JP2002323228A - 温水暖房システムの故障診断支援装置 - Google Patents

温水暖房システムの故障診断支援装置

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JP2002323228A JP2001128938A JP2001128938A JP2002323228A JP 2002323228 A JP2002323228 A JP 2002323228A JP 2001128938 A JP2001128938 A JP 2001128938A JP 2001128938 A JP2001128938 A JP 2001128938A JP 2002323228 A JP2002323228 A JP 2002323228A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水漏れ等の原因の特定を容易かつ迅速に行え
る温水暖房システムの故障診断支援装置を提供する。 【解決手段】 給湯装置1との通信手段101と、温水
暖房システムの故障診断手順を記憶した記憶手段102
と、制御手段104と、表示手段103と、入力手段1
05とを備え、上記記憶手段102に記憶された故障診
断手順に従って給湯装置1に所定の動作指令を与えると
ともに、その際に通信手段101を介して給湯装置1か
ら得られる検出データや入力手段105から入力される
データに基づいて温水暖房システムの故障部位を特定し
て、表示手段103に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は温水暖房システム
の故障診断支援装置に関し、より詳細には、給湯装置を
温水熱源とする温水暖房システムにおける暖房配管への
補水・循環系統の故障診断を行う技術に関する。
【0002】
【従来の技術】給湯装置を熱源とする温水暖房システム
の一例を図3に示す。この種の温水暖房システムでは、
図示のように、熱源となる給湯装置1と、1または2以
上の温水暖房装置(温水端末装置)2(図示例では符号
2a,2bで示す)とを主要部として構成されている。
【0003】給湯装置1と温水暖房装置2とは暖房配管
3によって接続されており、給湯装置1の熱交換器4で
加熱された温水が、暖房配管3を介して各温水暖房装置
2a,2bに供給された後再び給湯装置1に循環するよ
うに構成されている。
【0004】具体的には、図示例の暖房システムでは、
給湯装置1から出湯した温水は配管接続点Aから高温の
温水を利用する温水暖房装置2aに供給され、配管接続
点B,Cを経て補水タンク5に循環され、循環ポンプ6
を経て配管接続点Dで一部分岐された後、給湯装置1の
熱交換器4へと環流する。
【0005】一方、配管接続点Dで分岐された湯水は低
温の温水を利用する温水暖房装置2bに供給された後、
配管接続点Bで温水暖房装置2aから循環する湯水と合
流して配管接続点Cを経て補水タンク5に循環され、循
環ポンプ6を経て給湯装置1の熱交換器4に還流する。
【0006】各温水暖房装置2a,2bには、それぞれ
暖房用の熱交換器21と、熱動弁22とが設けられてい
る。各熱動弁22は、給湯装置1の制御部11によって
開閉制御可能とされ、該熱動弁22の開閉制御によって
熱交換器21に対する給湯装置1からの温水供給の制御
(暖房運転の制御)が可能とされている。
【0007】図4は補水タンク5の概略構成を説明する
ための構成図であって、図示のように、補水タンク5に
は、タンク内の水位を検出する水位検出手段(具体的に
は水位電極)7a,7bと、補水弁8を介して上水道と
接続された補水配管9が設けられている。そして、補水
タンク5内の水位の低下を水位検出手段7aが検知した
場合には、該水位検出手段7aと電気的に接続された給
湯装置1の制御部11が、上記補水弁8を開いて補水タ
ンク5に給水を開始し、該タンク5が満水になると、こ
れを水位検出手段7bが検出し、上記制御部11が補水
弁8を閉じて補水タンク5への給水を停止するものとさ
れている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の温水暖房システムでは、上記補水タンク5内の水
位が低下した場合、給湯装置1の制御部11が自動補水
モードに移行して上記補水弁8を開き、補水タンク5へ
の給水を行うように構成されている。そして、自動補水
モードに移行してから一定時間以上経過しても水位の上
昇が検出されない場合には、上記制御部11が暖房配管
上で水漏れが発生していると判断してエラー表示を行う
ようになっている。
【0009】しかしながら、このような水漏れを報知す
るエラー表示だけでは、水漏れ発生の原因が特定できな
いことから、修理に訪れた作業員等が実際に修理を行う
には原因の特定に相当の時間と手間を要するという問題
があった。
【0010】本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてな
されたものであって、その目的とするところは、水漏れ
の原因の特定を容易かつ迅速に行える温水暖房システム
の故障診断支援装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る温水暖房システムの故障診断支援装置
は、給湯装置を温水熱源として1または2以上の温水端
末装置が暖房配管によって接続され、該暖房配管中に補
水タンクを有する温水暖房システムの故障診断に用いら
れ、給湯装置との通信手段と、温水暖房システムの故障
診断手順を記憶した記憶手段と、制御手段と、入力手段
とを備えてなる故障診断支援装置であって、上記制御手
段が、通信手段を介して給湯装置に対して、温水端末装
置の熱動弁を閉じる動作指令を出力した後、補水タンク
への給水を制御する補水弁を開く動作指令を出力し、こ
の状態で入力手段から、補水タンクへの給水が行われて
いない旨の入力が検知された場合に、補水弁または補水
配管の故障と診断する制御構成を備えたことを特徴とす
る。
【0012】そして、その好適な実施態様として、上記
故障診断の過程で、上記補水弁を開く動作指令を出力し
た後に、入力手段からの補水タンクが満水である旨の入
力を検知した場合に、上記補水弁を閉じる動作指令を出
力し、この時における補水タンクの水位検出手段の検出
信号を通信手段を介して給湯装置取得して、該水位検出
手段が所定水位を検出していなければ水位検出手段の故
障と診断する制御構成を備えたことを特徴とする。
【0013】また、上記故障診断の過程で、給湯装置か
ら取得した水位検出手段の検出信号が上記所定水位を検
出している場合に、温水端末装置に温水を循環させる循
環ポンプを動作させる動作指令を出力し、さらに温水端
末装置の熱動弁を開く旨の動作指令を出力し、この時に
おける水位検出手段の検出信号を通信手段を介して給湯
装置から取得して、該水位検出手段が所定水位を検出し
ていなければ温水端末側の配管故障と診断する制御構成
を備えたことを特徴とする。
【0014】そしてさらに、上記水位検出手段の検出信
号を基に補水タンクの水位情報を表示する表示手段を備
え、また、制御手段による診断結果を表示する表示手段
を備えたことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る温水暖房シス
テムの故障診断支援装置の一実施形態を図面に基づいて
詳細に説明する。
【0016】図1は温水暖房システムを構成する給湯装
置1とその故障診断支援装置100の概略構成を示して
いる。また、図2は該故障診断支援装置100における
動作のフローチャートを示している。なお、以下におい
て説明する給湯装置1は、故障診断支援装置100の通
信手段と通信を行うための本体通信手段12を備えてい
ること以外は、上述した温水暖房システムを構成する通
常の給湯装置と構成が共通するので、同一の構成につい
ては同じ符号を付して説明を省略する。
【0017】そこで、まず給湯装置1に設けられた本体
通信手段12について説明する。この本体通信手段12
は、給湯装置1各部の動作を制御する制御部11と接続
された通信装置であって、具体的にはモデムなどの通信
シンターフェース装置で構成される。そして、給湯装置
1の制御部11は、この通信インターフェース装置を介
することによって後述する故障診断支援装置100との
間でデータの送受信が可能とされている。
【0018】なお、この通信インターフェース装置とし
ては、故障診断支援装置100との通信に専用の装置を
設けてもよいが、専用の装置を設けることなく、この種
の給湯装置1がその遠隔操作装置(図示せず)との間で
データ通信を行うために通常備えている通信インターフ
ェース装置を用いることも可能である。
【0019】次に、故障診断支援装置100について説
明する。この故障診断支援装置100は、作業員等が給
湯装置1の点検・修理作業を行う際に用いる装置であっ
て、図1に示すように、給湯装置1と通信を行うための
通信手段101と、温水暖房システムの故障診断手順を
記憶した記憶手段102と、表示手段103と、制御手
段104と、入力手段105とを主要部として備えてい
る。
【0020】具体的には、この故障診断支援装置100
としては、いわゆる汎用のコンピュータ、好ましくは携
帯可能なパーソナルコンピュータ(いわゆるノート型の
パーソナルコンピュータ)が用いられる。
【0021】そして、該パーソナルコンピュータが備え
る中央処理装置(CPU)が上記制御手段104として
用いられるとともに、該コンピュータの備える表示装置
(たとえば液晶ディスプレイなど)が上記表示手段10
3として用いられる。また、上記記憶手段102として
は上記パーソナルコンピュータが備える記憶装置(たと
えば、内蔵型または外付け型のハードディスク装置やM
Oディスク装置等)が用いられ、この記憶手段102に
は後述する故障診断処理を実行するための故障診断手順
が記述された制御プログラムが記憶される。
【0022】上記入力手段105には、該コンピュータ
のキーボード装置やマウス,スタイラスペン等のポイン
ティングデバイスからなる入力装置が用いられ、この入
力手段105の操作によって上記制御プログラムの実
行、中断等の各種コマンドの制御手段104への入力が
可能とされている。また、上記通信手段101は給湯装
置1に備えられる本体通信手段12とデータ通信を行う
ための通信装置(モデム等)で構成される。なお、図示
例ではこの通信装置が上記パーソナルコンピュータに内
蔵される構成を示しているが、外付けの通信装置で構成
してもよい。
【0023】そこで、次に上述したように構成されてな
る故障診断支援装置100を用いた給湯装置1の故障診
断動作(具体的には給湯装置1における補水・循環系統
の故障診断動作)について図2のフローチャートに基づ
いて詳細に説明する。
【0024】故障診断支援装置100による故障診断の
開始にあたっては、まず故障診断支援装置100の通信
手段101と給湯装置1の本体通信手段12とを図1に
示すように通信ケーブルLで接続し、両者の間でデータ
通信が可能な状態とする。
【0025】そして、この状態で故障診断支援装置10
0の入力手段105を操作して上記制御プログラムを起
動する(図2ステップS1参照)。なお、ここで上記制
御プログラムが、ガス比例弁など後述する補水・循環系
統以外の故障診断を行うプログラムを含んで構成されて
いる場合には、この図2ステップS1において補水・循
環系統の故障診断を行うプログラムの起動を選択する。
【0026】図2ステップS1において補水・循環系統
の故障診断を行うプログラムの起動が選択されると、故
障診断支援装置100の制御手段104が、上記通信手
段101および本体通信手段12を介して給湯装置1の
制御部11に対して、該給湯装置1に接続されている全
ての温水暖房装置2a,2bの熱動弁22を閉じるこを
指示する内容の動作指令(熱動弁OFF信号)を出力
(送信)する(図2ステップS1参照)。
【0027】図2ステップS2において、全ての温水暖
房装置2a,2bに対して熱動弁OFF信号を送信する
のは、この熱動弁OFF信号により全ての熱動弁22を
閉じて湯水の循環経路を一定の経路に限定するためであ
る。つまり、図3に示すような構成の温水暖房システム
では、給湯装置1から出湯される湯水は、配管接続点
A,C、補水タンク5、循環ポンプ6、配管接続点D、
熱交換器4の順で循環することとなる。
【0028】なお、ここで熱動弁22が正常に動作して
いるか否かの診断は、熱動弁22の故障診断用のプログ
ラムを別途用意するものとする。したがって、以下の説
明においては熱動弁22は正常に動作することを前提と
する。
【0029】このようにして、給湯装置1から出湯する
湯水の循環経路を限定すると、次に制御手段104から
給湯装置1の制御部11に対して、補水弁8を開く旨を
指令する動作指令(補水弁ON信号)を出力される(図
2ステップS2参照)。
【0030】そして、上記制御手段104は、この補水
弁ON信号を出力した後、補水タンク5に補水配管9の
給水口9aから給水が開始されているか否かの目視確認
を作業員(サービスマン)に求める確認要求表示を上記
表示手段103に表示させるとともに、当該確認の結果
の入力を求める入力要求を表示手段103に表示させる
(図2ステップS3参照)。
【0031】そして、この状態で、上記入力手段105
により給水口9aから給水が行われていない旨(補水O
FF)が入力されると(図2ステップS4−1参照)、
これを検知した上記制御手段104は、続く図2ステッ
プS4−2移行して、一旦補水弁8を閉じる旨の動作指
令(補水弁OFF信号)を出力した後、補水弁8が開か
ないようになっている(補水弁8が閉状態で固定された
閉故障である)か、あるいは上水道から給水口9aまで
の補水配管9が詰まっているかのいずれかであると診断
して、上記表示手段103にその旨を表示する。
【0032】一方、図2ステップS3の確認要求に対し
て、入力手段105から給水口9aから給水がある(つ
まり、補水弁8がONしている)旨が入力されると(図
2ステップS4参照)、次に制御手段104は、作業員
に対して補水タンク5が満水になったか否かの目視確認
を求める確認要求を表示手段103に表示させるととも
に、その確認結果の入力を求める。
【0033】そして、この状態で、入力手段105から
補水タンク5が満水である旨が入力されると(図2ステ
ップS5参照)、これを検知した制御手段104は、給
湯装置1に対して補水弁OFF信号を送信し(図2ステ
ップS6参照)、給湯装置1から水位検出手段7bの検
出信号を取得して、水位検出手段7bが補水タンク5の
満水(またはこれに準じた所定水位)を検出しているか
(水位電極データの検出データがONか否か)を判断す
る(図2ステップS7参照)。
【0034】なお、この判断に関連して、上記制御手段
104は、水位検出手段7bにおいて検出される具体的
な水位(水位情報)を上記表示手段103に表示し、当
該検出された水位を作業員にも目視確認できるようにす
ることが好ましい。
【0035】そして、この図2ステップS7の判断の結
果、上記水位検出手段7bが満水を検出していなければ
当該水位検出手段(水位電極)7bが故障(この場合、
電極のオープン故障)であると診断し(図2ステップS
8−1参照)、その旨を表示手段103に表示する。
【0036】また、図2ステップS7の判断の結果、水
位検出手段7bが満水(またはこれに準じた所定水位)
であることを検出している場合には、次に、制御手段1
04は、循環ポンプ6に対して運転開始を指示する動作
指令(循環ポンプON信号)を送信し(図2ステップS
8参照)、暖房配管3内で湯水の循環を開始させ、さら
に各温水暖房装置2a,2bに対して熱動弁22の開く
旨の動作指令(熱動弁ON信号)を送信する(図2ステ
ップS9参照)。
【0037】そして、各温水暖房装置2a,2bの熱動
弁22を全て開いた状態で、上記制御手段104は、こ
の時の水位検出手段7aの検出信号を給湯装置1から取
得し、該水位検出手段7aが所定水位(この場合の所定
水位とは暖房配管3への水張り後にタンク内が渇水状態
になっていないか)を検出しているか否かを判断する
(図2ステップS10参照)。
【0038】そして、水位検出手段7aが上記所定水位
を検出していなければ、給湯装置1に対して熱動弁OF
F信号および循環ポンプ6の動作を停止させる動作指令
(循環ポンプOFF信号)を送信後(図2ステップS1
1−1およびS11−2参照)、暖房配管3に故障(こ
の場合は水漏れ)があると診断して、その旨を表示手段
103に表示する(図2ステップS11−3参照)。な
お、この場合に上記水位検出手段7aにおいて検出され
る具体的な水位を表示手段103に表示させるのが好ま
しいのは、上述した図2ステップS7の場合と同様であ
る。
【0039】一方、図2ステップS10の判断におい
て、水位検出手段7aが上記所定水位を検出している場
合には、給湯装置1に対して熱動弁OFF信号および循
環ポンプOFF信号を送信後(図2ステップS11およ
びS12参照)、温水暖房システムの補水・循環系統に
は異常がないと診断し、その旨を表示手段103に表示
させる(図2ステップS13参照)。
【0040】このように、本発明の故障診断支援装置1
00によれば、該故障診断支援装置100の制御手段1
04が、通信手段101を介して給湯装置1に所定の動
作指令を与えつつ温水暖房システムの補水・循環系統の
異常の有無について故障診断を行い、故障がある場合に
は当該故障箇所の特定して表示手段103に表示するの
で、作業員はこの表示を目視確認することによって故障
発生箇所を容易かつ迅速に特定することができる。
【0041】なお、上述した実施形態はあくまでも本発
明の好適な実施態様を示すものであって、本発明はこれ
に限定されることなくその発明の範囲内で種々の設計変
更が可能である。
【0042】たとえば、上述した実施形態では、上記故
障診断支援装置100として、汎用の携帯可能なコンピ
ュータを用いた場合を示したが、この故障診断支援装置
100は該コンピュータと同様の機能を備えた専用の装
置として製造することも可能である。
【0043】また、上述した故障診断支援装置100で
は、故障の有無を表示手段103の画面表示のみによっ
て報知しているが、故障診断支援装置100が警報音や
音声メッセージなどを出力する音響出力手段を備える場
合には、上記表示手段103の表示と併せて音響出力手
段から故障発生を報知するように構成することも可能で
ある。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係る温水
暖房システムの故障診断支援装置によれば、該故障診断
支援装置が、給湯装置との通信手段と、温水暖房システ
ムの故障診断手順を記憶した記憶手段と、制御手段とを
備え、上記制御手段が、通信手段を介して給湯装置に対
して所定の動作指令を与えつつ温水暖房システムの補水
・循環系統の異常の有無について故障診断を行い、故障
がある場合には、その発生箇所を特定するので、水漏れ
発生の原因等を容易かつ迅速に特定でき、修理に訪れた
作業員等は迅速に故障箇所を修理することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る温水暖房システムの故障診断支援
装置の概略構成を示す説明図である。
【図2】本発明に係る温水暖房システムの故障診断支援
装置の動作を説明するフローチャートである。
【図3】従来の温水暖房システムの概略構成を示す説明
図である。
【図4】従来の温水暖房システムにおける補水タンクの
構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 給湯装置 2,2a,2b 温水暖房装置(温水端末装置) 3 暖房配管 4 給湯装置の熱交換器 5 補水タンク 6 循環ポンプ 7a,7b 水位検出手段 8 補水弁 9 補水配管 11 給湯装置の制御部 12 本体通信手段 100 故障診断支援装置 101 通信手段 102 記憶手段 103 表示手段 104 制御手段 105 入力手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給湯装置を温水熱源として1または2以
    上の温水端末装置が暖房配管によって接続され、該暖房
    配管中に補水タンクを有する温水暖房システムの故障診
    断に用いられ、給湯装置との通信手段と、温水暖房シス
    テムの故障診断手順を記憶した記憶手段と、制御手段
    と、入力手段とを備えてなる故障診断支援装置であっ
    て、 前記制御手段が、通信手段を介して給湯装置に対して、
    温水端末装置の熱動弁を閉じる動作指令を出力した後、
    補水タンクへの給水を制御する補水弁を開く動作指令を
    出力し、この状態で入力手段から、補水タンクへの給水
    が行われていない旨の入力が検知された場合に、補水弁
    または補水配管の故障と診断する制御構成を備えたこと
    を特徴とする温水暖房システムの故障診断支援装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の温水暖房システムの故
    障診断支援装置において、前記補水弁を開く動作指令を
    出力した後に、入力手段からの補水タンクが満水である
    旨の入力を検知した場合に、前記補水弁を閉じる動作指
    令を出力し、この時における補水タンクの水位検出手段
    の検出信号を通信手段を介して給湯装置取得して、該水
    位検出手段が所定水位を検出していなければ水位検出手
    段の故障と診断する制御構成を備えたことを特徴とする
    温水暖房システムの故障診断支援装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の温水暖房システムの故
    障診断支援装置において、給湯装置から取得した水位検
    出手段の検出信号が前記所定水位を検出している場合
    に、温水端末装置に温水を循環させる循環ポンプを動作
    させる動作指令を出力し、さらに温水端末装置の熱動弁
    を開く旨の動作指令を出力し、この時における水位検出
    手段の検出信号を通信手段を介して給湯装置から取得し
    て、該水位検出手段が所定水位を検出していなければ温
    水端末側の配管故障と診断する制御構成を備えたことを
    特徴とする温水暖房システムの故障診断支援装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載の温水暖房シス
    テムの故障診断支援装置であって、前記水位検出手段の
    検出信号を基に補水タンクの水位情報を表示する表示手
    段を備えたことを特徴とする温水暖房システムの故障診
    断支援装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から3のいずれかに記載の温水
    暖房システムの故障診断支援装置であって、制御手段に
    よる診断結果を表示する表示手段を備えたことを特徴と
    する温水暖房システムの故障診断支援装置。
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Cited By (4)

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