JP5391025B2 - 画像データ処理装置 - Google Patents

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Description

この発明は、画像データ処理装置に関し、特にディジタルカメラに適用され、被写界像を所望のズーム倍率で再現する、画像データ処理装置に関する。
この種の装置の一例が、特許文献1に開示されている。この背景技術によれば、CCDで生成された画素信号はプログレッシブ走査態様で読み出され、読み出された画素信号に基づく画像データはHズーム回路によってズーム処理を施される。ズーム処理を施された画像データは、サンプリング周波数変換器を経て、プログレッシブ走査態様でメモリに書き込まれる。メモリに格納された画像データはその後、プログレッシブ走査態様またはインタレース走査態様で読み出され、動画出力端子から出力される。
特開2002−135797号公報
しかし、背景技術では、メモリ書き込み時の走査態様がプログレッシブ走査態様とインタレース走査態様との間で変更されることはなく、メモリから読み出された画像データがズーム処理を施されることもない。このため、互いに異なる走査態様でメモリに格納された画像データにズーム処理を施す場合に、背景技術では画像データの品質が低下するおそれがある。
それゆえに、この発明の主たる目的は、ズーム処理を施された画像データの品質を向上させることができる、画像データ処理装置を提供することである。
この発明に従う画像データ処理装置(10:実施例で相当する参照符号。以下同じ)は、順次走査およびNライン毎(N:2以上の整数)の飛び越し走査のいずれか一方に従う態様で画像データをメモリ(24)に書き込む書き込み手段(20, 22w)、累積ズーム係数の小数部をズーム係数に対応する第1数値にライン毎に積算して累積ズーム係数を更新する更新手段(54, 56)、累積ズーム係数の整数部に対応する第2数値をライン毎に積算する積算手段(64, 66)、書き込み手段によってメモリに格納された画像データのうち積算手段の積算値に対応するラインのデータを読み出す読み出し手段(22r, 44)、順次走査に対応してズーム係数のN倍を第1数値に設定し、飛び越し走査に対応してズーム係数を第1数値に設定する第1設定手段(50, 52)、および順次走査に対応して整数部を第2数値に設定し、飛び越し走査に対応して整数部のN倍を第2数値に設定する第2設定手段(60, 62)を備える。
好ましくは、読み出し手段によって読み出された画像データにズーム係数を参照したズーム処理を施すズーム処理手段(48)がさらに備えられる。
好ましくは、書き込み手段は、順次走査に対応して第1期間に1フレームの割合で書き込み処理を実行し、飛び越し走査に対応して第1期間のN倍の期間に1フレームの割り当て書き込み処理を実行し、読み出し手段は第1期間のN倍の期間に1フレームの割合で読み出し処理を実行する。
さらに好ましくは、更新手段は第1期間が経過する毎に累積ズーム係数を初期化する第1初期化手段(56)を含み、積算手段は第1期間が経過する毎に積算値を初期化する第2初期化手段(66)を含む。
より好ましくは、累積ズーム係数の初期値を第1期間が経過する毎にN個の数値の間で変更する第1初期値変更手段(S7, S11)、および積算値の初期値を第1期間が経過する毎にN個の数値の間で変更する第2初期値変更手段(S9, S13)がさらに備えられる。
好ましくは、ズーム操作に応答してズーム係数を更新する更新手段(S27)がさらに備えられる。
好ましくは、書き込み手段によって書き込まれる画像データの走査態様を態様変更操作に応答して順次走査および飛び越し走査の間で変更する走査態様変更手段(S35)がさらに備えられる。
この発明によれば、順次走査および飛び越し走査のいずれにおいても“N倍”の演算が実行されるため、ズームされた画像の広がりを走査態様間で共通化できる。また、飛び越し走査に対応して累積ズーム係数の整数部のN倍を第2数値に設定することで、メモリから読み出される画像データが複数フィールドに跨る事態が回避される。さらに、順次走査に対応してズーム係数のN倍を第1数値に設定することで、累積ズーム係数の精度が確保される。こうして、ズーム処理を施された画像データの品質が向上する。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
この発明の基本的構成を示すブロック図である。 この発明の一実施例の構成を示すブロック図である。 (A)は生画像データの出力動作の一例を示すタイミング図であり、(B)はPSモードにおける画像データの書き込み動作の一例を示すタイミング図であり、(C)はISモードにおける画像データの書き込み動作の一例を示すタイミング図であり、(D)は画像データの読み出し動作の一例を示すタイミング図である。 (A)はPSモードにおける画像データの配置の一例を示す図解図であり、(B)はISモードにおける画像データの配置の一例を示す図解図である。 図2実施例に適用されるLCDドライバの構成の一例を示すブロック図である。 図5実施例に適用される読み出しライン制御回路の構成の一例を示すブロック図である。 (A)はPSモードが選択されたときの奇数フィールドにおける読み出し制御動作の一例を示す図解図であり、(B)はPSモードが選択されたときの偶数フィールドにおける読み出し制御動作の一例を示す図解図である。 (A)はISモードが選択されたときの奇数フィールドにおける読み出し制御動作の一例を示す図解図であり、(B)はISモードが選択されたときの偶数フィールドにおける読み出し制御動作の一例を示す図解図である。 (A)はPSモードが選択されたときの奇数フィールドにおける読み出し制御動作の他の一例を示す図解図であり、(B)はPSモードが選択されたときの偶数フィールドにおける読み出し制御動作の他の一例を示す図解図である。 (A)はISモードが選択されたときの奇数フィールドにおける読み出し制御動作の他の一例を示す図解図であり、(B)はISモードが選択されたときの偶数フィールドにおける読み出し制御動作の他の一例を示す図解図である。 図2実施例に適用されるCPUの動作の一部を示すフロー図である。 図2実施例に適用されるCPUの動作の他の一部を示すフロー図である。
以下、この発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
[基本的構成]
図1を参照して、この発明の画像データ処理装置は、基本的に次のように構成される。書き込み手段1は、順次走査およびNライン毎(N:2以上の整数)の飛び越し走査のいずれか一方に従う態様で画像データをメモリ7に書き込む。更新手段2は、累積ズーム係数の小数部をズーム係数に対応する第1数値にライン毎に積算して累積ズーム係数を更新する。積算手段3は、累積ズーム係数の整数部に対応する第2数値をライン毎に積算する。読み出し手段4は、書き込み手段1によってメモリ7に格納された画像データのうち積算手段3の積算値に対応するラインのデータを読み出す。第1設定手段5は、順次走査に対応してズーム係数のN倍を第1数値に設定し、飛び越し走査に対応してズーム係数を第1数値に設定する。第2設定手段6は、順次走査に対応して整数部を第2数値に設定し、飛び越し走査に対応して整数部のN倍を第2数値に設定する。
順次走査および飛び越し走査のいずれにおいても“N倍”の演算が実行されるため、ズームされた画像の広がりを走査態様間で共通化できる。また、飛び越し走査に対応して累積ズーム係数の整数部のN倍を第2数値に設定することで、メモリ7から読み出される画像データが複数フィールドに跨る事態が回避される。さらに、順次走査に対応してズーム係数のN倍を第1数値に設定することで、累積ズーム係数の精度が確保される。こうして、ズーム処理を施された画像データの品質が向上する。
[実施例]
図2を参照して、この実施例のディジタルカメラ10は、ドライバ18aおよび18bによってそれぞれ駆動されるフォーカスレンズ12および絞りユニット14を含む。これらの部材を経た被写界の光学像は、イメージャ16の撮像面に照射され、光電変換を施される。
電源が投入されると、CPU34は、動画取り込み処理を実行するべく、ドライバ18cに露光動作および電荷読み出し動作の繰り返しを命令する。ドライバ18cは、撮像系の垂直同期信号Vsync1が発生する毎に、イメージャ16の撮像面を露光し、かつ撮像面で生成された電荷を順次走査態様で読み出す。イメージャ16からは、読み出された電荷に基づく生画像データが周期的に出力される。
信号処理回路20は、イメージャ16から出力された生画像データに白バランス調整,色分離,YUV変換などの処理を施し、これによって生成されたYUV形式の画像データを書き込み要求とともにメモリ制御回路22に与える。画像データは、データ書き込み回路22wによってSDRAM24に書き込まれる。
LCDドライバ26は、SDRAM24に格納された画像データを読み出すべく、表示系の垂直同期信号Vsync2が発生する毎に読み出し要求をメモリ制御回路22に向けて発行する。SDRAM24に格納された画像データは、データ読み出し回路22rによって繰り返し読み出され、LCDドライバ26に与えられる。LCDドライバ26は与えられた画像データに基づいてLCDモニタ28を駆動し、この結果、被写界を表す動画像がモニタ画面に表示される。
信号処理回路20によって生成された画像データのうち、YデータはCPU34にも与えられる。CPU34は、与えられたYデータにAE処理を施して適正EV値を算出する。算出された適正EV値を定義する絞り量および露光時間はドライバ18bおよび18cにそれぞれ設定され、これによって動画像の明るさが適度に調整される。CPU34はまた、信号処理回路20から与えられたYデータの高周波成分にAF処理を施す。これによってフォーカスレンズ12が合焦点に配置され、動画像の鮮鋭度が向上する。
記録開始操作が実行されると、CPU34は、記録処理の開始をI/F30に命令する。I/F30は、SDRAM24に格納された画像データを読み出すべく、読み出し要求をメモリ制御回路22に向けて繰り返し発行する。SDRAM24に格納された画像データは、データ読み出し回路22rによって繰り返し読み出され、I/F30によって記録媒体32に記録される。記録終了操作が実行されると、CPU34は、記録処理の終了をI/F30に命令する。I/F30は読み出し要求の発行を終了し、記録媒体32に対して既定の終了処理を実行する。
撮像系の垂直同期信号Vsync1は、1/60秒毎に発生する。このため、順次走査態様を有する生画像データは、図3(A)に示すように、60fps(fps:frame per second)のフレームレートでイメージャ16から出力される。
信号処理回路20には、キー入力装置36上でのモード変更操作に応答して、PSモードおよびISモードのいずれか一方が書き込みモードとして設定される。信号処理回路20は、PSモードが設定されたとき順次走査態様を有する画像データを60fpsのフレームレートで出力し、ISモードが設定されたとき飛び越し走査態様を有する画像データを30fpsのフレームレートで出力する。
各フレームの画像データは、PSモードが設定されたとき図3(B)に示すように一体的に出力され、ISモードが設定されたとき図3(C)に示すように奇数フィールドおよび偶数フィールドに分割されて出力される。
画像データは、PSモードおよびISモードのいずれにおいても480ラインを有し、PSモードに対応して図4(A)に示す配置でSDRAM24に書き込まれる一方、ISモードに対応して図4(B)に示す配置でSDRAM24に書き込まれる。図4(A)によれば、ライン番号が連続的に並ぶように、奇数番目のラインおよび偶数番目のラインが交互に配置される。図4(B)によれば、ライン番号が1つ飛びに(間欠的に)並ぶように、奇数番目の240ラインが前半に配置され、偶数番目の240ラインが後半に配置される。
表示系の垂直同期信号Vsync2もまた、1/60秒毎に発生する。LCDドライバ26は、図4(A)または図4(B)に示す配置を有する画像データを、図3(D)に示すように奇数フィールドおよび偶数フィールドに分割して読み出す。読み出された画像データは、30fpsのフレームレートでLCDドライバ26に与えられる。
LCDドライバ26は、図5に示すように構成される。読み出しライン制御回路40は、CPU34によって設定されたズーム係数ZM,初期累積ズーム係数AZMinitおよび初期読み出しライン番号RDinitに基づいて、読み出しライン番号RDsを繰り返し生成する。一方、読み出し範囲定義回路42は、CPU34によって設定されたズーム係数ZMに基づいて、読み出すべき画像データの範囲を定義する。
なお、ズーム係数ZM,初期累積ズーム係数AZMinitおよび初期読み出しライン番号RDinitは、キー入力装置36上でのズーム操作に応答して更新される。
バッファコントローラ44は、読み出し範囲定義回路42によって定義された読み出し範囲の上端におけるライン番号を、読み出しライン制御回路40によって生成された読み出しライン番号RDsにオフセットOFSTとして加算する。加算値(=RDs+OFST)は読み出し要求に記述され、読み出し要求はメモリ制御回路22に向けて発行する。この結果、読み出し要求によって指定されたラインに属する一部の画像データがSDRAM24から読み出される。
SDRAM24から読み出された画像データは、バッファメモリ46を介してズーム回路48に与えられる。ズーム回路48は、CPU34によって設定されたズーム係数ZMと読み出し範囲定義回路42によって定義された読み出し範囲とを参照したズーム処理をバッファメモリ46から与えられた画像データに対して実行する。LCDモニタ28はズーム処理を施された画像データに基づいて駆動され、これによって所望のズーム倍率を有する動画像がモニタ画面に表示される。
読み出しライン制御回路40は、図6に示すように構成される。掛け算器50は、ズーム係数ZMに“2”を掛け算する。セレクタ52は、PSモードに対応して掛け算器50の出力を選択する一方、ISモードに対応してズーム係数ZMを選択する。加算器54は、セレクタ52から出力された数値を分配器58から出力された小数部AZMs_Dと加算し、加算値を累積ズーム係数AZMとして出力する。
セレクタ56は、読み出し範囲の先頭ラインに対応するタイミングで初期累積ズーム係数AZMinitを選択する一方、他のラインに対応するタイミングで加算器54から出力された累積ズーム係数AZMを選択する。選択された初期累積ズーム係数AZMinitまたは累積ズーム係数AZMは、累積ズーム係数AZMsとして分配器58に与えられる。分配器58は、累積ズーム係数AZMsを小数部AZMs_Dおよび整数部AZMs_Iに分配する。
掛け算器60は、分配器58から出力された整数部AZMs_Iに“2”を掛け算する。セレクタ62は、分配器58から出力された整数部AZMs_IをPSモードに対応して選択する一方、掛け算器60の出力をISモードに対応して選択する。加算器64は、セレクタ62の出力をセレクタ66の出力と加算し、加算値を読み出しライン番号RDとして出力する。
セレクタ66は、読み出し範囲の先頭ラインに対応するタイミングで初期読み出しライン番号RDinitを選択する一方、他のラインに対応するタイミングで加算器64から出力された読み出しライン番号RDを選択する。選択された初期読み出しライン番号RDinitまたは読み出しライン番号RDは、読み出しライン番号RDsとしてバッファコントローラ44に向けて出力される。
初期累積ズーム係数AZMinitは、奇数フィールドに対応して“0h”を示す一方、偶数フィールドに対応してズーム係数ZMの小数部に相当する数値を示す。また、初期読み出しライン番号RDinitは、奇数フィールドに対応して“0h”を示す一方、偶数フィールドに対応してズーム係数ZMの整数部に相当する数値を示す。
したがって、PSモードが選択されかつズーム係数ZMが“100h”を示すとき、ズーム係数ZMの2倍の値(=ZMx2),累積ズーム係数AZMs,小数部AZMs_D,整数部AZMs_Iおよび加算値(=RDs+OFST)は、奇数フィールドに対応して図7(A)に示す要領で変化し、偶数フィールドに対応して図7(B)に示す要領で変化する。
また、ISモードが選択されかつズーム係数ZMが“100h”を示すとき、ズーム係数ZM,累積ズーム係数AZMs,小数部AZMs_D,整数部AZMs_I,整数部AZMs_Iの2倍の値(=AZMs_Ix2)および加算値(=RDs+OFST)は、奇数フィールドに対応して図8(A)に示す要領で変化し、偶数フィールドに対応して図8(B)に示す要領で変化する。
さらに、PSモードが選択されかつズーム係数ZMが“140h”を示すとき、ズーム係数ZMの2倍の値(=ZMx2),累積ズーム係数AZMs,小数部AZMs_D,整数部AZMs_Iおよび加算値(=RDs+OFST)は、奇数フィールドに対応して図9(A)に示す要領で変化し、偶数フィールドに対応して図9(B)に示す要領で変化する。
また、ISモードが選択されかつズーム係数ZMが“140h”を示すとき、ズーム係数ZM,累積ズーム係数AZMs,小数部AZMs_D,整数部AZMs_I,整数部AZMs_Iの2倍の値(=AZMs_Ix2)および加算値(=RDs+OFST)は、奇数フィールドに対応して図10(A)に示す要領で変化し、偶数フィールドに対応して図10(B)に示す要領で変化する。
なお、ズーム係数ZMは、ズーム倍率が“1.0”のときに“100h”を示し、ズーム倍率が“0.8”のときに“140h”を示す。また、図8(A)〜図8(B),図9(A)〜図9(B),図10(A)〜図10(B),図11(A)〜図11(B)において、矩形枠で囲われた数値が初期値に相当する。
ISモードが選択されたときの読み出し制御動作を示す図10(A)および図10(B)によれば、加算値(=RDs+OFST)は、奇数フィールドにおいて奇数番目のラインを示す一方、偶数フィールドにおいて偶数番目のラインを示す。これより、読み出される画像データが複数フィールドに跨る事態が回避されることが分かる。
また、PSモードが選択されたときの読み出し制御動作を示す図9(A)および図9(B)によれば、加算値(=RDs+OFST)は、奇数フィールドおよび偶数フィールドのいずれにおいても、奇数番目および偶数番目の両方のラインを示す。これより、ズーム処理に最適なラインが指定されることが分かる。
CPU34は、図11〜図12に示す表示制御タスクを含む複数のタスクを並列的に実行する。なお、これらのタスクに対応する制御プログラムは、フラッシュメモリ38に記憶される。
まずステップS1で初期設定処理を実行する。これによって、累積ズーム係数ZMが“100h”に設定され、変数AZMinit_evenが“0h”に設定され、そして変数RDinit_evenが“1h”に設定される。また、PSモードが信号処理回路20の書き込みモードとして設定され、セレクタ52および62の選択状態がPSモードに適合するように設定される。
ステップS3では表示系の垂直同期信号Vsync2が発生したか否かを判別し、判別結果がNOであればそのままステップS15に進む一方、判別結果がYESであればステップS5〜S13の処理を経てステップS15に進む。
ステップS5では現フィールドが奇数フィールドおよび偶数フィールドのいずれであるかを判別し、現フィールドが奇数フィールドであればステップS7〜S9の処理を実行する一方、現フィールドが偶数フィールドであればステップS11〜S13の処理を実行する。
ステップS7では初期累積ズーム係数AMZinitに“0h”を設定し、ステップS9では初期読み出しライン番号RDinitに“0h”を設定する。ステップS11では初期累積ズーム係数AMZinitに“AZMinit_even”を設定し、ステップS9では初期読み出しライン番号RDinitに“RDinit_even”を設定する。
ステップS15では先頭ラインの読み出しタイミングが到来したか否かを判別し、判別結果がYESであればステップS17〜S19の処理を実行する一方、判別結果がNOであればステップS21〜S23の処理を実行する。
ステップS17では初期累積ズーム係数AZMinitの選択をセレクタ56に要求し、ステップS19では初期読み出しライン番号RDinitの選択をセレクタ66に要求する。ステップS21では加算器54から出力された累積ズーム係数AZMの選択をセレクタ56に要求し、ステップS19では加算器64から出力された読み出しライン番号RDの選択をセレクタ66に要求する。
ステップS19またはS23の処理が完了すると、ズーム操作が行われたか否かをステップS25で判別し、モード変更操作が行われたか否かをステップS33で判別する。ステップS25でYESであればステップS27〜S31の処理を経てステップS3に戻り、ステップS33でYESであればステップS35〜S37の処理を経てステップS3に戻り、ステップS25およびS33のいずれもNOであればそのままステップS3に戻る。
ステップS27では、ズーム係数ZMを更新する。ステップS29では、更新されたズーム係数ZMの小数部を変数AZMinit_evenに設定する。ステップS31では、更新されたズーム係数ZMの整数部を変数RDinit_evenに設定する。ステップS35では、信号処理回路20の書き込みモードを指定モードに変更する。ステップS37では、セレクタ52および62の設定を指定モードに適合するように変更する。
以上の説明から分かるように、データ書き込み回路22wは、順次走査および飛び越し走査のいずれか一方の態様を有する画像データをSDRAM24に書き込む。加算器54は、累積ズーム係数AZMsの小数部である“AZMs_D”をズーム係数ZMに対応する第1数値にライン毎に積算して、累積ズーム係数AZMsを更新する。加算器64は、累積ズーム係数AZMsの整数部である“AZMs_I”に対応する第2数値をライン毎に積算する。データ読み出し回路22rは、SDRAM24に格納された画像データのうち加算器64によって算出された積算値に対応するラインのデータを読み出す。セレクタ52は、順次走査に対応してズーム係数ZMの2倍の数値を第1数値として選択し、飛び越し走査に対応してズーム係数ZMを第1数値として選択する。セレクタ62は、順次走査に対応して整数部AZMs_Iを第2数値として選択し、飛び越し走査に対応して整数部AZMs_Iの2倍の数値を第2数値として選択する。
順次走査および飛び越し走査のいずれにおいても“2倍”の演算が実行されるため、ズームされた画像の広がりを走査態様間で共通化できる。また、飛び越し走査に対応して整数部AZMs_Iの2倍の数値を第2数値として選択することで、SDRAM24から読み出される画像データが複数フィールドに跨る事態が回避される。さらに、順次走査に対応してズーム係数ZMの2倍の数値を第1数値として選択することで、累積ズーム係数AZMsの精度が確保される。こうして、ズーム処理を施された画像データの品質が向上する。
なお、この実施例では、画像データを格納するメモリとしてSDRAMを採用しているが、SDRAMの代わりにMRAM(MRAM:Magnetoresistive Random Access Memory)などの他のメモリを採用するようにしてもよい。また、この実施例では、ディジタルカメラを用いて説明しているが、この発明は据え置き型のビデオデコーダのような他の画像データ処理装置にも適用できる。
10 …ディジタルカメラ
16 …イメージャ
20 …信号処理回路
22 …メモリ制御回路
26 …LCDドライバ
34 …CPU

Claims (7)

  1. 順次走査およびNライン毎(N:2以上の整数)の飛び越し走査のいずれか一方に従う態様で画像データをメモリに書き込む書き込み手段、
    累積ズーム係数の小数部をズーム係数に対応する第1数値にライン毎に積算して前記累積ズーム係数を更新する更新手段、
    前記累積ズーム係数の整数部に対応する第2数値をライン毎に積算する積算手段、
    前記書き込み手段によって前記メモリに格納された画像データのうち前記積算手段の積算値に対応するラインのデータを読み出す読み出し手段、
    前記順次走査に対応して前記ズーム係数のN倍を前記第1数値に設定し、前記飛び越し走査に対応して前記ズーム係数を前記第1数値に設定する第1設定手段、および
    前記順次走査に対応して前記整数部を前記第2数値に設定し、前記飛び越し走査に対応して前記整数部のN倍を前記第2数値に設定する第2設定手段を備える、画像データ処理装置。
  2. 前記読み出し手段によって読み出された画像データに前記ズーム係数を参照したズーム処理を施すズーム処理手段をさらに備える、請求項1記載の画像データ処理装置。
  3. 前記書き込み手段は、前記順次走査に対応して第1期間に1フレームの割合で書き込み処理を実行し、前記飛び越し走査に対応して前記第1期間のN倍の期間に1フレームの割り当て書き込み処理を実行し、
    前記読み出し手段は前記第1期間のN倍の期間に1フレームの割合で読み出し処理を実行する、請求項1または2記載の画像データ処理装置。
  4. 前記更新手段は前記第1期間が経過する毎に前記累積ズーム係数を初期化する第1初期化手段を含み、
    前記積算手段は前記第1期間が経過する毎に前記積算値を初期化する第2初期化手段を含む、請求項3記載の画像データ処理装置。
  5. 前記累積ズーム係数の初期値を前記第1期間が経過する毎にN個の数値の間で変更する第1初期値変更手段、および
    前記積算値の初期値を前記第1期間が経過する毎にN個の数値の間で変更する第2初期値変更手段をさらに備える、請求項4記載の画像データ処理装置。
  6. ズーム操作に応答して前記ズーム係数を更新する更新手段をさらに備える、請求項1ないし5のいずれかに記載の画像データ処理装置。
  7. 前記書き込み手段によって書き込まれる画像データの走査態様を態様変更操作に応答して前記順次走査および前記飛び越し走査の間で変更する走査態様変更手段をさらに備える、請求項1ないし6のいずれかに記載の画像データ処理装置。
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