JP2002321820A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JP2002321820A
JP2002321820A JP2001130766A JP2001130766A JP2002321820A JP 2002321820 A JP2002321820 A JP 2002321820A JP 2001130766 A JP2001130766 A JP 2001130766A JP 2001130766 A JP2001130766 A JP 2001130766A JP 2002321820 A JP2002321820 A JP 2002321820A
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清久 立山
Kimio Motoda
公男 元田
Taketora Shinoki
武虎 篠木
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板に転写跡を残すことがなく、塵や埃等の
パーティクル等の付着を防止できる搬送装置を提供する
こと。 【解決手段】 基板情報66に応じて第1のローラAと
支持ローラB1及びB2とを昇降モータ56と昇降モー
タ55とにより選択的に昇降させることにより、処理を
行う基板Gが、使用される製品領域によって異なる場合
であっても、基板Gの製品領域以外の領域を選択的に支
持し搬送することができる。従って、製品領域にローラ
の転写跡を残すことなく搬送でき、しかも製品領域への
パーティクルの付着を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶製造工程にお
いて液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display:LC
D)等に使用されるガラス基板を搬送する搬送装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】LCDの製造工程において、LCD用の
ガラス基板上にITO(Indium Tin Oxide)の薄膜や電
極パターンを形成するために、半導体デバイスの製造に
用いられるものと同様のフォトリソグラフィ技術が利用
される。フォトリソグラフィ技術では、フォトレジスト
をガラス基板に塗布し、これを露光し、さらに現像す
る。
【0003】これらレジスト塗布、露光及び現像の一連
の処理は、従来から、塗布、現像あるいはベーキング等
の各処理を行う塗布現像処理システムによって行われて
おり、処理ユニットへガラス基板を搬送する手段とし
て、例えばガラス基板を真空吸着により保持する搬送ア
ームを使用したり、あるいは回転軸を有する複数の搬送
ローラ上にガラス基板の両端を載置させ、この搬送ロー
ラの回転により基板を搬送するコロ搬送を使用したりし
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このコロ搬送において
は、近年のガラス基板の大型化により、長方形のガラス
基板の両端2辺を載置するのみでは基板が重力により撓
んでしまうという問題があった。このような問題は基板
の中央付近を支持する補助的な支持ローラを設けること
により解消されていたが、補助的な支持ローラ基板の中
央付近を支持し基板を搬送させる場合、この支持ローラ
の転写跡が基板裏面側に残ってしまうおそれがある。
【0005】また、転写跡だけではなく、もともと支持
ローラに付着していた塵や埃等のパーティクルがガラス
基板に付着することにより基板に悪影響を及ぼすおそれ
がある。
【0006】以上のような事情に鑑み、本発明の目的
は、基板に転写跡を残すことがなく、塵等の付着を防止
できる搬送装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点は、基板の両端を支持するとと
もに回転により基板を搬送させる少なくとも1対の搬送
ローラと、基板の裏面側で昇降可能に配置され、基板を
支持し前記1対の搬送ローラとともに回転する第1のロ
ーラと、基板の裏面側で昇降可能に配置され、基板を支
持し前記1対の搬送ローラとともに回転す、前記第1の
ローラとは別の第2のローラと、前記第1のローラと前
記第2のローラとを選択的に昇降させる駆動部とを具備
する。
【0008】このような構成によれば、基板の両端の領
域が1対の搬送ローラに載置されながら搬送される基板
について、例えば、基板の製品領域が4面取りの場合に
は、当該製品領域以外の領域である基板中央の領域に対
応させて第1のローラを基板に当接させ支持し、一方、
第2のローラを基板から離間させるようにする。そして
9面取りの場合には、その製品領域以外の領域に対応さ
せて第2のローラと、例えば更に設けた第3のローラと
を基板に当接させ支持し、第1のローラを基板から離間
させることにより、処理を行う基板が使用される製品領
域によって異なる場合であっても、製品領域以外の領域
を選択的に支持し搬送することができる。これにより、
製品領域にローラの転写跡を残すことなく搬送でき、し
かも製品領域へのパーティクルの付着を防止できる。
【0009】本発明の一の形態によれば、前記第1のロ
ーラ又は第2のローラのうち少なくとも一方は、表面か
ら流体又は気体を噴出させる手段を具備し、基板を非接
触状態で支持する。
【0010】このような構成によれば、基板に第1のロ
ーラ又は第2のローラを当接させないで流体又は気体の
噴出圧力により基板を支持することにより、基板に転写
跡を残すことなく搬送できる。
【0011】本発明の一の形態によれば、前記流体又は
気体の温度を基板の温度とほぼ同一に調整する手段を更
に具備する。
【0012】このような構成によれば、基板に悪影響を
与えることなく搬送でき、しかも基板情報に関わらず転
写跡を残すさずに基板の搬送を行うことができる。
【0013】本発明の第2の観点は、基板の両端を支持
するとともに回転により基板を搬送させる少なくとも1
対の搬送ローラと、基板の裏面側で昇降可能に配置さ
れ、基板を支持し前記1対の搬送ローラとともに回転す
る第1のローラと、基板の裏面側に配置され、流体又は
気体を噴出させることにより基板を非接触状態で支持す
る支持部材と、前記流体又は気体の温度を基板の温度と
ほぼ同一に調整する手段とを具備する。
【0014】このような構成によれば、上記支持部材を
基板に当接させないで流体又は気体の噴出圧力により支
持する構成としており、特に、流体又は気体の温度を基
板の温度とほぼ同一に調整する手段を設ける構成として
いるので、例えば4面取りの場合であっても、基板の製
品領域に悪影響を与えることなく、かつ転写跡を残すこ
となく搬送することができる。
【0015】本発明の一の形態によれば、前記支持部材
は、前記1対の搬送ローラとともに回転する第2のロー
ラであり、この第2のローラは、前記流体又は気体を噴
出させるための複数の噴出孔と、回転により基板裏面に
対向しなくなった前記複数の噴出孔のうち少なくとも1
つを遮蔽する遮蔽部材とを具備する。
【0016】このような構成によれば、第2のローラに
おける基板の支持に寄与しない部分からの流体又は気体
の噴出を閉止することができ、省エネルギー化に寄与す
る。
【0017】本発明の一の形態によれば、前記遮蔽部材
は、前記第2のローラ内部に配置され、自己の重力によ
り前記基板裏面に対向しなくなった前記複数の噴出孔の
うち少なくとも1つを常に遮蔽している。
【0018】このような構成によれば、遮蔽部材が自重
により常に第2のローラ内の下部に配置され噴出孔が遮
蔽されることとなるので、噴出孔を遮蔽するために別途
の駆動機構を設けなくても済む。
【0019】本発明の一の形態によれば、前記遮蔽部材
は、前記複数の噴出孔の各々の径より大きい径を有する
ボール体である。
【0020】このような構成によれば、遮蔽部材をボー
ル体とし、例えば噴出孔のボール体が対応する部分にテ
ーパ部を設けることにより、確実かつ迅速にボール体が
噴出孔を遮蔽し、確実に流体又は気体の噴出を遮蔽する
ことができる。
【0021】本発明の第3の観点は、基板の両端を支持
するとともに回転により基板を搬送させる少なくとも1
対の搬送ローラと、基板の裏面側に配置され、流体又は
気体を噴出させることにより基板を非接触状態で支持す
る少なくとも2つの支持部材と、前記流体又は気体の温
度を基板の温度とほぼ同一に調整する手段とを具備す
る。
【0022】このような構成によれば、支持部材を選択
的に昇降させるとともに基板に当接させないで支持して
いるので、転写跡を残すことなく基板の搬送を行うこと
ができる。
【0023】本発明の第4の観点は、基板の両端を支持
するとともに回転により基板を搬送させる少なくとも1
対の搬送ローラと、基板の裏面側で昇降可能に配置さ
れ、流体又は気体を噴出させることにより基板を非接触
状態で支持する第1の支持部材と、基板の裏面側で昇降
可能に配置され、流体又は気体を噴出させることにより
基板を非接触状態で支持する、前記第1の支持部材とは
別の第2の支持部材と、前記第1の支持部材と前記第2
の支持部材とを選択的に昇降させる駆動部とを具備す
る。
【0024】このような構成によれば、例えば少なくと
も2つの支持部材が基板に対して当接しないで、基板の
温度とほぼ同一温度に調整された流体又は気体の噴出圧
力により基板を支持するので、基板情報に関わらず、転
写跡を残すことなく基板の搬送を行うことができる。
【0025】本発明の更なる特徴と利点は、添付した図
面及び発明の実施の形態の説明を参酌することによりよ
り一層明らかになる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。
【0027】図1は本発明の搬送装置が適用されるLC
D基板の塗布現像処理システムを示す平面図であり、図
2はその正面図、また図3はその背面図である。
【0028】この塗布現像処理システム1は、複数のガ
ラス基板Gを収容するカセットCを載置するカセットス
テーション2と、基板Gにレジスト塗布および現像を含
む一連の処理を施すための複数の処理ユニットを備えた
処理部3と、露光装置32との間で基板Gの受け渡しを
行うためのインターフェース部4とを備えており、処理
部3の両端にそれぞれカセットステーション2及びイン
ターフェース部4が配置されている。
【0029】カセットステーション2は、カセットCと
処理部3との間でLCD基板の搬送を行うための搬送機
構10を備えている。そして、カセットステーション2
においてカセットCの搬入出が行われる。また、搬送機
構10はカセットの配列方向に沿って設けられた搬送路
12上を移動可能な搬送アーム11を備え、この搬送ア
ーム11によりカセットCと処理部3との間で基板Gの
搬送が行われる。
【0030】処理部3には、カセットステーション2に
おけるカセットCの配列方向(Y方向)に垂直方向(X
方向)に延設された主搬送部3aと、この主搬送部3a
に沿って、レジスト塗布処理ユニット(CT)を含む各
処理ユニットが並設された上流部3b及び現像処理ユニ
ット(DEV)18を含む各処理ユニットが並設された
下流部3cとが設けられている。
【0031】主搬送部3aには、X方向に延設された搬
送路31と、この搬送路31に沿って移動可能に構成さ
れガラス基板GをX方向に搬送する搬送シャトル23と
が設けられている。この搬送シャトル23は、例えば支
持ピンにより基板Gを保持して搬送するようになってい
る。また、主搬送部3aのインターフェース部4側端部
には、処理部3とインターフェース部4との間で基板G
の受け渡しを行う垂直搬送ユニット7が設けられてい
る。
【0032】上流部3bにおいて、カセットステーショ
ン2側端部には、基板Gに洗浄処理を施すスクラバ洗浄
処理ユニット(SCR)20が設けられ、このスクラバ
洗浄処理ユニット(SCR)20の上段に基板G上の有
機物を除去するためのエキシマUV処理ユニット(e−
UV)19が配設されている。スクラバ洗浄処理ユニッ
ト(SCR)20には、本発明に係るコロ搬送型の搬送
装置50が設けられており、これについては後述する。
【0033】スクラバ洗浄処理ユニット(SCR)20
の隣には、ガラス基板Gに対して熱的処理を行うユニッ
トが多段に積み上げられた熱処理系ブロック24及び2
5が配置されている。これら熱処理系ブロック24と2
5との間には、垂直搬送ユニット5が配置され、搬送ア
ーム5aがZ方向及び水平方向に移動可能とされ、かつ
θ方向に回動可能とされているので、両ブロック24及
び25における各熱処理系ユニットにアクセスして基板
Gの搬送が行われるようになっている。なお、上記処理
部3における垂直搬送ユニット7についてもこの垂直搬
送ユニット5と同一の構成を有している。
【0034】図2に示すように、熱処理系ブロック24
には、基板Gにレジスト塗布前の加熱処理を施すベーキ
ングユニット(BEKE)が2段、HMDSガスにより
疎水化処理を施すアドヒージョンユニット(AD)が下
から順に積層されている。一方、熱処理系ブロック25
には、基板Gに冷却処理を施すクーリングユニット(C
OL)が2段、アドヒージョンユニット(AD)が下か
ら順に積層されている。
【0035】熱処理系ブロック25に隣接してレジスト
処理ブロック15がX方向に延設されている。このレジ
スト処理ブロック15は、基板Gにレジストを塗布する
レジスト塗布処理ユニット(CT)と、減圧により前記
塗布されたレジストを乾燥させる減圧乾燥ユニット(V
D)と、基板Gの周縁部のレジストを除去するエッジリ
ムーバ(ER)とが一体的に設けられて構成されてい
る。このレジスト処理ブロック15には、レジスト塗布
処理ユニット(CT)からエッジリムーバ(ER)にか
けて移動する図示しないサブアームが設けられており、
このサブアームによりレジスト処理ブロック15内で基
板Gが搬送されるようになっている。
【0036】レジスト処理ブロック15に隣接して多段
構成の熱処理系ブロック26が配設されており、この熱
処理系ブロック26には、基板Gにレジスト塗布後の加
熱処理を行うプリベーキングユニット(PREBAK
E)が3段積層されている。
【0037】下流部3cにおいては、図3に示すよう
に、インターフェース部4側端部には、熱処理系ブロッ
ク29が設けられており、これには、クーリングユニッ
ト(COL)、露光後現像処理前の加熱処理を行うポス
トエクスポージャーベーキングユニット(PEBAK
E)が2段、下から順に積層されている。。
【0038】熱処理系ブロック29に隣接して現像処理
を行う現像処理ユニット(DEV)18がX方向に延設
されている。この現像処理ユニット(DEV)18の隣
には熱処理系ブロック28及び27が配置され、これら
熱処理系ブロック28と27との間には、上記垂直搬送
ユニット5と同一の構成を有し、両ブロック28及び2
7における各熱処理系ユニットにアクセス可能な垂直搬
送ユニット6が設けられている。また、現像処理ユニッ
ト(DEV)18端部の上には、i線処理ユニット(i
―UV)33が設けられている。現像処理ユニット(D
EV)18には、上記コロ搬送型の搬送装置50と同一
の構成を有する搬送装置51が設けられている。
【0039】熱処理系ブロック28には、クーリングユ
ニット(COL)、基板Gに現像後の加熱処理を行うポ
ストベーキングユニット(POBAKE)が2段、下か
ら順に積層されている。一方、熱処理系ブロック27も
同様に、クーリングユニット(COL)、ポストベーキ
ングユニット(POBAKE)が2段、下から順に積層
されている。
【0040】インターフェース部4には、正面側にタイ
トラー及び周辺露光ユニット(Titler/EE)2
2が設けられ、垂直搬送ユニット7に隣接してエクステ
ンションクーリングユニット(EXTCOL)35が、
また背面側にはバッファカセット34が配置されてお
り、これらタイトラー及び周辺露光ユニット(Titl
er/EE)22とエクステンションクーリングユニッ
ト(EXTCOL)35とバッファカセット34と隣接
した露光装置32との間で基板Gの受け渡しを行う垂直
搬送ユニット8が配置されている。この垂直搬送ユニッ
ト8も上記垂直搬送ユニット5と同一の構成を有してい
る。
【0041】図4、図5及び図6は第1の実施形態に係
る搬送装置50、51のそれぞれ平面図、側面図及び正
面図を示す。なお、このスクラバ洗浄処理ユニット(S
CR)20における搬送装置50と現像処理ユニット
(DEV)における搬送装置51とは、その長手方向の
長さが異なる他、その構成は同一である。
【0042】この搬送装置50、51の架台60の側部
にはモータ44が取り付けられ、このモータ44により
軸部材54が回転可能にガラス基板Gの搬送方向(X方
向)に沿って軸架されている。架台60の上部左右には
軸脚部材41が搬送方向に延設されている。これら軸脚
部材41間には、ベアリング45により軸支された複数
のシャフト53が掛け渡されており、これらシャフト5
3にはガラス基板Gの両端を支持するとともに回転によ
り搬送する1対の搬送ローラ43が取り付けられ、端部
にはそれぞれねじ歯車49が設けられている。上記軸部
材54には、これらのねじ歯車49にそれぞれ対応して
噛合するねじ歯車52が取り付けられており、これによ
り搬送ローラ43がモータ44の駆動により回転し基板
Gが搬送されるようになっている。
【0043】1対の搬送ローラ43にはそれぞれ凸部4
3aが設けられており、この凸部43a上にガラス基板
Gが載置されるようになっている。また、凸部43aに
はその基板Gの載置面に沿って図示しないOリングが装
着され基板Gの搬送時における衝撃が吸収されるように
なっている。
【0044】この搬送装置50、51の両端部には、上
述したように外部との間で基板Gの受け渡しを行うため
の複数の受け渡しピン46が配置され、図6に示すよう
に、これら複数の受け渡しピン46は駆動部58の昇降
駆動により連結部材47を介して一体的に、基板Gの裏
面側から昇降駆動されるようになっている。
【0045】この受け渡しピン46により、スクラバ洗
浄処理ユニット(SCR)20においては、搬送機構1
0及び熱処理系ブロック24の最下段との間で基板の受
け渡しが可能となり、また、現像処理ユニット(DE
V)18においては、熱処理系ブロック29の最下段と
熱処理系ブロック28の最下段との間で基板の受け渡し
が可能となる。
【0046】図7を参照して、1対の搬送ローラ43の
間には、架台60上部の開口部60aから昇降可能に配
置され、それぞれ基板Gを裏面側中央部を支持する第1
のローラAと、このローラAを挟むように設けられた第
2のローラとしての1対の支持ローラB1及びB2とが
設けられている。これら第1のローラA、支持ローラB
1及びB2は図4に示すように基板Gの搬送方向に沿っ
て複数設けられ、基板Gに当接することで一対の搬送ロ
ーラ43とともに回転し基板Gを搬送するようになって
いる。
【0047】第1のローラAは、昇降板59に固定され
た取付部材64によって回転可能に取り付けられてお
り、この昇降板59は架台60に固定された昇降モータ
56により昇降可能に設けられている。一方、支持ロー
ラB1及びB2も同様に、昇降板42に固定された取付
部材63によってそれぞれ回転可能に取り付けられてお
り、この昇降板42は架台60に固定された昇降モータ
55により昇降可能に設けられている。なお、昇降板4
2には、第1のローラAが昇降できるように開口42a
が形成されている。
【0048】昇降モータ55及び56は、基板情報66
に基づいて制御部65によりその昇降駆動が制御される
ようになっている。ここで基板情報66とは、ガラス基
板Gの情報として例えば実際に液晶ディスプレイとして
使用される製品領域が破線で示すG1、G2、G3及び
G4の領域、すなわち4面取りの情報、あるいは図10
に示すように、製品領域が破線で示すG1〜G9の領
域、すなわち9面取りの情報のことをいう。
【0049】そして4面取りの場合には、図8に示すよ
うに、基板Gの両端の領域Nが搬送ローラ43に載置さ
れながら矢印68で示す方向に搬送されている基板Gに
ついて、領域G1〜G4以外の領域である基板中央の領
域Mに対応させて、第1のローラAを基板Gに当接させ
支持し、支持ローラB1及びB2を基板Gから離間させ
る。
【0050】そして9面取りの場合には、領域G1〜G
8以外の領域である領域L1及びL2に対応させて、図
9に示すように支持ローラB1及びB2を基板Gに当接
させ支持し、第1のローラAを基板Gから離間させる。
【0051】このように、処理を行う基板Gが、使用さ
れる製品領域によって異なる場合であっても、この基板
情報に応じて第1のローラAと支持ローラB1及びB2
とを選択的に昇降させることにより、基板Gの製品領域
G1〜G4以外の領域、あるいはG1〜G9以外の領域
を選択的に支持し搬送することができる。従って、製品
領域にローラの転写跡を残すことなく搬送でき、しかも
製品領域へのパーティクルの付着を防止できる。
【0052】以上のように構成された塗布現像処理シス
テム1の処理工程については、先ずカセットC内の基板
Gが処理部3部における上流部3bに搬送される。上流
部3bでは、エキシマUV処理ユニット(e−UV)1
9において表面改質・有機物除去処理が行われ、次にス
クラバ洗浄処理ユニット(SCR)20において、搬送
装置50により基板Gが略水平に搬送されながら洗浄処
理及び乾燥処理が行われる。続いて熱処理系ブロック2
4の最下段部で垂直搬送ユニットにおける搬送アーム5
aにより基板Gが取り出され、同熱処理系ブロック24
のベーキングユニット(BEKE)にて加熱処理、アド
ヒージョンユニット(AD)にて疎水化処理が行われ、
熱処理系ブロック25のクーリングユニット(COL)
による冷却処理が行われる。
【0053】次に、基板Gは搬送アーム5aから搬送シ
ャトル23に受け渡される。そしてレジスト塗布処理ユ
ニット(CT)に搬送され、レジストの塗布処理が行わ
れた後、減圧乾燥処理ユニット(VD)にて減圧乾燥処
理、エッジリムーバ(ER)にて基板周縁のレジスト除
去処理が順次行われる。
【0054】次に、基板Gは搬送シャトル23から垂直
搬送ユニット7の搬送アームに受け渡され、熱処理系ブ
ロック26におけるプリベーキングユニット(PREB
AKE)にて加熱処理が行われた後、熱処理系ブロック
29におけるクーリングユニット(COL)にて冷却処
理が行われる。続いて基板Gはエクステンションクーリ
ングユニット(EXTCOL)35にて冷却処理される
とともに露光装置にて露光処理される。
【0055】次に、基板Gは垂直搬送ユニット8及び7
の搬送アームを介して熱処理系ブロック29のポストエ
クスポージャーベーキングユニット(PEBAKE)に
搬送され、ここで加熱処理が行われた後、クーリングユ
ニット(COL)にて冷却処理が行われる。そして基板
Gは垂直搬送ユニット7の搬送アームを介して熱処理系
ブロック29の最下段において搬送装置51の受け渡し
ピン46に受け渡され、基板Gは搬送装置51により略
水平に搬送されながら現像処理、リンス処理及び乾燥処
理が行われる。
【0056】次に、基板Gは熱処理系ブロック28にお
ける最下段から垂直搬送ユニット6の搬送アーム6aに
より受け渡され、熱処理系ブロック28又は27におけ
るポストベーキングユニット(POBAKE)にて加熱
処理が行われ、クーリングユニット(COL)にて冷却
処理が行われる。そして基板Gは搬送機構10に受け渡
されカセットCに収容される。
【0057】図11に第2の実施形態に係る搬送装置を
示す。なお、図11において、上記第1の実施形態に対
応する構成要素と同一のものについては同一の符号を付
すものとする。
【0058】本実施形態では、第1の実施形態における
支持ローラB1及びB2に代えて、シャフト53に固定
された一対の支持ローラC1及びC2が支持ローラB1
及びB2と同一の位置に配置されている。すなわち図1
0に示す基板Gの製品領域以外の領域L1及びL2に対
応する位置に設けられており、またこの支持ローラC1
及びC2はガラス基板Gに当接しない位置で例えば1m
m〜2mmの隙間が設けられて配置されている。
【0059】また、この搬送装置では、例えば圧力ポン
プ等を含む供給源75から供給される純水等の液体又は
窒素若しくは空気等の気体が、供給管74を介してシャ
フト53に供給されようになっている。そして供給管7
4からの流体又は気体は、図12及び図13に示すよう
にシャフト53内に形成された空間である流路83及び
この流路83からシャフト53表面にかけて形成された
複数の孔53aを介して支持ローラC1及びC2に供給
されるようになっており、更にシャフト53からの流体
又は気体は、この支持ローラC1及びC2に形成された
リング状の空間82及び複数の噴出孔81を介して外部
に噴出されるようになっている。
【0060】また、供給源75には、流体又は気体の温
度を基板Gの温度とほぼ同一に調整する調整装置78が
設けられている。基板Gの温度としては、例えば常温で
あり、調整装置78による温度調整方法としては、例え
ば温調水やペルチェ素子等を使用することで温調が可能
となる。
【0061】このような構成により、基板Gの搬送の
際、支持ローラC1及びC2から噴出される流体又は気
体の圧力により基板Gが撓むことなく支持することがで
きる。
【0062】また、支持ローラC1及びC2におけるリ
ング状空間82には、このローラC1及びC2の回転に
より基板Gの裏面に対向しなくなった下部の噴出孔81
を遮蔽する円弧状の遮蔽部材84が遊挿されている。こ
の遮蔽部材84はリング状空間82内で自己の重力によ
り常に下部に配置されるようになっている。このような
構成により、基板Gの支持に寄与しないローラ下部から
の流体又は気体の噴出を閉止することができ、省エネル
ギー化に寄与する。
【0063】また、遮蔽部材84が自重により常にリン
グ状空間82内の下部に配置され、噴出孔81が遮蔽さ
れることとなるので、噴出孔81を遮蔽するために別途
の駆動機構を設けなくても済む。
【0064】本実施形態によれば、基板Gの製品領域が
図8に示す4面取りの場合には、第1のローラAにより
基板Gの中央部を支持することで、基板G中央部の製品
領域外を支持し搬送することができる。
【0065】また、支持ローラC1及びC2は、直接に
は基板Gを支持しないで流体又は気体の圧力により支持
する構成としているので、4面取りの場合であっても、
第1のローラAの使用に加えて支持ローラC1及びC2
も使用し流体又は気体を噴出させることもできる。これ
により、大型の基板Gであっても撓むことなく搬送が可
能となる。特に、調整装置78を設け支持ローラC1及
びC2から噴出させる流体又は気体の温度を基板Gの温
度とほぼ同一に調整できるようにしたので、4面取りの
場合であっても、基板Gの製品領域に悪影響を与えるこ
となく、かつ転写跡を残すことなく搬送することができ
る。
【0066】一方、基板Gの製品領域が図10に示す9
面取りの場合には、第1のローラAを下降させた状態
で、支持ローラC1及びC2のみを使用するようにし流
体又は気体を噴出させた状態で支持することができる。
【0067】図14は支持ローラC1及びC2の他の実
施形態を示す断面図である。なお、図14において、図
12及び図13における構成要素と同一のものについて
は同一の符号を付している。
【0068】この支持ローラD1及びD2は、リング状
空間82に噴出孔86の径より大きい径を有する複数の
ボール状の遮蔽部材85が設けられている。複数の噴出
孔86の当該ボール体85が対応する部分には、このボ
ール体85が噴出孔86に導かれやすいようにテーパ部
86aが形成されている。このボール体85は、リング
状空間82内で自己の重力により常に下部に配置される
ようになっており、当該下部の噴出孔86を遮蔽するよ
うになっている。
【0069】このような構成によっても、基板Gの支持
に寄与しないローラ下部からの流体又は気体の噴出を閉
止することができ、省エネルギー化に寄与するととも
に、遮蔽部材85を複数のボール体とし噴出孔86にテ
ーパ部86aを設けたことにより、確実かつ迅速にボー
ル体85がリング状空間82の下部に配置され、確実に
流体又は気体の噴出を遮蔽することができる。
【0070】図15は第3の実施形態に係る搬送装置を
示す。なお、図15において、上記各実施形態に対応す
る構成要素と同一のものについては同一の符号を付すも
のとする。
【0071】本実施形態の搬送装置では、架台60に固
定された取付板72に基板Gを支持する例えば3つの支
持部材P,Q及びRが取り付けられている。これら3つ
の支持部材P,Q及びRは、基板Gの裏面に対して当接
しないで、例えば1mm〜2mmの間隔を空けて設けら
れおり、これらの支持部材P,Q及びRの表面に設けら
れた図示しない噴出孔から供給源75からの流体又は気
体を噴出させて基板Gを支持する。支持部材Pは、図8
に示す基板G裏面側の中央領域Mを支持し、一方、支持
部材Q及びRはそれぞれ図10に示す領域L1及びL2
を支持する。また、上記第2実施形態と同様に供給源7
5には、流体又は気体の温度を基板Gの温度とほぼ同一
に調整する調整装置78が設けられている。
【0072】本実施形態によっても、3つの支持部材
P,Q及びRが基板Gに対して当接しないで、基板Gの
温度とほぼ同一温度に調整された流体又は気体の噴出圧
力により基板を支持するので、基板情報に関わらず、転
写跡を残すことなく基板Gの搬送を行うことができる。
【0073】また本実施形態において、例えば、基板4
面取りの場合には支持部材Pのみから流体又は気体を噴
出させて基板Gを支持し、一方、基板9面取りの場合に
は支持部材Q及びRのみから流体又は気体を噴出させて
基板Gを支持するようにしてもよい。あるいは、基板情
報に関わらず全ての支持部材から噴出させて支持するよ
うにしてよい。
【0074】図16は第4の実施形態に係る搬送装置を
示す。なお、図16において、上記各実施形態に対応す
る構成要素と同一のものについては同一の符号を付すも
のとする。
【0075】本実施形態の搬送装置では、昇降モータ5
6によって昇降する昇降板59に、図8に示す基板G裏
面側の中央領域Mを支持する第1の支持部材Sが取り付
けられている。また、昇降モータ55によって昇降する
昇降板42に、図10に示す領域L1及びL2を支持す
る第2の支持部材T及びUが取り付けられている。これ
ら支持部材S、T及びUは、基板Gの裏面に対して当接
しないで、例えば1mm〜2mmの間隔を空けて、これ
らの支持部材P,Q及びRの表面に設けられた図示しな
い噴出孔から供給源75からの流体又は気体を噴出させ
て基板Gを支持する。
【0076】本実施形態によっても、基板情報66に基
づいて支持部材S、T及びUを選択的に昇降させるとと
もに基板Gに当接させないで支持しているので、転写跡
を残すことなく基板Gの搬送を行うことができる。
【0077】なお、本発明は以上説明した実施形態には
限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
【0078】例えば、上記第1の実施形態において、第
1のローラA、第2のローラB1及びB2の構成を第2
〜第4実施形態のように流体又は気体を噴出させる構成
としてもよく、更に、当該流体又は気体の温度を基板の
温度とほぼ同一に調整するようにしてもよい。
【0079】また、上記各実施形態では、支持ローラあ
るいは支持部材を4面取り又は9面取りに対応して3つ
設ける構成としていたが、これに限らず、更に多くの面
取りの数に対応させて支持ローラあるいは支持部材を設
ける構成とすることも可能である。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
基板に転写跡を残すことがなく、塵や埃等のパーティク
ルの付着を防止して基板の搬送を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される塗布現像処理システムの全
体構成を示す平面図である。
【図2】図1に示す塗布現像処理システムの正面図であ
る。
【図3】図1に示す塗布現像処理システムの背面図であ
る。
【図4】本発明の第1の形態に係る搬送装置の平面図で
ある。
【図5】図4に示す搬送装置の側面図である。
【図6】図4に示す搬送装置の正面図である。
【図7】4面取りの基板を搬送する場合におけるローラ
の位置を示す正面図である。
【図8】4面取り基板の平面図である。
【図9】9面取りの基板を搬送する場合におけるローラ
の位置を示す正面図である。
【図10】9面取り基板の平面図である。
【図11】本発明の第2の形態に係る搬送装置の正面図
である
【図12】図11に示す搬送装置のローラ部分の横断面
図である。
【図13】図11に示す搬送装置のローラ部分の縦断面
図である。
【図14】ローラ部分の他の実施形態を示す横断面図で
ある。
【図15】本発明の第3の形態に係る搬送装置の正面図
である
【図16】本発明の第4の形態に係る搬送装置の正面図
である
【符号の説明】
G…ガラス基板 A…第1のローラ B1、B2…第2のローラ G1〜G4…製品領域 C1、C2…支持ローラ D1、D2…支持ローラ P、Q…支持部材 S…第1の支持部材 T…第2の支持部材 42…昇降板 43…搬送ローラ 50、51…搬送装置 53…シャフト 53a…孔 55、56…昇降モータ 59…昇降板 65…制御部 72…取付板 75…供給源 78…調整装置 81…噴出孔 82…リング状空間 84、85…遮蔽部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠木 武虎 東京都港区赤坂五丁目3番6号 TBS放 送センター 東京エレクトロン株式会社内 Fターム(参考) 5F031 CA05 DA01 FA02 FA07 FA11 FA12 FA14 GA02 GA47 GA48 GA49 GA53 GA57 GA62 HA10 HA12 HA28 HA33 HA57 HA60 LA14 MA02 MA03 MA06 MA23 MA24 MA26 PA11 PA18 PA23 5F046 CD01 CD05 CD07

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の両端を支持するとともに回転によ
    り基板を搬送させる少なくとも1対の搬送ローラと、 基板の裏面側で昇降可能に配置され、基板を支持し前記
    1対の搬送ローラとともに回転する第1のローラと、 基板の裏面側で昇降可能に配置され、基板を支持し前記
    1対の搬送ローラとともに回転する、前記第1のローラ
    とは別の第2のローラと、 前記第1のローラと前記第2のローラとを選択的に昇降
    させる駆動部とを具備することを特徴とする搬送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の搬送装置において、 前記第1のローラ又は第2のローラのうち少なくとも一
    方は、表面から流体又は気体を噴出させる手段を具備
    し、基板を非接触状態で支持することを特徴とする搬送
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の搬送装置において、 前記流体又は気体の温度を基板の温度とほぼ同一に調整
    する手段を更に具備することを特徴とする搬送装置。
  4. 【請求項4】 基板の両端を支持するとともに回転によ
    り基板を搬送させる少なくとも1対の搬送ローラと、 基板の裏面側で昇降可能に配置され、基板を支持し前記
    1対の搬送ローラとともに回転する第1のローラと、 基板の裏面側に配置され、流体又は気体を噴出させるこ
    とにより基板を非接触状態で支持する支持部材と、 前記流体又は気体の温度を基板の温度とほぼ同一に調整
    する手段とを具備することを特徴とする搬送装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の搬送装置において、 前記支持部材は、前記1対の搬送ローラとともに回転す
    る第2のローラであり、 この第2のローラは、 前記流体又は気体を噴出させるための複数の噴出孔と、 回転により基板裏面に対向しなくなった前記複数の噴出
    孔のうち少なくとも1つを遮蔽する遮蔽部材とを具備す
    ることを特徴とする搬送装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の搬送装置において、 前記遮蔽部材は、前記第2のローラ内部に配置され、前
    記基板裏面に対向しなくなった前記複数の噴出孔のうち
    少なくとも1つを自重により常に遮蔽していることを特
    徴とする搬送装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の搬送装置において、 前記遮蔽部材は、前記複数の噴出孔の各々の径より大き
    い径を有するボール体であることを特徴とする搬送装
    置。
  8. 【請求項8】 基板の両端を支持するとともに回転によ
    り基板を搬送させる少なくとも1対の搬送ローラと、 基板の裏面側に配置され、流体又は気体を噴出させるこ
    とにより基板を非接触状態で支持する少なくとも2つの
    支持部材と、 前記流体又は気体の温度を基板の温度とほぼ同一に調整
    する手段とを具備することを特徴とする搬送装置。
  9. 【請求項9】 基板の両端を支持するとともに回転によ
    り基板を搬送させる少なくとも1対の搬送ローラと、 基板の裏面側で昇降可能に配置され、流体又は気体を噴
    出させることにより基板を非接触状態で支持する第1の
    支持部材と、 基板の裏面側で昇降可能に配置され、流体又は気体を噴
    出させることにより基板を非接触状態で支持する、前記
    第1の支持部材とは別の第2の支持部材と、 前記第1の支持部材と前記第2の支持部材とを選択的に
    昇降させる駆動部とを具備することを特徴とする搬送装
    置。
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