JP2001044118A - 基板処理装置 - Google Patents
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Abstract
搬入された基板を正確な位置に配置することができる基
板処理装置を提供すること。 【解決手段】 塗布処理ユニット22で塗布液が塗布さ
れた後、基板Gの周縁部の塗布液を除去する周縁部処理
ユニット23は、基板を載置するステージ71と、搬送
機構42により、ステージ71上に搬入された基板Gを
位置合せするための位置合わせ機構72とを有する。位
置合わせ機構72において、アーム82が水平方向移動
機構84により略水平方向に移動され、アーム82のY
字状の先端部に設けられた一対のローラ81が基板Gの
コーナー部に当接して押圧し、これにより、基板Gは、
その対角線の双方向から押圧されて、ステージ71上で
所定位置に位置合わせされる。
Description
(LCD)基板等の基板にレジスト液等の塗布液を塗布
して塗布膜を形成し、その後周縁部処理を行う基板処理
装置に関する。
いては、ガラス製の矩形のLCD基板にフォトレジスト
液を塗布してレジスト膜を形成し、回路パターンに対応
してレジスト膜を露光し、これを現像処理するという、
いわゆるフォトリソグラフィー技術により回路パターン
が形成される。
のLCD基板は、レジストの定着性を高めるために、ア
ドヒージョン処理ユニットにて疎水化処理(HMDS処
理)され、冷却ユニットで冷却後、レジスト塗布ユニッ
トに搬入される。
スピンチャック上に保持した状態で回転させながら、そ
の上方に設けられたノズルから基板の表面中心部にレジ
スト液を供給し、基板の回転による遠心力によってレジ
スト液を拡散させ、これにより、基板の表面全体にレジ
スト膜が塗布される。
部処理ユニットにより周縁の余分なレジストが除去され
る。その後、加熱処理装置に搬入されてプリベーク処理
が行われ、冷却処理装置で冷却された後、露光装置に搬
送されてそこで所定のパターンが露光される。その後現
像処理ユニットにより現像処理され、さらに加熱処理装
置によりポストベーク処理が施されて、所定のレジスト
パターンが形成される。
フォトリソグラフィー工程において、周縁部処理ユニッ
トでは、基板の各辺に沿って移動するヘッドからシンナ
ーを吐出させながら、基板の四辺の周縁部に付着した余
分なレジストが取り除かれる。
は、既にレジスト塗布処理ユニットにおいてサーボモー
タにより位置合わせされており、このサーボモータの精
度が高ければ、周縁部処理ユニットのステージに搬入さ
れた時点で、基板の位置合わせは不要である。
のサイズが大きくなってきており、基板がレジスト塗布
処理ユニットから周縁部処理ユニットのステージに搬送
された際、基板が必ずしもステージの所定位置に正確に
位置合せされていないことがある。
は、レジストが塗布された基板がプリベーク処理等され
た後に、または、基板が露光されて現像処理された後
に、上述した加熱処理ユニットのリフトピン、固定ピ
ン、またはバキューム溝等の形状が基板に転写されるこ
とがある。このような転写を防止するために、本発明者
らは先に、基板にレジストを塗布した後に基板を減圧状
態で乾燥することを提案している(特願平10−233
596号)。そして、そのために、レジスト塗布処理ユ
ニットと周縁部処理ユニットとの間に減圧乾燥ユニット
を配置している。
する際に、必ずしも基板の位置合わせが精度良くできて
いるわけではなく、基板が周縁部処理ユニットのステー
ジに搬送された際には位置ずれが生じることがある。
であって、塗布処理ユニットから周縁部処理ユニットに
搬入された基板を正確な位置に配置することができる基
板処理装置を提供することを目的とする。
に、本発明の第1の観点によれば、基板に所定の塗布液
を塗布して塗布膜を形成する塗布処理ユニットと、塗布
処理後の基板の周縁部を処理する周縁部処理ユニット
と、基板をこれら塗布処理ユニットおよび周縁部処理ユ
ニットの間で搬送する搬送機構とを具備する基板処理装
置であって、前記周縁部処理ユニットは基板を載置する
ステージと、前記搬送機構により、前記ステージ上に搬
入された基板を位置合せするための位置合わせ機構とを
有することを特徴とする基板処理装置が提供される。
ジに搬入される基板が位置合わせ機構により位置合わせ
されるため、近年の基板の大型化の要請に伴い、基板の
サイズが大きくなった場合でも、基板を正確な位置に配
置することができる。
に所定の塗布液を塗布して塗布膜を形成する塗布処理ユ
ニットと、塗布処理後の基板に乾燥処理を施す乾燥処理
ユニットと、乾燥処理の後に基板の周縁部を処理する周
縁部処理ユニットと、基板をこれら塗布処理ユニット、
乾燥処理ユニットおよび周縁部処理ユニットの間で搬送
する搬送機構とを具備する基板処理装置であって、前記
周縁部処理ユニットは基板を載置するステージと、前記
搬送機構により、前記ステージ上に搬入された基板を位
置合わせするための位置合わせ機構とを有することを特
徴とする基板処理装置が提供される。
の間に減圧処理ユニットを用いた場合には、減圧処理ユ
ニットで十分に位置合わせが行われないおそれがある
が、このように周縁部処理ユニットのステージ上で位置
合わせを行う位置合わせ機構を設けているため、基板を
正確な位置に配置することができる。
字形状に形成されたアームと、このアームのY字形状の
先端部に取り付けられ、基板のコーナー部に当接可能な
一対のローラと、前記アームを昇降して略水平に移動
し、一対のローラを基板のコーナー部に当接させて基板
を位置合わせするための移動機構とを有する構造とする
ことができる。このように、基板のコーナー部にローラ
を当接させることにより、基板を位置合わせしているた
め、基板を正確な位置に位置決めすることができる。
辺に対応して設けられたアームと、このアームの先端部
に取り付けられ、基板の各辺に当接可能なローラと、前
記アームを昇降して略水平に移動し、ローラを基板の対
応する辺に当接させて基板を位置合わせするための移動
機構とを有する構造とすることもできる。
機構において、前記アームが降下した際に、前記ローラ
を洗浄するための洗浄ボックスを有するものとすること
ができる。周縁部処理ユニットでは、基板周縁部を処理
する際に、ローラに塗布液が付着する虞れがあるが、位
置合わせ後、このようにローラを洗浄ボックスにより洗
浄することにより、その後の位置合せの際に基板に不要
な塗布液を付着させるおそれがない。
ームにより降下されたローラに洗浄液を吐出してローラ
を洗浄するための洗浄液ノズルと、このローラに不活性
ガスを噴出してローラを乾燥するための不活性ガスノズ
ルと、これら洗浄液および不活性ガスの排液および排気
ガスを前記洗浄ボックスから排出するための排出手段と
を有する構造とすることができる。このように、ローラ
を洗浄ボックスにより洗浄するに際し、ローラを洗浄液
により洗浄した後、不活性ガスを噴出してローラを乾燥
しているため、ローラの洗浄を確実に行うことができ
る。
板に所定の塗布液を塗布して塗布膜を形成する塗布処理
ユニットと、塗布処理後の基板の周縁部を処理する周縁
部処理ユニットと、基板をこれら塗布処理ユニットおよ
び周縁部処理ユニットの間で搬送する搬送機構とを具備
する基板処理装置であって、前記周縁部処理ユニットは
基板を載置するステージと、前記ステージ上に載置され
た基板の各辺に沿って移動可能であり、かつ、前記基板
に対して前後に移動可能な、基板の位置合わせおよび基
板の周縁部処理を行うためのヘッドと、前記ヘッドを基
板の各辺に沿って移動させる第1の移動機構と、前記ヘ
ッドを基板に向けて移動させ、前記ヘッドを基板の各辺
に当接させて基板を位置合わせするための第2の移動機
構とを有することを特徴とする基板処理装置が提供され
る。
ば、基板に所定の塗布液を塗布して塗布膜を形成する塗
布処理ユニットと、塗布処理後の基板に乾燥処理を施す
乾燥処理ユニットと、乾燥処理の後に基板の周縁部を処
理する周縁部処理ユニットと、基板をこれら塗布処理ユ
ニット、乾燥処理ユニットおよび周縁部処理ユニットの
間で搬送する搬送機構とを具備する基板処理装置であっ
て、前記周縁部処理ユニットは基板を載置するステージ
と、前記ステージ上に載置された基板の各辺に沿って移
動可能であり、かつ、前記基板に対して前後に移動可能
な、基板の位置合わせおよび基板の周縁部処理を行うた
めのヘッドと、前記ヘッドを基板の各辺に沿って移動さ
せる第1の移動機構と、前記ヘッドを基板に向けて移動
させ、前記ヘッドを基板の各辺に当接させて基板を位置
合わせするための第2の移動機構とを有することを特徴
とする基板処理装置が提供される。
ジに載置された基板の位置合わせを、周縁部の処理を行
うヘッドを用いて行うことも可能であり、この場合には
特別な位置決め機構を設ける必要がないという利点があ
る。
ば、基板に所定の塗布液を塗布して塗布膜を形成する工
程と、前記塗布処理後の基板をステージ上に載置する工
程と、前記載置された基板をステージ上の所定の位置に
位置決めする工程と、前記位置決めされた基板の周縁部
に処理を行う工程とを具備することを特徴とする基板処
理方法が提供される。
図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明が適用
されるLCD基板のレジスト塗布・現像処理システムを
示す平面図である。
板Gを収容するカセットCを載置するカセットステーシ
ョン1と、基板Gにレジスト塗布および現像を含む一連
の処理を施すための複数の処理ユニットを備えた処理部
2と、露光装置(図示せず)との間で基板Gの受け渡し
を行うためのインターフェイス部3とを備えており、処
理部2の両端にそれぞれカセットステーション1および
インターフェイス部3が配置されている。
処理部2との間でLCD基板の搬送を行うための搬送機
構10を備えている。そして、カセットステーション1
においてカセットCの搬入出が行われる。また、搬送機
構10はカセットCの配列方向に沿って設けられた搬送
路10a上を移動可能な搬送アーム11を備え、この搬
送アーム11によりカセットCと処理部2との間で基板
Gの搬送が行われる。
段部2cとに分かれており、それぞれ中央に搬送路1
2、13、14を有し、これら搬送路の両側に各処理ユ
ニットが配設されている。そして、これらの間には中継
部15、16が設けられている。
能な主搬送装置17を備えており、搬送路12の一方側
には、2つの洗浄ユニット(SCR)21a、21bが
配置されており、搬送路12の他方側には紫外線照射装
置(UV)および冷却装置(COL)が上下に重ねられ
てなる紫外線照射/冷却ユニット25、2つの加熱処理
装置(HP)が上下に重ねられてなる加熱処理ユニット
26、および2つの冷却装置(COL)が上下に重ねら
れてなる冷却ユニット27が配置されている。
移動可能な主搬送装置18を備えており、搬送路13の
一方側には、レジスト塗布処理ユニット(CT)22、
減圧乾燥処理ユニット(VD)40および基板Gの周縁
部のレジストを除去するエッジリムーバー(ER)23
が一体的に設けられて配置され、塗布系処理ユニット群
100を構成している。この塗布系処理ユニット群10
0では、レジスト塗布処理ユニット(CT)22で基板
Gにレジストが塗布された後、基板Gが減圧乾燥処理ユ
ニット(VD)40に搬送されて乾燥処理され、その
後、エッジリムーバー(ER)23により周縁部レジス
ト除去処理が行われるようになっている。搬送路13の
他方側には、2つの加熱装置(HP)が上下に重ねられ
てなる加熱処理ユニット28、加熱処理装置(HP)と
冷却処理装置(COL)が上下に重ねられてなる加熱処
理/冷却ユニット29、およびアドヒージョン処理装置
(AD)と冷却装置(COL)とが上下に積層されてな
るアドヒージョン処理/冷却ユニット30が配置されて
いる。
て移動可能な主搬送装置19を備えており、搬送路14
の一方側には、3つの現像処理ユニット(DEV)24
a、24b、24cが配置されており、搬送路14の他
方側には2つの加熱処理装置(HP)が上下に重ねられ
てなる加熱処理ユニット31、および加熱処理装置(H
P)と冷却装置(COL)が上下に積層されてなる2つ
の加熱処理/冷却ユニット32、33が配置されてい
る。
ぞれ水平面内の2方向のX軸駆動機構、Y軸駆動機構、
および垂直方向のZ軸駆動機構を備えており、さらにZ
軸を中心に回転する回転駆動機構を備えており、それぞ
れ基板Gを支持するアーム17a,18a,19aを有
している。
側に洗浄処理ユニット(SCR)21a、レジスト塗布
処理ユニット(CT)22、現像処理ユニット(DE
V)24aのようなスピナー系ユニットのみを配置して
おり、他方の側に加熱処理ユニット(HP)や冷却処理
ユニット(COL)等の熱系処理ユニットのみを配置す
る構造となっている。
ット配置側の部分には、薬液供給ユニット34が配置さ
れており、さらにメンテナンスが可能なスペース35が
設けられている。
で基板を受け渡しする際に一時的に基板を保持するエク
ステンション36と、さらにその両側に設けられた、バ
ッファーカセットを配置する2つのバッファーステージ
37と、これらと露光装置(図示せず)との間の基板G
の搬入出を行う搬送機構38とを備えている。搬送機構
38はエクステンション36およびバッファステージ3
7の配列方向に沿って設けられた搬送路38a上を移動
可能な搬送アーム39を備え、この搬送アーム39によ
り処理部2と露光装置との間で基板Gの搬送が行われ
る。
化することにより、省スペース化および処理の効率化を
図ることができる。
処理システムにおいては、カセットC内の基板Gが、処
理部2に搬送され、処理部2では、まず、前段部2aの
紫外線照射/冷却ユニット25の紫外線照射装置(U
V)で表面改質・洗浄処理が行われ、その後そのユニッ
トの冷却装置(COL)で冷却された後、洗浄処理ユニ
ット(SCR)21a,21bでスクラバー洗浄が施さ
れ、前段部2aに配置された加熱処理装置(HP)の一
つで加熱乾燥された後、冷却ユニット27のいずれかの
冷却装置(COL)で冷却される。
レジストの定着性を高めるために、アドヒージョン/冷
却ユニット30の上段のアドヒージョン処理装置(A
D)にて疎水化処理(HMDS処理)され、下段の冷却
装置(COL)で冷却後、塗布系処理ユニット群100
に搬入される。そして、この塗布系処理ユニット群10
0においては、レジスト塗布処理ユニット(CT)22
でレジストが塗布され、減圧乾燥処理ユニット(VD)
40により乾燥処理され、エッジリムーバー(ER)2
3で基板Gの周縁部の余分なレジストが除去される。そ
の後、基板Gは、中段部2bに配置された加熱処理装置
(HP)の一つでプリベーク処理され、加熱処理/冷却
ユニット29またはアドヒージョン/冷却ユニット30
の下段の冷却装置(COL)で冷却される。
置19にてインターフェイス部3を介して露光装置に搬
送されてそこで所定のパターンが露光される。そして、
基板Gは再びインターフェイス部3を介して搬入され、
必要に応じて後段部2cのいずれかの加熱処理装置(H
P)でポストエクスポージャーベーク処理を行った後、
現像処理ユニット(DEV)24a,24b,24cの
いずれかで現像処理され、所定の回路パターンが形成さ
れる。現像処理された基板Gは、後段部2cのいずれか
の加熱処理装置(HP)にてポストベーク処理が施され
た後、冷却装置(COL)にて冷却され、主搬送装置1
9,18,17および搬送機構10によってカセットス
テーション1上の所定のカセットCに収容される。
布・現像処理システムに装着されるレジスト塗布処理ユ
ニット(CT)、減圧乾燥処理ユニット(VD)、およ
びエッジリムーバー(ER)からなる塗布系処理ユニッ
ト群100について説明する。図2および図3は、塗布
系処理ユニット群100を示す概略平面図および概略側
面図である。
スト塗布処理ユニット(CT)22、減圧乾燥処理ユニ
ット(VD)40、およびエッジリムーバー(ER)2
3は、同一のステージに一体的に並列されている。レジ
スト塗布処理ユニット(CT)22でレジストが塗布さ
れた基板Gは、一対の搬送アーム41により減圧乾燥処
理ユニット(VD)40に搬送され、この減圧乾燥処理
ユニット(VD)40で乾燥処理された基板Gは、一対
の搬送アーム42によりエッジリムーバー(ER)23
に搬送されるようになっている。
2は、基板Gを吸着保持する水平回転可能なスピンチャ
ック51、このスピンチャック51の上端部を囲みかつ
このスピンチャック51に吸着保持された基板Gを包囲
して上端部が開口する有底開口円筒形状の回転カップ5
2、この回転カップ52の上端開口にかぶせられる蓋体
(図示略)、回転カップ52の外周を取り囲むように固
定配置されるドレンカップ53を有している。これによ
り、後述するレジスト液の滴下時には、蓋体(図示略)
が開かれた状態で基板Gがスピンチャック51により回
転され、レジスト液の拡散時には、基板Gがスピンチャ
ック51により回転されると同時に、蓋体(図示略)が
閉じられた状態の回転カップ52が回転されるようにな
っている。なお、ドレンカップ53の外周には、アウタ
ーカバー54が設けられている。
22は、ガラス製の矩形のLCD基板Gに、レジスト液
を吐出するためのレジスト吐出ノズルアーム55を有し
ている。このレジスト吐出ノズルアーム55は、レジス
ト液滴下時には、基板Gの中心まで移動されるようにな
っている。レジスト吐出ノズルアーム55の先端には、
レジスト液の吐出ノズル56と、シンナー吐出ノズル5
7とが設けられ、レジスト供給管(図示略)を介してレ
ジスト供給部(図示略)に接続されている。
部チャンバー61と、その上を覆うように設けられ、そ
の内部の処理空間を気密に維持する上部チャンバー62
(図3)とを有している。下部チャンバー61には、基
板Gを載置するためのステージ63が設けられ、下部チ
ャンバー61の各コーナー部には、4個の排気口64が
設けられ、この排気口64に連通された排気管65(図
3)がターボ分子排気ポンプ等の排気ポンプ(図示略)
に接続されている。そして、上部チャンバー61と上部
チャンバー62とが密着した状態でその中の処理空間を
排気することにより、所定の真空度に減圧されるように
構成されている。
Gを載置するためのステージ71が設けられ、このステ
ージ71上の2つのコーナー部には、基板Gを位置決め
するための2つのアライメント機構72が設けられてい
る。このアライメント機構72については、後で詳細に
説明する。
の四辺のエッジから余分なレジストを除去するための四
個のリムーバーヘッド73が設けられている。各リムー
バーヘッド73は、内部からシンナーを吐出するように
断面略U字状を有し、基板Gの四辺に沿って移動機構
(図示略)によって移動されるようになっている。これ
により、各リムーバーヘッド73は、基板Gの各辺に沿
って移動してシンナーを吐出しながら、基板Gの四辺の
エッジに付着した余分なレジストを取り除くことができ
る。
群100では、基板Gが以下のように処理される。ま
ず、レジスト塗布処理ユニット(CT)22において、
スピンチャック51により基板Gが回転され、レジスト
吐出ノズルアーム55が基板Gの中心まで回動され、シ
ンナー吐出ノズル57が基板Gの中心に到達されると、
基板Gの表面にシンナーが供給され、次いでレジスト液
の吐出ノズル56がスピンチャック51の中心(基板G
の中心)に到達され、基板Gの中心にレジスト液が滴下
され、基板Gを回転することにより遠心力によってレジ
スト液が基板Gの中心からその周囲全域にむらなく広げ
られ、さらに蓋体によりカップ内を密閉した状態でさら
に基板Gが回転されて膜厚が整えられる。
アーム41により減圧乾燥処理ユニット(VD)40に
搬送され、下部チャンバー61と上部チャンバー62と
の間の処理室内のガスが排気され、所定の真空度に減圧
されることにより、レジスト液中のシンナー等の溶剤が
ある程度蒸発され、レジスト液中の溶剤が徐々に放出さ
れ、レジストに悪影響を与えることなくことなくレジス
トの乾燥を促進させることができ、基板G上に転写が生
じることを有効に防止することができる。
によりエッジリムーバー(ER)23に搬送され、ステ
ージ71に載置されるが、この際、後に詳述するよう
に、一対のアライメント機構72により位置合わせされ
る。そして、4個のリムーバーヘッド73が基板Gの各
辺に沿って移動され、吐出されたシンナーにより基板G
の四辺の周縁部に付着した余分なレジストが除去され
る。この後、レジストが塗布された基板Gは、上述した
ように、露光・現像処理される。
リムーバー(ER)23のアライメント機構72につい
て詳細に説明する。図4は、エッジリムーバー(ER)
のアライメント機構の部分断面を含む側面図であり、図
5は、図4に示したアライメント機構の部分断面を含む
正面図であり、図6は、図4に示したアライメント機構
の平面図である。
(位置合わせ機構)には、大略的には、基板Gのコーナ
ー部に当接して基板Gを位置合わせするための一対のロ
ーラ81と、これらのローラ81を所定間隔をおいて支
持するためのアーム82と、このアーム82を昇降する
ための昇降機構83と、このアーム82を略水平方向に
移動するための水平方向移動機構84と、位置合わせ後
のローラ81を洗浄するための洗浄ボックス85とが設
けられている。
に、ガイドレール87が固定され、このガイドレール8
7に、案内部材88が摺動自在に設けられている。この
案内部材88に設けられた支持部材89に、エアシリン
ダー90が取り付けられ、このエアシリンダー90のロ
ッド90aが連結部材91を介してベース86に固定さ
れている。なお、水平方向移動機構84には、カバー9
2が設けられ、このカバー92と支持部材89が昇降機
構83側に連結されている。
0のロッド90aが伸縮されると、固定側のベース86
およびガイドレール87に対して、案内部材88、支持
部材89、エアシリンダー90、およびカバー92が略
水平方向に移動されて、昇降機構83が略水平方向に移
動される。
の支持部材89およびカバー92に固定された支持柱9
3が設けられ、この支持柱93に取り付けられたガイド
レール94に、案内部材95が摺動自在に設けられてい
る。この案内部材95に、上記アーム82が固定され、
このアーム82の反対側には、エアシリンダー96が取
り付けられ、このエアシリンダー96のロッド96aが
連結部材97を介して支持柱93に連結されている。
6のロッド96aが伸縮されると、固定側の支持柱93
およびガイドレール94に対して、案内部材95、アー
ム82、およびエアシリンダー96が昇降され、アーム
82が所定の高さまで昇降される。
先端部は、Y字状に形成され、一対のローラ81は、こ
のY字状の先端部に取り付けられている。このように、
Y字状の部分に一対のローラ81が取り付けられている
ため、位置合わせ時、この一対のローラ81が基板Gの
コーナー部に当接して押圧することができる。
すように、一対のローラ81に洗浄液(例えば、シンナ
ー)を吐出して一対のローラ81を洗浄するための一対
の洗浄液ノズル98と、この一対のローラ81に不活性
ガス(例えば、N2)を噴出して一対のローラ81を乾
燥するための一対の不活性ガスノズル99とが設けられ
ている。この洗浄ボックス85の下部には、これら洗浄
液および不活性ガスの排液および排気ガスを前記洗浄ボ
ックスから排出するための排出管101が設けられ、図
示しない排出手段に接続されている。
81は、図4および図5に示すように、洗浄ボックス8
5の上部に自動的に装着されるようになっている。さら
に、ローラ81の支持軸102には、シール部材103
が設けられ、ローラ81の洗浄ボックス85への装着
時、洗浄ボックス85内部を密閉するように構成されて
いる。
5に装着して、ローラ81に洗浄液を吐出して一対のロ
ーラ81を洗浄し、ローラ81に不活性ガスを噴出して
一対のローラ81を乾燥している。したがって、エッジ
リムーバー(ER)23では、ローラ81による位置合
せ毎に、ローラ81にレジストが付着する虞れがある
が、位置合わせ後、ローラ81を上記のように洗浄して
いるため、ローラ81の洗浄を確実に行うことができ、
その後の位置合せの際に基板Gに不要なレジストを付着
させることがない。
て説明する。まず、減圧乾燥処理ユニット(VD)40
により乾燥された基板Gは、搬送アーム42によりエッ
ジリムーバー(ER)23に搬送され、ステージ71に
載置されて吸着機構(図示略)により吸着され、このス
テージ71が処理位置まで降下される。
ジ71で、吸着機構(図示略)による基板Gの吸着が停
止されると共に、図4に仮想線で示すように、アーム8
2が昇降機構83により所定高さまで上昇される。
4により、図4に仮想線で示すように、水平方向に移動
され、アーム82のY字状の先端部に設けられた一対の
ローラ81が、図4または図2に示すように、基板Gの
コーナー部に当接して押圧する。これにより、基板G
は、その対角線の双方向から押圧されるため、ステージ
71上で所定位置に正確に位置合わせされる。その後、
基板Gは、吸着機構(図示略)により吸着されて、上述
した基板周縁部のレジスト除去処理が施される。
は、水平方向に戻されて、次いで、降下される。アーム
82が所定位置まで降下されると、アーム82の先端の
ローラ81は、図4および図5に示すように、洗浄ボッ
クス85の上部に自動的に装着され、洗浄ボックス85
内部はシール部材103により密閉される。
ノズル98からローラ81に洗浄液(シンナー)が吐出
されてローラ81が洗浄され、次いで、不活性ガスノズ
ル99からローラ81に不活性ガス(N2)が噴出され
てローラ81が乾燥される。したがって、ローラ81に
よる位置合せ毎に、ローラ81の洗浄を確実に行うこと
ができ、その後の位置合せの際に基板Gに不要なレジス
トを付着させることがない。
23のステージ71に搬入される基板Gがアライメント
機構72により位置合わせされるため、基板Gを正確な
位置に配置することができる。
により基板Gを減圧状態で乾燥するのは、上記のよう
に、レジスト塗布直後の基板Gを減圧乾燥して転写跡の
生起を防止するためであり、したがって減圧処理ユニッ
ト(VD)40では真空吸着等の吸着手段が設けられて
おらず、減圧乾燥処理ユニット(VD)40からエッジ
リムーバー(ER)23に基板Gが搬送された時点で
は、基板Gの位置ずれが生起されていることが多いが、
本実施の形態では、上述したように基板Gをエッジリム
ーバー(ER)23のステージ71にアライメント機構
72により位置合わせしているため、基板Gを正確な位
置に配置することができる。
ライメント機構の他の例について説明する。図7は、ア
ライメント機構の他の例の部分断面を含む側面図であ
り、図8は、図7に示したアライメント機構の平面図で
あり、図9は、図7および図8に示したアライメント機
構の部分断面図である。
0には、大略的には、基板Gの各辺に当接して基板Gを
位置合わせするための一対のローラ121と、これらの
ローラ121を所定間隔をおいて支持するためのアーム
122と、このアーム122を昇降するための昇降機構
123と、このアーム122を略水平方向に移動するた
めの水平方向移動機構124と、位置合わせ後のローラ
121を洗浄するための洗浄ボックス125とが、基板
Gの各辺に対応する位置に設けられている。
24は、それぞれ図4から図6に示した前記アライメン
ト機構72の前記昇降機構83および前記水平方向移動
機構84と同様に構成されている。この昇降機構123
によりアーム122を昇降してローラ121を所定高さ
に位置させることができ、また、水平方向移動機構12
4によりアーム122を水平方向に移動してローラ12
1を基板Gに対して前進または後退させることができ
る。
字状に形成されたアーム122の先端部にネジ126に
よって回転自在に配置されたシャフト127に固定され
ている。これらのローラ121は、PCTFEやPTF
I等の材料からなり、極力汚れが付着しないようにされ
ている。
ト機構72における洗浄ボックス85と同様に、洗浄液
ノズル128と不活性ガスノズル(図示略)とが設けら
れており、洗浄ボックス125の下部には排液および排
気を洗浄ボックス125内から排出するための排出管1
31が設けられている。ローラ121は、アーム122
を降下させることにより、この洗浄ボックス125内に
挿入され、洗浄液ノズル128および不活性ガスノズル
により洗浄される。位置合わせ後、ローラ121をこの
ように洗浄することにより、ローラ121の洗浄を確実
に行うことができ、その後の位置合せの際に基板Gに不
要なレジストを付着させることが防止される。
いて説明する。まず、前記のアライメント機構72につ
いて説明したのと同様に、減圧乾燥処理ユニット(V
D)40により乾燥された基板Gは、搬送アーム42に
よりエッジリムーバー(ER)23に搬送され、ステー
ジ71に載置されて吸着機構(図示略)により吸着さ
れ、このステージ71が処理位置まで降下される。
ジで、吸着機構(図示略)による基板Gの吸着が停止さ
れると共に、図7に仮想線で示すように、アーム122
が昇降機構123により所定高さまで上昇される。
124により、図7に仮想線で示すように、基板Gに向
けて移動され、アーム122の先端部に設けられた一対
のローラ121が、図7に示すように、基板Gの各辺に
当接して押圧する。これにより、基板Gは、各辺から押
圧されて、ステージ71上で所定位置に正確に位置合わ
せされる。その後、基板Gは、吸着機構(図示略)によ
り吸着されて、上述した基板周縁部のレジスト除去処理
が施される。
2は、水平方向に戻されて、次いで、降下される。アー
ム122が所定位置まで降下されると、アーム122の
先端のローラ121は、図7に示すように、洗浄ボック
ス125の上部から洗浄ボックス125内に挿入され、
洗浄動作が開始される。洗浄液ノズル128からローラ
121に洗浄液(シンナー)が吐出されてローラ121
が洗浄され、次いで、不活性ガスノズル(図示略)から
ローラ121に不活性ガス(N2)が噴出されてローラ
121が乾燥される。したがって、ローラ121による
位置合せ毎に、ローラ121の洗浄を確実に行うことが
できる。
23のステージ71に搬入される基板Gがアライメント
機構110により位置合わせされるため、基板Gを正確
な位置に配置することができる。
ライメント機構のさらに他の例について説明する。図1
0は、アライメント機構のさらに他の例の概略的な斜視
図である。
30は、基板Gの各辺に当接して基板Gを位置合わせす
るための一対のロッド132および133と、これらの
ロッド132および133が所定間隔をおいて固定され
た軸部139とを有しており、それぞれ基板Gの各辺に
対応する4箇所の位置に設けられている。
いて説明する。まず、前記アライメント機構72および
前記アライメント機構110について説明したのと同様
に、減圧乾燥処理ユニット(VD)40により乾燥され
た基板Gは、搬送アーム42によりエッジリムーバー
(ER)23に搬送され、ステージ71に載置されて吸
着機構(図示略)により吸着され、このステージ71が
処理位置まで降下される。
停止された後、図示しない駆動手段によって軸部139
を回転させることにより、図10に仮想線で示すよう
に、ロッド132および133が回動され、基板G各辺
に当接して押圧する。これにより、基板Gは、各辺から
押圧されて、ステージ71上で所定位置に正確に位置合
わせされる。その後、基板Gは、吸着機構(図示略)に
より吸着されて、上述した基板周縁部のレジスト除去処
理が施される。
23のステージ71に搬入される基板Gがアライメント
機構130により位置合わせされるため、基板Gを正確
な位置に配置することができる。この例では、特に、位
置合わせを行うための駆動系の構成を簡単化することが
できる。
ライメント機構のさらにまた他の例について説明する。
この例では、アライメント機構としても動作するリムー
バーヘッド73'を設け、それによってステージ71上
の基板Gの位置合わせを行う。図11は、エッジリムー
バー(ER)のアライメント機構のさらにまた他の例の
平面図であって、リムーバーヘッド73'が基板Gの各
辺の中央に配置された状態を示しており、図12は、リ
ムーバーヘッド73'の断面図である。
バーヘッド73'は、断面コの字状の本体141と、本
体141の上部および下部にそれぞれ複数設けられた基
板G周縁部の表裏にシンナーを吐出するための吐出穴1
42と、本体141の基板Gと対向する壁部に設けられ
た排気穴146と、本体141内に設けられた基板Gに
当接して位置合わせを行うための一対の支柱144とを
有しており、基板Gの各辺に対応するように設けられて
いる。吐出穴142にはシンナー供給装置(図示略)が
接続されており、排気穴146には排気装置(図示略)
が接続されている。また、リムーバーヘッド73'は、
基板Gの各辺方向に移動するための辺方向移動機構(図
示略)と、基板Gに対して前進または後退させるための
前後方向移動機構(図示略)とにより、これら各方向に
移動させることができるようになっている。
吐出穴142からシンナーを吐出しながら辺方向移動機
構(図示略)により基板Gの各辺に沿って移動すること
により基板Gの周縁処理を行うことができる。また、図
11に示すように、各リムーバーヘッド73'を基板G
の各辺の中央に位置したときに、前後方向移動機構(図
示略)により各リムーバーヘッド73'を基板Gに対し
て前進させ、各リムーバーヘッド73'の支柱144を
基板Gの各辺に当接して押圧することにより、基板Gを
ステージ71上の所定位置に正確に位置合わせすること
ができる。
23のステージ71に搬入される基板Gがリムーバーヘ
ッド73'により位置合わせされるため、基板Gを正確
な位置に配置することができる。この例では、アライメ
ント機構を別個に設けることなく、基板Gの位置合わせ
を行うことができる。
ず、種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形態
では、塗布系処理ユニット群100に減圧乾燥処理ユニ
ット(VD)40を設けた場合について説明したが、減
圧乾燥処理ユニットは必ずしも存在する必要はない。こ
のように減圧乾燥処理ユニットが存在しない場合であっ
ても、近年の基板の大型化に伴って基板の位置ずれが懸
念されるため、本発明は有効である。また、上記実施形
態では、レジスト塗布・現像処理システムについて本発
明を適用した場合について説明したが、塗布液を塗布し
た後に基板の周縁部処理を行う処理装置であればこれに
限るものではない。また、基板としてはLCD基板に限
らず、LCD用のカラーフィルター、または半導体ウエ
ハ等他の基板にも適用することができる。
周縁部処理ユニットのステージに搬入される基板が位置
合わせ機構により位置合わせされるため、近年の基板の
大型化の要請に伴い、基板のサイズが大きくなった場合
でも、基板を正確な位置に配置することができる。
ットとの間に減圧処理ユニットを用いた場合には、減圧
処理ユニットで十分に位置合わせが行われないおそれが
あるが、周縁部処理ユニットのステージ上で位置合わせ
を行う位置合わせ機構を設けているため、基板を正確な
位置に配置することができる。
理システムを示す平面図。
処理ユニット(VD)、およびエッジリムーバー(E
R)からなる塗布系処理ユニット群を示す概略平面図。
処理ユニット(VD)、およびエッジリムーバー(E
R)からなる塗布系処理ユニット群を示す概略側面図。
の部分断面を含む側面図。
む正面図。
の他の例の部分断面を含む側面図。
構のさらに他の例の概略的な斜視図。
構のさらにまた他の例の平面図。
面図。
Claims (13)
- 【請求項1】 基板に所定の塗布液を塗布して塗布膜を
形成する塗布処理ユニットと、塗布処理後の基板の周縁
部を処理する周縁部処理ユニットと、基板をこれら塗布
処理ユニットおよび周縁部処理ユニットの間で搬送する
搬送機構とを具備する基板処理装置であって、 前記周縁部処理ユニットは 基板を載置するステージと、 前記搬送機構により、前記ステージ上に搬入された基板
を位置合せするための位置合わせ機構とを有することを
特徴とする基板処理装置。 - 【請求項2】 基板に所定の塗布液を塗布して塗布膜を
形成する塗布処理ユニットと、塗布処理後の基板に乾燥
処理を施す乾燥処理ユニットと、乾燥処理の後に基板の
周縁部を処理する周縁部処理ユニットと、基板をこれら
塗布処理ユニット、乾燥処理ユニットおよび周縁部処理
ユニットの間で搬送する搬送機構とを具備する基板処理
装置であって、 前記周縁部処理ユニットは基板を載置するステージと、 前記搬送機構により、前記ステージ上に搬入された基板
を位置合せするための位置合わせ機構とを有することを
特徴とする基板処理装置。 - 【請求項3】 前記位置合わせ機構は、 先端部がY字形状に形成されたアームと、 このアームのY字形状の先端部に取り付けられ、基板の
コーナー部に当接可能な一対のローラと、 前記アームを昇降して略水平に移動し、前記一対のロー
ラを基板のコーナー部に当接させて基板を位置合わせす
るための移動機構とを有することを特徴とする請求項1
または請求項2に記載の基板処置装置。 - 【請求項4】 前記位置合わせ機構は、 基板の各辺に対応して設けられたアームと、 前記アームの先端部に取り付けられ、前記基板の各辺に
当接可能なローラと、 前記アームを昇降して略水平に移動し、前記ローラを前
記基板の対応する辺に当接させて基板を位置合わせする
ための移動機構とを有することを特徴とする請求項1ま
たは請求項2に記載の基板処置装置。 - 【請求項5】 前記位置合わせ機構は、 前記アームが降下した際に、前記ローラを洗浄するため
の洗浄ボックスを有することを特徴とする請求項3また
は請求項4に記載の基板処理装置。 - 【請求項6】 前記洗浄ボックスは、 前記アームにより降下されたローラに洗浄液を吐出して
ローラを洗浄するための洗浄液ノズルと、 このローラに不活性ガスを噴出してローラを乾燥するた
めの不活性ガスノズルと、 これら洗浄液および不活性ガスの排液および排気ガスを
前記洗浄ボックスから排出するための排出手段とを有す
ることを特徴とする請求項5に記載の基板処理装置。 - 【請求項7】 前記洗浄ボックスは、前記アームにより
降下されたローラが挿入されるための開口部を有し、 前記アームは、前記ローラを下降させたときに前記開口
部を略密閉するシール部材を有することを特徴とする請
求項6に記載の基板処理装置。 - 【請求項8】 前記位置合わせ機構は、 前記基板の各辺に対応して設けられ、前記基板の各辺に
対して当接するように回動可能なロッドと、 前記ロッドを回動させて、前記基板の各辺に当接させて
基板を位置合わせするための回動機構とを有することを
特徴とする請求項1または請求項2に記載の基板処置装
置。 - 【請求項9】 基板に所定の塗布液を塗布して塗布膜を
形成する塗布処理ユニットと、塗布処理後の基板の周縁
部を処理する周縁部処理ユニットと、基板をこれら塗布
処理ユニットおよび周縁部処理ユニットの間で搬送する
搬送機構とを具備する基板処理装置であって、 前記周縁部処理ユニットは基板を載置するステージと、 前記ステージ上に載置された基板の各辺に沿って移動可
能であり、かつ、前記基板に対して前後に移動可能な、
基板の位置合わせおよび基板の周縁部処理を行うための
ヘッドと、 前記ヘッドを基板の各辺に沿って移動させる第1の移動
機構と、 前記ヘッドを基板に向けて移動させ、前記ヘッドを基板
の各辺に当接させて基板を位置合わせするための第2の
移動機構とを有することを特徴とする基板処理装置。 - 【請求項10】 基板に所定の塗布液を塗布して塗布膜
を形成する塗布処理ユニットと、塗布処理後の基板に乾
燥処理を施す乾燥処理ユニットと、乾燥処理の後に基板
の周縁部を処理する周縁部処理ユニットと、基板をこれ
ら塗布処理ユニット、乾燥処理ユニットおよび周縁部処
理ユニットの間で搬送する搬送機構とを具備する基板処
理装置であって、 前記周縁部処理ユニットは 基板を載置するステージと、 前記ステージ上に載置された基板の各辺に沿って移動可
能であり、かつ、前記基板に対して前後に移動可能な、
基板の位置合わせおよび基板の周縁部処理を行うための
ヘッドと、 前記ヘッドを基板の各辺に沿って移動させる第1の移動
機構と前記ヘッドを基板に向けて移動させ、前記ヘッド
を基板の各辺に当接させて基板を位置合わせするための
第2の移動機構とを有することを特徴とする基板処理装
置。 - 【請求項11】 基板に所定の塗布液を塗布して塗布膜
を形成する工程と、 前記塗布処理後の基板をステージ上に載置する工程と、 前記載置された基板をステージ上の所定の位置に位置決
めする工程と、 前記位置決めされた基板の周縁部に処理を行う工程とを
具備することを特徴とする基板処理方法。 - 【請求項12】 前記塗布膜を形成する工程と、前記位
置決めする工程との間に、塗布膜を形成した基板に乾燥
処理を施す工程を有することを特徴とする請求項11に
記載の基板処理方法。 - 【請求項13】 前記基板の周縁部に処理を行う工程
は、前記基板の周縁部の塗布液を除去する工程であるこ
とを特徴とする請求項11または請求項12に記載の基
板処理方法。
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