JP2002320135A - ディジタルズーム装置 - Google Patents
ディジタルズーム装置Info
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/222—Studio circuitry; Studio devices; Studio equipment
- H04N5/262—Studio circuits, e.g. for mixing, switching-over, change of character of image, other special effects ; Cameras specially adapted for the electronic generation of special effects
- H04N5/2628—Alteration of picture size, shape, position or orientation, e.g. zooming, rotation, rolling, perspective, translation
Abstract
4画素が割り当てられるようにYUVデータが格納され
る。ズーム開始画素は、ズーム倍率に基づいてCPU4
4によって特定され、メモリ制御回路30は、ズーム開
始画素が割り当てられたアドレスを基準として、SDR
AM28からラインメモリ32に2ライン分のYUVデ
ータを転送し、さらにその一部をレジスタ36に転送す
る。ラインメモリ32およびレジスタ36には、各々の
アドレスに1画素が割り当てられるようにYUVデータ
が格納される。レジスタ36に保持されたYUVデータ
はズーム開始画素を基準とするズーム処理を施され、こ
れによって拡大ズーム処理を施されたスルー画像がディ
スプレイ42に表示される。 【効果】 ズームキーの操作に応答してズーム画像を滑
らかに変化させることができる。
Description
ム装置に関し、特にたとえばディジタルカメラに適用さ
れ、複数の画素が各々のアドレスに割り当てられるよう
にメモリに格納された画像データに所定方向のズーム処
理を施してズーム画像データを作成する、ディジタルズ
ーム装置に関する。
が、平成10年12月18日付けで出願公開された特開
平10−336573号公報[H04N5/907,H
04N5/262]に開示されている。この従来技術に
よれば、4画素が各々のアドレスに割り当てられるよう
に画像データがメモリに格納され、ズーム処理は、いず
れかのアドレスに割り当てられた4画素のうちの先頭画
素から開始される。
は、ズーム倍率が連続的に変更されることを想定してお
らず、いずれのズーム倍率においても、ズーム開始画素
はいずれかのアドレスの先頭画素となる。したがって、
従来技術のままでは、ズーム倍率を連続的に変更したと
きに、ズーム画像の変化がぎこちなくなる。
ーム倍率の連続的な変更に応じてズーム画像を滑らかに
変化させることができる、ディジタルズーム装置を提供
することである。
素が各々のアドレスに割り当てられるように第1メモリ
に格納された画像データにズーム処理を施してズーム画
像データを作成するディジタルズーム装置において、ズ
ーム倍率に基づいてズーム開始画素を特定する特定手
段、第1数よりも小さい第2数の画素が各々のアドレス
に割り当てられる第2メモリ、ズーム開始画素が割り当
てられたアドレスを基準として第1メモリから第2メモ
リに画像データを転送する転送手段、第2メモリに転送
された画像データにズーム開始画素を基準とするズーム
処理を施すズーム処理手段を備えることを特徴とする、
ディジタルズーム装置である。
スに割り当てられるように画像データが格納される。こ
のような画像データにズーム処理を施してズーム画像デ
ータを作成するとき、ズーム開始画素はズーム倍率に基
づいて特定手段によって特定される。転送手段は、ズー
ム開始画素が割り当てられたアドレスを基準として第1
メモリから第2メモリに画像データを転送する。第2メ
モリには、第1数よりも小さい第2数の画素が各々のア
ドレスに割り当てられるように画像データが格納され
る。第2メモリに転送された画像データは、ズーム処理
手段によってズーム開始画素を基準とするズーム処理を
施される。これによって、ズーム画像データが作成され
る。
第1数の画素が割り当てられ、ズーム処理は、ズーム倍
率に基づいて特定されたズーム開始画素を基準に実行さ
れる。ズーム倍率を連続的に変化させたとき、ズーム処
理の基準となるズーム開始画素は、第2数の画素単位で
更新される。
数値と画像データのズーム方向における画素数とに基づ
いてズーム開始画素を特定する場合、当該整数値は、好
ましくは更新手段によって連続的に更新される。ズーム
画像データに基づいて表示されるズーム画像は、滑らか
に変化する。
れた第1数の画素が水平方向に連続する画素である場
合、ズーム方向は水平方向である。つまり、ズーム画像
の倍率は少なくとも水平方向において変化する。
値とした場合、ディジタル演算処理が容易になる。
に変化させたとき、ズーム処理の基準となるズーム開始
画素は、第1数よりも小さい第2数の画素単位で更新さ
れる。このため、ズーム画像を滑らかに変化させること
ができる。
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
メラ10は、光学レンズ12を含む。光学レンズ12に
よって集光された被写体の光学像は、図2に示すように
Cy,Ye,MgおよびGがモザイク状に配列された色
フィルタ14を介して、イメージセンサ16の受光面に
照射される。受光面に形成された各々の受光素子(画
素)では、光電変換によって電荷が生成される。
像(スルー画像)をディスプレイ44から出力すべく、
タイミングジェネレータ(TG)18にイメージセンサ
16の駆動を命令する。TG18はタイミングパルスを
発生し、イメージセンサ16からは画素信号(電荷信
号)がインタレーススキャン方式で出力される。出力さ
れる画素信号は、Cy,Ye,MgおよびGのいずれか
の色成分に対応する。このような画素信号によって形成
される1フィールド分の画像信号は、図12に示すよう
に、水平方向に768画素を有し、垂直方向に240ラ
インを有する。
サ16から出力された画像信号に周知のノイズ除去およ
びレベル調整を施し、これらの処理を施された画像信号
は、A/D変換器22によってディジタルデータすなわ
ち画像データに変換される。信号処理回路24は、変換
された画像データに色分離,RGB変換,白バランス調
整およびYUV変換の一連の処理を施し、さらに変換さ
れたYUVデータを4:2:2の比率でサンプリングす
る。サンプリングされたYUVデータは、1ワード毎に
まとめられる。
素分のYUVデータに注目すると、Yデータはすべてサ
ンプリングされ、連続する4画素分のYデータによって
1ワードが形成される。このため、Y0〜Y3によって
1ワードのデータが形成され、またY4〜Y7によって
1ワードのデータが形成される。一方、Uデータについ
てはU0,U2,U4およびU6がサンプリングされ、
VデータについてはV1,V3,V5およびV7がサン
プリングされる。そして、U0,V1,U2およびV3
によって1ワードが形成され、U4,V5,U6および
V7によって1ワードが形成される。Yデータ,Uデー
タおよびVデータはそれぞれ8ビットであり、1ワード
は32ビットに相当する。4:2:2の比率に従うサン
プリングの結果、4画素分のYUVデータは2ワードに
収められる。
められたYUVデータは、32ビットバス26を介し
て、図5に示す要領でSDRAM28に格納される。S
DRAM28はバンク1およびバンク2を含み、かつ1
アドレスは32ビット(=1ワード)である。1フィー
ルドを形成するYデータはバンク1に格納され、同じ1
フィールドを形成するUVデータはバンク2に格納され
る。このとき、同じ4画素を形成するYデータおよびU
Vデータは、バンク1およびバンク2の同じアドレスに
格納される。
するとき、SDRAM28からの読み出し開始アドレス
(Xs,Ys),当該読み出し開始アドレス(Xs,Y
s)に含まれるズーム開始画素の位置,ならびに水平補
間係数の初期値(H初期値)および垂直補間係数の初期
値(V初期値)は、CPU44によって以下に説明する
要領で特定される。このうち、水平方向の読み出し開始
アドレスXs,ズーム開始画素の位置およびH初期値を
水平ズーム開始情報と定義し、垂直方向の読み出し開始
アドレスYsおよびV初期値を垂直ズーム開始情報と定
義する。
て求められる。
率)*28 たとえば2.5倍に拡大されたズーム画像をディスプレ
イ42に表示する場合、ズーム倍率の逆数は“0.4”
であり、1フィールド画像の水平画素数は“768”で
あるため、Hstartは“58982.4”となる。“210
(=1024)”,“28(=256)”および“2
0(=1)”で括ると、この数値は数2によって表され
る。
であり、“210”で括るのは1ワードに4(=22)画
素が割り当てられるからである。数2より、読み出し開
始アドレスXsは“57”と特定され、ズーム開始画素
は読み出し開始アドレス(Xs,Ys)に割り当てられ
た4画素のうち2番目の画素と特定され、H初期値は
“0.4(=102.4/256)”と特定される。
従って求められる。数3は奇数フィールドにおける垂直
ズーム開始情報VstartODDを求めるための演算式であ
り、数4は偶数フィールドにおける垂直ズーム開始情報
VstartEVENを求めるための演算式である。
ーム倍率)*28
ム倍率*28)/2} INT:括弧内の割り算の商 “28”を掛け算するのは、上述の数1と整合をとるた
めである。1フィールド画像の垂直ライン数は“24
0”であるため、ズーム倍率が“2.5”のときは、Vs
tartODDとして“3072”が求められ、VstartEVENと
して“3123”が求められる。28で括ると、これら
の数値は数5によって表される。
および偶数フィールドのいずれにおいても“12”と特
定され、奇数フィールドにおけるV初期値は“0.0”
と特定され、偶数フィールドにおけるV初期値は“0.
2(=51/256)”と特定される。
成される。“1/ズーム倍率”は加算器34aに与えら
れ、H初期値はセレクタ34bに与えられる。セレクタ
34eは、各フィールドにおいて最初だけ初期値を選択
し、残りの期間は加算器34aの出力を選択する。セレ
クタ34bの出力は、遅延回路34cで所定期間遅延さ
れた後、H累積ズーム係数として出力されるとともに、
加算器34aにフィードバックされる。ズーム倍率が
“2.5”であるとき、ズーム倍率の逆数は“0.4”
であり、数2によればH初期値も“0.4”である。こ
のとき、H累積ズーム係数は、図7に示すように“0.
4”→“0.8”→“1.2”→“1.6”→“2.
0”→“2.4”…の順で変化する。
器34dにも与えられ、V初期値はセレクタ34eに与
えられる。ズーム倍率が2.5倍のとき、加算器34d
には“0.4”が与えられる。また、数5によれば、奇
数フィールドにおけるV初期値は“0.0”とされ、偶
数フィールドにおけるV初期値は“0.2”とされる。
上述と同様、セレクタ34eは各フィールドにおいて最
初だけV初期値を選択し、これ以降の期間は加算器34
dの出力を選択する。セレクタ34eの出力は、遅延回
路34fを経て、V累積ズーム係数として出力されると
ともに、加算器34dにフィードバックされる。したが
って、奇数フィールドにおけるV累積ズーム係数は、図
8に示すように“0.0”→“0.4”→“0.8”→
“1.2”→“1.6”→“2.0”…の順で変化す
る。
CPU44によって特定された読み出し開始アドレス
(Xs,Ys)およびズーム開始画素の位置情報と、係
数算出回路34によって算出されたH累積ズーム係数お
よびV累積ズーム係数とが与えられる。メモリ制御回路
30は、まず各々のV累積ズーム係数の整数部を検出
し、前回検出した整数部と今回検出した整数部との差分
を求め、そして求められた差分と読み出し開始アドレス
Ysとに基づいてSDRAM28から読み出す2ライン
を特定する。また、水平方向のアドレスは、読み出し開
始アドレスXsによって特定する。
2”が入力されると、整数部の差分“1”が検出され
る。したがって、読み出し先は読み出し開始アドレスY
sから1ライン分下げられ、第2ラインおよび第3ライ
ンとされる。また、数2によれば読み出し開始アドレス
Xsは“57”であるため、第2ラインおよび第3ライ
ンの水平方向第57アドレス以降の画素データが1ワー
ド毎に読み出される。読み出し時のクロックレートは3
0MHzであり、読み出された2ライン分の画素データ
は、ラインメモリ32のメモリエリア32aおよび32
bに書き込まれる。なお、メモリエリア32aおよび3
2bでは1アドレスが8ビットであり、1つのアドレス
には1画素を形成するYデータ,UデータまたはVデー
タが書き込まれる。
のクロックレートで4クロックかけて、8画素分のYU
Vデータをメモリエリア32aおよび32bから読み出
し、図9に示すレジスタ36に形成されたメモリエリア
36a,36b,36fおよび36gに書き込む。図1
0(A)に示すように、ラインメモリ32のメモリエリ
ア32aおよび32bには前ラインのYUVデータおよ
び現ラインのYUVデータがそれぞれ保持されている。
このため、図10(B)に示すように、前ラインのY0
〜Y7データはメモリエリア36aに書き込まれ、現ラ
インのY0〜Y7データはメモリエリア36fに書き込
まれる。また、前ラインのU0,V1,U2,V3,U
4,V5,U6およびV7データはメモリエリア36b
に書き込まれ、現ラインのU0,V1,U2,V3,U
4,V5,U6およびV7データはメモリエリア36g
に書き込まれる。
5,U6およびV7データは、図9に示すメモリエリア
36cおよび36hにも書き込まれる。また、メモリエ
リア36a〜36cおよび36f〜36hでも1アドレ
スが8ビットであり、1つのアドレスには1画素を形成
するYデータ,UデータまたはVデータが書き込まれ
る。
8画素分のYUVデータがレジスタ36に転送される
と、メモリ制御回路30は、15MHzのクロックレー
トでメモリエリア36a〜36cおよび36f〜36h
から画素データを読み出す。セレクタ36d,36e,
36iおよび56jは、メモリ制御回路30から15M
Hzのクロックに応答して出力されるモード信号に従っ
て所望の画素データを選択する。図10(B)を参照し
て具体的に説明すると、セレクタ36dおよび36i
は、モード0〜7でY0〜Y7をそれぞれ選択する。ま
た、セレクタ36eおよび36jは、モード0および1
でU0およびV1を選択し、モード2および3でU2お
よびV3を選択し、モード4および5でU4およびV5
を選択し、そしてモード6および7でU6およびV7を
選択する。なお、YデータおよびUVデータはそれぞ
れ、モードが“3”から“4”に移行するとき、または
“7”から“0”に移行するときに、メモリ制御回路3
0によって1ワード分だけ更新される。
累積ズーム係数とに基づいて決定される。具体的に説明
すると、メモリ制御回路30は、まずズーム開始画素の
位置情報によってモードの初期値を決定する。続いて、
各々のH累積ズーム係数の整数部を検出し、前回検出し
た整数部と今回検出した整数部との差分だけモードを進
める。ズーム倍率が2.5倍のとき、数2によればズー
ム開始画素の位置情報は“2”であるため、モードの初
期値は“2”となる。また、図7の例では、H累積ズー
ム係数が“1.2”,“2.0”,“3.2”および
“4.0”を示したとき、前回との差分が“1”とな
る。このため、モードは、“1.2”が得られたときに
“2”から“3”に進められ、“2.0”が得られたと
きに“3”から“4”に進められ、“3.2”が得られ
たときに“3”から“4”に進められ、そして“4.
0”が得られたときに“3”から“4”に進められる。
なお、モード7まで進むと、その次はモード0に戻る。
このようにしてモードが更新され、前ラインおよび現ラ
インの2画素分のYUVデータがレジスタ36から同時
に出力される。
ータはそれぞれ、図11に示す補間回路38のK倍回路
38a〜38cに与えられ、現ラインのYデータ,Uデ
ータおよびVデータはそれぞれ、(1−K)倍回路38
d〜38fに与えられる。ここで、垂直補間係数Kは、
係数算出回路34で算出されたV累積ズーム係数の小数
部に相当する。垂直補間係数Kに従って重み付けされた
前ラインのYデータおよび現ラインのYデータは、加算
器38gで加算され、これによって垂直補間が完了す
る。また、UデータおよびVデータも、加算器38hお
よび38iのそれぞれで加算される。図8を参照して、
たとえばV累積ズーム係数“1.6”が得られたとき
は、前ラインのYUVデータは0.6倍され、現ライン
のYUVデータは0.4倍される。これによって、図8
において“1.6”に対応する位置で垂直補間されたY
UVデータが得られる。
ータ,UデータおよびVデータは、レジスタ38j〜3
8mを介してL倍回路38n〜38qに入力されるとと
もに、直接(1−L)倍回路38r〜38tに入力され
る。ここで、水平補間係数Lは係数算出回路34で得ら
れたH累積ズーム係数の小数部に相当する。レジスタ3
8j〜38mが設けられることによって、加算器38u
〜38wには、水平方向における前画素のYデータ,U
データおよびVデータと現画素のYデータ,Uデータお
よびVデータとが同時に入力され、これによって水平補
間が完了する。
うに、H初期値およびV初期値の整数部は常に“0”を
示す。このため、H初期値およびV初期値はそれぞれ、
水平補間係数Lの初期値および垂直補間係数Kの初期値
と一致する。
たYUVデータすなわちズーム画素データは、画像処理
回路40におけるアパーチャ,ホワイトクリップなどの
処理を経て、ディスプレイ42から出力される。すなわ
ち、所望の倍率に拡大された被写体のスルー画像がディ
スプレイ42に表示される。
14に示すフロー図を処理する。まずステップS1でT
G18を能動化し、ステップS3で変数iを“256”
とする。ステップS5では1/60秒毎の垂直同期信号
が発生したかどうか判断し、YESであれば、ステップ
S7で変数iを水平ズーム係数Hzoomkおよび垂直ズーム
係数Vzoomkとして設定する。HzoomkおよびVzoomkはそれ
ぞれ、ズーム倍率との間で数6に示す関係が成立する係
数である。したがって、変数iが“256”に近いほど
ズーム倍率は小さくなり、変数iが“1”に近いほどズ
ーム倍率は大きくなる。
算出し、ステップS11では数7に従って水平ズーム開
始情報を算出する。
である。つまり、数1ではズーム倍率を用いて表現して
いるが、実際の処理ではズーム倍率の代わりに変数iが
更新されるため、数7によって水平ズーム開始情報を求
めている。
れた水平ズーム開始情報に基づいて、読み出し開始アド
レスXs,ズーム開始画素の位置情報およびH初期値を
特定する。ステップS15では、読み出し開始アドレス
Xsおよびズーム開始画素の位置情報をメモリ制御回路
30に与え、ステップS17では、“1/ズーム倍率”
およびH初期値を図6に示す係数算出回路34の加算器
34aおよびセレクタ34bに与える。
フィールドおよび偶数フィールドのいずれであるかを判
別する。奇数フィールドであればステップS21に進
み、数8に従って垂直ズーム開始情報を算出するが、偶
数フィールドであればステップS23に進み、数9に従
って垂直ズーム開始情報を算出する。数8および数9も
また、上述の数3および数4と実質的に同じである。
読み出し開始アドレスYsおよびV初期値を特定し、ス
テップS27では読み出し開始位置アドレスYsをメモ
リ制御回路30に与え、そしてステップS29では“1
/ズーム倍率”とV初期値とを図6に示す係数算出回路
34の加算器34dおよびセレクタ34eに与える。こ
の結果、ステップS9で算出されたズーム倍率に従うズ
ーム画像がディスプレイ42に表示される。
の有無を判別し、ステップS43では垂直同期信号の発
生の有無を判別する。ズームキー46が操作されないま
ま垂直同期信号が発生すると、ステップS43でYES
と判断し、ステップS19〜S29の処理を繰り返す。
S31からステップS33に進み、広角側および望遠側
のいずれのズーム操作が行なわれたかを判断する。広角
側へのズーム操作であればステップS35で変数iが
“1”であるかどうか判断し、i>1であればステップ
S37で変数iをディクリメントしてからステップS5
に戻る。一方、望遠側へのズーム操作であれば、ステッ
プS39で変数iが“256”であるかどうか判断し、
i<256であればステップS41で変数iをインクリ
メントしてからステップS5に戻る。なお、ステップS
35またはS39でYESと判断されたときは、変数i
の更新は不可能であるとみなし、ステップS45に移行
する。このとき、ズームキー46の操作は無効とされ
る。
28には、各々のアドレスに水平4画素が割り当てられ
るようにYUVデータが格納される。ディスプレイ42
に拡大ズーム処理が施されたスルー画像を表示すると
き、ズーム開始画素は、ズーム倍率に基づいてCPU4
4によって特定される。メモリ制御回路30は、ズーム
開始画素が割り当てられたアドレスを基準として、SD
RAM28からラインメモリ32に2ライン分のYUV
データを転送し、さらにラインメモリ32に転送された
YUVデータの一部をレジスタ36に転送する。ライン
メモリ32およびレジスタ36には、各々のアドレスに
1画素が割り当てられるようにYUVデータが格納され
る。レジスタ36に保持されたYUVデータは、メモリ
制御回路30,係数算出回路34および補間回路38に
よってズーム開始画素を基準とするズーム処理を施され
る。これによって、拡大ズーム処理を施されたスルー画
像がディスプレイ42に表示される。
々のアドレスには1画素が割り当てられ、ズーム処理
は、ズーム倍率に基づいて特定されたズーム開始画素を
基準に実行される。ズーム倍率を連続的に変化させたと
きは、ズーム処理の基準となるズーム開始画素は1画素
単位で更新される。このため、ズームキーの操作に応答
してズーム画像を滑らかに変化させることができる。
びレジスタの各アドレスに1画素を割り当てるようにし
たが、SDRAMの各アドレスに割り当てられた画素数
(4画素)よりも小さい限り、1画素に限られないこと
は言うまでもない。
る。
ある。
図である。
ある。
る。
ある。
る。
図であり、(B)はレジスタからの読み出し動作の一例
を示す図解図である。
る。
画素数を示す図解図である。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】第1数の画素が各々のアドレスに割り当て
られるように第1メモリに格納された画像データにズー
ム処理を施してズーム画像データを作成するディジタル
ズーム装置において、 ズーム倍率に基づいてズーム開始画素を特定する特定手
段、 前記第1数よりも小さい第2数の画素が各々のアドレス
に割り当てられる第2メモリ、 前記ズーム開始画素が割り当てられたアドレスを基準と
して前記第1メモリから前記第2メモリに画像データを
転送する転送手段、 前記第2メモリに転送された画像データに前記ズーム開
始画素を基準とする前記ズーム処理を施すズーム処理手
段を備えることを特徴とする、ディジタルズーム装置。 - 【請求項2】前記特定手段は前記ズーム倍率の逆数に所
定値を掛け算した整数値と前記第1メモリに格納された
画像データのズーム方向における画素数とに基づいて前
記ズーム開始画素を特定し、 前記整数値を連続的に更新する更新手段をさらに備え
る、請求項1記載のディジタルズーム装置。 - 【請求項3】前記第1数の画素は水平方向に連続する画
素であり、 前記ズーム方向は水平方向である、請求項2記載のディ
ジタルズーム装置。 - 【請求項4】前記所定値は2の累乗値である、請求項2
または3記載のディジタルズーム装置。 - 【請求項5】請求項1ないし4のいずれかに記載のディ
ジタルズーム装置を備える、ディジタルカメラ。
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