JP3913491B2 - ディジタルズーム装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、ディジタルズーム装置に関し、特にたとえばディジタルカメラに適用され、複数の画素が各々のアドレスに割り当てられるようにメモリに格納された画像データに所定方向のズーム処理を施してズーム画像データを作成する、ディジタルズーム装置に関する。
【0002】
【従来技術】
従来のこの種のディジタルカメラの一例が、平成10年12月18日付けで出願公開された特開平10−336573号公報[H04N5/907,H04N5/262]に開示されている。この従来技術によれば、4画素が各々のアドレスに割り当てられるように画像データがメモリに格納され、ズーム処理は、いずれかのアドレスに割り当てられた4画素のうちの先頭画素から開始される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来技術では、ズーム倍率が連続的に変更されることを想定しておらず、いずれのズーム倍率においても、ズーム開始画素はいずれかのアドレスの先頭画素となる。したがって、従来技術のままでは、ズーム倍率を連続的に変更したときに、ズーム画像の変化がぎこちなくなる。
【0004】
それゆえに、この発明の主たる目的は、ズーム倍率の連続的な変更に応じてズーム画像を滑らかに変化させることができる、ディジタルズーム装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明に従うディジタルズーム装置は、第1数の画素が各々のアドレスに割り当てられるように画像データを格納する第1メモリ、第1数よりも小さい第2数の画素が各々のアドレスに割り当てられる第2メモリ、ズーム方向における画像データの画素数とズーム係数とに基づいてズーム開始位置係数を算出する算出手段、算出手段によって算出されたズーム開始位置係数に基づいて転送開始アドレス値とズーム開始画素番号とを特定する特定手段、特定手段によって特定された転送開始アドレス値を基準として第1メモリから第2メモリに画像データを転送する転送手段、および転送手段によって第2メモリに転送された画像データに特定手段によって特定されたズーム開始画素番号を基準とするズーム処理を施すズーム処理手段を備え、ズーム係数はズーム倍率の逆数に所定値を掛け算して求められる整数値によって表され、特定手段は、ズーム開始位置係数を第1数と所定値との掛け算値で割り算する第1演算によって得られる商を転送開始アドレス値とし、第1演算によって得られる余りを第2数と所定値との掛け算値で割り算する第2演算によって得られる商をズーム開始画素番号とし、更新指示を受け付けたとき整数値を連続的に更新する更新手段をさらに備える。
【0006】
【作用】
第1メモリには、第1数の画素が各々のアドレスに割り当てられるように画像データが格納される。また、第2メモリを形成する各々のアドレスには、第1数よりも小さい第2数の画素が割り当てられる。算出手段は、ズーム方向における画像データの画素数とズーム係数とに基づいてズーム開始位置係数を算出し、特定手段は、算出されたズーム開始位置係数に基づいて転送開始アドレス値とズーム開始画素番号とを特定する。転送手段は、転送開始アドレス値を基準して第1メモリから第2メモリに画像データを転送し、ズーム処理手段は、第2メモリに転送された画像データにズーム開始画素番号を基準とするズーム処理を施す。
ここで、ズーム係数は、ズーム倍率の逆数に所定値を掛け算して求められる整数値によって表される。また、特定手段は、ズーム開始位置係数を第1数と所定値との掛け算値で割り算する第1演算によって得られる商を転送開始アドレス値とし、第1演算によって得られる余りを第2数と所定値との掛け算値で割り算する第2演算によって得られる商をズーム開始画素番号とする。さらに、更新手段は、更新指示を受け付けたとき、整数値を連続的に更新する。
【0009】
第1メモリの各々のアドレスに割り当てられた第1数の画素が水平方向に連続する画素である場合、ズーム方向は水平方向である。つまり、ズーム画像の倍率は少なくとも水平方向において変化する。
【0011】
【発明の効果】
この発明によれば、ズーム倍率を連続的に変化させたとき、ズーム処理の基準となるズーム開始画素は、第1数よりも小さい第2数の画素単位で更新される。このため、ズーム画像を滑らかに変化させることができる。
【0012】
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0013】
【実施例】
図1を参照して、この実施例のディジタルカメラ10は、光学レンズ12を含む。光学レンズ12によって集光された被写体の光学像は、図2に示すようにCy,Ye,MgおよびGがモザイク状に配列された色フィルタ14を介して、イメージセンサ16の受光面に照射される。受光面に形成された各々の受光素子(画素)では、光電変換によって電荷が生成される。
【0014】
CPU44は、被写体のリアルタイム動画像(スルー画像)をディスプレイ44から出力すべく、タイミングジェネレータ(TG)18にイメージセンサ16の駆動を命令する。TG18はタイミングパルスを発生し、イメージセンサ16からは画素信号(電荷信号)がインタレーススキャン方式で出力される。出力される画素信号は、Cy,Ye,MgおよびGのいずれかの色成分に対応する。このような画素信号によって形成される1フィールド分の画像信号は、図12に示すように、水平方向に768画素を有し、垂直方向に240ラインを有する。
【0015】
CDS/AGC回路20は、イメージセンサ16から出力された画像信号に周知のノイズ除去およびレベル調整を施し、これらの処理を施された画像信号は、A/D変換器22によってディジタルデータすなわち画像データに変換される。信号処理回路24は、変換された画像データに色分離,RGB変換,白バランス調整およびYUV変換の一連の処理を施し、さらに変換されたYUVデータを4:2:2の比率でサンプリングする。サンプリングされたYUVデータは、1ワード毎にまとめられる。
【0016】
図4に示すように水平方向に連続する8画素分のYUVデータに注目すると、Yデータはすべてサンプリングされ、連続する4画素分のYデータによって1ワードが形成される。このため、Y0〜Y3によって1ワードのデータが形成され、またY4〜Y7によって1ワードのデータが形成される。一方、UデータについてはU0,U2,U4およびU6がサンプリングされ、VデータについてはV1,V3,V5およびV7がサンプリングされる。そして、U0,V1,U2およびV3によって1ワードが形成され、U4,V5,U6およびV7によって1ワードが形成される。Yデータ,UデータおよびVデータはそれぞれ8ビットであり、1ワードは32ビットに相当する。4:2:2の比率に従うサンプリングの結果、4画素分のYUVデータは2ワードに収められる。
【0017】
信号処理回路24によってワード毎にまとめられたYUVデータは、32ビットバス26を介して、図5に示す要領でSDRAM28に格納される。SDRAM28はバンク1およびバンク2を含み、かつ1アドレスは32ビット(=1ワード)である。1フィールドを形成するYデータはバンク1に格納され、同じ1フィールドを形成するUVデータはバンク2に格納される。このとき、同じ4画素を形成するYデータおよびUVデータは、バンク1およびバンク2の同じアドレスに格納される。
【0018】
拡大ズーム画像をディスプレイ42に表示するとき、SDRAM28からの読み出し開始アドレス(Xs,Ys),当該読み出し開始アドレス(Xs,Ys)に含まれるズーム開始画素の位置,ならびに水平補間係数の初期値(H初期値)および垂直補間係数の初期値(V初期値)は、CPU44によって以下に説明する要領で特定される。このうち、水平方向の読み出し開始アドレスXs,ズーム開始画素の位置およびH初期値を水平ズーム開始情報と定義し、垂直方向の読み出し開始アドレスYsおよびV初期値を垂直ズーム開始情報と定義する。
【0019】
水平ズーム開始情報Hstartは、数1に従って求められる。
【0020】
【数1】
Hstart=水平画素数/2*(1−1/ズーム倍率)*28
たとえば2.5倍に拡大されたズーム画像をディスプレイ42に表示する場合、ズーム倍率の逆数は“0.4”であり、1フィールド画像の水平画素数は“768”であるため、Hstartは“58982.4”となる。“210(=1024)”,“28(=256)”および“20(=1)”で括ると、この数値は数2によって表される。
【0021】
【数2】
58982.4=57*210+2*28+102.4*20
“28”で括るのは数1の右辺に“28”が存在するからであり、“210”で括るのは1ワードに4(=22)画素が割り当てられるからである。数2より、読み出し開始アドレスXsは“57”と特定され、ズーム開始画素は読み出し開始アドレス(Xs,Ys)に割り当てられた4画素のうち2番目の画素と特定され、H初期値は“0.4(=102.4/256)”と特定される。
【0022】
垂直ズーム開始情報は、数3または数4に従って求められる。数3は奇数フィールドにおける垂直ズーム開始情報VstartODDを求めるための演算式であり、数4は偶数フィールドにおける垂直ズーム開始情報VstartEVENを求めるための演算式である。
【0023】
【数3】
VstartODD=垂直ライン数/2*(1−1/ズーム倍率)*28
【0024】
【数4】
VstartEVEN=VstartODD+INT{(1/ズーム倍率*28)/2}
INT:括弧内の割り算の商
“28”を掛け算するのは、上述の数1と整合をとるためである。1フィールド画像の垂直ライン数は“240”であるため、ズーム倍率が“2.5”のときは、VstartODDとして“18432”が求められ、VstartEVENとして“18483”が求められる。28で括ると、これらの数値は数5によって表される。
【0025】
【数5】
18432=72*28+0*20
18483=72*28+51*20
数5より、読み出し開始アドレスYsは奇数フィールドおよび偶数フィールドのいずれにおいても“72”と特定され、奇数フィールドにおけるV初期値は“0.0”と特定され、偶数フィールドにおけるV初期値は“0.2(=51/256)”と特定される。
【0026】
係数算出回路34は、図6に示すように構成される。“1/ズーム倍率”は加算器34aに与えられ、H初期値はセレクタ34bに与えられる。セレクタ34eは、各フィールドにおいて最初だけ初期値を選択し、残りの期間は加算器34aの出力を選択する。セレクタ34bの出力は、遅延回路34cで所定期間遅延された後、H累積ズーム係数として出力されるとともに、加算器34aにフィードバックされる。ズーム倍率が“2.5”であるとき、ズーム倍率の逆数は“0.4”であり、数2によればH初期値も“0.4”である。このとき、H累積ズーム係数は、図7に示すように“0.4”→“0.8”→“1.2”→“1.6”→“2.0”→“2.4”…の順で変化する。
【0027】
図6に戻って、“1/ズーム倍率”は加算器34dにも与えられ、V初期値はセレクタ34eに与えられる。ズーム倍率が2.5倍のとき、加算器34dには“0.4”が与えられる。また、数5によれば、奇数フィールドにおけるV初期値は“0.0”とされ、偶数フィールドにおけるV初期値は“0.2”とされる。上述と同様、セレクタ34eは各フィールドにおいて最初だけV初期値を選択し、これ以降の期間は加算器34dの出力を選択する。セレクタ34eの出力は、遅延回路34fを経て、V累積ズーム係数として出力されるとともに、加算器34dにフィードバックされる。したがって、奇数フィールドにおけるV累積ズーム係数は、図8に示すように“0.0”→“0.4”→“0.8”→“1.2”→“1.6”→“2.0”…の順で変化する。
【0028】
図1に戻って、メモリ制御回路30には、CPU44によって特定された読み出し開始アドレス(Xs,Ys)およびズーム開始画素の位置情報と、係数算出回路34によって算出されたH累積ズーム係数およびV累積ズーム係数とが与えられる。メモリ制御回路30は、まず各々のV累積ズーム係数の整数部を検出し、前回検出した整数部と今回検出した整数部との差分を求め、そして求められた差分と読み出し開始アドレスYsとに基づいてSDRAM28から読み出す2ラインを特定する。また、水平方向のアドレスは、読み出し開始アドレスXsによって特定する。
【0029】
図8の例では、V累積ズーム係数“1.2”が入力されると、整数部の差分“1”が検出される。したがって、読み出し先は読み出し開始アドレスYsから1ライン分下げられ、第2ラインおよび第3ラインとされる。また、数2によれば読み出し開始アドレスXsは“57”であるため、第2ラインおよび第3ラインの水平方向第57アドレス以降の画素データが1ワード毎に読み出される。読み出し時のクロックレートは30MHzであり、読み出された2ライン分の画素データは、ラインメモリ32のメモリエリア32aおよび32bに書き込まれる。なお、メモリエリア32aおよび32bでは1アドレスが8ビットであり、1つのアドレスには1画素を形成するYデータ,UデータまたはVデータが書き込まれる。
【0030】
メモリ制御回路30は続いて、30MHzのクロックレートで4クロックかけて、8画素分のYUVデータをメモリエリア32aおよび32bから読み出し、図9に示すレジスタ36に形成されたメモリエリア36a,36b,36fおよび36gに書き込む。図10(A)に示すように、ラインメモリ32のメモリエリア32aおよび32bには前ラインのYUVデータおよび現ラインのYUVデータがそれぞれ保持されている。このため、図10(B)に示すように、前ラインのY0〜Y7データはメモリエリア36aに書き込まれ、現ラインのY0〜Y7データはメモリエリア36fに書き込まれる。また、前ラインのU0,V1,U2,V3,U4,V5,U6およびV7データはメモリエリア36bに書き込まれ、現ラインのU0,V1,U2,V3,U4,V5,U6およびV7データはメモリエリア36gに書き込まれる。
【0031】
なお、前ラインおよび現ラインのU4,V5,U6およびV7データは、図9に示すメモリエリア36cおよび36hにも書き込まれる。また、メモリエリア36a〜36cおよび36f〜36hでも1アドレスが8ビットであり、1つのアドレスには1画素を形成するYデータ,UデータまたはVデータが書き込まれる。
【0032】
このようにして前ラインおよび現ラインの8画素分のYUVデータがレジスタ36に転送されると、メモリ制御回路30は、15MHzのクロックレートでメモリエリア36a〜36cおよび36f〜36hから画素データを読み出す。セレクタ36d,36e,36iおよび36jは、メモリ制御回路30から15MHzのクロックに応答して出力されるモード信号に従って所望の画素データを選択する。図10(B)を参照して具体的に説明すると、セレクタ36dおよび36iは、モード0〜7でY0〜Y7をそれぞれ選択する。また、セレクタ36eおよび36jは、モード0および1でU0およびV1を選択し、モード2および3でU2およびV3を選択し、モード4および5でU4およびV5を選択し、そしてモード6および7でU6およびV7を選択する。なお、YデータおよびUVデータはそれぞれ、モードが“3”から“4”に移行するとき、または“7”から“0”に移行するときに、メモリ制御回路30によって1ワード分だけ更新される。
【0033】
モードは、ズーム開始画素の位置情報とH累積ズーム係数とに基づいて決定される。具体的に説明すると、メモリ制御回路30は、まずズーム開始画素の位置情報によってモードの初期値を決定する。続いて、各々のH累積ズーム係数の整数部を検出し、前回検出した整数部と今回検出した整数部との差分だけモードを進める。ズーム倍率が2.5倍のとき、数2によればズーム開始画素の位置情報は“2”であるため、モードの初期値は“2”となる。また、図7の例では、H累積ズーム係数が“1.2”,“2.0”,“3.2”および“4.0”を示したとき、前回との差分が“1”となる。このため、モードは、“1.2”が得られたときに“2”から“3”に進められ、“2.0”が得られたときに“3”から“4”に進められ、“3.2”が得られたときに“3”から“4”に進められ、そして“4.0”が得られたときに“4”から“5”に進められる。なお、モード7まで進むと、その次はモード0に戻る。このようにしてモードが更新され、前ラインおよび現ラインの2画素分のYUVデータがレジスタ36から同時に出力される。
【0034】
前ラインのYデータ,UデータおよびVデータはそれぞれ、図11に示す補間回路38のK倍回路38a〜38cに与えられ、現ラインのYデータ,UデータおよびVデータはそれぞれ、(1−K)倍回路38d〜38fに与えられる。ここで、垂直補間係数Kは、係数算出回路34で算出されたV累積ズーム係数の小数部に相当する。垂直補間係数Kに従って重み付けされた前ラインのYデータおよび現ラインのYデータは、加算器38gで加算され、これによって垂直補間が完了する。また、UデータおよびVデータも、加算器38hおよび38iのそれぞれで加算される。図8を参照して、たとえばV累積ズーム係数“1.6”が得られたときは、前ラインのYUVデータは0.6倍され、現ラインのYUVデータは0.4倍される。これによって、図8において“1.6”に対応する位置で垂直補間されたYUVデータが得られる。
【0035】
加算器38g〜38iから出力されたYデータ,UデータおよびVデータは、レジスタ38j〜38mを介してL倍回路38n〜38qに入力されるとともに、直接(1−L)倍回路38r〜38tに入力される。ここで、水平補間係数Lは係数算出回路34で得られたH累積ズーム係数の小数部に相当する。レジスタ38j〜38mが設けられることによって、加算器38u〜38wには、水平方向における前画素のYデータ,UデータおよびVデータと現画素のYデータ,UデータおよびVデータとが同時に入力され、これによって水平補間が完了する。
【0036】
なお、上述の数2および数5から分かるように、H初期値およびV初期値の整数部は常に“0”を示す。このため、H初期値およびV初期値はそれぞれ、水平補間係数Lの初期値および垂直補間係数Kの初期値と一致する。
【0037】
図1に戻って、補間回路38から出力されたYUVデータすなわちズーム画素データは、画像処理回路40におけるアパーチャ,ホワイトクリップなどの処理を経て、ディスプレイ42から出力される。すなわち、所望の倍率に拡大された被写体のスルー画像がディスプレイ42に表示される。
【0038】
CPU44は、具体的には図13および図14に示すフロー図を処理する。まずステップS1でTG18を能動化し、ステップS3で変数iを“256”とする。ステップS5では1/60秒毎の垂直同期信号が発生したかどうか判断し、YESであれば、ステップS7で変数iを水平ズーム係数Hzoomkおよび垂直ズーム係数Vzoomkとして設定する。HzoomkおよびVzoomkはそれぞれ、ズーム倍率との間で数6に示す関係が成立する係数である。したがって、変数iが“256”に近いほどズーム倍率は小さくなり、変数iが“1”に近いほどズーム倍率は大きくなる。
【0039】
【数6】
Hzoomk=Vzoomk=(1/ズーム倍率)*28
ステップS9では数6に基づいて“1/ズーム倍率”を算出し、ステップS11では数7に従って水平ズーム開始情報を算出する。
【0040】
【数7】
Hstart=水平画素数/2*(28−Hzoomk)
数7および数1は、表現方法が異なるだけで意味は同じである。つまり、数1ではズーム倍率を用いて表現しているが、実際の処理ではズーム倍率の代わりに変数iが更新されるため、数7によって水平ズーム開始情報を求めている。
【0041】
ステップS13では、数7によって算出された水平ズーム開始情報に基づいて、読み出し開始アドレスXs,ズーム開始画素の位置情報およびH初期値を特定する。ステップS15では、読み出し開始アドレスXsおよびズーム開始画素の位置情報をメモリ制御回路30に与え、ステップS17では、“1/ズーム倍率”およびH初期値を図6に示す係数算出回路34の加算器34aおよびセレクタ34bに与える。
【0042】
ステップS19では、現フィールドが奇数フィールドおよび偶数フィールドのいずれであるかを判別する。奇数フィールドであればステップS21に進み、数8に従って垂直ズーム開始情報を算出するが、偶数フィールドであればステップS23に進み、数9に従って垂直ズーム開始情報を算出する。数8および数9もまた、上述の数3および数4と実質的に同じである。
【0043】
【数8】
VstartODD=垂直ライン数/2*(28−Vzoomk)
【0044】
【数9】
VstartEVEN=VstartODD+INT(Vzoomk/2)
ステップS25では算出された垂直ズーム開始情報から読み出し開始アドレスYsおよびV初期値を特定し、ステップS27では読み出し開始位置アドレスYsをメモリ制御回路30に与え、そしてステップS29では“1/ズーム倍率”とV初期値とを図6に示す係数算出回路34の加算器34dおよびセレクタ34eに与える。この結果、ステップS9で算出されたズーム倍率に従うズーム画像がディスプレイ42に表示される。
【0045】
ステップS31ではズームキー46の操作の有無を判別し、ステップS43では垂直同期信号の発生の有無を判別する。ズームキー46が操作されないまま垂直同期信号が発生すると、ステップS43でYESと判断し、ステップS19〜S29の処理を繰り返す。
【0046】
ズームキー46が操作されると、ステップS31からステップS33に進み、広角側および望遠側のいずれのズーム操作が行なわれたかを判断する。広角側へのズーム操作であればステップS35で変数iが“1”であるかどうか判断し、i>1であればステップS37で変数iをディクリメントしてからステップS5に戻る。一方、望遠側へのズーム操作であれば、ステップS39で変数iが“256”であるかどうか判断し、i<256であればステップS41で変数iをインクリメントしてからステップS5に戻る。なお、ステップS35またはS39でYESと判断されたときは、変数iの更新は不可能であるとみなし、ステップS45に移行する。このとき、ズームキー46の操作は無効とされる。
【0047】
以上の説明から分かるように、SDRAM28には、各々のアドレスに水平4画素が割り当てられるようにYUVデータが格納される。ディスプレイ42に拡大ズーム処理が施されたスルー画像を表示するとき、ズーム開始画素は、ズーム倍率に基づいてCPU44によって特定される。メモリ制御回路30は、ズーム開始画素が割り当てられたアドレスを基準として、SDRAM28からラインメモリ32に2ライン分のYUVデータを転送し、さらにラインメモリ32に転送されたYUVデータの一部をレジスタ36に転送する。ラインメモリ32およびレジスタ36には、各々のアドレスに1画素が割り当てられるようにYUVデータが格納される。レジスタ36に保持されたYUVデータは、メモリ制御回路30,係数算出回路34および補間回路38によってズーム開始画素を基準とするズーム処理を施される。これによって、拡大ズーム処理を施されたスルー画像がディスプレイ42に表示される。
【0048】
ラインメモリ32およびレジスタ36の各々のアドレスには1画素が割り当てられ、ズーム処理は、ズーム倍率に基づいて特定されたズーム開始画素を基準に実行される。ズーム倍率を連続的に変化させたときは、ズーム処理の基準となるズーム開始画素は1画素単位で更新される。このため、ズームキーの操作に応答してズーム画像を滑らかに変化させることができる。
【0049】
なお、この実施例では、ラインメモリおよびレジスタの各アドレスに1画素を割り当てるようにしたが、SDRAMの各アドレスに割り当てられた画素数(4画素)よりも小さい限り、1画素に限られないことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】色フィルタの構成の一例を示す図解図である。
【図3】信号処理回路の動作の一部を示す図解図である。
【図4】信号処理回路の動作の他の一部を示す図解図である。
【図5】SDRAMのマッピング状態の一部を示す図解図である。
【図6】係数算出回路の構成の一例を示すブロック図である。
【図7】係数算出回路の動作の一部を示す図解図である。
【図8】係数算出回路の動作の他の一部を示す図解図である。
【図9】レジスタの構成の一例を示すブロック図である。
【図10】(A)はラインメモリの格納状態を示す図解図であり、(B)はレジスタからの読み出し動作の一例を示す図解図である。
【図11】補間回路の構成の一例を示すブロック図である。
【図12】1フィールド画像の垂直ライン数および水平画素数を示す図解図である。
【図13】CPUの動作の一部を示すフロー図である。
【図14】CPUの動作の他の一部を示すフロー図である。
【符号の説明】
10…ディジタルカメラ
16…イメージセンサ
24…信号処理回路
28…SDRAM
30…メモリ制御回路
32…ラインメモリ
34…係数算出回路
36…レジスタ
38…補間回路
44…CPU
46…ズームキー
Claims (4)
- 第1数の画素が各々のアドレスに割り当てられるように画像データを格納する第1メモリ、
前記第1数よりも小さい第2数の画素が各々のアドレスに割り当てられる第2メモリ、
ズーム方向における前記画像データの画素数とズーム係数とに基づいてズーム開始位置係数を算出する算出手段、
前記算出手段によって算出されたズーム開始位置係数に基づいて転送開始アドレス値とズーム開始画素番号とを特定する特定手段、
前記特定手段によって特定された転送開始アドレス値を基準として前記第1メモリから前記第2メモリに画像データを転送する転送手段、および
前記転送手段によって前記第2メモリに転送された画像データに前記特定手段によって特定されたズーム開始画素番号を基準とするズーム処理を施すズーム処理手段を備え、
前記ズーム係数はズーム倍率の逆数に所定値を掛け算して求められる整数値によって表され、
前記特定手段は、前記ズーム開始位置係数を前記第1数と前記所定値との掛け算値で割り算する第1演算によって得られる商を前記転送開始アドレス値とし、前記第1演算によって得られる余りを前記第2数と前記所定値との掛け算値で割り算する第2演算によって得られる商を前記ズーム開始画素番号とし、
更新指示を受け付けたとき前記整数値を連続的に更新する更新手段をさらに備える、ディジタルズーム装置。 - 前記第1数は2M(M:整数)で表され、前記所定値は2N(N:整数)で表される、請求項1記載のディジタルズーム装置。
- 前記第1数の画素は水平方向に連続する画素であり、
前記ズーム方向は水平方向である、請求項1または2記載のディジタルズーム装置。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載のディジタルズーム装置を備える、ディジタルカメラ。
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