JPH06159694A - 温水暖房システム - Google Patents
温水暖房システムInfo
- Publication number
- JPH06159694A JPH06159694A JP34520492A JP34520492A JPH06159694A JP H06159694 A JPH06159694 A JP H06159694A JP 34520492 A JP34520492 A JP 34520492A JP 34520492 A JP34520492 A JP 34520492A JP H06159694 A JPH06159694 A JP H06159694A
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- Japan
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- hot water
- heating
- water
- temperature sensor
- pump
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 温水暖房装置内の水張りが終了したか否かを
確実に判定できる温水暖房システムを提供する。 【構成】 温水循環路と、往き管は温水貯留タンクに始
端を、末端は暖房端末機に接続され、往き管には温水循
環ポンプと、温水加熱熱交換器と、暖房端末機に温水供
給可能な熱媒体供給弁を備え、戻り管は暖房端末機に始
端を、末端はタンクに接続され、戻り管には温水加熱ヒ
ータ等の加熱手段と、温水温度を検出する温度センサー
とを備え、タンクにはタンク内への給水手段とを備え
る。この装置において、熱媒体供給弁を閉で給水手段を
開として水張りを行い、加熱手段による一定温度上昇後
の温度センサーの検出値を記憶し、熱媒体供給弁を開に
ポンプをＯＮとし、一定時間経過後の温度センサーの検
出値と記憶した温度センサー検出値とにより温水暖房装
置内の水張りが終了したか否かを判定する判定手段を設
けた。
確実に判定できる温水暖房システムを提供する。 【構成】 温水循環路と、往き管は温水貯留タンクに始
端を、末端は暖房端末機に接続され、往き管には温水循
環ポンプと、温水加熱熱交換器と、暖房端末機に温水供
給可能な熱媒体供給弁を備え、戻り管は暖房端末機に始
端を、末端はタンクに接続され、戻り管には温水加熱ヒ
ータ等の加熱手段と、温水温度を検出する温度センサー
とを備え、タンクにはタンク内への給水手段とを備え
る。この装置において、熱媒体供給弁を閉で給水手段を
開として水張りを行い、加熱手段による一定温度上昇後
の温度センサーの検出値を記憶し、熱媒体供給弁を開に
ポンプをＯＮとし、一定時間経過後の温度センサーの検
出値と記憶した温度センサー検出値とにより温水暖房装
置内の水張りが終了したか否かを判定する判定手段を設
けた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、温水暖房システム内の
注水が確実に行われたか否かを確実に判定できる温水暖
房システムの提供を目的とする。
注水が確実に行われたか否かを確実に判定できる温水暖
房システムの提供を目的とする。
【０００２】
【従来の技術】従来、温水暖房装置における循環水の初
期注入方法の例として、特開平３−２３３２３１号等が
ある。該例においては、循環水を貯留するタンク内の水
位が、所定の高水位を予め定めた時間（Ｔ）継続すれば
循環水の注入が完了したと判断していた。
期注入方法の例として、特開平３−２３３２３１号等が
ある。該例においては、循環水を貯留するタンク内の水
位が、所定の高水位を予め定めた時間（Ｔ）継続すれば
循環水の注入が完了したと判断していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前述の従
来例では、暖房端末機へ温水を供給する熱媒体供給弁を
設けた場合、熱媒体供給弁が故障により閉成しているに
もかかわらず、タンク内の水位が所定の高水位を予め定
めた時間（Ｔ）継続すれば、温水暖房装置内の注水が完
了したとみなして注水を終了させていた。よって熱媒体
供給弁より下流側の循環路においては注水が確実に行わ
れないにもかかわらず、注水完了と誤判定していた。
来例では、暖房端末機へ温水を供給する熱媒体供給弁を
設けた場合、熱媒体供給弁が故障により閉成しているに
もかかわらず、タンク内の水位が所定の高水位を予め定
めた時間（Ｔ）継続すれば、温水暖房装置内の注水が完
了したとみなして注水を終了させていた。よって熱媒体
供給弁より下流側の循環路においては注水が確実に行わ
れないにもかかわらず、注水完了と誤判定していた。
【０００４】また、前述の従来例では、暖房端末機はパ
ネルヒータ等の細管により構成されているので、細管は
配管抵抗が大きく、またゴミづまり等が生じやすい。よ
って、上記熱媒体供給弁が正常に開成し、タンク内の水
位が所定の高水位を予め定めた時間（Ｔ）継続したとし
ても、暖房端末機及び戻り管内の水張りが確実に行われ
ないにもかかわらず、注水完了と誤判定していた。
ネルヒータ等の細管により構成されているので、細管は
配管抵抗が大きく、またゴミづまり等が生じやすい。よ
って、上記熱媒体供給弁が正常に開成し、タンク内の水
位が所定の高水位を予め定めた時間（Ｔ）継続したとし
ても、暖房端末機及び戻り管内の水張りが確実に行われ
ないにもかかわらず、注水完了と誤判定していた。
【０００５】そこで本発明では、上記問題を解決、つま
り注水不良を確実に検出し得る温水暖房システムの提供
を目的とする。
り注水不良を確実に検出し得る温水暖房システムの提供
を目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、温水を循環させる往き管及び戻り管より成
る循環路と、往き管は温水を貯留するタンクに始端を発
し、末端は暖房端末機に接続され、往き管には温水を循
環させるポンプと、温水を加熱する熱交換器と、開とす
ることにより暖房端末機に温水供給可能とした熱媒体供
給弁とを備え、戻り管は暖房端末機に始端を発し、末端
はタンクに接続され、戻り管には温水を加熱するヒータ
等の加熱手段と、加熱手段により加熱された温水温度を
検出する温度センサーとを備え、上記タンクにはタンク
内へ温水供給させる給水手段とを備えた温水暖房装置に
おいて、熱媒体供給弁を閉状態で給水手段を開として温
水暖房装置に水張りを行い、加熱手段による一定温度上
昇後の温度センサーの検出値を記憶し、熱媒体供給弁を
開としてポンプをＯＮとし、ポンプをＯＮとして一定時
間経過後の温度センサーの検出値と上記記憶した温度セ
ンサー検出値とにより温水暖房装置内の水張りが終了し
たか否かを判定する判定手段を設けたことを第一の特徴
としている。
するために、温水を循環させる往き管及び戻り管より成
る循環路と、往き管は温水を貯留するタンクに始端を発
し、末端は暖房端末機に接続され、往き管には温水を循
環させるポンプと、温水を加熱する熱交換器と、開とす
ることにより暖房端末機に温水供給可能とした熱媒体供
給弁とを備え、戻り管は暖房端末機に始端を発し、末端
はタンクに接続され、戻り管には温水を加熱するヒータ
等の加熱手段と、加熱手段により加熱された温水温度を
検出する温度センサーとを備え、上記タンクにはタンク
内へ温水供給させる給水手段とを備えた温水暖房装置に
おいて、熱媒体供給弁を閉状態で給水手段を開として温
水暖房装置に水張りを行い、加熱手段による一定温度上
昇後の温度センサーの検出値を記憶し、熱媒体供給弁を
開としてポンプをＯＮとし、ポンプをＯＮとして一定時
間経過後の温度センサーの検出値と上記記憶した温度セ
ンサー検出値とにより温水暖房装置内の水張りが終了し
たか否かを判定する判定手段を設けたことを第一の特徴
としている。
【０００７】更に、温水を循環させる第１往き管及び第
１戻り管より成る循環路と、第１往き管は温水を貯留す
るタンクに始端を発し、末端は第１暖房端末機に接続さ
れ、第１往き管には温水を循環させるポンプと、温水を
加熱する熱交換器と、開とすることにより第１暖房端末
機に温水供給可能とした第１熱媒体供給弁とを備え、第
１戻り管は第１暖房端末機に始端を発し、末端はタンク
に接続され、第１戻り管には温水を加熱するヒータ等の
加熱手段と、加熱手段により加熱された温水温度を検出
する温度センサーとを備え、上記タンクにはタンク内へ
温水供給させる給水手段を備え、第１往き管における熱
交換器上流側より第２往き管の始端を発し、第２往き管
の末端は第２暖房端末機に接続され、第２往き管には開
とすることにより第２暖房端末機に温水供給可能とした
第２熱媒体供給弁を備え、第２暖房端末機は第２戻り管
の始端を発し、第２戻り管の末端は第１戻り管に接続さ
れた温水暖房装置において、熱媒体供給弁を閉状態で給
水手段を開として温水暖房装置に水張りを行い、加熱手
段による一定温度上昇後の温度センサーの検出値を記憶
し、熱媒体供給弁を開としてポンプをＯＮとし、ポンプ
をＯＮとして一定時間経過後の温度センサーの検出値と
上記記憶した温度センサー検出値とにより温水暖房装置
内の水張りが終了したか否かを判定する判定手段を設け
たことを第２の特徴としている。
１戻り管より成る循環路と、第１往き管は温水を貯留す
るタンクに始端を発し、末端は第１暖房端末機に接続さ
れ、第１往き管には温水を循環させるポンプと、温水を
加熱する熱交換器と、開とすることにより第１暖房端末
機に温水供給可能とした第１熱媒体供給弁とを備え、第
１戻り管は第１暖房端末機に始端を発し、末端はタンク
に接続され、第１戻り管には温水を加熱するヒータ等の
加熱手段と、加熱手段により加熱された温水温度を検出
する温度センサーとを備え、上記タンクにはタンク内へ
温水供給させる給水手段を備え、第１往き管における熱
交換器上流側より第２往き管の始端を発し、第２往き管
の末端は第２暖房端末機に接続され、第２往き管には開
とすることにより第２暖房端末機に温水供給可能とした
第２熱媒体供給弁を備え、第２暖房端末機は第２戻り管
の始端を発し、第２戻り管の末端は第１戻り管に接続さ
れた温水暖房装置において、熱媒体供給弁を閉状態で給
水手段を開として温水暖房装置に水張りを行い、加熱手
段による一定温度上昇後の温度センサーの検出値を記憶
し、熱媒体供給弁を開としてポンプをＯＮとし、ポンプ
をＯＮとして一定時間経過後の温度センサーの検出値と
上記記憶した温度センサー検出値とにより温水暖房装置
内の水張りが終了したか否かを判定する判定手段を設け
たことを第２の特徴としている。
【０００８】
【作用】本発明においては、戻り管にヒータ等の加熱手
段と加熱手段により加熱された温水温度を検出する温度
センサーとを配し、加熱手段により一定温度上昇後の温
度センサーの検出値を記憶し、熱媒体供給弁を開として
ポンプをＯＮとし、ポンプをＯＮとして一定時間経過後
の温度センサーの検出値と上記記憶した温度センサーの
検出値とにより温水暖房装置内の水張りが終了したか否
かを判定するので、熱媒体供給弁の故障等に起因する温
水暖房装置内の水張り不良を確実に検出し得る。
段と加熱手段により加熱された温水温度を検出する温度
センサーとを配し、加熱手段により一定温度上昇後の温
度センサーの検出値を記憶し、熱媒体供給弁を開として
ポンプをＯＮとし、ポンプをＯＮとして一定時間経過後
の温度センサーの検出値と上記記憶した温度センサーの
検出値とにより温水暖房装置内の水張りが終了したか否
かを判定するので、熱媒体供給弁の故障等に起因する温
水暖房装置内の水張り不良を確実に検出し得る。
【０００９】
【実施例】図１は、本発明の温水暖房装置の構成を示し
た図である。１は温水暖房装置であり、暖房循環温水を
循環させるための往き管２と戻り管３とを配している。
往き管２は温水を貯留するタンク４に始端を発し、戻り
温水温度を検出する戻り温度センサー５と、温水を循環
させるポンプ６と、温水を加熱させる熱交換器７と、熱
交換器７により加熱された温水温度を検出する高温度セ
ンサー８と、開とすることにより暖房端末機１０へ温水
供給可能とした熱媒体供給弁９とが往き管２に配されて
おり、往き管２の末端は暖房端末機１０に接続されてい
る。
た図である。１は温水暖房装置であり、暖房循環温水を
循環させるための往き管２と戻り管３とを配している。
往き管２は温水を貯留するタンク４に始端を発し、戻り
温水温度を検出する戻り温度センサー５と、温水を循環
させるポンプ６と、温水を加熱させる熱交換器７と、熱
交換器７により加熱された温水温度を検出する高温度セ
ンサー８と、開とすることにより暖房端末機１０へ温水
供給可能とした熱媒体供給弁９とが往き管２に配されて
おり、往き管２の末端は暖房端末機１０に接続されてい
る。
【００１０】暖房端末機１０は、パネルヒータ等の細管
により構成された放熱器により構成されており、戻り管
３の始端が接続されており、戻り管３の末端はタンク４
に接続されている。
により構成された放熱器により構成されており、戻り管
３の始端が接続されており、戻り管３の末端はタンク４
に接続されている。
【００１１】戻り管３にはヒータ等の加熱手段１１と、
加熱手段１１により加熱された温度センサー１２とを配
している。
加熱手段１１により加熱された温度センサー１２とを配
している。
【００１２】タンク４には、タンク４内に市水を供給す
る給水手段１３と、タンク４内の所定の低水位以上を検
出する低水位検出手段１４と、該低水位より高位の所定
の中水位以上を検出する中水位検出手段１５と、該中水
位より高位の所定の高水位以上を検出する高水位検出手
段１６と、タンク４の外へ温水を排出するオーバーフロ
ー口１７とを供えている。
る給水手段１３と、タンク４内の所定の低水位以上を検
出する低水位検出手段１４と、該低水位より高位の所定
の中水位以上を検出する中水位検出手段１５と、該中水
位より高位の所定の高水位以上を検出する高水位検出手
段１６と、タンク４の外へ温水を排出するオーバーフロ
ー口１７とを供えている。
【００１３】上述の熱交換器７は、バーナ１８によって
加熱され、バーナ１８へのガス量は開閉弁１９を開と
し、比例弁２０の開度を可変することにより必要ガス量
を得ている。２１は往き管２における熱交換器７より下
流側に始端を発するバイパス路であり、バイパス路２１
の末端は戻り管３における加熱手段１１及び温度センサ
ーにより下流側に接続されている。２２は前述の比例弁
等の被制御器を制御するコントローラであり、コントロ
ーラ２２には時計機能を有するタイマー２３と、温度検
出値等を記憶する記憶部２４と、水張りが終了したか否
かを判定する判定手段２５とを備えている。
加熱され、バーナ１８へのガス量は開閉弁１９を開と
し、比例弁２０の開度を可変することにより必要ガス量
を得ている。２１は往き管２における熱交換器７より下
流側に始端を発するバイパス路であり、バイパス路２１
の末端は戻り管３における加熱手段１１及び温度センサ
ーにより下流側に接続されている。２２は前述の比例弁
等の被制御器を制御するコントローラであり、コントロ
ーラ２２には時計機能を有するタイマー２３と、温度検
出値等を記憶する記憶部２４と、水張りが終了したか否
かを判定する判定手段２５とを備えている。
【００１４】２６はコントローラ２２に接続されたリモ
コンであり、試運転スイッチ２７をＯＮとすることによ
り配管内に水張り可能としている。２８は温水暖房装置
１の運転状況や故障箇所等を表示する表示部である。
コンであり、試運転スイッチ２７をＯＮとすることによ
り配管内に水張り可能としている。２８は温水暖房装置
１の運転状況や故障箇所等を表示する表示部である。
【００１５】図２は、本発明の制御の内容を示すシーケ
ンス図である。試運転スイッチ２７をＯＮとし（Ｓ
１）、給水手段１３を開とし（Ｓ２）、温度センサー１
２により検出される温水温度ＴＨ１を記憶部２４に記憶
させる（Ｓ３）。
ンス図である。試運転スイッチ２７をＯＮとし（Ｓ
１）、給水手段１３を開とし（Ｓ２）、温度センサー１
２により検出される温水温度ＴＨ１を記憶部２４に記憶
させる（Ｓ３）。
【００１６】次に加熱手段１１をＯＮとし（Ｓ４）、加
熱手段１１をＯＮとしてからの時間ｔが一定時間ｔｏを
経過したか否かを判定し（Ｓ５）、温度センサー１２に
より検出される温水温度Ｔが一定温度（ＴＨ１＋ａ）以
上となったか否かを判定する（Ｓ６）。一定時間ｔｏ以
内に所定温度ａ以上上昇しなければ、加熱手段１１が不
良であるとみなし、加熱手段１１をＯＦＦとし、給水手
段１３を閉とし、表示部２８に加熱手段１１不良を表示
させる安全動作を行わせる（Ｓ１３）。
熱手段１１をＯＮとしてからの時間ｔが一定時間ｔｏを
経過したか否かを判定し（Ｓ５）、温度センサー１２に
より検出される温水温度Ｔが一定温度（ＴＨ１＋ａ）以
上となったか否かを判定する（Ｓ６）。一定時間ｔｏ以
内に所定温度ａ以上上昇しなければ、加熱手段１１が不
良であるとみなし、加熱手段１１をＯＦＦとし、給水手
段１３を閉とし、表示部２８に加熱手段１１不良を表示
させる安全動作を行わせる（Ｓ１３）。
【００１７】ここで一定時間ｔｏとは、加熱手段１１に
より温水を所定温度ａ上昇させるのに要する必要十分な
時間である。加熱手段１１により所定温度ａ上昇を検知
すると、その時の温水温度（ＴＨ１＋ａ）を記憶部２４
に記憶させる（Ｓ７）。
より温水を所定温度ａ上昇させるのに要する必要十分な
時間である。加熱手段１１により所定温度ａ上昇を検知
すると、その時の温水温度（ＴＨ１＋ａ）を記憶部２４
に記憶させる（Ｓ７）。
【００１８】次に熱媒体供給弁９を開として（Ｓ８）、
暖房端末機１０に温水を循環させ、ポンプ６をＯＮとす
る（Ｓ９）。ステップ１０では、ポンプ６をＯＮとして
からの時間ｔが一定時間ｔ１を経過したか否かを判定
し、ステップ１１では温度センサー１２により検出され
る温度Ｔが上記記憶温度（ＴＨ１＋ａ）未満か否かを判
定する。
暖房端末機１０に温水を循環させ、ポンプ６をＯＮとす
る（Ｓ９）。ステップ１０では、ポンプ６をＯＮとして
からの時間ｔが一定時間ｔ１を経過したか否かを判定
し、ステップ１１では温度センサー１２により検出され
る温度Ｔが上記記憶温度（ＴＨ１＋ａ）未満か否かを判
定する。
【００１９】一定時間ｔ１以内に記憶温度（ＴＨ１＋
ａ）未満とならなければ、熱媒体供給弁９が故障により
閉成し、図１における斜線を施した経路で温水循環し、
しかも加熱手段１１により温水が加熱されているとみな
し、表示部２８に故障状態を表示させ、ポンプ６をＯＦ
Ｆとし、加熱手段１１をＯＦＦとし、給水手段１３を閉
とする安全動作を行わせる（Ｓ１４）。
ａ）未満とならなければ、熱媒体供給弁９が故障により
閉成し、図１における斜線を施した経路で温水循環し、
しかも加熱手段１１により温水が加熱されているとみな
し、表示部２８に故障状態を表示させ、ポンプ６をＯＦ
Ｆとし、加熱手段１１をＯＦＦとし、給水手段１３を閉
とする安全動作を行わせる（Ｓ１４）。
【００２０】一定時間ｔ１以内に記憶温度（ＴＨ１＋
ａ）未満となれば、熱媒体供給弁９が正常に開成し、暖
房端末機１０により放熱作用が行われた温水が正常に循
環しているとみなし、暖房端末機１０内の細管及び循環
路内に水張りが確実に行われたとみなし、ポンプ６をＯ
ＦＦとし、加熱手段１１をＯＦＦとし、給水手段１３を
閉として注水動作を終了する（Ｓ１２）。尚、ステップ
１１における判定温度は、暖房端末機１０の放熱作用を
考慮にいれた温度（ＴＨ１＋ａ−ｄ）未満か否かによっ
て判断してもよい。
ａ）未満となれば、熱媒体供給弁９が正常に開成し、暖
房端末機１０により放熱作用が行われた温水が正常に循
環しているとみなし、暖房端末機１０内の細管及び循環
路内に水張りが確実に行われたとみなし、ポンプ６をＯ
ＦＦとし、加熱手段１１をＯＦＦとし、給水手段１３を
閉として注水動作を終了する（Ｓ１２）。尚、ステップ
１１における判定温度は、暖房端末機１０の放熱作用を
考慮にいれた温度（ＴＨ１＋ａ−ｄ）未満か否かによっ
て判断してもよい。
【００２１】図３は、図１における温水暖房装置の他の
構成実施例を示したものであり、図中番号１から２８ま
では図１と共通である。第１往き管２における熱交換器
７上流側において第２往き管２９の始端を発し、第２往
き管には第２熱媒体供給弁３０が配され、第２往き管２
９の末端は第２暖房端末機３１に接続されている。第２
暖房端末機３１には第２戻り管３２の始端が接続され、
第２戻り管３０の末端は第１戻り管３における加熱手段
１１及び温度センサー１２上流側に接続されている。
構成実施例を示したものであり、図中番号１から２８ま
では図１と共通である。第１往き管２における熱交換器
７上流側において第２往き管２９の始端を発し、第２往
き管には第２熱媒体供給弁３０が配され、第２往き管２
９の末端は第２暖房端末機３１に接続されている。第２
暖房端末機３１には第２戻り管３２の始端が接続され、
第２戻り管３０の末端は第１戻り管３における加熱手段
１１及び温度センサー１２上流側に接続されている。
【００２２】尚、図３における温水暖房装置において
も、図２で示したシーケンスによる制御を行うことがで
きる。
も、図２で示したシーケンスによる制御を行うことがで
きる。
【００２３】
【発明の効果】本発明では、戻り管にヒータ等の加熱手
段と加熱手段により加熱された温水温度を検出する温度
センサーとを配し、加熱手段により一定温度上昇後の温
度センサーの検出値を記憶し、熱媒体供給弁を開として
ポンプをＯＮとし、ポンプをＯＮとして一定時間経過後
の温度センサーの検出値と上記記憶した温度センサーの
検出値とを比較して温水暖房装置内の水張りが終了した
か否かを判定するので、熱媒体供給弁の故障等に起因す
る温水暖房装置内の水張り不良が配管内のいかなる場所
で発生しても確実に検出できる。
段と加熱手段により加熱された温水温度を検出する温度
センサーとを配し、加熱手段により一定温度上昇後の温
度センサーの検出値を記憶し、熱媒体供給弁を開として
ポンプをＯＮとし、ポンプをＯＮとして一定時間経過後
の温度センサーの検出値と上記記憶した温度センサーの
検出値とを比較して温水暖房装置内の水張りが終了した
か否かを判定するので、熱媒体供給弁の故障等に起因す
る温水暖房装置内の水張り不良が配管内のいかなる場所
で発生しても確実に検出できる。
【図１】本発明の温水暖房装置の構成を示す図である。
【図２】本発明の制御の内容を示すシーケンス図であ
る。
る。
【図３】本発明の温水暖房装置の構成を示す図である。
２ 往き管（第１往き管） ３ 戻り管（第１戻り管） ４ タンク ６ ポンプ ７ 熱交換器 ９ 熱媒体供給弁（第１熱媒体供給弁） １０ 暖房端末機（第１暖房端末機） １１ 加熱手段 １２ 温度センサー １３ 給水手段 ２４ 記憶部 ２５ 判定手段 ２９ 第２往き管 ３０ 第２熱媒体供給弁 ３１ 第２暖房端末機 ３２ 第２戻り管
Claims (2)
- 【請求項１】 温水を循環させる往き管及び戻り管より
成る循環路と、往き管は温水を貯留するタンクに始端を
発し、末端は暖房端末機に接続され、往き管には温水を
循環させるポンプと、温水を加熱する熱交換器と、開と
することにより暖房端末機に温水供給可能とした熱媒体
供給弁とを備え、戻り管は暖房端末機に始端を発し、末
端はタンクに接続され、戻り管には温水を加熱するヒー
タ等の加熱手段と、加熱手段により加熱された温水温度
を検出する温度センサーとを備え、上記タンクにはタン
ク内へ温水供給させる給水手段とを備えた温水暖房装置
において、熱媒体供給弁を閉状態で給水手段を開として
温水暖房装置に水張りを行い、加熱手段による一定温度
上昇後の温度センサーの検出値を記憶し、熱媒体供給弁
を開としてポンプをＯＮとし、ポンプをＯＮとして一定
時間経過後の温度センサーの検出値と上記記憶した温度
センサー検出値とにより温水暖房装置内の水張りが終了
したか否かを判定する判定手段を設けたことを特徴とす
る温水暖房システム。 - 【請求項２】 温水を循環させる第１往き管及び第１戻
り管より成る循環路と、第１往き管は温水を貯留するタ
ンクに始端を発し、末端は第１暖房端末機に接続され、
第１往き管には温水を循環させるポンプと、温水を加熱
する熱交換器と、開とすることにより第１暖房端末機に
温水供給可能とした第１熱媒体供給弁とを備え、第１戻
り管は第１暖房端末機に始端を発し、末端はタンクに接
続され、第１戻り管には温水を加熱するヒータ等の加熱
手段と、加熱手段により加熱された温水温度を検出する
温度センサーとを備え、上記タンクにはタンク内へ温水
供給させる給水手段を備え、第１往き管における熱交換
器上流側より第２往き管の始端を発し、第２往き管の末
端は第２暖房端末機に接続され、第２往き管には開とす
ることにより第２暖房端末機に温水供給可能とした第２
熱媒体供給弁を備え、第２暖房端末機は第２戻り管の始
端を発し、第２戻り管の末端は第１戻り管に接続された
温水暖房装置において、熱媒体供給弁を閉状態で給水手
段を開として温水暖房装置に水張りを行い、加熱手段に
よる一定温度上昇後の温度センサーの検出値を記憶し、
熱媒体供給弁を開としてポンプをＯＮとし、ポンプをＯ
Ｎとして一定時間経過後の温度センサーの検出値と上記
記憶した温度センサー検出値とにより温水暖房装置内の
水張りが終了したか否かを判定する判定手段を設けたこ
とを特徴とする温水暖房システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34520492A JP2924529B2 (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | 温水暖房システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34520492A JP2924529B2 (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | 温水暖房システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06159694A true JPH06159694A (ja) | 1994-06-07 |
| JP2924529B2 JP2924529B2 (ja) | 1999-07-26 |
Family
ID=18375006
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34520492A Expired - Fee Related JP2924529B2 (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | 温水暖房システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2924529B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002323228A (ja) * | 2001-04-26 | 2002-11-08 | Noritz Corp | 温水暖房システムの故障診断支援装置 |
| JP2003106658A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-09 | Noritz Corp | 熱回収システムおよび補助熱源器 |
-
1992
- 1992-11-30 JP JP34520492A patent/JP2924529B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002323228A (ja) * | 2001-04-26 | 2002-11-08 | Noritz Corp | 温水暖房システムの故障診断支援装置 |
| JP4534379B2 (ja) * | 2001-04-26 | 2010-09-01 | 株式会社ノーリツ | 温水暖房システムの故障診断支援装置 |
| JP2003106658A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-09 | Noritz Corp | 熱回収システムおよび補助熱源器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2924529B2 (ja) | 1999-07-26 |
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