望まれて
いる。
【0005】前述のとおりであるから、皮膚に対する刺
激が少なく、かつ体毛除去処理作業の負担をより軽減で
きる体毛の成長抑制あるいは除去処理等の技術の出現が
望まている。このような実情の下において、本発明者は
各種物質に関し毛成長抑制能を鋭意研究し、特定の配糖
体に毛成長抑制能があることを見出し、その結果開発に
成功したのが、本発明の毛成長抑制剤及びこれを含有す
る化粧料等の外用組成物である。
【0006】従って、本発明は、体毛の成長あるいは発
育を効果的に抑制して体毛除去処理回数を減少させるこ
とのできる毛成長抑制剤及びこれを含有する化粧料等の
外用組成物を提供することを発明の解決課題、すなわち
目的とする。特に、本発明は特定の配糖体、具体的には
フラボノール配糖体が毛母細胞及び毛乳頭細胞に直接的
に作用して優れた毛成長抑制効果を示し、しかも長期に
わたり安全性が高いことを見出したものであり、それを
有効成分とする毛成長抑制剤およびこれを含有する化粧
料等の外用組成物を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような実情の下に開
発された、本発明は、前述のとおり毛成長抑制剤及び外
用組成物、特に化粧料の発明であり、そのうちの毛成長
抑制剤は、フラボノール配糖体を有効成分とするもので
あり、また化粧料等の外用組成物は当該毛成長抑制剤を
含有するものである。
【0008】そして、フラボノール配糖体を有効成分と
する本発明の毛成長抑制剤は、優れた毛成長抑制能を有
し、また該配糖体はクエルシトリン等で長年人が食物か
ら摂取してきたものであることから安全性が高く、医薬
品、医薬部外品あるいは化粧料等の外皮に適用される各
種組成物に配合して使用することができ、それら組成物
は優れた毛成長抑制能を発現することができる。特に化
粧料に配合した場合には優れた毛成長抑制能を有し、安
全性の高い化粧料を提供することができる。より具体的
には皮膚に対する刺激が少なく、かつ体毛除去処理作業
の負担をより軽減できる化粧料が提供可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】前述のとおり、本発明の毛成長抑
制剤は、フラボノール配糖体を有効成分とするものであ
り、そのフラボノール配糖体としては、前記配糖体がク
エルシトリン{quercitrin:3-[(6-Deoxy-α-L-mannopy
ranosyl)oxy]-2-(3,4-dihydroxyphenyl)-5,7-dihydroxy
-4H-1-benzopyran-4-one}あるいはイソクエルシトリン
{isoquercitrin:2-(3,4-dihydroxyphenyl)-3-(β-D-g
lucofuranosyloxy-5,7-dihydroxy-4H-1-benzopyran-4-o
ne}が挙げられる。
【0010】前記フラボノール配糖体を毛成長抑制剤の
有効成分として配合して用いる場合、化粧料等の外用組
成物全量中に、0.00000001〜1重量%配合す
るのがよく、好ましくは0.0000001〜0.1重
量%、より好ましくは0.000001〜0.01重量
%配合するのがよい。
【0011】上記フラボノール配糖体を毛成長抑制性能
を有する有効成分として化粧料等の外用組成物に配合し
て用いる場合、このフラボノール配糖体に加えて、本発
明の効果を損なわない範囲内で、通常化粧品や医薬品等
の皮膚外用剤に用いられる各種の他の成分、例えば油
分、湿潤剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、界面活性剤、
防腐剤、保湿剤、香料、水、アルコール、増粘剤等を必
要に応じて適宜配合することができる。
【0012】前項紫外線吸収剤としては、2−ヒドロキ
シ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4
−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸ナトリウ
ム、ベンゾトリアゾリルブチルフェノールスルホン酸ナ
トリウム、メチレンビス−ベンゾトリアゾイルテトラメ
チルブチルフェノール等のベンゾフェノン誘導体、パラ
メトキシ桂皮酸オクチル、ジパラメトキシ桂皮酸モノ−
2−エチルヘキサン酸グリセリル、イソペンチルトリメ
トキシ桂皮酸トリシロキサン等のメトキシ桂皮酸誘導
体、ウロカニン酸、4-tert-4'-メトキシジベンゾイル
メタン、ビス−エチルヘキシルオキシフェノールメトキ
シフェニルトリアジン、エチルヘキシルトリアゾン、フ
ェニルベンジイミダゾールスルホン酸等を必要に応じて
適宜配合することができる。
【0013】そして、前記した他の成分以外にも、本発
明の外用組成物には配合することができるものが更にあ
り、それにはエデト酸二ナトリウム、エデト酸三ナトリ
ウム、クエン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、メ
タリン酸ナトリウム、グルコン酸等の金属イオン封鎖
剤、カフェイン、タンニン、ベラパミル、トラネキサム
酸もしくはその誘導体、甘草抽出物、グラブリジン、各
種生薬、酢酸トコフェロール、グリチルリチン酸、その
誘導体もしくはその塩等の薬剤、ビタミンC、アスコル
ビン酸リン酸マグネシウム、アスコルビン酸グルコシ
ド、アルブチン、コウジ酸、レゾルシノール、エラグ
酸、カミツレ抽出物等の他の美白剤、又はグルコース、
フルクトース、マンノース、ショ糖、トレハロース等の
糖類等がある。
【0014】本発明のフラボノール配糖体を有効成分と
する毛成長抑制剤は、外皮に適用される化粧料、医薬
品、医薬部外品等に配合して使用することができ、特に
化粧料には広く好適に使用することが可能であり、その
剤型も、皮膚に適用できるものであればいずれでもよ
く、溶液系、可溶化系、乳化系、粉末分散系、水−油二
層系、水−油−粉末三層系、軟膏、ゲル、エアゾール等
任意の剤型が採用できる。
【0015】また、本発明のフラボノール配糖体を有効
成分とする毛成長抑制剤を含有する外用組成物の製品形
態(使用形態)については任意であり、例えば化粧料の
場合には、化粧水、乳液、クリーム、パック等のフェー
シャル化粧料やファンデーションのほかメーキャップ化
粧料、芳香化粧料、浴用剤等の形態にすることができ
る。
【0016】その発毛抑制剤を含有する化粧料の製品形
態については、前記のとおり特に限定されるものではな
いが、除毛、脱毛又は髭剃り関連化粧料とすることが好
ましい。このような化粧料としては、具体的にはペース
ト状、クリーム状、エアゾール状等の除毛剤、ワックス
状、ジェル状、シート状等の脱毛剤、除毛又は脱毛の後
処理に用いるローション、クリーム等の後処理料、デオ
ドラントローション、デオドラントパウダー、デオドラ
ントスプレー、デオドラントスティック等の制汗・防臭
化粧料、プレシェーブローション等の髭剃り前処理料、
シェービングクリーム等の髭剃り料、アフターシェーブ
ローション等の髭剃り後処理料などが挙げられる。
【0017】なお、本発明のフラボノール配糖体を有効
成分とする毛成長抑制剤を配合する化粧料等の外用組成
物のとり得る剤型、製品形態及び具体的製品は、前記し
た具体的剤型、製品形態及び製品に限定されないことは
いうまでもない。
【0018】
【実施例】以下に、本発明の毛成長抑制剤の有効成分で
あるフラボノール配糖体の毛成長抑制性能評価試験及び
該毛成長抑制剤を含有する各種剤型及び各種製品形態の
化粧料の実施例により、本発明を更に詳細に説明する
が、本発明は、これらの評価試験及び実施例によって何
等限定されるものではなく特許請求の範囲の記載によっ
て特定されるものである。
【0019】[毛成長抑制評価試験1]毛成長抑制効果を
評価するために不死化ヒト外毛根鞘細胞を用いた評価試
験を行なった。その評価試験の詳細は以下に示す。な
お、不死化ヒト外毛根鞘細胞増殖は特開2000−89
に記載された細胞を用いた。
【0020】[不死化ヒト外毛根鞘細胞増殖抑制試験]評
価試験は以下の手順で実施した。不死化外毛根鞘細胞
(IORS)を用い、K−GM(Clonetics)
で、50,000細胞/mlの細胞密度の細胞懸濁液を
調製した。これを100μlずつ、コラーゲンタイプI
−コーティングされた96ウェルプレート(岩城硝子)
に播種し(5,000細胞/well)、37℃、5%
CO2で24時間、前培養を行い、細胞を付着させた。
【0021】[試験試料の調製]クエルシトリン、イソク
エルシトリンは、エタノールにて0.04%溶液に調整
し、更にK−GM培地で希釈した。次に、PBS又は増
殖因子を含まない基礎培地のK−BM(Clonetics)にて
洗った後に、試験対象物質を含むK−GMに培地交換
(200μl)した。コントロール培地としてK−GM
を用い、さらに細胞毒性を確認するために増殖抑制コン
トロールとして基礎培地K−BMを試験対象培地として
200μlだけ加えた。コントロール、増殖抑制コント
ロール及び各試験試料をそれぞれの濃度につき4wellで
試験し、それぞれの相対的な細胞数の平均値を求めた。
【0022】[細胞増殖の評価]コントロール、増殖抑制
コントロール及び各試験試料を48時間培養した後に、
20μlのアラマーブルー(Bio Source Internationa
l)を各wellに加え、37℃、6時間反応させた後
に、マイクロプレートリーダーにて570nm,600
nmの吸光度を測定した。添付の使用説明書に従って、
吸光度の測定結果によりアラマーブルーの還元率を求め
た。この還元率は、生細胞数と相関することから、各コ
ントロール及び試験対象物質添加系での相対的な細胞数
が求められる。
【0023】[効果の判定]培地交換後2日間で、コント
ロール培地であるKGM培地中でIORSは約2倍に増
殖した。増殖抑制率の計算は下記の式に基づいて算出し
た。 細胞増殖抑制率(%)=(A−C)/(A−B)×10
0 A:コントロールの細胞増殖 B:増殖抑制コントロールの細胞増殖 C:試料添加系での細胞増殖 なお、増殖抑制コントロール培地での細胞増殖を増殖率
0%、コントロール培地での細胞増殖を増殖率100%
とし、試料添加時の細胞増殖抑制率を算出した。
【0024】[判定基準]効果の判定は以下の判定基準に
よった。 増殖抑制 20%以上 強い抑制効果あり ◎ 増殖抑制 10%以上20%未満 抑制効果あり ○ 増殖抑制 10%未満 弱い抑制効果あり △ 増殖抑制 −5%以下 促進効果あり × なお、試料添加系での細胞増殖が増殖抑制コントロール
以下の場合は細胞毒性と判断し評価の対象外とした。
【0025】本発明の毛成長抑制剤の有効成分であるフ
ラボノール配糖体のクエルシトリン及びイソクエルシト
リンを試験試料として、各種濃度で前記毛成長抑制評価
試験を行った。その結果は表1に示すとおりである。そ
の結果によれば、クエルシトリン及びイソクエルシトリ
ンは、極めて低濃度でも毛成長抑制効果を発現してお
り、非常に優れた毛成長抑制効果を有することがわか
る。
【0026】
【表1】
【0027】[毛成長抑制評価試験2]毛成長抑制効果を
評価するために下記C3Hマウス発毛抑制試験による評
価試験も行なった。 [C3Hマウス発毛抑制試験]生後8週から10週齢のC
3Hマウス1群3匹の背部毛を電気バリカンにて2×4
cm2にわたり毛刈り後、除毛クリーム(資生堂:デベ
ーヌ)を用いて除毛処理を行った。除毛部位に被験試料
を1日1回、100μlずつ18日間塗布した。被験試
料は溶媒(100%エタノール)に溶解した。対照群に
は溶媒のみを塗布した。
【0028】[発毛抑制効果の評価]塗布10日後及び1
8日後に、除毛部位の毛再生を下記の評価基準に基づい
てスコア化した。発毛抑制効果は、塗布10日後のスコ
アについて対照群と比較し、対照群よりポイントの低い
ものを発毛抑制効果に関し「あり」と評価する。伸長抑
制効果は塗布10日後と18日後のスコアの差を求め、
対照群の差より小さいものを伸長抑制効果として評価す
る。
【0029】 [評価基準] ポイント 毛再生状態 0 発毛なし 1 除毛部の皮膚が黒くなる 2 毛の先が見える 3 非除毛部の半分程度の長さの毛が観察される 4 非除毛部と同じ長さの毛で覆われる。 評価は、各マウスについて、毛再生を0.5ポイントき
ざみで行った。
【0030】[判定基準]発毛抑制効果及び伸長抑制効果
について、前記スコアに基づいて下記判定基準により評
価した。 [発毛抑制効果] あり:10日目の「毛再生ポイント」が「溶媒(EtOH)」
よりも低いもの [伸長抑制効果] ◎:強い(塗布10日後と18日後のスコアの差が2未
満のもの) ○:塗布10日後と18日後のスコアの差が2以上2.
5未満のもの △:弱い(塗布10日後と18日後のスコアの差が3未
満のもの)
【0031】本発明の毛成長抑制剤の有効成分であるフ
ラボノール配糖体のクエルシトリン及びイソクエルシト
リンを被験試料として、各種濃度で毛成長抑制評価試験
を行った。その結果は表2に示すとおりである。その結
果によれば、クエルシトリン及びイソクエルシトリン
は、極めて低濃度でも毛成長抑制効果を発現しており、
非常に優れた毛成長抑制効果を有することがわかる。
【0032】
【表2】
【0033】以下に、本発明の毛成長抑制剤を含有する
各種化粧料に関し、各種剤型及び製品形態の配合例を、
実施例として説明する。なお、以下の各実施例における
全配合成分の重量%の合計量は100%であり、したが
って「(重量%)」の欄における「残余」は、100%
から当該成分を除く他の全成分の重量%を減算したもの
である。
【0034】 (実施例1) バニシングクリーム (配 合 成 分) (重量%) (1)ステアリン酸 6.0 (2)ソルビタンモノステアリン酸エステル 2.0 (3)ポリオキシエチレン(20モル) ソルビタンモノステアリン酸エステル 1.5 (4)アルブチン 7.0 (5)亜硫酸水素ナトリウム 0.03 (6)プロピレングリコール 7.0 (7)グリセリン 3.0 (8)クエルシトリン 1.0 (9)エチルパラベン 0.1 (10)ブチルパラベン 0.1 (11)チオタウリン 0.01 (12)香料 0.1 (13)イオン交換水 残 余
【0035】(製法)(13)に(4)、(6)、
(7)を加え、加熱して70℃に保った水相を調製す
る。一方、(1)〜(3)、(5)、(8)〜(12)
を混合し、加熱融解して70℃に保った油相を調製す
る。水相に油相を加え予備乳化を行い、ホモミキサーで
均一に乳化した後、よくかきまぜながら30℃まで冷却
し、バニシングクリームを得た。
【0036】 (実施例2) 中性クリーム (配 合 成 分) (重量%) (1)ステアリルアルコール 5.0 (2)ステアリン酸 2.0 (3)水添ラノリン 2.0 (4)2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン 2.0 (5)スクワラン 5.0 (6)2−オクチルドデシルアルコール 6.0 (7)ポリオキシエチレン(25モル) セチルアルコールエーテル 3.0 (8)グリセリンモノステアリン酸エステル 2.0 (9)胎盤抽出物 0.1 (10)プロピレングルコール 2.0 (11)1,3ブチレングリコール 3.0 (12)クエルシトリン 0.1 (13)香料 0.2 (14)1,2−ペンタジオール 0.5 (15)ブチルパラベン 0.1 (16)ヒポタウリン 0.01 (17)イオン交換水 残 余
【0037】(製法)(17)に(9)〜(11)、
(16)を加え加熱して70℃に保った水相を調製し
た。一方、(1)〜(8)、(12)〜(15)を混合
し、加熱融解して70℃に保った油相を調製した。水相
に油相を加え予備乳化を行い、ホモミキサーで均一に乳
化した後、よくかきまぜながら30℃まで冷却し、中性
クリームを得た。
【0038】 (実施例3) コールドクリーム (配 合 成 分) (重量%) (1)固型パラフィン 5.0 (2)蜜ロウ 5.0 (3)ワセリン 5.0 (4)流動パラフィン 20.0 (5)スクワラン 10.0 (6)グリセリンモノステアリン酸エステル 2.0 (7)ポリオキシエチレン(20モル) ソルビタンモノラウリン酸エステル 2.0 (8)コウジ酸 2.0 (9)2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン −5−スルホン酸ナトリウム 3.5 (10)石鹸粉末 0.1 (11)硼砂 0.2 (12)クエルシトリン 0.01 (13)イオン交換水 残 余 (14)香料 0.2 (15)エチルパラベン 0.2 (16)ブチルパラベン 0.1 (17)ブチルヒドロキシトルエン 0.05
【0039】(製法)(13)に(8)、(10)、
(11)を加え、加熱溶解して70℃に保った水相を調
製した。一方、(1)〜(7)、(9)、(12)、
(14)〜(17)を混合し、加熱融解して70℃に保
った油相を調製した。水相に油相をかきまぜながら徐々
に加え、反応を行った。反応終了後、ホモミキサーで均
一に乳化し、乳化後よくかきまぜながら30℃まで冷却
し、コールドクリームを得た。
【0040】 (実施例4) 栄養クリーム (配 合 成 分) (重量%) (1)塩化ジメチルジステアリルアンモニウム 処理ヘクトライト 2.0 (2)ポリオキシエチレン・ メチルポリシロキサン重合体 0.1 (3)流動パラフィン 10.0 (4)ワセリン 5.0 (5)オクタン酸セチル 20.0 (6)Lーグルタミン酸ソーダ 0.01 (7)ジプロピレングリコール 5.0 (8)メチルパラベン 0.2 (9)ヒアルロン酸ナトリウム 0.05 (10)ビタミンEアセテート 0.02 (11)イソクエルシトリン 1.0 (12)イオン交換水 残 余
【0041】(製法)(2)、(3)、(5)を50℃
に昇温した後、(4)、(10)、(11)を加え完全
に溶解した油相パーツに(1)を加えて均一に分散を行
い、その分散したものに、(12)へ(6)〜(8)を
溶解させた水相パーツを50℃に加温して添加を行い、
HMにて均一分散した後、室温まで冷却し、油中水型乳
化組成物を得た。
【0042】 (実施例5) 乳液 (配 合 成 分) (重量%) (1)ポリオキシエチレン(10モル) モノオレイン酸エステル 2.0 (2)パラメトキシ桂皮酸オクチル 3.5 (3)流動パラフィン 2.0 (4)シクロペンタジメチルシロキサン 1.0 (5)スクワラン 3.0 (6)1,3―ブチレングリコール 5.0 (7)アルブチン 2.0 (8)亜硫酸水素ナトリウム 0.03 (9)グリセリン 2.0 (10)エタノール 5.0 (11)カルボキシビニルポリマー 0.3 (12)ヒドロキシプロピルセルロース 0.1 (13)水酸化カリウム 0.15 (14)エチルパラベン 0.1 (15)1.2−ペンタンジオール 1.0 (16)イソクエルシトリン 0.01 (17)イオン交換水 残 余 (18)香料 0.3
【0043】(製法)(17)と(10)の混合溶液に
(7)を加温溶解し、さらに(6)、(8)、(9)、
(11)〜(13)を溶解して、70℃に保った水相を
調製した。一方、(1)〜(5)、(14)、(1
5)、(16)、(18)を混合し、加熱融解して70
℃に保った油相を調製した。水相に油相を加え、予備乳
化を行い、ホモミキサーで均一乳化し、乳化後、よくか
きまぜながら30℃まで冷却し、乳液を得た。
【0044】 (実施例6) 乳液 (配 合 成 分) (重量%) (1)ポリオキシエチレン(20モル)ポリオキシ プロピレン(2モル)セチルアルコール 1.0 (2)オクチル−p−メトキシシンナメート 3.5 (3)「シリコーン KF 96」(20cs)(信越化学(株)製) 2.0 (4)流動パラフィン(中粘度) 3.0 (5)4-tert-ブチルメトキシジベンゾイルメタン 0.3 (6)トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 1.0 (7)アルブチン 2.0 (8)亜硫酸水素ナトリウム 0.03 (9)グリセリン 2.0 (10)エタノール 3.0 (11)カルボキシビニルポリマー 0.3 (12)ヒドロキシプロピルセルロース 0.1 (13)水酸化カリウム 0.1 (14)1.2−ペンタンジオール 2.0 (15)フェノキシエタノール 0.2 (16)クエルシトリン 0.001 (17)イオン交換水 残 余
【0045】(製法)(17)に(7)を加温溶解し、
さらに(6)、(8)、(9)、(11)〜(13)、
(15)を溶解して、その後(10)に(16)を溶解
させたものを加え、70℃に保った水相を調製した。一
方、(1)〜(5)、(14)を混合し、加熱融解して
70℃に保った油相を調製した。水相に油相を加え、予
備乳化を行い、ホモミキサーで均一乳化し、乳化後、よ
くかきまぜながら30℃まで冷却し、乳液を得た。
【0046】 (実施例7) 乳液 (配 合 成 分) (重量%) (1)ポリオキシエチレン(20モル)ポリオキシ プロピレン(2モル)セチルアルコール 1.0 (2)パラメトキシ桂皮酸モノ−2 −エチルヘキサン酸グリセリル 2.0 (3)「シリコーン KF 96」(20cs)(信越化学(株)製) 2.0 (4)スクワラン 3.0 (5)1,3―ブチレングリコール 5.0 (6)アスコルビン酸−2−グルコシド 3.0 (7)ポリエチレングリコール400 3.0 (8)グリセリン 2.0 (9)エタノール 5.0 (10)カルボキシビニルポリマー 0.3 (11)ヒドロキシプロピルセルロース 0.1 (12)水酸化カリウム 0.1 (13)ブチルパラベン 0.1 (14)フェノキシエタノール 0.4 (15)チオタウリン 0.02 (16)クエルシトリン 0.00001 (17)イオン交換水 残 余 (18)香料 0.1
【0047】(製法)(17)に(15)及び(6)を
溶解し、さらに(5)、(7)、(8)、(10)〜
(12)、(14)を溶解し、その後(9)に(16)
を溶解したものを加え、70℃に保った水相を調製し
た。一方、(1)〜(4)(13)及び(18)を混合
し、加熱融解して70℃に保った油相を調製した。水相
に油相を加え、予備乳化を行い、ホモミキサーで均一乳
化し、乳化後、よくかきまぜながら30℃まで冷却し、
乳液を得た。
【0048】 (実施例8) 乳液 (配 合 成 分) (重量%) (1)ポリオキシエチレン(20モル)ポリオキシ プロピレン(2モル)セチルアルコール 1.0 (2)「シリコーン KF 96」(20cs)(信越化学(株)製) 2.0 (3)流動パラフィン(中粘度) 3.0 (4)メチレンビス−ベンゾトリアゾリル テトラメチルブチルフェノール 1.0 (5)1,3−ブチレングリコール 5.0 (6)グリセリン 2.0 (7)エタノール 4.0 (8)カルボキシビニルポリマー 0.3 (9)ヒドロキシプロピルセルロース 0.1 (10)水酸化カリウム 0.05 (11)1.2−ペンタンジオール 1.0 (12)ブチルパラベン 0.1 (13)コウジ酸 3.0 (14)クエルシトリン 0.000001 (15)イオン交換水 残 余
【0049】(製法)(15)に(13)を加熱溶解
し、その中に(7)に(14)溶解したものを加え、次
に(5)、(6)、(8)〜(10)を溶解して、70
℃に保った水相を調製した(文意が理解できないです
が)。一方、(1)〜(4)、(11)及び(12)を
混合し、加熱融解して70℃に保った油相を調製した。
水相に油相を加え、予備乳化を行い、ホモミキサーで均
一に乳化し、乳化後、よくかきまぜながら30℃まで冷
却し、乳液を得た。
【0050】 (実施例9) 乳液 (配 合 成 分) (重量%) (1)ステアリン酸 1.5 (2)セチルアルコール 0.5 (3)蜜ロウ 2.0 (4)ポリオキシエチレン(20モル) モノオレイン酸エステル 1.0 (5)グリセリンモノステアリン酸エステル 1.0 (6)エタノール 3.0 (7)アルブチン 10.0 (8)亜硫酸水素ナトリウム 0.03 (9)1,3−ブチレングリコール 5.0 (10)ポリエチレングリコール 400 2.0 (11)イソクエルシトリン 0.00001 (12)イオン交換水 残 余 (13)香料 0.15 (14)メチルパラベン 0.3 (15)ブチルパラベン 0.2 (16)チオタウリン 0.1
【0051】(製法)(12)に(7)、(9)、(1
0)及び(16)を加え、加熱溶解して70℃に保った
水相を調製した。また、(6)に(11)を加えて溶解
したアルコール相も調製した。一方、(1)〜(5)、
(8)及び(13)〜(15)を混合し、加熱融解して
70℃に保った油相を調製した。水相に油相を加え予備
乳化を行い、ホモミキサーで均一に乳化した。これをか
きまぜながらアルコール相を加えた。その後かきまぜな
がら30℃まで冷却し、乳液を得た。
【0052】 (実施例10) 乳液 (配 合 成 分) (重量%) (1)マイクロクリスタリンワックス 1.0 (2)蜜ロウ 1.0 (3)ワセリン 2.0 (4)流動パラフィン 10.0 (5)スクワラン 5.0 (6)ホホバ油 5.0 (7)ソルビタンセスキオレイン酸エステル 4.0 (8)ポリオキシエチレン(20モル) ソルビタンモノオレイン酸エステル 1.0 (9)アルブチン 5.0 (10)亜硫酸水素ナトリウム 0.03 (11)トラネキサム酸 5.0 (12)1,3−ブチレングリコール 5.0 (13)ソルビトール 2.0 (14)イソクエルシトリン 0.0000001 (15)ビスーエチルヘキシルオキシフェノール メトキシフェニルトリアジン 1.5 (16)イオン交換水 残 余 (17)香料 0.2 (18)エチルパラベン 0.1 (19)ブチルパラベン 0.1 (20)ジブチルヒドロキシトルエン 0.05
【0053】(製法)(16)に(9)、(11)〜
(14)を加え、加熱して70℃に保った水相を調製し
た。一方、(1)〜(8)、(10)、(15)、(1
7)〜(20)を混合し、加熱溶解して70℃に保った
油相を調製した。油相をかきまぜながら、この油相に水
相を徐々に加え、ホモミキサーで均一に乳化した。乳化
後、よくかきまぜながら30℃まで冷却し、乳液を得
た。
【0054】 (実施例11) 乳液 (配 合 成 分) (重量%) (1)イソプロピルアルコール 10.0 (2)ジイソステアリン酸ジグリセリル 0.5 (3)POE変性ジメチルポリシロキサン 1.0 (4)オクタメチルシクロテトラシロキサン 25.0 (5)デカメチルシクロペンタシロキサン 15.0 (6)トリメチルシロキシケイ酸 5.0 (7)ユーカリ油 3.0 (8)香料 0.05 (9)ジプロピレングリコール 2.0 (10)クエルシトリン 0.0000001 (11)アルブチン 7.0 (12)亜硫酸水素ナトリウム 0.03 (13)メチルパラベン 0.1 (14)エデト酸三ナトリウム 0.1 (15)イオン交換水 残 余 (16)塩化カリウム 0.5
【0055】(製法)(1)〜(8)、(10)を溶解
し均一化した油相を調製した。(9)、(11)〜(1
6)を溶解し均一化した水相を調製した。油相に水相を
添加して、乳化し、乳液を得た。
【0056】 (実施例12) 乳液 (配 合 成 分) (重量%) A.油相 ジメチルポリシロキサン 0.5 デカメチルシクロペンタシロキサン 1.0 ホホバ油 0.5 B.水相 アルブチン 1.0 イソクエルシトリン 0.0000001 アルキル変性カルボキシビニルポリマー 0.05 カルボキシビニルポリマー 0.3 アラビアガム 0.05 エチルアルコール 8.0 エデト酸三ナトリウム 0.1 メチルパラベン 0.1 フェノキシエタノール 0.2 イオン交換水 残 余 C.中和 KOH 0.15
【0057】(製法)溶解して均一化した(B)相に、
溶解して均一化した(A)相を添加し、乳化後、(C)
相で中和し、乳液を得た。
【0058】 (実施例13) ゼリー (配 合 成 分) (重量%) (1)95%エタノール 10.0 (2)ジプロピレングリコール 10.0 (3)グリセリン 5.0 (4)ポリオキシエチレン(15モル) オレイルアルコールエール 2.0 (5)アルブチン 0.5 (6)亜硫酸水素ナトリウム 0.03 (7)アスコルビン酸ジステアレート 0.5 (8)カルボキシビニルポリマー(「カーボポール 941」) 1.0 (9)苛性カリ 0.15 (10)L−アルギニン 0.1 (11)イソクエルシトリン 0.00001 (12)香料 0.1 (13)フェノキシエタノール 0.4 (14)イオン交換水 残 余
【0059】(製法)(14)に(5)、(3)及び
(8)を均一に溶解した水相を調製した。一方、(1)
に(2)、(4)、(6)、(7)及び(11)〜(1
3)を溶解し、これを水相に添加した。次いで(9)、
(10)で中和させ増粘して、ゼリーを得た。
【0060】 (実施例14) ピールオフ型パック (配 合 成 分) (重量%) (アルコール相) 95%エタノール 10.0 ポリオキシエチレン(15モル) オレイルアルコールエーテル 2.0 エチルヘキシルトリアゾン 1.0 メチルパラベン 0.3 フェノキシエタノール 0.3 クエルシトリン 0.000001 香料 0.2 (水相) アルブチン 1.0 亜硫酸水素ナトリウム 0.03 ポリビニルアルコール 12.0 グリセリン 3.0 ポリエチレングリコール1500 1.0 イオン交換水 残 余
【0061】(製法)80℃にて水相を調製し、50℃
に冷却した。ついで室温で調製したアルコール相を添加
後均一に混合し、放冷してピールオフ型パックを得た。
【0062】 (実施例15) 粉末入りパック (配 合 成 分) (重量%) (アルコール相) 95%エタノール 5.0 メチルパラベン 0.1 1,2−ペンタンジオール 2.0 クエルシトリン 0.0001 香料 0.3 アスコルビン酸ジオレ−ト 1.0 (水相) アルブチン 1.0 ジプロピレングリコール 3.0 ポリエチレングリコール1500 0.5 亜鉛華 15.0 カオリン 8.0 イオン交換水 残 余
【0063】(製法)室温にて水相を均一に調製した。
ここに、室温にて調製したアルコール相を加し、均一に
混合して粉末入りパックを得た。
【0064】 (実施例16) 吸水軟膏 (配 合 成 分) (重量%) (1)ワセリン 40.0 (2)ステアリルアルコール 18.0 (3)モクロウ 20.0 (4)ポリオキシエチレン(10モル) モノオレイン酸エステル 0.25 (5)グリセリンモノステアリン酸エステル 0.25 (6)胎盤抽出物 0.5 (7)イソクエルシトリン 0.0001 (8)イオン交換水 残 余
【0065】(製法)(8)に(6)を加え、70℃に
保った水相を調製した。一方、(1)〜(5)、(7)
を70℃にて混合溶解して油相を調製した。水相に油相
を添加し、ホモミキサーで均一に乳化後、冷却し、吸水
軟膏を得た。
【0066】 (実施例17) 化粧水 (配 合 成 分) (重量%) (水相) イオン交換水 残 余 グリセリン 5.0 1,3-ブチレングリコール 2.0 アスコルビン酸−2−グルコシド 1.0 ブリリアントブルー 0.0002 エデト酸塩 0.1 苛性カリ 0.2 クエン酸ナトリウム 0.15 クエン酸 0.03 (アルコール相) エタノール(95%) 10.0 ポリオキシエチレン(60モル)硬化ヒマシ油エーテル 0.3 ビタミンEアセテート 0.1 クエルシトリン 1.0 香料 0.05 メチルパラベン 0.15 フェノキシエタノール 0.3
【0067】(製法)水相およびアルコール相をそれぞ
れ均一溶解後、アルコール相を水相に添加し均一に混合
した。
【0068】 (実施例18) 化粧水 (配 合 成 分) (重量%) (水相) イオン交換水 残 余 グリセリン 5.0 ポリエチレングリコール400 2.0 キシリトール 0.5 アスコルビン酸−2−グルコシド 1.0 ファーストグリーン 0.0003 メタリン酸 0.1 キサンタンガム 0.1 アルギン酸ナトリウム 0.1 ヒアルロン酸 0.1 トリメチルグリシン 3.0 苛性カリ 0.4 乳酸ナトリウム 0.1 乳酸 0.03 (アルコール相) エタノール(95%) 11.0 POEオレイルアルコールエーテル 0.3 イソクエルシトリン 0.1 ビタミンEアセテート 0.1 香料 0.05 メチルパラベン 0.15 フェノキシエタノール 0.3
【0069】(製法)水相およびアルコール相をそれぞ
れ均一溶解後、アルコール相を水相に添加し均一に混合
した。
【0070】上記実施例の毛成長抑制剤を含有する化粧
料はいずれも毛成長抑制効果試験において優れた効果が
認められた。
【0071】
【発明の効果】以上詳述したように、フラボノール配糖
体を有効成分とする本発明の毛成長抑制剤は、優れた毛
成長抑制能を有し、また該配糖体はクエルシトリン等で
長年にわたり人が食物から摂取してきたものであること
から安全性が高く、医薬品、医薬部外品あるいは化粧料
等の外皮に適用される各種組成物に配合して使用するこ
とができ、それら組成物は優れた毛成長抑制能を発現す
ることができる。特に化粧料に配合した場合には優れた
毛成長抑制能を有し、安全性の高い化粧料を提供するこ
とができる。より具体的には皮膚に対する刺激が少な
く、かつ体毛除去処理作業の負担をより軽減できる化粧
料が提供可能となる。
フロントページの続き (72)発明者 横山 智子 神奈川県横浜市金沢区福浦2丁目12番1号 株式会社資生堂リサーチセンター(金沢 八景)内 Fターム(参考) 4C083 AA072 AA082 AA122 AB012 AB032 AB152 AB212 AB352 AB442 AC012 AC022 AC072 AC092 AC102 AC112 AC122 AC172 AC182 AC212 AC242 AC302 AC342 AC352 AC422 AC442 AC472 AC482 AC532 AC582 AC622 AC792 AC842 AC852 AD042 AD092 AD162 AD172 AD282 AD332 AD352 AD391 AD392 AD512 AD642 AD662 CC04 CC05 CC07 CC18 CC31 DD22 DD31 DD41 4C086 AA01 AA02 EA11 MA01 MA28 MA63 NA05 ZA89

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラボノール配糖体を有効成分とする毛
    成長抑制剤。
  2. 【請求項2】 前記配糖体がクエルシトリン(3-[(6-Deo
    xy-α-L-mannopyranosyl)oxy]-2-(3,4-dihydroxypheny
    l)-5,7-dihydroxy-4H-1-benzopyran-4-one)及び/又は
    イソクエルシトリン (2-(3,4-dihydroxyphenyl)-3-(β-
    D-glucofuranosyloxy-5,7-dihydroxy-4H-1-benzopyran-
    4-one)である毛成長抑制剤。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の毛成長抑制剤を含
    有する外用組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載の毛成長抑制剤を含
    有する化粧料。
  5. 【請求項5】 製品形態が除毛剤、脱毛剤、髭剃り料、
    髪剃り前処理料、髪剃り後処理料、除毛後処理料及び脱
    毛後処理料からなる群から選択されるものである請求項
    4記載の化粧料。
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