JPH09297843A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH09297843A
JPH09297843A JP8109715A JP10971596A JPH09297843A JP H09297843 A JPH09297843 A JP H09297843A JP 8109715 A JP8109715 A JP 8109715A JP 10971596 A JP10971596 A JP 10971596A JP H09297843 A JPH09297843 A JP H09297843A
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image
image data
image processing
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storage
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JP8109715A
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English (en)
Inventor
Yasutada Miura
靖忠 三浦
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画像処理用の専用回路を使ってその性能以上の
フィルタサイズで画像処理を行い、さらに処理がリアル
タイムになされる画像処理装置を提供すること。 【解決手段】入力画像の画像データが記憶された第1の
記憶手段6と、第1の記憶手段6に記憶された画像デー
タの読み出し位置を同期信号に基づいて制御する第1の
記憶制御手段9と、この第1の記憶制御手段9により読
み出された画像データに対してi×j画素サイズでフィ
ルタリング処理する画像演算手段7と、画像処理された
処理画像データが記憶される第2の記憶手段8と、第2
の記憶手段8に記憶される処理画像データの書き込み位
置を同期信号に基づいて制御する第2の記憶制御手段1
1と、第1,第2の記憶手段6,8と画像演算手段7の
それぞれに与える同期信号を独立に発生させると共にそ
れら同期信号の周期を自在に変更可能な同期信号発生手
段13とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力画像に対して
各種の画像処理をリアルタイムに行うのに有効な画像処
理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像の輪郭強調や平均化等の画像処理に
有効な技術として空間フィルタリング技術がある。最近
は、空間フィルターを作り込んだ専用回路を用いてリア
ルタイムに画像処理を行う画像処理装置が開発されてお
り、例えば特開平6−38041号公報に空間フィルタ
ーを使用してリアルタイムに画像処理を行う画像処理装
置の具体的な構成が開示されている。
【0003】図15〜図17を参照して特開平6−38
041号公報に開示されている画像処理装置の概略につ
いて説明する。図15に画像入出力システムの全体構成
が示されている。この画像入出力システムは、TVカメ
ラ20から送出される映像信号をA/D変換器21でデ
ジタルの画像データに変換してから画像処理部22にて
画像処理し、この画像処理後の画像データをD/A変換
器23でアナログ信号に変換した後、表示装置24へ入
力して表示するように構成されている。
【0004】画像処理部22は所定サイズ(5×5)の
空間フィルタ25と、この空間フィルタ25の前段に配
置されたラインバッファ26と、フィルタ係数等のデー
タを操作するCPU27及び空間フィルタ25のフィル
タ係数を指定するデータが画素単位で格納された係数選
択用フレームメモリ28等から構成されている。
【0005】また、TVカメラ20からの映像信号を同
期分離回路29に入力して同期信号を取り出し、その同
期信号を係数選択用フレームメモリ28とPLL30に
入力する。係数選択用フレームメモリ28は同期信号に
同期して係数選択信号を空間フィルタ25へ与え、PL
L30は同期信号に基づいてA/D変換器21からD/
A変換器23までの間に介在する回路素子の動作タイミ
ングを制御する。
【0006】図16に示すように、空間フィルタ25は
5ライン分の画素ブロック25−1〜25−5と加算器
31とから構成されている。画素ブロック25−1〜2
5−5は同一構成を有しており、それぞれの画素ブロッ
クは図17に示す構成となっている。すなわち、5画素
分に相当する乗算器31〜35に対応して複数のフィル
タ係数を記憶可能な係数レジスタ群36〜40を設け、
各係数レジスタ群36〜40に対して設置したセレクタ
41〜45に上記係数選択信号を与えて係数レジスタ群
36〜40から係数選択信号で指示されたレジスタの係
数を取り出して乗算器31〜35に与えている。
【0007】一方、5画素分に相当する乗算器31〜3
5に対応してデータラッチ部46〜50が直列接続され
ていて、第1番目のデータラッチ部46に入力したライ
ンデータを後続のデータラッチ部47〜50へ転送する
ことにより1ライン中の5画素分のデータが同時にラッ
チされるようになっている。
【0008】ここで、画像処理部22の動作概念を説明
する。まず、4ラインバッファ26に予め第1から第4
ラインまでの画像データを入力し、次に第5ライン目の
画像データが空間フィルタ25の第5の画素ブロック2
5−5に入力される時に、4ラインバッファ26に格納
されていた第1から第4ラインまでの画像データがそれ
ぞれ第1〜第4の画素ブロック25−1〜25−4に入
力される。続いて、順次、1画素ずつブロック25−1
〜25−5に画像データが入力されると各ブロック25
−1〜25−5内のデータラッチ部46〜50を1画素
ずつシフトしながら画像データがセットされる。それぞ
れの画素ブロック25−1〜25−5においてセレクタ
41〜50で選択されているフィルター係数と画像デー
タとが乗算器31〜35で乗算されて加算器31へ入力
される。加算器31で得られた加算値が空間フィルタ値
(画像処理演算された値)として出力される。
【0009】上記した画像入出力システムでは、空間フ
ィルタ25のような画像処理用の専用回路を用いている
ので、TVカメラ20で取り込まれてA/D変換器21
でデジタル信号に変換された画像データの変換速度(レ
ート)で画像処理が行われ、リアルタイムに処理後の映
像を得ることができる。
【0010】また、上記したような画像処理用の専用回
路の代わりに、CPUとソフトウェアを用いて同様の機
能を実現した画像入出力装置がある。図18にCPUと
ソフトウェアを用いて、元画像に画像処理を施し、処理
後の画像を構成する画像入出力装置の構成を示してい
る。
【0011】この画像入出力装置は、TVカメラ60か
ら入力された映像信号をA/D変換器61でデジタル信
号である画像データに変換してからメモリ62に格納す
る。メモリ62に格納される画像データの格納アドレス
は、水平方向をX座標方向、垂直方向をY座標方向とし
て、(x,y)座標系にてCPU63によって把握され
る。
【0012】一方、画像処理に必要なアルゴリズムを実
現したソフトウェア及びフィルタ係数は、メモリ64に
記憶しておく。CPU63は、メモリ62から格納され
ている画像データを読み込んできて、上記画像処理用ソ
フトウエアにしたがって画像データとフィルター係数の
乗算、乗算されたいくつかの積算の加算を実行する。次
に、演算後の画像データをメモリ65に格納する。この
演算をメモリ62から画像データを読み出す時のアドレ
スを、上記した例のように順次画像データが空間フィル
タ25に入力されるが如く、1画素ごとに変更していき
演算後の画像データをメモリ65の格納アドレスを変更
しながら格納する。入力した1画面全体に対して、画像
処理を行ったならば、メモリ65から読み出された画像
データをD/A変換器66で元の映像信号に変換し、モ
ニタ67に表示することで画像処理の結果を確認でき
る。
【0013】この例では、ソフトウェアで定義されたサ
イズの空間フィルタを画像処理に用いる事ができるので
何等ハードウェアの制限を受けず、自由なサイズ(i×
j画素サイズ)の空間フィルターを持った画像処理装置
をCPUとソフトウェアで実現できる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特開平6−38041号公報の画像処理装置では、フ
ィルターサイズが空間フィルタ25の内部ブロックの数
(ブロック25−1〜25−5とデータラッチ部46〜
50とで確定してしまう。そのため、その確定したサイ
ズ以上で画像処理を行いたい場合は、希望するサイズの
空間フィルターを別に用いなければならない。したがっ
て、専用回路の持つ性能以上のフィルターサイズで画像
処理を行う事ができない不都合があった。
【0015】また、CPUとソフトウエアにて空間フィ
ルタと同等の機能を実現している第2の例では、必ず一
度は全画像をメモリに格納しなければならないことに加
え、CPUによる画像データとフィルター係数の演算
(i×j回の乗算とi×j個の積項の加算)速度が、カ
メラから順次画像データをメモリに取り込む速度より、
一般に遅いため、画像処理をリアルタイムに行えないと
いう問題がある。
【0016】本発明は、以上のような実情に鑑みてなさ
れたものであり、現存する画像処理用の専用回路を使い
ながらも、専用回路の持つ性能以上のフィルターサイズ
で画像処理を行い、さらに処理がリアルタイムになされ
る画像処理装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために以下のような手段を講じた。本発明は、画
像入力装置によって取得された入力画像の画像信号をデ
ジタル化した画像データが記憶された第1の記憶手段
と、この第1の記憶手段に記憶された画像データの読み
出し位置を同期信号に基づいて制御する第1の記憶制御
手段と、この第1の記憶制御手段により読み出された画
像データに対してi×j画素サイズでフィルタリング処
理する画像演算手段と、この画像演算手段により画像処
理された処理画像データが記憶される第2の記憶手段
と、この第2の記憶手段に記憶される処理画像データの
書き込み位置を同期信号に基づいて制御する第2の記憶
制御手段と、前記第1の記憶手段と前記画像演算手段と
前記第2の記憶手段のそれぞれに与える同期信号を独立
に発生させると共にそれら同期信号の周期を自在に変更
可能な同期信号発生手段とを備える。
【0018】本発明によれば、同期信号の周期を変更す
ることができるので同期信号発生手段で生成する同期信
号で第1の記憶手段に対する水平同期信号の周期と、第
2の記憶手段に対する水平同期信号の周期を例えば、
1:2又は、2:1などに変える事でインターレース走
査からノンインターレース走査(又は、その逆)のよう
に走査変換を行う事ができる。
【0019】前記同期信号発生手段で、第1,第2のの
記憶制御手段にそれぞれ与える水平同期信号の周期を1
/n、垂直同期信号の周期を1/(n×m)にそれぞれ
変更し、前記第1の記憶制御手段が、前記同期信号発生
手段から与えられる同期信号に基づいて前記第1の記憶
手段の画像データの読み出し位置をn画素おきで、かつ
mラインおきに読み出すように制御し、第2の記憶制御
手段が、前記同期信号発生手段から与えられる同期信号
に基づいて前記第2の記憶手段の画像データの書込み位
置をn画素おきで、かつmラインおきに書込まれるよう
に制御する。
【0020】これにより、第1,第2の記憶手段に対す
る画像データの読み出し、書き込みをn画素おき、mラ
インおきに行い、同期信号発生手段によって生成される
水平同期信号の周期を1/n、垂直同期信号の周期を1
/(n×m)に短縮することで、画像演算手段が持つフ
ィルターサイズを越える大きさのフィルターサイズでフ
ィルタリング処理などの画像処理が行え、かつ、処理時
間がi×j画素サイズの処理に対して増加する事なく処
理される。
【0021】カメラや走査装置等の画像入力装置から取
り込まれた入力画像をデジタル化された画像データに変
換してリアルタイムで画像処理する画像処理装置におい
て、前記画像入力装置から取り込まれた入力画像の画像
データが記憶される第1の記憶手段と、この第1の記憶
手段に書き込む画像データの書込み位置及び当該第1の
記憶手段に記憶された画像データの読み出し位置を同期
信号に基づいてそれぞれ制御する第1の記憶制御手段
と、この第1の記憶制御手段により読み出された画像デ
ータに対してi×j画素サイズでフィルタリング処理す
る画像処理用の専用回路と、この画像処理用の専用回路
により画像処理された処理画像データが記憶される第2
の記憶手段と、この第2の記憶手段に書き込む処理画像
データの書込み位置及び当該第2の記憶手段に記憶され
た処理画像データの読み出し位置を同期信号に基づいて
それぞれ制御する第2の記憶制御手段と、前記第1の記
憶手段と前記画像処理用の専用回路と前記第2の記憶手
段のそれぞれに与える同期信号を独立に発生させると共
にそれら同期信号の周期を自在に変更可能な同期信号発
生手段とを備える。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。 (第1の実施の形態)図1には本発明をリアルタイムの
画像処理装置に適用した第1の実施の形態の構成図が示
されている。この画像処理装置1は、画像入力装置とな
るカメラ2がA/D変換器3を介して画像入力側に接続
され、またテレビモニター4がD/A変換器5を介して
処理画像出力側に接続されている。画像処理装置1は、
第1の記憶手段6がA/D変換器3の出力に接続されて
カメラ2から取り込まれた画像データを一度記憶する。
この第1の記憶手段6から読み出された入力画像の画像
データをi×j画素サイズでフィルタリング処理などの
画像処理を施す画像演算手段7が設置され、この画像演
算手段7から出力される処理画像データを第2の記憶手
段8に記憶するようになっている。
【0023】第1の記憶手段6に対する画像データの書
込み位置となる書込みアドレス及び読み出し位置となる
読み出しアドレスは第1の記憶制御手段9により同期信
号に基づいて制御される。また、第2の記憶手段8に対
する画像データの書込み位置となる書込みアドレス及び
読み出し位置となる読み出しアドレスは第2の記憶制御
手段11により同期信号に基づいて制御される。
【0024】第1,第2の記憶制御手段9,11、及び
画像演算手段7に与える同期信号は同期分離回路12で
入力画像から分離した同期信号を受けた同期信号発生手
段13でそれぞれ独立に発生させている。同期信号発生
手段13は、同期分離回路12から入力する同期信号
(フィールド判別信号を含む)に基づいて、必要とされ
るフィルタリングサイズ、走査変換内容に応じた同期信
号及びその同期信号の周期を変更してそれぞれ発生させ
ることができる。
【0025】以上のように構成された実施の形態では、
[i×n]×[j×m]画素サイズでフィルタリング処
理する必要がある場合は、同期信号発生手段13にて発
生する水平同期信号の周期を通常の画素間引きを行わな
い(i×j画素サイズでフィルタリング処理する)場合
の1/n、垂直同期信号の周期を1/(n×m)に変更
する。
【0026】このように変更した水平同期信号及び垂直
同期信号を第1,第2の記憶制御手段9,11に与える
ことにより、第1の記憶制御手段9では第1の記憶手段
6から画像データをn画素おき、mラインおきに読み出
す読み出しアドレスを発生させることができ、第2の記
憶制御手段ではn画素おき、mラインおきに画像データ
を第2の記憶手段8に書き込むための書込みアドレスを
発生させることができる。
【0027】図2(a)〜(c)には、画素間引きを行
わないときの同期信号に対して(同図(a))、2画
素、2ラインおきに第1の記憶手段6から画像データを
取り出し、処理画像データを第2の記憶手段8に書込む
ための水平同期信号及び有効画素信号の変更周期を示し
ている。また、同図(c)は、3画素、3ラインおきに
画像データを取り出し、書込むための水平同期信号及び
有効画素信号の変更周期を示している。
【0028】また、同期信号発生手段13にて同期分離
回路12から入力する同期信号(フィールド判別信号を
含む)からインターレース走査とノンインターレース走
査のそれぞれに合わせた同期信号を発生させる。例え
ば、インターレース走査の同期信号に基づいて発生させ
た書込みアドレスにて画像データを第1の記憶手段6に
書込み、ノンインターレース走査の同期信号に基づいて
発生させた読み出しアドレスにて第1の記憶手段6から
画像データを読み出すことによりインターレース走査か
らノンインターレース走査への変換が可能になる。すな
わち、インターレース走査で取り込んだ入力画像をリア
ルタイムでノンインターレース走査の画像と同等の精度
で画像処理することができる。
【0029】(第2の実施の形態)図3は本発明を画像
入出力システムに適用した第2の実施の形態の全体構成
を示している。この実施の形態ではインターレース走査
からノンインターレース走査に走査変換を行いながら画
像処理を施す場合を説明する。
【0030】この実施の形態に係る画像入出力システム
は、画像処理装置本体70の画像入力側に画像入力手段
としてのCCDカメラ71が接続され、画像処理装置本
体70の画像出力側に処理画像を表示するテレビモニタ
72が接続されている。
【0031】画像処理装置本体70は、CCDカメラ7
1の映像出力端子にアナログ信号処理回路73が接続さ
れ、アナログ信号処理回路73の出力にスイッチ74を
通して第1画像入力メモリ75a及び第2画像入力メモ
リ75bが並列に接続されている。第1画像入力メモリ
75a及び第2画像入力メモリ75bの出力は、画像処
理回路76の入力に接続される。
【0032】画像処理回路76は、既存の画像処理用の
専用回路で構成されている。以下の説明では、図15〜
図17に示す構成を有する画像処理部22で構成されて
いるものとする。第1画像入力メモリ75a及び第2画
像入力メモリ75bの出力が画像処理部22のラインバ
ッファ26を介して5ライン同時に空間フィルター25
に入力する。
【0033】画像処理回路76の出力は画像表示メモリ
77の入力に接続される。画像表示メモリ77の出力は
ビデオ信号処理回路78に接続されていて、画像表示メ
モリ77から読み出した画像データがビデオ信号処理回
路78を介してテレビモニタ72に表示されるようにし
ている。
【0034】第1画像入力メモリ75a及び第2画像入
力メモリ75bの書き込み/読出しアドレスは入力メモ
リ制御回路79が発生する。また、画像表示メモリ77
の書き込み/読出しアドレスは表示メモリ制御回路80
が発生する。この2つのメモリ制御回路79,80の書
き込み/読出し速度を決定する動作クロックとなる信号
は同期信号発生回路81が発生させている。
【0035】同期信号発生回路81は、アナログ信号処
理回路73から出力される基本同期信号をもとに各種同
期信号を生成し、入力メモリ制御回路79、画像処理回
路76、表示メモリ制御回路80、ビデオ信号処理回路
78に分配する。同期信号発生回路81が入力メモリ制
御回路79及び表示メモリ制御回路80に与える同期信
号の詳細については後述する。
【0036】CPU82は、入力メモリ制御回路79、
表示メモリ制御回路80を通して、第1画像入力メモリ
75a、第2画像入力メモリ75b、画像表示メモリ7
7に接続され、内部バスを介して画像処理回路76、同
期信号発生回路81、RAM83、ROM84に接続さ
れる。尚、図15に示す画像処理部22はCPU27を
内蔵しているが、本例ではCPU27の機能をCPU8
2で代用する。
【0037】なお、CPU82は、入力メモリ制御回路
79を通して第1画像入力メモリ75a、第2画像入力
メモリ75bを読み書きし、表示メモリ制御回路79を
通して画像表示メモリ77を読み書きすることができ
る。また、2つの制御回路を適切にコントロールすると
共に、同期信号発生回路81や画像処理回路76の初期
設定や空間フィルターのフィルター係数を設定できる。
【0038】CPU82の動作を記録したプログラム、
演算に必要な変数、5×5画素サイズのフィルター係数
等は、ROM83やRAM84に記憶される。装置本体
70は、CPU82によって装置本体70内の動作が管
理される。
【0039】次に、以上のように構成された本実施の形
態の動作について説明する。まず、CCDカメラ71か
ら入力された映像信号は、アナログ信号処理回路73で
同期信号と画像信号とに分離され、同期信号は同期信号
発生回路81へ入力され、画像信号はデジタル化された
画像データに変換された後にスイッチ74を介して第1
画像入力メモリ75a又は第2画像入力メモリ75bに
フレーム毎に入力される。
【0040】同期信号発生回路81では、アナログ処理
回路73で分離された基本同期信号を受けて、垂直同期
信号、水平同期信号、フィールド判別信号、有効画素信
号、基準クロックを、インターレース走査方式とノンイ
ンターレース走査方式の両方の形式にあった形でそれぞ
れ生成する。図4(a)(b)にインターレース走査方
式とノンインターレース走査方式の両方の形式にあった
形でそれぞれ生成した同期信号等を示している。
【0041】ここでは、CCDカメラ71から出力され
る映像信号がインターレース走査信号であるとする。一
般にCCDカメラから出力される映像信号はインターレ
ース走査である場合が多い。画像処理で鮮明な画像を得
るためには、1フレームの画像に対して画像処理を行う
ことが望まれるが、インターレース走査の場合は2フィ
ールドで1フレームが構成される。
【0042】入力メモリ制御回路79は、第1画像入力
メモリ75a及び第2画像入力メモリ75bにそれぞれ
1フレーム分の画像データを格納するために、フィール
ド判別信号を利用してスイッチ74を連続する2フィー
ルド毎に切り替える。このようにして、第1画像入力メ
モリ75aと第2画像入力メモリ75bに1フレーム単
位で画像データが交互に格納される。
【0043】また、入力メモリ制御回路79は、第1画
像入力メモリ75a、第2画像入力メモリ75bへ画像
データを格納するために第1画像入力メモリ75a、第
2画像入力メモリ75bの書き込みアドレスを指定する
必要がある。このために、同期信号発生回路81が作成
している図4(a)に示すインターレース走査の書き込
み用の同期信号(垂直同期、水平同期)を、図5(a)
に示すようなローアドレス(行アドレス)とコラムアド
レス(列アドレス)として発生させる。具体的には、フ
ィールド判別信号が「L」のときは水平同期信号に同期
して順次大きくなる偶数のローアドレスを発生し(基準
クロックに同期して発生)、フィールド判別信号が
「H」のときは水平同期信号に同期して順次大きくなる
奇数のローアドレスを発生する(基準クロックに同期し
て発生)。その結果、インターレース走査で取り込んだ
2フィールドの画像データが、ノンインターレース走査
で取り込んだ1フレームの画像に変換されて1つの画像
入力メモリに記憶されることになる。
【0044】また、入力メモリ制御回路4は、第1画像
入力メモリ75a、第2画像入力メモリ75bから画像
データを読み出すために第1画像入力メモリ75a、第
2画像入力メモリ75bの読み出しアドレスを指定す
る。このために、同期信号発生回路81が作成している
図4(b)に示すノンインターレース走査の読み出し用
の同期信号(垂直同期,水平同期)から、図5(b)に
示す第1画像入力メモリ75a、第2画像入力メモリ7
5bから画像データを読み出すための読み出しアドレス
を図5(b)のように発生させ、ノンインターレース形
式で画像データを読み出して画像処理回路76へ入力す
る。なお、画像データを読み出す場合は、現在、書き込
みを行っていない方の画像入力メモリから行う。
【0045】この時、図4(a)に示すインターレース
走査の水平同期信号の1周期に対して、図4(b)に示
すノンインターレース走査の水平同期信号の周期は1/
2に設定し、コラムアドレスを順次カウントアップする
ための基準クロックはインターレース走査の場合の2倍
の周波数となるように設定している。コラムアドレス
は、どの走査方式の場合でも水平同期信号に付随する有
効画素信号がアクティブ(正論理)の間、それぞれの基
準クロックでカウントアップされる。
【0046】この結果、画像入力メモリからノンインタ
ーレース走査の画像データが読み出されて画像処理回路
76へ与えられる。画像処理回路76では、5×5の画
素サイズに設計した空間フィルター25で画像処理演算
が実行される。空間フィルター25の具体的な動作につ
いては、前述したのでここでの説明は省略する。
【0047】画像処理回路76から出力された画像デー
タは、表示メモリ制御回路80が同期信号発生回路81
の作る図4(b)に示す書き込み用のノンインターレー
ス走査の同期信号を用いて、画像表示メモリ77に記憶
される。表示メモリ制御回路80は、入力メモリ制御回
路79の読み出しアドレスと同様にして、図5(b)に
示す書き込みアドレスを作成する。
【0048】また、表示メモリ制御回路80は、画像表
示メモリ77から画像データを読み出す時は、同期信号
発生回路81が作るインターレース走査の同期信号に従
って、図5(a)に示すタイミングの読み出しアドレス
で画像データを読み出す。このように、インターレース
形式で読み出した画像データを、ビデオ信号処理回路7
8で画像データと同期信号からエンコーダーで映像信号
に変換してアナログ化し、テレビモニタ72に映像とし
て表示する。
【0049】ここで、テレビモニタ72がノンインター
レース走査の映像信号を表示できるような、例えばパー
ソナルコンピュータのVGAモニタのようなものであれ
ば、同期信号発生回路81からノンインターレース走査
の同期信号を出力させ、それによって表示メモリ制御回
路80が画像表示メモリ77の読み出しアドレスを生成
して画像データを読み出し、ビデオ信号処理回路78で
映像信号を合成すればVGAモニタにノンインターレー
ス走査の画像を表示できることになる。
【0050】これらにより、CCDカメラの出力するイ
ンターレース走査の映像のようなフィールド画像に対し
ても正しく画像処理が施されるとともにインターレース
走査からノンインターレース走査に変換してテレビモニ
タ13に表示することで鮮明な映像を得る事ができる。
【0051】このような実施の形態によれば、CCDカ
メラ71から出力される映像信号から分離した同期信号
によってインターレース走査方式とノンインターレース
走査方式のそれぞれの形式にあった形で同期信号を生成
し、インターレース走査方式にあった同期信号に基づい
て発生させた書き込みアドレスに画像データを書き込
み、ノンインターレース走査方式にあった同期信号に基
づいて発生させた読み出しアドレスで画像データを読み
出し、このノンインターレース走査画像を画像処理して
画像データをノンインターレース走査方式にあった同期
信号に基づいて発生させた書き込みアドレスにて画像表
示メモリに格納するようにしたので、インターレース走
査で取り込んだ画像データを、リアルタイムでかつノン
インターレース走査の場合と同等の精度で画像処理する
ことができ、鮮明な処理画像を得ることができる。
【0052】(第3の実施の形態)次に、上記した第2
の実施の形態に係る画像入出力システムと同じハードウ
エア構成で画像処理回路76の空間フィルター25のフ
ィルターサイズ以上のフィルタリングサイズで画像処理
を行えるようにした例を第3の実施の形態として説明す
る。なお、第3の実施の形態では、画像処理回路76の
空間フィルター25のフィルターサイズが7×7画素の
大きさであるとし、必要とするフィルターサイズを21
×21画素であるとする。
【0053】第1画像入力メモリ75a、第2画像入力
メモリ75bには、第2の実施の形態と同様にして、1
フレーム毎に画像データが格納されるものとする。入力
メモリ制御回路79は、第1画像入力メモリ75a、第
2画像入力メモリ75bから画像データを読み出すため
の読み出しアドレスとして3画素、3ラインおきに読み
出すようにした読み出しアドレスを発生させるようにす
る。
【0054】図6(a)に示すように、19×19の画
素範囲に対して画素間引き数を2画素にして3画素、3
ラインおきに取り込んだ画素数が7×7の画素データを
1回のフィルタリング対象とする。このような疑似的に
19×19の画素範囲を1回のフィルタリング対象とす
るフィルターを、コラム方向に1画素づつ2回シフトさ
せ、ローアドレス方向に1画素づつ2回シフトさせるこ
とにより、結果的に21×21画素のフィルタサイズの
空間フィルターで処理したのと同等の効果を得ることが
できる。すなわち、[7×3]×[7×3]画素サイズ
=21×21画素サイズのフィルターで処理することが
できることになる。
【0055】図7〜図9に同期信号に対応した読み出し
アドレスの遷移を示している。図7は2画素間引きした
ときの第1回〜第9回のフィルタリングで対象となる画
素データの読み出しアドレスを示している。第1回〜第
9回のフィルタリングにより21×21画素サイズのフ
ィルターで処理したのと同等の効果を得る。ここで画素
間引きを行わない時の1垂直同期信号期間中の水平同期
信号の数をH、1水平同期信号期間中の有効画素信号が
アクティブ(正論理)である間、基準クロックで数えた
有効画素数をDとし、H,Dともに3で割り切れる数で
あるとする。
【0056】第1回目のフィルタリングでは、水平同期
信号がアクティブ(負論理)になるごとにローアドレス
が0,3,6…H−3と変化し、その間、コラムアドレ
スは有効画素信号がアクティブ(正論理)である間、
0,3,6…D−3と変化することを繰り返す。この
時、ローアドレスとコラムアドレスに対応した画素デー
タが第1画像入力メモリ75a、第2画像入力メモリ7
5bのいずれかから読み出され、ラインバッファ26を
介して7ライン同時に空間フィルター25に入力され、
処理される。この時、1回のフィルタリングで画像処理
回路76に入力される画像データは、1ラインあたりD
/3画素でH/3ライン分である。
【0057】第2回目のフィルタリングでは、ローアド
レスの遷移はそのままで、コラムアドレスのみが0,
3,6…D−3から1画素づつシフトした1,4,7…
D−2となり、第3回目のフィルタリングでは、ローア
ドレスの遷移はそのままで、コラムアドレスのみが1,
4,7…D−2から1画素づつシフトした2,5,8…
D−1となる。
【0058】また、第4回〜第6回目のフィルタリング
では、ローアドレスの遷移は0,3,6…H−3から1
ラインシフトした1,4,7…H−2で、上記同様にコ
ラムアドレスだけが1画素づつシフトする。さらに、第
7回〜第9回目のフィルタリングでは、ローアドレスの
遷移は1,4,7…H−2から1ラインシフトした2,
5,8…H−1で、上記同様にコラムアドレスだけが1
画素づつシフトする。
【0059】図8(a)(b)に画素間引きを行わない
場合と上記した画素間引きを行う場合(2画素間引き)
の同期信号の関係を示している。この図では、簡単にす
るためにライン数(垂直同期期間中の水平同期信号の
数)を9ラインとしている。
【0060】2画素間引きにより3画素、3ラインおき
に読み出しアドレスを変化させる上記した例では、21
×21画素サイズの同一画素領域を9回フィルタリング
しているので、1フレーム期間に相当する垂直同期信号
の周期は1/9に短縮し、かつ水平同期信号及び有効画
素信号の周期は1/3に短縮する必要がある。このよう
なことから、図8(a)に示す画素間引きを行わないと
きの同期信号に対し、同図(b)に示す画素間引きを行
うときの同期信号として垂直同期信号の周期を1/9、
水平同期信号及び有効画素信号の周期を1/3に変更し
た同期信号を発生させている。
【0061】図9(a)(b)に画素間引きを行わない
場合と上記した画素間引きを行う場合(2画素間引き)
の水平同期信号(有効画素信号を含む)と基準クロック
及びコラムアドレスの関係を示している。コラムアドレ
スをカウントアップする基準クロックは、1画素、1ラ
インずつ読み出す時と同じであり、アドレスの時間変化
は図9のようになる。
【0062】以上のようにして画像入力メモリから読み
出された画像データが画像処理回路76に入力される
が、画像処理回路76側からはあたかも連続する画素デ
ータが送られて来たものとして処理されるので、画素間
引きのない上記した画像データの画像処理と全く同様に
処理が行われるものとなる。
【0063】表示メモリ制御回路80では、画像処理回
路76で処理されたデジタル画像データの画像表示メモ
リ77への書き込みアドレスを、第1画像入力メモリ7
5a、第2画像入力メモリ75bから画像を読み出した
時と同じアドレスに記憶する。この動作を図7に示すよ
うに、3画素×3ライン=9回繰り返す事で、1フレー
ムの処理が終了する。
【0064】これらにより、7×7画素サイズのフィル
ターを用いながら、画素方向に3画素ずらし、ライン方
向に3ラインずらして処理する事で、[7×3]×[7
×3]画素サイズ=21×21画素サイズのフィルター
で処理する事ができる。また、同期信号の周期を短縮す
ることで間引かない時の処理時間と同じ時間で画像処理
が可能となる。
【0065】本装置は、顕微鏡などで高倍率の対物レン
ズを用い、標本を観察し、その標本映像をCCDカメラ
で撮影したものに画像処理を施す場合に特に有効であ
る。例えば、50倍程度の対物レンズを用いて観察して
いる標本像をCCDカメラで撮影した場合、CCDカメ
ラの受光素子上に投影される標本像のある点画像が1画
素の受光素子と同等の大きさであったとする。このとき
に、図10に示すように、対物レンズの倍率を100倍
(不図示)、150倍、250倍と上げていったとすれ
ば、1つの受光素子大であった点画像は2次元的に4方
に広がって受光素子の4画素、9画素、25画素に相当
する範囲に存在するようになる。また、顕微鏡にCCD
カメラを取り付ける際に受光素子面上に投影される画像
の大きさを調整する変倍レンズによりさらに拡大される
場合もある。
【0066】このことから標本上では1点であった画像
が光学系により拡大されてCCDカメラの受光面上では
多点にまたがって存在するようになる。例えば、図11
に示すように150倍以上の対物レンズを用いて撮影さ
れた映像(1点が9点以上に広がった画像となる)に7
×7画素サイズでフィルタリング処理などの画像処理を
施すと、標本上の1点(250倍時)〜4点(150倍
時)の画像に対して、7×7画素サイズの処理を行なう
ことになり、処理の効果が期待できない。通常は、7×
7画素サイズで処理すると言う事は周囲の49点の画素
データを用いて演算しているのであるから、1点(25
0倍時)の画像データを用いて7×7の空間フィルタリ
ング演算を行っても効果を期待できないのは当然であ
る。
【0067】したがって、本実施の形態のように、n画
素おき、mラインおきに処理することにより広がった画
像に対しても有効に画像処理することができれば、上記
したように1点が拡大して多点に広がっているような画
像に対しても十分な効果を期待できるものとなる。
【0068】なお、上述した説明では、画像入力手段と
してCCDカメラを挙げたが、これに限定されるもので
はなく、図12に示すようなレーザースキャン型の2次
元走査装置から得られる映像でもよく、またインターレ
ース走査方式で得られた画像でなくても良い。ノンイン
ターレース走査方式であれば、画像入力メモリは1つで
も充分に対応できる。画像入力メモリは、輝度情報のみ
を持つものやRGBなどの色情報を持つ場合であっても
よく、画像処理回路も単色のみを処理するものから多色
を同時に処理できるものであってもよい。画像処理回路
の持つフィルターサイズは、5×5画素サイズ、7×7
画素サイズに限定するものではない。
【0069】また、NTSC信号に限定するものではな
く、PAL,SECOMなどでもよいし、独自の同期信
号を用いてもよい。また、アナログ信号処理回路73
は、図13に示すように映像信号をデジタル化した画像
データに変換するA/D変換器と、映像信号から同期信
号を分離する同期分離回路とから構成することができ
る。
【0070】また、ビデオ信号処理回路78は、図14
(a)に示すように同期信号と画像データとを入力とし
てコンポジットビデオ信号を出力するエンコーダで構成
することができる。または、同図(b)に示すように画
像データをアナログ画像信号に変換するD/A変換器
と、同期信号のレベル調整を行うアンプとから構成する
ことができる。本発明は上記実施形態に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変形
実施可能である。
【0071】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、現
存する画像処理用の専用回路を使いながらも、専用回路
の持つ性能以上のフィルターサイズで画像処理を行い、
さらに処理がリアルタイムになされる画像処理装置を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係るリアルタイムの画像処
理装置の構成図である。
【図2】第1の実施の形態においてフィルタリングサイ
ズを拡大するための同期信号の変更周期を示す図であ
る。
【図3】第2の実施の形態に係る画像入出力システムの
構成図である。
【図4】第2の実施の形態において走査変換するための
同期信号を示す図である。
【図5】第2の実施の形態において走査変換するときの
同期信号とアドレス遷移の具体例を示す図である。
【図6】第3の実施の形態におけるフィルタリングサイ
ズを拡大するときの読み出し画素を示す図である。
【図7】第3の実施の形態においてフィルタリングサイ
ズを拡大するための同期信号とアドレス遷移の具体例を
示す図である。
【図8】画素間引きを行わない場合とフィルタリングサ
イズ拡大のために画素間引きを行う場合との垂直同期信
号及び水平同期の周期の変更を示す図である。
【図9】画素間引きを行わない場合とフィルタリングサ
イズ拡大のために画素間引きを行う場合との同期信号と
コラムアドレスとの関係を示す図である。
【図10】観察倍率に応じて1点が複数の受光素子に広
がることを示す図である。
【図11】1点が9点以上に広がった画像と7×7のフ
ィルタリング範囲との関係を示す図である。
【図12】本発明を走査装置に備えた画像入出力システ
ムに適用した場合の構成例を示す図である。
【図13】アナログ信号処理回路の構成例を示す図であ
る。
【図14】ビデオ信号処理回路の構成例を示す図であ
る。
【図15】空間フィルタを備えた画像処理装置の構成図
である。
【図16】図15に示す空間フィルタの全体構成図であ
る。
【図17】図16に示す空間フィルタの1画素ブロック
分の構成図である。
【図18】ソフトウエアによる画像処理装置を示す図で
ある。
【符号の説明】
1…画像処理装置 2…カメラ 6…第1の記憶手段 7…画像演算手段 8…第2の記憶手段 9…第1の記憶制御手段 11…第2の記憶制御手段 12…同期分離回路 13…同期信号発生手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像入力装置によって取得された入力画
    像の画像信号をデジタル化した画像データが記憶された
    第1の記憶手段と、 この第1の記憶手段に記憶された画像データの読み出し
    位置を同期信号に基づいて制御する第1の記憶制御手段
    と、 この第1の記憶制御手段により読み出された画像データ
    に対してi×j画素サイズでフィルタリング処理する画
    像演算手段と、 この画像演算手段により画像処理された処理画像データ
    が記憶される第2の記憶手段と、 この第2の記憶手段に記憶される処理画像データの書き
    込み位置を同期信号に基づいて制御する第2の記憶制御
    手段と、 前記第1の記憶手段と前記画像演算手段と前記第2の記
    憶手段のそれぞれに与える同期信号を独立に発生させる
    と共にそれら同期信号の周期を自在に変更可能な同期信
    号発生手段とを具備したことを特徴とする画像処理装
    置。
  2. 【請求項2】 カメラや走査装置等の画像入力装置から
    取り込まれた入力画像をデジタル化された画像データに
    変換してリアルタイムで画像処理する画像処理装置であ
    り、 前記画像入力装置から取り込まれた入力画像の画像デー
    タが記憶される第1の記憶手段と、 この第1の記憶手段に書き込む画像データの書込み位置
    及び当該第1の記憶手段に記憶された画像データの読み
    出し位置を同期信号に基づいてそれぞれ制御する第1の
    記憶制御手段と、 この第1の記憶制御手段により読み出された画像データ
    に対してi×j画素サイズでフィルタリング処理する画
    像処理用の専用回路と、 この画像処理用の専用回路により画像処理された処理画
    像データが記憶される第2の記憶手段と、 この第2の記憶手段に書き込む処理画像データの書込み
    位置及び当該第2の記憶手段に記憶された処理画像デー
    タの読み出し位置を同期信号に基づいてそれぞれ制御す
    る第2の記憶制御手段と、 前記第1の記憶手段と前記画像処理用の専用回路と前記
    第2の記憶手段のそれぞれに与える同期信号を独立に発
    生させると共にそれら同期信号の周期を自在に変更可能
    な同期信号発生手段とを具備したことを特徴とする画像
    処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の画像処理装
    置において、 前記同期信号発生手段は、前記第1,第2の記憶制御手
    段にそれぞれ与える水平同期信号の周期を1/n、垂直
    同期信号の周期を1/(n×m)に変更し、 前記第1の記憶制御手段は、前記同期信号発生手段から
    与えられる同期信号に基づいて前記第1の記憶手段の画
    像データの読み出し位置をn画素おきで、かつmライン
    おきに読み出すように制御し、 前記第2の記憶制御手段は、前記同期信号発生手段から
    与えられる同期信号に基づいて前記第2の記憶手段の画
    像データの書込み位置をn画素おきで、かつmラインお
    きに書込まれるように制御することを特徴とする画像処
    理装置。
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